JPH08322164A - 開閉装置のパラメータ及び計算値を設定しモニターするシステム - Google Patents
開閉装置のパラメータ及び計算値を設定しモニターするシステムInfo
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- JPH08322164A JPH08322164A JP8045552A JP4555296A JPH08322164A JP H08322164 A JPH08322164 A JP H08322164A JP 8045552 A JP8045552 A JP 8045552A JP 4555296 A JP4555296 A JP 4555296A JP H08322164 A JPH08322164 A JP H08322164A
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- switchgear
- message
- portable unit
- circuit breaker
- trip
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/02—Details
- H02H3/04—Details with warning or supervision in addition to disconnection, e.g. for indicating that protective apparatus has functioned
- H02H3/044—Checking correct functioning of protective arrangements, e.g. by simulating a fault
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/006—Calibration or setting of parameters
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/08—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
- H02H3/093—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current with timing means
- H02H3/0935—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current with timing means the timing being determined by numerical means
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部スペースをそれ程必要としない、マイク
ロコンピュータ式開閉装置のパラメータ及び計算値を設
定しモニターする改良型システムを提供する。 【解決手段】 開閉装置、開閉装置との間でマスターモ
ードで通信可能な遠隔ステーション、及び開閉装置にプ
ラグ接続可能な携帯用ユニットより成る。開閉装置の通
信モジュールは、その開閉装置のアドレスを含むメッセ
ージと、アドレスをもたないグローバルメッセージとを
受信し、開閉装置のアドレスを含むメッセージに対して
応答メッセージを送信するスレーブモードで動作する。
携帯用ユニットは、開閉装置のアドレスをリクエストす
るグローバルメッセージを開閉装置へ送信し、開閉装置
がその固有のアドレスを含むメッセージで応答すると、
その応答メッセージを利用してさらに通信を行う。
ロコンピュータ式開閉装置のパラメータ及び計算値を設
定しモニターする改良型システムを提供する。 【解決手段】 開閉装置、開閉装置との間でマスターモ
ードで通信可能な遠隔ステーション、及び開閉装置にプ
ラグ接続可能な携帯用ユニットより成る。開閉装置の通
信モジュールは、その開閉装置のアドレスを含むメッセ
ージと、アドレスをもたないグローバルメッセージとを
受信し、開閉装置のアドレスを含むメッセージに対して
応答メッセージを送信するスレーブモードで動作する。
携帯用ユニットは、開閉装置のアドレスをリクエストす
るグローバルメッセージを開閉装置へ送信し、開閉装置
がその固有のアドレスを含むメッセージで応答すると、
その応答メッセージを利用してさらに通信を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路遮断器、モー
タースタータ、モーターコントローラ、トランスファス
イッチなどのように電流保護機能を有し、ネットワーク
上の遠隔ステーションとまたはその場所にある携帯用ユ
ニットと通信を行う通信接続機能を備えた開閉装置に関
する。
タースタータ、モーターコントローラ、トランスファス
イッチなどのように電流保護機能を有し、ネットワーク
上の遠隔ステーションとまたはその場所にある携帯用ユ
ニットと通信を行う通信接続機能を備えた開閉装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば回路遮断器、モータースタータ
ー、モーターコントローラ及びトランスファスイッチの
ような過電流保護機能を有する開閉装置の最新のもの
は、種々の保護機能を実行するためにマイクロコンピュ
ータを用いている。これらの装置のマイクロコンピュー
タは、被保護回路の種々のパラメータ、例えば電流、電
力、エネルギー、電圧、場合によっては調波歪み、及び
他のパラメータをモニターすることができる。一般的
に、かかる装置には種々の機能及びパラメータを設定す
るために手で操作するスイッチが組み込まれている。場
合によっては、個々のユニットは最初は専用ワイヤによ
り、より最近はネットワークを介して、遠隔ユニットへ
リンクされ、回路遮断器を遠隔場所からモニターしたり
作動したりしている。
ー、モーターコントローラ及びトランスファスイッチの
ような過電流保護機能を有する開閉装置の最新のもの
は、種々の保護機能を実行するためにマイクロコンピュ
ータを用いている。これらの装置のマイクロコンピュー
タは、被保護回路の種々のパラメータ、例えば電流、電
力、エネルギー、電圧、場合によっては調波歪み、及び
他のパラメータをモニターすることができる。一般的
に、かかる装置には種々の機能及びパラメータを設定す
るために手で操作するスイッチが組み込まれている。場
合によっては、個々のユニットは最初は専用ワイヤによ
り、より最近はネットワークを介して、遠隔ユニットへ
リンクされ、回路遮断器を遠隔場所からモニターしたり
作動したりしている。
【0003】遠隔ステーションはマスターステーション
として、また個々の開閉装置はスレーブステーションと
して作動されるのが典型的な構成である。かかる構成に
よると、マスターステーションは個々の開閉装置に割り
当てられたアドレスを含むメッセージを送信することに
よって個々の装置と通信する。個々の開閉装置はそれら
に特にアドレスされたメッセージに応答するだけであ
る。場合によっては、マスターステーションは、タイミ
ング信号或いは電力計算命令のような返答を要求しない
グローバルメッセージを全てのステーションへ送ること
がある。
として、また個々の開閉装置はスレーブステーションと
して作動されるのが典型的な構成である。かかる構成に
よると、マスターステーションは個々の開閉装置に割り
当てられたアドレスを含むメッセージを送信することに
