JPH08322011A - 選択記録装置 - Google Patents

選択記録装置

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JPH08322011A
JPH08322011A JP7151141A JP15114195A JPH08322011A JP H08322011 A JPH08322011 A JP H08322011A JP 7151141 A JP7151141 A JP 7151141A JP 15114195 A JP15114195 A JP 15114195A JP H08322011 A JPH08322011 A JP H08322011A
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JP
Japan
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recorded
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lecture
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Application number
JP7151141A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Kondo
誠一郎 近藤
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NIPPON JOHO SYST KK
Original Assignee
NIPPON JOHO SYST KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現象の必要部分のみを現場で選択的に記録で
きる選択記録装置を提供する。 【構成】 選択記録装置は、仮の記録手段10と、保存
用記録手段20と、スイッチ30と、制御手段40と、
仮の記録手段10に画像・音声等のデータを送信する入
力手段50とを備える。仮の記録手段10は、複数個の
バッファメモリを有し、再生機能も有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声や画像を選択的に
記録する装置に係り、更に詳細には、講演等の内容をそ
の場で取捨選択しながら記録できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現象、例えば、講演、授業及び催
し物等の内容を記録し、後日その記録内容を再生して学
習・研究の便に供することが広く行われている。この場
合において、講演等の音声や画像の記録はその現場にビ
デオやテープレコーダ等の記録装置を持ち込んで行わ
れ、記録した内容はそのまま再生され学習等に供される
ことが多かった。なお、本明細書において、「現象」と
は、時系列的に記録される全ての情報(事象)であっ
て、例えば、音声、画像、映像、実験データ、自然現象
及び人工的な現象などをいうものとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置による記録は、その講演等の開始か
ら終了までの全内容を全部記録したものであるため、こ
れを再生するに当たっては記録時間、即ち、講演時間と
ほぼ同一の時間を要することになる。この一方、講演等
の内容には、一般に冗長な部分や必要と思われない部分
が含まれていることも多い。よって、このような全部記
録−全部再生による方式では、学習等についての時間効
率が不十分になり易いという課題があった。また、再生
する際、不必要部分を早送り操作等により跳ばすことも
可能であるが、操作が煩雑である。
【0004】更に、上述のように全部記録した内容を後
日に編集して、記録内容を適切な内容及び時間にするこ
とも可能であるが、講演等が行われている現場で編集す
ることはできず、しかも後日に編集するとしても編集時
間や編集用装置が必要であるため、面倒であるという課
題があった。本発明は、このような従来技術の有する課
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、現象の必要部分のみを現場で選択的に記録できる選
択記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成すべく鋭意研究した結果、仮の記録手段と保存用の記
録手段を設け、これらを適切に制御することにより、上
記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに
至った。従って、本発明の選択記録装置は、現象の音声
及び/又は画像を選択的に記録する装置であって、音声
及び/又は画像を順次記録するバッファを有する仮の記
録手段と、保存用の記録手段と、保存記録の要否を指示
するスイッチ手段と、このスイッチ手段からの要否信号
を時刻毎又は上記バッファのアドレスにより記録し、記
