JPH083238Y2 - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
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- JPH083238Y2 JPH083238Y2 JP1990082678U JP8267890U JPH083238Y2 JP H083238 Y2 JPH083238 Y2 JP H083238Y2 JP 1990082678 U JP1990082678 U JP 1990082678U JP 8267890 U JP8267890 U JP 8267890U JP H083238 Y2 JPH083238 Y2 JP H083238Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、刈取部で刈取った穀稈を、脱穀部で脱穀す
るコンバインに関する。
るコンバインに関する。
「従来の技術」 従来、実開昭58−88835号公報に示す如く、刈刃左側
の刈取り穀稈を縦搬送チェンに搬送する上下一対の左前
側上部及び下部搬送体を設ける技術があった。また、エ
ンジン駆動力を刈取2軸から刈取3軸を介して縦伝動軸
下端に伝達させ、また引起し横伝動軸に縦伝動軸上端を
連結させ、引起しケースのタインを前記各軸を介して駆
動する技術があった。
の刈取り穀稈を縦搬送チェンに搬送する上下一対の左前
側上部及び下部搬送体を設ける技術があった。また、エ
ンジン駆動力を刈取2軸から刈取3軸を介して縦伝動軸
下端に伝達させ、また引起し横伝動軸に縦伝動軸上端を
連結させ、引起しケースのタインを前記各軸を介して駆
動する技術があった。
「考案が解決しようとする課題」 前記従来技術は、前記縦伝動軸以外の刈取フレーム部
に前記上部及び下部搬送体の駆動入力部を設ける必要が
あり、この駆動入力部取付け位置が搬送体支持位置より
も低くなり易く、刈取部底部構造の簡略化を容易に行い
得ず、刈取部底部に体積する藁屑量などを容易に低減さ
せ得ない等の問題があった。
に前記上部及び下部搬送体の駆動入力部を設ける必要が
あり、この駆動入力部取付け位置が搬送体支持位置より
も低くなり易く、刈取部底部構造の簡略化を容易に行い
得ず、刈取部底部に体積する藁屑量などを容易に低減さ
せ得ない等の問題があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本考案は、刈刃左側の刈取り穀稈を縦搬送チ
ェンに搬送する上下一対の左前側上部及び下部搬送体を
設けると共に、エンジン駆動力を刈取2軸から刈取3軸
を介して縦伝動軸下端に伝達させ、また引起し横伝動軸
に縦伝動軸上端を連結させ、引起しケースのタインを前
記各軸を介して駆動するコンバインにおいて、刈取部左
側に立設させる前記縦伝動軸の中間に搬送横伝動軸を設
け、該搬送横伝動軸を前記上部及び下部搬送体の間に配
設させ、前記搬送横伝動軸を介して上部及び下部搬送体
を縦伝動軸中間に連結させると共に、前記タインによっ
て引起された穀稈の稈元側を掻込むスターホイル軌跡と
上部搬送体軌跡を平面視でラップさせ、かつ前記タイン
によって引起された穀稈の穂先側を掻込む掻込ベルトの
搬送作用部と前記下部搬送体の搬送作用部を略同一直線
上に設けたことを特徴とする。
ェンに搬送する上下一対の左前側上部及び下部搬送体を
設けると共に、エンジン駆動力を刈取2軸から刈取3軸
を介して縦伝動軸下端に伝達させ、また引起し横伝動軸
に縦伝動軸上端を連結させ、引起しケースのタインを前
記各軸を介して駆動するコンバインにおいて、刈取部左
側に立設させる前記縦伝動軸の中間に搬送横伝動軸を設
け、該搬送横伝動軸を前記上部及び下部搬送体の間に配
設させ、前記搬送横伝動軸を介して上部及び下部搬送体
を縦伝動軸中間に連結させると共に、前記タインによっ
て引起された穀稈の稈元側を掻込むスターホイル軌跡と
上部搬送体軌跡を平面視でラップさせ、かつ前記タイン
によって引起された穀稈の穂先側を掻込む掻込ベルトの
搬送作用部と前記下部搬送体の搬送作用部を略同一直線
上に設けたことを特徴とする。
「作用」 従って、前記縦伝動軸中間部を利用して従来よりも高
位置で前記上部及び下部搬送体の駆動入力及び支持を行
い得、前記搬送体下方の刈取部底部構造の簡略化を容易
に行い得、刈取部底部に堆積する藁屑量低減などを容易
に図り得ると共に、掻込ベルト及び下部搬送体によって
搬送する穀稈の上下部を上部搬送体とスターホイルに略
同時期に挾持させて送出させ得、穀稈を引起すタインと
上部搬送体の間で穀稈姿勢が乱れるのを容易に防止し
得、従来に比べて穀稈搬送構造の簡略化並びに穀稈搬送
機能の向上などを容易に図り得るものである。
位置で前記上部及び下部搬送体の駆動入力及び支持を行
い得、前記搬送体下方の刈取部底部構造の簡略化を容易
に行い得、刈取部底部に堆積する藁屑量低減などを容易
に図り得ると共に、掻込ベルト及び下部搬送体によって
搬送する穀稈の上下部を上部搬送体とスターホイルに略
同時期に挾持させて送出させ得、穀稈を引起すタインと
上部搬送体の間で穀稈姿勢が乱れるのを容易に防止し
得、従来に比べて穀稈搬送構造の簡略化並びに穀稈搬送