よって個々の装置と通信する。個々の開閉装置はそれら
に特にアドレスされたメッセージに応答するだけであ
る。場合によっては、マスターステーションは、タイミ
ング信号或いは電力計算命令のような返答を要求しない
グローバルメッセージを全てのステーションへ送ること
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】開閉装置には種々のパ
ラメータを設定するためのスイッチを組み込むスペース
が必要であるが、これはパラメータや計算値を表示する
ためのディスプレイも同様である。従って、内部スペー
スをそれ程必要としない、マイクロコンピュータ式開閉
装置のパラメータ及び計算値を設定しモニターする改良
型構成に対する要望が存在する。同時に、開閉装置の保
護機能の健全性及び安全性を維持する必要性が存在す
る。
ラメータを設定するためのスイッチを組み込むスペース
が必要であるが、これはパラメータや計算値を表示する
ためのディスプレイも同様である。従って、内部スペー
スをそれ程必要としない、マイクロコンピュータ式開閉
装置のパラメータ及び計算値を設定しモニターする改良
型構成に対する要望が存在する。同時に、開閉装置の保
護機能の健全性及び安全性を維持する必要性が存在す
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記及び他の要望及び必
要性は、過電流保護機能を有する開閉装置、遠隔ステー
ション手段、開閉装置と遠隔ステーション手段の間でメ
ッセージを交換する通信手段より成る、開閉装置のパラ
メータ及び計算値を設定しモニターするシステムに関す
る本発明により充足される。遠隔ステーション手段はマ
スターステーションとして、また開閉装置はスレーブス
テーションとして作動するが、開閉装置はその装置にだ
け向けられたメッセージに応答してメッセージを送信す
るだけである。
要性は、過電流保護機能を有する開閉装置、遠隔ステー
ション手段、開閉装置と遠隔ステーション手段の間でメ
ッセージを交換する通信手段より成る、開閉装置のパラ
メータ及び計算値を設定しモニターするシステムに関す
る本発明により充足される。遠隔ステーション手段はマ
スターステーションとして、また開閉装置はスレーブス
テーションとして作動するが、開閉装置はその装置にだ
け向けられたメッセージに応答してメッセージを送信す
るだけである。
【0006】携帯用ユニットは開閉装置にプラグ接続可
能であり、また開閉装置と通信する際に使用するリンク
手段を備えている。このリンク手段は、携帯用ユニット
と開閉装置とが通信中は、遠隔ステーション手段が開閉
装置と通信できないようにブロックする。携帯用ユニッ
トは、開閉装置のアドレスをリクエストするグローバル
メッセージを送信することによって開閉装置との間の通
信を確保する。開閉装置がその固有のアドレスを含むメ
ッセージを返信し、携帯用ユニットがその返信メッセー
ジを利用してさらに通信を行う。
能であり、また開閉装置と通信する際に使用するリンク
手段を備えている。このリンク手段は、携帯用ユニット
と開閉装置とが通信中は、遠隔ステーション手段が開閉
装置と通信できないようにブロックする。携帯用ユニッ
トは、開閉装置のアドレスをリクエストするグローバル
メッセージを送信することによって開閉装置との間の通
信を確保する。開閉装置がその固有のアドレスを含むメ
ッセージを返信し、携帯用ユニットがその返信メッセー
ジを利用してさらに通信を行う。
【0007】通信手段は、開閉装置と遠隔ステーション
手段の間に位置するネットワーク手段と、ネットワーク
手段に接続される開閉装置内の通信モジュールとを含
む。携帯用ユニットのリンク手段は通信モジュールにプ
ラグ接続される。通信モジュールは、その開閉装置のア
ドレスを含むメッセージと、アドレスをもたないグロー
バルメッセージとを受信し、その開閉装置のアドレスを
含むメッセージに対して応答メッセージを送信するだけ
のスレーブモードを有する。通信モジュールはまたメッ
セージを発信するマスターモードも有する。通信モジュ
ールは、携帯用ユニットから開閉装置の固有アドレスを
求めるグローバルメッセージを受信すると、マスターモ
ードに移行してその固有のアドレスを含むメッセージを
返信する。そして、携帯用ユニットとさらに通信を継続
するためにスレーブモードへ戻る。本発明の別の特徴
は、携帯用ユニットも遠隔ステーション手段もネットワ
ークプロトコールを用いて開閉装置へデジタルテスト電
流値を送ることにより開閉装置のテストを行えることで
ある。
手段の間に位置するネットワーク手段と、ネットワーク
手段に接続される開閉装置内の通信モジュールとを含
む。携帯用ユニットのリンク手段は通信モジュールにプ
ラグ接続される。通信モジュールは、その開閉装置のア
ドレスを含むメッセージと、アドレスをもたないグロー
バルメッセージとを受信し、その開閉装置のアドレスを
含むメッセージに対して応答メッセージを送信するだけ
のスレーブモードを有する。通信モジュールはまたメッ
セージを発信するマスターモードも有する。通信モジュ
ールは、携帯用ユニットから開閉装置の固有アドレスを
求めるグローバルメッセージを受信すると、マスターモ
ードに移行してその固有のアドレスを含むメッセージを
返信する。そして、携帯用ユニットとさらに通信を継続
するためにスレーブモードへ戻る。本発明の別の特徴
は、携帯用ユニットも遠隔ステーション手段もネットワ
ークプロトコールを用いて開閉装置へデジタルテスト電
流値を送ることにより開閉装置のテストを行えることで
ある。
【0008】以下、添付図面を参照して本発明をその実
施例につき詳細に説明する。
施例につき詳細に説明する。
【0009】
【実施例】本発明を回路遮断器としての開閉装置に利用
する場合について説明するが、当業者は過電流保護機能
を備え通信ネットワークを介して遠隔ステーションと通
信可能な他の型の開閉装置にも利用できることが分かる
であろう。
する場合について説明するが、当業者は過電流保護機能
を備え通信ネットワークを介して遠隔ステーションと通
信可能な他の型の開閉装置にも利用できることが分かる
であろう。
【0010】図1を参照して、回路遮断器1は被保護電
気系統5を流れる電流を変流器7によりモニターする電
子トリップユニット3を備えている。図示を簡単にする
ために電気系統5の単一の相を示したが、本発明は多相
電気系統、典型的には3相電気系統に用いる回路遮断器
に利用される。
気系統5を流れる電流を変流器7によりモニターする電
子トリップユニット3を備えている。図示を簡単にする
ために電気系統5の単一の相を示したが、本発明は多相
電気系統、典型的には3相電気系統に用いる回路遮断器
に利用される。
【0011】変流器7は、電気系統5の導体9を流れる
電流に比例する交流電流信号を発生する。この交流電流
信号は整流ブリッジ11により全波整流される。その結
果得られる直流電流は回路遮断器のための電源13を給
電する。導体9の電流に比例するアナログ直流電流は抵
抗15により電圧に変換されるが、この電圧は入力抵抗
17を介して集積回路19へ印加される。集積回路19
はアナログ−デジタルコンバータ21、マイクロコンピ
ュータ23、通信モジュール25を含む。集積回路19
の詳細については米国特許第5,270,898号を参
照されたい。
電流に比例する交流電流信号を発生する。この交流電流
信号は整流ブリッジ11により全波整流される。その結
果得られる直流電流は回路遮断器のための電源13を給
電する。導体9の電流に比例するアナログ直流電流は抵
抗15により電圧に変換されるが、この電圧は入力抵抗
17を介して集積回路19へ印加される。集積回路19
はアナログ−デジタルコンバータ21、マイクロコンピ
ュータ23、通信モジュール25を含む。集積回路19
の詳細については米国特許第5,270,898号を参
照されたい。
【0012】集積回路19に組み込まれたマイクロコン
ピュータ23は、回路遮断器にとっては普通の所定保護
機能、例えば瞬時保護、長時間遅延保護、短時間遅延保
護のうちの任意のものまたは複数のものを実行するため
のプログラムを走らせる。導体9の電流が所定保護機能
の電流/時間特性の任意のものを越えると、リード27
上にトリップ信号が発生する。このトリップ信号は、抵
抗29を介してFET31のゲートに印加され、FET
31をオンにして、電源13によりトリップソレノイド
33を付勢させる。ソレノイド33が付勢されると、ト
リップ機構35が作動され、開離可能な接点33が開離
して、導体9の電流が遮断される。
ピュータ23は、回路遮断器にとっては普通の所定保護
機能、例えば瞬時保護、長時間遅延保護、短時間遅延保
護のうちの任意のものまたは複数のものを実行するため
のプログラムを走らせる。導体9の電流が所定保護機能
の電流/時間特性の任意のものを越えると、リード27
上にトリップ信号が発生する。このトリップ信号は、抵
抗29を介してFET31のゲートに印加され、FET
31をオンにして、電源13によりトリップソレノイド
33を付勢させる。ソレノイド33が付勢されると、ト
リップ機構35が作動され、開離可能な接点33が開離
して、導体9の電流が遮断される。
【0013】回路遮断器1は、ネットワークまたはネッ
トワーク手段41を介して遠隔マスターステーションま
たは遠隔マスターステーション手段39にリンクされて
いる。電気系統5の導体43のような他の導体を保護す
る別の回路遮断器1′がネットワーク41を介して遠隔
マスターステーション39に接続されている。ネットワ
ーク41は、遠隔マスターステーション39を回路遮断
器1のような多数のスレーブステーションと相互接続す
るツイストペア線よりなる。回路遮断器1は、その内部
の通信モジュール25をネットワーク41のリード4
7,49から隔離するトランシーバ45を含む。リード
51,53がトランシーバ45と通信モジュール25の
送信ポートTx及び受信ポートRxとの間を延びる。
トワーク手段41を介して遠隔マスターステーションま
たは遠隔マスターステーション手段39にリンクされて
いる。電気系統5の導体43のような他の導体を保護す
る別の回路遮断器1′がネットワーク41を介して遠隔
マスターステーション39に接続されている。ネットワ
ーク41は、遠隔マスターステーション39を回路遮断
器1のような多数のスレーブステーションと相互接続す
るツイストペア線よりなる。回路遮断器1は、その内部
の通信モジュール25をネットワーク41のリード4
7,49から隔離するトランシーバ45を含む。リード
51,53がトランシーバ45と通信モジュール25の
送信ポートTx及び受信ポートRxとの間を延びる。
【0014】回路遮断器1はネットワーク41を介して
遠隔マスターステーション39と通信するが、この遠隔
マスターステーションはマスターステーションとして、
またいくつかの回路遮断器1、1′はスレーブステーシ
ョンとして働く。この構成において、各回路遮断器1に
は固有のアドレスが割り当てられている。マスターステ
ーションは、メッセージ送信先である回路遮断器の固有
のアドレスを含むメッセージをその回路遮断器39へ送
信することによってその回路遮断器と通信する。スレー
ブステーションである回路遮断器1は、その固有のアド
レスを含むメッセージに応答してネットワーク41上に
メッセージを送り出すだけである。従って、個々の回路
遮断器1はマスターステーション39とだけ通信でき、
マスターステーションは各々の回路遮断器と通信可能で
ある。回路遮断器1により送信されるメッセージは全て
回路遮断器の固有の識別子を含むため、マスターステー
ションはスレーブモードにおいて各メッセージの送信源
を知ることができる。
遠隔マスターステーション39と通信するが、この遠隔
マスターステーションはマスターステーションとして、
またいくつかの回路遮断器1、1′はスレーブステーシ
ョンとして働く。この構成において、各回路遮断器1に
は固有のアドレスが割り当てられている。マスターステ
ーションは、メッセージ送信先である回路遮断器の固有
のアドレスを含むメッセージをその回路遮断器39へ送
信することによってその回路遮断器と通信する。スレー
ブステーションである回路遮断器1は、その固有のアド
レスを含むメッセージに応答してネットワーク41上に
メッセージを送り出すだけである。従って、個々の回路
遮断器1はマスターステーション39とだけ通信でき、
マスターステーションは各々の回路遮断器と通信可能で
ある。回路遮断器1により送信されるメッセージは全て
回路遮断器の固有の識別子を含むため、マスターステー
ションはスレーブモードにおいて各メッセージの送信源
を知ることができる。
【0015】マスターステーション39はまた、任意特
定の回路遮断器1のアドレスを含まない放送メッセージ
またはグローバルメッセージをネットワーク上に送り出
すことができる。回路遮断器1、1′は全てこれらのグ
ローバルメッセージを受信してそれらに内部的に応答で
きるが、グローバルメッセージに応答してネットワーク
41にメッセージを送り出すことはできない。
定の回路遮断器1のアドレスを含まない放送メッセージ
またはグローバルメッセージをネットワーク上に送り出
すことができる。回路遮断器1、1′は全てこれらのグ
ローバルメッセージを受信してそれらに内部的に応答で
きるが、グローバルメッセージに応答してネットワーク
41にメッセージを送り出すことはできない。
【0016】マスターステーション39は、個々の回路
遮断器から、ステータス(トリップ状態にあるか否
か)、相電流、回路遮断器1がモニターしているのであ
れば電力、エネルギー及び調波歪みのような他のパラメ
ータのような情報をリクエストすることができる。例え
ば、マスターステーション39は個々の回路遮断器の定
格及び種々のトリップパラメータを読み取ることができ
る。設備の中には、種々のトリップパラメータを設定で
きるものもある。これは、瞬時保護、短時間遅延保護、
長時間遅延保護のような保護機能の選択だけでなく、ピ
ックアップ値及び時間インターバルの設定を含む。マス
ターステーションは、所望に応じて、特定の回路遮断器
を開くメッセージを送ることが可能であり、もし回路遮
断器がリクローザを備えておれば、回路遮断器を再び閉
路するメッセージを送ることもできる。遠隔マスタース
テーションは、オペレータが種々のパラメータを調べて
それを調整するためのディスプレイ40を備えている。
遮断器から、ステータス(トリップ状態にあるか否
か)、相電流、回路遮断器1がモニターしているのであ
れば電力、エネルギー及び調波歪みのような他のパラメ
ータのような情報をリクエストすることができる。例え
ば、マスターステーション39は個々の回路遮断器の定
格及び種々のトリップパラメータを読み取ることができ
る。設備の中には、種々のトリップパラメータを設定で
きるものもある。これは、瞬時保護、短時間遅延保護、
長時間遅延保護のような保護機能の選択だけでなく、ピ
ックアップ値及び時間インターバルの設定を含む。マス
ターステーションは、所望に応じて、特定の回路遮断器
を開くメッセージを送ることが可能であり、もし回路遮
断器がリクローザを備えておれば、回路遮断器を再び閉
路するメッセージを送ることもできる。遠隔マスタース
テーションは、オペレータが種々のパラメータを調べて
それを調整するためのディスプレイ40を備えている。
【0017】マスターステーション39は、例えば回路
遮断器1から離れた場所にあるコンピュータ、または回
路遮断器を備えたパネルに取り付けたマイクロコンピュ
ータ式コントローラであってもよい。いずれの場合も、
マスターステーションはネットワーク41を介して個々
の回路遮断器1と通信する。
遮断器1から離れた場所にあるコンピュータ、または回
路遮断器を備えたパネルに取り付けたマイクロコンピュ
ータ式コントローラであってもよい。いずれの場合も、
マスターステーションはネットワーク41を介して個々
の回路遮断器1と通信する。
【0018】本発明によると、携帯用ユニット55は、
回路遮断器1のコネクタ61と嵌合するプラグ式コネク
タ59を有するケーブル57を介して任意の回路遮断器
1と随時にリンクすることができる。
回路遮断器1のコネクタ61と嵌合するプラグ式コネク
タ59を有するケーブル57を介して任意の回路遮断器
1と随時にリンクすることができる。
【0019】携帯用ユニット55は回路遮断器の集積回
路19と同様な集積回路63を含んでいる。この集積回
路63はまた、マイクロコンピュータ65,アナログ−
デジタルコンバータ67及び通信モジュール69を含
む。一対のリード71,73は、携帯用ユニット55の
通信モジュール69の送信ポートTx及び受信ポートR
xをそれぞれコネクタ59,61を介して回路遮断器1
の通信モジュール25の受信ポートRx及び送信ポート
Txと接続する。これにより、携帯用ユニット55と回
路遮断器1はネットワークプロトコールを用いて互いに
直接通信することが可能となる。携帯用ユニット55の
通信モジュール69の送信ポートTxは0か5ボルトで
あるため、このポートは通信モジュール25の受信ポー
トRxへ印加される信号を制御する。またリード53と
トランシーバ45の間の抵抗75は、遠隔マスターステ
ーション39がネットワーク41を介して送信するメッ
セージを回路遮断器が受信できないようにブロックす
る。抵抗77は通信モジュール25の送信ポートTxと
トランシーバ45との間に接続してある。通信モジュー
ル69の受信ポートRxへ延びるリード73は、通信モ
ジュール25からの送信信号をトランシーバ45の入力
しきい値以下のレベルにクランプする。従って、携帯用
ユニット55が回路遮断器にプラグ接続されている間、
回路遮断器1の通信モジュール25とネットワーク41
との接続は自動的にブロックにされた状態にある。ネッ
トワーク41を介する遠隔マスターステーション39と
の通信は携帯用ユニット55を回路遮断器から切り離す
と自動的に可能な状態となる。
路19と同様な集積回路63を含んでいる。この集積回
路63はまた、マイクロコンピュータ65,アナログ−
デジタルコンバータ67及び通信モジュール69を含
む。一対のリード71,73は、携帯用ユニット55の
通信モジュール69の送信ポートTx及び受信ポートR
xをそれぞれコネクタ59,61を介して回路遮断器1
の通信モジュール25の受信ポートRx及び送信ポート
Txと接続する。これにより、携帯用ユニット55と回
路遮断器1はネットワークプロトコールを用いて互いに
直接通信することが可能となる。携帯用ユニット55の
通信モジュール69の送信ポートTxは0か5ボルトで
あるため、このポートは通信モジュール25の受信ポー
トRxへ印加される信号を制御する。またリード53と
トランシーバ45の間の抵抗75は、遠隔マスターステ
ーション39がネットワーク41を介して送信するメッ
セージを回路遮断器が受信できないようにブロックす
る。抵抗77は通信モジュール25の送信ポートTxと
トランシーバ45との間に接続してある。通信モジュー
ル69の受信ポートRxへ延びるリード73は、通信モ
ジュール25からの送信信号をトランシーバ45の入力
しきい値以下のレベルにクランプする。従って、携帯用
ユニット55が回路遮断器にプラグ接続されている間、
回路遮断器1の通信モジュール25とネットワーク41
との接続は自動的にブロックにされた状態にある。ネッ
トワーク41を介する遠隔マスターステーション39と
の通信は携帯用ユニット55を回路遮断器から切り離す
と自動的に可能な状態となる。
【0020】携帯用ユニット55が回路遮断器1へ送信
可能なメッセージの1つとして、デジタルテスト電流値
を含むものがある。このデジタルテスト電流値は変流器
7が感知する電流のデジタル変換値と同様、集積回路1
9により処理される。この電流値が回路遮断器1が有す
る1つの保護機能のピックアップ値を越えると、適当な
時間インターバルの後、リード27上にトリップ信号が
発生する。このトリップ信号は、コネクタ61,59に
よりケーブル57の専用リード85に接続された回路遮
断器のリード83を介して携帯用ユニット55に送り返
される。携帯用ユニット55のマイクロコンピュータ6
5は、テスト電流信号であるデジタルテスト電流値の送
信とトリップ信号の受信の間の時間インターバルを測定
することによりトリップ機能を検証できる。加えて、回
路遮断器1のマイクロコンピュータ23はテストの開始
とトリップ信号の発生との間の時間インターバルを測定
する。これはトリップ時間のより正確な指標となる。携
帯用ユニット55は通信リンクを介してこの時間を引き
出すことができる。携帯用ユニットは回路遮断器へ向け
てステータスをリクエストするメッセージを反復的に送
信可能であり、回路遮断器はこれに対してトリップ状態
にあるか否かを示す応答信号を送る。トリップ状態を示
す応答の受信中、携帯用ユニットはトリップ時間をリク
エストし、回路遮断器がこのトリップ時間を返信メッセ
ージとして送信する。好ましくは、携帯用ユニット55
は、それ自体のテスト時間を維持する代りに、回路遮断
器のマイクロコンピュータ23へ繰り返し質問してその
テスト実行時間を尋ねる。トリップ信号の発生を伝える
専用線はないことを除き、遠隔マスターステーション3
9は遠隔場所から同様にテストを行える。
可能なメッセージの1つとして、デジタルテスト電流値
を含むものがある。このデジタルテスト電流値は変流器
7が感知する電流のデジタル変換値と同様、集積回路1
9により処理される。この電流値が回路遮断器1が有す
る1つの保護機能のピックアップ値を越えると、適当な
時間インターバルの後、リード27上にトリップ信号が
発生する。このトリップ信号は、コネクタ61,59に
よりケーブル57の専用リード85に接続された回路遮
断器のリード83を介して携帯用ユニット55に送り返
される。携帯用ユニット55のマイクロコンピュータ6
5は、テスト電流信号であるデジタルテスト電流値の送
信とトリップ信号の受信の間の時間インターバルを測定
することによりトリップ機能を検証できる。加えて、回
路遮断器1のマイクロコンピュータ23はテストの開始
とトリップ信号の発生との間の時間インターバルを測定
する。これはトリップ時間のより正確な指標となる。携
帯用ユニット55は通信リンクを介してこの時間を引き
出すことができる。携帯用ユニットは回路遮断器へ向け
てステータスをリクエストするメッセージを反復的に送
信可能であり、回路遮断器はこれに対してトリップ状態
にあるか否かを示す応答信号を送る。トリップ状態を示
す応答の受信中、携帯用ユニットはトリップ時間をリク
エストし、回路遮断器がこのトリップ時間を返信メッセ
ージとして送信する。好ましくは、携帯用ユニット55
は、それ自体のテスト時間を維持する代りに、回路遮断
器のマイクロコンピュータ23へ繰り返し質問してその
テスト実行時間を尋ねる。トリップ信号の発生を伝える
専用線はないことを除き、遠隔マスターステーション3
9は遠隔場所から同様にテストを行える。
【0021】叙上のように、回路遮断器は通常、被保護
電気系統5から電力を受ける電源13により給電され
る。従って、開離可能な接点37が開路状態の時は、回
路遮断器は電源喪失状態にある。このため、携帯用ユニ
ット55にはバッテリー87が設けてあり、このバッテ
リーがケーブル57のリード89及び回路遮断器のリー
ド91を介して電力を電圧調整器93へ送る。この電圧
調整器は5ボルトの電圧を集積回路19へ送る。さら
に、携帯用ユニット55には商用電源のコンセント(図
示せず)へ接続可能な充電ユニット95が設けられ、こ
の充電ユニットがリード97,99を介してトリップソ
レノイド33へ40ボルトの直流電圧を給電する。この
ため、被保護電気系統5から電力が供給されない場合で
も、携帯用ユニット55は回路遮断器1を完全に付勢で
きる。従って、携帯用ユニットは、40ボルトの電圧を
トリップソレノイド33へ給電してトリップ機構35を
テストする「トリップ」テスト或いはトリップソレノイ
ド33へ40ボルトの電圧を給電せずにトリップ信号を
リード27上に発生させる「非トリップ」テストを行う
ことができる。加えて、トリップソレノイド33への給
電が被保護電気系統5または充電ユニット95により行
われている場合、マイクロコンピュータ23はトリップ
信号をその内部で発生させるだけであり、リード27へ
印加しないようにしてトリップ機構35の作動を阻止で
きる。この内部発生のトリップ信号はリード73を介し
て送られるメッセージに応答して携帯ユニット55へ送
られる。ケーブル57のリード101は共通アースを提
供する。
電気系統5から電力を受ける電源13により給電され
る。従って、開離可能な接点37が開路状態の時は、回
路遮断器は電源喪失状態にある。このため、携帯用ユニ
ット55にはバッテリー87が設けてあり、このバッテ
リーがケーブル57のリード89及び回路遮断器のリー
ド91を介して電力を電圧調整器93へ送る。この電圧
調整器は5ボルトの電圧を集積回路19へ送る。さら
に、携帯用ユニット55には商用電源のコンセント(図
示せず)へ接続可能な充電ユニット95が設けられ、こ
の充電ユニットがリード97,99を介してトリップソ
レノイド33へ40ボルトの直流電圧を給電する。この
ため、被保護電気系統5から電力が供給されない場合で
も、携帯用ユニット55は回路遮断器1を完全に付勢で
きる。従って、携帯用ユニットは、40ボルトの電圧を
トリップソレノイド33へ給電してトリップ機構35を
テストする「トリップ」テスト或いはトリップソレノイ
ド33へ40ボルトの電圧を給電せずにトリップ信号を
リード27上に発生させる「非トリップ」テストを行う
ことができる。加えて、トリップソレノイド33への給
電が被保護電気系統5または充電ユニット95により行
われている場合、マイクロコンピュータ23はトリップ
信号をその内部で発生させるだけであり、リード27へ
印加しないようにしてトリップ機構35の作動を阻止で
きる。この内部発生のトリップ信号はリード73を介し
て送られるメッセージに応答して携帯ユニット55へ送
られる。ケーブル57のリード101は共通アースを提
供する。
【0022】図2は携帯用ユニット55の平面図であ
る。そのサイズは典型的な携帯用計算器と同じであり、
約3インチ(7.62 cm)×5インチ(12.7 cm)×1イン
チ(2.54 cm)の大きさである。2行で16文字のディ
スプレイ103は利用可能な機能のメニューを表示す
る。このメニューは膜スイッチ105,107,109
によりクロールできる。選択用膜スイッチ111を押す
と、特定の機能を選択できる。利用可能な機能は遠隔マ
スターステーションを介して利用可能なものと同じであ
る。即ち、電流、電力、エネルギー及び調波歪みのよう
な所定のパラメータの値を回路遮断器から読み取ること
が可能であり、テストを行い、保護機能を選択し、保護
パラメータを設定することができる。テスト電流及び保
護変数を設定する場合、それらに値の変更には増加及び
減少用スイッチ113,115を用いる。ディスプレイ
103上で値を設定すると、その値は保存スイッチ11
7を押せば保存できる。携帯用ユニットはスイッチ11
9によってオンまたはオフにする。本発明の特徴の1つ
は、回路遮断器1に種々のパラメータを設定したりテス
トを実行したりするための典型的なスイッチを設ける必
要がなく、これらの機能を携帯用ユニット55或いは遠
隔マスターステーション39により実行できることであ
る。さらに、携帯用ユニット55にはディスプレイ10
3があり、また遠隔マスターステーション39にはディ
スプレイ40があるため、回路遮断器1にディスプレイ
は不要である。スイッチ及びディスプレイを回路遮断器
からなくすることにより、回路遮断器のコスト及びサイ
ズが軽減されると共に別の機能のためのスペースを確保
できる。
る。そのサイズは典型的な携帯用計算器と同じであり、
約3インチ(7.62 cm)×5インチ(12.7 cm)×1イン
チ(2.54 cm)の大きさである。2行で16文字のディ
スプレイ103は利用可能な機能のメニューを表示す
る。このメニューは膜スイッチ105,107,109
によりクロールできる。選択用膜スイッチ111を押す
と、特定の機能を選択できる。利用可能な機能は遠隔マ
スターステーションを介して利用可能なものと同じであ
る。即ち、電流、電力、エネルギー及び調波歪みのよう
な所定のパラメータの値を回路遮断器から読み取ること
が可能であり、テストを行い、保護機能を選択し、保護
パラメータを設定することができる。テスト電流及び保
護変数を設定する場合、それらに値の変更には増加及び
減少用スイッチ113,115を用いる。ディスプレイ
103上で値を設定すると、その値は保存スイッチ11
7を押せば保存できる。携帯用ユニットはスイッチ11
9によってオンまたはオフにする。本発明の特徴の1つ
は、回路遮断器1に種々のパラメータを設定したりテス
トを実行したりするための典型的なスイッチを設ける必
要がなく、これらの機能を携帯用ユニット55或いは遠
隔マスターステーション39により実行できることであ
る。さらに、携帯用ユニット55にはディスプレイ10
3があり、また遠隔マスターステーション39にはディ
スプレイ40があるため、回路遮断器1にディスプレイ
は不要である。スイッチ及びディスプレイを回路遮断器
からなくすることにより、回路遮断器のコスト及びサイ
ズが軽減されると共に別の機能のためのスペースを確保
できる。
【0023】図3は、回路遮断器1との間で通信を行う
ために携帯用ユニット55のマイクコンピュータ65が
実行するルーチン121を示す。叙上のように、携帯用
ユニット55を回路遮断器1にプラグ接続すると、回路
遮断器1と遠隔マスターステーション39との間の通信
が非作動状態となる。携帯用ユニット55は、回路遮断
器1との間の通信を確保するにあたり、まず最初に回路
遮断器がデータの送受信に用いるボーレートが如何なる
値に設定されているかをチェックする必要がある。ま
た、その後で、接続した回路遮断器の固有のアドレスを
突き止める必要がある。
ために携帯用ユニット55のマイクコンピュータ65が
実行するルーチン121を示す。叙上のように、携帯用
ユニット55を回路遮断器1にプラグ接続すると、回路
遮断器1と遠隔マスターステーション39との間の通信
が非作動状態となる。携帯用ユニット55は、回路遮断
器1との間の通信を確保するにあたり、まず最初に回路
遮断器がデータの送受信に用いるボーレートが如何なる
値に設定されているかをチェックする必要がある。ま
た、その後で、接続した回路遮断器の固有のアドレスを
突き止める必要がある。
【0024】このことを考慮に入れて、ルーチン121
は最初に123においてボーレートを選択する。そし
て、125で示すように、回路遮断器に対してその固有
のアドレス送るようにリクエストする放送メッセージま
たはグローバルメッセージを作成し送信する。このグロ
ーバルメッセージは、123で選択されたボーレートで
回路遮断器へ送信される。携帯用ユニット55が選択し
たボーレートが回路遮断器1において設定されているボ
ーレートとマッチする場合、携帯用ユニットは127に
示すように、そのアドレスを含むメッセージを回路遮断
器から受信する。携帯用ユニットが例えば100ミリ秒
のような合理的時間内にこのメッセージを受信しない場
合、129において別のボーレートが選択され、125
において新しいボーレートを有するグローバルメッセー
ジが送信される。これは、携帯用ユニットが回路遮断器
のアドレスを含むメッセージを受信するまで継続され
る。このアドレスとボーレートは後で使用するため13
1において蓄積される。この後の全通信プロセスにおい
て、携帯用ユニット55はマスターステーションとして
働く。133において、携帯用ユニットはその回路遮断
器に向けられたメッセージを送信し、この回路遮断器は
スレーブモードで作動して応答メッセージを返信する。
は最初に123においてボーレートを選択する。そし
て、125で示すように、回路遮断器に対してその固有
のアドレス送るようにリクエストする放送メッセージま
たはグローバルメッセージを作成し送信する。このグロ
ーバルメッセージは、123で選択されたボーレートで
回路遮断器へ送信される。携帯用ユニット55が選択し
たボーレートが回路遮断器1において設定されているボ
ーレートとマッチする場合、携帯用ユニットは127に
示すように、そのアドレスを含むメッセージを回路遮断
器から受信する。携帯用ユニットが例えば100ミリ秒
のような合理的時間内にこのメッセージを受信しない場
合、129において別のボーレートが選択され、125
において新しいボーレートを有するグローバルメッセー
ジが送信される。これは、携帯用ユニットが回路遮断器
のアドレスを含むメッセージを受信するまで継続され
る。このアドレスとボーレートは後で使用するため13
1において蓄積される。この後の全通信プロセスにおい
て、携帯用ユニット55はマスターステーションとして
働く。133において、携帯用ユニットはその回路遮断
器に向けられたメッセージを送信し、この回路遮断器は
スレーブモードで作動して応答メッセージを返信する。
【0025】図4は、始動と共に回路遮断器が通信機能
の構成に使用するルーチン135のフローチャートであ
る。137において、回路遮断器は非揮発性EEPRO
Mメモリからそのアドレスとボーレートを読み取る。そ
して、139において、スレーブモードで通信を行える
ようにそれ自身を構成する。回路遮断器は、このスレー
ブモードでは、141において示すようにそのアドレス
を含む入来メッセージに対して応答メッセージを返信で
きるにすぎない。また、回路遮断器は内部的にグローバ
ルメッセージに応答できる。
の構成に使用するルーチン135のフローチャートであ
る。137において、回路遮断器は非揮発性EEPRO
Mメモリからそのアドレスとボーレートを読み取る。そ
して、139において、スレーブモードで通信を行える
ようにそれ自身を構成する。回路遮断器は、このスレー
ブモードでは、141において示すようにそのアドレス
を含む入来メッセージに対して応答メッセージを返信で
きるにすぎない。また、回路遮断器は内部的にグローバ
ルメッセージに応答できる。
【0026】図5は、回路遮断器1がその固有のアドレ
スをリクエストするグローバルメッセージを携帯用ユニ
ット55から受信する際使用するルーチン143のフロ
ーチャートである。回路遮断器はこのメッセージを受信
するや否や、マスターモードで動作するために、145
においてその通信機能を再構成する。マスターモードで
作動する間、回路遮断器は147においてそのアドレス
を含むメッセージを携帯用ユニットへ送信し、その後ス
レーブモードで作動できるように149において再構成
する。
スをリクエストするグローバルメッセージを携帯用ユニ
ット55から受信する際使用するルーチン143のフロ
ーチャートである。回路遮断器はこのメッセージを受信
するや否や、マスターモードで動作するために、145
においてその通信機能を再構成する。マスターモードで
作動する間、回路遮断器は147においてそのアドレス
を含むメッセージを携帯用ユニットへ送信し、その後ス
レーブモードで作動できるように149において再構成
する。
【0027】図6は、回路遮断器1のトリップユニット
3のテストを始動するためにマスターステーションとし
て働く遠隔マスターステーション39または携帯用ユニ
ット55が用いるフローチャート151である。オペレ
ータは、153においてテストプログラムを選択した場
合、155において相テストまたはグラウンドテストを
選択的に実行できる。さらに、オペレータは157にお
いて、接点を開離させる「トリップ」テスト或いは電子
トリップユニットだけをテストする「非トリップ」テス
トのいづれかを選択できる。その後、159においてテ
スト電流値を選択する。次いで、161に示すように上
記の情報を含むテストメッセージがトリップユニットへ
送られ、163においてテストが始動されて、時間がデ
ィスプレイ103上に表示される。この経過時間はテス
トメッセージが回路遮断器へ送られた後経過した時間を
表わすため、テスト実行時間にほぼ等しい。テスト継続
中、携帯用ユニット55または遠隔マスターステーショ
ン39は165で示すように回路遮断器へステータスリ
クエストを反復的に送ることができる。携帯用ユニット
55はまた、それ自身のテスト時間を表示する代わりに
トリップユニットのテスト経過時間を表示のために反復
的にリクエストできる。回路遮断器からの応答がトリッ
プ信号が未発生であることを示す場合、167で示すよ
うにトリップ信号が返信されるまでループに入る。トリ
ップ信号の発生がステータスメッセージへの応答により
或いはライン85上の信号により判明すると、169に
おいて回路遮断器のトリップ時間をリクエストするメッ
セージが回路遮断器へ送られる。163で示すようにこ
の時間はタイマーが表わす時間よりも正確であるため、
171においてこの時間がディスプレイ103上に表示
される。
3のテストを始動するためにマスターステーションとし
て働く遠隔マスターステーション39または携帯用ユニ
ット55が用いるフローチャート151である。オペレ
ータは、153においてテストプログラムを選択した場
合、155において相テストまたはグラウンドテストを
選択的に実行できる。さらに、オペレータは157にお
いて、接点を開離させる「トリップ」テスト或いは電子
トリップユニットだけをテストする「非トリップ」テス
トのいづれかを選択できる。その後、159においてテ
スト電流値を選択する。次いで、161に示すように上
記の情報を含むテストメッセージがトリップユニットへ
送られ、163においてテストが始動されて、時間がデ
ィスプレイ103上に表示される。この経過時間はテス
トメッセージが回路遮断器へ送られた後経過した時間を
表わすため、テスト実行時間にほぼ等しい。テスト継続
中、携帯用ユニット55または遠隔マスターステーショ
ン39は165で示すように回路遮断器へステータスリ
クエストを反復的に送ることができる。携帯用ユニット
55はまた、それ自身のテスト時間を表示する代わりに
トリップユニットのテスト経過時間を表示のために反復
的にリクエストできる。回路遮断器からの応答がトリッ
プ信号が未発生であることを示す場合、167で示すよ
うにトリップ信号が返信されるまでループに入る。トリ
ップ信号の発生がステータスメッセージへの応答により
或いはライン85上の信号により判明すると、169に
おいて回路遮断器のトリップ時間をリクエストするメッ
セージが回路遮断器へ送られる。163で示すようにこ
の時間はタイマーが表わす時間よりも正確であるため、
171においてこの時間がディスプレイ103上に表示
される。
【0028】図7は回路遮断器1の主ループプログラム
のフローチャート173である。175において最初に
電源が投入されると、多数のパラメータが初期化され、
幾つかの診断テストが実行される。その後、プログラム
が多数の主要機能を反復的に実行する継続ループに入
る。例えば、図7に示すように177においてディスプ
レイがチェックを受ける。その後、181において通信
機能がチェックを受ける。これは、携帯用ユニット55
または遠隔マスターステーション39からのテストメッ
セージの受信、ステータスリクエストへの応答及びリク
エストに対するトリップ時間の送信を含む。最後に、1
83においてテストルーチンに入る。このテストルーチ
ンは、より高いプライオリティーの保護ルーチン179
が用いる、携帯用ユニットまたは遠隔マスターステーシ
ョンから受信されるデジタルテスト電流値を与える。
のフローチャート173である。175において最初に
電源が投入されると、多数のパラメータが初期化され、
幾つかの診断テストが実行される。その後、プログラム
が多数の主要機能を反復的に実行する継続ループに入
る。例えば、図7に示すように177においてディスプ
レイがチェックを受ける。その後、181において通信
機能がチェックを受ける。これは、携帯用ユニット55
または遠隔マスターステーション39からのテストメッ
セージの受信、ステータスリクエストへの応答及びリク
エストに対するトリップ時間の送信を含む。最後に、1
83においてテストルーチンに入る。このテストルーチ
ンは、より高いプライオリティーの保護ルーチン179
が用いる、携帯用ユニットまたは遠隔マスターステーシ
ョンから受信されるデジタルテスト電流値を与える。
【0029】図8は、回路遮断器1の典型的なテストル
ーチン185を示す。このルーチンは187でエンター
し、189においてもしテストモードが未選択であれば
そのルーチンをバイパスする。191で示すように、テ
ストモードにあるルーチンが最初に終了すると、193
においてテストタイマーがクリアされ、195において
実電流の代わりにテスト電流が置き換えられる。ルーチ
ンが終了するたびに、197においてテストタイマーが
インクリメントされる。このタイマーはトリップ時間の
指示を与えるタイマーである。
ーチン185を示す。このルーチンは187でエンター
し、189においてもしテストモードが未選択であれば
そのルーチンをバイパスする。191で示すように、テ
ストモードにあるルーチンが最初に終了すると、193
においてテストタイマーがクリアされ、195において
実電流の代わりにテスト電流が置き換えられる。ルーチ
ンが終了するたびに、197においてテストタイマーが
インクリメントされる。このタイマーはトリップ時間の
指示を与えるタイマーである。
【0030】テスト実行中の間でも保護機能を維持する
ことが肝要である。従って、199において実電流をチ
ェックし、その値が所定の制限値より高ければ201に
おいてテストを終了し、203においてタイマーをクリ
アする。実電流値が制限範囲内にあってテストが未完了
の場合、205においてテストルーチンがエグジットす
る。テストが継続中であって実電流値が制限範囲内にあ
る限り、図7のブロック179に示すように保護ルーチ
ンはテスト電流値を用いて実行され、その後主ループは
図8に示すテストルーチンへ戻る。205においてテス
トの完了が判明し、207において完全なテストが選択
されていることが分かると、トリップ信号が209にお
いてFET31へ出力される。「非トリップ」テストが
選択されておれば、211においてトリップは実トリッ
プとして取り扱われるがトリップ信号はFET31へ出
力されない。
ことが肝要である。従って、199において実電流をチ
ェックし、その値が所定の制限値より高ければ201に
おいてテストを終了し、203においてタイマーをクリ
アする。実電流値が制限範囲内にあってテストが未完了
の場合、205においてテストルーチンがエグジットす
る。テストが継続中であって実電流値が制限範囲内にあ
る限り、図7のブロック179に示すように保護ルーチ
ンはテスト電流値を用いて実行され、その後主ループは
図8に示すテストルーチンへ戻る。205においてテス
トの完了が判明し、207において完全なテストが選択
されていることが分かると、トリップ信号が209にお
いてFET31へ出力される。「非トリップ」テストが
選択されておれば、211においてトリップは実トリッ
プとして取り扱われるがトリップ信号はFET31へ出
力されない。
【0031】本発明の特定の実施例を詳細に説明した
が、当業者には、本明細書の記載全体から種々の変形例
または設計変更が想到されるであろう。従って、図示の
特定の構成はその一例であって本願発明の技術的範囲を
限定するものにあらず、その範囲は頭書の特許請求の範
囲及び均等物の全範囲を与えられるべきである。
が、当業者には、本明細書の記載全体から種々の変形例
または設計変更が想到されるであろう。従って、図示の
特定の構成はその一例であって本願発明の技術的範囲を
限定するものにあらず、その範囲は頭書の特許請求の範
囲及び均等物の全範囲を与えられるべきである。
【0032】
【図1】本発明のシステム全体の回路図。
【図2】図1に示したシステムの一部を形成する携帯用
ユニットの平面図。
ユニットの平面図。
【図3】図1のシステムの一部を形成する開閉装置と通
信を行うために図2の携帯用ユニットが使用するルーチ
ンのフローチャート。
信を行うために図2の携帯用ユニットが使用するルーチ
ンのフローチャート。
【図4】図1のシステムの一部を形成する開閉装置が使
用するルーチンのフローチャート。
用するルーチンのフローチャート。
【図5】携帯用ユニットと通信するために開閉装置が使
用するルーチンのフローチャート。
用するルーチンのフローチャート。
【図6】開閉装置のテストを始動するため携帯用ユニッ
トまたは遠隔マスターステーションが用いるルーチンの
フローチャート。
トまたは遠隔マスターステーションが用いるルーチンの
フローチャート。
【図7】開閉装置の主ループのフローチャート。
【図8】図7の主ループが用いるテストルーチンのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 回路遮断器 3 トリップユニット 7 変流器 13 電源 19,63 集積回路 21,67 デジタル−アナログコンバータ 23,65 マイクロコンピュータ 25,69 通信モジュール 33 トリップソレノイド 35 トリップ機構 37 開離可能な接点 39 遠隔マスターステーション 41 ネットワーク 45 トランシーバ 55 携帯用ユニット 57 ケーブル 59 プラグ式コネクタ 87 バッテリー 93 電圧調整器 95 充電ユニット 103 ディスプレイ 105,107,109 膜スイッチ 111 選択用膜スイッチ 113 増加用スイッチ 115 減少用スイッチ 117 保存スイッチ 119 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ジョセフ チャールズ エンゲル アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 15146 モンロービル オーバールック サークル 107 (72)発明者 マイケル フレデリック ボッカベラ アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 15642 ノース ハンチンドン アルトマ ン ストリート 760 (72)発明者 デビッド マイケル オラベッツ アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 15108 コラオポリス ヘルドン ドライ ブ 108 (72)発明者 ジェームズ アービン ワイズ アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 16063 ツエリエノプル ウッドバイン ドライブ 175
Claims (10)
- 【請求項1】開離可能な接点、開離可能な接点を流れる
電流が所定の電流/時間特性を越えるのに応答して該接
点をトリップして開離させるトリップ手段及びメッセー
ジを送受信する通信手段を有する開閉装置と、 通信手段を介して開閉装置と通信することによりメッセ
ージを開閉装置へ送信し且つ開閉装置からメッセージを
受信しる遠隔ステーション手段と、 プロセッサ手段、及びプロセッサ手段を通信手段とリン
クするためのリンク手段を有する携帯用ユニットとより
成り、 リンク手段は、携帯用ユニットと開閉装置の間でメッセ
ージの送受信が行われている間、開閉装置と遠隔ステー
ション手段の間の通信をブロックすることを特徴とす
る、開閉装置のパラメータ及び計算値を設定しモニター
するシステム。 - 【請求項2】 開閉装置はその開閉装置を識別するため
の固有のアドレスを有し、遠隔ステーション手段は通信
手段を介して開閉装置と通信するにあたりその固有のア
ドレスによりメッセージをその開閉装置へ差し向け且つ
その開閉装置からのメッセージを識別し、携帯用ユニッ
トのプロセッサ手段は開閉装置の固有のアドレスをリク
エストするグローバルメッセージを発生する手段を有
し、グローバルメッセージはリンク手段を介して開閉装
置へ送信されるが、リンク手段はそのグローバルメッセ
ージが開閉装置より先に送信されないようにブロック
し、開閉装置はこのグローバルメッセージに応答してそ
の固有のアドレスを携帯用ユニットへ返信する手段を有
することを特徴とする請求項1のシステム。 - 【請求項3】 開閉装置の通信手段は遠隔ステーション
手段と通信するために少なくとも2つの異なるボーレー
トのうちから1つを選択して所定のボーレートとする手
段を備えた通信モジュールを有し、携帯用ユニットは開
閉装置との通信に用いられる通信モジュールが選択した
所定のボーレートを確定する手段を含むことを特徴とす
る請求項2のシステム。 - 【請求項4】 携帯用ユニットの所定のボーレートを確
定する手段は、携帯用ユニットが開閉装置から返信され
る固有のアドレスを含むメッセージを受信するまで開閉
装置へ向けてグローバルメッセージを複数の異なるボー
レートを1つづつ順次用いて送信する手段より成ること
を特徴とする請求項3のシステム。 - 【請求項5】 通信手段は、遠隔ステーション手段から
開閉装置へ延びるネットワーク手段と、ネットワーク手
段に接続された開閉装置の通信モジュールとにより構成
され、通信モジュールは、開閉装置が固有のアドレスを
含むメッセージと任意のアドレスを含むグローバルメッ
セージとを受信し、その固有のアドレスを含むメッセー
ジだけに応答してメッセージを送信するスレーブモード
と、開閉装置が固有のアドレスを含むメッセージの受信
とは無関係にメッセージを発信するマスターモードとを
確立する手段を有し、携帯用ユニットは開閉装置の固有
のアドレスをリクエストするグローバルメッセージを発
生する手段を含み、グローバルメッセージはリンク手段
により開閉装置の通信モジュールへ送信されるが、この
リンク手段はグローバルメッセージがネットワーク手段
へ送信されないようにブロックし、開閉装置はさらに通
信モジュールをマスターモードへ移行させて携帯用ユニ
ットへその開閉装置の固有のアドレスを含むメッセージ
を返信する手段を含むことを特徴とする請求項2のシス
テム。 - 【請求項6】 開閉装置はメッセージを携帯用ユニット
へ返信した後、通信モジュールをスレーブモードへ移行
させる手段を含むことを特徴とする請求項5のシステ
ム。 - 【請求項7】 開離可能な接点、開離可能な接点を流れ
る実電流からデジタル実電流信号を発生させる手段、デ
ジタル実電流信号の値が所定の電流/時間特性を越える
に充分な時間の間持続するのに応答してトリップ信号を
発生させるトリップ信号発生手段、及びトリップ信号に
応答して開離可能な接点をトリップして開離させるトリ
ップ手段より成る開閉装置と、 開閉装置とは別体のマスターステーション手段と、 開閉装置とマスターステーション手段の間でデジタルメ
ッセージを送受信する通信手段とより成り、 マスターステーション手段は通信手段が開閉装置へ送信
する所定のデジタルテスト電流値を含むデジタルテスト
メッセージを発生する手段を有し、 トリップ信号発生手段はデジタル実電流信号をデジタル
テストメッセージに含まれるデジタルテスト電流値で置
き換えて、デジタルテスト電流値が所定の電流/時間特
性を越えるに充分な時間の間持続するとそれに応答して
トリップ信号を発生させる手段を有することを特徴とす
るシステム。 - 【請求項8】 トリップ信号発生手段はデジタルテスト
電流値がトリップ信号の発生に要する時間を表わすデジ
タルトリップ時間信号を発生させるタイマー手段を含
み、開閉装置は通信手段を介してマスターステーション
手段へ送信されるデジタルトリップ時間信号を含むデジ
タルメッセージを発生する手段を有することを特徴とす
る請求項7のシステム。 - 【請求項9】 マスターステーション手段はマスターモ
ードで通信手段上にメッセージを発信し、開閉装置はス
レーブモードでその固有のアドレスを含むメッセージに
だけ応答してメッセージを返信し、マスターステーショ
ン手段はさらにトリップ信号が発生したことを示す返信
メッセージを受信するとトリップ時間を求めるリクエス
トを送信し、開閉装置はそのリクエストに応答してデジ
タルトリップ時間を含むデジタルメッセージを送信する
ことを特徴とする請求項8のシステム。 - 【請求項10】 複数の開閉装置がそれぞれ固有のアド
レスを有し且つ通信手段によってマスターステーション
手段へ接続され、マスターステーション手段が複数の開
閉装置のうちそれぞれ異なる開閉装置の固有のアドレス
を含むデジタルテストメッセージを送信することを特徴
とする請求項7のシステム。
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