JPH08324250A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents
自動車用ウエザストリップInfo
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- JPH08324250A JPH08324250A JP7159979A JP15997995A JPH08324250A JP H08324250 A JPH08324250 A JP H08324250A JP 7159979 A JP7159979 A JP 7159979A JP 15997995 A JP15997995 A JP 15997995A JP H08324250 A JPH08324250 A JP H08324250A
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- Japan
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- weather strip
- hollow seal
- trim
- hollow sealing
- seal portion
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
- B60J10/24—Sealing arrangements characterised by the shape having tubular parts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/15—Sealing arrangements characterised by the material
- B60J10/16—Sealing arrangements characterised by the material consisting of two or more plastic materials having different physical or chemical properties
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- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
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- B60J10/20—Sealing arrangements characterised by the shape
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- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/30—Sealing arrangements characterised by the fastening means
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 湾曲されたときの中空シール部の変形を抑制
して、中空シール部の内周側への引けと車体からの浮き
上がりとを防止し、見栄えの向上とバラツキの防止を図
ることができる自動車用ウエザストリップを提供する。 【構成】 ウエザストリップ11は、ドリップチャンネ
ル6の端部に取り付けられるトリム部12と、シールリ
ップ部13と、中空シール部14と、中空シール部14
をトリム部12に接続する接続部15とを備えている。
接続部15の幅は部位によって異なるように可変押出成
形されている。このウエザストリップ11のうち、ルー
フサイド4及びCピラー5のドリップチャンネル6に湾
曲して取り付けられる部位の中空シール部14は、取付
前に予め、トリム部12側へ倒されるようにして偏平に
潰されているとともに、その中空シール部14の倒され
た端部14aがトリム部12の外側面に当接して係止し
ている。
して、中空シール部の内周側への引けと車体からの浮き
上がりとを防止し、見栄えの向上とバラツキの防止を図
ることができる自動車用ウエザストリップを提供する。 【構成】 ウエザストリップ11は、ドリップチャンネ
ル6の端部に取り付けられるトリム部12と、シールリ
ップ部13と、中空シール部14と、中空シール部14
をトリム部12に接続する接続部15とを備えている。
接続部15の幅は部位によって異なるように可変押出成
形されている。このウエザストリップ11のうち、ルー
フサイド4及びCピラー5のドリップチャンネル6に湾
曲して取り付けられる部位の中空シール部14は、取付
前に予め、トリム部12側へ倒されるようにして偏平に
潰されているとともに、その中空シール部14の倒され
た端部14aがトリム部12の外側面に当接して係止し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ウエザストリ
ップに関するものである。
ップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、自動車1の車体2の
いわゆるAピラー3からルーフサイド4を経てCピラー
5にかかる箇所にはドリップチャンネル(同図において
図示略)が設けられ、該ドリップチャンネルにはウエザ
