JPH08326127A - 便座の温水洗浄装置 - Google Patents

便座の温水洗浄装置

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JPH08326127A
JPH08326127A JP13643295A JP13643295A JPH08326127A JP H08326127 A JPH08326127 A JP H08326127A JP 13643295 A JP13643295 A JP 13643295A JP 13643295 A JP13643295 A JP 13643295A JP H08326127 A JPH08326127 A JP H08326127A
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JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
frame
pinion
rack
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP13643295A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kikuchi
誠二 菊地
Kazumasa Suenaga
和政 末永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI EITOU KK
MICRO JIENITSUKUSU KK
Original Assignee
ASAHI EITOU KK
MICRO JIENITSUKUSU KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08326127A publication Critical patent/JPH08326127A/ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 便座内より下方に向かって斜めに突出して洗
浄水を噴射するノズルの突出量を、その駆動手段を取り
付る位置が狭い範囲内であっても出来得る限り大きくす
ることができるようにする。 【構成】 フレーム2にノズル5をその先端が後部より
順次低くなるように傾斜して、フレーム2に設けたガイ
ド4に沿って摺動自在に備え、該ノズル5にラック20
を長手方向に沿って付設し、フレーム2にラック20に
噛み合うピニオン21を可及的に前部に寄せて設け、該
ピニオン21とフレーム2に設けたモーター22で減速
回転される出力軸24間にタイミングベルト28を張架
していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水を噴射するノズル
を備えている便座の温水洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のノズルは、周知のように使用時
には便座内より突出し、温水を噴射して局部を洗浄し、
後に後退して便座内に収納するもので、このノズルを突
出及び後退する手段は、一般には水圧駆動方式とモータ
ー駆動方式とが知られている。しかもノズルを突出する
場合、便座の構造上、水平に出すと、ノズルと局部間の
間隔が小さくなり、局部に強い水圧が当たり不快感を与
えることから、ノズルをその先端が下方に向かって突出
するようになっている。以上のようにノズルを傾斜した
状態で便座内に取り付けられるが、前記の水圧駆動方式
であればシリンダー形式であるから、さほどに問題はな
いが、モーター駆動方式の場合は、駆動の確実さなどか
ら有利である一方、便座のノズルを取れ付ける位置のス
ペースの関係から種々の問題があった。
【0003】その一つの解決手段として、例えば実公平
6−13853号公報に記載してあるように、ノズルの
後端にモーターを設け、リードスクリュー部材を介して
ノズルを突出及び後退することにより、便座内の狭いス
ペースからでも、ノズルを傾斜して突出できるように構
成してある。しかしノズルの構造が非常に複雑になると
いう欠点もある。
【0004】更にこれを解決する手段として、単に筒状
をなすノズルにラックを設け、モーターで駆動されるピ
ニオンによってノズルを突出及び後退する装置が知られ
ている。この場合、ピニオンを設置する位置をノズルが
便座より突出する出口近くに設けて、ノズルが所定の長
さ分突出するのに充分なストロークを確保しなければな
らない。しかし前述のようにノズルを傾斜して突出させ
るためには、便座内に納められたノズルの先端部の高さ
は低くなっており、この低い位置にモーターを取り付け
ることができないことから、モーターを後方部に備え、
前部に設けたピニオンを駆動伝達手段を介して回転駆動
されるものである。その駆動伝達手段には一般の機械で
は種々のものがあるが、便座の洗浄装置では、従来、歯
車によられるもので、モーターの出力軸から減速してピ
ニオンまで数枚の歯車を連ねたものが採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように数枚の歯
車を連ねたものであれば、水に濡れてもスリップするこ
となく回転力を確実に伝達することができるが、その歯
車はピニオンの直径より小さい直径を持つものでなけれ
ばならず、その結果、モーターの出力軸とピニオン軸ま
での歯車枚数が多くなり、動作スピードが遅くなること
は勿論、多数の歯車を組み込む手間がかかるなどの欠点
があった。
【0006】本発明は以上の問題から、ピニオンとラッ
クとの噛み合いに支障を来すことがなく、また水に濡れ
てもスリップすることがなく回転力を伝達することがで
き、更に傾斜して突出するノズルのストロークを充分に
取ることができ、しかも組み込みが容易になるように解
決することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、フレームにノズルをその先端が後部より順次低くな
るように傾斜して、フレームに設けたガイドに沿って摺
動自在に備え、該ノズルにラックを長手方向に沿って付
設し、フレームにラックに噛み合うピニオンを可及的に
前部に寄せて設け、該ピニオンとフレームに設けたモー
ターで減速回転される出力軸間にタイミングベルトを張
架していることを特徴とする。
【0008】更に、ノズルにその後退限を規制する前ス
トッパーと、前進限を規制する後ストッパーとを設ける
ことが好ましい。
【0009】また、前記ノズルは、ポートを備える筒体
の先端に噴射筒をスナップ手段によって着脱自在に結合
することが好ましい。
【0010】
【作用】以上のようにノズルのラックに噛み合うピニオ
ンが、出力軸からタイミングベルトによって回転するも
のであることから、ピニオンを可及的にノズルの前へ寄
せて設けることが可能となり、その結果、ノズルの傾斜
して前進するストロークを大きくすることができように
なる。しかも、便座内への組み込む操作が一段と容易に
なるものである。
【0011】また、前後にストッパーを設けたものであ
れば、電気的に作動するセンサーを使用しなくてもモー
ターをパルスあるいは過電流などの信号によって制御す
ることができ、特にノズルを後退限にまで確実に後退す
ることができるようになる。
【0012】更に、ノズル先端の噴射筒を着脱自在に取
り付けたものであれば、噴射筒の洗浄が容易になると共
に、組み付け時に、おしり洗い用とビデ用に応じた噴射
筒を取り付ければ良く、ノズルの筒部及びその駆動装置
がおしり洗い用とビデ用と共に共通した構造であれば良
く、便座に取り付ける際に、一々選択して取り付ける必
要がなくなり、組み立て操作が容易になるものである。
【0013】
【実施例】本発明を具体的に説明すると、図1に示して
いるように、温水洗浄系の各装置を取り付ける基盤1に
ほぼ三角形状をなすフレーム2を、その斜辺の低い方が
前になるように固着してあって、フレーム2は平行する
一対の板をスペーサー3を介して一体的に形成したもの
で、その両板の斜辺となる上縁に互いに内側に屈折した
突条よりなるガイド4,4を備えている。
【0014】一方ノズル5は筒体6と噴射筒7からな
り、筒体6の基部に洗浄水を注入するポート8を有し、
筒体6の外周面両側に前記ガイド4,4が係合される凹
溝9,9を備え、該ノズル5を上記フレーム2にその両
ガイド4,4に沿って摺動自在に嵌め込んである。
【0015】更に以上のようにフレーム2に嵌め込んだ
ノズル5の前進限と後退限が設定できるように、ノズル
5の先端部に後退限を規制する前ストッパー10を、フ
レーム2の前端面に当接するように設け、また前進限を
規制する後ストッパー11を設けるが、この後ストッパ
ー11は前記ポート8で兼用し、フレーム2の前端にポ
ート8が当接する突片12を設けている。
【0016】また前記ノズル5の噴射筒7は、図4と図
5に示すように、ビデ用とおしり洗い用のものが有り、
その区別は噴射孔13の個数によって異なり、噴射孔1
3の多いものがビデ用となる。この噴射筒7を筒体6に
着脱自在に取り付けられるもので、その構造は図6に示
すように、筒体6の先端に係合筒14を突設し、その外
周面に一対のガイド突条15,15と、先端部が膨大し
ている係止突条16とを設け、一方噴射筒7にはガイド
突条15,15と係止突条16が嵌まる係合溝17,1
8を有し、係止突条16が嵌まる係合溝18は係止突条
16の膨大部が嵌まる拡大部を備え、噴射筒7を強く係
合筒14に差し込むことにより、スナップ的に係合する
ようになっている。尚、19はOリングである。
【0017】以上のノズル5を前進及び後退する駆動手
段は、ノズル5にラック20を、フレーム2に嵌めたノ
ズル5の下面に位置して長手方向に沿って設け、フレー
ム2内にピニオン21をラック20に噛み合うように軸
支するが、このピニオン21は回動に支障を来たさない
限り出来得る限り前方に寄せて設ける。一方フレーム2
の後部における外面にモーター22を固着し、フレーム
2内に突入したモーター22の駆動軸23とこれに平行
して設けた出力軸24とを歯車による減速手段25を介
して連結し、更に、出力軸24とピニオン21の支軸に
設けた歯車状プーリ26,27にタイミングベルト28
を張架したものである。尚、歯車状プーリ26,27は
ピニオン21の直径より小さい直径のものである。
【0018】以上のように、ピニオン21を可及的に前
方に寄せて設け、ピニオン21の直径より小さい歯車状
プーリ27を介してタイミングベルト28によって回転
駆動するもので、ピニオン21の直径より小さい歯車状
プーリ27であってもタイミングベルト28を掛けて確
実に回転力を確実に伝達することができ、ピニオン21
を可及的に前方に設けられることから、ノズル5のスト
ロークを長く設定することができ、モーター22への制
御によって用便する人に応じて適切な状態で洗浄処理す
ることも可能となるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明による便座の温水洗浄装置によれ
ば、傾斜して設けたノズルをラックとピニオンによって
直線往復運動する機構において、ピニオンをモーターに
よって減速駆動される出力軸からタイミングベルトを介
して回転駆動するものであるから、タイミングベルトを
掛ける歯車状プーリの直径が小さくとも、回転力を確実
に伝達することができることから、ピニオンをノズルの
先端部側に可及的に寄せて設けることができる。その結
果、傾斜して取り付けてあるノズルの突出するストロー
クが大きくなり、モーターの駆動を制御することによ
り、ノズルの突出量を自由に加減することもでき、使用
者に適切な状態で洗浄できる機能を与えることができる
ようになる。
【0020】ノズルに前後両ストッパーを設けたもので
あれば、モーターを制御するための電気的センサーを設
ける必要がなく、モーターの駆動回路中で制御すること
ができるようになり、構造が簡単になり、また水に濡れ
てもノズルの前進後退を確実に規制することができるよ
うになる。
【0021】また、ノズルを筒体と噴射筒を着脱自在に
結合することにより、噴射筒の噴射孔を変更したものを
用意することにより、ノズルの筒体の構造は同じくて
も、おしり洗い用とビデ用とに区別することができ、更
に、汚れ易い噴射筒を取り外して洗浄し易くなるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による便座の温水洗浄装置を示す断面図
である。
【図2】図1のA−A線矢視の断面図である。
【図3】図1のB−B線矢視の断面図である。
【図4】おしり洗い用ノズルの先端部を示す平面図であ
る。
【図5】ビデ用ノズルの先端部を示す平面図である。
【図6】ノズルの筒体と噴射筒との連結部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
2 フレーム 4 ガイド 5 ノズル 6 筒体 7 噴射筒 8 ポート 10 前ストッパー 11 後ストッパー 20 ラック 21 ピニオン 22 モーター 24 出力軸 25 減速手段 28 タイミングベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム(2)にノズル(5)をその先
    端が後部より順次低くなるように傾斜して、フレーム
    (2)に設けたガイド(4)に沿って摺動自在に備え、
    該ノズル(5)にラック(20)を長手方向に沿って付
    設し、フレーム(2)にラック(20)に噛み合うピニ
    オン(21)を可及的に前部に寄せて設け、該ピニオン
    (21)とフレーム(2)に設けたモーター(22)で
    減速回転される出力軸(24)間にタイミングベルト
    (28)を張架していることを特徴とする便座の温水洗
    浄装置。
  2. 【請求項2】 ノズル(5)にその後退限を規制する前
    ストッパー(10)と、前進限を規制する後ストッパー
    (11)とを設けていることを特徴とする請求項1に記
    載の便座の温水洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル(5)は、ポート(8)を備
    える筒体(6)の先端に、噴射筒(7)をスナップ手段
    によって着脱自在に結合していることを特徴とする請求
    項1または2に記載の便座の温水洗浄装置。
JP13643295A 1995-06-02 1995-06-02 便座の温水洗浄装置 Pending JPH08326127A (ja)

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ID=15175010

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11256658A (ja) * 1998-03-12 1999-09-21 Hitachi Chem Co Ltd 人体局部洗浄装置の洗浄ノズルユニット
KR20020064688A (ko) * 2002-04-30 2002-08-09 주태숙 비데의 세척노즐 구동장치
KR100625776B1 (ko) * 2004-01-06 2006-09-20 (주)씨엔에스 비데의 세척노즐 구동장치
JP2007239245A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Aisin Seiki Co Ltd 人体局部洗浄装置
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EP4043654A4 (en) * 2020-03-10 2023-03-29 Komoo Intelligent Technology Co., Ltd. INTELLIGENT TOILET LID SPRAY WASHING DEVICE AND ASSEMBLY METHOD FOR A SPRAY WASHING SYSTEM

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