JPH08323812A - ビデオカセットの成形金型 - Google Patents

ビデオカセットの成形金型

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JPH08323812A
JPH08323812A JP13075795A JP13075795A JPH08323812A JP H08323812 A JPH08323812 A JP H08323812A JP 13075795 A JP13075795 A JP 13075795A JP 13075795 A JP13075795 A JP 13075795A JP H08323812 A JPH08323812 A JP H08323812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
cavity
pressing
pressing member
video cassette
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13075795A
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Hiroshi Kobayashi
博 小林
Yoshihiro Kiyono
良浩 清野
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカセットの成形金型に係り、異なる2
種のビデオカセットを簡易かつ低コストで成形する。 【構成】 ビデオカセット2・3のキャビティ11を形
成する金型12・13に、キャビティ11内に突出させ
られてビデオカセット2・3の種別を検出するための識
別孔1を形成するピン14と、その先端14aをキャビ
ティ11内に選択的に出没させる識別孔形成機構15と
を設け、識別孔形成機構15の作動によって、金型12
・13を分解することなく2種の異なるビデオカセット
2・3を簡易に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカセットの成
形金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VHS方式のビデオテープには、通常の
VHS方式のものとS−VHS方式のものとがある。こ
れらの方式のビデオテープには、ほぼ同等のビデオカセ
ットが使用されるが、図5および図6に示すように、S
−VHS方式であることを検出するための識別孔1が設
けられているか否かの相違がある。識別孔1は、通常ビ
デオカセット2・3の背面に設けたテープデッキへのビ
デオカセット2・3の誤挿入を防止するための案内溝4
の一部に設けられるようになっている。
【0003】従来、これら方式の異なるビデオテープの
ための異なる2種のビデオカセット2・3は、ビデオカ
セット2・3のキャビティを形成する一対の金型の内、
例えば、固定型の一部に入子型を配置し、この入子型の
みを入れ替えることによって、共通の金型により成形さ
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに入子型を入れ替える方式であると、形状の異なる2
種の入子型を別々に用意しなければならないという不都
合がある。しかも、これらの入子型の入れ替え作業は、
金型を分解して行わなければならないためにきわめて煩
雑であり、多大な作業工数が必要となって、生産効率が
悪いばかりでなく、製品コストが増大してしまうという
不都合があった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みて成された
ものであって、異なる2種のビデオカセットを簡易かつ
低コストで成形することができるビデオカセットの成形
金型を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、相互に組み合わせられてビデオカセット
のキャビティを形成する一対の金型を有し、該金型に、
キャビティ内に突出させられてビデオカセットの種別を
検出するための識別孔を形成するピンと、該ピンの先端
をキャビティ内に選択的に出没させる識別孔形成機構と
が設けられているビデオカセットの成形金型を提案して
いる。
【0007】上記成形金型においては、識別孔形成機構
が、一の金型のキャビティ面に開口しピンを摺動可能に
配置する案内孔と、前記ピンの先端が案内孔内に後退す
る方向に前記ピンを付勢する付勢手段と、前記ピンの後
端を付勢手段の付勢力に抗して押圧する押圧部材とを具
備する構成とすれば効果的である。また、その押圧部材
を、ピンの摺動方向に交差する方向に移動可能に設ける
とともに、ピンの後端を押圧する押圧面と、該押圧面か
ら一段凹んだ凹部とが移動方向に隣接して配置して構成
することとしてもよい。
【0008】
【作用】本発明に係るビデオカセットの成形金型によれ
ば、金型が相互に組み合わせられることによって形成さ
れるキャビティ内に、識別孔形成機構の作動によってピ
ンの先端を選択的に突出させることにより、キャビティ
内においてピンが占有する位置に樹脂が充填されること
が回避され、その部分に識別孔が形成されたビデオカセ
ットが成形されることになる。また、識別孔形成機構の
作動によってピンの先端を選択的に後退させることによ
って、上記の状態においてキャビティ内においてピンが
占有していた部分にも樹脂が充填され、識別孔が閉塞さ
れた状態のビデオカセットが成形されることになる。し
たがって、識別孔形成機構の作動によって、識別孔の有
無において相違する2種の異なるビデオカセットを成形
することが可能となる。
【0009】また、ピンを摺動可能に配置する案内孔
と、ピンを後退方向に付勢する付勢手段と、ピンの後端
を押圧する押圧部材とから識別孔形成機構を構成するこ
とにより、押圧部材の作動によってピンの後端を押圧す
るだけでピンの先端をキャビティ内に突出させ、識別孔
を有するビデオカセットを成形することが可能となる。
また、識別孔を有しないビデオカセットを成形するに
は、押圧部材によるピンの押圧状態を解除するだけでピ
ンが付勢手段の付勢力によって後退する方向に付勢さ
れ、キャビティ内からピンの先端が後退して識別孔が閉
塞されたビデオカセットを成形することが可能となる。
【0010】さらに、押圧部材を、ピンの摺動方向に交
差する方向に移動可能に設け、かつ、ピンの後端を押圧
する押圧面と、その押圧面から一段凹んだ凹部とが移動
方向に隣接して配置されている構成とすることより、押
圧部材をピンの摺動方向に交差する方向に移動するだけ
で、キャビティ内へのピンの出没状態を選択的に設定す
ることが可能となる。すなわち、ピンの後端が押圧面に
配されているときには、ピンは、付勢手段の付勢力に抗
してその先端がキャビティ内に突出する方向に押圧され
るので識別孔を有するビデオカセットが成形され、ピン
の後端が凹部に配されているときには、ピンは付勢手段
によって後退方向に付勢され、識別孔を有しないビデオ
カセットが成形されることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るビデオカセットの成形金
型の一実施例について図1から図4を参照して説明す
る。本実施例の成形金型10は、図1に示すように、上
下方向に相互に組み合わせられてビデオカセット2・3
のキャビティ11を形成する固定型12および可動型1
3と、固定型12に設けられ下端14aをキャビティ1
1内に出没可能に配されるピン14と、このピン14を
選択的に上下方向に変位させる識別孔形成機構15とを
具備している。
【0012】前記ピン14は、丸棒状に形成され上下方
向に配されるピン本体14bと、該ピン本体14bの上
端に配され該ピン本体14bより大径に設けられる頭部
14cとを具備している。該頭部14cは、固定型12
に形成された凹所16内に収納可能な高さ寸法に形成さ
れている。ピン本体14bの長さ寸法は、後述する下限
位置において、その下端14aがちょうど可動型13の
キャビティ面11aに接触する位置に配されるように設
定されている。
【0013】前記識別孔形成機構15は、固定型12の
キャビティ面11bに開口し前記ピン14を上下方向に
摺動可能に挿入する案内孔17と、この案内孔17内に
挿入されたピン14を常時上方に付勢するコイルスプリ
ングのような付勢手段18と、ピン14の上端を付勢手
段18の付勢力に抗して下方に押圧する押圧部材19と
から構成されている。
【0014】前記押圧部材19は、固定型12内に、水
平方向に移動可能に配置された棒状部材である。この押
圧部材19には、その下面に水平な押圧面19aと、そ
の押圧面19aから一段凹んで高い位置に配される凹部
19bとが移動方向に隣接して配置されている。これら
押圧面19aと凹部19bとの段差は、前記ピン14の
出没のための変位量よりも十分に大きく設定されてい
る。そして、ピン14の上方に押圧面19aが配された
ときに、ピン14が下限位置に設定され、ピン14の上
方に凹部19bが配されたときに、ピン14が上限位置
に設定されるようになっている。また、押圧部材19の
押圧面19aと凹部19bとの境界部には、凹部19b
底面から押圧面19aまでの段差を滑らかに連続させる
傾斜面19cが設けられている。
【0015】前記ピン14の頭部14cには、その上面
の一部を切り欠いてなる段部14dが形成されている。
該段部14dの上方には、前記凹所16に設けられたネ
ジ孔20に螺合する調整ボルト21の頭部21aが配置
されており、該調整ボルト21の頭部21aをピン14
の段部14dに係合させることによってピン14の上下
動の上限位置が設定されるようになっている。すなわ
ち、調整ボルト21を回転させてその頭部21aの位置
を上下させることにより、ピン14の上限位置が調整さ
れ、ピン14が上方に変位させられたときの下端14a
のキャビティ11内への突出量を調整することができる
ようになっている。
【0016】また、前記案内孔17には、前記付勢手段
18を収納する収納段部22が形成されている。そし
て、該収納段部22内に収納された付勢手段18の上端
が上記ピン14の頭部14c下面に係合されて、ピン1
4を常時上方に付勢するようになっている。
【0017】前記押圧部材19は、例えば、図示しない
一端が固定型12の外方に突出するように設けられてい
て、作業者がその一端を水平方向に押し引きすることに
より水平方向に変位させられるようになっている。さら
に、押圧部材19には、該押圧部材19の水平方向位置
を、ピン14を上限位置あるいは下限位置にそれぞれ配
置することができるような所定の位置に設定するクリッ
ク機構23が設けられている。
【0018】このクリック機構23は、例えば、図1及
び図3に示すように、押圧部材19内に埋め込まれたボ
ール24aおよび該ボール24aを上方に付勢するスプ
リング24bを有するボールプランジャ機構24と、水
平方向の2箇所においてボール24aに係合する2つの
係合ブロック25・26とから構成されている。図中符
号24cは、ボールプランジャ機構24のボール24a
およびスプリング24bを収納するスリーブ状部材であ
って、例えば、図示しない止めネジによって押圧部材1
9に固定されている。また、符号25a・26aは、係
合ブロック25・26に設けられボール24aに係合す
る係合凹部である。
【0019】このように構成された本実施例の成形金型
10の作用について、以下に説明する。まず、識別孔1
を有しない通常のVHS方式のビデオカセット2を成形
する場合には、図1に示すように、押圧部材19を図中
の左側に変位させる。これにより、押圧部材19に設け
たボールプランジャ機構24のボール24aが図中左側
の係合ブロック25に設けた係合凹部25aに係合され
る。この状態において、ピン14の上方には押圧部材1
9の凹部19bが配置されるので、ピン14は上昇させ
られる。そして、ピン14の頭部14cに設けられた段
部14dが調整ボルト21の頭部21aに係合すること
によって、ピン14は上限位置に配置される。
【0020】これにより、ピン14の下端14aのキャ
ビティ11内の突出量が減少し、ピン14下端14aと
可動型13のキャビティ面11aとが離間した状態に保
持される。この状態で、図示しないノズルからキャビテ
ィ11内に溶融樹脂を射出・充填することによってピン
14下端14aの下方に樹脂層が形成され、図2に示す
ように、該樹脂層によって識別孔1が閉塞されたビデオ
カセット2が成形されることになる。図1中鎖線で示す
のは、S−VHS方式のビデオカセット3を成形する場
合の各部の位置である。なお、ピン14が上限位置に配
されたときのピン14の下端14aの位置は、ビデオカ
セット2の表面に形成されるテープデッキへの案内溝4
の底面4aと面一となるように調整ボルト21によって
設定される。
【0021】次に、識別孔1を有するS−VHS方式の
ビデオカセット3を成形する場合には、図2に示す状態
から、押圧部材19に、図中の右方向に向けて外力を作
用させる。すると、押圧部材19に設けたボールプラン
ジャ機構24のボール24aが下方に押圧されスプリン
グ24bが圧縮される。これにより、ボール24aと係
合ブロック25の係合凹部25aとの係合が外れて、押
圧部材19が水平方向に移動自在とされる。
【0022】この状態から、さらに右方向への外力を作
用させ続けると、押圧部材19が右側に変位させられ
て、ピン14の上方に配置される押圧部材19の部分
が、凹部19bから隣接する押圧面19aへと移行す
る。この場合において、本実施例に係る成形金型10で
は、押圧面19aと凹部19bとの間にこれらを滑らか
に連続させる傾斜面19cが設けられており、かつ、ピ
ン14の頭部14cの上面が略球面状に形成されている
ので、ピン14の頭部14c上面を押圧部材19の傾斜
面19cに摺動させて、凹部19bから押圧面19aへ
の移行が無理なく実施されることになる。
【0023】そして、ピン14は、上方に傾斜面19c
が配置されると、付勢手段18の付勢力に抗して徐々に
押し下げられ、上方に押圧面19aが配された状態で下
限位置に配置されるとともに、押圧部材19に設けたボ
ールプランジャ機構24のボール24aが右側の係合ブ
ロック26にの係合凹部26aに係合され、その位置に
押圧部材19が位置決めされることになる。その結果、
ピン14の下端14aは、図3に示すように、可動型1
3のキャビティ面11aに当接することになるので、キ
ャビティ11内に溶融樹脂が射出されても、ピン14の
下端14aとキャビティ面11aとの間に樹脂層が形成
されず、図4に示すように、ピン14の配されていた位
置に識別孔1を有するビデオカセット3が成形されるこ
とになる。
【0024】このように、本実施例に係るビデオカセッ
ト2・3の成形金型10によれば、押圧部材19を水平
方向に変位させるだけで、通常のVHS方式のビデオカ
セット2およびS−VHS方式のビデオカセット3の両
方を成形することができる。したがって、従来のように
2種類の入子型を用意しておく必要もなく、また、これ
らの入子型を入れ替えるために金型を分解する必要もな
い。その結果、ビデオカセット2・3の種類を切り替え
る際に要する作業工数を削減して、生産効率を向上し、
製品コストの大幅な低減を図ることができるという効果
を奏する。
【0025】また、本実施例に係るビデオカセット2・
3の成形金型10では、ピン14の上限位置および下限
位置を設定するための押圧部材19の凹部19bおよび
押圧面19aの間に、これらを滑らかに連続させる傾斜
面19cを設け、かつ、ピン14の頭部14c上面を略
球面状に形成したので、ピン14の頭部14c上面を傾
斜面19cに摺動させて押圧部材19の水平移動を無理
なく実施することができる。これにより、ピン14の頭
部14cや押圧部材19の各部における摩耗を防止し、
金型の切り替え作業に際して各部に損傷が生ずることを
回避することができる。
【0026】さらに、本実施例にかかる成形金型10で
は、押圧部材19に、ピン14の上限位置および下限位
置を達成するための水平方向位置においてそれぞれ押圧
部材19の水平移動を制限するクリック機構23が設け
られているので、金型の外部から押圧部材19を操作す
る作業者が該押圧部材19を適正な位置に簡易に設定す
ることができる。
【0027】なお、上記実施例においては、ピン14頭
部14cの上面を略球面状に形成したが、押圧部材19
の押圧面19a、傾斜面19cの形状変化に倣ってピン
14を滑らかに上下移動させることができる形状であれ
ば任意のものを採用することができる。また、押圧部材
19の傾斜面19cの形状を一定傾斜角度の平面状に形
成したが、曲面状に形成してもよいことは言うまでもな
い。
【0028】さらに、ピン14を上方に付勢する付勢手
段18としてコイルスプリングを採用したが、これに限
定されることなく、任意の弾性部材、例えば、板バネ、
皿バネ等であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るビデ
オカセットの成形金型は、ビデオカセットのキャビティ
を形成する金型に、キャビティ内に突出させられてビデ
オカセットの種別を検出するための識別孔を形成するピ
ンと、その先端をキャビティ内に選択的に出没させる識
別孔形成機構とを設けたので、識別孔形成機構の作動に
よってピンの先端を選択的にキャビティ内に出没させ
て、識別孔の有無において相違する2種のビデオカセッ
トを簡易に成形することができるという効果を奏する。
【0030】また、上記成形金型において、識別孔形成
機構を、ピンを摺動可能に配置する案内孔と、ピンの先
端が案内孔内に後退する方向にピンを付勢する付勢手段
と、ピンを付勢手段の付勢力に抗して押圧する押圧部材
とを具備する構成とすれば、押圧部材によってピンの後
端を押圧するだけでピンの先端をキャビティ内に突出さ
せ、識別孔を有するビデオカセットを成形することがで
きる。また、識別孔を有しないビデオカセットは、押圧
部材によるピンの押圧状態を解除するだけで成形するこ
とができる。したがって、異なる2種のビデオカセット
を成形するために金型を分解して入れ替えるような作業
が不要となり、作業工数の削減、生産効率の向上、製品
コストの低減を図ることができるという効果を奏する。
【0031】さらに、上記成形金型においては、押圧部
材を、ピンの摺動方向に交差する方向に移動可能に設
け、かつ、ピンの後端を押圧する押圧面と、その押圧面
から一段凹んだ凹部とが移動方向に隣接して配置されて
いる構成とすることより、押圧部材をピンの摺動方向に
交差する方向に移動するだけで、キャビティ内へのピン
の出没状態を選択的に設定することができ、2種の異な
るビデオカセットを成形するための金型の設定をきわめ
て簡易に実施することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオカセットの成形金型の一実
施例を示し、識別孔を有しないビデオカセットを成形す
る場合を示す縦断面図である。
【図2】図1の成形金型により成形されるビデオカセッ
トの一部を示す縦断面図である。
【図3】図1の成形金型において、識別孔を有するビデ
オカセットを成形する場合を示す縦断面図である。
【図4】図3の成形金型により成形されるビデオカセッ
トの一部を示す縦断面図である。
【図5】通常のVHS方式のビデオカセットを示す正面
図である。
【図6】S−VHS方式のビデオカセットを示す正面図
である。
【符号の説明】
1 識別孔 2・3 ビデオカセット 10 成形金型 11 キャビティ 12 固定型(金型) 13 可動型(金型) 14 ピン 14a 下端(先端) 15 識別孔形成機構 17 案内孔 18 付勢手段 19 押圧部材 19a 押圧面 19b 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に組み合わせられてビデオカセット
    のキャビティを形成する一対の金型を有し、該金型に、
    キャビティ内に突出させられてビデオカセットの種別を
    検出するための識別孔を形成するピンと、該ピンの先端
    をキャビティ内に選択的に出没させる識別孔形成機構と
    が設けられていることを特徴とするビデオカセットの成
    形金型。
  2. 【請求項2】 識別孔形成機構が、一の金型のキャビテ
    ィ面に開口しピンを摺動可能に配置する案内孔と、前記
    ピンの先端が案内孔内に後退する方向に前記ピンを付勢
    する付勢手段と、前記ピンの後端を付勢手段の付勢力に
    抗して押圧する押圧部材とを具備することを特徴とする
    請求項1記載のビデオカセットの成形金型。
  3. 【請求項3】 押圧部材が、ピンの摺動方向に交差する
    方向に移動可能に設けられるとともに、ピンの後端を押
    圧する押圧面と、該押圧面から一段凹んだ凹部とが移動
    方向に隣接して配置されていることを特徴とする請求項
    2記載のビデオカセットの成形金型。
JP13075795A 1995-05-29 1995-05-29 ビデオカセットの成形金型 Withdrawn JPH08323812A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004141696A (ja) * 2002-10-21 2004-05-20 Mitsuboshi Belting Ltd フィルター成形体用金型およびフィルター成形体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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