機能の向上などを容易に図り得るものである。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は要部の断面図、第2図はコンバインの全体側面
図、第3図は同平面図であり、図中(1)は走行クロー
ラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記ト
ラックフレーム(1)上に架設する機台、(4)はフィ
ードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴
(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬
送機構などを備える刈取部、(9)は排藁チェン(10)
(11)終端を臨ませる排藁処理部、(12)は運転席(1
3)及び運転操作部(14)を備える運転台、(15)は前
記脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し溜める
穀粒タンク、(17)は前記穀粒タンク(15)内の穀粒を
機外に取出す上部排出オーガ、(18)はコンバインの各
部を駆動するエンジンであり、連続的に刈取り・脱穀作
業を行うように構成している。
1図は要部の断面図、第2図はコンバインの全体側面
図、第3図は同平面図であり、図中(1)は走行クロー
ラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記ト
ラックフレーム(1)上に架設する機台、(4)はフィ
ードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴
(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬
送機構などを備える刈取部、(9)は排藁チェン(10)
(11)終端を臨ませる排藁処理部、(12)は運転席(1
3)及び運転操作部(14)を備える運転台、(15)は前
記脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒(16)を介し溜める
穀粒タンク、(17)は前記穀粒タンク(15)内の穀粒を
機外に取出す上部排出オーガ、(18)はコンバインの各
部を駆動するエンジンであり、連続的に刈取り・脱穀作
業を行うように構成している。
第4図及び第5図に示す如く、前記刈取部(8)は、
分草板(19)を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させ
る引起しタイン(20)を有する3条用引起しケース(2
1)と、この引起された穀稈の稈元側及び穂先側を掻込
むスターホイル(22)及び掻込ベルト(23)と、この掻
込時稈元側を切断する刈刃(24)と、切断後の右側1条
分の穀稈の稈元側を左斜め後方に搬送する右稈元搬送チ
ェン(25)と、右側1条分の穀稈の穂先側を左斜め後方
のフィードチェン(5)の送り始端方向に向け搬送する
右穂先搬送タイン(26)と、左側2条分の穀稈の稈元側
及び穂先側を右斜め後方の右稈元搬送チェン(25)の送
り終端位置近傍に合流させる前左側下部搬送体である左
稈元搬送チェン(27)及び前左側上部搬送体である右穂
先搬送タイン(28)と、前記右稈元搬送チェン(25)の
送り終端に合流する3条分の穀稈の稈元側を前記フィー
ドチェン(5)の送り始端に搬送受継ぎする縦搬送チェ
ン(29)と、前記右穂先搬送タイン(26)と縦搬送チェ
ン(29)の送り終端部上下略中間高さ位置に設けてフィ
ードチェン(5)に適正姿勢で穀稈を受継ぎさせる補助
搬送チェン(30)とを備え、刈取られた3条分の穀稈を
これらY字形搬送経路(31)を介してフィードチェン
(5)に受継ぎさせて脱穀処理するように構成してい
る。
分草板(19)を介し取入れられる未刈り穀稈を起立させ
る引起しタイン(20)を有する3条用引起しケース(2
1)と、この引起された穀稈の稈元側及び穂先側を掻込
むスターホイル(22)及び掻込ベルト(23)と、この掻
込時稈元側を切断する刈刃(24)と、切断後の右側1条
分の穀稈の稈元側を左斜め後方に搬送する右稈元搬送チ
ェン(25)と、右側1条分の穀稈の穂先側を左斜め後方
のフィードチェン(5)の送り始端方向に向け搬送する
右穂先搬送タイン(26)と、左側2条分の穀稈の稈元側
及び穂先側を右斜め後方の右稈元搬送チェン(25)の送
り終端位置近傍に合流させる前左側下部搬送体である左
稈元搬送チェン(27)及び前左側上部搬送体である右穂
先搬送タイン(28)と、前記右稈元搬送チェン(25)の
送り終端に合流する3条分の穀稈の稈元側を前記フィー
ドチェン(5)の送り始端に搬送受継ぎする縦搬送チェ
ン(29)と、前記右穂先搬送タイン(26)と縦搬送チェ
ン(29)の送り終端部上下略中間高さ位置に設けてフィ
ードチェン(5)に適正姿勢で穀稈を受継ぎさせる補助
搬送チェン(30)とを備え、刈取られた3条分の穀稈を
これらY字形搬送経路(31)を介してフィードチェン
(5)に受継ぎさせて脱穀処理するように構成してい
る。
また、前記機台(3)の前端に支柱(32)を介し立設
固定する受台(33)に、伝動ケースである上下回動支点
軸(34)を介し伝動ケースである刈取主フレーム(35)
の基端を支持すると共に、該主フレーム(35)とトラッ
クフレーム(1)間に刈取昇降シリンダ(36)を介設し
て、該シリンダ(36)の伸縮動作でもって刈取部(8)
の適宜昇降を行うように構成している。
固定する受台(33)に、伝動ケースである上下回動支点
軸(34)を介し伝動ケースである刈取主フレーム(35)
の基端を支持すると共に、該主フレーム(35)とトラッ
クフレーム(1)間に刈取昇降シリンダ(36)を介設し
て、該シリンダ(36)の伸縮動作でもって刈取部(8)
の適宜昇降を行うように構成している。
さらに第6図にも示す如く、前記支点軸(34)に内挿
する刈取入力軸である刈取1軸(37)右側端に、刈取入
力プーリ(38)及びベルト(39)及びテンションクラッ
チである刈取クラッチ(40)を介し、脱穀機体側からエ
ンジン(28)動力を入力するもので、前記主フレーム
(35)に内挿する刈取2軸(41)上端を前記刈取1軸
(37)中間にベベルギヤ(42a)(42b)を介し連動連結
させると共に、主フレーム(35)下端の伝動ケースであ
る左横フレーム(43)に内挿する刈取3軸(44)右端を
前記刈取2軸(41)下端にベベルギヤ(45a)(45b)を
介し連動連結させ、前記刈刃(24)を左右に往復運動さ
せるための刈刃クランク(46)を前記刈取3軸(44)左
端にベベルギヤ(47a)(47b)を介し連動連結してい
る。また前記刈取3軸(44)に前記ベベルギヤ(47a)
(47b)及び(47c)を介し連動連結する伝動軸(49)を
前記左横フレーム(43)に内挿し、左横フレーム(43)
左端に立設させる伝動ケースである左引起し支持パイプ
(50)に内挿する引起し縦伝動軸(51)下端を前記伝動
軸(49)にベベルギヤ(52a)(52b)を介し連動連結さ
せると共に、前記引起しケース(21)背面側上部に横架
する引起し横伝動軸(53)左端を前記引起し縦伝動軸
(51)上端にベベルギヤ(54a)(54b)及び引起し変速
機構(55)を介し連動連結させ、各引起しケース(21)
のタイン(20)の駆動スプロケット(56)を前記引起し
横伝動軸(53)にそれぞれ引起し駆動出力軸(57)及び
ベベルギヤ(58a)(58b)を介し連動連結している。ま
た前記右穂先搬送タイン(26)と補助搬送チェン(30)
の各駆動スプロケット(59)(60)を同軸(61)上に設
け、該軸(61)下端を前記刈取1軸(37)左端にベベル
ギヤ(62a)(62b)を介し連動連結している。また前記
右稈元搬送チェン(25)の駆動スプロケット(63)を縦
搬送第1伝動軸(64)上端に設け、該軸(64)下端を前
記刈取2軸(41)中間にベベルギヤ(65a)(65b)を介
し連動連結させると共に、前記縦搬送第1伝動軸(64)
中間にベベルギヤ(66a)(66b)を介し縦搬送第2伝動
軸(67)下端を連動連結させ、前記縦搬送チェン(29)
の駆動スプロケット(68)を前記縦搬送第2伝動軸(6
7)に縦搬送出力軸(69)及びベベルギヤ(70a)(70
b)を介し連動連結している。
する刈取入力軸である刈取1軸(37)右側端に、刈取入
力プーリ(38)及びベルト(39)及びテンションクラッ
チである刈取クラッチ(40)を介し、脱穀機体側からエ
ンジン(28)動力を入力するもので、前記主フレーム
(35)に内挿する刈取2軸(41)上端を前記刈取1軸
(37)中間にベベルギヤ(42a)(42b)を介し連動連結
させると共に、主フレーム(35)下端の伝動ケースであ
る左横フレーム(43)に内挿する刈取3軸(44)右端を
前記刈取2軸(41)下端にベベルギヤ(45a)(45b)を
介し連動連結させ、前記刈刃(24)を左右に往復運動さ
せるための刈刃クランク(46)を前記刈取3軸(44)左
端にベベルギヤ(47a)(47b)を介し連動連結してい
る。また前記刈取3軸(44)に前記ベベルギヤ(47a)
(47b)及び(47c)を介し連動連結する伝動軸(49)を
前記左横フレーム(43)に内挿し、左横フレーム(43)
左端に立設させる伝動ケースである左引起し支持パイプ
(50)に内挿する引起し縦伝動軸(51)下端を前記伝動
軸(49)にベベルギヤ(52a)(52b)を介し連動連結さ
せると共に、前記引起しケース(21)背面側上部に横架
する引起し横伝動軸(53)左端を前記引起し縦伝動軸
(51)上端にベベルギヤ(54a)(54b)及び引起し変速
機構(55)を介し連動連結させ、各引起しケース(21)
のタイン(20)の駆動スプロケット(56)を前記引起し
横伝動軸(53)にそれぞれ引起し駆動出力軸(57)及び
ベベルギヤ(58a)(58b)を介し連動連結している。ま
た前記右穂先搬送タイン(26)と補助搬送チェン(30)
の各駆動スプロケット(59)(60)を同軸(61)上に設
け、該軸(61)下端を前記刈取1軸(37)左端にベベル
ギヤ(62a)(62b)を介し連動連結している。また前記
右稈元搬送チェン(25)の駆動スプロケット(63)を縦
搬送第1伝動軸(64)上端に設け、該軸(64)下端を前
記刈取2軸(41)中間にベベルギヤ(65a)(65b)を介
し連動連結させると共に、前記縦搬送第1伝動軸(64)
中間にベベルギヤ(66a)(66b)を介し縦搬送第2伝動
軸(67)下端を連動連結させ、前記縦搬送チェン(29)
の駆動スプロケット(68)を前記縦搬送第2伝動軸(6
7)に縦搬送出力軸(69)及びベベルギヤ(70a)(70
b)を介し連動連結している。
そして、第1図及び第4図にも示す如く、前記左稈元
搬送チェン(27)及び左穂先搬送タイン(28)の駆動出
力ケース(71)を備え、該ケース(71)は、基端を前記
左引起し支持パイプ(50)中間に一体連結させ、先端側
を前記左稈元搬送チェン(27)と左穂先搬送タイン(2
8)の非作用側からこれらの間の余剰空間に臨ませると
共に、前記引起し縦伝動軸(51)にベベルギヤ(72a)
(72b)を介し連動連結する伝動軸(73)と、該横伝動
軸(73)にベベルギヤ(74a)(74b)を介し連動連結す
る縦出力軸(75)を内挿していて、ケース(71)上方に
突出させる前記縦出力軸(75)上端に左穂先搬送タイン
(28)の駆動スプロケット(76)を、またケース(71)
下方に突出させる前記縦出力軸(75)下端に左稈元搬送
チェン(27)の駆動スプロケット(77)を設け、前記左
稈元搬送チェン(27)と左穂先搬送タイン(28)の間に
これらの駆動力を伝達し、それぞれに分配伝達するよう
に構成している。上記から明らかなように、刈刃(24)
左側の刈取り穀稈を縦搬送チェン(29)に搬送する上下
一対の左前側上部及び下部搬送体である穂先搬送タイン
(28)及び稈元搬送チェン(27)を設けると共に、エン
ジン(18)駆動力を刈取2軸(41)から刈取3軸(44)
を介して縦伝動軸(51)下端に伝達させ、また引起し横
伝動軸(53)に縦伝動軸(51)上端を連結させ、引起し
ケース(21)の引起しタイン(20)を前記各軸(41)
(44)(51)(53)を介して駆動するコンバインにおい
て、刈取部(7)左側に立設させる前記縦伝動軸(51)
の中間に搬送横伝動軸(73)を設け、該搬送横伝動軸
(73)を前記穂先搬送タイン(28)及び稈元搬送チェン
(27)の間に配設させ、前記搬送横伝動軸(73)を介し
て穂先搬送タイン(28)及び稈元搬送チェン(27)を縦
伝動軸(51)中間に連結させると共に、前記引起しタイ
ン(20)によって引起された穀稈の稈元側を掻込むスタ
ーホイル(22)軌跡と穂先搬送タイン(28)軌跡を平面
視でラップさせ、かつ前記引起しタイン(20)によって
引起された穀稈の穂先側を掻込む掻込ベルト(23)の搬
送作用部と前記稈元搬送チェン(27)の搬送作用部を略
同一直線上に設けている。
搬送チェン(27)及び左穂先搬送タイン(28)の駆動出
力ケース(71)を備え、該ケース(71)は、基端を前記
左引起し支持パイプ(50)中間に一体連結させ、先端側
を前記左稈元搬送チェン(27)と左穂先搬送タイン(2
8)の非作用側からこれらの間の余剰空間に臨ませると
共に、前記引起し縦伝動軸(51)にベベルギヤ(72a)
(72b)を介し連動連結する伝動軸(73)と、該横伝動
軸(73)にベベルギヤ(74a)(74b)を介し連動連結す
る縦出力軸(75)を内挿していて、ケース(71)上方に
突出させる前記縦出力軸(75)上端に左穂先搬送タイン
(28)の駆動スプロケット(76)を、またケース(71)
下方に突出させる前記縦出力軸(75)下端に左稈元搬送
チェン(27)の駆動スプロケット(77)を設け、前記左
稈元搬送チェン(27)と左穂先搬送タイン(28)の間に
これらの駆動力を伝達し、それぞれに分配伝達するよう
に構成している。上記から明らかなように、刈刃(24)
左側の刈取り穀稈を縦搬送チェン(29)に搬送する上下
一対の左前側上部及び下部搬送体である穂先搬送タイン
(28)及び稈元搬送チェン(27)を設けると共に、エン
ジン(18)駆動力を刈取2軸(41)から刈取3軸(44)
を介して縦伝動軸(51)下端に伝達させ、また引起し横
伝動軸(53)に縦伝動軸(51)上端を連結させ、引起し
ケース(21)の引起しタイン(20)を前記各軸(41)
(44)(51)(53)を介して駆動するコンバインにおい
て、刈取部(7)左側に立設させる前記縦伝動軸(51)
の中間に搬送横伝動軸(73)を設け、該搬送横伝動軸
(73)を前記穂先搬送タイン(28)及び稈元搬送チェン
(27)の間に配設させ、前記搬送横伝動軸(73)を介し
て穂先搬送タイン(28)及び稈元搬送チェン(27)を縦
伝動軸(51)中間に連結させると共に、前記引起しタイ
ン(20)によって引起された穀稈の稈元側を掻込むスタ
ーホイル(22)軌跡と穂先搬送タイン(28)軌跡を平面
視でラップさせ、かつ前記引起しタイン(20)によって
引起された穀稈の穂先側を掻込む掻込ベルト(23)の搬
送作用部と前記稈元搬送チェン(27)の搬送作用部を略
同一直線上に設けている。
第7図及び第8図に示す如く、左穂先搬送タイン(2
8)の三角状の上下一対のタインケース(78)及びタイ
ンカバー(79)間でこの各頂点位置に、前記駆動スプロ
ケット(76)、アイドルスプロケット(80)、テンショ
ンローラ(81)を設け、これら各スプロケット(76)
(80)及びローラ(81)を介しタインチェン(82)を無
端状に張設し、該チェン(82)に複数の左穂先搬送タイ
ン(28)を一定ピッチで起伏自在に取付けるもので、第
9図にも示す如く、前記アイドルスプロケット(80)と
テンションローラ(81)間にタインガイド板(83)を備
え、前記タインケース(78)内面に当接支持させる底面
部(84)と、前記タインカバー(79)内面に当接支持さ
せる上面部(85)と、前記タイン(28)の底面に対向さ
せる側面部(86)とを前記タインガイド体(83)は有
し、また前記側面部(86)は中央部にチェン溝(87)を
形成して、上ガイド面(86a)と下ガイド面(86b)に分
割形成し、前記タイン(28)の底面上部(28a)及び底
面下部(28b)を、前記テンションローラ(81)の上下
外周縁と前記上ガイド面(86a)及び下ガイド面(86b)
に摺接移動させ、テンションローラ(81)からアイドル
スプロケット(80)までを通過するタイン(28)を起立
保持させるように構成している。
8)の三角状の上下一対のタインケース(78)及びタイ
ンカバー(79)間でこの各頂点位置に、前記駆動スプロ
ケット(76)、アイドルスプロケット(80)、テンショ
ンローラ(81)を設け、これら各スプロケット(76)
(80)及びローラ(81)を介しタインチェン(82)を無
端状に張設し、該チェン(82)に複数の左穂先搬送タイ
ン(28)を一定ピッチで起伏自在に取付けるもので、第
9図にも示す如く、前記アイドルスプロケット(80)と
テンションローラ(81)間にタインガイド板(83)を備
え、前記タインケース(78)内面に当接支持させる底面
部(84)と、前記タインカバー(79)内面に当接支持さ
せる上面部(85)と、前記タイン(28)の底面に対向さ
せる側面部(86)とを前記タインガイド体(83)は有
し、また前記側面部(86)は中央部にチェン溝(87)を
形成して、上ガイド面(86a)と下ガイド面(86b)に分
割形成し、前記タイン(28)の底面上部(28a)及び底
面下部(28b)を、前記テンションローラ(81)の上下
外周縁と前記上ガイド面(86a)及び下ガイド面(86b)
に摺接移動させ、テンションローラ(81)からアイドル
スプロケット(80)までを通過するタイン(28)を起立
保持させるように構成している。
そして、テンションローラ(81)及びアイドルスプロ
ケット(80)と前記上ガイド面(86a)との間に、左右
上ガイド面(88a)(89b)を形成する形の左右サブタ
インガイド板(88)(89)を備えると共に、左上ガイド
面(88a)下方に形成する左下ガイド面(86b′)を前記
下ガイド面(86b)を左側に延長してタインガイド板(8
3)に形成し、前記タインガイド板(83)をタインケー
ス(78)に取付ける一方、前記左右サブタインガイド板
(88)(89)をタインカバー(79)に取付け、テンショ
ンローラ(81)及びアイドルスプロケット(80)側のタ
イン(28)ガイドにおいて、タイン(28)センターより
タインケース(78)側のものは該ケース(78)に、また
タインカバー(79)側のものは該カバー(79)に分割し
て設けるように構成している。
ケット(80)と前記上ガイド面(86a)との間に、左右
上ガイド面(88a)(89b)を形成する形の左右サブタ
インガイド板(88)(89)を備えると共に、左上ガイド
面(88a)下方に形成する左下ガイド面(86b′)を前記
下ガイド面(86b)を左側に延長してタインガイド板(8
3)に形成し、前記タインガイド板(83)をタインケー
ス(78)に取付ける一方、前記左右サブタインガイド板
(88)(89)をタインカバー(79)に取付け、テンショ
ンローラ(81)及びアイドルスプロケット(80)側のタ
イン(28)ガイドにおいて、タイン(28)センターより
タインケース(78)側のものは該ケース(78)に、また
タインカバー(79)側のものは該カバー(79)に分割し
て設けるように構成している。
また、前記タインガイド板(83)の底面部(84)上面
にバネケース(90)を備え、一端側に前記テンションロ
ーラ(81)をローラ受け(91)を介し支持するロッド
(92)を、前記バネケース(90)に伸縮自在に支持させ
ると共に、ロッド(92)に取付けるバネ座(93)と前記
バネケース(90)間に圧縮バネ(94)を張設し、テンシ
ョンローラ(81)を外側に押出す方向に前記バネ(94)
力を付勢する一方、前記バネケース(90)とタインケー
ス(78)裏面に設けるアジャストプレート(95)とを、
タインガイド板(83)の底面部(84)とタインケース
(78)を挟んでボルト(96)(96)及び長孔(97)(9
7)を介し一体的に摺動自在に連結させ、タインケース
(78)裏面に固設するブラケット(98)に螺着させるア
ジャストボルト(99)により、アジャストプレート(9
5)と共にバネケース(90)を移動させて、バネ(94)
の張設幅(L)を適宜調節し、前記タインチェン(82)
のテンション調節を行うように構成している。
にバネケース(90)を備え、一端側に前記テンションロ
ーラ(81)をローラ受け(91)を介し支持するロッド
(92)を、前記バネケース(90)に伸縮自在に支持させ
ると共に、ロッド(92)に取付けるバネ座(93)と前記
バネケース(90)間に圧縮バネ(94)を張設し、テンシ
ョンローラ(81)を外側に押出す方向に前記バネ(94)
力を付勢する一方、前記バネケース(90)とタインケー
ス(78)裏面に設けるアジャストプレート(95)とを、
タインガイド板(83)の底面部(84)とタインケース
(78)を挟んでボルト(96)(96)及び長孔(97)(9
7)を介し一体的に摺動自在に連結させ、タインケース
(78)裏面に固設するブラケット(98)に螺着させるア
ジャストボルト(99)により、アジャストプレート(9
5)と共にバネケース(90)を移動させて、バネ(94)
の張設幅(L)を適宜調節し、前記タインチェン(82)
のテンション調節を行うように構成している。
そして、前記タインガイド板(83)の底面部(84)を
ローラ受け(91)下方まで延長形成し、テンションロー
ラ(81)をローラ受け(91)に回転自在に軸支させるボ
ルト軸(100)を前記タインケース(78)、タインカバ
ー(79)、タインガイド板(83)の底面部(84)に形成
する長孔(101)に挿通支持させ、タインケース(78)
のテンションローラ(81)側の補強をタインガイド板
(83)で行うように構成している。
ローラ受け(91)下方まで延長形成し、テンションロー
ラ(81)をローラ受け(91)に回転自在に軸支させるボ
ルト軸(100)を前記タインケース(78)、タインカバ
ー(79)、タインガイド板(83)の底面部(84)に形成
する長孔(101)に挿通支持させ、タインケース(78)
のテンションローラ(81)側の補強をタインガイド板
(83)で行うように構成している。
なお、前記タインガイド板(83)はタインケース(7
8)及びタインカバー(79)のタイン作用側全体の補強
も行っている。
8)及びタインカバー(79)のタイン作用側全体の補強
も行っている。
第10図乃至第13図に示す如く、前記右穂先搬送タイン
(26)の、上下一対の前部タインケース(102)及び前
部タインカバー(103)と、上下一対の後部タインケー
ス(104)及び後部タインカバー(105)とを、上下一対
の側部タインケースフレーム(106)及び側部タインカ
バーフレーム(107)とタインフレーム(108)とで、一
体連結し、前記前部タインケース(102)と前部タイン
カバー(103)間にテンションローラ(109)を、前記後
部タインケース(104)と後部タインカバー(105)間に
前記駆動スプロケット(59)及びアイドルスプロケット
(110)を設け、これら各スプロケット(59)(110)及
びローラ(110)を介しタインチェン(111)を無端状に
張設し、該チェン(111)に複数の右穂先搬送タイン(2
6)を一定ピッチで起伏自在に取付けるもので、前記側
部タインケースフレーム(106)と側部タインカバーフ
レーム(107)間に、タインガードフレーム(112)を張
設し、該タインガイドフレーム(112)前端を前記テン
ションローラ(109)まで延長すると共に、前記後部タ
インケース(104)と後部タインカバー(105)間で駆動
スプロケット(59)からアイドルスプロケット(110)
を経て前記タインガイドフレーム(112)後端までに後
部タインフレーム(113)を張設し、各ガイドフレーム
(112)(113)のチェン溝(114)(115)に前記タイン
チェン(111)を挿通させ、各タイン(26)の底面上部
(26a)及び底面下部(26b)を、前記各タインフレーム
(112)(113)の上ガイド面(112a)(113a)及び下ガ
イド面(112b)(113b)と、テンションローラ(109)
の上下外周縁に摺動移動させ、テンションローラ(10
9)からアイドルスプロケット(110)を経て駆動スプロ
ケット(59)までを通過するタイン(28)を起立保持さ
せるように構成している。
(26)の、上下一対の前部タインケース(102)及び前
部タインカバー(103)と、上下一対の後部タインケー
ス(104)及び後部タインカバー(105)とを、上下一対
の側部タインケースフレーム(106)及び側部タインカ
バーフレーム(107)とタインフレーム(108)とで、一
体連結し、前記前部タインケース(102)と前部タイン
カバー(103)間にテンションローラ(109)を、前記後
部タインケース(104)と後部タインカバー(105)間に
前記駆動スプロケット(59)及びアイドルスプロケット
(110)を設け、これら各スプロケット(59)(110)及
びローラ(110)を介しタインチェン(111)を無端状に
張設し、該チェン(111)に複数の右穂先搬送タイン(2
6)を一定ピッチで起伏自在に取付けるもので、前記側
部タインケースフレーム(106)と側部タインカバーフ
レーム(107)間に、タインガードフレーム(112)を張
設し、該タインガイドフレーム(112)前端を前記テン
ションローラ(109)まで延長すると共に、前記後部タ
インケース(104)と後部タインカバー(105)間で駆動
スプロケット(59)からアイドルスプロケット(110)
を経て前記タインガイドフレーム(112)後端までに後
部タインフレーム(113)を張設し、各ガイドフレーム
(112)(113)のチェン溝(114)(115)に前記タイン
チェン(111)を挿通させ、各タイン(26)の底面上部
(26a)及び底面下部(26b)を、前記各タインフレーム
(112)(113)の上ガイド面(112a)(113a)及び下ガ
イド面(112b)(113b)と、テンションローラ(109)
の上下外周縁に摺動移動させ、テンションローラ(10
9)からアイドルスプロケット(110)を経て駆動スプロ
ケット(59)までを通過するタイン(28)を起立保持さ
せるように構成している。
そして、タイン(28)を起立保持させるタイン作用側と
反対側に設けた前記タインフレーム(108)は、下面側
を下方外側に開放するように断面型に形成し、各タイ
ン(26)が折畳み状態でタイン非作用側を通過すると
き、各タイン(26)に引っ掛った藁塵などを下方に落下
排除できるように構成している。
反対側に設けた前記タインフレーム(108)は、下面側
を下方外側に開放するように断面型に形成し、各タイ
ン(26)が折畳み状態でタイン非作用側を通過すると
き、各タイン(26)に引っ掛った藁塵などを下方に落下
排除できるように構成している。
なお、前記タインチェン(111)のテンション構造
は、上記の左穂先搬送タイン(28)のタインチェン(8
2)のテンション構造と同様である。また前記後部タイ
ンフレーム(113)は、この前端側を支持するボルト軸
(116)を中心に後端側を揺動可能に設けている。
は、上記の左穂先搬送タイン(28)のタインチェン(8
2)のテンション構造と同様である。また前記後部タイ
ンフレーム(113)は、この前端側を支持するボルト軸
(116)を中心に後端側を揺動可能に設けている。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、刈刃(24)
左側の刈取り穀稈を縦搬送チェン(29)に搬送する上下
一対の左前側上部及び下部搬送体(28)(27)を設ける
と共に、エンジン(18)駆動力を刈取2軸(41)から刈
取3軸(44)を介して縦伝動軸(51)下端に伝達させ、
また引起し横伝動軸(53)に縦伝動軸(51)上端を連結
させ、引起しケース(21)のタイン(20)を前記各軸
(41)(44)(51)(53)を介して駆動するコンバイン
において、刈取部(7)左側に立設させる前記縦伝動軸
(51)の中間に搬送横伝動軸(73)を設け、該搬送横伝
動軸(73)を前記上部及び下部搬送体(28)(27)の間
に配設させ、前記搬送横伝動軸(73)を介して上部及び
下部搬送体(28)(27)を縦伝動軸(51)中間に連結さ
せると共に、前記タイン(20)によって引起された穀稈
の稈元側を掻込むスターホイル(22)軌跡と上部搬送体
(28)軌跡を平面視でラップさせ、かつ前記タイン(2
0)によって引起された穀稈の穂先側を掻込む掻込ベル
ト(23)の搬送作用部と前記下部搬送体(27)の搬送作
用部を略同一直線上に設けたもので、前記縦伝動軸(5
1)中間部を利用して従来よりも高位置で前記上部及び
下部搬送体(28)(27)の駆動力及び支持を行うことが
でき、前記搬送体(28)(27)下方の刈取部(8)底部
構造の簡略化を容易に行うことができ、刈取部(8)底
部に堆積する藁屑量低減などを容易に図ることができる
と共に、掻込ベルト(23)及び下部搬送体(27)によっ
て搬送する穀稈の上下部を上部搬送体(28)とスターホ
イル(22)に略同時期に挾持させて送出させることがで
き、穀稈を引起すタイン(20)と上部搬送体(28)の間
で穀稈姿勢が乱れるのを容易に防止でき、従来に比べて
穀稈搬送構造の簡略化並びに穀稈搬送機能の向上などを
容易に図ることができるものである。
左側の刈取り穀稈を縦搬送チェン(29)に搬送する上下
一対の左前側上部及び下部搬送体(28)(27)を設ける
と共に、エンジン(18)駆動力を刈取2軸(41)から刈
取3軸(44)を介して縦伝動軸(51)下端に伝達させ、
また引起し横伝動軸(53)に縦伝動軸(51)上端を連結
させ、引起しケース(21)のタイン(20)を前記各軸
(41)(44)(51)(53)を介して駆動するコンバイン
において、刈取部(7)左側に立設させる前記縦伝動軸
(51)の中間に搬送横伝動軸(73)を設け、該搬送横伝
動軸(73)を前記上部及び下部搬送体(28)(27)の間
に配設させ、前記搬送横伝動軸(73)を介して上部及び
下部搬送体(28)(27)を縦伝動軸(51)中間に連結さ
せると共に、前記タイン(20)によって引起された穀稈
の稈元側を掻込むスターホイル(22)軌跡と上部搬送体
(28)軌跡を平面視でラップさせ、かつ前記タイン(2
0)によって引起された穀稈の穂先側を掻込む掻込ベル
ト(23)の搬送作用部と前記下部搬送体(27)の搬送作
用部を略同一直線上に設けたもので、前記縦伝動軸(5
1)中間部を利用して従来よりも高位置で前記上部及び
下部搬送体(28)(27)の駆動力及び支持を行うことが
でき、前記搬送体(28)(27)下方の刈取部(8)底部
構造の簡略化を容易に行うことができ、刈取部(8)底
部に堆積する藁屑量低減などを容易に図ることができる
と共に、掻込ベルト(23)及び下部搬送体(27)によっ
て搬送する穀稈の上下部を上部搬送体(28)とスターホ
イル(22)に略同時期に挾持させて送出させることがで
き、穀稈を引起すタイン(20)と上部搬送体(28)の間
で穀稈姿勢が乱れるのを容易に防止でき、従来に比べて
穀稈搬送構造の簡略化並びに穀稈搬送機能の向上などを
容易に図ることができるものである。
第1図は要部の断面図、第2図はコンバインの全体側面
図、第3図は同平面図、第4図は刈取部の側面図、第5
図は同平面図、第6図は刈取部の駆動系統図、第7図は
左穂先搬送タインの断面説明図、第8図は同平面図、第
9図はタインガイド板の外観斜視図、第10図は右穂先搬
送タインの全体平面図、第11図乃至第13図は同部分断面
図である。 (24)……刈刃 (27)……左稈元搬送チェン(左前側下部搬送体) (28)……左穂先搬送タイン(左前側上部搬送体) (29)……縦搬送チェン
図、第3図は同平面図、第4図は刈取部の側面図、第5
図は同平面図、第6図は刈取部の駆動系統図、第7図は
左穂先搬送タインの断面説明図、第8図は同平面図、第
9図はタインガイド板の外観斜視図、第10図は右穂先搬
送タインの全体平面図、第11図乃至第13図は同部分断面
図である。 (24)……刈刃 (27)……左稈元搬送チェン(左前側下部搬送体) (28)……左穂先搬送タイン(左前側上部搬送体) (29)……縦搬送チェン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安藤 和登 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)考案者 稲垣 晴三 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−88835(JP,U) 実開 昭58−137018(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】刈刃(24)左側の刈取り穀稈を縦搬送チェ
ン(29)に搬送する上下一対の左前側上部及び下部搬送
体(28)(27)を設けると共に、エンジン(18)駆動力
を刈取2軸(41)から刈取3軸(44)を介して縦伝動軸
(51)下端に伝達させ、また引起し横伝動軸(53)に縦
伝動軸(51)上端を連結させ、引起しケース(21)のタ
イン(20)を前記各軸(41)(44)(51)(53)を介し
て駆動するコンバインにおいて、刈取部(7)左側に立
設させる前記縦伝動軸(51)の中間に搬送横伝動軸(7
3)を設け、該搬送横伝動軸(73)を前記上部及び下部
搬送体(28)(27)の間に配設させ、前記搬送横伝動軸
(73)を介して上部及び下部搬送体(28)(27)を縦伝
動軸(51)中間に連結させると共に、前記タイン(20)
によって引起された穀稈の稈元側を掻込むスターホイル
(22)軌跡と上部搬送体(28)軌跡を平面視でラップさ
せ、かつ前記タイン(20)によって引起された穀稈の穂
先側を掻込む掻込ベルト(23)の搬送作用部と前記下部
搬送体(27)の搬送作用部を略同一直線上に設けたこと
を特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990082678U JPH083238Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990082678U JPH083238Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441220U JPH0441220U (ja) | 1992-04-08 |
JPH083238Y2 true JPH083238Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31629708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990082678U Expired - Fee Related JPH083238Y2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083238Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5888835U (ja) * | 1981-12-12 | 1983-06-16 | 株式会社クボタ | コンバインの搬送構造 |
JPS58137018U (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-14 | 株式会社クボタ | 刈取機 |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP1990082678U patent/JPH083238Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441220U (ja) | 1992-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |