JPH08324204A - 自動車用ホイール - Google Patents
自動車用ホイールInfo
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- JPH08324204A JPH08324204A JP13406795A JP13406795A JPH08324204A JP H08324204 A JPH08324204 A JP H08324204A JP 13406795 A JP13406795 A JP 13406795A JP 13406795 A JP13406795 A JP 13406795A JP H08324204 A JPH08324204 A JP H08324204A
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- wheel
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Abstract
やドライバ等の工具を用いずに、センターキャップを容
易に取り外すことができる自動車用ホイールを提供する
こと。 【構成】 ホイールキャップ7の外周縁をホイール1に
設けられた孔3の縁に押圧して、該ホイールキャップ7
を該ホイール1に固定するバネ部材8と、バネ部材8が
嵌合する嵌合溝6とを有する自動車用ホイールであっ
て、バネ部材8が嵌合溝6に嵌合した状態で嵌合溝6の
外部へ突出する、バネ部材8に一体的に形成された取手
部9を有する。
Description
する自動車用ホイールに関する。
ールキャップには、ホイールの略全体を覆うフルホイー
ルキャップや、ホイールナットの部分だけを覆うハーフ
ホイールキャップや、ホイールのセンター部分、すなわ
ち、車軸に対応する部分だけを覆うセンターキャップ等
がある。このうち、センターキャップを有する自動車用
ホイールにおいては、図5に示すように、ホイール20
の内側からセンターキャップ21をホイール20に設け
られた溝20aに係合し、図6に示すように欠損リング
状のバネ部材22を溝20aに嵌合させて、このバネ部
材22の押圧力によってセンターキャップ21をホイー
ル20に固定するものが知られている。
プを有する自動車用ホイールを用いた車両において、パ
ンク等により車輪を交換した後に、車軸から取り外した
車輪を予備車輪が収納されていた収納部に収納する場
合、ホイールからセンターキャップを取り外す必要があ
る。ホイールからセンターキャップを取り外すには、図
5に示すように、ドライバ23の工具を用いてバネ部材
を矢印Bの向きに弾性変形(図6に二点鎖線で示す)さ
せてバネ部材をホイールから取り外さなければならな
い。このため、車両搭載工具にセンターキャップを取り
外すための専用工具やドライバ等を加えなければなら
ず、車両搭載工具のコストアップやセンターキャップの
取外し作業が煩わしいという問題点がある。
し、センターキャップを取り外すための専用工具やドラ
イバ等の工具を用いずに、センターキャップを容易に取
り外すことができる自動車用ホイールを提供することを
目的とする。
ールキャップの外周縁をホイールに設けられた孔の縁に
押圧して、該ホイールキャップを該ホイールに固定する
バネ部材と、バネ部材が嵌合する嵌合溝とを有する自動
車用ホイールであって、バネ部材が嵌合溝に嵌合した状
態で嵌合溝の外部へ突出する、バネ部材に一体的に形成
された取手部を有する構成である。
用ホイールにおいて、バネ部材の中心に向かってバネ部
材にそれぞれ一体的に形成される、ホイールキャップを
保持する複数の凸部を有する構成である。
2記載の自動車用ホイールにおいて、バネ部材が略欠損
リング状であり、略欠損リング状に形成されたバネ部材
を含む面から立ち上がるようにバネ部材の端部が折曲さ
れて取手部が形成されている構成である。
用ホイールにおいて、バネ部材が略欠損リング状であ
り、複数の凸部のうち互いに対向する一対の凸部を嵌合
溝の外部へそれぞれ突出させて取手部が形成されてい
る。
請求項3または請求項4記載の自動車用ホイールにおい
て、嵌合溝の両側壁のうち、バネ部材が嵌合される側の
側壁がバネ部材を受け入れるように傾斜されている構成
である。
請求項3、請求項4または請求項5記載の自動車用ホイ
ールにおいて、バネ部材が線状部材から形成されるとと
もに、少なくとも該バネ部材の取手部が形成された端部
を折り返した構成である。
請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載の自
動車用ホイールにおいて、ホイールキャップがホイール
に固定された状態のときに、嵌合溝がホイールキャップ
の外周縁に対応する部分に形成されている構成である。
嵌合した状態で嵌合溝の外部へ突出する取手部をバネ部
材に一体的に形成したので、取手部を挾持して引っ張る
ことによりバネ部材を嵌合溝から取り外せる。
に向かってバネ部材にそれぞれ一体的に形成されてお
り、ホイールキャップを保持する複数の凸部を有するの
で、ホイールキャップが確実にホイールに固定される。
損リング状であり、略欠損リング状に形成されたバネ部
材を含む面から立ち上がるようにバネ部材の端部が折曲
されて取手部が形成されているので、取手部が挾持しや
すく、かつバネ部材を嵌合溝から取り外しやすい。
損リング状であり、複数の凸部のうち互いに対向する一
対の凸部を嵌合溝の外部へそれぞれ突出させて取手部が
形成されているので、取手部が挾持しやすく、かつバネ
部材を嵌合溝から取り外しやすい。
のうち、バネ部材が嵌合される側の側壁がバネ部材を受
け入れるように傾斜されているので、ホイールキャップ
をホイールに固定するためにバネ部材をホイールの嵌合
溝に嵌合させるとき、バネ部材の嵌合溝への挿入が容易
になる。
部材から形成されるとともに、少なくとも該バネ部材の
取手部が形成された端部を折り返したので、取手部が挾
持しやすくなる。
プがホイールに固定された状態のときに、嵌合溝がホイ
ールキャップの外周縁に対応する部分に形成されている
ので、バネ部材が任意の位置で嵌合溝に嵌合される。
て、符号1はホイールを示す。ホイール1の略中心部に
は、車軸2の先端部がホイール1に干渉しないように逃
げ孔3が形成されている。車軸2の先端部には、車軸2
に図示しないハブを取付けるハブナット4が螺合される
とともに、ハブナット4の脱落防止のための割ピン5が
車軸2と直交する方向に挿入されている。
の内周面には、ホイール1と同心円状の溝6が形成され
ている。溝6の両側壁のうち、ホイール1の内側に対応
する内側壁6aは、溝6の開口部を広げるようにホイー
ル1の内側に向かって傾斜して形成されている。
えを良くするためにホイールキャップとしてのセンター
キャップ7で覆われている。このセンターキャップ7
は、この外周縁7aを溝6に係合されている。さらに、
溝6には、センターキャップ7を溝6の外側壁6bに押
圧して固定するバネ部材8が嵌合されている。図2に示
すように、バネ部材8は、線状部材によって欠損リング
状に形成されている。また、バネ部材8には、センター
キャップ7を押さえる複数の凸部8aが、バネ部材8の
中心に向かってバネ部材8を湾曲させてそれぞれ形成さ
れている。この凸部8aは、センターキャップ7の外周
縁7aを押さえる程度にバネ部材8の中心に向かって突
出している。
溝6に嵌合した状態において、車軸2、ハブナット4及
び割ピン5等に干渉しないように溝6の外部へ突出する
とともに、車軸2と略平行してホイール1の内側の向き
に延出して取手部9を形成している(図1参照)。取手
部9は、その先端が折り返されて折り返し部9aが形成
され、挾持しやすくなっている。他方の端部は、バネ部
材8が溝6に嵌合した状態において、その先端を折り返
されている。
説明する。まず、車軸2からホイール1を取り外して、
ホイール1の内側から取手部9を手で挾持してホイール
1の中心の向き(図中、矢印Aの向き)に引っ張って弾
性変形させる。さらに、取手部9を引っ張ると、内側壁
6aに斜面が形成されているので、バネ部材8は溝6か
ら容易に取り外せる。バネ部材8が取り外せると、セン
ターキャップ7もホイール1から取り外すことができ
る。また、センターキャップ7をホイール1に取付ける
ときには、センターキャップ7の外周縁7aを溝6の外
側壁6bに係合させて、バネ部材8を溝6に嵌合させる
ことによりセンターキャップ7がホイール1に押圧され
てセンターキャップ7が固定される。
それぞれ示す。図3及び図4において、図2に示す部材
と同様の部材は、図2で用いた符号と同一符号を付すに
とどめてその説明を省略し相違する点について説明す
る。前述の実施例のバネ部材との主な相違点は、取手部
の形状が異なる点である。
を含む平面内においてバネ部材8の一方の端部をバネ部
材8の中心に向かって、延出して形成され、その先端部
は、前述の取手部9と同様に折り返されて折り返し部1
0aが形成されている。このように形成されたバネ部材
8を溝6から外すときには、取手部10を手で挾持して
ホイール1の中心の向きに引っ張って弾性変形させると
ともに、ホイール1から離れる向きに引っ張ることによ
り、溝6からバネ部材8を容易に取り外すことができ
る。
互いに対向する凸部13の湾曲を大きくすることにより
形成されている。凸部13の湾曲は、この二つの凸部1
3を指で挾持できる程度に大きく設定する。このように
形成されたバネ部材14を溝6から外すときには、指で
二つの凸部13をそれぞれ挾持して、各凸部13,13
をホイール1の中心の向き(図中、矢印Cの向き)にそ
れぞれ弾性変形させることにより、溝6からバネ部材1
4を容易に取り外すことができる。前述の実施例におい
て、バネ部材の先端部に挾持し易い別部材を一体的に設
けて取手部を形成しても良い。
よれば、バネ部材が嵌合溝に嵌合した状態で嵌合溝の外
部へ突出する取手部をバネ部材に一体的に形成したこと
により、取手部を挾持して引っ張ることによりバネ部材
を嵌合溝から取り外せるので、バネ部材の取外しを、専
用工具やドライバ等を用いることなく容易に行うことが
できる。また、ホイールキャップを取り外すための専用
工具やドライバ等を必要としないので、車両搭載工具に
専用工具やドライバ等を加える必要も無く、車両搭載工
具を合理化することができるとともに、コストを低減す
ることもできる。
大縦断面図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】ホイールキャップの外周縁をホイールに設
けられた孔の縁に押圧して、該ホイールキャップを該ホ
イールに固定するバネ部材と、上記バネ部材が嵌合する
嵌合溝とを有する自動車用ホイールであって、 上記バネ部材が上記嵌合溝に嵌合した状態で上記嵌合溝
の外部へ突出する、上記バネ部材に一体的に形成された
取手部を有する自動車用ホイール。 - 【請求項2】上記バネ部材の中心に向かって上記バネ部
材にそれぞれ一体的に形成される、上記ホイールキャッ
プを保持する複数の凸部を有する請求項1記載の自動車
用ホイール。 - 【請求項3】上記バネ部材が略欠損リング状であり、 上記取手部が、略欠損リング状に形成された上記バネ部
材を含む面から立ち上がるように上記バネ部材の端部が
折曲されて形成されている請求項1または請求項2記載
の自動車用ホイール。 - 【請求項4】上記バネ部材が略欠損リング状であり、 上記取手部が、上記複数の凸部のうち互いに対向する一
対の凸部を上記嵌合溝の外部へそれぞれ突出させて形成
されている請求項2記載の自動車用ホイール。 - 【請求項5】上記嵌合溝の両側壁のうち、上記バネ部材
が嵌合される側の側壁が上記バネ部材を受け入れるよう
に傾斜されている請求項1、請求項2、請求項3または
請求項4記載の自動車用ホイール。 - 【請求項6】上記バネ部材が線状部材から形成されると
ともに、少なくとも該バネ部材の上記取手部が形成され
た端部を折り返した請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4または請求項5記載の自動車用ホイール。 - 【請求項7】上記ホイールキャップが上記ホイールに固
定された状態のときに、上記嵌合溝が上記ホイールキャ
ップの外周縁に対応する部分に形成されている請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請
求項6記載の自動車用ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13406795A JP3092476B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 自動車用ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13406795A JP3092476B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 自動車用ホイール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324204A true JPH08324204A (ja) | 1996-12-10 |
JP3092476B2 JP3092476B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15119607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13406795A Expired - Fee Related JP3092476B2 (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 自動車用ホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092476B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9718304B2 (en) | 2015-06-15 | 2017-08-01 | Ford Global Technologies, Llc | Center cap for a motor vehicle wheel including internal release lever |
CN114701295A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-05 | 岚图汽车科技有限公司 | 车轮装饰盖及拆卸工具组合装置 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP13406795A patent/JP3092476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9718304B2 (en) | 2015-06-15 | 2017-08-01 | Ford Global Technologies, Llc | Center cap for a motor vehicle wheel including internal release lever |
CN114701295A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-05 | 岚图汽车科技有限公司 | 车轮装饰盖及拆卸工具组合装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3092476B2 (ja) | 2000-09-25 |
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