JPH0832358A - フィードフォワード増幅器 - Google Patents

フィードフォワード増幅器

Info

Publication number
JPH0832358A
JPH0832358A JP6161724A JP16172494A JPH0832358A JP H0832358 A JPH0832358 A JP H0832358A JP 6161724 A JP6161724 A JP 6161724A JP 16172494 A JP16172494 A JP 16172494A JP H0832358 A JPH0832358 A JP H0832358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
amplifier
delay line
distributor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6161724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2697618B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Sakai
和彦 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6161724A priority Critical patent/JP2697618B2/ja
Publication of JPH0832358A publication Critical patent/JPH0832358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2697618B2 publication Critical patent/JP2697618B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一特性の主増幅器を2つ以上有するフィー
ドフォワード増幅器において、飽和出力電力を増加させ
る。 【構成】 主増幅器6a、6b,6c及び6dは同じ増
幅器であり同じ歪特性を有している。歪検出用として主
増幅器6dを使用し、信号経路a,bより構成される歪
検出ループにより歪を検出する。他の主増幅器6a、6
b及び6cは、合成器8で合成する場合に主増幅器6d
により増幅された信号と同相の出力が得られるように遅
延線路4により遅延量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィードフォワード増幅
器に関し、特に高い飽和出力電力が必要なフィードフォ
ワード増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィードフォワード増幅器は、図
7に示すように入力1から入力された信号を2分配する
分配器2と、分配器2の一方の出力の振幅,位相を調整
するベクトル調整器27と、ベクトル調整器27の出力
を4分配する分配器22と、分配器22の出力をそれぞ
れ増幅する主増幅器6a,6b,6c及び6dと、主増
幅器6a6b,6c及び6dの出力を合成する合成器2
3と、合成器23の出力を2分配する分配器24と、分
配器24の一方の出力信号を遅延させる遅延線路25
と、分配器2の他方の出力信号を遅延させる遅延線路1
3と、遅延線路13により遅延された信号と分配器24
の他方の信号とを合成する合成器14と、合成器14か
ら出力された信号の振幅と位相を調整するベクトル調整
器28と、ベクトル調整器28の出力を増幅する補助増
幅器15と、補助増幅器15の出力と遅延線路25によ
り遅延された信号とを合成する合成器9を有している。
【0003】図7において、信号経路gと信号経路hは
利得が等しく位相が逆相になるようにベクトル調整器2
7及び遅延線路13により調整されている。また、信号
経路iと信号経路jも利得が等しく位相が逆相になるよ
うにベクトル調整器28及び遅延線路25により調整さ
れている。
【0004】入力1から入力された信号は、分配器2に
より信号経路g及び信号経路hに分配され、合成器14
で合成される。
【0005】信号経路gと信号経路hは利得が等しく、
位相が逆相になるように調整されているため合成器14
の出力からは信号経路gと信号経路hの差分が出力され
る。ここで、信号経路hについては無歪の遅延線路13
を通るのみであるため、合成器14からは主増幅器6
a,6b,6c及び6dの歪成分のみが出力される。
【0006】従って信号経路gと信号経路iから構成さ
れるループは歪検出ループと呼ばれる。
【0007】また、合成器23から出力された歪成分を
含んだ信号は分配器24により信号経路i及び信号経路
jに分配される。信号経路iにおいては無歪の遅延線路
であるため、歪成分を含んだ信号はそのまま合成器9へ
入力される。信号経路jにおいては前述の歪検出ループ
により歪成分のみが取り出された後、ベクトル調整器2
8、補助増幅器15を通り合成器9へ入力される。ここ
で、信号経路iと信号経路jは利得が等しく位相が逆相
になるように調整されているため、合成器9の出力から
は信号経路iと信号経路jの差分、つまり歪を含んだ信
号から歪成分のみが差し引かれ出力10から出力され
る。
【0008】次に飽和出力電力の計算例を示す。
【0009】図8に図7の主増幅部26を示す。図8に
おいて主増幅器6a,6b,6c及び6dの飽和出力電
力(Psat)を40dBm(10W)、遅延線路25
の損失を−2dB、合成器23と分配器24の損失を無
視できると仮定すると主増幅部26の飽和出力電力は4
4.0dBm(25.1W)、また遅延線路25の通過
電力は最大44.0dBm(25.1W)となる。
【0010】参照公報として、特開昭61−16620
6号公報には、エラー検出ループの遅延回路側に監視信
号を阻止する帯域阻止フィルタを挿入し、フィールドフ
ォワード増幅器の出力側にて監視信号のレベルを監視す
ることにより誤差増幅器の障害を検出する誤差増幅器の
障害検出方式が開示されている。
【0011】また、特開昭61−164307号公報に
は、エラー注入ループの誤差増幅器側に自動利得調整回
路を設け、エラー注入ループの遅延回路の出力側及び誤
差増幅器の出力側から抽出したパイロット信号の差を抑
圧するよう利得を自動調整することにより、歪みの小さ
い信号を得るフィードファワード増幅器が開示されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この従来のフィードフ
ォワード増幅器では、主増幅器6a,6b,6c,の出
力が全て遅延線路25を通って出力されるため遅延線路
25の損失の分だけ、飽和出力電力が主増幅器6a,6
b,6c及び6dの合計よりも低下するという問題があ
る。
【0013】また、主増幅器6a,6b,6c及び6d
の出力が全て遅延線路25を通るため、遅延線路25に
は大きな電力容量の線路が必要になるという問題があ
る。
【0014】それ故に本発明の課題は、飽和出力電力を
従来のフィードフォワード増幅器よりも高くでき、遅延
線路の通過電力容量の遅延線路が使用できるフィードフ
ォワード増幅器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、同一特
性の主増幅器を2つ以上有するフィードフォワード増幅
器において、入力信号を2つに分配する第1の分配器
と、該第1の分配器の一方の出力信号の振幅と位相を調
整する第1のベクトル調整器と、該第1のベクトル調整
器により調整された信号を2つに分配する第2の分配器
と、該第2の分配器の一方の出力信号を遅延させる第1
の遅延線路と、該第1の遅延線路により遅延された信号
を増幅する第1の主増幅器と、前記第2の分配器の他方
の出力信号を増幅する第2の主増幅器と、該第2の主増
幅器の出力信号を2つに分配する第3の分配器と、該第
3の分配器の一方の出力信号を遅延させる第2の遅延線
路と、該第2の遅延線路により遅延された信号と前記第
1の主増幅器の出力とを合成する第1の合成器と、前記
第1の分配器の他方の出力信号を遅延させる第3の遅延
線路と、該第3の遅延線路により遅延された信号と前記
第3の分配器の他方の出力信号とを合成する第2の合成
器と、該第2の合成器の出力信号の振幅と位相を調整す