録した要否信号を上記仮の記録手段と保存用の記録手段
に送る制御手段と、を備え、上記任意のバッファに記録
された音声及び/又は画像は、他のバッファの記録中又
は上記現象の消滅後に、上記制御手段からの要否信号に
従って上記保存用の記録手段に選択記録されることを特
徴とする。
【0006】
【作用】本発明の選択記録装置の操作においては、ま
ず、上記スイッチ手段を中立にして現象、即ち、講演等
の内容を見聞してゆく。この際、聞いている講演内容
は、仮の記録手段が有する複数個のバッファのいずれか
1つにリアルタイムで記録されてゆく。そして、今まで
聞いてきた講演部分を必要だと判断した場合には、スイ
ッチ手段を作動させ、その講演部分が必要である旨の
「要」信号を上記制御手段に時刻とともに記録させる。
一方、その講演部分が不要である場合には、スイッチ手
段により、不要である旨の「否」信号を制御手段に時刻
とともに記録させる。
【0007】このように、講演を聞きながらスイッチ手
段を操作し、記録の要否及びその時刻を制御手段に記録
させてゆく。この間、上記バッファには、聞いてきた講
演内容の全てが連続的に記録されてゆくが、そのバッフ
ァの記録容量が満杯になれば、他のバッファに交代され
引き続き連続的に講演内容が記録されてゆくことにな
る。そして、典型的には、他のバッファが講演内容を記
録している間に、上記バッファに記録された講演部分
は、上記制御手段からの要否信号に従って取捨選択さ
れ、必要とされる講演部分のみが保存用の記録手段に記
録される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は、本発明の選択記録装置の一実施例を示すブ
ロック図である。同図において、この選択記録装置は、
仮の記録手段10と、保存用記録手段20と、スイッチ
30と、制御手段40と、仮の記録手段10に画像・音
声等のデータを送信する入力手段50とを備えている。
仮の記録手段10には、複数個のバッファメモリが内蔵
されており、また、本実施例において、仮の記録手段1
0は再生機能をも有する。
【0009】以下、講演を例にとって、この選択記録装
置の使用方法の一例について説明する。まず、スイッチ
30を講演の開始から(中立)の状態にしておく、この
状態においては、制御手段40に要否信号が発信されな
い。一方、講演の内容は、入力装置50を介して仮の記
録手段10のバッファメモリのいずれかに、講演開始か
らリアルタイムで記録されている。
【0010】講演開始から任意時間が経過した時、選択
記録装置の使用者は、今まで聞いてきた講演内容が必要
か否か判断し、必要と判断すればスイッチ30を(要)
に倒し、不必要と判断すれば(否)に倒す。この際、
(要)又は(否)に倒されたスイッチ30は即座に中立
状態に戻る。使用者は、このように選択記録装置のスイ
ッチ30を操作しながら、講演を開始から終了まで見聞
すればよい。
【0011】また、使用者の上述のようなスイッチ操作
に応じて、(要)又は(否)の要否信号がスイッチ30
から制御手段40に発信され、制御手段40ではこれら
要否信号が時刻とともに記録される。但し、要否信号を
バッファメモリのアドレスに対応させて記録させること
も可能である。一方、仮の記録手段10においては、複
数個のバッファメモリに、講演内容の全てが連続的に記
録されて行くが、任意1個のバッファメモリの記録容量
が満杯になれば、他のバッファに自動的に交代され、引
き続き連続的に講演内容が記録されて行くことになる。
そして、典型的には、他のバッファメモリに講演内容が
記録されている間に、上記任意1個のバッファメモリに
記録された内容が再生され、再生された記録内容は制御
手段40からの要否信号従って取捨選択され、必要な講
演部分のみが保存用記録手段20に記録される。
【0012】上述のような機構を図2を用いて説明する
と、講演内容の全てがA〜F部分から成る場合、講演の
全内容A〜Fはバッファメモリ1及び2に連続的に記録
される。即ち、バッファメモリ1の記録容量が満杯にな
ったときには(A〜D)、バッファメモリ2に交代さ
れ、講演内容が引き続き記録される(D〜F)。そし
て、典型的には、講演内容がバッファメモリ2に記録さ
れている間、仮の記録手段10がバッファメモリ1の記
録内容を再生するが、再生は(使用者のスイッチ30の
操作に起因する)制御手段40からの要否信号(図中、
「○」又は「×」で示す)に応じて取捨選択して行われ
るため、B及びC部分のみが保存用記録手段20の保存
用メモリに記録される。次いで、バッファメモリ2も上
述のように再生されるため、結果として、保存用メモリ
には、B、C及びE部分のみが記録されることになる。
【0013】なお、図2に示した例において、バッファ
メモリ1とバッファメモリ2の記録容量の総和(総記録
時間)は、講演時間より長くなっているが、これに限定
されるものではなく、講演時間の方が長くても十分であ
る。このような場合には、バッファメモリ2の記録中
に、バッファメモリ1の記録内容は再生された後、即座
に消去され、バッファメモリ2の記録容量が満杯になっ
た時点からは、再度バッファメモリ1に講演内容が引き
続き記録されることになる。なお、バッファメモリ1が
らバッファメモリ2への交代時においては、バッファメ
モリ1の記録終了より若干前に、バッファメモリ2が作
動するようにしておくと収録ミスが少なくなるので、こ
のように作動するように制御しておくのが好ましい。
【0014】次に、上述の選択記録装置の構成要素につ
いて説明する。まず、仮の記録手段10及び/又は保存
用記録手段20としては、音声・画像などを記録できれ
ば十分であり、例えば、テープレコーダ、ビデオ装置及
びペンレコーダなどを例示できるが、再生機能やコピー
機能を有する必要がある。また、その記録媒体として
は、磁気テープ、ICメモリ及びフレキシブルディスク
等を例示できる。スイッチ30は、「要」又は「否」の
切り換えができるようなものであれば十分であり、従来
公知の切り換えスイッチ等を適用できる。また、制御手
段40が有すべき機能としては、コンピュータが有する
制御機能を挙げることができる。
【0015】以上、本発明を好適実施例により説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の
要旨の範囲内において種々の変形が可能である。例え
ば、バッファメモリが2個のものを例示したが、これに
限定されるものではなく3個以上であってもよい。ま
た、講演時間が1個のバッファメモリの記録容量(時
間)より短い場合には、バッファメモリは1個で十分で
ある。入力手段50は仮の記録手段10などがテープレ
コーダなどであれば必須の要素ではない。また、本発明
の選択記録装置の用途は、講演の収録に限定されるもの
ではなく、バードウォッチング、授業や冠婚葬祭の撮影
などにも使用でき、更には、一旦テープレコーダなどに
記録された講演等を再生しながら、その再生内容を選択
記録することができるのは勿論である。なお、実施例で
は、講演の最後まで選択記録することを記載したが、こ
れに限定されるものではなく、講演の途中で自発的に選
択記録を中止できるのは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仮の記録手段と保存用の記録手段を設け、これらを適切
に制御することとしたため、現象の必要部分のみを現場
で選択的に記録できる選択記録装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の選択記録装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】選択記録の様子を示す概念図である。
【符号の説明】
10 仮の記録手段 20 保存用記録手段 30 スイッチ 40 制御手段 50 入力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現象の音声及び/又は画像を選択的に記
    録する装置であって、 音声及び/又は画像を順次記録するバッファを有する仮
    の記録手段と、保存用の記録手段と、保存記録の要否を
    指示するスイッチ手段と、このスイッチ手段からの要否
    信号を時刻毎又は上記バッファのアドレスにより記録
    し、記録した要否信号を上記仮の記録手段と保存用の記
    録手段に送る制御手段と、を備え、 上記任意のバッファに記録された音声及び/又は画像
    は、他のバッファの記録中又は上記現象の消滅後に、上
    記制御手段からの要否信号に従って上記保存用の記録手
    段に選択記録されることを特徴とする選択記録装置。
  2. 【請求項2】 上記仮の記録手段が2個のバッファを備
    え、各バッファは現象の音声及び/又は画像を交互且つ
    連続的に記録し、一方のバッファが現象の音声及び/又
    は画像を記録している間に、他のバッファに記録された
    音声及び/又は画像が保存用の記録手段に選択記録さ
    れ、次いで、消去されることを特徴とする請求項1記載
    の選択記録装置。
  3. 【請求項3】 上記バッファ及び/又は保存用の記録手
    段の記録媒体が、磁気テープ、ICメモリ又はフレキシ
    ブルディスクであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の選択記録装置。
JP7151141A 1995-05-26 1995-05-26 選択記録装置 Pending JPH08322011A (ja)

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JP7151141A JPH08322011A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 選択記録装置

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ID=15512267

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