JPH0832732B2 - α―オレフィンの重合に用いる触媒成分用の球状担体と、その製造方法 - Google Patents

α―オレフィンの重合に用いる触媒成分用の球状担体と、その製造方法

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JPH0832732B2
JPH0832732B2 JP62073964A JP7396487A JPH0832732B2 JP H0832732 B2 JPH0832732 B2 JP H0832732B2 JP 62073964 A JP62073964 A JP 62073964A JP 7396487 A JP7396487 A JP 7396487A JP H0832732 B2 JPH0832732 B2 JP H0832732B2
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子供与体の存在下で塩素含有有機化合物
をアルキルマグネシウム化合物とアルミノキサンおよび
/またはアルミノシロキサンとの混合物と反応させて得
られるα−オレフィン重合触媒成分用球状担体に関する
ものである。
本発明は、さらに、上記担体に2回目の塩素含有有機
化合物で処理を行った後にハロゲン化チタンを含浸させ
て得られる球状触媒成分にも関するものである。
本発明の触媒成分を用いて助触媒の存在下でα−オレ
フィン〔CH2=CHR(Rは水素原子または炭素原子を1〜
6項含むアルキル基)で表わされる〕を重合または共重
合すると、分子量分布の広いポリオレフィンが容易に製
造できる。
従来の技術 フランス国特許第2,529,207号にはα−オレフィンの
重合に用いる触媒用球状担体が記載されている。この担
体はエーテルの存在下で塩素含有有機化合物を有機マグ
ネシウム化合物:R1MgR2・xAl(R3)3(ここで、R1、R2
R3はアルキル基)と反応させて得られる。しかし、この
方法で作った担体を用いて触媒を製造することはできる
が、この触媒を用いて製造したポリマーは分子量分布が
狭い(すなわち分子量分布の拡がりが小さい)。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は新規な触媒成分用担体と、その製造方
法とを提供することにある。
本発明の触媒成分用担体および触媒は使用中でも球形
がそのまま維持される。さらに、本発明の触媒を用いた
重合により得られる最終製品のポリマーは収量が向上す
るとともに見掛密度が増加する。
課題を解決するための手段 本発明が提供するα−オレフィン重合で用いられる触
媒成分用球状担体の製造方法は、先ず、アルキルマグネ
シウム化合物とアルミノキサンおよび/またはアルミノ
シロキサンから選択したアルミニウム含有有機化合物と
を混合し、次いで、該混合物を電子供与体中で所定の時
間、所定の温度で塩素含有有機化合物と反応させて実質
的に球形粒子からなる触媒成分用担体を形成する点に特
徴がある。
作用 アルキルマグネシウム化合物は予め不活性溶媒中でア
ルミノキサンおよび/またはアルミノシロキサンと混合
して溶液にしておくのが好ましい。溶媒に電子供与体を
添加しておくこともできる。不活性溶媒としては例えば
ヘキサン等の炭化水素が用いられる。
この混合物を電子供与体に希釈した塩素含有有機化合
物と反応させる。反応時間、反応温度は従来通りであ
り、温度を反応の最後まで50℃に保つ。反応が終了する
と反応媒体中に分散した球状担体が形成される。それを
濾過し、不活性液体で洗浄し、最後に乾燥させる。こう
して得られる球状担体は比表面積が1〜100m2/gで、粒
子の平均直径が5〜100ミクロン、より一般的には10〜5
0ミクロンである。担体の粒径の分布幅、従ってこの担
体を用いて製造される触媒成分の粒径の分布幅(粒径の
分布幅は5%の直径に対する95%の直径の比で特徴づけ
られる)は非常に狭く、通常5以下である。直径とは粒
子の直径に関する増加関数として粒径分布を累算して%
で表わした曲線上での%の値に対応する直径である。
使用するアルキルマグネシウム化合物は化学式:R1Mg
R2で表わされる(ここで、R1とR2は炭素原子を1〜12個
含むアルキル基である)。
アルミノキサンは下記化学式で表わされる化合物の中
から選択することができる: (ここで、R′は炭素原子を1〜16個含むアルキル基を
表し、R″は炭素原子を1〜16個含むアルキル基を表す
か、2つが一緒になって−R″−O−R″−基を形成
し、nは0〜20の整数である) アルミノシロキサンは下記化学式で表わされる化合物
の中から選択することができる: (ここで、R1、R2、R3、R4、R5は炭素原子を1〜12個含
むアルキル基または水素原子または塩素を表し、互いに
同じでも異なっていてもよいが、アルミノシロキサン1
モル当たりR1、R2、R3、R4、R5のうちの3個を越えて水
素原子または塩素原子となることはない) アルキルマグネシウム化合物とアルミニウム含有有機
化合物の混合物の塩素化剤として用いられる塩素含有有
機化合物は塩化アルキルの中から選択することができ
る。この塩化アルキルのアルキル基は第1アルキル基、
第2アルキル基、第3アルキル基のいずれでもよい。こ
の塩素含有有機化合物はポリハロゲン化アルキルまたは
酸の塩化物の中から選択することもできる。好ましい塩
素含有有機化合物は塩化テルチオブチル、塩化n−ブチ
ル、ジクロロエタン、塩化チオニル、塩化ベンゾイルで
ある。
アルキルマグネシウム化合物とアルミニウム含有有機
化合物との混合物の塩素化剤には、脂肪族エーテルまた
は環状エーテルの中から選択した電子供与体を少なくと
も一種添加する。エーテルとしてはジイソアミルエーテ
ルや第2ブチルエーテルを挙げることができる。
アルキルマグネシウム化合物とアルミニウム含有有機
化合物との混合物に添加可能な電子供与体は塩素化剤に
添加する電子供与体と同じであるのが好ましいが、この
混合物には電子供与体として公知の任意の化合物を添加
することができる。こうした電子供与体としては脂肪族
カルボン酸、芳香族カルボン酸、これらカルボン酸のア
ルコールとのエステル、脂肪族エーテル、環状エーテ
ル、ケトン、ビニルエステル、ビニリデンエステル、ア
クリル誘導体、特にアルキルアクリレートやアルキルメ
タクリレート、シランがある。電子供与体として特に適
した化合物としてはパラートルイル酸メチル、エチルベ
ンゾエート、エチルアセテート、ブチルアセテート、エ
チルエーテル、パラ−アニス酸エチル、ジブチルフタレ
ート、ジオクチルフタレート、ジイソブチルフタレー
ト、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセトン、メチ
ルイソブチルケトン、ビニルアセテート、メチルメタク
リレート、フェニルトリエトキシシランがある。エステ
ルをジハロゲン化マグネシウムとは異なるルイス酸のハ
ロゲン化物とともに添加物として用いることもできる。
最終的に得られる担体の形状をうまく制御するために
は、上記の構成要素を互いに適当な量添加することが重
要である。
例えば、Mg/Alのモル比は5〜200、好ましくは10〜80
でするのが望ましい。同様に、第1回目の塩素化の際に
塩素含有有機化合物の濃度が不足していると有機マグネ
シウム化合物を十分に塩素化することができず、有機化
合物が過度に含まれた担体が得られる。この段階で使用
する塩素の濃度はCl/Mgのモル比が2〜4となる濃度で
あるのが好ましい。
脂肪族エーテルまたは環状エーテルのマグネシウムに
対するモル比は少なくとも0.01なので、電子供与体は、
全電子供与体のマグネシウムに対するモル比が0.01〜5
となる量使用する。
本発明で得られる担体はα−オレフィンの重合で使用
する遷移金属のハロゲン化物を用いたチーグラー・ナッ
タ触媒成分の製造に特に適している。遷移金属としては
Cr、V、Zr、Tiが用いられるが、特にTiが好ましい。こ
の触媒成分は一般にMgCl2の担体に例えばTiCl4を含浸さ
せて製造する。
既に述べたように、担体に遷移金属のハロゲン化物を
含浸させる前に、担体に2回目の塩素化処理をして再活
性化させるのが好ましい。このためには担体を再分散さ
せ、担体を(先に使用したのと同じ)塩素含有有機化合
物と再び接触させて担体全体の塩素処理を行う(塩素含
有有機化合物が十分流動状態になっていない場合には炭
化水素等の不活性な液体を用いることができる)。この
操作は特に金属−炭素の結合を形成するためである。反
応時間と温度は従来通りである。塩素化がうまく行われ
たかどうかは、製造された担体の加水分解により知るこ
とができる。使用するハロゲンの量が多すぎて担体の塩
素化が過度に行われた場合にもほとんど問題はない。余
分なハロゲンは後に洗浄して除去可能だからである。
この段階で使用する塩素含有有機化合物は前の段階で
使用した塩素含有有機化合物と同じでも異なっていても
よい。この段階では有機化合物だけでなく、ハロゲン化
無機化合物、例えば、HCl、ハロゲン化炭化水素であるC
Cl4、さらにはSiCl4、SOCl2を使用することができる。
この段階の終了後、必要に応じて担体を濾過、洗浄
し、軽く乾燥させ、その後この担体に遷移金属のハロゲ
ン化物を含浸させる。好ましい遷移金属のハロゲン化物
は化学式:Ti(OR)KX4-Kで表わさえる化合物(Rは炭素
を1〜12個有するアルキル基であり、Xはハロゲンであ
る)である。特に好ましいのはTiCl4である。含浸は従
来通りの方法、すなわち、担体に遷移金属のハロゲン化
物を十分な量添加する方法で、均一な分散液に調製す
る。この操作は不活性な溶媒中で行うのが好ましい。一
般に150℃以下の温度で数時間撹拌して分散状態を維持
すると担体に遷移金属のハロゲン化物を含浸させること
がきる。この操作の後に触媒成分を濾過して不活性な液
体で洗浄する。洗浄は洗浄液中にハロゲン化物が全く検
出されなくなるまで行う。この段階で担体に遷移金属の
ハロゲン化物を再び含浸させてから濾過、乾燥を行って
触媒成分の運動学的性質とこの触媒を用いて製造される
ポリマーの物理化学的性質を変化させることもできる。
本発明の触媒成分を用いてα−オレフィンの重合を行
うための条件は従来と同じである。液相重合が可能であ
るが、この場合にはヘキサンやヘプタン等の不活性な炭
化水素溶媒は用いても用いなくてもよい。また、気相重
合も可能である。重合の温度は一般に40〜150℃である
が、特に50〜90℃が好ましい。圧力100〜1300バール、
温度130〜350℃の条件で大量に重合を行わせることがで
きる。
上記の触媒成分を用いて製造したポリマーは球形の粒
子であり、流動性が優れている。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明が下記実施例
に限定されるものではない。
実施例2 内部を乾燥させて窒素で掃気した容量8.2lの反応装置
に、窒素を流した状態にして350回/分で攪拌しながら
温度40℃で以下のものを連続的に導入する。
脱水ヘキサンを3l、 トリイソブチルアルミニウム(TIBA)10.5ミリモルを
上記のヘキサンで希釈して濃度を2.1モル/lとしたも
の、 実施例1の触媒4を0.93g、 水素を0.5バール、 窒素を3バール。
5分間均質化を行った後、エチレンを10l/時間で30分
間、続いて65l/時間で2時間導入する。
エチレンの導入を停止させると全体の圧力が低下す
る。窒素を流しながら反応装置からガスを抜く。この際
攪拌速度は150回/分に下げておく。
温度を60℃に上昇させる。窒素を吹込んでヘキサンを
除去する。溶媒であるヘキサンが完全に蒸発すると、球
状であり、塊を形成していないプレポリマーが得られ
る。回収されるプレポリマーの量は164gである。部分重
合度は、触媒1g当たりプレポリマー176gである。見掛密
度(MVA)は0.302である。
エチレン−1−ブテンの気相共重合を次に行う。この
反応は、攪拌装置を備える、前もって乾燥させた容量8.
2lの反応装置内で実施する。重合期間中は400回/分で
攪拌し、温度は85℃に維持する。
底部にポリエチレンが100g存在している状態で反応装
置内の圧力を1.33パスカルに低下させてその圧力を維持
し、以下のものをこの反応装置内に導入する。
―1−ブテンを1バール(絶対圧力)、 ―TIBA0.4ミリモルをヘキサンに希釈して濃度を2.1モル
/lとしたものとフェニルトリエトキシシラン(PTES)0.
027ミリモルを混合した、球形保護効果をもつ混合物、 ―1−ブテンを1.5バール(絶対圧力)、 ―水素を2バール(絶対圧力)、 ―エチレンを13.5バール。
次に、この反応装置に先のプレポリマーを10g導入し
て、TIBA0.4ミリモルをヘキサンに希釈して濃度を2.1モ
ル/lとしたものとPTES0.027ミリモルとの混合物をこの
プレポリマーに含浸させる。プレポリマーは窒素ととも
に導入して、反応装置内の全圧力を21バール(絶対圧
力)に対する。エチレンと1−ブテンを1−ブテン/エ
チレンのモル比が0.0466となるように注入して反応装置
内の圧力をこの値に維持する。
重合反応を4時間行わせた後、反応装置からガスを排
気して冷却する。
最初の装入分を差引くと、928gの球状のコポリマーが
得られる。収率は、触媒1g当たりポリエチレン16.332g
である。
得られたコポリマーの特性は以下の通りである。
MI2(2kgの荷重下でのメルトインデックス)=0.6 密度=0.924 φ50(コポリマー粒子の平均直径)=840ミクロン MVA(見掛密度)=0.462g/cm3 以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、
これら実施例により本発明が限定されることはない。そ
れどころか、本発明の思想および特許請求の範囲に含ま
れる代替物、変更、等価物は本発明に含まれることを意
味する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の触媒成分用球状担体の調製方法を示す
フローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−22908(JP,A) 特開 昭57−145105(JP,A) 特開 昭60−35005(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先ず、アルキルマグネシウム化合物とアル
    ミノキサンおよび/またはアルミノシロキサンから選択
    したアルミニウム含有有機化合物とを混合し、次いで、
    この混合物を電子供与体中で所定の時間、所定の温度で
    塩素含有有機化合物と反応させて実質的に球形粒子から
    なる触媒成分用担体を形成することを特徴とするα−オ
    レフィン重合で用いられる触媒成分用球状担体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】アルキルマグネシウム化合物が下記化学
    式: R1MgR2 (ここで、R1とR2は炭素原子を1〜12個含むアルキル
    基) で表わされ、アルミノキサンが下記化学式: (ここで、R′は炭素原子を1〜16個含むアルキル基を
    表し、R″は炭素原子を1〜16個含むアルキル基を表す
    か、2つが一緒になって−R″−O−R″−基を形成
    し、nは0〜20の整数である) で表わされ、アルミノシロキサンが下記化学式: (ここで、R1、R2、R3、R4、R5は炭素原子を1〜12個含
    むアルキル基または水素原子または塩素を表し、互いに
    同じでも異なっていてもよいが、アルミノシロキサン1
    モル当たりR1、R2、R3、R4、R5のうちの3個を越えて水
    素原子または塩素原子となることはない) で表わされ、塩素含有有機化合物がアルキル基が第1ア
    ルキル基、第2アルキル基、第3アルキル基である塩化
    アルキル、ポリハロゲン化アルキルおよび酸の塩化物か
    らなる群の中から選択され、電子供与体が脂肪族エーテ
    ルまたは環状エーテルである特許請求の範囲第1項に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】アルキルマグネシウム化合物とアルミニウ
    ム含有有機化合物とを電子供与体の存在下に不活性な炭
    化水素溶媒中で混合する特許請求の範囲第2項に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】アルキルマグネシウム化合物とアルミニウ
    ム含有有機化合物とをMg/Alのモル比が5〜200となる割
    合で使用し、使用する塩素含有有機化合物の量をCl/Mg
    のモル比に換算した値で2〜4とし、全電子供与体のマ
    グネシウムに対するモル比を0.01〜5とし、脂肪族エー
    テルまたは環状エーテルのマグネシウムに対するモル比
    を少なくとも0.01とする特許請求の範囲第1〜3項のい
    ずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】生成した触媒成分用担体粒子を濾過し、洗
    浄した後、所定の時間、所定の温度で塩素含有有機化合
    物と接触させて担体粒子を十分に塩素処理する特許請求
    の範囲第1〜4項のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】先ず、アルキルマグネシウム化合物とアル
    ミノキサンおよび/またはアルミノシロキサンから選択
    したアルミニウム含有有機化合物とを混合し、次いで、
    該混合物を電子供与体中で所定の時間、所定の温度で塩
    素含有有機化合物と反応させて得られる実質的に球形粒
    子からなるα−オレフィン重合で用いられる触媒成分用
    の担体であって、比表面積が約1〜100m2/gで、平均粒
    径が約5〜100ミクロンで、粒径の分布幅が5以下であ
    ることを特徴とする球状担体。
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