JPH08321957A - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

Info

Publication number
JPH08321957A
JPH08321957A JP8065598A JP6559896A JPH08321957A JP H08321957 A JPH08321957 A JP H08321957A JP 8065598 A JP8065598 A JP 8065598A JP 6559896 A JP6559896 A JP 6559896A JP H08321957 A JPH08321957 A JP H08321957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
image recording
data
hue
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8065598A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Takahashi
秋彦 高橋
Naoaki Yorita
直晶 寄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8065598A priority Critical patent/JPH08321957A/ja
Publication of JPH08321957A publication Critical patent/JPH08321957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色相、明度、彩度を全体的でなく選択的に色
調整した場合に、選択された色の境界で色の急激な変化
を生じることなく、また、大きな画像をプリントする場
合でも処理時間がかからないプリント用のカラーデータ
を形成し得るカラー画像記録装置を提供する。 【解決手段】 カラースキャナ等の入力装置のRGB色
分解信号、またはコンピュータによるRGB画像データ
を色相、明度、彩度の各パラメータの範囲に於いて、部
分的に且つ選択的に色調整し印刷するカラー画像記録装
置で、さらに、RGBデータをカラー画像記録装置固有
のデータに変換する際に、マトリックス係数を用いるカ
ラー画像記録装置において予め用意した印画特性データ
と、オペレータの設定した色相、明度、彩度、の各補正
量と各補正範囲の設定値を用いて、均等知覚色空間にお
いて座標変換を行いマトリックス係数を算出し利用する
カラー画像記録装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像記録装
置に関し、更に詳細には、RGB信号に基づいてカラー
印刷を行うためのカラーデータを形成する装置であっ
て、マトリックス係数を使用して色補正を行う記録装置
において、プリント画像の色相、明度、彩度を全体的に
変換するのではなく、選択的に特定の色の調整変更を行
うことができるカラー画像記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マトリックス係数を使用して色補
正を行っているカラー画像記録装置において、プリント
画像の色相、明度、彩度を全体的にではなくて、ある特
定の色調についてのみ調整する場合には、必ず、何らか
の方法により、入力されるデータが、目的とする色調で
あるかどうかを判断してデータを加工することとし、特
定の色についての色補正量を調整する方法をとってい
た。
【0003】即ち、図7に示すように、スキャナーやコ
ンピュータのRGB画像データであるRGB信号に基づ
いて、プリンタにより印刷を行うに際して特定の色を修
正する場合を説明する。この場合、先ずRGB信号に基
づいて各画素の色をCIELABなどの色空間における
座標値に変換する。そして、修正すべき座標値の画素デ
ータは、座標値の修正を施した後、RGB信号に戻し、
更にプリンタ用のY(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)の画像データにテーブル等を用いて変換す
る。そして、このYMC画像データをカラーデータとし
て印刷装置であるプリンタなどに出力することによって
プリントを行うものがあった。
【0004】この場合、RGB信号から変換する色空間
の一種類であるCIELABは、図8に示すように、明
度、彩度、及び、色相で色を表すことができるものであ
る。このCIELABの均等色空間では、L* が明度
を、a* とb*とで彩度を表す。そして図8で矢印が示
す点Xが特定の色の点を表している。この均等色空間で
は、色の色相角H、彩度Cは、それぞれ以下のように表
される。 色相角:H=arctan(b*/a*) 彩度:C=((a*2+(b*21/2 明度:V=L* そして、L*軸方向の明度Vが大きくなるほど明るい色
を示す。即ち、L*軸方向の値が大きいほど明るい色と
いうことになる。又、a* 軸方向やb*軸方向に原点0
から離れるほど、鮮やかな色を示す。即ち、Cの値が大
きくなるほど彩度が大きくなる。
【0005】又、この均等色空間では、a* 軸やb*
の平面を見ると、図9に示すように、円周に渡って、全
ての色合いが、赤、黄、緑、青、というように並ぶこと
になる。尚、図9では、簡単に説明するため、明度の軸
を省略している。そして、各画素のRGB信号に基づい
た色空間の座標を求め、色補正としての座標値の修正を
行うに際しては、CIELABの色空間に限ることな
く、HVCやHLSの色空間を用いることもある。
【0006】また、上述のように、目的となる色調のみ
を補正すると、目的として補正を加えた色調と、目的と
する色調とは異なるために補正を加えなかった色調のも
のとの間に、はっきりとした境界ができることがある。
このようにはっきりとした境界を生じさせないために
は、境界付近の色調の入力信号に対しても、新たな補正
手段を講じる必要が生じる。
【0007】この場合は、図10に示すように、図7に
示した従来の方法を改良し、RGB信号に基づいた色空
間の特定座標値のデータを変換するに際し、座標値の範
囲によって変更量に差を設けるように重み付けを行うも
のである。即ち、特定の範囲の色の修正を行う際、この
特定した色に近似する色にも僅かに修正変更を加えるよ
うにして修正を加える選択範囲を定めるものである。、
このように、選択範囲のデータも修正した後、RGB信
号に戻し、YMC画像データに変換してプリンタにカラ
ーデータを出力することにより、プリントを行うもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】目的とする色調を修正
するに際し、従来例の図7に示した目的の色調のみを修
正する場合には、目的とする色の境界の位置で、急激な
色の変化を生じることがある。このため、色が連続的に
変化する画像を形成している場合には見栄えが悪くなる
ことがあった。また、入力される画像データについて色
調を判断し、それに応じた色補正行うので、画像データ
が大きくなると、処理時間が膨大になる場合があった。
【0009】また、従来例の図10の場合には、図7と
異なり、目的とする色の境界のところで、急激な色の変
化を生じないような処理を施したので、常に見栄えを良
くすることができるものである。しかし、新しい処理を
追加したことにより、従来例の図7に示した処理でも、
変換などの処理に膨大な時間を必要としたのに加えて、
さらに時間をロスするという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は、以上の点を鑑み、色
相、明度、彩度を全体的でなく選択的に色調整した場合
に、選択された色の境界で色の急激な変化を生じること
なく、また、大きな画像をプリントする場合でも処理時
間がかからないプリント用のカラーデータを形成し得る
カラー画像記録装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】カラースキャナ等の入力
装置のRGB色分解信号、またはコンピュータによるR
GB画像データを色調整して印刷するためのカラーデー
タを形成するカラー画像記録装置において、前記カラー
画像印刷装置の印画特性を記録する印画特性データ記録
手段と、オペレータが均等知覚色空間のある色域のみを
選択的に色調整するための色調整設定手段と、当該色調
整設定手段による設定量により前記印画特性データ記憶
手段のデータ値を補正する色調整データ演算手段と、前
記色調整データ演算手段の演算結果と前記印画特性デー
タ記憶手段とを用いて前記RGBデータをカラー画像記
録装置固有のデータに変換するためのマトリックスを算
出するマトリックス係数演算手段とを具備し、前記色調
整データ演算手段が、均等知覚色空間で印画特性データ
のデータ変換を行うことを特徴とするカラー画像記録装
置を提供するものである。
【0012】このように本発明におけるカラー画像記録
装置は、マトリックス係数演算手段を有するものであ
る。従って、全体的な色補正でなくて、選択的色補正に
おける色相、明度、彩度の補正量を含むマトリックス係
数をプリントする以前に算出することができる。また、
これを算出する過程では、色調整設定手段により入力さ
れる選択的色補正における色相、明度、彩度の各補正値
に対して、予め用意した印画特性データに対してのみ色
調整データ演算手段により均等知覚色空間に基づくデー
タ変換を行うことができる。
【0013】従って、印画する画像データが膨大であっ
ても、選択的色補正における色相、明度、彩度の各補正
を、全画像データに対して行う必要がなく、処理時間を
短縮することが可能になった。また、選択された色調と
されていない色調の境界の部分は、RGB信号をカラー
データに変換するためのマトリックス係数で表される関
数により滑らかに変化することができるので、他の選択
的色補正に見られる急激な色調の変化のなく、または、
境界色の処理過程の必要がない簡便な方法をとることが
可能になった。
【0014】又、本発明においては、均等知覚色空間と
してはCIELABもしくはCIELUVを用いること
があり、印画特性データの一方は、XYZ三刺激値もし
くはYxy値であっても良く、また、もう一方の印画特
性データは、カラー画像記録装置固有のデータとしてX
YZ三刺激値などと一組とした印画特性データとするこ
とがある。そして、このカラー画像記録装置固有のデー
タは、プリント方式により異なるが、少なくともY(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の3色の各
色、さらには、K(ブラック)色を加えて4色の各色の
プリントペーパー上での階調に一対一に対応するディジ
タル値とする。
【0015】このように、本発明において均等知覚色空
間をCIELABもしくはCIELUVとすれば、変換
に際して国際規格を用いて容易にRGB信号から色空間
への変換及びRGB信号への戻し変換を行うことができ
る。又、印画特性データの一方としてXYZ三刺激値も
しくはYxy値を用いれば、印刷用のカラーデータの形
成を容易に行うことができ、カラー画像記録装置固有の
データとしてYMC又はYMCKとして階調に一対一対
応のディジタル値とすれば、印刷用のカラーデータを容
易且つ迅速に形成することができ、マトリックスの算出
を容易に行うことができる。
【0016】更に、本発明においては、色調整設定手段
としては、色相、明度、彩度の各パラメータのうち、色
相により選択された範囲の明度と彩度を個別に設定する
ことができるようにし、色調整データ演算手段は、例え
ば、印画特性データの一方であるXYZ三刺激値を均等
知覚色空間に変換し、次に、オペレータの設定した色相
の範囲と、色相、明度、彩度の各補正パラメータによっ
て、各値を変換するものとし、そして再度、均等知覚色
空間からXYZ三刺激値等へ各値を再変換し、最後に、
