JPH08321590A - 半導体記憶装置のレイアウト方法、半導体記憶装置およびこれを用いたマイクロコンピュータ - Google Patents

半導体記憶装置のレイアウト方法、半導体記憶装置およびこれを用いたマイクロコンピュータ

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JPH08321590A
JPH08321590A JP7126077A JP12607795A JPH08321590A JP H08321590 A JPH08321590 A JP H08321590A JP 7126077 A JP7126077 A JP 7126077A JP 12607795 A JP12607795 A JP 12607795A JP H08321590 A JPH08321590 A JP H08321590A
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JP
Japan
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semiconductor memory
memory device
unit
unit memory
memory blocks
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JP7126077A
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Kazuyoshi Shiba
和佳 志波
Noriyuki Yabuoshi
法之 藪押
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積度を向上させるとともに、ワード線を低
抵抗化してアクセスの向上を可能とすることができる半
導体記憶装置のレイアウト技術を提供する。 【構成】 上側および下側が選択トランジスタで挟まれ
た複数のメモリセルを単位メモリブロックとし、この単
位メモリブロックを配列して構成されるマスクROMで
あって、列方向に配列された2つの単位メモリブロック
間において、上側(または下側)の選択トランジスタS
T1〜ST6または下側(または上側)の選択トランジ
スタST7〜ST12を挟んで上下対称位置にある複数
のメモリセルM1〜M20の対応されるワード線WL1
〜WL4がそれぞれ共通に接続され、この共通に接続さ
れたそれぞれのワード線WL1〜WL4は、このワード
線WL1〜WL4と異なる層に形成される配線、すなわ
ちAL2層の配線により裏打ちされてレイアウトされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置技術に
関し、特にマスクROMまたはフラッシュメモリ(EE
PROM)などのレイアウトにおいて、集積度およびア
クセスの向上に好適な半導体記憶装置のレイアウト方
法、半導体記憶装置およびこれを用いたマイクロコンピ
ュータに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、発明者が検討した技術とし
て、半導体記憶装置の一例としてのマスクROMには、
クロスポイント型と呼ばれるマスクROMがある。この
構造において、メモリブロックは上側および下側を選択
トランジスタで挟まれた複数のメモリセルから構成さ
れ、このメモリセルにおけるそれぞれのトランジスタの
ドレインとソースは副ビット線で構成され、このビット
線と直交する方向にワード線が構成されている。
【0003】なお、このようなマスクROMなどの半導
体記憶装置に関する技術については、たとえば昭和59
年11月30日、株式会社オーム社発行、社団法人電子
通信学会編の「LSIハンドブック」P485〜P53
3などの文献に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
なクロスポイント型マスクROMにおいては、各メモリ
ビット毎にコンタクトを必要としないのでメモリセルサ
イズが小さくでき、集積度を向上させることができる。
すなわち、この集積度を向上させるために、ワード線の
線幅/間隔は最小ピッチで形成されている。
【0005】一方、ワード線を低抵抗化する方法とし
て、ワード線と異なる層の配線で裏打ちする方法が考え
られるが、この場合にはトランジスタのゲートとコンタ
クトホール間またはスルーホールと裏打ちのための配線
間に余裕が必要であり、そのためにワード線の間隔を広
くする必要がある。
【0006】従って、前記のようなマスクROMにおい
ては、ワード線の間隔が狭いために異なる層の配線で裏
打ちすることができず、よってワード線の低抵抗化がで
きないためにアクセスの高速化が困難となっている。
【0007】また、このクロスポイント型マスクROM
では、たとえば上側および下側に2つずつの選択トラン
ジスタが必要であるために、ワード線の線幅/間隔の最
小ピッチ化とは異なる観点において、この選択トランジ
スタを選択するための選択線の数も集積度の向上を妨げ
る要因となっている。
【0008】そこで、本発明の目的は、上下対称位置に
あるメモリセルのワード線を共通にして裏打ちすること
によって、集積度を向上させるとともに、ワード線を低
抵抗化してアクセスの向上を可能とすることができる半
導体記憶装置のレイアウト方法、半導体記憶装置および
これを用いたマイクロコンピュータを提供することにあ
る。
【0009】また、本発明の他の目的は、ワード線のレ
イアウトとは異なる観点において、選択トランジスタを
選択するための選択線の数を低減して集積度を向上させ
ることができる半導体記憶装置のレイアウト方法、半導
体記憶装置およびこれを用いたマイクロコンピュータを
提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、本発明の半導体記憶装置のレイ
アウト方法は、上側および下側が選択トランジスタで挟
まれた複数のメモリセルによる単位メモリブロックを配
列して構成される半導体記憶装置に適用されるものであ
り、前記単位メモリブロックを上側または下側の選択ト
ランジスタを挟んで上下対称位置に配列し、この上下対
称位置に配列された2つの単位メモリブロック間におい
て、上側または下側の選択トランジスタを挟んで上下対
称位置にある複数のメモリセルの対応されるワード線を
それぞれ共通に接続してレイアウトするものである。
【0013】この場合に、前記共通に接続されたそれぞ
れのワード線を、このワード線と異なる層に形成される
配線で裏打ちしてレイアウトするようにしたものであ
る。
【0014】また、他の半導体記憶装置のレイアウト方
法は、前記上下対称位置に配列された2つの単位メモリ
ブロック間において、この2つの単位メモリブロック間
の外側にそれぞれ配列される選択トランジスタの選択線
を1段に共通にしてレイアウトするものである。
【0015】この場合に、前記2つの単位メモリブロッ
ク間の内側に配列される選択トランジスタのソース線
を、このソース線と異なる層に形成される配線でワード
線と平行にレイアウトするようにしたものである。
【0016】さらに、本発明の半導体記憶装置は、複数
のメモリセルのワード線抵抗を小さくするために、上側
または下側の選択トランジスタを挟んで上下対称位置に
ある複数のメモリセルの対応されるワード線をそれぞれ
共通に接続し、かつこの共通に接続されたそれぞれのワ
ード線をこのワード線と異なる層に形成される配線で裏
打ちするものである。
【0017】また、他の半導体記憶装置は、選択トラン
ジスタの選択線の数を減らすために、2つの単位メモリ
ブロック間の外側にそれぞれ配列される選択トランジス
タの選択線を1段に共通とし、かつ内側に配列される選
択トランジスタのソース線を、このソース線と異なる層
に形成される配線でワード線と平行に取り出すものであ
る。
【0018】特に、前記半導体記憶装置を、クロスポイ
ント型のマスクROMまたはフラッシュメモリなどの不
揮発性メモリとするものである。
【0019】また、本発明のマイクロコンピュータは、
前記半導体記憶装置の他に、中央処理装置およびその周
辺回路を搭載するものである。
【0020】
【作用】前記した半導体記憶装置のレイアウト方法、半
導体記憶装置およびこれを用いたマイクロコンピュータ
によれば、メモリセルにおけるそれぞれのトランジスタ
のゲートに接続されるワード線のレイアウトにおいて、
選択トランジスタを挟んで上下対称位置にあるワード線
を共通にしてAL2層の配線で裏打ちすることにより、
集積度を向上させるとともに、ワード線を低抵抗化する
ことができ、これによってメモリセルに対するアクセス
を向上させることができる。
【0021】また、選択トランジスタのゲートに接続さ
れる選択線のレイアウトにおいて、この選択トランジス
タのソース線をAL2層の配線によりワード線方向に取
り出すことにより、選択トランジスタを上側(または下
側)で1段、下側(または上側)に2段にして選択線の
数を少なくすることができ、これによってメモリブロッ
ク、さらには半導体記憶装置の集積度を向上させること
ができる。
【0022】これにより、半導体記憶装置、特にマスク
ROMまたはフラッシュメモリ、さらにこれを搭載した
マイクロコンピュータなどのレイアウトにおいて、集積
度およびアクセスの向上が可能とされるレイアウト設計
を行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
る半導体記憶装置の要部を示すチップ構成図、図2は本
実施例の半導体記憶装置におけるメモリセルの接続を示
す回路図、図3は本実施例において、メモリセルの概略
レイアウトを示す説明図、図4は異なる層の配線による
裏打ちの方法を示す説明図である。
【0025】まず、図1により本実施例の半導体記憶装
置の要部構成を説明する。
【0026】本実施例の半導体記憶装置は、たとえば上
側および下側が選択トランジスタで挟まれた複数のメモ
リセルを単位メモリブロックとし、この単位メモリブロ
ックを行方向または列方向に配列して構成されるマスク
ROMとされ、このメモリマトリックスMemory
Matrixの周辺は、行アドレスバッファXADB、
行アドレスデコーダXDCR、データレジスタ&センス
アンプ共用回路DR&SA、列ゲートアレイ回路YG、
列アドレスバッファYADB、列アドレスデコーダYD
CRなどから構成されている。
【0027】このマスクROMにおける基本動作は、ア
ドレス信号AXが入力される行アドレスバッファXAD
B、行アドレスデコーダXDCRを介して行方向のアド
レスを指定し、一方列方向については、アドレス信号A
Yが入力される列アドレスバッファYADB、列アドレ
スデコーダYDCRを介して列ゲートアレイ回路YGに
よって列方向のアドレスを指定し、メモリマトリックス
Memory Matrixの任意のメモリセルが選択
される。
【0028】そして、読み出し時には、行方向および列
方向の指定によって選択されたメモリセルのデータが、
データレジスタ&センスアンプ共用回路DR&SAで検
出・増幅され、さらに出力バッファ回路を介して外部端
子より出力データとして読み出されるようになってい
る。
【0029】このメモリマトリックスMemory M
atrixは、上側および下側が選択トランジスタで挟
まれた複数のメモリセルが単位メモリブロックとされ、
この単位メモリブロックが行方向または列方向に配列さ
れて構成されている。すなわち、図2に示すように、た
とえば2つの単位メモリブロックが列方向において、上
段のメモリブロックでは下側の選択トランジスタST7
〜ST12、下段のメモリブロックでは上側の選択トラ
ンジスタST7〜ST12を挟んで上下対称位置に配列
されている。
【0030】そして、この2つの単位メモリブロック間
において、上側(または下側)の選択トランジスタST
1〜ST6または下側(または上側)の選択トランジス
タST7〜ST12を挟んで上下対称位置にある複数の
メモリセルM1〜M20の対応されるワード線WL1〜
WL4がそれぞれ共通に接続され、この共通に接続され
たそれぞれのワード線WL1〜WL4は、このワード線
WL1〜WL4と異なる層に形成される配線、すなわち
AL2層の配線により裏打ちされてレイアウトされてい
る。
【0031】また、このメモリマトリックスMemor
y Matrixにおいては、メモリセルM1〜M20
の上側(または下側)に、それぞれのトランジスタのド
レインまたはソースに接続される選択トランジスタST
1〜ST6が配設され、この選択トランジスタST1〜
ST6は副ビット線SBL1〜SBL6を介し対となっ
て主ビット線BL1〜BL3にそれぞれ接続され、また
メモリセルM1〜M20の下側(または上側)において
も、それぞれのトランジスタのドレインまたはソースに
接続される選択トランジスタST7〜ST12が配設さ
れ、この選択トランジスタST7〜ST12は副ソース
線SSL1〜SSL6を介し対となって主ソース線SL
1〜SL3にそれぞれ接続されている。
【0032】すなわち、この単位メモリブロックはクロ
スポイント型構造とされ、図3に示すように、メモリセ
ルM1〜M20におけるそれぞれのトランジスタのドレ
インとソースはN+ 拡散層からなる副ビット線SBL1
〜SBL6で構成され、この副ビット線SBL1〜SB
L6と直交する方向にワード線WL1〜WL4が構成さ
れている。ワード線WL1〜WL4は、たとえばWSi
2 とポリシリコンからなるポリサイド構造であり、この
ポリサイドとN+ 拡散層の交差部をソースおよびドレイ
ンとするメモリセルM1〜M20のトランジスタが形成
されている。
【0033】このポリサイド構造によるメモリセルM1
〜M20のトランジスタは、各メモリビット毎にコンタ
クトを必要としないので、メモリセルサイズが小さくで
き、集積度の向上が可能となっており、このためにワー
ド線WL1〜WL4の線幅/間隔は最小ピッチで形成さ
れている。
【0034】一方、ワード線WL1〜WL4の線幅/間
隔ピッチを小さくすることは、AL2層の配線で裏打ち
することによるワード線WL1〜WL4の低抵抗化が難
しいという問題が生じ、たとえば図4に示すように、A
L2層の配線による裏打ちにはコンタクトホール(CO
NT)とトランジスタのゲート(AL1層)間、または
スルーホール(TC)と裏打ちのための配線(AL2
層)間に余裕が必要となっている。
【0035】そこで、本実施例においては、集積度の向
上に起因するワード線WL1〜WL4の線幅/間隔を最
小ピッチにするとともに、ワード線WL1〜WL4の低
抵抗化に起因するAL2層の配線による裏打ちを可能と
するために、図2のように上下対称位置にあるメモリセ
ルM1〜M20のワード線WL1〜WL4を共通に接続
するとともに、この共通接続されたワード線WL1〜W
L4をAL2層の配線により裏打ちを行っている。
【0036】次に、本実施例の作用について、実際にメ
モリセルM1〜M20のうちから任意に選択して読み出
し動作を行う場合を図2により説明する。この読み出し
動作においては、2対(4本)の選択線STL1〜ST
L4を切り換えることにより選択することができる。
【0037】たとえば、メモリセルM1のデータを読み
出す場合には、選択線STL1,STL2のうち、選択
線STL1をハイレベルにして選択トランジスタST1
を動作させ、メモリセルM1のトランジスタのドレイン
となる副ビット線SBL1を主ビット線BL1に接続す
る。
【0038】かつ、選択線STL3,STL4のうち、
選択線STL4をハイレベルにして選択トランジスタS
T8を動作させ、メモリセルM1のトランジスタのソー
スとなる副ソース線SSL2を主ソース線SL1に接続
する。
【0039】同時に、ワード線WL1〜WL4のうち、
ワード線WL1を選択すると、メモリセルM1のトラン
ジスタの情報が選択トランジスタST1を介して主ビッ
ト線BL1に伝達され、センスアンプにより増幅されて
メモリセルM1の情報が読み出される。
【0040】この場合に、読み出し電流は主ビット線B
L1より選択トランジスタST1、副ビット線SBL1
となるN+ 拡散層の抵抗、メモリセルM1のトランジス
タ、副ソース線SSL2となるN+ 拡散層の抵抗、選択
トランジスタST8を介して主ソース線SL1に流れ
る。
【0041】同様に、他のメモリセルM2〜M20を選
択する場合においても、選択線STL1,STL2のい
ずれか1本をハイレベル、選択線STL3,STL4の
いずれか1本をハイレベルにして、読み出すメモリセル
M2〜M20におけるトランジスタの副ビット線SBL
1〜SBL6と副ソース線SSL1〜SSL6をそれぞ
れ主ビット線BL1〜BL3および主ソース線SL1〜
SL3に電気的に接続し、同時にワード線WL1〜WL
4を選択することによって読み出し動作を行うことがで
きる。
【0042】従って、本実施例の半導体記憶装置によれ
ば、選択トランジスタST7〜ST12を挟んで上下対
称位置にあるワード線WL1〜WL4を共通にしてAL
2層の配線で裏打ちすることにより、メモリセルM1〜
M20におけるそれぞれのトランジスタのゲートに接続
されるワード線WL1〜WL4のレイアウトにおいて、
ワード線WL1〜WL4を共通にすることによって集積
度を向上させるとともに、AL2層の配線による裏打ち
によってワード線WL1〜WL4を低抵抗化することが
できるので、メモリセルM1〜M20に対するアクセス
を向上させることができる。
【0043】(実施例2)図5は本発明の他の実施例で
ある半導体記憶装置におけるメモリセルの接続を示す回
路図である。
【0044】本実施例の半導体記憶装置は、前記実施例
1と同様に上側および下側が選択トランジスタで挟まれ
た複数のメモリセルを単位メモリブロックとし、この単
位メモリブロックを行方向または列方向に配列して構成
されるマスクROMとされ、実施例1との相違点は、ワ
ード線のレイアウトとは異なる観点において、集積度を
向上させるために選択トランジスタの選択線の数を低減
する点である。
【0045】すなわち、本実施例においては、図5に示
すように、上側(または下側)の選択トランジスタST
1〜ST6および下側(または上側)の選択トランジス
タST7〜ST12で挟まれた複数のメモリセルM1〜
M20が単位メモリブロックとされ、この2つの単位メ
モリブロックが列方向に配列され、外側にそれぞれ配列
される選択トランジスタST1〜ST6の選択線STL
1が1段に共通とされ、かつ内側に配列される選択トラ
ンジスタST7〜ST12の主ソース線SL1がAL2
層の配線でワード線WL1〜WL4と平行にレイアウト
されている。
【0046】これにより、たとえば従来のように、複数
のメモリセルM1〜M20による単位メモリブロックの
上側および下側、すなわち2つの単位メモリブロック間
の外側および内側に2段ずつの選択線が必要である場合
に比べて、本実施例においては集積度の向上の妨げとな
っている選択線STL1〜STL3の数を少なくするこ
とができる。
【0047】従って、本実施例の半導体記憶装置によれ
ば、選択トランジスタST7〜ST12の主ソース線S
L1をAL2層の配線によりワード線WL1〜WL4の
方向に取り出すことにより、選択トランジスタST1〜
ST12のゲートに接続される選択線STL1〜STL
3のレイアウトにおいて、選択トランジスタST1〜S
T6を上側(または下側)で1段、選択トランジスタS
T7〜ST12を下側(または上側)に2段にして選択
線STL1〜STL3の数を少なくすることができるの
で、実施例1と別の観点から集積度を向上させることが
できる。
【0048】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例1および2に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0049】たとえば、本実施例の半導体記憶装置につ
いては、単位メモリブロックが配列されて構成されるマ
スクROMである場合について説明したが、本発明は前
記実施例に限定されるものではなく、フラッシュメモリ
(EEPROM)、EPROMなどの他の不揮発性メモ
リについても広く適用可能である。
【0050】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野であるマスクROMなど
の半導体記憶装置に適用した場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、この半導体記憶装置の
他に、さらに中央処理装置およびその周辺回路が搭載さ
れているマイクロコンピュータなどの各種コンピュータ
についても広く適用可能である。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0052】(1).単位メモリブロックを上側または下側
の選択トランジスタを挟んで上下対称位置に配列し、こ
の上下対称位置に配列された2つの単位メモリブロック
間において、上側または下側の選択トランジスタを挟ん
で上下対称位置にある複数のメモリセルの対応されるワ
ード線をそれぞれ共通に接続し、この共通に接続された
それぞれのワード線を、このワード線と異なる層に形成
される配線で裏打ちしてレイアウトすることにより、裏
打ち用の配線を2ワード毎に1個とすることができるの
で、集積度を低下させることなく、ワード線の低抵抗化
によってメモリセルに対するアクセスの向上が可能とな
る。
【0053】(2).単位メモリブロックを上側または下側
の選択トランジスタを挟んで上下対称位置に配列し、こ
の上下対称位置に配列された2つの単位メモリブロック
間において、この2つの単位メモリブロック間の外側に
それぞれ配列される選択トランジスタの選択線を1段に
共通にし、内側に配列される選択トランジスタのソース
線を、このソース線と異なる層に形成される配線でワー
ド線と平行にレイアウトすることにより、選択トランジ
スタを上側(または下側)で1段、下側(または上側)
に2段にして選択線の数を減らすことができるので、メ
モリブロック、さらには半導体記憶装置の集積度の向上
が可能となる。
【0054】(3).前記(1) 〜(2) により、半導体記憶装
置、特にマスクROMまたはフラッシュメモリなどの不
揮発性メモリ、さらにこれを搭載したマイクロコンピュ
ータなどにおいて、集積度の向上およびアクセスの向上
が両立できるレイアウト設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である半導体記憶装置の要部
を示すチップ構成図である。
【図2】実施例1の半導体記憶装置におけるメモリセル
の接続を示す回路図である。
【図3】実施例1において、メモリセルの概略レイアウ
トを示す説明図である。
【図4】実施例1において、異なる層の配線による裏打
ちの方法を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例2である半導体記憶装置におけ
るメモリセルの接続を示す回路図である。
【符号の説明】
Memory Matrix メモリマトリックス XADB 行アドレスバッファ XDCR 行アドレスデコーダ DR&SA データレジスタ&センスアンプ共用回路 YG 列ゲートアレイ回路 YADB 列アドレスバッファ YDCR 列アドレスデコーダ M1〜M20 メモリセル ST1〜ST12 選択トランジスタ WL1〜WL4 ワード線 BL1〜BL3 主ビット線 SBL1〜SBL6 副ビット線 SL1〜SL3 主ソース線 SSL1〜SSL6 副ソース線 STL1〜STL4 選択線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 29/78

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側および下側が選択トランジスタで挟
    まれた複数のメモリセルを単位メモリブロックとし、こ
    の単位メモリブロックを行方向または列方向に配列して
    構成される半導体記憶装置のレイアウト方法であって、
    前記単位メモリブロックを前記上側または下側の選択ト
    ランジスタを挟んで上下対称位置に配列し、この上下対
    称位置に配列された2つの単位メモリブロック間におい
    て、前記上側または下側の選択トランジスタを挟んで上
    下対称位置にある前記複数のメモリセルの対応されるワ
    ード線をそれぞれ共通に接続してレイアウトすることを
    特徴とする半導体記憶装置のレイアウト方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置のレイア
    ウト方法であって、前記共通に接続されたそれぞれのワ
    ード線を、このワード線と異なる層に形成される配線で
    裏打ちしてレイアウトすることを特徴とする半導体記憶
    装置のレイアウト方法。
  3. 【請求項3】 上側および下側が選択トランジスタで挟
    まれた複数のメモリセルを単位メモリブロックとし、こ
    の単位メモリブロックを行方向または列方向に配列して
    構成される半導体記憶装置のレイアウト方法であって、
    前記単位メモリブロックを前記上側または下側の選択ト
    ランジスタを挟んで上下対称位置に配列し、この上下対
    称位置に配列された2つの単位メモリブロック間におい
    て、この2つの単位メモリブロック間の外側にそれぞれ
    配列される選択トランジスタの選択線を1段に共通にし
    てレイアウトすることを特徴とする半導体記憶装置のレ
    イアウト方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置のレイア
    ウト方法であって、前記上下対称位置に配列された2つ
    の単位メモリブロック間において、この2つの単位メモ
    リブロック間の内側に配列される選択トランジスタのソ
    ース線を、このソース線と異なる層に形成される配線で
    ワード線と平行にレイアウトすることを特徴とする半導
    体記憶装置のレイアウト方法。
  5. 【請求項5】 上側および下側が選択トランジスタで挟
    まれた複数のメモリセルを単位メモリブロックとし、こ
    の単位メモリブロックを行方向または列方向に配列して
    構成される半導体記憶装置であって、前記複数のメモリ
    セルのワード線抵抗を小さくするために、前記単位メモ
    リブロックが前記上側または下側の選択トランジスタを
    挟んで上下対称位置に配列され、この上下対称位置に配
    列された2つの単位メモリブロック間において、前記上
    側または下側の選択トランジスタを挟んで上下対称位置
    にある前記複数のメモリセルの対応されるワード線がそ
    れぞれ共通に接続され、かつこの共通に接続されたそれ
    ぞれのワード線がこのワード線と異なる層に形成される
    配線で裏打ちされていることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 上側および下側が選択トランジスタで挟
    まれた複数のメモリセルを単位メモリブロックとし、こ
    の単位メモリブロックを行方向または列方向に配列して
    構成される半導体記憶装置であって、前記選択トランジ
    スタの選択線の数を減らすために、前記単位メモリブロ
    ックが前記上側または下側の選択トランジスタを挟んで
    上下対称位置に配列され、この上下対称位置に配列され
    た2つの単位メモリブロック間において、この2つの単
    位メモリブロック間の外側にそれぞれ配列される選択ト
    ランジスタの選択線が1段に共通とされ、かつ内側に配
    列される選択トランジスタのソース線が、このソース線
    と異なる層に形成される配線でワード線と平行に取り出
    されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の半導体記憶装置
    であって、前記半導体記憶装置が、クロスポイント型の
    マスクROMまたはフラッシュメモリなどの不揮発性メ
    モリとされることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項5、6または7記載の半導体記憶
    装置を用いたマイクロコンピュータであって、前記半導
    体記憶装置の他に、中央処理装置およびその周辺回路が
    搭載されていることを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
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