ストリップが取り付けられる。図6に示すように、従来
のウエザストリップ51は、全長にわたって、ドリップ
チャンネルの端部に取り付けられるトリム部52と、ド
ア7の窓枠8の内面が当接するシールリップ部53とを
備えるが、中空シール部54については部位によって要
否がある。
いわゆるAピラー3からルーフサイド4を経てCピラー
5にかかる箇所にはドリップチャンネル(同図において
図示略)が設けられ、該ドリップチャンネルにはウエザ
ストリップが取り付けられる。図6に示すように、従来
のウエザストリップ51は、全長にわたって、ドリップ
チャンネルの端部に取り付けられるトリム部52と、ド
ア7の窓枠8の内面が当接するシールリップ部53とを
備えるが、中空シール部54については部位によって要
否がある。
【0003】すなわち、Aピラー3に取り付けられる部
位においては、窓枠8の縁と車体2との間に隙間がある
と風切り音が発生するため、その間に挟まれてその隙間
を塞ぐ中空シール部54を、接続部55を介してトリム
部52に一体的に設ける必要がある。一方、ルーフサイ
ド4及びCピラー5に取り付けられる部位においては、
中空シール部54は不要である。従って、Aピラー3用
の中空シール部54を備えたウエザストリップ51a
と、ルーフサイド4及びCピラー5用の中空シール部を
備えないウエザストリップ51bとを、それぞれ押出成
形してから、両者を型成形部56で型接続するのが普通
である。しかし、このように2種類のウエザストリップ
51a,51bを別々に押出成形してから型接続するの
は、工数と手間がかかり、コストアップにつながる。
位においては、窓枠8の縁と車体2との間に隙間がある
と風切り音が発生するため、その間に挟まれてその隙間
を塞ぐ中空シール部54を、接続部55を介してトリム
部52に一体的に設ける必要がある。一方、ルーフサイ
ド4及びCピラー5に取り付けられる部位においては、
中空シール部54は不要である。従って、Aピラー3用
の中空シール部54を備えたウエザストリップ51a
と、ルーフサイド4及びCピラー5用の中空シール部を
備えないウエザストリップ51bとを、それぞれ押出成
形してから、両者を型成形部56で型接続するのが普通
である。しかし、このように2種類のウエザストリップ
51a,51bを別々に押出成形してから型接続するの
は、工数と手間がかかり、コストアップにつながる。
【0004】そこで、図7〜図10に示すような、連続
的に可変押出成形したウエザストリップ61が検討され
ている。このウエザストリップ61は、全長にわたっ
て、トリム部62とシールリップ部63と中空シール部
64と接続部65とを備えるように、ただし、接続部6
5の幅を部位によって異なるように可変押出成形したも
のである。
的に可変押出成形したウエザストリップ61が検討され
ている。このウエザストリップ61は、全長にわたっ
て、トリム部62とシールリップ部63と中空シール部
64と接続部65とを備えるように、ただし、接続部6
5の幅を部位によって異なるように可変押出成形したも
のである。
【0005】すなわち、Aピラー3に取り付けられる部
位においては、中空シール部64が窓枠8の縁と車体2
との間に挟まれるようにするため、接続部65の幅が通
常通りに広く形成されており、同部位でのウエザストリ
ップ61の全幅はW1 となっている。しかし、ルーフサ
イド4及びCピラー5に取り付けられる部位において
は、中空シール部64が窓枠8の縁と車体2との間に挟
まれないように(つまり中空シール部64が機能しない
ように)するため、接続部65の幅が狭く形成されてお
り、同部位でのウエザストリップ61の全幅は前記W1
より幅wだけ狭いW2 となっている。このウエザストリ
ップ61は、連続的に押出成形でき、型接続が不要なの
で、工数と手間が減り、コストダウンが可能となる。
位においては、中空シール部64が窓枠8の縁と車体2
との間に挟まれるようにするため、接続部65の幅が通
常通りに広く形成されており、同部位でのウエザストリ
ップ61の全幅はW1 となっている。しかし、ルーフサ
イド4及びCピラー5に取り付けられる部位において
は、中空シール部64が窓枠8の縁と車体2との間に挟
まれないように(つまり中空シール部64が機能しない
ように)するため、接続部65の幅が狭く形成されてお
り、同部位でのウエザストリップ61の全幅は前記W1
より幅wだけ狭いW2 となっている。このウエザストリ
ップ61は、連続的に押出成形でき、型接続が不要なの
で、工数と手間が減り、コストダウンが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このウエザ
ストリップ61にも、次のような問題があった。すなわ
ち、図4及び図10に示すように、ルーフサイド4の終
端からCピラー5の上部にかけては、通常、ドリップチ
ャンネル6が湾曲しているため、これに合わせてウエザ
ストリップ61も湾曲して取り付けられる。このとき湾
曲された中空シール部64は、図10に示すように、内
周側へ引き寄せられて容易に変形するため、ウエザスト
リップ61の全幅が直線部分のW2 より引け量ωだけ狭
いW3 となってしまい、見栄えが悪くなるという問題が
あった。さらに、この引け量ωは、取付時のウエザスト
リップ61の伸張力の違いによって変化するため、バラ
ツキの要因ともなっていた。また、湾曲された中空シー
ル部64は、図9(c)に示すように、車体2から浮き
上がるようにも変形するため、車体2との間に隙間66
ができてしまい、これも見栄えが悪くなる一因となって
いた。
ストリップ61にも、次のような問題があった。すなわ
ち、図4及び図10に示すように、ルーフサイド4の終
端からCピラー5の上部にかけては、通常、ドリップチ
ャンネル6が湾曲しているため、これに合わせてウエザ
ストリップ61も湾曲して取り付けられる。このとき湾
曲された中空シール部64は、図10に示すように、内
周側へ引き寄せられて容易に変形するため、ウエザスト
リップ61の全幅が直線部分のW2 より引け量ωだけ狭
いW3 となってしまい、見栄えが悪くなるという問題が
あった。さらに、この引け量ωは、取付時のウエザスト
リップ61の伸張力の違いによって変化するため、バラ
ツキの要因ともなっていた。また、湾曲された中空シー
ル部64は、図9(c)に示すように、車体2から浮き
上がるようにも変形するため、車体2との間に隙間66
ができてしまい、これも見栄えが悪くなる一因となって
いた。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決し、湾曲
されたときの中空シール部の変形を抑制して、中空シー
ル部の内周側への引けと車体からの浮き上がりを防止
し、見栄えの向上とバラツキの防止を図ることができる
自動車用ウエザストリップを提供することにある。
されたときの中空シール部の変形を抑制して、中空シー
ル部の内周側への引けと車体からの浮き上がりを防止
し、見栄えの向上とバラツキの防止を図ることができる
自動車用ウエザストリップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、車体に取り付けられるトリム部と、中
空シール部と、中空シール部をトリム部に接続する接続
部とを備えた自動車用ウエザストリップにおいて、自動
車用ウエザストリップのうち車体に湾曲して取り付けら
れる部位の中空シール部が、トリム部側へ倒されるよう
にして偏平に潰されているとともに、中空シール部の倒
された端部がトリム部の外面に当接して係止しているこ
とを特徴としている。
に、本発明では、車体に取り付けられるトリム部と、中
空シール部と、中空シール部をトリム部に接続する接続
部とを備えた自動車用ウエザストリップにおいて、自動
車用ウエザストリップのうち車体に湾曲して取り付けら
れる部位の中空シール部が、トリム部側へ倒されるよう
にして偏平に潰されているとともに、中空シール部の倒
された端部がトリム部の外面に当接して係止しているこ
とを特徴としている。
【0009】このウエザストリップは、押出成形により
各部が一体的に成形されたものが一般的である。ウエザ
ストリップの材料としては、EPDM(エチレン・プロ
ピレン・ジエン共重合物)ゴム、EPM(エチレン・プ
ロピレン共重合物)ゴム等を例示できる。また、例え
ば、ウエザストリップ全体をソリッドゴムで成形した
り、トリム部と接続部とをソリッドゴムで成形し、中空
シール部をスポンジゴムで成形したりする等、ソリッド
ゴムとスポンジゴムとを適宜使い分けることもできる。
各部が一体的に成形されたものが一般的である。ウエザ
ストリップの材料としては、EPDM(エチレン・プロ
ピレン・ジエン共重合物)ゴム、EPM(エチレン・プ
ロピレン共重合物)ゴム等を例示できる。また、例え
ば、ウエザストリップ全体をソリッドゴムで成形した
り、トリム部と接続部とをソリッドゴムで成形し、中空
シール部をスポンジゴムで成形したりする等、ソリッド
ゴムとスポンジゴムとを適宜使い分けることもできる。
【0010】また、前記中空シール部の潰れ及び係止
は、押出成形直後の未加硫のときに行い、その後加硫し
てその潰れた形状及び係止状態を安定させるのが好まし
い。中空シール部を潰す方法としては、回転する2つの
ローラー間に通す方法や、押圧板で挟む方法等を例示で
きる。また、「偏平に潰されている」程度は、特に制限
はないが、通常、中空シール部の中空幅が30%以上減
少するように潰され、好ましくは40〜60%減少する
ように潰される。潰し前の状態に近くなるにつれ、湾曲
されたときに中空シール部が変形しやすくなる。
は、押出成形直後の未加硫のときに行い、その後加硫し
てその潰れた形状及び係止状態を安定させるのが好まし
い。中空シール部を潰す方法としては、回転する2つの
ローラー間に通す方法や、押圧板で挟む方法等を例示で
きる。また、「偏平に潰されている」程度は、特に制限
はないが、通常、中空シール部の中空幅が30%以上減
少するように潰され、好ましくは40〜60%減少する
ように潰される。潰し前の状態に近くなるにつれ、湾曲
されたときに中空シール部が変形しやすくなる。
【0011】
【作用】本発明の自動車用ウエザストリップによれば、
車体に湾曲して取り付けられる部位の中空シール部が、
トリム部側へ倒されるようにして偏平に潰されていると
ともに、中空シール部の倒された端部がトリム部の外面
に当接して係止しているため、該中空シール部は、湾曲
されて内周側へ引き寄せる力が加わっても、その力に抗
して踏ん張り、ほとんど変形せず、内周側への引けが生
じない。このため、同部位のウエザストリップの全幅が
維持され、見栄えが向上する。さらに、取付時のウエザ
ストリップの伸張力が違っても何の影響も無いため、バ
ラツキが防止される。また、同部位の中空シール部は、
湾曲されても、車体から浮き上がるように変形しないた
め、この点においても見栄えが向上する。
車体に湾曲して取り付けられる部位の中空シール部が、
トリム部側へ倒されるようにして偏平に潰されていると
ともに、中空シール部の倒された端部がトリム部の外面
に当接して係止しているため、該中空シール部は、湾曲
されて内周側へ引き寄せる力が加わっても、その力に抗
して踏ん張り、ほとんど変形せず、内周側への引けが生
じない。このため、同部位のウエザストリップの全幅が
維持され、見栄えが向上する。さらに、取付時のウエザ
ストリップの伸張力が違っても何の影響も無いため、バ
ラツキが防止される。また、同部位の中空シール部は、
湾曲されても、車体から浮き上がるように変形しないた
め、この点においても見栄えが向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例について、
図1〜図5を参照して説明する。本実施例のウエザスト
リップ11は、前記ウエザストリップ51,61と同じ
く、図4に示すように、自動車1の車体2のAピラー3
からルーフサイド4を経てCピラー5にかかる箇所に設
けられたドリップチャンネルに取り付けられるものであ
る。
図1〜図5を参照して説明する。本実施例のウエザスト
リップ11は、前記ウエザストリップ51,61と同じ
く、図4に示すように、自動車1の車体2のAピラー3
からルーフサイド4を経てCピラー5にかかる箇所に設
けられたドリップチャンネルに取り付けられるものであ
る。
【0013】図2及び図3に示すように、このウエザス
トリップ11も、前記ウエザストリップ61と同じく連
続的に可変押出成形されたものであり、全長にわたっ
て、ドリップチャンネル6の端部に取り付けられる断面
略C字状のトリム部12と、トリム部12から窓枠8側
へ突出して窓枠8の内面が当接するシールリップ部13
と、断面扇形状の中空シール部14と、中空シール部1
4をトリム部12に接続する接続部15とを備えてい
る。トリム部12と接続部15はEPDMソリッドゴム
で、シールリップ部13と中空シール部14はEPDM
スポンジゴムで、共押出されている。
トリップ11も、前記ウエザストリップ61と同じく連
続的に可変押出成形されたものであり、全長にわたっ
て、ドリップチャンネル6の端部に取り付けられる断面
略C字状のトリム部12と、トリム部12から窓枠8側
へ突出して窓枠8の内面が当接するシールリップ部13
と、断面扇形状の中空シール部14と、中空シール部1
4をトリム部12に接続する接続部15とを備えてい
る。トリム部12と接続部15はEPDMソリッドゴム
で、シールリップ部13と中空シール部14はEPDM
スポンジゴムで、共押出されている。
【0014】接続部15の幅は部位によって異なるよう
に可変押出成形されている。すなわち、図2〜図5に示
すように、Aピラー3に取り付けられる部位において
は、中空シール部14が窓枠8の縁と車体2との間に挟
まれるようにするため、接続部15の幅が通常通りに広
く形成されており、同部位でのウエザストリップ11の
全幅はW1 となっている。しかし、ルーフサイド4及び
Cピラー5に取り付けられる部位においては、中空シー
ル部14が窓枠8の縁と車体2との間に挟まれないよう
にするため、接続部15の幅が狭く形成されており、同
部位でのウエザストリップ11の全幅は前記W1 より幅
wだけ狭いW2 となっている。図2における11aは、
全幅がW1 からW2 へと変化する徐変範囲を指してい
る。なお、可変押出成形自体は公知の方法であり、押出
成形の途中で、接続部15を成形すべきダイス口幅(図
示略)を変更して行なわれる。
に可変押出成形されている。すなわち、図2〜図5に示
すように、Aピラー3に取り付けられる部位において
は、中空シール部14が窓枠8の縁と車体2との間に挟
まれるようにするため、接続部15の幅が通常通りに広
く形成されており、同部位でのウエザストリップ11の
全幅はW1 となっている。しかし、ルーフサイド4及び
Cピラー5に取り付けられる部位においては、中空シー
ル部14が窓枠8の縁と車体2との間に挟まれないよう
にするため、接続部15の幅が狭く形成されており、同
部位でのウエザストリップ11の全幅は前記W1 より幅
wだけ狭いW2 となっている。図2における11aは、
全幅がW1 からW2 へと変化する徐変範囲を指してい
る。なお、可変押出成形自体は公知の方法であり、押出
成形の途中で、接続部15を成形すべきダイス口幅(図
示略)を変更して行なわれる。
【0015】さて、ウエザストリップ11のうちルーフ
サイド4及びCピラー5のドリップチャンネル6に湾曲
して取り付けられる部位の中空シール部14は、車体2
への取付前に予め、トリム部12側へ倒されるようにし
て偏平に潰されているとともに、その中空シール部14
の倒された端部14aがトリム部12の外側面に当接し
て係止している。この潰れ及び係止は、前記可変押出成
形直後の未加硫のときに、中空シール部14を回転する
2つのローラー(図示略)間で潰して、端部14aをト
リム部12に当接させた後、加硫してその潰れた形状及
び係止状態を安定させることにより、容易に実施するこ
とができる。図3(b)の2点鎖線はこの実施前の状態
を示し、実線はこの実施後の状態を示している。
サイド4及びCピラー5のドリップチャンネル6に湾曲
して取り付けられる部位の中空シール部14は、車体2
への取付前に予め、トリム部12側へ倒されるようにし
て偏平に潰されているとともに、その中空シール部14
の倒された端部14aがトリム部12の外側面に当接し
て係止している。この潰れ及び係止は、前記可変押出成
形直後の未加硫のときに、中空シール部14を回転する
2つのローラー(図示略)間で潰して、端部14aをト
リム部12に当接させた後、加硫してその潰れた形状及
び係止状態を安定させることにより、容易に実施するこ
とができる。図3(b)の2点鎖線はこの実施前の状態
を示し、実線はこの実施後の状態を示している。
【0016】なお、上記の潰れ及び係止は、徐変範囲1
1aにおいて既に実施されてもよいし、徐変範囲11a
を過ぎてルーフサイド4に取り付けられる部位の最初部
分から実施されてもよい。
1aにおいて既に実施されてもよいし、徐変範囲11a
を過ぎてルーフサイド4に取り付けられる部位の最初部
分から実施されてもよい。
【0017】以上のように構成された実施例のウエザス
トリップ11によれば、これをAピラー3からルーフサ
イド4を経てCピラー5にかかるドリップチャンネル6
に取り付ける際に、次のような作用及び効果を奏する。
トリップ11によれば、これをAピラー3からルーフサ
イド4を経てCピラー5にかかるドリップチャンネル6
に取り付ける際に、次のような作用及び効果を奏する。
【0018】前述した通り、図1に示すように、ルーフ
サイド4の終端からCピラー5の上部にかけては、ドリ
ップチャンネル6が湾曲しているため、これに合わせて
ウエザストリップ11も湾曲して取り付けられる。こう
して湾曲された中空シール部14には内周側へ引き寄せ
る力が加わるが、同部位の中空シール部14は、予め、
トリム部12側へ倒れるようにして偏平に潰されている
とともに、その倒された端部14aがトリム部12の外
側面に当接して係止しているため、前記力に抗して踏ん
張り、ほとんど変形せず、内周側への引けが生じない。
このため、同部位のウエザストリップ11の全幅はW2
のままに維持され、従来例と比べて見栄えが向上する。
さらに、取付時のウエザストリップ11の伸張力が違っ
ても、何の影響も無いため、バラツキが防止される。ま
た、同部位の中空シール部14は、湾曲されても、車体
2から浮き上がるように変形しないため、この点におい
ても従来例と比べて見栄えが向上する。
サイド4の終端からCピラー5の上部にかけては、ドリ
ップチャンネル6が湾曲しているため、これに合わせて
ウエザストリップ11も湾曲して取り付けられる。こう
して湾曲された中空シール部14には内周側へ引き寄せ
る力が加わるが、同部位の中空シール部14は、予め、
トリム部12側へ倒れるようにして偏平に潰されている
とともに、その倒された端部14aがトリム部12の外
側面に当接して係止しているため、前記力に抗して踏ん
張り、ほとんど変形せず、内周側への引けが生じない。
このため、同部位のウエザストリップ11の全幅はW2
のままに維持され、従来例と比べて見栄えが向上する。
さらに、取付時のウエザストリップ11の伸張力が違っ
ても、何の影響も無いため、バラツキが防止される。ま
た、同部位の中空シール部14は、湾曲されても、車体
2から浮き上がるように変形しないため、この点におい
ても従来例と比べて見栄えが向上する。
【0019】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱
しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)トリム部12、中空シール部14等の断面形状を
変更すること。 (2)ドリップチャンネル6以外の車体部位に取り付け
られるウエザストリップに具体化すること。
のではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱
しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)トリム部12、中空シール部14等の断面形状を
変更すること。 (2)ドリップチャンネル6以外の車体部位に取り付け
られるウエザストリップに具体化すること。
【0020】
【発明の効果】本発明の自動車用ウエザストリップは、
上記の通り構成されているので、湾曲されたときの中空
シール部の変形を抑制して、中空シール部の内周側への
引けと車体からの浮き上がりを防止し、見栄えの向上と
バラツキの防止を図ることができるという優れた効果を
奏する。
上記の通り構成されているので、湾曲されたときの中空
シール部の変形を抑制して、中空シール部の内周側への
引けと車体からの浮き上がりを防止し、見栄えの向上と
バラツキの防止を図ることができるという優れた効果を
奏する。
【図1】本発明の実施例のウエザストリップのうち車体
に湾曲して取り付けた部位の一部破断正面図である。
に湾曲して取り付けた部位の一部破断正面図である。
【図2】車体への取付前の同ウエザストリップ全体を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】(a)は図2のIIIa−IIIa線断面図、
(b)は図2のIIIb−IIIb線断面図である。
(b)は図2のIIIb−IIIb線断面図である。
【図4】自動車の側面図である。
【図5】(a)は図4のVa−Va線断面図、(b)は
図4のVb−Vb線断面図、(c)は図4のVc−Vc
線断面図である。
図4のVb−Vb線断面図、(c)は図4のVc−Vc
線断面図である。
【図6】従来例のウエザストリップ全体を示す正面図で
ある。
ある。
【図7】別の従来例のウエザストリップ全体を示す正面
図である。
図である。
【図8】(a)は図7のVIIIa−VIIIa線断面
図、(b)は図7のVIIIb−VIIIb線断面図で
ある。
図、(b)は図7のVIIIb−VIIIb線断面図で
ある。
【図9】(a)は図4のIXa−IXa線断面図、
(b)は図4のIXb−IXb線断面図、(c)は図4
のIXc−IXc線断面図である。
(b)は図4のIXb−IXb線断面図、(c)は図4
のIXc−IXc線断面図である。
【図10】同ウエザストリップのうち車体に湾曲して取
り付けた部位の一部破断正面図である。
り付けた部位の一部破断正面図である。
2 車体 6 ドリップチャンネル 11 ウエザストリップ 12 トリム部 14 中空シール部 15 接続部
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に取り付けられるトリム部と、中空
シール部と、前記中空シール部を前記トリム部に接続す
る接続部とを備えた自動車用ウエザストリップにおい
て、 前記自動車用ウエザストリップのうち前記車体に湾曲し
て取り付けられる部位の前記中空シール部が、前記トリ
ム部側へ倒されるようにして偏平に潰されているととも
に、前記中空シール部の倒された端部が前記トリム部の
外面に当接して係止していることを特徴とする自動車用
ウエザストリップ。
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---|---|---|---|
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JP15997995A JP3146930B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 自動車用ウエザストリップ |
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JP3146930B2 JP3146930B2 (ja) | 2001-03-19 |
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ID=15705358
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15997995A Expired - Fee Related JP3146930B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-06-02 | 自動車用ウエザストリップ |
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GB2170848B (en) * | 1984-12-25 | 1987-10-07 | Honda Motor Co Ltd | Sealing strip |
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US5240664A (en) * | 1988-04-14 | 1993-08-31 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Method of manufacturing a door weather strip |
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US5456049A (en) * | 1990-11-17 | 1995-10-10 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Window molding for automobiles |
GB9114421D0 (en) * | 1991-07-03 | 1991-08-21 | Jaguar Cars | Door seals |
JPH05213120A (ja) * | 1992-01-31 | 1993-08-24 | Tokai Kogyo Kk | ドアウェザ−ストリップ、及びその製造方法 |
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DE4425036C2 (de) * | 1993-07-16 | 1997-09-25 | Schlegel Corp | Feste Rückenverstärkung für extrudiertes Dichtprofil |
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- 1995-06-02 JP JP15997995A patent/JP3146930B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1996
- 1996-06-03 US US08/656,935 patent/US5797644A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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