そのXYZ三刺激値をモニタ用のRGB信号に変換する
各変換部を含むものである。ここで、色調整するための
色相の範囲と、その色相、明度、彩度の各パラメータに
対して、各値を変換する関数は任意とすることができ、
以下のような関数とすることがあり、以下の条件式に該
当するデータのみ変換を行う場合がある。 条件式:360°≧H1≧H≧H2≧0° (但し、H=arctan(b*/a*)) L*=V×l* α*=C×a* β*=C×b**=α*×cos(ΔH×π/180°)−β*×sin
(ΔH×π/180°) B*=α*×sin(ΔH×π/180°)+β*×cos
(ΔH×π/180°) 但し、l*は、変換前L*値であり、L*は、変換後L*
である。
【0017】a*は、変換前a*値であり、A*は、変換
後a*値である。b*は、変換前b*値であり、B*は、変
換後b*値である。H1、H2は、選択された色相の範囲
値である。ΔHは、色相の調整値である。Vは、明度の
調整値である。
【0018】Cは、彩度の調整値である。さらに、マト
リックス係数演算手段では、最小二乗法によりマトリッ
クス係数を算出することが望ましい。尤も、非線形最適
化計算法のうち、どの手法をとるかは任意に定めること
ができる。このように、本発明において、色調整設定手
段として、色相、明度、彩度の各パラメータのうち、色
相により選択された範囲の明度及び彩度を各々別個に設
定することができる色調整設定手段を用いれば、特定の
色の指定が容易に行えると共に変更量の設定も容易に行
うことができる。そして、第一の色変換処理により均等
知覚色空間に変換し、第二の色変換処理により個別に修
正し、第三の色変換処理と第四の色変換処理とによりX
YZ三刺激値に変換し更にRGB信号に変換する色調整
データ演算手段は、RGB信号による色の修正を容易に
目的の色とすることができ、条件式に基づく変換はコン
ピュータによる特定のデータ変更を容易に設定すること
ができるものである。又、最小二乗法を用いてマトリッ
クス係数を求めるマトリックス係数演算手段を使用すれ
ば、適正なマトリックスを迅速に形成することができ
る。
【0019】又、これらのカラー画像補正手段は、カラ
ー熱溶融転写プリンタ、カラー熱昇華型プリンタ、カラ
ーインクジェットプリンタ、電子写真式カラープリンタ
のいずれの方式のカラー記憶装置にも適用できるように
したものであり、全部を画像データを形成するコンピュ
ータに組み込む場合、又は、全部又は一部をプリンタに
組み込む場合がある。
【0020】このようにカラー画像記録装置を画像デー
タを形成するコンピュータに組み込めば、画像データに
よりCRTに映像を表示するのみでなく、カラー印刷も
可能なコンピュータとすることができ、全部をプリンタ
に組み込めば、RGB信号により迅速なカラー印刷が可
能なプリンタとすることができるものであって、一部を
プリンタに組み込めば、小型のプリンタ外部部品として
プリンタとの組み合わせを容易とすることができるもの
である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係るカラー画像記録装置
の実施の形態としての色処理の全体的フローを図3に示
す。このカラー画像記録装置は、図3に示したように、
コンピュータのRGB画像データや、スキャナー等のR
GB色分解信号等のRGB信号(a1)に対し、第1の処
理としてγ処理をする(a2)ものである。これは、通
常、モニタの特性を補正するために予め約0.45乗さ
れているRGB入力信号を、再度、γ処理してオリジナ
ル画像と同じ階調特性にするために行われる。また、予
めγ処理されていない信号に対しては、モニタの特性と
同じγを乗じることで、モニタと同じ階調特性になるよ
うな処理を行う。ここで、必要があれば第2の処理であ
るマスキング処理(a3)の前に、輝度−濃度変換を行っ
ても良い。一般的には、この処理を行うことで、マスキ
ング処理の精度を上げることができる。第2の処理であ
るマスキング処理(a3)は、一般的に行われている手法
であり、印刷に使用する三原色色素の不要吸収特性や記
録紙とインクの印画特性(バックトラップ等)を補正す
るためのものである。この処理としては、3×3の線形
変換のマトリックス演算が、最も単純であり、使用され
ることが多い。尤も、インクの相加則不軌、比例則不軌
等も生じるので、3×9、3×10等の非線形なマトリ
ックス演算も提案されており、この処理は従来と同様で
ある。
【0022】そして、本発明の実施の形態としては、こ
こで使用されるマトリックス係数を求める手段を具備す
るカラー画像記録装置であり、図1、図2を用いて詳細
に説明する。図2は、オペレータが、色調整設定手段に
より、色相、明度、彩度の各調整量と、色空間内の調整
を施したい範囲を選定した場合の、色調整の処理フロー
を示している。本実施の形態では、図1に示したよう
に、色相、明度、彩度の色調整量とその範囲を設定し
(c1)、設定した指定範囲に対してマトリックス係数を
マトリックス係数演算手段で算出する(c4)とき、予め
用意した印画特性データ記憶手段に記憶した印画特性デ
ータ(c3)を使用することを特徴としている。なおここ
で、図1、図2の例では、色調整量とその範囲の設定
(c1)で、色相の範囲のみ指定しているが、図4に示す
ように、色相ボタン10により調整する色相を定め、彩度
変更バー14や明度変更バー16などにより、彩度や明度の
指定をしても良い。
【0023】実際には、印画特性データ(c3)を予め用
意するために、任意の100個のデータをプリンタで印
画し、出力結果を分光光度計により測定した。このとき
の測定条件は、株式会社村上色彩研究所のCMS−35
SPによるCの標準光を用い、2°視野、0−dの条件
の下で行った。そして、この測定結果とプリンタの入力
信号とを対応させることにより、印画特性データとし
て、XYZ三刺激値とYMC内部データ(プリンタの階
調を制御するデータ)とを対として、100個の一対の
印画特性データを求めて印画特性データ記憶手段に記憶
させた。尚、このデータはCIELAB色空間に、均等
に位置している色のデータとすることが望ましい。ま
た、実用上可能な限り個数が多い方が望ましく、結果と
して、色再現性のよい良好な画像をえることができる。
但し、印画特性データの個数が多いほど、マトリックス
を算出する処理時間に時間を要し、また、データを記憶
するメモリ容量が大きくなる。
【0024】そして、印画特性データ記憶手段に記憶さ
せた印画特性データ(c3)と、色調整設定手段による、
色相、明度、彩度の色調整量と色相の範囲の設定(c1)
とにより、色調整データの演算処理(c2)を色調整デー
タ演算手段により行い、結果として、図3のマスキング
処理で使用するマトリックス係数を得るものである。こ
の色調整データの演算処理(c2)については、図2を用
いて更に具体的に述べる。
【0025】図2は、色調整データ演算手段の処理フロ
ーを示しているものであり、前述したように、本実施例
では、図1の印画特性データ(c3)としては、100個
のXYZ三刺激値(b1−1)とYMC内部データ(b1−2)
の組をもって形成している。従って、この色調整データ
演算手段では、先ず、100個のXYZ三刺激値(b1−
1)をそれぞれCIELABに第一の色変換処理により変
換処理する(b2)。変換式は、JIS Z8729によ
る。これらを、L* 、a* 、b* とする。
【0026】次に、色相、明度、彩度の色調整量と色相
の範囲の設定(c1)により決定した色相、明度、彩度の
各調整値ΔH、V、Cと色相の範囲値H1 、H2 を用い
て、以下の数式に従って、新しくL* 、a* 、b* に第
二の色変換処理により変換する(b3)。但し、印画特性
データb1−1の内、以下の条件式に該当するデータのみ
変換を行う。 条件式:360°≧H1≧H≧H2≧0° (但し、H=arctan(b*/a*)) L*=V×l* α*=C×a* β*=C×b**=α*×cos(ΔH×π/180°)−β*×sin
(ΔH×π/180°) B*=α*×sin(ΔH×π/180°)+β*×cos
(ΔH×π/180°) 次に、これら新しいL* 、a* 、b* 値をXYZ三刺激
値に第三の色変換処理により変換する(b4)ものとす
る。変換式はJIS Z8729による。
【0027】更に、第四の色変換処理によりモニタのR
GB値に変換する(b5)。ここでは、印画特性データの
測定と同じ環境の下で見た場合を想定して、NTSCの
RGB特性を考慮した。変換式は、図2に示す。尚、H
VC色空間やHLSなどの色空間を用いる場合も同様
に、色相を特定し、色相、明度、彩度の調整量を設定し
て変換するものである。
【0028】次に、結果とし得られる100組のRGB
信号のデータをそれぞれ輝度−濃度変換する。変換式
は、-LOG(R/255)、-LOG(G/255)、-LOG(B/
255)を使用したが、図3で実際に使用する輝度−濃
度変換を使用するべきである。対数関数を使用したが、
テーブルを用いて変換してもよい。次に、マトリックス
係数演算手段によりこの計算結果を行列〔XX〕とし
(b6)、YMC内部データ(b1−2)を行列〔YY〕とし
(b7)て、〔YY〕=〔A〕×〔XX〕となるような行
列〔A〕を求める(b8)。方法としては、100個のデ
ータに対して〔YY〕の誤差が最小となるように最小二
乗法を用いて行った(b9)。また、この場合、最小二乗
法を使用したが、他の非線形最適化計算法によっても良
い。
【0029】これのようにして、図3のマスキング処理
用のマトリックス係数を求める(b10)ことができ、この
マトリックスによりRGB信号をYMC画像データに変
換して印刷を行うものである。本実施例として図3は、
YMC3色の場合について記述したがYMCKの4色の
場合についても、同様に処理できるものである。
【0030】即ち〔YY〕=〔A〕×〔XX〕として
〔A〕を求めるところまでは同様であり、ここで、前記
実施例は、〔YY〕=〔YMC〕とし、基本的には、Y
MC各色に一対一に対応した値で、各色のプリントを行
った。しかし、YMCK4色の場合には、K(ブラッ
ク)色をYMCの値から決定して、YMCK4色のプリ
ントを行ものであり、例えば、以下のような変換式を使
用するものである。その際、元のYMC値は、その分小
さくする。
【0031】
【数1】
【0032】つまり、YMCK4色のプリント装置に対
しても、全く同様な計算処理を行うことができることに
なる。この計算処理は、カラー画像記録装置が接続され
るホストコンピュータにより行うことができ、一部また
は、全部をプリンタに組み込んだカラー画像記録装置と
し、カラー画像記録装置側で行うこともできる。
【0033】図5は、カラー画像記録装置のシステム構
成例を示すブロック図である。この実施の形態では、コ
ンピュータ部とプリンタ部とに分けている。そして、コ
ンピュータ部とプリンタ部とのデータの受け渡しは、I
/O(4e)とI/O(4d)とを介して行うものである。
コンピュータ部に設けたCPU(1e)は、コンピュータ
部の各部の制御及び演算処理を行うための手段である。
プリンタ部に設けたCPU(1d)は、プリンタ部の各部
の制御及び演算処理を行うための手段である。
【0034】コンピュータ部とプリンタ部とで同じ名称
のものは、同じ働きをする。同じ名称のものは、コンピ
ュータ部とプリンタ部との何れか一方にあれば足りるも
のである。コンピュータ部のROM1(2e-1)は処理前
の印画特性データc3を格納するためのものである。印
画特性データc3の全ての色のデータは、XYZ三刺激
値とYMC内部データとの一対によって構成されてい
る。ROM2(2e-2)は、色調整データ演算処理c2とマ
トリックス演算処理c4の各プログラムを格納するため
のものである。ROM3(2e-3)は、RGBデータをY
MC内部データに変換するプログラムを格納するための
ものである。RGBデータをYMC内部データに変換す
るプログラムとは、図3のa2、a3、a4の処理を行う
プログラムである。
【0035】操作装置(5e)は、オペレータが各種設定
を入力するための機器であり、色調整設定手段とするも
のである。操作装置の例としては、キーボードやマウス
などがある。RAM0(3e-1)には、スキャナーなどの
RGB色分解信号や、コンピュータのRGB画像データ
が格納されている。
【0036】RAM1(3e-2)とRAM2(3e-3)とはC
PU(1e)が実行するプログラムの作業領域である。R
AM1(3e-2)は、ROM1(2e-1)とROM2(2e-2)
とのプログラムによる処理をCPU(1e)が行う作業領
域である。RAM2(3e-3)は、ROM3(2e-3)のプロ
グラムによる処理をCPU(1e)が行う作業領域であ
る。
【0037】尚、コンピュータ部とプリンタ部とで番号
のRAMやROMは同じ働きをするものであり、コンピ
ュータ部とプリンタ部との何れか一方に設ければ足り、
ROMやRAM、及び、操作装置を全て一方に集める場
合は、CPUも一方に設ければ足りるものである。そし
て、このシステムの操作としては、図1に示したc1の
処理で、オペレータの色相、明度、彩度の色調整、及
び、色相の範囲の設定を受け付けるものである。この設
定は図4に示した設定画面により行うものである。
【0038】オペレータは、操作装置(5e)を操作する
ことにより、色相の指定や明度及び彩度の指定などの各
設定を行う。即ち、マウスで色相ボタン10をクリックす
ることにより色相を選択する。赤色相ボタン10rは赤色
付近の色相を選択するためのボタンである。黄色相ボタ
ン10yは黄色付近の色相を選択するためのボタンであ
る。緑色相ボタン10gは緑色付近の色相を選択するため
のボタンである。青色相ボタン10bは青色付近の色相を
選択するためのボタンである。図4は赤色付近の色相が
選択された場合を示している。この場合は、図6に示し
たように、H1からH2までの間の赤に近い色相が選択さ
れる。同様にして、黄、緑、青、のそれぞれの色相をオ
ペレータが選択することができる。
【0039】次に、オペレータは、色相、明度、彩度の
色調整を行う。具体的には、次のように行う。色相を変
化させる場合は、色相変更欄11に均等色空間において色
相を何度だけ変化させるかを入力する。図4において
は、15度が入力されている。この装置において、15
度が入力されると、色相が原点Oを中心に右回りに15
度だけ回転することを示す。図4においては、赤色が選
択されているので、赤の色相が赤紫の色相に変化させら
れる。
【0040】又、色相変更バー12をマウスにより左右に
移動させることによっても、同様に変更することができ
る。この場合は、色相変更バー12に応じて、色相変更欄
11に表示される値も変化する。次に彩度を変化させる場
合について説明する。彩度変更欄13に均等色空間におい
て彩度をどの程度変化させるかを入力する。入力した値
がプラスであると彩度が大きくなり、入力した値がマイ
ナスであると彩度が小さくなる。入力した値の絶対値が
彩度の変化量に相当する。
【0041】又、彩度変更バー14をマウスにより左右に
移動させることによっても、同様に変更させることがで
きる。この場合は、彩度変更バー14に応じて、彩度変更
欄13に表示される値も変化する。次に、明度を変化させ
る場合について説明する。明度変更欄15に均等色空間に
おいて明度をどの程度変化させるかを入力する。入力し
た値が大きくなると明度が大きくなり、入力した値が小
さくなると明度が小さくなる。
【0042】又、明度変更バー16をマウスにより左右に
移動することによっても、同様に変更することができ
る。この場合は、明度変更バー16に応じて明度変更欄15
に表示される値も変化する。図1のc2の処理は、図2
のb1-1からb4までの処理に対応する。又、図1のc4
の処理は、図2のb5からb10までの処理に対応するも
のである。
【0043】図2のb1-1では、印画特性データの内、
XYZ三刺激値の部分だけをRAM1にロードする。b2
ではメモリ1において、印画特性データをXYZ三刺激
値から、均等色空間(CIELAB)の対応するデータ
に変換する。b3では、c1における設定に基づいて、均
等色空間(CIELAB)を変換する。尚、この変換
は、オペレータの設定と逆方向に均等色空間を変換す
る。例えば、図4に示すように、色相を15度右回りに
変換しようとオペレータが望む場合は、図6に示すよう
に、左回りにΔH=15゜だけ回転移動させる。このよ
うに設定することによって、図2のb9の演算におい
て、オペレータが望むような色相とすることのできるマ
トリックス係数Aを得ることができる。
【0044】同様に、c1において彩度がプラスに設定
さると、b3ではマイナスに均等色空間を変換する。
又、c1において彩度がマイナスに設定さると、b3では
プラスに均等色空間を変換する。同様に、c1において
明度がより大きな値に設定さると、b3ではより小さな
値になるように均等色空間を変換する。又、c1におい
て明度がより小さな値になるように設定さると、b3で
はより大きな値になるように均等色空間を変換する。
【0045】そして、b9で算出されたマトリックス係
数Aは、RAM2に記憶するものである。図3は、実際
に印刷する場合のCPUの制御を示すフローチャートで
ある。ROM3のプログラムに従って、CPUはa2の処
理をした後、a3の処理においてマトリックス係数Aを
掛けることにより、入力されたRGBデータをYMCデ
ータに変換する。この処理は、マトリックス係数Aが記
憶されているRAM2において処理される。この変換さ
れたYMCデータはプリンタ部のハードウエア6に出力
される。従って、プリント出力a5が得られる。
【0046】この実施の形態においては、印画特性デー
タによりRGB信号をYMC画像データであるカラーデ
ータに変換するためのマトリックス係数を印画特性デー
タと色調整設定手段からのパラメータにより予め求める
ことができ、このマトリックス係数は、特定の色調を設
定量だけ調整変更すると共に特定の色調に近似する色調
も近似の度合に応じて調整したカラーデータとするマト
リックスとなる故、このマトリックスを用いて従来と同
様にRGB信号をカラーデータに変換するのみで選択さ
れた色調を修正した印刷が可能となり、データ量が多い
画像データにより印刷を行う場合でも、従来の方法に比
較して短い演算時間で、良好な色相、明度、彩度の選択
的色調整を実現することができるカラー画像記録装置と
することができた。
【0047】以上のように、このカラー画像記録装置に
よれば、RGB信号からカラーデータを形成するための
マトリックス係数をマトリックス係数演算手段により形
成して変換を行う故、選択的色補正により色相、明度、
彩度を調整するカラー画像記録装置において、処理時間
を増大させることなく、また、選択された色調の境界に
おいて色のつながりの良好な、十分に色再現性の良いカ
ラー画像を記録することができる。
【0048】さらに、元々、マトリックス係数を使用し
て色再現を行っているシステムであれば、簡便な方法に
よりこの色調整機能を追加したカラー画像記録装置とす
ることができるという利点もある。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、選択的色
補正により色相、明度、彩度を調整するカラー画像記録
装置において、処理時間を増大させることなく、また、
選択された色調の境界において色のつながりの良好な、
十分に色再現性の良いカラー画像を記録することができ
る。さらに、元々、マトリックス係数を使用して色再現
を行っているシステムであれば、簡便な方法によりこの
色調整機能を追加することができるという効果もある。
【0050】そして、請求項2に記載の発明は、国際規
格に基づいて変換を容易に行うことができ、マトリック
スの算出を容易とし、請求項3及び請求項4に記載の発
明は、印刷に適したカラーデータを形成するのに適した
マトリックスを形成することができるものである。又、
請求項5に記載した発明は、色修正の設定が容易であ
り、請求項6及び請求項7に記載した発明は、色修正を
迅速容易に行ってマトリックスの演算を行うことがで
き、請求項8に記載した発明は、適正な変換マトリック
スを容易に算出することができるものである。
【0051】そして、請求項9に記載した発明は、CR
T表示と共にカラー印刷が可能なコンピュータとするこ
とができ、請求項10に記載の発明は、画像処理装置な
どのRGB信号に基づいた印刷を容易に色調整可能と
し、且つ、迅速な印刷が可能なプリンタとすることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像記録装置における処理
フローに一例を示す図。
【図2】本発明に係るカラー画像記録装置における詳細
な処理フローを示す図。
【図3】本発明に係るカラー画像記録装置の色処理のフ
ローを示す図。
【図4】本発明に係るカラー画像記録装置の表示画面の
一例を示す図。
【図5】本発明に係るカラー画像記録装置の一例を示す
ブロック図。
【図6】均等色空間における座標値修正の例を示す図。
【図7】従来のカラー画像記録における処理フローの一
例を示す図。
【図8】CIELAB表色系の空間を示す図。
【図9】CIELAB表色系の色配置を示す図。
【図10】従来のカラー画像記録における他の処理フロ
ーの例を示す図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラースキャナ等の入力装置のRGB色
    分解信号、またはコンピュータによるRGB画像データ
    などのRGB信号を色調整して印刷するためのカラーデ
    ータを形成するカラー画像記録装置において、 前記カラー画像を印刷する装置の印画特性を記録する印
    画特性データ記録手段と、オペレータが均等知覚色空間
    のある色域のみを選択して色調整を決定するための色調
    整設定手段と、当該色調整設定手段による設定量により
    前記印画特性データ記憶手段のデータ値を補正する色調
    整データ演算手段と、前記色調整データ演算手段の演算
    結果と前記印画特性データ記憶手段のデータとを用いて
    前記RGB信号をカラー画像記録装置固有のデータに変
    換するためのマトリックスを算出するマトリックス係数
    演算手段と、を具備し、前記色調整データ演算手段が、
    均等知覚色空間で印画特性データのデータ変換を行うこ
    とを特徴とするカラー画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー画像記録装置に
    おいて、 前記均等知覚色空間が、CIELABまたはCIELU
    V表色系であることを特徴とするカラー画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のカラー画
    像記録装置において、 印画特性データの一方が、XYZ三刺激値もしくはYx
    y値であり、他方が、カラー画像記録装置固有のデータ
    であり、この両方を1組として記憶することを特徴とす
    るカラー画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    カラー画像記録装置において、 カラー画像記録装置固有のデータは、少なくともY(イ
    エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)3色の各色、
    又は、さらにK(ブラック)色を加えて4色のプリント
    ペーパー上での階調に一対一に対応するディジタル値で
    あることを特徴とするカラー画像記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    カラー画像記録装置において、 均等知覚色空間のある色域のみを選択的に色調整するた
    めの、前記色調整設定手段が、色相、明度、彩度の各パ
    ラメータのうち、色相と、色相により選択された範囲の
    明度と彩度とを個別に設定することができることを特徴
    とするカラー画像記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の
    カラー画像記録装置において、 前記色調整データ演算手段が、XYZ三刺激値等を均等
    知覚色空間に変換する第一の色変換処理と、色相、明
    度、彩度の各パラメータに従って、選択された範囲を個
    別に変換する第二の色変換処理と、知覚均等色空間から
    XZ三刺激等へ変換する第三の色変換処理と、XYZ三
    刺激値等からモニタRGB信号に変換する第四の色変換
    処理とを逐次連続して行うことを特徴とするカラー画像
    記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカラー画像記録装置に
    おいて、 色相、明度、彩度の各パラメータにより選択された範囲
    を変更する色調整データ演算手段の第二の色変換処理
    は、以下の条件式に該当するデータのみ変換を行うこと
    を特徴としたカラー画像記録装置。 条件式:360°≧H1≧H≧H2≧0° (但し、H=arctan(b*/a*)) L*=V×l* α*=C×a* β*=C×b**=α*×cos(ΔH×π/180°)−β*×sin
    (ΔH×π/180°) B*=α*×sin(ΔH×π/180°)+β*×cos
    (ΔH×π/180°) 但し、l*は、変換前L*値であり、L*は、変換後L*
    である。a*は、変換前a*値であり、A*は、変換後a*
    値である。b*は、変換前b*値であり、B*は、変換後
    *値である。H1、H2は、選択された色相の範囲値で
    ある。ΔHは、色相の調整値である。Vは、明度の調整
    値である。Cは、彩度の調整値である。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の
    カラー画像記録装置において、 前記マトリックス係数演算手段が、最小二乗法を用いて
    マトリックス係数を求めることを特徴とするカラー画像
    記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の
    カラー画像記録装置において、 印画特性データ記憶手段、色調整量設定手段、色調整デ
    ータ演算手段、マトリックス係数演算手段の全てを画像
    データを形成するコンピュータに組み込んだことを特徴
    とするカラー画像記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項8の何れかに記載
    のカラー画像記録装置において、 印画特性データ記憶手段、色調整量設定手段、色調整デ
    ータ演算手段、マトリックス係数演算手段のうち、全て
    あるいは一部をプリンタに組み込んだことを特徴とする
    画像記録装置。
JP8065598A 1995-03-23 1996-03-22 カラー画像記録装置 Pending JPH08321957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8065598A JPH08321957A (ja) 1995-03-23 1996-03-22 カラー画像記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6325195 1995-03-23
JP7-63251 1995-03-23
JP8065598A JPH08321957A (ja) 1995-03-23 1996-03-22 カラー画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08321957A true JPH08321957A (ja) 1996-12-03

Family

ID=26404333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8065598A Pending JPH08321957A (ja) 1995-03-23 1996-03-22 カラー画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08321957A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005244A (ja) * 1999-05-14 2001-01-12 Xerox Corp カラープリンティング装置用制御システム
US7474446B2 (en) 2003-12-03 2009-01-06 Seiko Epson Corporation Color reduction processing apparatus, printer control device, color reduction method, and printer control method
US7800781B2 (en) 2006-06-23 2010-09-21 Fujitsu Limited Recording medium and color adjusting apparatus
US8411945B2 (en) 2008-12-25 2013-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8428351B2 (en) 2008-12-24 2013-04-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8787665B2 (en) 2008-12-24 2014-07-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001005244A (ja) * 1999-05-14 2001-01-12 Xerox Corp カラープリンティング装置用制御システム
JP4619484B2 (ja) * 1999-05-14 2011-01-26 ゼロックス コーポレイション カラープリンティング装置用制御システム
US7474446B2 (en) 2003-12-03 2009-01-06 Seiko Epson Corporation Color reduction processing apparatus, printer control device, color reduction method, and printer control method
US7800781B2 (en) 2006-06-23 2010-09-21 Fujitsu Limited Recording medium and color adjusting apparatus
US8428351B2 (en) 2008-12-24 2013-04-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8705858B2 (en) 2008-12-24 2014-04-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8787665B2 (en) 2008-12-24 2014-07-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
US8411945B2 (en) 2008-12-25 2013-04-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5710872A (en) Color image recording device, system, and method
EP1821518B1 (en) Personalized color reproduction
US5317425A (en) Technique for use in conjunction with an imaging system for providing an appearance match between two images and for calibrating the system thereto
US6421141B2 (en) Image process apparatus and method
US7251058B2 (en) Method for generating customized ink/media transforms
US7944594B2 (en) Image processing device and an image processing method for curbing the amount of color material consumed and suppressing a deterioration in image quality
US6897988B1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium for color matching
US6262810B1 (en) Digital imaging color calibration
US6476793B1 (en) User interactive copy processing for selective color conversion or adjustment without gradation loss, and adjacent non-selected-color areas are not affected
EP0720352B1 (en) Selective colour correction apparatus
JPH08191400A (ja) カラー画像の色調整方法及び装置
US9396419B2 (en) Data-processing apparatus generating color conversion data
US7456997B2 (en) Color management
US7352489B2 (en) Color error diffusion method for multi-level output device
JP4944677B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム
JPH08321957A (ja) カラー画像記録装置
JP2006033844A (ja) 電子印刷用色補正システムおよび方法
JPH07177367A (ja) カラー画像記録装置
US7616345B2 (en) Method for transforming a digital image from a first to a second colorant space
JP4853296B2 (ja) 色変換装置、色変換方法、色変換プログラム、色変換係数作成装置、色変換係数作成方法、及び色変換係数作成プログラム
JPH08163387A (ja) カラー画像記録装置およびカラー画像記録システム
JP2000184221A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP4692603B2 (ja) プロファイル補正装置、プロファイル補正プログラム及びプロファイル補正方法
EP1422665B1 (en) Method and apparatus for converting image color values from a first to a second color space
JPH06326861A (ja) 色変換パラメータ設定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060105