JPH08323781A - 蓋に圧力解放孔と取外し自在のシールを形成する方法 - Google Patents

蓋に圧力解放孔と取外し自在のシールを形成する方法

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JPH08323781A
JPH08323781A JP7151166A JP15116695A JPH08323781A JP H08323781 A JPH08323781 A JP H08323781A JP 7151166 A JP7151166 A JP 7151166A JP 15116695 A JP15116695 A JP 15116695A JP H08323781 A JPH08323781 A JP H08323781A
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JP
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hole
seal
forming
vacuum
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JP7151166A
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Arnaldo Rojek
ロジェク アーナルド
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METARUGURAFUIKA ROJIEKU
ROJEK METALGRAFICA
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METALGRAFICA ROJEK
METARUGURAFUIKA ROJIEKU
ROJEK METALGRAFICA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特殊な工具や装置を使用することなく容易に
開けることができる、孔と取外し自在のシールとが設け
られた金属製の蓋の製造方法を提供する。 【構成】 下側部および上側部と、シールガスケットを
配設することができる内周部に溝を有しかつフランジが
形成された周辺部とを有する略円形のパネルにより形成
されるとともに、上側部の中央部に円形の凹状部が形成
されかつ少なくとも下側部に衛生ワニスが配設された、
ガラス容器を真空シールする蓋に圧力解放孔を取外し自
在のシールとともに形成する。この方法は、円形の凹状
部の中央部と底部を介して延びる圧力解放孔を形成する
工程と、蓋の下側部に接着材料を被着することにより接
着材料が融着により衛生ワニスに接着するとともに、蓋
の下側部に薄膜を形成して解放孔をシールする工程と、
蓋の上側部の円形凹状部に蓋の下側部に薄膜を形成する
接着剤と同じ特性を有する接着剤を被着して取外し自在
のシールを形成する工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食料を充填するのに使
用するガラス器その他のガラス容器を真空シールするた
めの金属蓋に、開放が容易な取外し自在のシールを備え
た圧力解放孔を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】容器内部の真空を解除することにより容
器を容易に開放することができる取外し自在のシールを
備え、圧力解放孔が形成されている金属製の蓋は、ガラ
ス器その他のガラス容器のリムに一種のシートを形成す
るのに使用される「プラスチゾル」または同様の材料の
ような樹脂状材料から形成されるシールガスケットを収
容する円形の溝を内周に沿って有し、リムが下方へ曲げ
られ、アルミニウムまたは鉄のシートプレートから通常
形成される円形のパネルにより構成される公知の一般的
なタイプの金属製蓋により形成されるている。かかる金
属製の蓋は本発明の一部ではない。
【0003】この種の金属製の蓋は、通常は、異なる食
料を充填するガラス容器をシールするのに使用されてお
り、シールは、ビード形成または特定のクランプを使用
して行なわれている。このような方法は、厚肉のガラス
容器を必要とするとともに、かかる容器は、ビード形成
の際に蓋の下向きリムと協働するようにリムにビードを
有している。従って、この方法は、より多量の材料を容
器に使用することになるので不経済であるとともに、重
質感を与えるので視覚的な観点も損なわれるので、この
容器をその後に一般的な水用のガラスコップとして使用
するのに適したものとはならず、製品の販売を促進する
ことができない。
【0004】かかるタイプの充填体、即ち、ガラスタン
ブラにより形成される容器の改良および開発において
は、シールの形成は通常、真空により行なわれてきた。
即ち、充填体即ち充填容器内に形成される真空は、気密
シールを行なうためのシール手段および蓋固定手段とし
て使用され、従って、クランプおよびビード形成装置の
使用をなくすことができるので、かかるガラス容器、主
としてタンブラのような形状のガラス容器に関してはか
なりの改良となるが、これは、容器がビード形成クラン
プの圧力および衝撃を受けないからである。従って、容
器は比較的薄肉に形成することができ、開口に重質のリ
ムまたはビードを配設する必要がなくなり、外観を一層
良好にすることができるとともに、家庭用の飲用コップ
として使用することができるようになり、飲用につくら
れるガラスタンブラと同じ状態にすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、金属製の
蓋が新しいシール系を提供し、充填された製品に対して
外観が一層良好になるとともに、ガラス容器を飲用のコ
ップとしてその後に使用することが可能になるが、蓋を
開けあるいは取り外す場合に、尖頭ナイフのような尖頭
装置を使用し、これを金属蓋の上記したリムまたはスカ
ート部に下から差し入れ、真空を解除するとともに蓋を
完全に開放または除去することが依然として必要であ
る。しかもこのような操作は、充填物即ち内容物を開け
るのを困難にするだけでなく、利用者の手を危険に曝す
ことにもなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】工具または器具を別に必
要とすることなく、容易に開放することができる一層良
好な状態を提供するために、孔と取外し自在のシールと
を備えた金属性の蓋が開発された。蓋は、圧力解放孔を
配設し、取外し自在のシールを配置すると、蓋を取外し
た後にシールを配置することができず、特に販売所にお
ける製品の異常がすぐに明らかになるので、販売所にお
ける充填体の何らかの異常に対して完全な保証を行なう
ことができる。これは、シールが取外されて真空が解除
されると、蓋が自由となって異常がわかり、購入者は製
品を受け入れないからである。
【0007】更に、本発明の圧力解放孔と取外し自在の
シールを形成する方法は、蓋の内面と孔を形成する開口
とに、シールを形成する樹脂状材料(「プラスチゾル」
または同様の材料)と同じ材料からなる薄膜を孔を閉止
するように予め形成するので、充填物に含まれる酸物質
の攻撃などから、孔を画定する、仕上げワニスにより保
護されていない蓋の部分を保護することができる。更
に、薄膜は、シール形成材料が、孔が形成される凹状部
に溶融した状態で被着されたときに、孔に侵入して蓋の
下面にかかる材料の小さなビードまたは残留物を形成す
るのを防ぐことができる。かかるビードなどが形成され
ると、息抜き孔からシールを除去する場合に障害とな
り、従って、充填体の内部の真空を解除し、蓋を開けて
取外す場合の孔の機能を損なうことになる。
【0008】従って、本発明によれば、下側部および上
側部と、シールガスケットを配設することができる内周
部に溝を有しかつフランジが形成された周辺部とを有す
る略円形のパネルにより形成されるとともに、上側部の
中央部に円形の凹状部が形成されかつ少なくとも下側部
に衛生ワニスが配設された、ガラス容器を真空シールす
る蓋に圧力解放孔を取外し自在のシールとともに形成す
る方法が提供されている。この方法は、円形の凹状部の
中央部と底部とを介して延びる圧力解放孔を形成する工
程と、前記蓋の下側部に接着材料を被着することにより
前記接着材料が融着により前記衛生ワニスに接着すると
ともに、前記蓋の下側部に薄膜を形成して前記解放孔を
シールする工程と、前記蓋の上側部の円形凹状部に前記
蓋の下側部に薄膜を形成する前記接着剤と同じ特性を有
する接着剤を被着して取外し自在のシールを形成する工
程とを備える構成に係る。
【0009】
【作用】本発明の製造方法により得られる、孔と取外し
自在のシールとが設けられた金属製の蓋は、特殊な工具
や装置を使用することなく容易に開けることができるも
のであり、かかる蓋は、食料を充填するのに使用される
ガラス器その他のガラス容器、特に、食料が高温で充填
されるガラス器その他のガラス容器の真空シールに使用
される。かかる充填体のシールはスチームジェットによ
り行なわれ、食料品が冷却し、容器に含まれるスチーム
が凝縮すると、真空が形成され、この充填装置の気密シ
ールが得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を添付図面に関して詳細に説明
する。ガラスタンブラその他のガラス容器の真空シール
に使用する金属蓋は、容易に開けることができるように
取外し自在のシールを有する圧力または真空解放孔を有
しているが、この金属蓋は、アルミニウムまたは鉄のシ
ートプレートからなる円形パネル1から通常形成され、
この円形パネル1は「プラスチゾル」または同様の材料
のような樹脂状材料から形成されるシールガスケット3
を収容する溝を内周に有する下向きのフランジまたはリ
ム2を備えている。
【0011】食料を充填するのに使用されるガラスタン
ブラの真空シールに通常使用されるかかる金属蓋は、パ
ネル1の好ましくは中央部に、「プラスチゾル」あるい
は同様の材料のような液体状態または溶融状態にある樹
脂状材料の液滴を受けて取外し自在のシール5を形成す
るように構成された円形の凹状部4を有しており、シー
ル5は、凹状部4の底部および中央部に形成される真空
解放孔6の圧力をシ−ルする作用を行なう。
【0012】底面に衛生ワニス(sanitary varnish)7の
薄膜がライニングされた金属蓋1のパネルおよび上記し
た凹状部4の中央部に上記した圧力または真空解放孔6
を形成する方法によれば、孔6は、図面の図5に詳細に
示すように、ディスク状部8を蓋形成金属パネル1から
打抜きにより除去することにより形成され、該孔の内側
の切断縁部9は上記した衛生保護ワニス膜7により保護
されていない状態に置かれる。
【0013】本発明の次の操作においては、図6に詳細
に示すように、孔6の縁部および切断縁部には、シール
5を形成する樹脂状材料と同じ熱可塑特性を有する樹脂
状材料(「プラスチゾル」または同様の材料)の薄膜1
0が被着され、この薄膜は、その熱可塑性により、蓋パ
ネル1の下面をライニングするワニス膜7に融着し、従
って、孔6の上記した下部においてシールを形成する。
同時に、孔の切断縁部9と金属蓋パネル1の内部または
下部との接触の可能性をなくし、従って、衛生ワニスに
より保護されていない孔の前記部分9において製品の酸
物質との接触の可能性をなくすことができる。
【0014】下部および切断縁部において孔6をシール
する前記膜10を被着した後、図面の図7に詳細に示す
次の操作においては、薄膜10を形成する材料と同じ特
性を有する「プラスチゾル」または同様の材料のような
樹脂状材料の液滴を円形の凹状部4に滴下し、孔6内に
侵入させ、図面の図7に詳細に示すように、ステム部1
1を介して薄膜10に融着させる。この方法は、シール
5を形成する樹脂状材料が液体または溶融状態で凹状部
4に被着されたときに、この材料が孔6の下部へ向けて
流出するのをなくすとともに阻止し、しかも既に被着し
てある薄膜10がかかる流出をなくことができる。この
ような流出が生ずると、流出した材料は図9に示すよう
に孔の下部を介して樹脂状材料のビード12即ち残留滴
を形成するが、このようなビードは、図10に示すよう
に、蓋を取外すときにシール12a全体を容易に取外す
ことができなくなり、従って、真空解放孔12bを開け
て充填容器内に形成される真空を解除するのが困難にな
るため、蓋を取外すのが困難になる。
【0015】このように、真空解放孔と取外し自在のシ
ールを形成する本発明の方法は、凹状部4内に液体状態
または溶融状態で被着され、孔6内でシール5を形成す
る樹脂状材料(「プラスチゾル」または同様の材料)の
流れ出しを防止するが、薄膜10が孔6の下部に予め被
着されているので、かかる薄膜10は、衛生ワニスによ
っては保護されていない孔の切断縁部即ちリム9を完全
に保護することができ、従って、充填された製品に含ま
れ、アルミニウムの蓋と比較して経済的に有利な鉄シー
ト製の蓋にとって特に厳しい条件を提供する酸による攻
撃を防ぐことができる。
【0016】次いで、充填容器内の製品を使用するため
に図2および図8に示すようにシール5を除去すると、
真空または圧力解放孔6内に配置されているステム部1
1は、上方へ引っ張られて該ステム部に接続されている
膜10を壊して該膜10の中央部を除去即ち引っ張りだ
すことにより孔6全体を解放する。これにより、容器内
の内容物14の上部において製品の上面と蓋1の下面と
の間に通常形成される空き空間13内の真空は解除され
るので、金属蓋を図3に示すように容易に取外すことが
できる。
【0017】真空シールにおいて使用される金属蓋に真
空または圧力解放孔とシールを形成する本発明の方法は
また、取外し自在のシール5を形成するのに樹脂状材料
(「プラスチゾル」または同様の材料)を使用している
ため、この材料の固化が、簡単な接着によるものではな
く、加硫により行なわれるので、蓋を初めて開けてシー
ル5を取外した後に、同じ固着および接着条件で再度被
着しまたは交換する可能性をなくすことができる。従っ
て、かかるシールの取外し後は、金属蓋を所定の場所に
保持する唯一の手段である真空の解除により蓋は自由と
なるので、購入者または顧客は販売所において可能性の
ある充填異常に直ちに気づくことができ、購入者がこの
ような状態にある充填体を受け入れることがなくなる。
【0018】更に、本発明に係る方法による真空または
圧力解放孔およびシールの形成は、更に別の利点を有す
る。即ち、食料と接触する下面に衛生ワニス7が通常ラ
イニングされている金属蓋は、衛生ワニス7と、付着性
が制御された同じ材料からつくられるシール5および薄
膜10を形成する樹脂状材料(「プラスチゾル」)とが
有する溶融特性により保護層または膜に不連続部がな
く、酸化に対して完全かつ全体的な保護を蓋に提供する
ことができる。また、本発明は、蓋と、かかるタイプの
充填体に充填された食料に対する安全性を保証すること
ができる。
【0019】真空または圧力解放孔および取外し自在の
シールを有する金属蓋によりガラスタンブラを真空シー
ルする本発明の方法により得られる別の利点として、特
定の器具または工具を使用することなく、あるいは充填
体を開ける人の努力を要することなく、シール5を真空
または圧力解放孔6から単に取外すことにより充填体即
ちガラスタンブラを容易に開けることができることが挙
げられる。更に、ガラスタンブラは、口部に沿って望ま
しくない重質のリムを配設することなく比較的薄肉に形
成することができるので、ガラスの場合には、材料を節
約することができ、しかも図11に説明および比較のた
めに示すように、その後に家庭において飲用のコップと
して使用する場合に、外観を好ましいものとすることが
できる。実際に、かかる利点は、ビードおよびフランジ
形成操作により得られた金属性の蓋でシールされ、ビー
ドクランプの衝撃に耐えるように一層重質のガラス壁を
必要とする従来の形態のガラス容器を比較した場合に一
層顕著となり、従来のガラス容器は、図12に示すよう
に、金属蓋のビード形成のためにガラス容器の縁部にお
いて重質のビード15が形成されていた。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、優れた効果を奏することができる。
【0021】先づ、食品に含まれる酸物質、主として、
プリザーブおよび塩水に漬けた食品に対して蓋の金属プ
レートを完全に保護することができるとともに、食品の
酸化および汚染を防止することができ、しかも金属蓋の
安全性および耐久性を保証することができる。また、真
空および圧力解放孔6の下部に被着される膜10による
完全な保護が得られ、孔6の切断縁部またはリムを保護
することができる。
【0022】また、取外し自在のシール5を形成する樹
脂状材料(「プラスチゾル」)が液体状態で円形の凹状
部4に被着されたときに、この材料が流出するのを避け
ることができるので、材料が孔6の下部へ流れて望まし
くないビード12を形成するのを防止することができ
る。従って、シール5を取外したときに真空および圧力
解放孔6を完全に開放することができる。
【0023】更に、ステム部の下部に融着により接続さ
れた薄膜10を壊すことができるので、真空解放孔全体
を完全に開けることができるので、真空の解除を効率良
く行なうことができ、金属蓋を容易に除去することがで
きる。
【0024】更にまた、本発明の方法により得られる蓋
は、容器の内部に形成される真空の作用により密閉状態
に保持される蓋を受けることができる円形のレースから
口を形成する端部に設けられる適宜の手段を介して物理
的または機械的真空により閉止される、食料を充填する
ように構成された缶を真空閉止する場合にも同じ効果を
発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製品が充填された充填ガラス容器の口に真空を
介して適用された、本発明の製造方法により得られた圧
力解放孔と取外し自在のシールを有する金属製の蓋を示
す直径方向の横断側面図である。
【図2】圧力解放孔からシールを除去した瞬間にあり、
従って、充填体の内部の真空が解除された状態にある金
属製の蓋を示す図1と同様の直径方向の横断側面図であ
る。
【図3】充填ガラス容器から金属製の蓋を取外し、内容
物を容易にあけることができる状態を示す図1と同様の
直径方向の横断側面図である。
【図4】圧力解放孔と取外し自在のシールを有する金属
製の蓋の平面図である。
【図5】金属蓋を形成する材料から円形部分を除去する
ことにより、本発明の方法に従って圧力解放孔が形成さ
れた金属蓋パネルの中央部を拡大して示す拡大横断面図
である。
【図6】熱可塑性と溶融特性とを有する樹脂状材料
(「プラスチゾル」または同様の材料)からなる薄膜に
より孔の下部を閉止する本発明の方法における工程を示
す図5と同様の拡大横断面図である。
【図7】同時に溶融することにより孔の充填と融合を行
ない、取外し自在のシールを形成する液体または溶融状
態にある樹脂状材料を塗布し、同時に溶融することによ
り孔の充填と融合を行なって、薄膜を圧力解放孔の下部
に被着する本発明における工程を示す図5と同様の拡大
横断面図である。
【図8】孔からシールを取外し、孔内に含まれかつ孔の
下部に被着された薄膜に接続されたシール材料の下部を
除去した瞬間にあり、従って、圧力解放孔を完全に開放
して充填体の内部から真空を解除する本発明の方法にお
ける工程を示す図5と同様の拡大横断面図である。
【図9】液体状態にあるときに樹脂状材料の流れ出しが
孔の下部へ向けて生じ、樹脂状材料の薄膜によっては保
護されず、従って、固化後に前記部分にビードまたは残
留物を形成するので圧力解放孔からシールを完全に除去
することが困難または不可能となる、シールを有する圧
力解放孔を形成する従来公知の不都合な方法を比較のた
めに示す金属蓋の一部を詳細に示す拡大切欠き図であ
る。
【図10】シールを除去したときに、孔の下部にビード
または残留物を形成したことから生ずる有害な作用を示
す図9と同様の拡大切欠き図である。
【図11】真空下で金属蓋により閉止され、真空または
圧力解放孔とシールとを有し、本発明により形成され、
蓋の取外しを容易にし、薄肉ガラスタンブラとして使用
することができ、ビードまたは重質のリムをなくし、ビ
ードまたはフランジ形成クランプを使用する必要性をな
くすことができるガラス充填タンブラの一部切欠き側面
図である。
【図12】金属蓋を特殊のクランプを使用するビードま
たはフランジ形成操作により閉止され、重質のリムを有
するガラス容器を使用する必要があるガラスタンブラ充
填装置を比較および説明のために示す一部切欠き側面図
である。
【符号の説明】
1 円形パネル 2 フランジまたはリム 3 シルガスケット 4 円形凹状部 5 取外し自在のシール 6 圧力または真空解放孔 7 衛生ワニス 8 デイスク状部 9 切断縁部 10 薄膜 11 ステム部 12 ビード 12a シール 12b 真空解放孔 13 空の空間 14 内容物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月22日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図11】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図12】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側部および上側部と、シールガスケッ
    トを配設することができる内周部に溝を有しかつフラン
    ジが形成された周辺部とを有する略円形のパネルにより
    形成されるとともに、上側部の中央部に円形の凹状部が
    形成されかつ少なくとも下側部に衛生ワニスが配設され
    た、ガラス容器を真空シールする蓋に圧力解放孔を取外
    し自在のシールとともに形成する方法において、 円形の凹状部の中央部と底部とを介して延びる圧力解放
    孔を形成する工程と、 前記蓋の下側部に接着材料を被着することにより前記接
    着材料が融着により前記衛生ワニスに接着するととも
    に、前記蓋の下側部に薄膜を形成して前記解放孔をシー
    ルする工程と、 前記蓋の上側部の円形凹状部に前記蓋の下側部に薄膜を
    形成する前記接着剤と同じ特性を有する接着剤を被着し
    て取外し自在のシールを形成する工程とを備えることを
    特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記接着材料はプラスチゾルであること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記接着材料は、前記蓋の凹状部に被着
    された前記接着材料が前記蓋の下側部に被着された前記
    接着材料とともに融着するように、液体状態で被着さ
    れ、固化して前記蓋に接着する加硫樹脂であることを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
JP7151166A 1993-01-15 1995-05-26 蓋に圧力解放孔と取外し自在のシールを形成する方法 Pending JPH08323781A (ja)

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