JPH08324534A - プラスチックボトル - Google Patents
プラスチックボトルInfo
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- JPH08324534A JPH08324534A JP13780295A JP13780295A JPH08324534A JP H08324534 A JPH08324534 A JP H08324534A JP 13780295 A JP13780295 A JP 13780295A JP 13780295 A JP13780295 A JP 13780295A JP H08324534 A JPH08324534 A JP H08324534A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- corner
- cylindrical side
- plastic bottle
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0292—Foldable bottles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 持ち易くたたみ易いプラスチックボトルの開
示 【構成】 筒状側壁部6が左右対称なほぼ六角形からな
り,筒状側壁部6の上下の周囲であって,上面部及び底
面部からそれぞれ筒状側壁部6の左右幅の1/2離れた
位置に水平な谷折り線15が形成され,少なくとも筒状
側壁部6の第1角または第4角のいずれかに,窪部が形
成され,この窪部の壁面が蛇腹状に形成され,近傍に把
手部9が形成されていることを特徴とするプラスチック
ボトル。
示 【構成】 筒状側壁部6が左右対称なほぼ六角形からな
り,筒状側壁部6の上下の周囲であって,上面部及び底
面部からそれぞれ筒状側壁部6の左右幅の1/2離れた
位置に水平な谷折り線15が形成され,少なくとも筒状
側壁部6の第1角または第4角のいずれかに,窪部が形
成され,この窪部の壁面が蛇腹状に形成され,近傍に把
手部9が形成されていることを特徴とするプラスチック
ボトル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,廃棄時にかさばらない
ように偏平にたたみ易くしたプラスチックボトルに関す
るものである。
ように偏平にたたみ易くしたプラスチックボトルに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来,折り畳み易さを図ったプラスチッ
クボトルには図19に示すようなプラスチックボトルが
知られている(特開平3−148451号公報参照)。
クボトルには図19に示すようなプラスチックボトルが
知られている(特開平3−148451号公報参照)。
【0003】このプラスチックボトル50の材質はポリ
エチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル等であり,
肉厚は0.1〜1.2mmとされ,ブロー成形により形
成されるもので,空のときに折り畳むことができ,材料
の使用量を減少化させたものである。プラスチックボト
ル50の特徴は底部51が二股に分かれていることで,
底部51にV字形状の折り畳み溝52を形成している。
底部51は丸く膨出する曲面とされており,二つの支持
点を有することにより,内容物を入れた場合に直立する
ことができる。プラスチックボトル50の胴部53は四
角の断面形状であるが,公報中には他にも六角或いは円
形の断面形状が開示されている。
エチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル等であり,
肉厚は0.1〜1.2mmとされ,ブロー成形により形
成されるもので,空のときに折り畳むことができ,材料
の使用量を減少化させたものである。プラスチックボト
ル50の特徴は底部51が二股に分かれていることで,
底部51にV字形状の折り畳み溝52を形成している。
底部51は丸く膨出する曲面とされており,二つの支持
点を有することにより,内容物を入れた場合に直立する
ことができる。プラスチックボトル50の胴部53は四
角の断面形状であるが,公報中には他にも六角或いは円
形の断面形状が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うな従来のプラスチックボトル50は,手でもつ把手部
分がないのでもちにくいと共に,胴部53に開口部を形
成して把手部分とすると,把手部と開口部の曲率半径が
小さくなるので強度が増し,プラスチックボトル50が
折り畳み難くなるという問題がある。さらに,このプラ
スチックボトル50では底部52が丸いため,プラスチ
ックボトル50の硬度が硬いと,子供や非力な人には底
部52を偏平にたたみ難くなる。このため,プラスチッ
クボトル50の硬度を比較的軟らかくしなければならな
いが,あまりに軟らかくすると,内容物が途中まで残っ
ている状態のときに,底部52の強度が不足してプラス
チックボトル50が自立できなくなる懸念がある。
うな従来のプラスチックボトル50は,手でもつ把手部
分がないのでもちにくいと共に,胴部53に開口部を形
成して把手部分とすると,把手部と開口部の曲率半径が
小さくなるので強度が増し,プラスチックボトル50が
折り畳み難くなるという問題がある。さらに,このプラ
スチックボトル50では底部52が丸いため,プラスチ
ックボトル50の硬度が硬いと,子供や非力な人には底
部52を偏平にたたみ難くなる。このため,プラスチッ
クボトル50の硬度を比較的軟らかくしなければならな
いが,あまりに軟らかくすると,内容物が途中まで残っ
ている状態のときに,底部52の強度が不足してプラス
チックボトル50が自立できなくなる懸念がある。
【0005】本発明にかかるプラスチックボトルはこの
ような問題に着目したもので,持ち易く,使用後に容易
に偏平に折り畳むことができるプラスチックボトルを提
供することを目的とする。
ような問題に着目したもので,持ち易く,使用後に容易
に偏平に折り畳むことができるプラスチックボトルを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明にかかるプラスチックボトルは,ほぼ六角形
の平面形状を有し,上面部と底面部とで閉成される筒状
側壁部が,六角形の第1番目の第1角と第4番目の第4
角と結ぶ線を対称中心線としてほぼ左右対称に形成さ
れ,前記筒状側壁部の上部及び下部周囲であって,前記
上面部から上面部の左右幅の1/2の距離だけ離れた位
置に,水平方向に延びて筒状側壁部を取り囲む谷折り線
が形成されると共に,前記底面部から底面部の左右幅の
1/2の距離だけ離れた位置に,水平方向に延びて筒状
側壁部を取り囲む谷折り線が形成され,少なくとも,前
記筒状側壁部の前記第1角または第4角のいずれかに,
開口部または一対の凹所からなる窪部が形成され,この
窪部の壁面が蛇腹状に形成されると共に,窪部近傍に把
手部が形成されていることを特徴とする。
に,本発明にかかるプラスチックボトルは,ほぼ六角形
の平面形状を有し,上面部と底面部とで閉成される筒状
側壁部が,六角形の第1番目の第1角と第4番目の第4
角と結ぶ線を対称中心線としてほぼ左右対称に形成さ
れ,前記筒状側壁部の上部及び下部周囲であって,前記
上面部から上面部の左右幅の1/2の距離だけ離れた位
置に,水平方向に延びて筒状側壁部を取り囲む谷折り線
が形成されると共に,前記底面部から底面部の左右幅の
1/2の距離だけ離れた位置に,水平方向に延びて筒状
側壁部を取り囲む谷折り線が形成され,少なくとも,前
記筒状側壁部の前記第1角または第4角のいずれかに,
開口部または一対の凹所からなる窪部が形成され,この
窪部の壁面が蛇腹状に形成されると共に,窪部近傍に把
手部が形成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明にかかるプラスチックボトルによれば,
筒状側壁部の上下部位の周囲に,谷折り線がそれぞれ形
成されており,それぞれの谷折り線は上面部及び底面部
から筒状側壁部の左右幅の距離の1/2離間した位置に
設定されているから,第1角及び第4角が狭くなるよう
に筒状側壁部を偏平にすると,上面部及び底面部が平ら
な状態で折り畳まれる。そのとき,少なくとも筒状側壁
部の第1角または第4角のいずれかに窪部が形成され,
この窪部壁面が蛇腹状壁面で形成されているから,容易
に広がることができるため,筒状側壁部を偏平に畳むこ
とができる。しかも,窪部近傍に把手部が形成されてい
るので,筒状側壁部が太いものであって十分に持ち上げ
ることができる。
筒状側壁部の上下部位の周囲に,谷折り線がそれぞれ形
成されており,それぞれの谷折り線は上面部及び底面部
から筒状側壁部の左右幅の距離の1/2離間した位置に
設定されているから,第1角及び第4角が狭くなるよう
に筒状側壁部を偏平にすると,上面部及び底面部が平ら
な状態で折り畳まれる。そのとき,少なくとも筒状側壁
部の第1角または第4角のいずれかに窪部が形成され,
この窪部壁面が蛇腹状壁面で形成されているから,容易
に広がることができるため,筒状側壁部を偏平に畳むこ
とができる。しかも,窪部近傍に把手部が形成されてい
るので,筒状側壁部が太いものであって十分に持ち上げ
ることができる。
【0008】
【実施例】以下,本発明の実施例にかかるプラスチック
ボトルを図1〜図18に基づいて説明する。
ボトルを図1〜図18に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明の第1実施例のプラスチック
ボトルである。図1〜図9を用いて説明する。このプラ
スチックボトル1は,ポリエチレンの押出ブロー成形か
らなるもので,その他にもポリプロピレン,ポリエステ
ル,ポリ塩化ビニル,ポリアクリルニトリル等が有り
得,単層構成でも多層構成でもよい。
ボトルである。図1〜図9を用いて説明する。このプラ
スチックボトル1は,ポリエチレンの押出ブロー成形か
らなるもので,その他にもポリプロピレン,ポリエステ
ル,ポリ塩化ビニル,ポリアクリルニトリル等が有り
得,単層構成でも多層構成でもよい。
【0010】プラスチックボトル1は,図3に示すよう
に,第1角A〜第6角Fからなるほぼ六角の平面形状を
有している。上面部2には内容物を注出する口部Pが突
設されている。上面部2及び底面部3は平らに形成され
ている。口部4にはキャップ5が螺着される。
に,第1角A〜第6角Fからなるほぼ六角の平面形状を
有している。上面部2には内容物を注出する口部Pが突
設されている。上面部2及び底面部3は平らに形成され
ている。口部4にはキャップ5が螺着される。
【0011】上面部2及び底面部3はプラスチックボト
ル1の第2角B,第3角C,第5角E,第6角Fによ
り,矩形の形状をしているが,筒状側壁部6は六角断面
形状を呈している。筒状側壁部6はプラスチックボトル
1の平面形状に表れるもので,六角形状の第1辺を第1
側壁部6aにより,第2辺を第2側壁部6bにより,第
3辺を第3側壁部6cにより,第4辺を第4側壁部6d
により,第5辺を第5側壁部6eにより,第6辺を第6
側壁部6fにより構成する。
ル1の第2角B,第3角C,第5角E,第6角Fによ
り,矩形の形状をしているが,筒状側壁部6は六角断面
形状を呈している。筒状側壁部6はプラスチックボトル
1の平面形状に表れるもので,六角形状の第1辺を第1
側壁部6aにより,第2辺を第2側壁部6bにより,第
3辺を第3側壁部6cにより,第4辺を第4側壁部6d
により,第5辺を第5側壁部6eにより,第6辺を第6
側壁部6fにより構成する。
【0012】すなわち,上面部2の第2角Bと第3角C
を結ぶ辺2b,及び,第5角Eと第6角Fを結ぶ辺2e
は,筒状側壁部6の第2側壁部6b及び第5側壁部6e
に連設されている。また,底面部3の第2辺3b及び第
5辺3eは,筒状側壁部6の第2側壁部6b及び第5側
壁部6eに連設されている。
を結ぶ辺2b,及び,第5角Eと第6角Fを結ぶ辺2e
は,筒状側壁部6の第2側壁部6b及び第5側壁部6e
に連設されている。また,底面部3の第2辺3b及び第
5辺3eは,筒状側壁部6の第2側壁部6b及び第5側
壁部6eに連設されている。
【0013】プラスチックボトル1の第1角Aの両わき
には,窪部としての凹所7が形成されている。凹所7の
ボトル中央側には蛇腹状壁面8が形成されている。蛇腹
状壁面8は三角波形状の断面を有している。凹所7の第
1角A側には把手部9が形成されている。把手部9は中
空であり,ボトル内部と連通している。
には,窪部としての凹所7が形成されている。凹所7の
ボトル中央側には蛇腹状壁面8が形成されている。蛇腹
状壁面8は三角波形状の断面を有している。凹所7の第
1角A側には把手部9が形成されている。把手部9は中
空であり,ボトル内部と連通している。
【0014】上面部2の第2角Bと第6角Fは,筒状側
壁部6の第1角Aとは結ばれており,また,上面部2の
第3角Cと第5角Eは筒状側壁部6の第4角Dと結ばれ
ている。これらの3点ABF,及びDCEは二等辺三角
形状の傾斜面10,11を形成している。(図1参照)
傾斜面10,11において,辺AB,辺AF並びに辺C
D,辺EDは山折り部とされている。
壁部6の第1角Aとは結ばれており,また,上面部2の
第3角Cと第5角Eは筒状側壁部6の第4角Dと結ばれ
ている。これらの3点ABF,及びDCEは二等辺三角
形状の傾斜面10,11を形成している。(図1参照)
傾斜面10,11において,辺AB,辺AF並びに辺C
D,辺EDは山折り部とされている。
【0015】底面部3の第2角Bと第6角Fは,筒状側
壁部6の第1角Aと結ばれており,また,底面部3の第
3角Cと第5角Eは筒状側壁部6の第4角Dと結ばれて
いる。底面部3における点ABF並びにDCEはそれぞ
れ二等辺三角形状の傾斜面12,13を形成している
(図1参照)。傾斜面12,13において,辺AB,辺
AF並びに辺CD,辺EDは山折り部とされている。
壁部6の第1角Aと結ばれており,また,底面部3の第
3角Cと第5角Eは筒状側壁部6の第4角Dと結ばれて
いる。底面部3における点ABF並びにDCEはそれぞ
れ二等辺三角形状の傾斜面12,13を形成している
(図1参照)。傾斜面12,13において,辺AB,辺
AF並びに辺CD,辺EDは山折り部とされている。
【0016】筒状側壁部6の上部周囲には,水平方向に
延びる谷折り線14が形成されている,この谷折り線1
4は,上面部2の第2辺2bと第5辺2e間の距離(す
なわち上面部2の幅寸法)の1/2の距離だけ上面部2
から離れた位置に形成されている。谷折り線14は浅い
溝とされている。図2に示すように,側面からみると,
筒状側壁部6において谷折り線14近傍は少しくびれて
おり,偏平に形成し易くなっている。筒状側壁部6の下
部周囲にも同様に,水平方向に延びる谷折り線15が形
成されている,この谷折り線15は,底面部3の第2辺
3bと第5辺3e間の距離(すなわち底面部3の幅寸
法)の1/2の距離だけ底面部3から離れた位置に形成
されている。谷折り線15は浅い溝になるように形成さ
れている。
延びる谷折り線14が形成されている,この谷折り線1
4は,上面部2の第2辺2bと第5辺2e間の距離(す
なわち上面部2の幅寸法)の1/2の距離だけ上面部2
から離れた位置に形成されている。谷折り線14は浅い
溝とされている。図2に示すように,側面からみると,
筒状側壁部6において谷折り線14近傍は少しくびれて
おり,偏平に形成し易くなっている。筒状側壁部6の下
部周囲にも同様に,水平方向に延びる谷折り線15が形
成されている,この谷折り線15は,底面部3の第2辺
3bと第5辺3e間の距離(すなわち底面部3の幅寸
法)の1/2の距離だけ底面部3から離れた位置に形成
されている。谷折り線15は浅い溝になるように形成さ
れている。
【0017】次ぎに,本実施例のプラスチックボトルの
折り畳むときの状態を図4〜図6を用いて説明する。図
4に示す状態において,筒状側壁部6の第2側壁部6b
及び第5側壁部6eの間隔を狭めるように押圧し,谷折
り線14,15を谷折りすると,図5に示すように,筒
状側壁部6の上部及び下部が三角柱状に折り曲げられ
る。そこで,更に筒状側壁部6を押圧すると,図6に示
すように,上面部2と傾斜面10,11が平らになり,
また底面部3と傾斜面12,13が平らになるととも
に,筒状側壁部6が平らに折り畳まれる。筒状側壁部6
が偏平に畳まれるとき,把手部9の蛇腹状壁面10が図
7の状態から図8,図9に示すように広がるので,筒状
側壁部6が原型に復帰することが防止される。
折り畳むときの状態を図4〜図6を用いて説明する。図
4に示す状態において,筒状側壁部6の第2側壁部6b
及び第5側壁部6eの間隔を狭めるように押圧し,谷折
り線14,15を谷折りすると,図5に示すように,筒
状側壁部6の上部及び下部が三角柱状に折り曲げられ
る。そこで,更に筒状側壁部6を押圧すると,図6に示
すように,上面部2と傾斜面10,11が平らになり,
また底面部3と傾斜面12,13が平らになるととも
に,筒状側壁部6が平らに折り畳まれる。筒状側壁部6
が偏平に畳まれるとき,把手部9の蛇腹状壁面10が図
7の状態から図8,図9に示すように広がるので,筒状
側壁部6が原型に復帰することが防止される。
【0018】図10〜図18は本発明の第2実施例のプ
ラスチックボトルである。このプラスチックボトル20
は,第1実施例と同様に,ポリエチレンの押出ブロー成
形からなるものであるが,その他にもポリプロピレン,
ポリエステル,ポリ塩化ビニル,ポリアクリルニトリル
等が有り得,単層構成でも多層構成でもよい。
ラスチックボトルである。このプラスチックボトル20
は,第1実施例と同様に,ポリエチレンの押出ブロー成
形からなるものであるが,その他にもポリプロピレン,
ポリエステル,ポリ塩化ビニル,ポリアクリルニトリル
等が有り得,単層構成でも多層構成でもよい。
【0019】プラスチックボトル20は,図12に示す
ように,第1角A〜第6角Fからなるほぼ六角の平面形
状を有している。上面部21には内容物を注出する口部
Pが突設されている。上面部21及び底面部22は平ら
に形成されている。口部PにはキャップQが螺着され
る。
ように,第1角A〜第6角Fからなるほぼ六角の平面形
状を有している。上面部21には内容物を注出する口部
Pが突設されている。上面部21及び底面部22は平ら
に形成されている。口部PにはキャップQが螺着され
る。
【0020】上面部21及び底面部22はほぼ六角の形
状をしており,第1角A及び第4角Dの稜線部分は柱状
に形成されている。柱状の部分の両わきには一対の溝2
3,23が形成されている。上面部21及び底面部22
は同じく六角断面形状の筒状側壁部24に連設されてい
る。筒状側壁部24はプラスチックボトル20の平面形
状に表れるもので,六角形状の第1辺を第1側壁部24
aにより,第2辺を第2側壁部24bにより,第3辺を
第3側壁部24cにより,第4辺を第4側壁部24dに
より,第5辺を第5側壁部24eにより,第6辺を第6
側壁部24fにより構成している。
状をしており,第1角A及び第4角Dの稜線部分は柱状
に形成されている。柱状の部分の両わきには一対の溝2
3,23が形成されている。上面部21及び底面部22
は同じく六角断面形状の筒状側壁部24に連設されてい
る。筒状側壁部24はプラスチックボトル20の平面形
状に表れるもので,六角形状の第1辺を第1側壁部24
aにより,第2辺を第2側壁部24bにより,第3辺を
第3側壁部24cにより,第4辺を第4側壁部24dに
より,第5辺を第5側壁部24eにより,第6辺を第6
側壁部24fにより構成している。
【0021】上面部21の周囲の辺21a〜21fはそ
れぞれ,第1側壁部24a〜第6側壁部24fに連設さ
れている。また,底面部22の周囲の辺22a〜22f
も同様に,それぞれ,第1側壁部24a〜第6側壁部2
4fに連設されている。
れぞれ,第1側壁部24a〜第6側壁部24fに連設さ
れている。また,底面部22の周囲の辺22a〜22f
も同様に,それぞれ,第1側壁部24a〜第6側壁部2
4fに連設されている。
【0022】プラスチックボトル20の第1角Aの両わ
きには,開口部25が貫通して形成されている。この開
口部25は請求項における窪部を構成する。開口部25
のボトル中央側には蛇腹状壁面26が形成されている。
蛇腹状壁面26は三角波形状の断面を有し,広がるよう
に柔軟性を有している。開口部25の第1角A側には把
手部27が形成されている。把手部27は中空であり,
ボトル内部と連通している。
きには,開口部25が貫通して形成されている。この開
口部25は請求項における窪部を構成する。開口部25
のボトル中央側には蛇腹状壁面26が形成されている。
蛇腹状壁面26は三角波形状の断面を有し,広がるよう
に柔軟性を有している。開口部25の第1角A側には把
手部27が形成されている。把手部27は中空であり,
ボトル内部と連通している。
【0023】上面部21近傍の側壁部24a,24f,
並びに,側壁部24c,24dには把手部27の上端部
からハの字型に広がる一対の山折り線28が形成されて
いる。山折り線28,28と第1角A及び第4角Dの稜
線部分との間は上面部21を筒状側壁部24の上部を平
に折り畳むための傾斜部29とされている。また,底面
部22近傍の側壁部24a,24f,並びに,側壁部2
4c,24dにも,同様に,山折り線30が形成されて
いる。山折り線30,30は逆ハの字型に形成され,一
対の山折り線30,30で挟まれた部位が筒状側壁部2
4の下部を平に畳むための傾斜面31とされている。
並びに,側壁部24c,24dには把手部27の上端部
からハの字型に広がる一対の山折り線28が形成されて
いる。山折り線28,28と第1角A及び第4角Dの稜
線部分との間は上面部21を筒状側壁部24の上部を平
に折り畳むための傾斜部29とされている。また,底面
部22近傍の側壁部24a,24f,並びに,側壁部2
4c,24dにも,同様に,山折り線30が形成されて
いる。山折り線30,30は逆ハの字型に形成され,一
対の山折り線30,30で挟まれた部位が筒状側壁部2
4の下部を平に畳むための傾斜面31とされている。
【0024】筒状側壁部24の上部周囲には,水平方向
に延びる谷折り線32が形成されている,この谷折り線
32は,上面部21の第2辺21bと第5辺21e間の
距離(すなわち上面部21の幅寸法)の1/2の距離だ
け上面部21から離れた位置に形成されている。谷折り
線32は浅い溝とされている。筒状側壁部24の下部周
囲には,水平方向に延びる谷折り線33が形成されてい
る,この谷折り線33は,底面部22の第2辺22bと
第5辺22e間の距離(すなわち底面部22の幅寸法)
の1/2の距離だけ底面部22から離れた位置に形成さ
れている。谷折り線33は浅い溝になるように形成され
ている。
に延びる谷折り線32が形成されている,この谷折り線
32は,上面部21の第2辺21bと第5辺21e間の
距離(すなわち上面部21の幅寸法)の1/2の距離だ
け上面部21から離れた位置に形成されている。谷折り
線32は浅い溝とされている。筒状側壁部24の下部周
囲には,水平方向に延びる谷折り線33が形成されてい
る,この谷折り線33は,底面部22の第2辺22bと
第5辺22e間の距離(すなわち底面部22の幅寸法)
の1/2の距離だけ底面部22から離れた位置に形成さ
れている。谷折り線33は浅い溝になるように形成され
ている。
【0025】次ぎに,この第2実施例のプラスチックボ
トル20を折り畳むときの状態を図13〜図15を用い
て説明する。図13に示す状態において,筒状側壁部2
4の第2側壁部24b及び第5側壁部24eの間隔を狭
めるように押圧し,谷折り線32,33を谷折りする
と,図14に示すように,筒状側壁部24の上部及び下
部が三角柱状に折り曲げられる。そこで,更に筒状側壁
部24を押圧すると,図15に示すように,上面部21
と傾斜面29が平らになり,また底面部22と傾斜面3
1が平らになるとともに,筒状側壁部24が平らに折り
畳まれる。筒状側壁部24が偏平に畳まれるとき,把手
部27の蛇腹状壁面26が図16の状態から図17,図
18に示すように広がるので,筒状側壁部24が原型に
復帰することが防止される。
トル20を折り畳むときの状態を図13〜図15を用い
て説明する。図13に示す状態において,筒状側壁部2
4の第2側壁部24b及び第5側壁部24eの間隔を狭
めるように押圧し,谷折り線32,33を谷折りする
と,図14に示すように,筒状側壁部24の上部及び下
部が三角柱状に折り曲げられる。そこで,更に筒状側壁
部24を押圧すると,図15に示すように,上面部21
と傾斜面29が平らになり,また底面部22と傾斜面3
1が平らになるとともに,筒状側壁部24が平らに折り
畳まれる。筒状側壁部24が偏平に畳まれるとき,把手
部27の蛇腹状壁面26が図16の状態から図17,図
18に示すように広がるので,筒状側壁部24が原型に
復帰することが防止される。
【0026】以上述べたように,本発明のプラスチック
ボトル1,20によれば,プラスチックボトル1の折り
畳みのときに,前述のように谷折り線並びに山折り線が
溝で形成されているので,非力の人でも容易に折り畳む
ことができ,また,折り畳んだ後に応力により原型に復
帰してしまうことがない。
ボトル1,20によれば,プラスチックボトル1の折り
畳みのときに,前述のように谷折り線並びに山折り線が
溝で形成されているので,非力の人でも容易に折り畳む
ことができ,また,折り畳んだ後に応力により原型に復
帰してしまうことがない。
【0027】
【発明の効果】本発明のプラスチックボトルは,以上述
べたように,プラスチックボトルの折り畳みのときに,
谷折り線が形成されているので,非力の人でも容易に偏
平に折り畳むことができ,また,折り畳んだ後に応力に
より原型に復帰してしまうことがない。また,把手部が
あって持ち易く,底面部が平に形成できるので,内容物
が残っている状態でも安定して自立できる。
べたように,プラスチックボトルの折り畳みのときに,
谷折り線が形成されているので,非力の人でも容易に偏
平に折り畳むことができ,また,折り畳んだ後に応力に
より原型に復帰してしまうことがない。また,把手部が
あって持ち易く,底面部が平に形成できるので,内容物
が残っている状態でも安定して自立できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のプラスチックボトルの正
面図
面図
【図2】図1のプラスチックボトルの左側面図
【図3】図1のプラスチックボトルの平面図
【図4】図1のプラスチックボトルの斜視図
【図5】図1のプラスチックボトルを偏平にさせてゆく
状態の斜視図
状態の斜視図
【図6】図1のプラスチックボトルの完全に偏平に畳ん
だ状態の斜視図
だ状態の斜視図
【図7】把手部及び開口部の縁部の変形前の状態を示す
部分斜視図
部分斜視図
【図8】図7の把手部及び開口部の縁部を途中まで変形
させた状態の部分斜視図
させた状態の部分斜視図
【図9】図7の把手部及び開口部の縁部を偏平状態まで
変形させた部分斜視図
変形させた部分斜視図
【図10】本発明の第2実施例のプラスチックボトルの
正面図
正面図
【図11】図10のプラスチックボトルの右側面図
【図12】図10のプラスチックボトルの平面図
【図13】図10のプラスチックボトルの斜視図
【図14】図10のプラスチックボトルを偏平にさせて
ゆく状態の斜視図
ゆく状態の斜視図
【図15】図10のプラスチックボトルの完全に偏平に
畳んだ状態の斜視図
畳んだ状態の斜視図
【図16】把手部及び開口部の縁部の変形前の状態を示
す部分斜視図
す部分斜視図
【図17】図10の把手部及び開口部の縁部を途中まで
変形させた状態の部分斜視図
変形させた状態の部分斜視図
【図18】図10の把手部及び開口部の縁部を偏平状態
まで変形させた部分斜視図
まで変形させた部分斜視図
【図19】従来の折り畳み可能な容器の斜視図
1 プラスチックボトル 2 上面部 3 底面部 4 口部 5 キャップ 6 筒状側壁部 7 凹所 8 蛇腹状壁面部 9 把手部 10 傾斜面 11 傾斜面 12 傾斜面 13 傾斜面 14 上部の谷折り線 15 下部の谷折り線
Claims (1)
- 【請求項1】ほぼ六角形の平面形状を有し,上面部と底
面部とで閉成される筒状側壁部が,六角形の第1番目の
第1角と第4番目の第4角と結ぶ線を対称中心線として
ほぼ左右対称に形成され,前記筒状側壁部の上部及び下
部周囲であって,前記上面部から上面部の左右幅の1/
2の距離だけ離れた位置に,水平方向に延びて筒状側壁
部を取り囲む谷折り線が形成されると共に,前記底面部
から底面部の左右幅の1/2の距離だけ離れた位置に,
水平方向に延びて筒状側壁部を取り囲む谷折り線が形成
され,少なくとも,前記筒状側壁部の前記第1角または
第4角のいずれかに,開口部または一対の凹所からなる
窪部が形成され,この窪部の壁面が蛇腹状に形成される
と共に,窪部近傍に把手部が形成されていることを特徴
とするプラスチックボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13780295A JPH08324534A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | プラスチックボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13780295A JPH08324534A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | プラスチックボトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324534A true JPH08324534A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15207197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13780295A Pending JPH08324534A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | プラスチックボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324534A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999048763A1 (fr) * | 1998-03-20 | 1999-09-30 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Bouteille en plastique comportant une poignee |
WO2003026974A1 (fr) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Contenant bouteille de type a poignee |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP13780295A patent/JPH08324534A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999048763A1 (fr) * | 1998-03-20 | 1999-09-30 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Bouteille en plastique comportant une poignee |
KR100699122B1 (ko) * | 1998-03-20 | 2007-03-21 | 가부시키가이샤 요시노 고교쇼 | 손잡이 부착 플라스틱 보틀 |
US7357267B1 (en) | 1998-03-20 | 2008-04-15 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Plastic bottle with handle |
WO2003026974A1 (fr) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Contenant bouteille de type a poignee |
AU2002332248B2 (en) * | 2001-09-26 | 2006-06-01 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pinch grip type bottle container |
US7080746B2 (en) | 2001-09-26 | 2006-07-25 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pinch grip type bottle-shaped container |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |