JPH08327257A - ヒートパイプおよびその製造方法 - Google Patents
ヒートパイプおよびその製造方法Info
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- JPH08327257A JPH08327257A JP7155309A JP15530995A JPH08327257A JP H08327257 A JPH08327257 A JP H08327257A JP 7155309 A JP7155309 A JP 7155309A JP 15530995 A JP15530995 A JP 15530995A JP H08327257 A JPH08327257 A JP H08327257A
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Abstract
って作動流体を加熱沸騰させるとともに、発生した蒸気
が低温の放熱部12bに移動して凝縮することによって
入熱を蒸発潜熱として放熱部12bに熱輸送するヒート
パイプ11において、コンテナ12が平板状の加熱部1
2aと、この加熱部12aの上側に離間しかつ加熱部1
2aより面積の広い放熱部12bと、これら加熱部12
aと放熱部12bとのそれぞれの周縁部を全周に亘って
互いに連結する側壁部12cとによって扁平状に形成さ
れている。
Description
平面部を備えた小型発熱体の冷却に適したヒートパイプ
と、このヒートパイプの製造方法に関するものである。
タ(以下、パソコンという。)の分野においては、昨
今、ノートブックタイプやサブノートブックタイプのい
わゆる携帯型パソコンの普及が著しい。この種のパソコ
ンでは、携帯性を主要目的としているから、小形化およ
び軽量化が強く望まれており、したがって当然、パソコ
ンの内部空間において冷却装置が占有するスペースも極
めて限定されている。また一方で、多機能化や処理速度
の向上に伴って演算処理装置の出力増大が年々進められ
ており、したがって、この演算処理装置が発する熱量も
増大している。そこで従来、冷却装置として熱輸送能力
に優れるヒートパイプが使用されている。
に使用されているヒートパイプの一例を示すものであ
る。このヒートパイプ1は所謂平板型ヒートパイプであ
り、コンテは断面矩形に形成され、そのコンテナの図に
おける下側の面が加熱部1aとされ、かつ上側の面が放
熱部1bとされている。そして、この放熱部1bの外部
には、多数の放熱フィン1cが設けられている。そし
て、コンテナの内部には、真空引きされた後、水等の凝
縮性の作動流体3のみが所定量封入されている。
リント基板4上に形成された回路の所定の箇所に電気的
に接続されて取付けられた、中央演算処理装置(以下、
CPUという)2の上面に、前記加熱部1a(下面)を
密着させて取付けられている。
路に通電されてCPU2が発熱し、その熱によって加熱
部1aが昇温した際に、封入されている作動流体3が加
熱されて沸騰して蒸気となり、この作動流体3の蒸気が
上方に移動して低温の放熱部1bおいて凝縮する。さら
に、作動流体3の蒸発潜熱の状態で運ばれた熱は、放熱
部1bの外部に設けられた放熱フィン1cから放散され
る。
コンの筐体内の冷却ファン(図示せず)による冷却風の
流路に臨ませることにより効率よく放散させることがで
きる。このように、CPU2の冷却にヒートパイプ1を
使うことによって、蒸発潜熱の状態で大量の熱輸送が可
能となり、そのため、CPU2の冷却を効果的に行うこ
とができる。その結果、CPU2の過熱によるパソコン
の作動不能や機能低下等の発生を防止することができ
る。
プ1によれば、その実質的な熱伝導率が極めて高いこと
に加えて、発熱源であるCPU2に対して広い面積で直
接接触するから、CPU2の冷却効率を向上させること
が可能である。しかしながら、そのコンテナが矩形断面
の中空体であるために、CPU2との接触面積を広くで
きる半面、放熱部1bの面積が相対的に小さくなってし
まう。すなわち、作動流体3は加熱部1aにおいては液
体であり、また発熱源はCPU2であるから、加熱部1
aはCPU2の上面とほぼ等しい面積であれば充分であ
るが、放熱部1bでは作動流体3は蒸気となっていて、
その体積が極端に増大しているから、放熱部1bが加熱
部1aと同一面積の従来のヒートパイプ1では、作動流
体3の蒸気が直接接触する放熱部1bが限定され、放熱
量が少なくなって、実質的な冷却能力が制限される不都
合があった。
ので、局部的な発熱源からの熱輸送を効率よく行うこと
のできるヒートパイプおよびそのヒートパイプの製造方
法を提供することを目的としている。
めの手段としてこの発明は、コンテナの加熱部側への入
熱によって作動流体を加熱沸騰させるとともに、発生し
た蒸気が放熱部に移動して凝縮することによって前記入
熱を前記放熱部に熱輸送するヒートパイプにおいて、前
記コンテナが、平坦な加熱部と、この加熱部の上側に離
間しかつ加熱部より面積の広い放熱部と、これら加熱部
と放熱部とのそれぞれの周縁部を全周に亘って互いに連
結する側壁部とによって中空扁平状に形成されているこ
とを特徴とするものである。
させる凸部を備えた構造とすることができる。
滴下を促進させる凸部を備えた構造とすることができ
る。
能なパイプ材を、その半径方向に圧潰して中空扁平形状
に形成する工程と、その扁平状のパイプ材の両方の開口
端部を密閉するとともに、一方の端部に作動流体の注入
口を形成して容器とする工程と、その容器の内部に、真
空脱気した状態で凝縮性の流体を作動流体として封入し
てヒートパイプ化する工程と、このヒートパイプ化した
未完成の容器を、所定の内部形状を備えたキャビティの
内部に収容した状態で、その容器を加熱して内圧を高め
て、容器をその内側から全方向に加圧して、その外壁面
を前記キャビティの内壁面に圧接させてキャビティ形状
に則した形状に成形する工程とを有することを特徴とす
るものである。
したコンテナの形状を、平坦な加熱部と、この加熱部の
上側に離間しかつ加熱部より面積の広い放熱部と、これ
ら加熱部と放熱部とのそれぞれの周縁部を全周に亘って
互いに連結する側壁部とによって中空扁平状としたの
で、加熱部の面積より放熱部の面積が広い。したがっ
て、大量の蒸気を放熱部に接触させて作動流体蒸気の放
熱・凝縮量を増大させて、熱輸送能力がより高いヒート
パイプとすることができる。
て、前記加熱部の内面に凸部を備えた構造とすれば、核
沸騰が誘発され、作動流体の蒸発が促進されて加熱部か
ら作動流体への熱伝達性が向上するから、ヒートパイプ
としての熱輸送効率がより高くなる。
いて、前記放熱部の内面に凸部を備えた構造とすれば、
放熱部に接触して凝結した作動流体の滴下が促進され、
放熱部の液膜が減少することにより、蒸気との接触面積
が増加して凝縮効率が高くなり、また作動流体の加熱部
への還流が促進されるから、ヒートパイプとしての熱輸
送能力が一層向上する。
熱部より拡大した形状を、ヒートパイプ化した後の作動
流体の圧力を利用して成形加工を行うことになるから、
放熱部が拡大したヒートパイプを少ない工程で効率よく
製造することができる。
のCPU冷却用ヒートパイプに適用した実施例を図1な
いし図20を参照して説明する。
すもので、このヒートパイプ11は、図1ないし図3に
示すように、コンテナ12の形状が、中空で高さの低い
ほぼ四角錐台のような形状を呈している。より具体的に
は、このコンテナ12は、一辺が約30mmのほぼ正方形
の加熱部12aと、一辺が約60mmのほぼ正方形で加熱
部12aの約4倍の面積を有し、かつ前記加熱部12a
の上方に5mm程度離間して平行に形成された放熱部12
bと、この放熱部12bの4つの辺とそれぞれ対応する
前記加熱部12aの4つの各辺とを連結する4つの傾斜
側壁部12cとによって構成される銅などからなる金属
製密閉容器である。そして、このコンテナ12の内部に
は、例えば純水などの凝縮性流体が所定量封入されてい
る。
11は、図4および図5に示すように、CPU16の上
面に、面積の小さい下側の加熱部12aを密着させて配
設されている。なお、このCPU16は、パソコン内の
回路基板15上に形成されたプリント配線(図示せず)
の所定の位置に接続されて取付けられている。また、ヒ
ートパイプ11の上側の放熱部12bには、ヒートシン
ク14が熱伝達可能に一体に接合されている。すなわ
ち、このヒートシンク14は、厚さ約0.6mmのアルミ
ニウム板製の放熱フィン14aを狭い間隔(例えば約
1.0mmピッチ)で平行に多数配設し、かつこれら各放
熱フィン14aの下端を、アルミニウム板製のベースプ
レート14bに溶接などによって一体化させたものであ
り、そのベースプレート14bによって加熱部12bに
取り付けられている。
られたヒートパイプ11は、その外周部をホルダ17に
よって、ヒートシンク14との連結部分を補強されると
ともに回路基板15上に締結支持されている。なお、図
4および図5中の参照符号18は、ヒートシンク14を
上下に複数に分割するように3段設けられた整流板を示
しており、放熱フィン14aの間隙を流れる風が水平方
向に流れるようにガイドしている。
明する。通電されてCPU16が発熱すると、その熱に
よってヒートパイプ11のCPU16と接している下部
の加熱部12aが加熱される。そして、加熱部12aが
加熱されると、内部に封入されている作動流体13が熱
せられる。このようにして加熱されて沸騰した作動流体
13は蒸気となって、低温の放熱部12bに向けて流動
し、放熱部12bで熱を奪われて凝縮する。すなわち、
作動流体13の蒸気が蒸発潜熱としてCPU16の発生
熱を輸送し、その熱は放熱部12bにおいて凝縮する際
に放出される。
らヒートシンク14の各放熱フィン14aに伝達され、
各放熱フィン14aからパソコンの筐体内の空間に放散
される。したがって、冷却ファン(図示せず)による冷
却風の流路に臨ませることにより効率よく冷却すること
ができる。
する作動流体13の一部は、そのまま加熱部12aの壁
面上に滴下し、その他の多量の作動流体は各傾斜側壁部
12cを伝わって加熱部12aまで還流する。この傾斜
側壁部12cは、上記のように放熱部12bの4つの辺
と加熱部12aの4つの辺とを全て連結しているから、
加熱部12aの上面には、そのほぼ全方向から集中する
ように作動流体13が還流する。したがって、作動流体
13の蒸発・凝縮サイクルがスムースに行われる。
の放熱部12bの面積が、加熱部12aの面積の4倍の
広さに形成されているため、放熱部12bに移動した作
動流体の蒸気が低温の放熱部12bの内面に接触する率
が、従来の冷却用ヒートパイプに比べて4倍も高く、し
たがって、大量の蒸気を凝縮させることができるため熱
輸送能力が高く、CPU16の大量の発熱に対しても優
れた冷却性能を発揮して、CPU16の過熱を確実に防
止することができる。
プ11のコンテナ12は、その加熱部12aおよび放熱
部12bの内面がフラットに形成されている場合につい
て説明したが、加熱部12aの内面に核沸騰を誘発させ
る凹凸形状を設けるとともに、前記放熱部12bの内面
に、作動流体の滴下を促進させる凹凸形状を設けること
ができる。
図6に示すように、金属製のコンテナ22には、上下方
向に接近して対向する2つの面のうち、下方の小さい面
積の加熱部22aの内面に、V字形溝を直交する2方向
に狭い間隔で形成することによって、四角錐状の多数の
尖頭突起23が形成されている。この多数の尖頭突起2
3は、加熱部22aが加熱され、その熱が作動流体に熱
伝達される際に、非沸騰域から核沸騰域に早期に遷移さ
せる。すなわち、加熱部22aの表面の作動流体が減少
した際の膜沸騰域への移行を防いで、伝熱効率の高い核
沸騰を持続させるように作用する。
面には、背の低いリブ24が毛細管現象が生じないよう
に充分に離間させて平行に複数本形成されている。これ
らのリブ24は、放熱部22bに接触して熱を奪われた
蒸気が凝縮して放熱部22bの内面に結露した際に、こ
の凝縮した作動流体の粒が表面張力によってリブ24に
吸着することによって集められ、その粒径が拡大するこ
とによって重力によって滴下しやすくなる。したがっ
て、作動流体の蒸気と接触して凝縮させる放熱部22b
の面積が、凝結した作動流体で覆われて減少することを
防止する。
形状と、前記作動流体の滴下を促進させる凹凸形状とが
それぞれ異なる別のコンテナの縦断面を示すものであ
る。この金属製のコンテナ25は、加熱部25aの内面
に、核沸騰を発生させる凹凸形状として銅製等の金属小
球26が多数焼結されている。この多数の金属小球26
が、図6に示した一例における尖頭突起23と同様の作
用を備えている。すなわち、加熱部25aから作動流体
に沸騰熱伝達される際に、非沸騰域から核沸騰域に早期
に遷移させるとともに、加熱部25aの表面の作動流体
が減少した際の膜沸騰域への移行を防いで、伝熱効率の
高い核沸騰を持続させるように作用する。
ブ27が格子状に形成されており、この格子状のリブ2
7は、図6に示した一例におけるリブ24と同様の作用
を備え、放熱部22bの内面に結露した作動流体の粒を
滴下しやすくしている。
イプ11のコンテナ12の形状として扁平な四角錐形状
(図3、図6および図7に示すように断面台形)の場合
について説明したが、図8に示すコンテナ27のよう
に、小さい正方形の加熱部27aと大きな面積の正方形
の放熱部27bとが、放熱部27bの各辺に連続する垂
直側壁27cと、この垂直側壁27cの下辺と、前記加
熱部27aの各辺とを連結する傾斜側壁27dとからな
る断面五角形に形成することができる。
側の加熱部28aを、上側の放熱部28bの下部中央か
ら外れた位置に形成することもでき、このように形成す
ることによって、パソコン内のCPU16の設置場所の
上方空間が狭く、特定の方向だけに空間が存在している
場合には、その空間の方向に放熱部28bを拡張した形
状とすることにより、この冷却用ヒートパイプを搭載す
ることが可能となる。
すようにヒートパイプ11の加熱部12aの大きさおよ
び形状を、CPU16の上面とほぼ同じ形状および大き
さとするとともに、放熱部12bを、前記加熱部12a
と相似形を保って拡大した形状および大きさとしたが、
図10に示すように、正方形の加熱部31aに対して放
熱部31bを円形に形成することもできる。この場合に
は、放熱部31bの外部に取付けるヒートシンク32の
形状を、円形の放熱部31bに合わせて放熱フィン32
aの長さを、風の流れる方向に対して中央を長くし、左
右両側が漸次短くなるように形成する。
と放熱部33bとを直径の異なる円形として円錐台に形
成することもでき、ヒートシンク34も図10に示した
場合とと同様に、各放熱フィン34aの長さを、風の流
れる方向に対して中央を長くし、左右両側に漸次短くな
るように形成する。
14の取付け方法を説明すると、図12に示すように、
多数の放熱フィン14aを所定のピッチで取付けたアル
ミニウム板製のベースプレート14bを、ヒートパイプ
11の放熱部12bの上面に密着するように載置する。
その状態で、ベースプレート14bの少なくとも対向す
る2辺の縁部をそれぞれ下方に折り曲げ、さらに、ヒー
トパイプ11の放熱部12bの縁部を挟むようにカシメ
て取付ける。したがって、ヒートパイプ11の放熱部1
2bに運ばれた熱は、ベースプレート14bを介して各
放熱フィン14aに効率よく伝達される。
明すると、例えば図13に示すように、ヒートシンク4
1を構成している薄いアルミニウム板製の多数の放熱フ
ィン41aのそれぞれの下辺を嵌合させるように、ヒー
トパイプ42の放熱部43の上面に取付溝43aが所定
のピッチで形成されている。そして、各取付溝43aに
放熱フィン41aの下部を嵌装した後、放熱部43の上
面の各取付溝43a間の平面部分を加圧することによっ
て取付溝43aの溝幅を縮小させてカシメるか、また
は、各放熱フィン41aを下方へ押圧して座屈させるこ
とにより取付溝43a内の肉厚を増加させて取付けられ
る。したがって、ヒートパイプ42の放熱部43に運ば
れた熱は、各放熱フィン41aに直接に伝達される。
図14に示す。多数の放熱フィン46aを所定のピッチ
でアルミニウム板製のベースプレート46b上に溶接し
て構成されたヒートシンク46は、そのベースプレート
46bの下面を、ヒートパイプ47の放熱部47bの上
面にサーマルジョイント(金属粉入り接着剤)48によ
って、接着して取り付けられている。
7bに運ばれた熱は、サーマルジョイント48によって
密着状態に取り付けられているため、ベースプレート4
6bを介して効率よく各放熱フィン41aに伝達され
る。
板製の平板状の放熱フィン14a,41a,46aを使
用した例について説明したが、放熱フィンとしてはアル
ミ板製以外にも、銅板等の熱伝導性に優れた金属製であ
ればよく、また、図15に示すように、銅製の多数の放
熱ピン48aを林立させてヒートシンク48とすること
もできる。
に示すヒートシンク49のように、波形放熱フィン49
aを所定のピッチで配設して用いれば、波形板49aの
間隙を流れる空気(風)の渦効果によって優れた放熱性
能が得られる。
に短い放熱フィン50を、風の流れと平行でかつ千鳥状
に多数設ければ、各放熱フィン50の前縁に風が直接衝
突することによる冷却効果すなわち前縁効果によって優
れた放熱性能が得られる。
14に水平な整流板18を3段設けて、放熱フィン14
a間を流れる空気(風)が途中からヒートシンク14の
外部に流れ出すのを防止することによって放熱効果を高
めたが、前記整流板18の代わりに、図18に示すよう
に、各放熱フィン51の空気通路となる間隙の空気流入
側に、流入する空気を下方に案内するフラップ状のガイ
ド板52を3段設けてもよい。このようにすれば、発熱
源となるヒートパイプ11に接続されていることによっ
て温度が高くなっている各放熱フィン51のうち、下部
に空気を流すことによって、放熱効率を高めることがで
きる。しかも、空気を斜め下向きに流すことによって、
ヒートパイプ11の放熱部11bの上面に沿って流れる
空気の層流の剥離を防止し、空気の流通量を増加させる
ことによる放熱効率を高めることができる。
52の代わりに、図19に示すように、各放熱フィン5
1間の間隙に、多数のジャマ板53を、それぞれの下流
側を斜め下方へ向けて設けても、ガイド板52とほぼ同
様の効果が得られる。さらに図20に示すように、ジャ
マ板53の代わりに、各放熱フィン51間の間隙に、薄
板を直角三角形に形成した三角板54を、その斜辺が下
側となるようにそれぞれ取り付けても、ほぼ同様の効果
が得られる。
ヒートパイプ11をパソコンのCPU16の冷却に用い
た例を示したが、この発明は上記の実施例に限定される
ものではない。
造方法について説明する。なお、上記した部材には同じ
符号を付し、その詳細な説明を省略する。まず、コンテ
ナ12の素材として予め所定の寸法に切断した円形断面
の金属パイプ例えば銅製のパイプ55を用意する。そし
て図21に示すように、このパイプ55の内壁面に、軸
線方向に延びる直線状の溝80と、周方向に向けた環状
の溝81とをそれぞれ多数条形成する。なお、これらの
溝80,81は、それぞれ核沸騰を誘発させる凸部およ
び作動流体の滴下を促進する凸部として備えられるもの
である。
空扁平形状に加工する。図22は、加工設備としてのプ
レス機56の概略的な構成を示しており、そのプレス機
のダイ(成形型)は、形成するべき扁平形状の厚さとほ
ぼ同じ深さの凹部が形成された下型57と、その下型5
7の開口部を閉じるように下降させられるパンチ58と
から構成されている。すなわち、下型57の凹部におけ
る底面とパンチ58の下面とがパイプ55を挟みつけて
加圧する成形面であって、これらの両面が互いに平行な
平坦面とされている。
中空扁平状に加工するには、まずパイプ55を前記下型
57とパンチ58との間に挿入する。そしてパンチ58
を下降させると、パイプ55の上面部にパンチ58の下
面部が接触し、この状態からパンチ58をさらに下降す
ることによって、パイプ55は楕円断面形状から長円形
状に変形する。このようにしてパンチ58を下限位置に
まで下げて図23に示す形状に成形する。
5の内面を脱脂洗浄する。その洗浄手段としては、例え
ば適宜の溶剤を使用した洗浄、あるいは超音波洗浄など
の従来知られた手段を採用することができる。
うち一方の開口端64を密閉する。ここでは一例とし
て、そのパイプ55の縁部を幅W方向の全域に亘って厚
さ方向に圧潰し、その圧潰部の長さL方向での幅は数mm
程度の小さい幅とする(図24の(A)参照)。そし
て、パイプ55の内周面の縁部同士をその厚さ方向での
ほぼ中央において密着させる。なお、この圧潰加工で
は、従来知られているプレス機や治具等を採用すること
ができる。
いても上記とほぼ同様に、その厚さ方向でのほぼ中央に
おいてパイプ55の内周面の縁部同士を密着させるが、
この端部には幅W方向でのほぼ中央に内部空間と連通す
る注入ノズル61取り付け用の開口部59を形成する。
(図24の(B)参照)。この作動流体(図示せず)の
注入口としての開口部59の形成手段としては、例えば
上型および下型の成形面に、開口部59に対応する窪み
部分を予め備えたプレス機を用いることなどが挙げられ
る。
65の接合部60を溶接するなどして密閉する。その際
に開口部59が形成された端部には、その開口部59に
注入ノズル61の一端部を挿入し、同時に溶接あるいは
ロウ付け等の手段によって固着する(図25参照)。な
お、注入ノズル61としては、ここではパイプ55と同
一材質でかつ断面が円形の小径管が採用されている。ま
た、開口端64,65を閉じる他の方法としては、パイ
プ55の断面形状とほぼ等しい長円形の端板を溶接する
方法などが挙げられる。
る。すなわち、注入ノズル61を介して、作動流体とし
ての純水を規定量よりも若干多めにパイプ55内部に注
入する。これは、次工程でパイプ55内から非凝縮性ガ
スの追い出しを行うためである。この加熱追い出し工程
の一例として、ここでは図26に示すように、注入ノズ
ル61が設けられた端部が上方となるようにパイプ55
をシリコンオイルバス62内に設置し、120℃程度に
加熱する。すると、作動流体中に溶在などしている非凝
縮性ガスが作動流体の沸騰蒸気と共に注入ノズル61の
開口端からパイプ55の外部に放出される。すなわち、
先にパイプ55内に封入された作動流体の全量から蒸気
として追い出された量を差し引いた量が、作動流体の実
質的な封入量とされる。
ノズル61の先端側をカシメるなどして仮封止する。し
たがって、このパイプ55自体が充分に脱気されたヒー
トパイプ11のコンテナ12となる。なお、この加熱追
い出し工程では、予め注入ノズル61を仮締めしておい
た状態でパイプ55内部の圧力を高め、その後に仮締め
部分を開放して作動流体をフラッシュさせる方法を採る
こともできる。なお、この実施例では、コンテナ12の
内部への作動流体の脱気封入方法として加熱追い出し法
を例示したが、これに替えて真空ポンプ法やガス液化法
等を採用することもできる。
ングする。この工程は周知の通り、微細なピンホールを
発見したり、パイプ55(コンテナ12)の内壁面と作
動流体との濡れ性を向上させたりする等、概してヒート
パイプ11としての信頼性を高めるために実施される工
程であって、図27に示すように、例えばヒートパイプ
11をバッチ炉や管状炉63等の加熱炉の内部に収納し
て、100℃程度で一定時間連続して加熱する。そし
て、上記工程が終了した後、注入ノズル61の仮封止を
切断するなどして開封し、また内部の作動流体を廃棄す
る。なお、コンテナ12の内部にスケールなどの不要物
があれば、その際に作動流体と共にコンテナ12の外部
に取り出されるから、上記シーズニング工程はパイプ5
5内部の二回目の洗浄工程として機能する。
12)に、規定の封入量に対して若干多めの量の純水を
新たに注入する。そして再度、前述と同様の加熱追い出
しを実施して、作動流体中に溶存する非凝縮性ガスをパ
イプ55内から排出させた後、注入ノズル61をその基
端部すなわちパイプ55の端部のごく近い箇所において
本封止する(図28参照)。なお、封止するにあたり、
例えば一旦カシメた状態で、先端部に適度な丸みを持っ
た治具でその部分を圧着切断すれば、気密性がより確実
に担保される。また、必要に応じて溶接する。
図29ないし図31は、コンテナ12の成形工程を示す
図であり、ここに示す成形金型70は、上型71と下型
72とから構成されている。その下型72には、ヒート
パイプ11の加熱部12aを賦形する底面72aと、こ
の底面72aの四方にヒートパイプ11の傾斜側壁部1
2cを賦形する上方に広がる斜面72b(2面のみ図示
する)とが備えられている。また、この下型72内に
は、前記底面72aおよび斜面72bに接近させて複数
本のヒータ73が内蔵されており、これらのヒータ73
は、それぞれが独立して温度制御できるようになってい
る。
放熱部12bを賦形する上面71aが備えられている。
すなわち、この上型71が前記下型72の上部開口を塞
ぐことによって、成形金型70にほぼ四角錐台形状のキ
ャビティ74が形成されている。
を成形加工するには、成形金型70のキャビティ74内
に、扁平に形成されたヒートパイプ11を収容する。そ
して、その状態で各ヒータ73を動作させ、150〜2
00℃程度の温度で下型72を所定時間連続して加熱す
る。この下型72に伝えられる各ヒータ73熱は、ヒー
トパイプ11に伝達され、コンテナ12内部において作
動流体が蒸発する。
テナ12の狭い範囲に限られたものでなく、しかも所定
時間において継続されるものであることから、コンテナ
12内における作動流体の蒸発が活発に行われ、つまり
ヒートパイプ11自体が内圧の高い状態に維持される。
そのため、コンテナ12がその内側から全方向に向けて
徐々に塑性変形し始める。換言すれば、コンテナ12が
全域に亘って膨張し始めるが、上記の通りヒートパイプ
11の周囲を上型71および下型72によって規制して
いるから、コンテナ12が膨張し続けることによって、
その外壁面が底面72aと斜面72bおよび上面71a
に接触する。そして、この状態からコンテナ12の膨張
がさらに進むと、それら底面72aや斜面72bにコン
テナ12の外壁面が圧接され、ついにはキャビティ74
の形状に倣うほぼ四角錐台形状にヒートパイプのコンテ
ナが成形される。
ことによって、コンテナ12が充分に焼きなましされ、
またその表面はシワや亀裂などのない良好な状態にな
る。なお、この成形工程は、数回に分けて繰り返し行う
こととしてもよい。
熱特性検査工程に送り、熱輸送量や均熱性等について検
査する。そして、その検査規格をクリアしたヒートパイ
プ11については、コンテナ12の外表面に例えばニッ
ケルをコーティングし、予め別工程で製造された放熱フ
ィン14aを図4でのコンテナ12の上面側に取り付け
る。なお、これらの取り付け手段としては、上記した通
りである。ついで特に図示しないが、放熱フィン14a
を装着した状態のヒートパイプ11を最終検査工程に送
り、外観や寸法および重量や伝熱特性等について検査を
して工程が完了する。
トパイプは、コンテナが平坦な加熱部と、この加熱部の
上側に離間しかつ加熱部より面積の広い放熱部と、これ
ら加熱部と放熱部とのそれぞれの周縁部を全周に亘って
互いに連結する側壁部とによって中空扁平状に形成され
ているので、従来のヒートパイプに対して熱輸送能力を
大幅に向上させることができる。
凸部を備えれば、加熱部から作動流体への熱伝達性が向
上するから、ヒートパイプの熱輸送効率を一層向上させ
ることができる。
促進させる凸部を備えれば、放熱して液化した作動流体
の滴下が促進され、すなわち、作動流体の滴下時期が早
まる。その結果、蒸気との接触面積が増加して凝縮効率
が高くなり、かつ作動流体の還流が促進されるから、ヒ
ートパイプの熱輸送能力をより向上させることができ
る。
状に圧潰したパイプ材の両開口端部を密閉し、かつ一方
の端部に注入口を形成する工程と、ヒートパイプ化する
工程と、パイプ材を加熱して内側から全方向に加圧し、
その外壁面をヒートパイプの完成形状に合わせた内部形
状を備えたキャビティの内壁面に圧接させて成形する工
程とからなる方法であるから、熱輸送能力に優れるヒー
トパイプを効率よく製造することができる。
図である。
面図である。
略断面図である。
ある。
図である。
に取り付けられたヒートシンクを示す平面図である。
を示す平面図である。
を示す正面図である。
の別の例を示す正面図である。
の他の例を示す正面図である。
斜視図である。
概略を示す平面図である。
ヒートシンクの概略を示す平面図である。
フィンの側面図である。
の側面図である。
ィンの側面図である。
ある。
概略図である。
である。
略図である。
略図である。
である。
す概略図である。
熱部、 12b…放熱部、 12c…傾斜側壁部、 1
3…作動流体、 22…コンテナ、 22a…加熱部、
22b…放熱部、 23…尖頭突起、 24…リブ、
25…コンテナ、 25a…加熱部、 25b…放熱
部、 26…金属小球、 27…格子状のリブ、 27
…コンテナ、 27a…加熱部、 27b…放熱部、
28…コンテナ、 28a…加熱部、 28b…放熱
部、 31a…加熱部、 31b…放熱部、 41…ヒ
ートパイプ、 43…放熱部、 55…パイプ、 59
…開口部、 64…開口端、 65…開口端、 74…
キャビティ。
に使用されているヒートパイプの一例を示すものであ
る。このヒートパイプ1は所謂平板型ヒートパイプであ
り、コンテナは矩形断面に形成され、そのコンテナの図
における下側の面が加熱部1aとされ、かつ上側の面が
放熱部1bとされている。そして、この放熱部1bの外
部には、多数の放熱フィン1cが設けられている。そし
て、コンテナの内部には、真空引きされた後、水等の凝
縮性の作動流体3のみが所定量封入されている。
Claims (4)
- 【請求項1】 コンテナの加熱部側への入熱によって作
動流体を加熱沸騰させるとともに、発生した蒸気が放熱
部に移動して凝縮することによって前記入熱を前記放熱
部に熱輸送するヒートパイプにおいて、 前記コンテナが、平坦な加熱部と、この加熱部の上側に
離間しかつ加熱部より面積の広い放熱部と、これら加熱
部と放熱部とのそれぞれの周縁部を全周に亘って互いに
連結する側壁部とによって中空扁平状に形成されている
ことを特徴とするヒートパイプ。 - 【請求項2】 前記加熱部の内面に、核沸騰を誘発させ
る凸部を備えていることを特徴とする請求項1記載のヒ
ートパイプ。 - 【請求項3】 前記放熱部の内面に、作動流体の滴下を
促進させる凸部を備えていることを特徴とする請求項1
記載のヒートパイプ。 - 【請求項4】 塑性変形可能なパイプ材を、その半径方
向に圧潰して中空扁平形状に形成する工程と、その扁平
状のパイプ材の両方の開口端部を密閉するとともに、一
方の端部に作動流体の注入口を形成して容器とする工程
と、その容器の内部に、真空脱気した状態で凝縮性の流
体を作動流体として封入してヒートパイプ化する工程
と、このヒートパイプ化した未完成の容器を、所定の内
部形状を備えたキャビティの内部に収容した状態で、そ
の容器を加熱して内圧を高めて、容器をその内側から全
方向に加圧して、その外壁面を前記キャビティの内壁面
に圧接させてキャビティ形状に則した形状に成形する工
程とを有することを特徴とするヒートパイプの製造方
法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155309A JP2743345B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ヒートパイプおよびその製造方法 |
TW084114085A TW307837B (ja) | 1995-05-30 | 1995-12-28 | |
US08/638,537 US5694295A (en) | 1995-05-30 | 1996-04-26 | Heat pipe and process for manufacturing the same |
KR1019960017185A KR100238769B1 (ko) | 1995-05-30 | 1996-05-21 | 히트 파이프 |
CNB961078707A CN1135357C (zh) | 1995-05-30 | 1996-05-28 | 散热管及其制造方法 |
DE69606580T DE69606580T2 (de) | 1995-05-30 | 1996-05-30 | Wärmerohr und Verfahren zu dessen Herstellung |
EP96108594A EP0745819B1 (en) | 1995-05-30 | 1996-05-30 | Heat pipe and process for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155309A JP2743345B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ヒートパイプおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327257A true JPH08327257A (ja) | 1996-12-13 |
JP2743345B2 JP2743345B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=15603081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7155309A Expired - Lifetime JP2743345B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ヒートパイプおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2743345B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022639A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Universal Seikan Kk | ライナ、キャップ及びキャップ付ボトル缶 |
JP2008277620A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Mitsubishi Electric Corp | 均熱装置 |
JP2019082309A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-30 | 新光電気工業株式会社 | ループ型ヒートパイプ、及びループ型ヒートパイプ製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS508693A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-29 | ||
JPS6425331U (ja) * | 1987-03-06 | 1989-02-13 | ||
JPH07198280A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ヒートパイプの製造方法 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7155309A patent/JP2743345B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2743345B2 (ja) | 1998-04-22 |
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