JPH08326242A - 軒樋装置 - Google Patents

軒樋装置

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JPH08326242A
JPH08326242A JP13636695A JP13636695A JPH08326242A JP H08326242 A JPH08326242 A JP H08326242A JP 13636695 A JP13636695 A JP 13636695A JP 13636695 A JP13636695 A JP 13636695A JP H08326242 A JPH08326242 A JP H08326242A
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JP
Japan
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eaves
box
space
eaves gutter
gutter
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Withdrawn
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JP13636695A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kurita
真彦 栗田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軒先下方を照らす照明器具が体裁良く収容さ
れ、軒樋の後壁部と軒先前面との間に形成される間隔ス
ペースの下方開口部が閉塞されて、軒先下方が外観良好
に納まる軒樋装置を提供する。 【構成】 軒樋1の後壁部2と軒先前面3との間に形成
される間隔スペース4内に照明器具5が収容され、同間
隔スペース4の下方開口部を閉塞する透光板6が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具を備えた軒樋
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図6に示す如く、軒先前面
(イ)に取着固定される樋支持具(ロ)に軒樋(ハ)を
支持せしめてなる軒樋装置は知られている。該軒樋装置
においては、軒樋(ハ)の後壁部(ニ)と軒先前面
(イ)との間に間隔スペース(ホ)が形成されている。
又、軒先下方を明るく照らしたい場合には、軒先天井面
(ヘ)に照明器具(ト)を取着固定することも行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、間隔スペース(ホ)が下方に開口
し、該間隔スペース(ホ)内の樋支持具(ロ)の取着固
定部分が下方から見えていた。又、軒先天井面(ヘ)か
ら照明器具(ト)が下方へ突出しており、前記間隔スペ
ース(ホ)が下方に開口していることもあって、軒先下
方の外観納まりが良くないものであった。
【0004】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、軒先下方を明るく照らすことができる照明器具が邪
魔にならないように体裁良く収容され、しかも、軒樋の
後壁部と軒先前面との間に形成される間隔スペースの下
方開口部が閉塞されて、軒先下方が外観良好に納まる軒
樋装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
軒樋装置は、軒樋の後壁部と軒先前面との間に形成され
る間隔スペース内に照明器具を収容し、同間隔スペース
の下方開口部を閉塞する透光板を設けてなり、この構成
によって上記課題が解決された。
【0006】本発明の請求項2記載の軒樋装置は、上記
請求項1記載の軒樋装置において、軒樋の底面と軒先天
井面とを透光板を介して略面一状に連続させたことを特
徴とする。
【0007】本発明の請求項3記載の軒樋装置は、上記
請求項1又は2記載の軒樋装置において、下方に開口し
たボックス内に照明器具を内蔵して該ボックスを間隔ス
ペース内の下部に収容固定し、同ボックスの下端開口に
取着される照明カバーを透光板となしたことを特徴とす
る。
【0008】本発明の請求項4記載の軒樋装置は、上記
請求項3記載の軒樋装置において、ボックスを取付具を
介して軒先前面に取着固定したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5記載の軒樋装置は、上記
請求項3又は4記載の軒樋装置において、間隔スペース
の下方開口部を閉塞するカバー部材を透光板の両側方に
配設したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6記載の軒樋装置は、上記
請求項3〜5のいずれか一つの請求項記載の軒樋装置に
おいて、軒樋の後壁部の下端角部分にボックスの前端部
分を収容する凹段部を形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の軒樋装置においては、
軒樋の後壁部と軒先前面との間に形成される間隔スペー
スが活用されて、該間隔スペース内に照明器具が邪魔に
ならないように体裁良く収容される。しかも、同間隔ス
ペースの下方開口部が透光板によって閉塞され、前記照
明器具等も覆い隠されて、軒先下方が外観良好に納ま
り、又、同照明器具によって軒先下方が明るく照らされ
る。
【0012】本発明の請求項2記載の軒樋装置において
は、特に、軒樋の底面と軒先天井面とが透光板を介して
略面一状に連続しているため、軒先下方の外観が違和感
なく更に良好に納まる。
【0013】本発明の請求項3記載の軒樋装置において
は、特に、下方に開口したボックス内に照明器具が内蔵
されて該ボックスが間隔スペース内の下部に収容固定さ
れ、同ボックスの下端開口に取着される照明カバーが透
光板となるため、照明器具や透光板等をボックスと共に
間隔スペース内に簡単に収容固定することができ、しか
も、同ボックス内の照明器具は破損しないように保護さ
れる。
【0014】本発明の請求項4記載の軒樋装置において
は、特に、ボックスが取付具を介して軒先前面に取着固
定されているため、照明器具や透光板等がボックスと共
に確実に支持される。
【0015】本発明の請求項5記載の軒樋装置において
は、特に、間隔スペースの下方開口部を閉塞するカバー
部材が透光板の両側方に配設されているため、ボックス
の下端開口が透光板で閉塞されるだけでなく、その両側
方の間隔スペースの下方開口部もカバー部材によって閉
塞されて、軒先下方の外観が軒先に沿った長手方向で統
一的に外観良好に納まる。
【0016】本発明の請求項6記載の軒樋装置において
は、特に、軒樋の後壁部の下端角部分にボックスの前端
部分を収容する凹段部が形成されているため、ボックス
を前後方向に大きく形成してその内部に照明器具が収容
されるスペースを大きく確保することができ、該大きな
ボックスであってもその前端部分を凹段部に位置決めし
て収容し、同ボックスを間隔スペース内の下部の定位置
に支障なく収容固定することができる。
【0017】
【実施例】図1、図2、図3に示す軒樋装置は、本発明
の一実施例で、軒樋1の後壁部2と軒先前面3との間に
形成される間隔スペース4内に照明器具5を収容し、同
間隔スペース4の下方開口部を閉塞する透光板6を設け
てなるものである。
【0018】該実施例の軒樋装置においては、軒樋1の
底面7と軒先天井面8とが透光板6を介して略面一状に
連続している。又、下方に開口したボックス9内に照明
器具5が内蔵されて該ボックス9が間隔スペース4内の
下部に収容固定され、同ボックス9の下端開口に取着さ
れる照明カバーが透光板6となっている。この場合、ボ
ックス9は取付具10を介して軒先前面3に取着固定され
ており、間隔スペース4の下方開口部を閉塞するカバー
部材11が透光板6の両側方に配設されており、軒樋1の
後壁部2の下端角部分にはボックス9の前端部分を収容
する凹段部12が形成されている。
【0019】軒樋1は合成樹脂層内に金属薄板をインサ
ートして一体に押出成形した帯板材を折曲加工して形成
されているが、その他、合成樹脂単独にて押出成形した
り帯状金属単独を折曲加工して形成されても良い。該軒
樋1の前壁部13は前方へ膨らむように形成されており、
該前壁部13の上端縁には内方へ屈曲した前耳部14が形成
されて該前耳部14の内側に係止用溝部15が設けられてい
る。又、同前壁部13の下端角部分には内方へ凹むように
屈曲した凹曲部16が形成されており、該凹曲部16にて前
壁部13上に降りかかった雨水が軒樋1の底面7に伝わら
ないように水切り落下される。このように、該軒樋1に
おいては、前方へ膨らんだ前壁部13によって軒先と一体
的となるようなボリュームある外観が表現され、しか
も、同前壁部13上に多量に降りかかる雨水は底面7に伝
わらず該底面7が汚れ難い。又、同軒樋1の後壁部2の
上端縁には後耳部17が形成されている。
【0020】又、軒樋1は軒先前面3に取着固定される
金属製の樋支持具18によって支持され、この場合、樋支
持具18の上方へ折曲した前端片部19の上端に上記係止用
溝部15が係合され、樋支持具18の後部に垂設される後耳
保持片20に上記後耳部17が係合され、該後耳部17の内面
側に樋支持具18の下面に固着されるバネ片21の先端が当
接されて、同軒樋1は樋支持具18に外れ難いように取り
付けられる。又、上述の如く、軒先と一体的となるよう
な外観を得るために、屋根先22の上面の延長線上に前壁
部13が沿うように軒樋1が配置されている。
【0021】軒先前面3の下端縁にはこれに沿って、断
面略コ字型で前方に開口した金属製の取付具10がビス23
にて取着固定されており、該取付具10上に位置を合わせ
るようにして上記樋支持具18が同軒先前面3に取着固定
される。同取着具10には下方に開口した偏平矩形状のボ
ックス9の後端部分が嵌着されて取付固定され、該ボッ
クス9の前端部分が軒樋1の後壁部2の下端角部分に形
成される凹段部12に収容されると共に、該凹段部12の下
端縁に突設される凸起条24上に係止されて、同ボックス
9は確実に支持されている。
【0022】前記ボックス9内には蛍光灯でなる二本の
照明器具5が内蔵されており、該照明器具5による照明
は、同ボックス9の下端開口に取着される透明若しくは
半透明の照明カバーである合成樹脂製の透光板6を透し
て軒先下方を明るく照らすことができる。又、ボックス
9の上面からは電気コード25が導出されており、該電気
コード25の先端に設けられるプラグ26が軒先前面3に設
けられるコンセント27に接続されて、照明器具5に簡単
に電源が供給される。
【0023】又、ボックス9の両側方には、図2に示す
如く、カバー部材11が配設され、該カバー部材11も前述
のボックス9と同様に、図3に示す如く、取着具10と軒
樋1の凹段部12との間に取付支持される。該カバー部材
11は上方に開口した断面略コ字型の不透明な合成樹脂製
型材にて形成され、前記透光板6の両側方にて間隔スペ
ース4の下方開口部を閉塞し、同カバー部材11及びボッ
クス9によって間隔スペース4が全長にわたって閉塞さ
れ、樋支持具18の取着固定部分等は体裁良く覆い隠され
る。
【0024】したがって、該実施例の軒樋装置において
は、軒樋1の後壁部2と軒先前面3との間に形成される
間隔スペース4が活用されて、該間隔スペース4内に照
明器具5が邪魔にならないように体裁良く収容される。
しかも、同間隔スペース4の下方開口部が透光板6によ
って閉塞され、前記照明器具5等も覆い隠されて、軒先
下方が外観良好に納まり、又、同照明器具5によって軒
先下方が明るく照らされる。
【0025】又、該実施例の軒樋装置においては、軒樋
1の底面7と軒先天井面8とが透光板6を介して略面一
状に連続しているため、軒先下方の外観が違和感なく更
に良好に納まる。又、下方に開口したボックス9内に照
明器具5が内蔵されて該ボックス9が間隔スペース4内
の下部に収容固定され、同ボックス9の下端開口に取着
される照明カバーが透光板6となるため、照明器具5や
透光板6等をボックス9と共に間隔スペース4内に簡単
に収容固定することができ、しかも、同ボックス9内の
照明器具5は破損しないように保護される。この場合、
ボックス9が取付具10を介して軒先前面3に取着固定さ
れているため、照明器具5や透光板6等がボックス9と
共に確実に支持される。
【0026】又、該実施例の軒樋装置においては、上記
の場合に、間隔スペース4の下方開口部を閉塞するカバ
ー部材11が透光板6の両側方に配設されているため、ボ
ックス9の下端開口が透光板6で閉塞されるだけでな
く、その両側方の間隔スペース4の下方開口部もカバー
部材11によって閉塞されて、軒先下方の外観が軒先に沿
った長手方向全長において統一的に外観良好に納まる。
又、軒樋1の後壁部2の下端角部分に形成される凹段部
12にボックス9の前端部分が収容されるため、該ボック
ス9を前後方向に大きく形成してその内部に照明器具5
が収容されるスペースを大きく確保することができ、こ
のように大きくなったボックス9であってもその前端部
分を凹段部12に位置決めして収容し、同ボックス9を間
隔スペース4内の下部の定位置に支障なく収容固定する
ことができる。
【0027】図4に示す軒樋装置は、本発明の別の実施
例で、該実施例の軒樋装置においては、ボックス9の両
側方に配設されるカバー部材11が弾性を有する金属板を
折曲加工して形成されており、該カバー部材11の前側板
部が前方へ傾倒するように傾斜しており、又、軒樋1の
後壁部2の下端角部分に形成される凹段部12が上側程前
方へ傾斜しており、該凹段部12に前記カバー部材11の前
側板部が係合して、同カバー部材11は取着具10と同凹段
部12との間に簡単且つ確実に弾性的に取付支持される。
それ以外は、上記実施例と同様に構成されていて、上記
実施例と同様の作用効果が奏される。
【0028】図5に示す軒樋装置は、本発明の更に別の
実施例で、該実施例の軒樋装置においては、樋支持具18
から間隔スペース4内へと取付管28が垂設され、該取付
管28の下端に白熱灯でなる一つの照明器具5が取着支持
さている。該照明器具5から導出する電気コード25は同
取付管28内を挿通され、軒先前面3を貫通されて配線さ
れている。又、軒樋1の後壁部2と軒先前面3との間に
形成される間隔スペース4の下方開口部は、照明器具5
の下方をも含めて軒先に沿う全長にわたり透光板6によ
って閉塞されている。この場合、透光板6はその後端部
分が、ビス23にて軒先天井面8に取着固定されている。
それ以外は、上記実施例と略同様に構成されていて、ボ
ックス9に関連する以外の作用効果が上記実施例と略同
様に奏される。
【0029】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の軒
樋装置においては、有効活用される間隔スペース内に照
明器具が邪魔にならないように体裁良く収容され、しか
も、同間隔スペースの下方開口部が透光板によって閉塞
され照明器具等も覆い隠されて軒先下方が外観良好に納
まり、又、同照明器具によって軒先下方が明るく照らさ
れる。
【0030】又、本発明の請求項2記載の軒樋装置にお
いては、特に、軒樋の底面と軒先天井面とが透光板を介
して略面一状に連続して、軒先下方の外観が違和感なく
更に良好に納まる。
【0031】又、本発明の請求項3記載の軒樋装置にお
いては、特に、照明器具や透光板等をボックスと共に間
隔スペース内に簡単に収容固定することができ、しか
も、同ボックス内の照明器具は破損しないように保護さ
れる。
【0032】又、本発明の請求項4記載の軒樋装置にお
いては、特に、ボックスが取付具を介して軒先前面に取
着固定されており、照明器具や透光板等がボックスと共
に確実に支持される。
【0033】又、本発明の請求項5記載の軒樋装置にお
いては、特に、ボックスの下端開口が透光板で閉塞され
るだけでなく、その両側方の間隔スペースの下方開口部
もカバー部材によって閉塞されて、軒先下方の外観が軒
先に沿った長手方向で統一的に外観良好に納まる。
【0034】又、本発明の請求項6記載の軒樋装置にお
いては、特に、ボックス内に照明器具が収容されるスペ
ースを大きく確保することができ、該大きなボックスで
あってもその前端部分を凹段部に位置決めして収容し、
同ボックスを間隔スペース内の下部の定位置に支障なく
収容固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である軒樋装置を示す断面
図。
【図2】同軒樋装置の要部分解斜視図。
【図3】同軒樋装置の異なる部位での断面図。
【図4】別の実施例である軒樋装置を示す断面図。
【図5】更に別の実施例である軒樋装置を示す断面図。
【図6】従来例である軒樋装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 軒樋 2 後壁部 3 軒先前面 4 間隙スペース 5 照明器具 6 透光板 7 底面 8 軒先天井面 9 ボックス 10 取付具 11 カバー部材 12 凹段部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋の後壁部と軒先前面との間に形成さ
    れる間隔スペース内に照明器具を収容し、同間隔スペー
    スの下方開口部を閉塞する透光板を設けてなる軒樋装
    置。
  2. 【請求項2】 軒樋の底面と軒先天井面とを透光板を介
    して略面一状に連続させたことを特徴とする請求項1記
    載の軒樋装置。
  3. 【請求項3】 下方に開口したボックス内に照明器具を
    内蔵して該ボックスを間隔スペース内の下部に収容固定
    し、同ボックスの下端開口に取着される照明カバーを透
    光板となしたことを特徴とする請求項1又は2記載の軒
    樋装置。
  4. 【請求項4】 ボックスを取付具を介して軒先前面に取
    着固定したことを特徴とする請求項3記載の軒樋装置。
  5. 【請求項5】 間隔スペースの下方開口部を閉塞するカ
    バー部材を透光板の両側方に配設したことを特徴とする
    請求項3又は4記載の軒樋装置。
  6. 【請求項6】 軒樋の後壁部の下端角部分にボックスの
    前端部分を収容する凹段部を形成したことを特徴とする
    請求項3〜5のいずれか一つの請求項記載の軒樋装置。
JP13636695A 1995-06-02 1995-06-02 軒樋装置 Withdrawn JPH08326242A (ja)

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