JPH08322703A - 郵便受け - Google Patents

郵便受け

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Publication number
JPH08322703A
JPH08322703A JP15700395A JP15700395A JPH08322703A JP H08322703 A JPH08322703 A JP H08322703A JP 15700395 A JP15700395 A JP 15700395A JP 15700395 A JP15700395 A JP 15700395A JP H08322703 A JPH08322703 A JP H08322703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bottom plate
opening
input
door
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15700395A
Other languages
English (en)
Inventor
Tateaki Morimura
建昭 森村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
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Publication of JPH08322703A publication Critical patent/JPH08322703A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新聞や郵便物などの投入物を適切な姿勢のま
ま受け入れることができると共に、この受け入れた投入
物を簡単に取り出すことができる郵便受けを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ドアDの室内側に、ドアDに形成した投入開
口Daに連通する受け箱4を備えた新聞受け1であっ
て、受け箱4は、投入開口Daの下端から斜め前下がり
に延びる導入板21と、導入板21の下端部に設けられ
導入板21に略直交して前上がりに延びる底板22と、
底板22の上側に開口した取出開口26とを有するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関ドアなどに設けら
れ、新聞や郵便物を受ける郵便受けに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の郵便受けとして、例え
ば、実公平4−21511号公報に記載のものが知られ
ている。この郵便受けは、ドアに貫通形成した投入開口
の室外側に取り付けた投入蓋と、投入開口を覆うように
ドアの室内側に取り付けた受け箱とを備えている。受け
箱は、室内側に前下がりに傾斜した前面板と、前面板の
下端からドア側に延びる底板と、前面板および底板の両
側に設けた一対の側面板とで一体に形成されている。前
面板の下部には、新聞や郵便物などの有無を視認可能に
する覗き窓が形成され、また各側面板には、新聞などを
取り出すため、これを広く切り欠いて取出開口が形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の郵
便受けでは、投入された新聞などが受け箱内に落ち込む
と、任意形状に折れ曲がって型くずれした状態となり、
後に取扱い難くくなる欠点があった。また、覗き窓によ
り新聞の有無は確認できるものの、新聞などの取出しを
受け箱の側部から行う構造なので、新聞が取り出し難い
欠点があった。
【0004】本発明は、新聞や郵便物などの投入物を適
切な姿勢のまま受け入れることができると共に、この受
け入れた投入物を簡単に取り出すことができる郵便受け
を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の郵便受けは、ドアの室内側に、ドアに形成した投
入開口に連通する受け箱を備えた郵便受けであって、受
け箱は、投入開口の下端から斜め前下がりに延びる導入
板と、導入板の下端部に設けられ導入板に略直交して前
上がりに延びる底板と、底板の上側に開口した取出開口
とを有することを特徴とする。
【0006】この場合、底板は、導入板に対し、導入板
に略直交する定常位置と導入板の延長上から退避する退
避位置との間で移動可能に構成されていることが、好ま
しい。
【0007】
【作用】請求項1の郵便受けによれば、投入開口から投
入された新聞などの投入物は、導入板に案内され、斜め
前下がりに滑り落ちてきて底板に当たって停止する。す
なわち、投入物は、底板に支持されて状態で導入板に寄
りかかり、その投入姿勢を崩すことなく受け箱内に受け
入れられる。また、この状態で投入物は、底板の上側に
開口した取出開口から視認可能であり、かつ正面からこ
の取出開口を介して取り出すことができる。
【0008】請求項2の郵便受けによれば、底板が、導
入板に略直交する定常位置と、導入板の延長上から退避
する退避位置との間で移動可能に構成されていることに
より、底板を退避位置に移動させておけば、投入された
新聞などの投入物は、直接室内の床などに落ち、受け箱
が投入物で満杯になることがなく、長期の留守などの際
に支障を生ずることがない。また、底板を、導入板に対
して移動させる構造を採るため、底板を紛失したり、底
板が邪魔なることがない。
【0009】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本発明の一実
施例に係る郵便受けについて説明する。図1は郵便受け
の縦断面図であり、図2はその正面図である。両図に示
すように、この郵便受け1は、ドアDに貫通形成した投
入開口Daに嵌合固定した開口部材2と、ドアDの室外
側から開口部材2に添設した投入蓋3と、ドアDの室内
側に投入開口2を覆うように取り付けた受け箱4とで、
構成されている。投入蓋3は内開き形式のものであり、
新聞や郵便物などの投入物Aは、この投入蓋3を押し開
くようにして投入され、開口部材2を通過して受け箱3
に受け入れられる。
【0010】投入開口Daは横長の方形に形成され、下
面が室内側に向かって前下がりに傾斜している。これに
対応して、開口部材2は、投入開口Daに室内側から嵌
合するように、横長の方形で、かつ下板2aが室内側に
向かって前下がりに形成されている。
【0011】投入蓋3は、ドアDの室外側に取り付けた
枠部材5と、枠部材5に周縁部が覆われるように配設し
た蓋本体6とで構成されており、蓋本体6は上端部で支
軸7を介して開口部材2に回動自在に取り付けられてい
る。この場合、支軸7にはねじりコイルばね(図示省
略)が巻回されており、蓋本体6は屋外側に回動付勢さ
れた状態で、枠部材5に当接している。投入物Aを、こ
の蓋本体6に向かって押し込むようにすると、蓋本体6
はねじりコイルばねに抗して室内側に上向きに回動(開
放)し、投入物Aの受入れを許容する。また、投入物A
が完全に受入れられると、蓋本体6は支えを失いねじり
コイルばねにより、元の位置に復帰(閉塞)する。
【0012】受け箱4は、開口部材2の下端から斜め前
下がりに延びる導入板21と、導入板21の下端部から
斜め前上がりに前方に延びる底板22と、導入板21の
下端部から後方に延びる下面板23と、上端部から前下
がり湾曲して延びる前面板24と、左右の一対の側面板
25とで一体に形成されている。また、底板22の前端
部と前面板24の下端部との間には、投入物Aを取り出
すための取出開口26が横長に形成されている。
【0013】導入板21は、開口部材2の下板2aに平
行に、且つその略延長上に延びており、投入された投入
物Aが真っ直ぐに滑り落ちるように配設されている。底
板22は、導入板21に略直交し、導入板21の下端部
から斜め前上がりに延びている。底板22の延設長さ
は、折り畳んだ新聞の厚さ程度であり、投入した新聞が
突き当たって停止するように配設されている。また、取
出開口26は、底板22の前端部および前面板24の下
端部を内側に折り曲げることにより、手が入れ易い形状
に形成されている。
【0014】このように形成された郵便受け1では、投
入蓋3を押し開くようにして投入された新聞などの投入
物Aは、斜め前下がりの姿勢のまま、開口部材2の下板
2aから受け箱4の導入板21を滑り、底板22に突き
当たって停止する。すなわち、導入板21および底板2
2に斜めに支持された受入れ状態となる。したがって、
郵便受け1自体、薄型に形成することができると共に、
投入物Aが投入時の姿勢のまま型くずれすることがなく
納まり、後に投入物Aが取扱い難いなどの弊害を防止す
ることができる。また、取出開口26を介して、受け箱
4内の投入物の有無を視認することができると共に、こ
れを取出開口26を介して前方から簡単に取り出すこと
ができる。
【0015】次に、図3および図4を参照して、本発明
の第2実施例について説明する。両図に示すように、第
2実施例の郵便受け1は、受け箱4が、導入板21およ
び下面板23を一体に形成した内側部材11と、底板2
2と、前面板24および両側板25を一体に形成した外
側部材12との3部材で構成されている。内側部材11
と外側部材12とは、水平溝部13により相互に係合し
ており、これに左右一対の軸ピン14を介して底板22
が回動可能に取り付けられている。また、これら3部材
を組んだ受け箱4は、外側部材12の上端部に形成した
折曲げ部12aを、開口部材2に形成したフック部2b
に掛け止めすると共、内側部材11の下端部でドアDに
ねじ止めすることにより、ドアDに取り付けられてい
る。
【0016】底板22の左右の両端は折曲げられ、軸ピ
ン14を取り付けるための取付部22aが形成されてい
る。この取付部22aには、軸ピン14の先端部が嵌合
する軸孔22bが形成され、また軸孔22bを中心に略
X形状に2本のクリック溝22c,22cが形成されて
いる。一方、導入板21の下端部の両端には、軸ピン1
4が貫通する貫通孔21aが、さらに側面板25の下部
には軸ピン14が没入するざぐり孔25aが形成されて
いる。各軸ピン14は、側面板25のざぐり孔25aお
よび導入板21の貫通孔21aに差し通した状態で、側
面板25および/または導入板21に固着されている。
また、各軸ピン14には、底板22のクリック溝22c
に係合するクリック突起14aが形成されており、底板
22は、導入板21に略直交する定常位置と、導入板2
1の延長上から下側に退避する退避位置との間でクリッ
ク的に回動されるようになっている。
【0017】この場合、郵便受け1を、通常に使用する
ときは、底板22を定常位置にセットしておき、部屋を
長期に亘って留守にする場合には、底板22を退避位置
にセットしておく。このようにすれば、留守中に郵便受
け1が満杯になるなどの支障生ずることがなく、かつ防
犯対策にもなる。また、底板22を紛失することもない
し、底板22が邪魔になることもなく、使い勝手の良い
ものとすることができる。
【0018】なお、上記の第1実施例において、開口部
材や下面板を省略してもよく、また外観形状は任意であ
る。第2実施例において、内側部材と外側部材とを一体
に形成してもよく、また底板の回動構造は、定常位置で
固定的であれば、クリック構造を採る必要はない。さら
に、底板を、下面板の下側にスライドして納まる構造に
してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の郵便受けによれ
ば、導入板が前下がりに配設されているので、郵便受け
自体、薄型に形成することができる。また、新聞や郵便
物などの投入物を適切な姿勢のまま受け入れることがで
き、後に投入物を扱い易いものとすることができる。さ
らに、受け入れた投入物を前方から簡単に取り出すこと
ができるので、使い勝手の良好なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る郵便受けの縦断面図
である。
【図2】第1実施例に係る郵便受けの正面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る郵便受けの縦断面図
である。
【図4】第2実施例に係る郵便受けの分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 郵便受け、4 受け箱、14 軸ピン、21 導入
板、22 底板、26取出開口、D ドア、Da 投入
開口、A 投入物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの室内側に、当該ドアに形成した投
    入開口に連通する受け箱を備えた郵便受けであって、前
    記受け箱は、前記投入開口の下端から斜め前下がりに延
    びる導入板と、当該導入板の下端部に設けられ当該導入
    板に略直交して前上がりに延びる底板と、当該底板の上
    側に開口した取出開口とを有することを特徴とする郵便
    受け。
  2. 【請求項2】 前記底板は、前記導入板に対し、当該導
    入板に略直交する定常位置と当該導入板の延長上から退
    避する退避位置との間で移動可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の郵便受け。
JP15700395A 1995-05-31 1995-05-31 郵便受け Withdrawn JPH08322703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15700395A JPH08322703A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 郵便受け

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15700395A JPH08322703A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 郵便受け

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08322703A true JPH08322703A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15640065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15700395A Withdrawn JPH08322703A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 郵便受け

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JP (1) JPH08322703A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015214831A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 Ykk Ap株式会社 戸体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015214831A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 Ykk Ap株式会社 戸体

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806