JPH083256B2 - 親柱の施工方法 - Google Patents
親柱の施工方法Info
- Publication number
- JPH083256B2 JPH083256B2 JP544889A JP544889A JPH083256B2 JP H083256 B2 JPH083256 B2 JP H083256B2 JP 544889 A JP544889 A JP 544889A JP 544889 A JP544889 A JP 544889A JP H083256 B2 JPH083256 B2 JP H083256B2
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- Japan
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- main pillar
- pillar
- constructing
- convex portion
- tread
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は建築物の階段に取り付ける欄干の親柱に関
し、更に詳しくは親柱を踏板部に設置する場合の親柱の
施工方法に関する。
し、更に詳しくは親柱を踏板部に設置する場合の親柱の
施工方法に関する。
《従来技術》 従来、木造仕上げの住宅の階段施工における親柱の施
工方法として、親柱の下端に、両端に木ねじを形成しせ
めた接続ボルトを取り付けた後これを大引にねじ込み固
定する方法や、大引等の建物構造体にホゾ差し込み加工
をして接着剤・込み栓あるいは補強金具等を用いて取り
付ける方法等がある。
工方法として、親柱の下端に、両端に木ねじを形成しせ
めた接続ボルトを取り付けた後これを大引にねじ込み固
定する方法や、大引等の建物構造体にホゾ差し込み加工
をして接着剤・込み栓あるいは補強金具等を用いて取り
付ける方法等がある。
しかしながら、接続ボルトによる施工方法は強度的な
問題がある。又、ホゾ差し込みによる施工方法は大引等
へのホゾ加工に手間を要する上、親柱にかかる荷重を親
柱の底面とホゾ差し込み部のみでささえるので次第にホ
ゾ差し込み部が緩む結果、手すり全体にガタがくるとい
う欠点があった。
問題がある。又、ホゾ差し込みによる施工方法は大引等
へのホゾ加工に手間を要する上、親柱にかかる荷重を親
柱の底面とホゾ差し込み部のみでささえるので次第にホ
ゾ差し込み部が緩む結果、手すり全体にガタがくるとい
う欠点があった。
一方、親柱の設置箇所についてはフロアー部よりも階
段の踏板部に設置する方が床面積を広く使用することが
できるので居住者に圧迫感を与えず落ち着いた雰囲気を
造り出すことができるという点で好ましく、特に、曲線
ラインを強調した意匠性重視型の高級階段では親柱を踏
板部に設置する方が意匠性が向上する。
段の踏板部に設置する方が床面積を広く使用することが
できるので居住者に圧迫感を与えず落ち着いた雰囲気を
造り出すことができるという点で好ましく、特に、曲線
ラインを強調した意匠性重視型の高級階段では親柱を踏
板部に設置する方が意匠性が向上する。
しかしながら、親柱を踏板部に取り付ける場合、従来
工法では強度ある取付け施工が難しい。
工法では強度ある取付け施工が難しい。
《発明が解決しようとする課題》 そこで本発明者等は、踏板部に親柱の下部を挿入する
ための項を設けると共に該孔の直下の床面に筒状の取付
け金具を固定し、前記孔を通して上記の取付け金具の筒
状部に親柱の下端部を取り付けることにより、極めて容
易に長期の使用にも耐え得る親柱を取り付けることがで
きることを見出し本発明に到達した。
ための項を設けると共に該孔の直下の床面に筒状の取付
け金具を固定し、前記孔を通して上記の取付け金具の筒
状部に親柱の下端部を取り付けることにより、極めて容
易に長期の使用にも耐え得る親柱を取り付けることがで
きることを見出し本発明に到達した。
従って、本発明の第1の目的は、踏板部に親柱を施工
するための方法を提供することにある。
するための方法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、長期使用に耐え得る親柱の施
工方法を提供することにある。
工方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、ホゾ加工等の現場加工手間を
要しない簡便な親柱の施工方法を提供することにある。
要しない簡便な親柱の施工方法を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 本発明の上記の諸目的は、下部に凸状部を形成する親
柱を踏板に穿設せしめた孔より挿入し、該親柱の凸状部
の下端を前記孔の直下の床面に固定せしめた筒状の取付
け金具に挿入固定することにより踏板部に親柱を設置す
ることを特徴とする親柱の施工方法により達成された。
柱を踏板に穿設せしめた孔より挿入し、該親柱の凸状部
の下端を前記孔の直下の床面に固定せしめた筒状の取付
け金具に挿入固定することにより踏板部に親柱を設置す
ることを特徴とする親柱の施工方法により達成された。
以下本発明を実施例に基づいて作用と共に詳しく説明
する。
する。
第1図は、本発明の親柱の施工方法の一例を示した断
面図である。
面図である。
第1図において、符号(1)は、下部に凸状部(5)
を形成する親柱である。凸状部(5)の断面形状は正方
形、長方形、円形等の何れでもあって良い。又、凸状部
()の長さは、階段のステップの高さに合わせて現場で
容易に切断調整することがでる 符号(2)は、階段の踏板(7)に穿設した孔であ
る。孔(2)の大きさは、親柱が容易に動かないように
親柱の凸状部(5)とほぼ同一にすることが好ましい。
を形成する親柱である。凸状部(5)の断面形状は正方
形、長方形、円形等の何れでもあって良い。又、凸状部
()の長さは、階段のステップの高さに合わせて現場で
容易に切断調整することがでる 符号(2)は、階段の踏板(7)に穿設した孔であ
る。孔(2)の大きさは、親柱が容易に動かないように
親柱の凸状部(5)とほぼ同一にすることが好ましい。
符号(3)は、孔(2)の直下の床面(8)に固定し
た、筒状部(9)と固定板(10)とからなる取付け金具
である。取付け金具(3)は床面にタッピングねじ等の
公知の手段を用いて容易に固定することができる。
た、筒状部(9)と固定板(10)とからなる取付け金具
である。取付け金具(3)は床面にタッピングねじ等の
公知の手段を用いて容易に固定することができる。
親柱の凸状部(5)と取付け金具(3)との固定方法
は、単に取付け金具に挿入し固定することもできるが、
螺合固定する方が親柱(1)の上部下端を踏板に圧着固
定することができるので好ましい。
は、単に取付け金具に挿入し固定することもできるが、
螺合固定する方が親柱(1)の上部下端を踏板に圧着固
定することができるので好ましい。
第2図は、本発明の親柱の施工方法の他の例を示した
断面図である。
断面図である。
第2図において、符号(11)は、親柱(1)の凸状部
(5)の下端部に挿入固定された接続パイプである。接
続パイプ(11)の外周と取付け金具(3)の筒状部
(9)の内周には各々を螺合するためのねじ加工が施さ
れている。ここで取付け金具(3)の筒状部(9)の径
を接続パイプ(11)の径より小さくし、取付け金具
(3)の筒状部(9)を雄ねじとし接続パイプ(11)を
雌ねじとしても良い。次に接続パイプ(11)を親柱の凸
状部(5)の下端に挿入固定し、取付け金具(3)に螺
合する。ここで、親柱(1)と接続パイプ(11)は、親
柱(1)を取付け金具(3)に螺合せしめる際に親柱
(1)が接続パイプ(11)内で空回りしないように、ビ
ス(12)等で固定する(第3図参照)。
(5)の下端部に挿入固定された接続パイプである。接
続パイプ(11)の外周と取付け金具(3)の筒状部
(9)の内周には各々を螺合するためのねじ加工が施さ
れている。ここで取付け金具(3)の筒状部(9)の径
を接続パイプ(11)の径より小さくし、取付け金具
(3)の筒状部(9)を雄ねじとし接続パイプ(11)を
雌ねじとしても良い。次に接続パイプ(11)を親柱の凸
状部(5)の下端に挿入固定し、取付け金具(3)に螺
合する。ここで、親柱(1)と接続パイプ(11)は、親
柱(1)を取付け金具(3)に螺合せしめる際に親柱
(1)が接続パイプ(11)内で空回りしないように、ビ
ス(12)等で固定する(第3図参照)。
《効 果》 本発明の親柱の施工方法によれば、親柱を踏板部に設
置することができ、ホゾ加工等の手間を要せずその取付
け部は半永久的に緩むことはなく、特に接続パイプを使
用した場合にはより強固な取付けが可能となる。
置することができ、ホゾ加工等の手間を要せずその取付
け部は半永久的に緩むことはなく、特に接続パイプを使
用した場合にはより強固な取付けが可能となる。
又、親柱の設置位置は大引等の建物構造体の位置に限
定されず美観・居住性等を考慮して自由に選択すること
ができる。
定されず美観・居住性等を考慮して自由に選択すること
ができる。
第1図は、本発明の親柱の施工方法の一例を示した断面
図である。 第2図は、本発明の親柱の施工方法の他の例を示した断
面図である。 第3図は、第2図の親柱と取付け金具との接続方法を詳
細に示した平面図(a)及び断面図(b)である。 1……親柱 2……孔 3……取付け金具 5……凸状部 7……踏板 8……床面 9……筒状部 10……固定板 11……接続パイプ 12……固定ビス
図である。 第2図は、本発明の親柱の施工方法の他の例を示した断
面図である。 第3図は、第2図の親柱と取付け金具との接続方法を詳
細に示した平面図(a)及び断面図(b)である。 1……親柱 2……孔 3……取付け金具 5……凸状部 7……踏板 8……床面 9……筒状部 10……固定板 11……接続パイプ 12……固定ビス
Claims (2)
- 【請求項1】下部に凸状部(5)を形成する親柱(1)
を踏板(7)に穿設せしめた孔(2)より挿入し、該親
柱(1)の凸状部(5)の下端を前記孔(2)の直下の
床面(8)に固定せしめた筒状の取付け金具(3)に挿
入固定することにより踏板部に親柱を設置することを特
徴とする親柱の施工方法。 - 【請求項2】親柱(1)の凸状部(5)の下端に接続パ
イプ(11)を挿入固定し、該接続パイプ(11)を取付け
金具(3)に螺合固定することにより、親柱を踏板部に
設置することを特徴とする請求項1に記載の親柱の施工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP544889A JPH083256B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 親柱の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP544889A JPH083256B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 親柱の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02186054A JPH02186054A (ja) | 1990-07-20 |
JPH083256B2 true JPH083256B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=11611496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP544889A Expired - Fee Related JPH083256B2 (ja) | 1989-01-11 | 1989-01-11 | 親柱の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083256B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010248796A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Smctech Co Ltd | コンクリート構造物、及び該構造物に支持される支柱構造体 |
-
1989
- 1989-01-11 JP JP544889A patent/JPH083256B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02186054A (ja) | 1990-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |