JPH08326626A - 燃料噴射ポンプのエンジンへの連結方法 - Google Patents

燃料噴射ポンプのエンジンへの連結方法

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JPH08326626A
JPH08326626A JP13628295A JP13628295A JPH08326626A JP H08326626 A JPH08326626 A JP H08326626A JP 13628295 A JP13628295 A JP 13628295A JP 13628295 A JP13628295 A JP 13628295A JP H08326626 A JPH08326626 A JP H08326626A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射ポンプのエンジンへの連結方法にお
いて、実際に燃料が噴射される燃料噴射ポンプのカム軸
の回転角度と、エンジンの駆動回転体の設定角度とを容
易に一致させることができるようにする。 【構成】 実際に燃料が噴射されるカム軸4の回転角度
B1と設定角度Bとの角度差Cを事前に検出して、カム
軸4を基準位置A1から角度差Cだけ回転させて固定す
る。次に、エンジン6の基準位置A2に駆動回転体25
を仮固定して燃料噴射ポンプ1を正逆に傾斜させなが
ら、カム軸4を駆動回転体25に所定の回転位相で連動
連結し、燃料噴射ポンプ1を正逆に傾斜した状態でエン
ジン6に連結固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プランジャを機械的に
進退駆動する燃料噴射ポンプをエンジンに連結する際に
おいて、燃料噴射ポンプの実際の燃料噴射時期が、エン
ジンの設計時の設定時期に正確に一致するようにするた
めの連結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図11(イ)に示すように、燃料
噴射ポンプ1のカム軸4を駆動するエンジン6のカム駆
動軸51(駆動回転体に相当)においては、エンジン6
の基準位置A2からカム駆動軸51がどれだけの角度だ
け回転すると、燃料が噴射されるべきかの設定角度B
が、設計値として設定されている。これに対し燃料噴射
ポンプ1のカム軸4に対して基準位置A1が設定され、
この基準位置A1からカム軸4が前述の設定角度Bだけ
回転すると燃料の噴射が行われるように、燃料噴射ポン
プ1が組み立てられる。これにより例えば図11(イ)
に示すように、エンジン6のカム駆動軸51を基準位置
A2に仮固定した状態で、カム軸4を基準位置A1に保
持し、燃料噴射ポンプ1の基準位置A1とエンジン6の
基準位置A2とを一致させて、カム軸4とカム駆動軸5
1とを所定の回転位相で連結し、次に燃料噴射ポンプ1
をエンジン6に連結する。
【0003】従って、前述のカム軸4が燃料噴射ポンプ
1に対して前述の設定角度Bだけ回転すると正確に燃料
の噴射が行われるように、燃料噴射ポンプ1が精度良く
組み立てられていると、以上のように基準位置A1,A
2を一致させながらカム軸4とカム駆動軸51とを所定
の回転位相で連結して、燃料噴射ポンプ1をエンジン6
に連結すれば、カム駆動軸51が設定角度Bに回転した
際に、燃料噴射ポンプ1から正確に燃料が噴射される。
これにより、燃料噴射ポンプ1の実際の燃料噴射時期
が、エンジン6の設計時の設定時期に一致する。しかし
ながら、燃料噴射ポンプ1の組立精度にはある程度のバ
ラ付きがあるので、例えば図11(イ)に示すように燃
料噴射ポンプ1において、カム軸4が基準位置A1から
設定角度Bとは異なる回転角度B1だけ回転すると、燃
料の噴射が行われるように、燃料噴射ポンプ1が組み立
てられていることがある。
【0004】以上のような場合、例えば図11(イ)に
示すように燃料噴射ポンプ1をエンジン6に連結してか
ら、手動でカム駆動軸51を回転させながら、燃料噴射
ポンプ1が実際に燃料の噴射を行う時期を目視して(燃
料吐出口での燃料油面の盛り上がり時期)、カム駆動軸
51が設定角度Bに達した際に燃料噴射ポンプ1が実際
に燃料の噴射を行うように、例えば図11(ロ)に示す
ようにエンジン6への燃料噴射ポンプ1の連結姿勢をカ
ム軸4周りに変更調節する。これにより、燃料噴射ポン
プ1及びエンジン6の基準位置A1,A2が一致しなく
なるが、カム駆動軸51の設定角度Bと実際に燃料が噴
射されるカム軸4の回転角度B1とが一致するのであ
り、燃料噴射ポンプ1の実際の燃料噴射時期がエンジン
6の設計時の設定時期に一致する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の連結方法
であると、燃料噴射ポンプをエンジンに一度連結した状
態で、燃料噴射ポンプが実際に燃料の噴射を行う時期を
作業者が目視確認して、エンジンへの燃料噴射ポンプの
連結を緩め、燃料噴射ポンプの連結姿勢を変更調節し
て、再び燃料噴射ポンプをエンジンに連結すると言う工
程を繰り返さなければならない。
【0006】以上のように、作業者がエンジンへの燃料
噴射ポンプの連結を緩めて連結姿勢を変更したり、再び
燃料噴射ポンプをエンジンに連結したりと言う工程を繰
り返すには、多くの時間が必要であり手間も掛かるもの
となるので、改善の余地がある。本発明は、燃料噴射ポ
ンプの実際の燃料噴射時期がエンジンの設計時の設定時
期に一致するように、燃料噴射ポンプをエンジンに連結
する際において、時間が短く手間の掛からない連結方法
を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、以上の
ような燃料噴射ポンプのエンジンへの連結方法におい
て、次のような工程を含んだ燃料噴射ポンプのエンジン
への連結方法とすることにある。 〔1〕組み立てられた燃料噴射ポンプをエンジンに取り
付ける前の状態において、燃料噴射ポンプのプランジャ
を進退駆動するカム軸を回転駆動することにより、燃料
噴射ポンプのケースの基準位置からどれだけの角度だけ
カム軸が回転駆動されると実際に燃料が噴射されるかを
検出して、実際に燃料が噴射されるカム軸の基準位置か
らの回転角度を検出する第1工程。事前に設定されたも
ので燃料が噴射されるべきカム軸の基準位置からの設定
角度と、検出された回転角度との角度差を検出する第2
工程。燃料噴射ポンプをエンジンに取り付けた際に設定
角度と検出された回転角度とが一致するように、燃料噴
射ポンプのカム軸を基準位置から正転側又は逆転側に角
度差だけ回転させて、この位置でカム軸を燃料噴射ポン
プのケースに固定具で固定する第3工程。燃料噴射ポン
プのケースの基準位置に対応するエンジンの基準位置に
エンジンの駆動回転体を仮固定し、燃料噴射ポンプのケ
ースをカム軸周りに正逆に傾斜させながら、燃料噴射ポ
ンプのカム軸をエンジンの駆動回転体に、カム軸及び駆
動回転体の所定の回転位相で連動連結する第4工程。第
4工程の終了後において燃料噴射ポンプのケースを、カ
ム軸周りに正逆に傾斜した状態で、エンジンに連結固定
する第5工程。
【0008】〔2〕前項〔1〕の第1〜第5工程に加え
て、燃料噴射ポンプのケースに合いマークを事前に付け
ておき、第5工程の終了後においてケースの合いマーク
に対応するエンジンの部分に、位置決めマークを設ける
第6工程を付加する。
【0009】
【作用】
〔I〕前項〔1〕のように構成すると例えば図3に示す
ように、エンジン6の駆動回転体25において基準位置
A2を設定しており、駆動回転体25が基準位置A2か
らどれだけの角度だけ回転すると、燃料噴射ポンプ1か
ら燃料が噴射されるべきかの設定角度Bが設計値として
設定されている。燃料噴射ポンプ1のカム軸4において
も、例えば図2(イ)に示すように基準位置A1が設定
され、この基準位置A1からカム軸4が前述の設定角度
Bだけ回転すると、燃料噴射ポンプ1から燃料の噴射が
行われるように、燃料噴射ポンプ1が組み立てられる。
しかし、燃料噴射ポンプ1の組立精度のバラ付きによ
り、カム軸4が前述の設定角度Bとは異なる角度に達す
ると燃料が噴射されるように、燃料噴射ポンプ1が組み
立てられていることがある。
【0010】そこで、前項〔1〕のような燃料噴射ポン
プ1のエンジン6への連結方法によると、例えば図2
(イ)に示すように燃料噴射ポンプ1のカム軸4を回転
駆動して、カム軸4がケース2の基準位置A1からどれ
だけの角度だけ回転すると、実際に燃料が噴射されるの
かが回転角度B1として検出され(第1工程)、設定角
度Bと検出された回転角度B1との角度差Cが検出され
る(第2工程)。次に、例えば図2(ロ)に示すように
カム軸4をケース2の基準位置A1から角度差Cだけ回
転させて、この角度B2でカム軸4を固定具28により
ケース2に固定する(第3工程)。以上の操作により、
燃料噴射ポンプ1におけるカム軸4の調節は終了する。
【0011】前述のようにカム軸4を固定した状態にお
いて、例えば図3に示すように燃料噴射ポンプ1のケー
ス2をカム軸4周りに正逆に傾斜させながら、燃料噴射
ポンプ1のカム軸4とエンジン6の駆動回転体25と
を、カム軸4及び駆動回転体25の所定の回転位相で連
動連結し(第4工程)(例えば図3に示す構成では、合
いマーク39a,40a,41aを一致させる状態)、
この傾斜した姿勢のままで燃料噴射ポンプ1のケース2
をエンジン6に連結する(第5工程)。
【0012】図11(イ)(ロ)に示す従来の連結方法
では、燃料噴射ポンプ1のカム軸4を基準位置A1に保
持した状態で、燃料噴射ポンプ1をエンジン6に連結し
ているのに対して、前項〔1〕の連結方法では例えば図
2(ロ)に示すように、燃料噴射ポンプ1のカム軸4を
基準位置A1ではなく、基準位置A1から前述の角度差
Cだけ回転させた角度B2にカム軸4を固定して燃料噴
射ポンプ1をエンジン6に連結している。これにより、
前項〔1〕の連結方法であると例えば図3に示すよう
に、角度B2が見掛け上の基準位置となるので、カム軸
4を角度B2に固定していると、実際に燃料が噴射され
るカム軸4の回転角度B1が設定角度Bに一致すること
になる。
【0013】従って、この状態で燃料噴射ポンプ1をエ
ンジン6に一度連結するだけで、実際に燃料が噴射され
るカム軸4の回転角度B1が、エンジン6の駆動回転体
25の設定角度Bと一致する。これにより、図11
(イ)(ロ)に示す従来の連結方法のように、燃料噴射
ポンプ1をエンジン6に一度連結してから、実際に燃料
が噴射されるカム軸4の回転角度B1が設定角度Bに一
致するように、エンジン6への燃料噴射ポンプ1の連結
を緩め、燃料噴射ポンプ1の連結姿勢を変更調節して、
再び燃料噴射ポンプ1をエンジン6に連結すると言う工
程を繰り返す必要がない。
【0014】〔II〕前項〔2〕のように構成すると、
前項〔1〕の構成の場合と同様に前項〔I〕に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。前項〔1〕のように燃料噴射ポンプ
をエンジンに連結した後において、各部のメンテナンス
を行う為に燃料噴射ポンプをエンジンから一度取り外し
て、メンテナンス後に再び連結するような場合がある。
【0015】そこで、前項〔2〕のような燃料噴射ポン
プ1のエンジン6への連結方法によると、例えば図3に
示すように前項〔1〕の連結方法に従って燃料噴射ポン
プ1をエンジン6に連結した後、燃料噴射ポンプ1のケ
ース2の合いマーク2bに対応するように、エンジン6
側に位置決めマーク7dを設ける。従って、燃料噴射ポ
ンプ1をエンジン6から一度取り外して再び連結するよ
うな場合、例えば図3に示すように燃料噴射ポンプ1の
カム軸4とエンジン6の駆動回転体25を、所定の回転
位相で連動連結した後、燃料噴射ポンプ1のケース2を
カム軸4周りに正逆に傾斜させながら、燃料噴射ポンプ
1のケース2の合いマーク2bをエンジン6の位置決め
マーク7dに対応させて、この位置で燃料噴射ポンプ1
のケース2をエンジン6に連結固定すればよい。これに
より、燃料噴射ポンプ1をエンジン6に一度連結するだ
けで、実際に燃料が噴射されるカム軸4の回転角度B1
を、エンジン6の駆動回転体25の設定角度Bに容易に
一致させることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1のように構成すると、燃料噴射
ポンプのカム軸を基準位置から検出された角度差だけ回
転させた角度に固定することにより、燃料噴射ポンプを
エンジンに一度連結するだけで、実際に燃料が噴射され
るカム軸の回転角度をエンジンの駆動回転体の設定角度
に一致させることができる。これにより、燃料噴射ポン
プをエンジンに一度連結してから再び連結を緩め、燃料
噴射ポンプの連結姿勢を変更調節して再び連結すると言
う工程を繰り返す必要がなくなり、時間の短縮及び作業
者の手間を省くことができて、生産性の向上を図ること
ができた。
【0017】請求項2のように構成すると、請求項1の
ように構成した場合と同様に前述の請求項1の「発明の
効果」を備えている。請求項2のように構成すると、燃
料噴射ポンプをエンジンに連結した後において、燃料噴
射ポンプをエンジンから一度取り外して再び連結するよ
うな場合、合いマーク及び位置決めマークによって、実
際に燃料が噴射されるカム軸の回転角度をエンジンの駆
動回転体の設定角度に容易に一致させることができるの
で、メンテナンス性の向上を図ることができた。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1)図1に燃料噴射ポンプ1の全体を示しており、ケ
ース2に図1の紙面上下向きの4つのプランジャ3、プ
ランジャ3を進退駆動する1つのカム軸4等が備えら
れ、燃料噴射量を制御するガバナ装置5が燃料噴射ポン
プ1の横側面に連結されている。燃料噴射ポンプ1が連
結されるエンジン6はディーゼル型式であり、図3に示
すように、エンジン6の前部に駆動ギヤケース7を備え
ており、エンジン6の横壁から出た駆動ギヤケース7の
部分に燃料噴射ポンプ1が連結される。
【0019】(2)次に、燃料噴射ポンプ1における実
際の燃料噴射時期の検出、燃料噴射量の検出及び調節を
行う施設について説明する。図1に示すように、燃料噴
射ポンプ1が設置固定される支持台9、及び支持台9の
燃料噴射ポンプ1のカム軸4に連結される主軸10が備
えられており、主軸10とベルト伝動機構11を介して
接続される高速モータ12、主軸10とベルト伝動機構
13及びクラッチ14を介して接続される低速モータ1
5、主軸10の回転数を検出する高回転用のロータリエ
ンコーダ16、並びに、主軸10の角度を精密に検出す
る低回転用のロータリエンコーダ17が備えられてい
る。
【0020】燃料噴射ポンプ1の4つのプランジャ3の
各々からの検出パイプ18が、燃料噴射量検出装置19
に接続されて、1つの検出パイプ18に切換弁20が設
けられ、切換弁20に燃料噴射時期の検出用の噴射セン
サー21が接続されており、検査用の制御装置22が備
えられている。燃料噴射ポンプ1の燃料噴射量の調節用
として、図5に示すガバナ装置5の第1,2,3,4調
節ボルト31,32,33,34を調節操作するハンド
装置23、及びハンド装置23用の制御装置24が備え
られている。ハンド装置23の先端に軸芯P1周りに回
転駆動自在な爪支持部26が連結され、一対の挟持爪2
7が図1の紙面上下方向にスライド自在に爪支持部26
に支持されている。
【0021】(3)燃料噴射ポンプ1においては実際の
燃料噴射時期の検出、燃料噴射量の検出及び調節を行
い、この後に燃料噴射ポンプ1をエンジン6に連結す
る。先ず、実際の燃料噴射時期の検出について説明する
(図8及び図9参照)。図3に示すように、燃料噴射ポ
ンプ1のカム軸4を駆動するエンジン6のクランク軸2
5(駆動回転体に相当)において、所定のシリンダのピ
ストン(図示せず)が上死点となる位置を基準位置A2
として設定しており、クランク軸25が基準位置A2か
らどれだけの角度だけ回転すると、燃料噴射ポンプ1か
ら燃料が噴射されるべきかの設定角度Bが、設計値とし
て設定されている。
【0022】これに対し燃料噴射ポンプ1のカム軸4に
も、図2(イ)に示すようにケース2に基準位置A1
(プランジャ3と同じ方向に向く位置)が設定され、こ
の基準位置A1からカム軸4(キー溝4a)が前述の設
定角度Bだけ回転すると、前述の所定のシリンダ(ピス
トン)に対応する所定のプランジャ3から燃料の噴射が
行われるように、燃料噴射ポンプ1が組み立てられる。
しかし、燃料噴射ポンプ1の組立精度のバラ付きによ
り、カム軸4(キー溝4a)が前述の設定角度Bとは異
なる角度に達すると燃料が噴射されるように、燃料噴射
ポンプ1が組み立てられていることがある。
【0023】図1に示すように、組み立てられた燃料噴
射ポンプ1を垂直姿勢で支持台9に固定し、主軸10を
燃料噴射ポンプ1のカム軸4にキー(図示せず)により
連結する(ステップS1)。この場合、図1に示すよう
に低速モータ15で主軸10をゆっくりと回転させて、
図2(イ)に示すようにカム軸4のキー溝4aが垂直方
向の上に向くように設定すると(ケース2の基準位置A
1にキー溝4aが位置する状態)、カム軸4(キー溝4
a)の位置がロータリエンコーダ17によって検出さ
れ、基準位置A1として制御装置22に記憶される(ス
テップS2)。次に、図1に示す切換弁20を噴射セン
サー21側に切換操作し(ステップS3)、高速モータ
12により主軸10をエンジン6の定格回転数(例え
ば、1500rpm)で回転駆動して(ステップS
4)、所定のプランジャ3から噴射される燃料を噴射セ
ンサー21によって検出する。
【0024】これにより図2(イ)に示すように、カム
軸4(キー溝4a)がケース2の基準位置A1からどれ
だけの角度だけ回転すると、所定のプランジャ3から燃
料が噴射されるのかが、噴射センサー21及びロータリ
エンコーダ16によって検出され、この角度が回転角度
B1として制御装置22に記憶される(ステップS5)
(第1工程に相当)。そして、設定角度Bと検出された
回転角度B1との角度差Cが検出され、この角度差Cが
制御装置22に記憶される(ステップS6)(第2工程
に相当)。
【0025】(4)次に、燃料噴射ポンプ1の燃料噴射
量の検出及び調節について説明する。前項(3)のよう
にして角度差Cが記憶されると(ステップS6)、燃料
噴射量の検出に入るのであり、図1に示すように、燃料
噴射ポンプ1を支持台9に固定した状態で、切換弁20
を燃料噴射量検出装置19側に切換操作する(ステップ
S7)。
【0026】次に、高速モータ12により主軸10を最
高回転数(例えば、前述の定格回転数の108%)で回
転駆動して、このときに4つのプランジャ3から噴射さ
れる燃料噴射量を燃料噴射量検出装置19で検出して、
この検出値の平均をとることによって、最高回転数での
1つのプランジャ3の燃料噴射量を検出する。以下、こ
れと同じ作業が前述の定格回転数、定格回転数の60%
の回転数、及び最低回転数(例えば650rpm)の3
種類の回転数においても同様に行われて、以上の4種類
の回転数での1つのプランジャ3の燃料噴射量が制御装
置22に記憶される(ステップS8,S9)。
【0027】この場合、前述の4種類の回転数でのプラ
ンジャ3の燃料噴射量がどれだけの量であるべきかと言
うことが、4種類の設定燃料噴射量(設計値)として事
前に設定されている。これにより、前述のようにして検
出された4種類の回転数での燃料噴射量と設定燃料噴射
量とが比較され、前述の4種類の回転数において、設定
燃料噴射量と検出された燃料噴射量との噴射量差Dが検
出されて、制御装置22に記憶される(ステップS1
0)。
【0028】(5)前項(4)のようにして、4種類の
回転数の噴射量差Dが検出されると、主軸10が停止操
作されて、噴射量差Dが制御装置22からハンド装置2
3の制御装置24に送られる。制御装置24では送られ
てきた噴射量差Dに基づいて、この噴射量差Dを零にす
るには、図5に示す第1〜第4調節ボルト31〜34
を、組立時の角度(現在の角度)から、どれだけの角度
だけ正側又は逆側に回転操作すればよいかと言う回転操
作位置が設定され(ステップS11)、この回転操作位
置に基づいてハンド装置23を後述のように作動操作す
る。前述の組立時の角度とは、燃料噴射ポンプ1が支持
台9に固定される前の角度であり、制御装置24に事前
に入力されている。
【0029】これにより、図1に示すように挟持爪27
が外側にスライド操作され、ハンド装置23が挟持爪2
7の先端を先ず最高回転数用の第1調節ボルト31の頭
部に位置させ、挟持爪27が内側にスライド操作されて
第1調節ボルト31の頭部を保持する。この後、爪支持
部26が軸芯P1周りに回転操作され、最高回転数用の
噴射量差Dに対応する回転操作位置に第1調節ボルト3
1が回転操作されるのであり(ステップS12)、コン
トロールラック(図示せず)を制御するリンク機構8に
おいて、最高回転数に対応する部分の位置が第1調節ボ
ルト31により変更されて、最高回転数に対応する燃料
噴射量の調節が行われる。
【0030】図5に示すように、第1〜第4調節ボルト
31〜34には固定用の第1及び第2ロックナット3
5,36が備えられており、第1調節ボルト31の回転
操作後にハンド装置23の挟持爪27が第1ロックナッ
ト35を保持して、所定の締め付けトルクで第1ロック
ナット35を締め付け固定する(ステップS13)。こ
のように第1ロックナット35を締め付け固定すると、
この締め付けに伴って第1調節ボルト31も少し回転す
る。そこで、どれだけの締め付けトルクで第1ロックナ
ット35を締め付け固定すると、第1〜第4調節ボルト
31〜34がどれだけの角度だけ回転するか(変化角
度)、と言うことが事前に実験で求められており、図1
0の4つ実線に示すように各第1ロックナット35の締
め付けトルクと、第1〜第4調節ボルト31〜34の変
化角度とが相関関係として求められている。
【0031】これにより、ハンド装置23の挟持爪27
で第1調節ボルト31を回転操作位置に回転操作する場
合、第1ロックナット35の締め付けに伴い第1調節ボ
ルト31が回転することを見越して、最高回転数用の噴
射量差Dが零になる角度よりも、図10に示す相関関係
から求められる変化角度の分だけ手前側に、第1調節ボ
ルト31の回転操作位置が設定される。従って、第1調
節ボルト31を回転操作位置に回転操作した後、第1ロ
ックナット35を所定の締め付けトルクで締め付け固定
すると、これに伴って第1調節ボルト31が回転操作位
置から回転して、最高回転数用の噴射量差Dが零になる
角度に達することになる。
【0032】以上の調節は、他の第2〜第4調節ボルト
32〜34においても同様に行われるのであり(ステッ
プS11〜S13)、第2調節ボルト32により定格回
転数に対応する燃料噴射量の調節、第3調節ボルト33
により定格回転数の60%の回転数に対応する燃料噴射
量の調節、及び第4調節ボルト34により最低回転数に
対応する燃料噴射量の調節が行われる。
【0033】以上のようにして第1〜第4調節ボルト3
1〜34による調節が終了すると、前項(4)のように
燃料噴射ポンプ1のカム軸4が4種類の回転数で再び回
転駆動されて、4種類の回転数の噴射量差Dが再び検出
される(ステップS14)。この場合、4種類の回転数
の噴射量差Dの全てが設定範囲内に入っていると(ステ
ップS15)、燃料噴射ポンプ1における燃料噴射量の
調節が完了したと判断されて、ハンド装置23の挟持爪
27により第2ロックナット36が保持されて締め付け
固定される(ステップS16)。逆に、ステップS15
において噴射量差Dがまだ設定範囲内に入っていない回
転数があると、その回転数に対応する第1ロックナット
35がハンド装置23によって緩め操作され(ステップ
S28)、ステップS10に戻ってその回転数に対応す
る燃料噴射量が再調節される。
【0034】(6)次に、燃料噴射ポンプ1のエンジン
6への連結について説明する。以上のようにして燃料噴
射ポンプ1における燃料噴射量の調節が完了すると、前
項(3)において制御装置22に記憶されている角度差
Cに基づき、図1に示す低速モータ15及びロータリエ
ンコーダ17により、図2(ロ)に示すようにカム軸4
(キー溝4a)が、ケース2の基準位置A1から角度差
Cだけ回転操作され、その角度B2でカム軸4が停止操
作される(ステップS17)。
【0035】図2(ロ)に示すように、回転角度B1が
設定角度Bの上手側(紙面反時計方向側)であると、カ
ム軸4(キー溝4a)がケース2の基準位置A1から前
述と同じ上手側(紙面反時計方向側)に回転操作される
のであり、逆に回転角度B1が設定角度Bの下手側(紙
面時計方向側)であると、カム軸4(キー溝4a)がケ
ース2の基準位置A1から前述と同じ下手側(紙面時計
方向側)に回転操作される。
【0036】このようにカム軸4が停止すると図2
(ロ)及び図4に示すように、セットボルト28(固定
具に相当)により、カム軸4(キー溝4a)をこの角度
B2に固定して(ステップS18)(第3工程に相
当)、この後にカム軸4を主軸10から外して、燃料噴
射ポンプ1を支持台9から取り外す(ステップS1
9)。この場合、カム軸4の外周にローレット加工が施
されて滑り止め部4bが形成されており、セットボルト
28の先端をカム軸4の滑り止め部4bに当て付けるこ
とによって、セットボルト28による固定後にカム軸4
が滑って角度B2から回転するようなことがない。
【0037】図4に示すようにカム軸4の端部にベアリ
ング29が外嵌され、支持板30及びビス37により、
ベアリング29が燃料噴射ポンプ1のケース2に取り付
けられている。これによりカム軸4をセットボルト28
で固定した後、図4及び図2(ハ)に示すように、カム
軸4の端部にキー38によって第3駆動ギヤ39を固定
する(ステップS20)。
【0038】これに対して、図3及び図4に示すように
駆動ギヤケース7の蓋部7aを開放した状態で、エンジ
ン6のクランク軸25(第1駆動ギヤ41が固定されて
いる)を基準位置A2に仮固定し(ステップS21)、
駆動ギヤケース7に第2駆動ギヤ40を支持する(ステ
ップS22)。第2駆動ギヤ40には、180°位相が
異なる一対の合いマーク40aが刻印されており、第1
駆動ギヤ41に刻印された合いマーク41aに、一方の
合いマーク40aが一致するように第2駆動ギヤ40を
第1駆動ギヤ41に咬合させる。
【0039】次に図3及び図4に示すように、駆動ギヤ
ケース7の開口部7bに燃料噴射ポンプ1の支持板30
及び第3駆動ギヤ39を挿入しながら、第3駆動ギヤ3
9の合いマーク39aが第2駆動ギヤ40の他方の合い
マーク40aに一致するように、燃料噴射ポンプ1のケ
ース2をカム軸4周りに正逆に傾斜させながら(図3に
示す構成では紙面時計方向)、第3駆動ギヤ39を第2
駆動ギヤ40に咬合させて、燃料噴射ポンプ1のケース
2を駆動ギヤケース7に当て付ける(ステップS23)
(燃料噴射ポンプ1のカム軸4をエンジン6のクランク
軸25に、カム軸4及びクランク軸25の所定の回転位
相で連動連結する第4工程に相当)。
【0040】図4に示すように、駆動ギヤケース7の開
口部7bの周囲に3つのボルト孔7cが形成され、図2
(イ)に示すように燃料噴射ポンプ1のケース2におい
て、駆動ギヤケース7のボルト孔7cに対向する位置に
3つの長孔2aが形成されている。これにより、図3に
示すように第3駆動ギヤ39の合いマーク39aが第2
駆動ギヤ40の他方の合いマーク40aに一致するよう
に、燃料噴射ポンプ1のケース2を、カム軸4周りに正
逆に傾斜させながら駆動ギヤケース7に当て付けた状態
において、図3及び図4に示すようにボルト42をケー
ス2の長孔2aから駆動ギヤケース7のボルト孔7cに
挿入し、ボルト42により燃料噴射ポンプ1を駆動ギヤ
ケース7に連結固定する(ステップS24)(第5工程
に相当)。
【0041】図2(イ)に示すように、燃料噴射ポンプ
1のケース2の所定位置に合いマーク2bが事前に刻印
されており、図3に示すようにボルト42で燃料噴射ポ
ンプ1を駆動ギヤケース7に連結固定すると(ステップ
S24)、ケース2の合いマーク2bに対応する駆動ギ
ヤケース7の部分に、位置決めマーク7dを刻印する
(ステップS25)(第6工程に相当)。以上の操作が
終了すると、駆動ギヤケース7の蓋部7aを閉じ操作し
(ステップS26)、燃料噴射ポンプ1のセットボルト
28を外し操作して、エンジン6のクランク軸25の仮
固定を外すのであり(ステップS27)、これによって
1つの燃料噴射ポンプ1のエンジン6への連結が完了す
る。
【0042】前述のようにしてエンジン6への燃料噴射
ポンプ1の連結が完了すると、以下の説明のようにし
て、第1〜第4調節ボルト31〜34に封印を施して、
一般の使用者が第1〜第4調節ボルト31〜34の調節
を行えないようにする場合がある。図6及び図7に示す
ように、一対の切り込み43aが入れられた金属性で円
筒状のパイプ43を用意して、パイプ43を第1〜第4
調節ボルト31〜34に第1ロックナット35の首部3
5a(断面円形)まで被せ、パイプ43における切り込
み43aから奥側の部分をペンチ等の工具によって押し
潰し、この部分を第1ロックナット35の首部35aに
押し付ける。これにより、パイプ43によって第1〜第
4調節ボルト31〜34が覆われて第1〜第4調節ボル
ト31〜34の調節が行えないのであり、切り込み43
aの部分が第1ロックナット35に引っ掛かってパイプ
43は抜けない。
【0043】〔別実施例〕前述の実施例では、燃料噴射
ポンプ1のカム軸4とエンジン6のクランク軸25とを
第1〜第3駆動ギヤ41,40,39を介して連動連結
するように構成しているが、燃料噴射ポンプ1のカム軸
4の端部と、エンジン6側の駆動軸(駆動回転体に相
当)(図示せず)の端部とを、突き合わせて1つのキー
(図示せず)により連結するように構成してもよい。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射ポンプの燃料噴射時期の検出、燃料噴
射量の検出及び調節を行う施設の全体を示す図
【図2】燃料噴射ポンプにおいて、実際に燃料が噴射さ
れるカム軸の回転角度の検出から、カム軸の固定及び第
3駆動ギヤの取り付けまでの流れを示す図
【図3】図2の状態後に燃料噴射ポンプをエンジンに連
結した状態を示す図
【図4】燃料噴射ポンプにおけるカム軸の端部及び第3
駆動ギヤ付近の断面図
【図5】燃料噴射ポンプにおけるガバナ装置付近の断面
【図6】第1〜第4調節ボルトの封印用のパイプを示す
斜視図
【図7】第1〜第4調節ボルトに封印用のパイプを取り
付けた状態を示す断面図
【図8】燃料噴射ポンプのエンジンへの連結の流れの前
半を示す図
【図9】燃料噴射ポンプのエンジンへの連結の流れの後
半を示す図
【図10】第1ロックナットの締め付けトルクと第1〜
第4調節ボルトの変化角度との相関関係を示す図
【図11】従来の連結方法において、燃料噴射ポンプを
エンジンに連結している状態を示す図
【符号の説明】
1 燃料噴射ポンプ 2 燃料噴射ポンプのケース 2b 合いマーク 3 燃料噴射ポンプのプランジャ 4 燃料噴射ポンプのカム軸 6 エンジン 7d 位置決めマーク 25 駆動回転体 28 固定具 A1,A2 基準位置 B 設定角度 B1 回転角度 C 角度差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み立てられた燃料噴射ポンプ(1)を
    エンジン(6)に取り付ける前の状態において、前記燃
    料噴射ポンプ(1)のプランジャ(3)を進退駆動する
    カム軸(4)を回転駆動することにより、前記燃料噴射
    ポンプ(1)のケース(2)の基準位置(A1)からど
    れだけの角度だけ前記カム軸(4)が回転駆動されると
    実際に燃料が噴射されるかを検出して、実際に燃料が噴
    射される前記カム軸(4)の前記基準位置(A1)から
    の回転角度(B1)を検出する第1工程と、 事前に設定されたもので燃料が噴射されるべき前記カム
    軸(4)の前記基準位置(A1)からの設定角度(B)
    と、検出された前記回転角度(B1)との角度差(C)
    を検出する第2工程と、 前記燃料噴射ポンプ(1)を前記エンジン(6)に取り
    付けた際に前記設定角度(B)と検出された前記回転角
    度(B1)とが一致するように、前記燃料噴射ポンプ
    (1)のカム軸(4)を前記基準位置(A1)から正転
    側又は逆転側に前記角度差(C)だけ回転させて、この
    位置で前記カム軸(4)を燃料噴射ポンプ(1)の前記
    ケース(2)に固定具(28)で固定する第3工程と、 前記燃料噴射ポンプ(1)のケース(2)の基準位置
    (A1)に対応するエンジン(6)の基準位置(A2)
    に前記エンジン(6)の駆動回転体(25)を仮固定
    し、前記燃料噴射ポンプ(1)のケース(2)を前記カ
    ム軸(4)周りに正逆に傾斜させながら、前記燃料噴射
    ポンプ(1)のカム軸(4)を前記エンジン(6)の駆
    動回転体(25)に、前記カム軸(4)及び駆動回転体
    (25)の所定の回転位相で連動連結する第4工程と、 前記第4工程の終了後において前記燃料噴射ポンプ
    (1)のケース(2)を、前記カム軸(4)周りに正逆
    に傾斜した状態で、前記エンジン(6)に連結固定する
    第5工程を含む燃料噴射ポンプのエンジンへの連結方
    法。
  2. 【請求項2】 前記燃料噴射ポンプ(1)のケース
    (2)に合いマーク(2b)を事前に付けておき、前記
    第5工程の終了後において、前記ケース(2)の合いマ
    ーク(2b)に対応するエンジン(6)の部分に、位置
    決めマーク(7d)を設ける第6工程を付加した請求項
    1記載の燃料噴射ポンプのエンジンへの連結方法。
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EP0805269A1 (en) * 1996-05-02 1997-11-05 Kubota Corporation Method for attaching a fuel injection device to an engine and fuel injection device
KR20160098075A (ko) * 2015-02-10 2016-08-18 대동공업주식회사 분사펌프 타이밍 세팅 수단을 포함하는 디젤엔진 어셈블리

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