JPH08324843A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH08324843A
JPH08324843A JP7149697A JP14969795A JPH08324843A JP H08324843 A JPH08324843 A JP H08324843A JP 7149697 A JP7149697 A JP 7149697A JP 14969795 A JP14969795 A JP 14969795A JP H08324843 A JPH08324843 A JP H08324843A
Authority
JP
Japan
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paper
manual
sheet
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size
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Pending
Application number
JP7149697A
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English (en)
Inventor
Naomi Kono
直美 河野
Hirofumi Ihara
宏文 井原
Yuji Majima
裕治 真島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7149697A priority Critical patent/JPH08324843A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シングル手差しユニットに用紙を入れるタイ
ミングを表示して明確にし1枚宛確実に手差しユニット
に給紙しうる画像形成装置を提供すること。 【構成】 シングル手差しユニット8を有し手差し給紙
動作を制御する手差し給紙制御部を含む画像形成装置に
おいて、手差し給紙制御部を制御するCPU(A)と、
シングル手差しユニットにセットする用紙サイズを指定
する用紙サイズ指定手段(D)と、シングル手差しユニ
ットの用紙存否を検知する手差し用紙有無検知手段
(E)と、ユーザ指定の用紙サイズに対応する用紙サイ
ズデータを格納する記憶手段(B)と、指定サイズの用
紙長を計測する用紙長計測手段(F)と、計測された用
紙長と差込まれた用紙の用紙長とを比較する用紙長比較
手段(G)と、シングル手差しユニットから最初の用紙
の給紙が完了して次の用紙をセットしうることを表示す
る表示手段(H)とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
タとか複写機等に用いられる給紙装置を有する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いたレーザービ
ームプリンタ(LBP)等の画像形成装置は、例えば、
感熱方式等他の方式の画像形成装置に比べ印字速度及び
印字品質において優位性が高く、その上、価格が低くな
ってきたこと等のことから急速に普及しつつある。レー
ザービームプリンタ等の電子写真装置の各工程は、帯電
工程、露光工程、現像工程、転写工程及び定着工程等が
あり、それら各工程を実行して印字を行い、印字した用
紙を機外に排出するようにしている。
【0003】以下、上記のような電子写真方式を用いた
画像形成装置の例として、図3乃至図5を参照し、従来
のレーザービームプリンタとしての画像形成装置につい
て説明する。図3は本発明の一実施例における画像形成
装置の内部構造を示す構成図であるが、図3の画像形成
装置に示す表示手段(後に詳述する)以外は従来技術で
あるため、図3により従来の画像形成装置の構造につい
て説明する。また、図4は従来の画像形成装置の給紙部
における手差し給紙制御部のブロック図、図5は図4の
手差し給紙制御部による給紙制御のフローチャートであ
る。
【0004】まず、図3を参照して従来の給紙装置を含
む画像形成装置の構成について説明する。図3におい
て、1は有機光導性物質を薄膜上に付着させた感光体、
2は感光体1の回転方向に沿って配置され、感光体1を
帯電させる帯電器(帯電工程)、3は帯電器2で帯電さ
せた感光体1に原稿の像を光像で投影し静電潜像をつく
る露光光学系(露光工程)、7は露光光学系3から発射
された露光光線、4は露光光線7の照射により感光体1
上につくられた静電潜像の上にトナーを付着させる現像
器(現像工程)である。
【0005】また、5は感光体1の表面に現像器により
つくられたトナー像を用紙10に転写する転写ローラ
(転写工程)、6は転写ローラ5による転写の後、感光
体1の表面に残留しているトナーを除去する除電器、8
は手差しで1枚ずつ給紙するシングル手差しユニット、
22はシングル手差しユニット8に用紙がセットされて
いるか否かを検知する手差し用紙有無センサ、9は用紙
10を収納する用紙カセット、23は用紙カセット9に
用紙がセットされているか否かを検知するカセット用紙
有無センサである。
【0006】さらに、11は用紙カセット9から用紙1
0を給紙する円柱型のカセット給紙ローラ、12はシン
グル手差しユニット8から用紙を給紙する円柱型のシン
グル手差しユニット給紙ローラ、24は円柱型のカセッ
ト給紙ローラ11かまたは円柱型のシングル手差しユニ
ット給紙ローラ12によって用紙10が給紙されたこと
を検知するゲートセンサ、13はシングル手差しユニッ
ト8または用紙カセット9から1枚ずつ給紙された用紙
10を搬送する用紙搬送路、14は用紙搬送路13を通
り転写ローラ5によりトナー像が転写された用紙10を
加熱ローラ16と加圧ローラ17との間を通してそのト
ナー像を用紙上に定着させる定着器(定着工程)であ
る。
【0007】また、15は加熱ローラ16から放出され
た熱を機外に放出するファン、18はトナー像が転写さ
れた用紙10をフェースダウンが選択されたときに搬送
するフェースダウン搬送路、19はフェースダウン搬送
路18を通り搬送されてきた用紙10を受けるフェース
ダウン排紙トレイであり、エラー処理を行うために開閉
することが可能である。20はトナー像が転写された用
紙10をフェースアップが選択されたときに搬送するフ
ェースアップ搬送路、21はフェースアップ搬送路20
を通り搬送されてきた用紙10を受けるフェースアップ
排紙トレイである。
【0008】以上、従来例の画像形成装置において給紙
装置を含む各部機構の構成について説明したが、以下、
同じく図3を参照して、上記従来例による画像形成装置
の動作について説明する。感光体1は高圧電源(図に示
していない)に接続された帯電器2内の帯電線に対し直
流高電圧を印加してコロナ放電を行わせ、感光体1の表
面を−700V程度に一様に帯電させる。コロナ放電が
発生すると、電荷及び静電エネルギが放射されると共
に、放電時にはオゾンが発生する。
【0009】感光体1を矢印方向に回転させ、外部装置
(図に示していない)から入力した画像データに基づき
露光光学系3においてレーザービームを発生し、その露
光光線7を回転している感光体1に照射する。感光体1
の露光光線7が照射された部分は電荷が消えて、感光体
1の表面に静電潜像が形成される。感光体1が回転して
感光体1の表面の照射された部分が現像器4に到達する
前に、現像器4においては、そこに付着したトナーを−
300V程度に帯電させる。
【0010】感光体1が現像器4に到達すると、露光光
線7の照射によって電荷がなくなったその表面の部分に
負に帯電したトナーが付着し、ネガポジプロセスによる
現像が行われる。シングル手差しユニット8からシング
ル手差しユニット給紙ローラ12によって給紙される
か、または用紙カセット9からカセット給紙ローラ11
によって給紙され、用紙搬送路13によって搬送された
用紙10は、+1000V程度の電圧が印加された転写
ローラ5によって、感光体1に付着したトナーが転写さ
れる。
【0011】転写工程で感光体1の表面に残ったトナー
は除電器6において除去される。転写ローラ5により用
紙10上に転写されたトナー像は、定着器14において
加圧ローラ17の挟持圧と加熱ローラ16の熱とにより
定着される。ファン15は加熱ローラ16から発生した
熱と、コロナ放電によって発生したオゾン等を機外に放
出する。
【0012】用紙10の排紙方法としては、フェースダ
ウン方式とフェースアップ方式とがある。フェースダウ
ン方式が選択された場合は、用紙10はフェースダウン
搬送路18を通りフェースダウン排紙トレイ19に排出
される。また、フェースアップ方式が選択された場合
は、用紙10はフェースアップ搬送路20を通りフェー
スアップ排紙トレイ21に排出される。印字または画像
形成動作は以上説明した手順を通して完了する。
【0013】次に、図4及び図5を参照して、上記従来
の画像形成装置に採用されている給紙部のうち、特に、
手差し給紙制御部について詳細に説明する。まず、図4
に示す従来の手差し給紙制御部のブロック図により手差
し給紙制御部の構成について説明する。
【0014】図4において、Dはシングル手差しユニッ
ト8に対しユーザが用紙10のサイズを指定する用紙サ
イズ指定手段、Eはシングル手差しユニット8に用紙1
0がセットされているか否かを検知する手差し用紙有無
検知手段(図3では、手差し用紙有無センサ22として
示す)、Fは用紙サイズ指定手段Dにより指定された用
紙サイズに基づき指定された用紙10の長さを計測する
用紙長計測手段であり、給紙された用紙10の先端をゲ
ートセンサ24により検知してカウント開始する計測カ
ウンタ等を含み構成される。
【0015】また、Gは用紙長計測手段Fにより計測さ
れたユーザ指定の用紙10の長さとシングル手差しユニ
ット8から給紙されゲートセンサ24で測定された実際
の用紙10の長さとを比較する用紙長比較手段、Aは用
紙サイズ指定手段D、手差し用紙有無検知手段E、用紙
長計測手段F、用紙長比較手段G等を制御する中央処理
演算装置(CPU)、Bはプログラムの実行の際に必要
な変数等の処理を行うワークエリアとなるランダムアク
セスメモリー(RAM)、Cは各制御手段を動作させる
プログラムを格納する読出専用メモリー(ROM)であ
る。
【0016】次に、図5に示す従来の画像形成装置の手
差し給紙制御のフローチャートを参照して、図4の手差
し給紙制御部によって行われる手差し給紙制御動作につ
いて説明する。
【0017】まず、手差し給紙制御部はユーザがシング
ル手差しユニット8の使用を指定するとステップ1−1
(図面では、ステップの文字は省略する)に進み、その
旨CPU(A)に通知し、更にステップ1−2において
ユーザがシングル手差しユニット8にセツトされるべき
用紙サイズを指定すると、指定した用紙サイズを示す用
紙サイズ信号が用紙サイズ指定手段(D)からCPU
(A)に送信される。ステップ1−3において、CPU
(A)は用紙サイズデータが格納されているランダムア
クセスメモリー(RAM)(B)からユーザが指定した
用紙サイズ信号に対応する用紙サイズデータを読みだし
て計測カウンタ(図に示していない)にセットする。
【0018】次に、ステップ1−4に進み、手差し用紙
有無検知手段(E)の手差し用紙有無センサ22(図
3)によりシングル手差しユニット8に用紙10がセッ
トされているか否かを検査する。用紙10がセットされ
ていなければ、そこでセットされるまで待ち、用紙10
がセットされたことを検知すると、手差し用紙有無セン
サ22のステートまたは状態が、例えば、“ロー”(未
セット)から“ハイ”(セット)に変化する。手差し給
紙制御部は手差し用紙有無センサ22のステートが“ハ
イ”(セット)になったことを検知すると、ステップ1
−5に進み、そこで印字開始命令の受信を待つ。
【0019】ステップ1−5において、印字開始命令を
受信すると、ステップ1−6に進み、手差し給紙制御部
はシングル手差しユニット8からの給紙を開始する。給
紙された用紙10はゲートセンサ24の方に搬送され、
ステップ1−7において、用紙10がゲートセンサ24
に到達するのを待つ。用紙10がゲートセンサ24に到
達すると、ステップ1−8において、ゲートセンサ24
のステートが、例えば、“ロー”(未到達または用紙無
し)から“ハイ”(到達または用紙有り)に変化する。
【0020】その後、ゲートセンサ24に対する用紙1
0の到達を基準にして、現像及び転写等のプロセスが順
次起動される。また、用紙長計測手段(F)による用紙
長の計測もこの時点から開始される。用紙長計測手段
(F)はゲートセンサ24のステートを一定時間毎にモ
ニタリングすると共に、ステップ1−9において、計測
カウンタ(図に示していない)をデクリメントする。ス
テップ1−10に進み、計測カウンタの値が0になった
か否かを検査し、0でなければ、ステップ1−9におけ
る計測カウンタのデクリメント及びステップ1−10に
おける計測カウンタの値が0になったか否かの検査を繰
り返す。
【0021】計測カウンタの値が0になると、手差し給
紙制御部はステップ1−11に進み、用紙長比較手段
(G)により用紙10がすでにゲートセンサ24を通過
してゲートセンサ24のステートが再び“ロー”(用紙
無し)に変化しているか否かを検査する。ゲートセンサ
24のステートが“ロー”に変化していれば、ユーザは
指定したサイズの用紙10を給紙したということがわか
る。すなわち、用紙10の長さは、通常行われているよ
うに、シングル手差しユニット8から給紙した用紙10
がゲートセンサ24に到達してそのステートが変化した
ときから、用紙10がゲートセンサ24を通過して再び
ゲートセンサ24のステートが変化するときまでの時間
長に対応して測定される。
【0022】ステップ1−11において、指定したサイ
ズの用紙10が給紙されたということを検知すると、ス
テップ1−14に進み、手差し給紙制御部に対し用紙1
0がゲートセンサ24を通過完了したということを通知
する。手差し給紙制御部は再びステップ1−4に戻り、
次の用紙10のセット待ち状態となり、シングル手差し
ユニット8に次の用紙10がセットされているか否かを
検査する。しかし、ステップ1−11に入ったときに、
ゲートセンサ24のステートが“ロー”に変化していな
い場合は、指定した用紙10と異なる用紙10をユーザ
がシングル手差しユニット8に挿入したものとしてステ
ップ1−12に進み、用紙サイズエラーを発生させ、ス
テップ1−13において、その印字動作を停止する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成した従来の画像形成装置においては、ユーザ
が先にセットした用紙の搬送中に次の用紙をセットした
場合、先の用紙が搬送途中であっても、次にセットされ
た用紙もまたシングル手差しユニット給紙ローラにより
連続的に給紙されてしまい、最初の用紙の後端と次の用
紙の先端とが重複して搬送されてしまうことがあるとい
う問題があった。
【0024】そのように、用紙長のカウントにおいて、
まず先にセットされた用紙が搬送されゲートセンサに到
達し、ゲートセンサのステートが変化してからその用紙
長のカウントが開始されるが、最初の用紙の後端と次の
用紙の先端とが重複して搬送されてしまうと、ゲートセ
ンサは最初の用紙の後端を検知することができないた
め、次の用紙の後端まで連続して最初の用紙長としてカ
ウントしてしまうことになる。そのため、計測カウンタ
値が0になったときでも、ゲートセンサのステートが変
化しないので、最初の用紙がまだ搬送中であると見做さ
れることになる。その結果、給紙した最初の用紙はユー
ザが指定した用紙長より長いと決定され、用紙サイズエ
ラーになるという問題があった。
【0025】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
ので、シングル手差しユニットに用紙をセットするタイ
ミング(または用紙セット可能時期)をユーザに表示し
て、手差し給紙のタイミングを明確にすることにより、
1枚ずつ確実にシングル手差しユニットから給紙するこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、上記の目的を達成するため、シングル手差しユニ
ットを有し手差し給紙動作を制御する手差し給紙制御部
を含む画像形成装置において、手差し給紙制御部を制御
するCPUと、シングル手差しユニットにセットする用
紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段と、シングル手
差しユニットにおける用紙の存否を検知する手差し用紙
有無検知手段と、ユーザ指定の用紙サイズに対応する用
紙サイズデータを格納する記憶手段と、指定したサイズ
の用紙の長さを計測する用紙長計測手段と、用紙長計測
手段により計測された用紙長と現に差込まれた用紙の用
紙長とを比較する用紙長比較手段と、シングル手差しユ
ニットから最初の用紙の給紙が完了して次の用紙のセッ
トが可能であることを表示する表示手段とからなり、C
PUの制御により、給紙した用紙が給紙を完了したとき
に、表示手段に対し次の用紙の差込み可能を表示させる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0027】また、本発明による画像形成装置は、上記
の目的を達成するため、給紙した用紙の長さとサイズを
指定した用紙の長さとを比較の結果サイズエラーなく給
紙を完了したときに次の用紙の差込み可能を表示手段に
表示し、次の用紙をシングル手差しユニットに差込むこ
とにより差込み可能表示を消灯するようにしたことを特
徴とするものである。
【0028】
【作用】本発明による画像形成装置は、上記のように構
成し、特に、用紙がシングル手差しユニットから給紙完
了したことを表示する表示手段を設けて、シングル手差
しユニットに次の用紙をセットする手差し給紙のタイミ
ングをユーザに表示するようにしたことにより、手差し
給紙のタイミングを明確にして1枚ずつ確実にシングル
手差しユニットから給紙することを可能にする。
【0029】
【実施例】以下、添付図面、図1乃至図3に基づき、本
発明の一実施例による画像形成装置を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例における画像形成装置の給紙部
における手差し給紙制御部のブロック図、図2は図1の
手差し給紙制御部による給紙制御のフローチャート、図
3は図1に示す本発明の一実施例における手差し給紙制
御部を有する画像形成装置の内部構造を示す構成図であ
る。
【0030】まず、図3を参照して、本発明の一実施例
による画像形成装置について説明する。図3において、
Hはシングル手差しユニット8の使用を指定した場合
に、手差し用紙有無センサ22及び手差し給紙制御部
(図1に全体的に示し、図3には図示しない)の制御に
より、用紙10がシングル手差しユニット8に存在する
か否かを表示する表示手段(図1にも示す)である。こ
の表示手段Hは操作パネル(図示せず)に置いてもシン
グル手差しユニット8の近くに配置してもよく、また如
何なる電気的あるいは機械的手段をも問わないが、一般
的には、発光表示手段を用いる。また、図3において、
表示手段H以外の各構成部は上記従来技術のものと同様
であるため、これ以上の説明は省略する。
【0031】次に、図1を参照して、まず本実施例にお
ける手差し給紙制御部の構成について説明する。図1に
おいて、Dはシングル手差しユニット8に対しユーザが
用紙10のサイズを指定する用紙サイズ指定手段(例え
ば、スイッチ等の用紙サイズ入力手段等を含む)、Eは
シングル手差しユニット8に用紙10がセットされてい
るか否かを検知する手差し用紙有無検知手段(図3の実
施例では、手差し用紙有無センサ22として示す)、F
は用紙サイズ指定手段Dにより指定された用紙サイズに
基づき指定された用紙10の長さを計測する用紙長計測
手段であり、給紙された用紙10の先端をゲートセンサ
24により検知してカウント開始する計測カウンタ(図
示せず、本実施例ではダウンカウンタを使用するが、ア
ップカウンタでもよい)等を含み構成される。
【0032】また、Gは用紙2計測手段Fにより計測さ
れたユーザ指定の用紙10の長さとシングル手差しユニ
ット8から給紙されゲートセンサ24で測定された実際
の用紙10の長さとを比較する用紙長比較手段、Aは用
紙サイズ指定手段D、手差し用紙有無検知手段E、用紙
長計測手段F、用紙長比較手段G等を制御する中央処理
演算装置(CPU)、Bはプログラムの実行の際に必要
な変数等の処理を行うワークエリアとなる記憶手段であ
るランダムアクセスメモリー(RAM)、Cは各制御手
段を動作させるプログラムを格納する記憶手段である読
出専用メモリー(ROM)であり、以上説明した各部の
構成は従来技術のものと同様である。
【0033】さらに、Hは、上記図3にも示すように、
シングル手差しユニット8の使用を指定した場合に、手
差し用紙有無センサ22及び手差し給紙制御部の制御に
より、シングル手差しユニット8における用紙10の存
否を表示する表示手段である。この表示手段Hは、本実
施例では、最初の用紙10を給紙して、それがサイズエ
ラーなくゲートセンサ24を通過すると点灯または表示
し、次の用紙10をシングル手差しユニット8に差し込
むと消灯する。
【0034】次に、図2に示す本実施例による画像形成
装置の手差し給紙制御のフローチャートを参照して、図
1の手差し給紙制御部によって行われる手差し給紙制御
動作について説明する。
【0035】まず、手差し給紙制御部はユーザがシング
ル手差しユニット8の使用を指定するとステップ2−1
(図面では、ステップの文字は省略する)に進み、その
旨CPU(A)に通知し、更にステップ2−2において
ユーザがシングル手差しユニット8にセツトされるべき
用紙サイズを指定すると、指定した用紙サイズを示す用
紙サイズ信号が用紙サイズ指定手段(D)からCPU
(A)に送信される。ステップ2−3において、CPU
(A)は用紙サイズデータが格納されているランダムア
クセスメモリー(RAM)(B)からユーザが指定した
用紙サイズ信号に対応する用紙サイズデータを読みだし
て計測カウンタ(図に示していない)にセットする。
【0036】次に、ステップ2−4に進み、手差し用紙
有無検知手段(E)の手差し用紙有無センサ22(図
3)によりシングル手差しユニット8に用紙10がセッ
トされているか否かを検査する。用紙10がセットされ
ていなければ、そこでセットされるまで待ち、用紙10
がセットされたことを検知すると、手差し用紙有無セン
サ22のステートまたは状態が、例えば、“ロー”(未
セット)から“ハイ”(セット)に変化する。手差し給
紙制御部は手差し用紙有無センサ22のステートが“ハ
イ”(セット)になったことを検知すると、ステップ2
−5に進み、そこで印字開始命令の受信を待つ。
【0037】ステップ2−5において、印字開始命令を
受信すると、ステップ2−6に進み、手差し給紙制御部
はシングル手差しユニット8からの給紙を開始する。給
紙された用紙10はゲートセンサ24の方に搬送され、
ステップ2−7において、用紙10がゲートセンサ24
に到達するのを待つ。用紙10がゲートセンサ24に到
達すると、ステップ2−8において、ゲートセンサ24
のステートが、例えば、“ロー”(未到達または用紙無
し)から“ハイ”(到達または用紙有り)に変化する。
【0038】その後、ゲートセンサ24に対する用紙1
0の到達を基準にして、現像及び転写等のプロセスが順
次起動される。また、用紙長計測手段(F)(計測カウ
ンタ)による用紙長の計測もこのゲートセンサ24に対
する用紙10の到達時点から開始される。用紙長計測手
段(F)は、ステップ2−9において、ゲートセンサ2
4のステートを一定時間毎にモニタリングすると共に、
計測カウンタ(図に示していない)をデクリメントする
よう構成される。ステップ2−10に進み、計測カウン
タの値が0になったか否かを検査し、0でなければ、ス
テップ2−9における計測カウンタのデクリメント及び
ステップ2−10における計測カウンタの値が0になっ
たか否かの検査を繰り返す。
【0039】計測カウンタの値が0になると、手差し給
紙制御部はステップ2−11に進み、用紙長比較手段
(G)により用紙10がすでにゲートセンサ24を通過
してゲートセンサ24のステートが再び“ロー”(用紙
無し)に変化しているか否かを検査する。すなわち、こ
の用紙長比較手段(G)は上記のように計測カウンタの
値が0になったとき(指定したサイズの用紙10が通過
したことを示す)に、ゲートセンサ24のステートを検
査することにより、サイズを指定した用紙の長さと現に
差し込まれた用紙の長さとを比較するように構成され
る。
【0040】従って、ゲートセンサ24のステートが
“ロー”に変化していれば、ユーザは指定したサイズの
用紙10を給紙したということがわかる。すなわち、現
に差し込まれた用紙10の長さは、シングル手差しユニ
ット8から給紙した用紙10がゲートセンサ24に到達
してそのステートが変化したときから、用紙10がゲー
トセンサ24を通過して再びゲートセンサ24のステー
トが変化するときまでの時間長に対応して測定される長
さである。
【0041】ステップ2−11において、指定したサイ
ズの用紙10が給紙されたということを検知すると、ス
テップ2−12に進み、手差し給紙制御部に対し用紙1
0がゲートセンサ24を通過完了したということを通知
する。そして、次の用紙10のセット待ち状態となる。
手差し給紙制御部はステップ2−13に進み、ユーザに
対して用紙のセット待ちであるということを知らせるた
め、表示手段(H)に対して手差しセット許可信号を送
り、用紙10のセットが可能であることを表示または点
灯する。この表示は、次の用紙10がシングル手差しユ
ニット8に設定されて、手差し用紙有無センサ22で検
知されるか、または手差し給紙制御が変更され(例え
ば、手差し給紙を止める)て手差しセット許可信号がオ
フされるまで継続される。
【0042】手差し給紙制御部はステップ2−14に進
み、シングル手差しユニット8に次の用紙10がセット
されているか否かを検査し、セットされていなければ、
セットされるまで待つ。そこで、シングル手差しユニッ
ト8に次の用紙10がセットされると、それは手差し用
紙有無センサ22に検知されてステップ2−15に進
み、上記のように手差しセット許可信号をクリアするこ
とにより表示手段(H)をオフして、ステップ2−5に
戻り、次の印字開始命令の受信を待つ。しかし、ステッ
プ2−11に入ったときに、ゲートセンサ24のステー
トが“ロー”に変化していない場合は、指定した用紙1
0と異なる用紙10をユーザがシングル手差しユニット
8に挿入したものとして、上記従来技術同様、用紙サイ
ズエラーを発生させ(そのステップは図2に示していな
い)、その印字動作を停止する。
【0043】
【発明の効果】本発明による画像形成装置は、以上説明
したように構成し、特に、ゲートセンサを用紙が通過し
たか否か表示する表示手段を設けて、シングル手差しユ
ニットにつぎの用紙をセットする手差し給紙のタイミン
グをユーザに表示するようにしたことにより、手差し給
紙のタイミングを明確にして1枚ずつ確実にシングル手
差しユニットから給紙することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の給紙
部における手差し給紙制御部のブロック図
【図2】図1の手差し給紙制御部による給紙制御のフロ
ーチャート
【図3】図1に示す本発明の一実施例における手差し給
紙制御部を有する画像形成装置の内部構造を示す構成図
【図4】従来の画像形成装置の給紙部における手差し給
紙制御部のブロック図
【図5】図4の手差し給紙制御部による給紙制御のフロ
ーチャート
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 露光光学系 4 現像器 5 転写ローラ 6 除電器 7 露光光線 8 シングル手差しユニット 9 用紙カセット 10 用紙 11 カセット給紙ローラ 12 シングル手差しユニット給紙ローラ 13 用紙搬送路 14 定着器 15 ファン 16 加熱ローラ 17 加圧ローラ 18 フェースダウン搬送路 19 フェースダウン排紙トレイ 20 フェースアップ搬送路 21 フェースアップ排紙トレイ 22 手差し用紙有無センサ 23 カセット用紙有無センサ 24 ゲートセンサ H 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シングル手差しユニットを有し手差し給紙
    動作を制御する手差し給紙制御部を含む画像形成装置に
    おいて、前記手差し給紙制御部を制御するCPUと、前
    記シングル手差しユニットにセットする用紙サイズを指
    定する用紙サイズ指定手段と、前記シングル手差しユニ
    ットにおける用紙の存否を検知する手差し用紙有無検知
    手段と、ユーザ指定の用紙サイズに対応する用紙サイズ
    データを格納する記憶手段と、指定したサイズの用紙の
    長さを計測する用紙長計測手段と、前記用紙長計測手段
    により計測された用紙長と現に差込まれた用紙の用紙長
    とを比較する用紙長比較手段と、前記シングル手差しユ
    ニットから最初の用紙の給紙が完了して次の用紙のセッ
    トが可能であることを表示する表示手段とからなり、前
    記CPUの制御により、給紙した用紙が給紙を完了した
    ときに前記表示手段に対し次の用紙の差込み可能を表示
    させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記表示手段は給紙した用紙の長さとサイ
    ズを指定した用紙の長さとを比較の結果サイズエラーな
    く給紙を完了したときに次の用紙の差込み可能を表示
    し、次の用紙を前記シングル手差しユニットに差込むこ
    とにより差込み可能表示を消灯するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP7149697A 1995-05-25 1995-05-25 画像形成装置 Pending JPH08324843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007018502A (ja) * 2005-06-06 2007-01-25 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法、ホストベースプリンタ
JP2013257479A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Sharp Corp 画像形成装置
JP2019150981A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及びプログラム

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