る第2のベクトル調整器と、該第2のベクトル調整器に
より調整された信号を増幅する補助増幅器と、該補助増
幅器の出力と前記第1の合成器の出力とを合成する第3
の合成器とを備えることを特徴とするフィードフォワー
ド増幅器が得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記第1の主増幅
器が多数並列に接続されていることを特徴とするフィー
ドフォワード増幅器が得られる。
【0017】また、本発明によれば、同一特性の主増幅
器を2つ以上有するフィードフォワード増幅器におい
て、入力信号を2つに分配する第1の分配器と、該第1
の分配器の一方の出力信号の振幅と位相を調整する第1
のベクトル調整器と、該第1のベクトル調整器により調
整された信号をN分配(Nは自然数)する第2の分配器
と、該第2の分配器のN個の出力の内(N−1)個の出
力信号をそれぞれ遅延させる第1から第N−1の遅延線
路と、第1から第(N−1)の遅延線路により遅延され
た信号をそれぞれ増幅する第1から第(N−1)の主増
幅器と、前記第2の分配器の残り1個の出力信号を増幅
する第Nの主増幅器と、該第Nの主増幅器の出力信号を
2つに分配する第3の分配器と、該第3の分配器の一方
の出力信号を遅延させる第Nの遅延線路と、前記第Nの
遅延線路により遅延された信号と前記第1から第(N−
1)の主増幅器の出力信号とを合成する第1の合成器
と、前記第1の分配器の他方の出力信号を遅延させる第
(N+1)の遅延線と、第(N+1)の遅延線により遅
延された信号と前記第3の分配器の他方の出力信号とを
合成する第2の合成器と、該第2の合成器の出力信号の
振幅と位相を調整する第2のベクトル調整器と、該第2
のベクトル調整器により調整された信号を増幅する補助
増幅器と、該補助増幅器の出力信号と前記第1の合成器
の出力信号とを合成する第3の合成器を備えることを特
徴とするフィードフォワード増幅器が得られる。
【0018】
【作用】第1及び第2の主増幅器は同じ増幅器であり同
じ歪特性を持っている。そこで歪検出用として主増幅器
を使用し、信号経路より構成される歪検出ループにより
歪を検出する。他の主増幅器においては、合成器で合成
する場合に主増幅器により増幅された信号と同相の出力
が得られるように遅延線路により遅延量が調整されてい
る。
【0019】従って合成器の出力は主増幅器と同じ歪成
分を持っているため、歪検出ループにより検出された歪
成分により打ち消すことができる。このような構成にす
ることにより主増幅器については遅延線路が出力側に必
要なくなり、遅延線路の損失分だけ飽和出力電力が増加
する。
【0020】
【実施例】次に、本発明のフィードフォワード増幅器に
ついて図面を参照して説明する。図1は本発明のフィー
ドフォワード増幅器の第1実施例を示すブロック図であ
る。尚、以下に説明する第1実施例、および後述する第
2実施例では、図7と同じ部分には同じ符号を付して説
明する。
【0021】入力1から入力された信号は分配器2で2
分配され一方はベクトル調整器27により振幅,位相を
調整されさらに分配器3で2分配される。他方は遅延線
路13で遅延され合成器14へ入力される。分配器3で
2分配された一方は遅延線路4により遅延され分配器5
で3分配される。分配器5で3分配された信号は主増幅
器6a、6b及び6cで増幅され合成器7で合成され
る。また、分配器3で2分配された他方は主増幅器6d
で増幅され分配器11で2分配される。
【0022】分配器11で2分配された一方は遅延線路
12により遅延され、合成器7の出力と合成器8で合成
される。分配器11で2分配された他方は、遅延線路1
3で遅延された信号と合成器14で合成されベクトル調
整器28とにより振幅と位相とが調整された後補助増幅
器15で増幅され、合成器8の出力と合成器9で合成さ
れ、出力10より出力される。
【0023】ここで、信号経路aと信号経路bは利得が
等しく位相が逆相になるようにベクトル調整器27及び
遅延線路13で調整されている。信号経路cと信号経路
dは位相が逆相になるようにベクトル調整器28、遅延
線路12で調整されている。
【0024】また、信号経路eと信号経路fについて
は、同相,同遅延量になるように遅延線路4により調整
されている。
【0025】入力1から図5(a)に示す信号が入力さ
れた場合、入力から入った信号は分配器2により信号経
路aと信号経路bに分配される。信号経路aの主増幅器
6dの出力からは図5(b)のような歪成分を含んだ信
号が出力され、分配器11により分配され図5(c)に
示す歪成分を含んだ信号が合成器14へ入力される。信
号経路bについては無歪の遅延線路13を通るのみであ
るため入力信号図5(a)と同じ成分の信号が合成器1
4へ入力される。ここで信号経路aと信号経路bは利得
が等しく逆相になるように調整されているため合成器1
4では入力信号成分は打ち消し合い、出力からは図5
(d)に示すように歪成分のみが出力される。
【0026】合成器14の出力はベクトル調整器28に
より振幅,位相が調整され補助増幅器15で増幅され図
5(e)の出力が得られる。
【0027】次に、図1の主増幅部16のレベルダイヤ
の一例を図2に示す。図2において主増幅器6a,6
b,6c及び6dは同一特性の利得20dBの増幅器で
ある。また、遅延線路4及び遅延線路12の損失は−2
dBとし、分配器,合成器の損失は無視して考える。
【0028】主増幅部16への入力は20dBmとして
いる。分配器3は入力に20dBmが入力された場合、
遅延線路4側に19.2dBm、主増幅器6d側に1
2.4dBmと異なるレベルに分配する分配器である。
分配器3から遅延線路4に19.2dBmが入力される
と、遅延線路4の損失は−2dBであるため出力は1
7.2dBmとなる。これが分配器5で3分配されそれ
ぞれの端子からは12.4dBmが出力される。分配器
5から出力された信号は主増幅器6a,6b及び6cで
増幅されそれぞれ32.4dBmが出力される。出力さ
れた信号を合成器7で3合成することにより37.2d
Bmの出力が得られる。
【0029】また分配器3の主増幅器6d側の12.4
dBmは主増幅器6dで増幅されて32.4dBmが出
力される。分配器11の損失は無視するため、遅延線路
12に32.4dBmが入力される遅延線路には−2d
Bの損失があるため、出力は30.4dBmとなる。こ
こで合成器7の出力37.2dBmと遅延線路12の出
力30.4dBmが合成器8で合成され出力に38.0
dBmが得られる。合成器8は異なるレベルを合成する
合成器であり、図4に一例を示す。
【0030】図4の場合、伝送線路の特性インピーダン
スに55Ωの伝送線路17と120Ωの伝送線路18に
よるλ/4インピーダンス変換器を使用することにより
37.2dBmと30.4dBmの合成を実現してい
る。
【0031】従って、図1において主増幅器6a、6
b,6c及び6dは全く同レベルで動作するため主増幅
器6a、6b,6c及び6dは同じ歪が発生する(但し
発生タイミングは異なる)。
【0032】信号経路eと信号経路fは同相,同遅延量
のため、主増幅器6a,6b及び6cで発生した歪と、
6dで発生した歪は合成器8で同相となり合成される。
また、信号経路cと信号経路dは逆相になっているため
補助増幅器15からは主増幅器6dの歪成分と逆相の成
分が出力される。主増幅器6aから6cの歪成分は合成
器8部分で主増幅器6dの歪成分と同相になっているた
め、補助増幅器15の出力は主増幅器6a,6b,6c
及び6dの歪成分に対して逆相になっている。従って、
ベクトル調整器28の振幅を可変と補助増幅器15の出
力を適切に調整することにより主増幅器6a,6b,6
c及び6dの歪成分を打ち消し、図5(f)のような歪
のない出力を得ることができる。
【0033】次に、飽和出力電力の計算例を示す。図3
に図1の主増幅部16を示す。図3において主増幅器6
aから6dの飽和出力電力(Psat)を40dBm、
遅延線路12の損失を−2dB、合成器7、分配器8及
び分配器11の損失を無視できると仮定する。遅延線路
4は主増幅器6a,6b及び6cの入力側に入っている
ため飽和出力電力には影響しない。合成器7の出力にお
ける飽和出力電力は44.8dBm(30.0W)とな
り、主増幅器6dは遅延線路12により−2dBの損失
があるため、合成器8の入力では38.0dBm(6.
3W)となる。これを合成器8で合成することにより4
5.6dBm(36.3W)の飽和出力電力が得られ
る。また、遅延線路12の通過電力は最大38.0dB
m(6.3W)となる。
【0034】次に、本発明のフィードフォワード増幅器
の第2実施例について図面を参照して説明する。図6は
本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【0035】入力1から入力された信号は分配器2で2
分配され一方はベクトル調整器27により振幅,位相を
調整されさらに分配器19で4分配される。他方は遅延
線路13で遅延され合成器14へ入力される。分配器1
9で4分配された内1つの出力は主増幅器6dで増幅さ
れ、分配器11で2分配される。分配器19の残り3つ
の出力は遅延線路20aから20cで遅延され主増幅器
6a,6b及び6cで増幅される。分配器11で2分配
された一方は遅延線路12により遅延され、主増幅器6
a,6b及び6cの出力と合成器21で合成される。他
方は遅延線路13で遅延された信号と合成器14で合成
されベクトル調整器28で振幅と位相が調整された後、
補助増幅器15で増幅され合成器21の出力と合成器9
で合成され出力10より出力される。ここで信号経路k
と信号経路lは利得が等しく、位相が逆相になるように
ベクトル調整器27及び遅延線路13で調整されてい
る。
【0036】信号経路mと信号経路nは位相が逆相にな
るようにベクトル調整器28及び遅延線路12で調整さ
れている。
【0037】また、分配器19の出力から合成器21の
入力までの4系統は全て同相,同遅延量になるように遅
延線路20aから20cにより調整されている。
【0038】上述のような構成において図6の動作は第
1実施例と同様であり、ベクトル調整器28の振幅を可
変し、補助増幅器15の出力を適切に調整することによ
り主増幅器6a,6b,6c及び6dの歪成分を打ち消
し、図5(f)のような歪のない出力を得ることができ
る。また、飽和出力電力についても第1実施例と同様に
なる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は同一特性の
主増幅器を2つ以上有する場合、2つ以上の主増幅器の
うち、1つだけを歪検出用として使用し、他の主増幅器
は入力側に遅延線路を入れる構成としたので、飽和出力
電力を従来のフィードフォワード増幅器よりも高くでき
るという効果を奏する。
【0040】また、歪み検出用として使用する主増幅器
に出力側に遅延線路を入れ、他の主増幅器はレベルの低
い入力側に遅延線路を入れるため、遅延線路の通過電力
容量の遅延線路が使用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィードフォワード増幅器の第1実施
例を示すブロック図である。
【図2】図1の主増幅部のレベルダイヤを示すブロック
図である。
【図3】図1の主増幅部の飽和出力電力を表示したブロ
ック図である。
【図4】入力レベルが異なる場合の合成器の回路図であ
る。
【図5】図1における各部のスペクトラムを表わしたグ
ラフであり、(a)は入力信号、図(b)は主増幅器出
力、(c)は主増幅器の一部が分配器により取り出され
た図、(d)は歪成分のみ取り出された図、(e)は補
助増幅器出力、(f)は歪成分が打ち消された出力信号
を示す。
【図6】本発明のフィードフォワード増幅器の第2実施
例を示すブロック図である。
【図7】従来のフィードフォワード増幅器の一例を示し
たブロック図である。
【図8】図7の主増幅部の飽和出力電力を表示したブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 入力 2,3,5,11,19、22、24 分配器 4 遅延線路 6a,6b,6c,6d,16,26 主増幅器 7,8,9,14、21、23 合成器 10 出力 12,13,20a,20b,20c、25 遅延線
路 15 補助増幅器 17,18 伝送線路 27,28 ベクトル調整器 a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,l,
m,n, 信号経路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一特性の主増幅器を2つ以上有するフ
    ィードフォワード増幅器において、 入力信号を2つに分配する第1の分配器と、該第1の分
    配器の一方の出力信号の振幅と位相を調整する第1のベ
    クトル調整器と、該第1のベクトル調整器により調整さ
    れた信号を2つに分配する第2の分配器と、該第2の分
    配器の一方の出力信号を遅延させる第1の遅延線路と、
    該第1の遅延線路により遅延された信号を増幅する第1
    の主増幅器と、前記第2の分配器の他方の出力信号を増
    幅する第2の主増幅器と、該第2の主増幅器の出力信号
    を2つに分配する第3の分配器と、該第3の分配器の一
    方の出力信号を遅延させる第2の遅延線路と、該第2の
    遅延線路により遅延された信号と前記第1の主増幅器の
    出力とを合成する第1の合成器と、前記第1の分配器の
    他方の出力信号を遅延させる第3の遅延線路と、該第3
    の遅延線路により遅延された信号と前記第3の分配器の
    他方の出力信号とを合成する第2の合成器と、該第2の
    合成器の出力信号の振幅と位相を調整する第2のベクト
    ル調整器と、該第2のベクトル調整器により調整された
    信号を増幅する補助増幅器と、該補助増幅器の出力と前
    記第1の合成器の出力とを合成する第3の合成器とを備
    えることを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフィードフォワード増幅
    器において、前記第1の主増幅器が多数並列に接続され
    ていることを特徴とするフィードフォワード増幅器。
  3. 【請求項3】 同一特性の主増幅器を2つ以上有するフ
    ィードフォワード増幅器において、 入力信号を2つに分配する第1の分配器と、該第1の分
    配器の一方の出力信号の振幅と位相を調整する第1のベ
    クトル調整器と、該第1のベクトル調整器により調整さ
    れた信号をN分配(Nは自然数)する第2の分配器と、
    該第2の分配器のN個の出力の内(N−1)個の出力信
    号をそれぞれ遅延させる第1から第N−1の遅延線路
    と、第1から第(N−1)の遅延線路により遅延された
    信号をそれぞれ増幅する第1から第(N−1)の主増幅
    器と、前記第2の分配器の残り1個の出力信号を増幅す
    る第Nの主増幅器と、該第Nの主増幅器の出力信号を2
    つに分配する第3の分配器と、該第3の分配器の一方の
    出力信号を遅延させる第Nの遅延線路と、前記第Nの遅
    延線路により遅延された信号と前記第1から第(N−
    1)の主増幅器の出力信号とを合成する第1の合成器
    と、前記第1の分配器の他方の出力信号を遅延させる第
    (N+1)の遅延線と、第(N+1)の遅延線により遅
    延された信号と前記第3の分配器の他方の出力信号とを
    合成する第2の合成器と、該第2の合成器の出力信号の
    振幅と位相を調整する第2のベクトル調整器と、該第2
    のベクトル調整器により調整された信号を増幅する補助
    増幅器と、該補助増幅器の出力信号と前記第1の合成器
    の出力信号とを合成する第3の合成器を備えることを特
    徴とするフィードフォワード増幅器。
JP6161724A 1994-07-14 1994-07-14 フィードフォワード増幅器 Expired - Fee Related JP2697618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161724A JP2697618B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 フィードフォワード増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6161724A JP2697618B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 フィードフォワード増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0832358A true JPH0832358A (ja) 1996-02-02
JP2697618B2 JP2697618B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=15740682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6161724A Expired - Fee Related JP2697618B2 (ja) 1994-07-14 1994-07-14 フィードフォワード増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2697618B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037837A (en) * 1998-02-09 2000-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Feed forward amplifier
JP2022532168A (ja) * 2019-07-01 2022-07-13 レイセオン カンパニー 大電力無線周波数増幅器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6037837A (en) * 1998-02-09 2000-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Feed forward amplifier
JP2022532168A (ja) * 2019-07-01 2022-07-13 レイセオン カンパニー 大電力無線周波数増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2697618B2 (ja) 1998-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5691668A (en) Feedforward amplifier
US5994957A (en) Feed forward amplifier improvement
KR100425385B1 (ko) 왜곡 감소 방법 및 왜곡 감소 시스템
JP2001077636A (ja) フィードフォワード増幅器
KR100429956B1 (ko) 피드포워드 증폭기
US6037837A (en) Feed forward amplifier
US6400223B1 (en) Double carrier cancellation in wide band multi-carrier feed forward linearized power amplifier
JP2697618B2 (ja) フィードフォワード増幅器
JP2000091852A (ja) 自動利得および位相制御器を組み込んだフィード・フォワード増幅器の改良
GB1574778A (en) Distortion compensation circuits
KR20010087936A (ko) 선형 증폭기
JP4500671B2 (ja) 歪生成器及び低歪増幅器
JP2973684B2 (ja) 低三次歪み増幅装置
WO2021260828A1 (ja) ドハティ増幅器
JP2002237727A (ja) フィードフォワード増幅器、通信装置、フィードフォワード増幅方法、プログラム、および媒体
JP2003133864A (ja) 並列電力分配合成増幅器
JP2002158545A (ja) 帯域分割形歪み補償回路
JP2705638B2 (ja) フィードフォワード増幅器
JPH06224650A (ja) 歪補償増幅器
JP2002151972A (ja) 歪み補償電力増幅器
JPH06244647A (ja) 増幅器の非線形歪補償制御回路
JP2943838B2 (ja) フィードフォワード増幅器
JP2541119B2 (ja) 線形増幅器
JPH1117463A (ja) 歪補償増幅器
JP2003258562A (ja) 歪み補償付き増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees