JPH08321504A - 窒化物用mocvd装置 - Google Patents
窒化物用mocvd装置Info
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- JPH08321504A JPH08321504A JP12532295A JP12532295A JPH08321504A JP H08321504 A JPH08321504 A JP H08321504A JP 12532295 A JP12532295 A JP 12532295A JP 12532295 A JP12532295 A JP 12532295A JP H08321504 A JPH08321504 A JP H08321504A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板温度を低くして成膜が可能で、小規模な
除害設備で済む窒化物用MOCVD装置を提供する 【構成】 窒化物成膜用原料ガスの導入口3と、キャリ
ヤガスの導入口4と、サブフロー用ガス導入口5及び真
空排気装置6に接続された排気口7を備えた真空室1内
に加熱装置9を設け、該加熱装置で加熱した基板8に該
サブフロー用ガス導入口からのガス及び該原料ガスの化
学反応により窒化物の膜を成膜するMOCVD装置に於
いて、該サブフロー用ガス導入口にN2 ガス源10を接
続すると共に該N2 ガス源からのN2 ガスを励起するガ
ス励起装置11を接続した 【効果】 有害性のないN2 ガスを使用して窒化物の薄
膜を従来よりも温度の低い基板上に形成でき、真空室等
の耐熱構造を簡単化できると共に除害設備が小規模とな
し得られ、装置が安価になると共に電気消費量が少なく
なって経済的
除害設備で済む窒化物用MOCVD装置を提供する 【構成】 窒化物成膜用原料ガスの導入口3と、キャリ
ヤガスの導入口4と、サブフロー用ガス導入口5及び真
空排気装置6に接続された排気口7を備えた真空室1内
に加熱装置9を設け、該加熱装置で加熱した基板8に該
サブフロー用ガス導入口からのガス及び該原料ガスの化
学反応により窒化物の膜を成膜するMOCVD装置に於
いて、該サブフロー用ガス導入口にN2 ガス源10を接
続すると共に該N2 ガス源からのN2 ガスを励起するガ
ス励起装置11を接続した 【効果】 有害性のないN2 ガスを使用して窒化物の薄
膜を従来よりも温度の低い基板上に形成でき、真空室等
の耐熱構造を簡単化できると共に除害設備が小規模とな
し得られ、装置が安価になると共に電気消費量が少なく
なって経済的
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GaN、SiN等の窒
化物の膜を基板に形成するためのMOCVD(Metalorg
anic Chemical Vapor Deposition)装置に関する。
化物の膜を基板に形成するためのMOCVD(Metalorg
anic Chemical Vapor Deposition)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、窒化ガリウム(GaN)の薄膜を
基板に成膜するMOCVD装置として、例えば図1に示
したように、トリメチルガリウム(Ga(CH3 )3 )
の原料制御装置a及びNH3 の原料制御装置bに夫々接
続された2本の窒化物成膜用原料ガスの導入口c、d
と、不活性ガスやH2ガスなどのキャリヤガス源lに接
続されたキャリヤガスの導入口kと、N2 ガスを噴出し
するサブフロー用ガス導入口e及び真空排気装置fに接
続された排気口gを備えた真空室h内にヒータ等の加熱
装置iを設け、該加熱装置iで加熱した基板jに該サブ
フロー用ガス導入口eからN2 若しくはH2 ガスを吹き
付けながら、該原料ガスをキャリヤガスと共に流し、該
原料ガスに化学反応Ga(CH3 )3 +NH3 →GaN
+3CH4 を発生させてGaNの膜を成膜する装置が知
られている。図1には、通常のMOCVD装置に必要な
基板準備室、除害装置、フローガイド、圧力制御装置、
真空計など説明には不要である機器を省略して記載し
た。
基板に成膜するMOCVD装置として、例えば図1に示
したように、トリメチルガリウム(Ga(CH3 )3 )
の原料制御装置a及びNH3 の原料制御装置bに夫々接
続された2本の窒化物成膜用原料ガスの導入口c、d
と、不活性ガスやH2ガスなどのキャリヤガス源lに接
続されたキャリヤガスの導入口kと、N2 ガスを噴出し
するサブフロー用ガス導入口e及び真空排気装置fに接
続された排気口gを備えた真空室h内にヒータ等の加熱
装置iを設け、該加熱装置iで加熱した基板jに該サブ
フロー用ガス導入口eからN2 若しくはH2 ガスを吹き
付けながら、該原料ガスをキャリヤガスと共に流し、該
原料ガスに化学反応Ga(CH3 )3 +NH3 →GaN
+3CH4 を発生させてGaNの膜を成膜する装置が知
られている。図1には、通常のMOCVD装置に必要な
基板準備室、除害装置、フローガイド、圧力制御装置、
真空計など説明には不要である機器を省略して記載し
た。
【0003】該基板jには、通常、サファイヤ等が使用
され、成膜する場合、該基板jを加熱装置iで1000
〜1200℃に加熱する。Ga原料は、原料制御装置a
により、通常、液体のGa(CH3 )3 中にH2 、N2
等を導入し、液体のGa原料を含ませ、ガス状態で使用
する。このとき、H2 やN2 等は、マスフローコントロ
ーラを用いて流量制御を行うことが多い。Ga原料及び
NH3 を加熱された基板jの上へ導き、上記化学反応に
より成膜を行うが、このときに気流の乱れが発生しやす
いため、該基板jの板面へ向けてサブフロー用ガス導入
口eからH2 やN2 ガスを吹き付けて気流の乱れを補正
する。該真空室hに導入された原料ガス、サブフロー用
ガスの反応に使用されなかった残りは、排気口gから排
除される。該基板j上には上記反応でGaN結晶が薄膜
として生成する。該原料ガスにAl原料、ドーピング原
料等を混入させることにより、半導体や発光素子として
使用できる基板が得られる。
され、成膜する場合、該基板jを加熱装置iで1000
〜1200℃に加熱する。Ga原料は、原料制御装置a
により、通常、液体のGa(CH3 )3 中にH2 、N2
等を導入し、液体のGa原料を含ませ、ガス状態で使用
する。このとき、H2 やN2 等は、マスフローコントロ
ーラを用いて流量制御を行うことが多い。Ga原料及び
NH3 を加熱された基板jの上へ導き、上記化学反応に
より成膜を行うが、このときに気流の乱れが発生しやす
いため、該基板jの板面へ向けてサブフロー用ガス導入
口eからH2 やN2 ガスを吹き付けて気流の乱れを補正
する。該真空室hに導入された原料ガス、サブフロー用
ガスの反応に使用されなかった残りは、排気口gから排
除される。該基板j上には上記反応でGaN結晶が薄膜
として生成する。該原料ガスにAl原料、ドーピング原
料等を混入させることにより、半導体や発光素子として
使用できる基板が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の窒化物
のMOCVDは、NH3 を原料として使用しており、基
板jの加熱温度1000℃以上の高い温度に加熱する必
要があった。窒化物の窒素源として用いられる原料は少
なく、その中でNH3ガスは結晶性の良い原料として使
用されるが、NH3 ガスの分解効率が低く、大量の未分
解ガスが真空室hから排出されるので、排気装置の除害
装置が大規模になる欠点があった。
のMOCVDは、NH3 を原料として使用しており、基
板jの加熱温度1000℃以上の高い温度に加熱する必
要があった。窒化物の窒素源として用いられる原料は少
なく、その中でNH3ガスは結晶性の良い原料として使
用されるが、NH3 ガスの分解効率が低く、大量の未分
解ガスが真空室hから排出されるので、排気装置の除害
装置が大規模になる欠点があった。
【0005】本発明は、基板温度を低くして成膜が可能
で、小規模な除害設備で済む窒化物用MOCVD装置を
提供することを目的とするものである。
で、小規模な除害設備で済む窒化物用MOCVD装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、窒化物成膜
用原料ガスの導入口と、キャリヤガスの導入口と、サブ
フロー用ガス導入口及び真空排気装置に接続された排気
口を備えた真空室内に加熱装置を設け、該加熱装置で加
熱した基板に該サブフロー用ガス導入口からのガス及び
該原料ガスの化学反応により窒化物の膜を成膜するMO
CVD装置に於いて、該サブフロー用ガス導入口にN2
ガス源を接続すると共に該N2 ガス源からのN2 ガスを
励起するガス励起装置を接続したことにより、上記の目
的を達成するようにした。該ガス励起装置には、ヘリカ
ルアンテナ或いはこれの外周にミラー磁場またはカスプ
磁場を形成する磁石を設けて構成したもの、更には、電
子サイクロトロン共鳴用磁場を形成するための磁石と、
該容器内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入管と、
イオン引出電極とで構成したものを使用できる。
用原料ガスの導入口と、キャリヤガスの導入口と、サブ
フロー用ガス導入口及び真空排気装置に接続された排気
口を備えた真空室内に加熱装置を設け、該加熱装置で加
熱した基板に該サブフロー用ガス導入口からのガス及び
該原料ガスの化学反応により窒化物の膜を成膜するMO
CVD装置に於いて、該サブフロー用ガス導入口にN2
ガス源を接続すると共に該N2 ガス源からのN2 ガスを
励起するガス励起装置を接続したことにより、上記の目
的を達成するようにした。該ガス励起装置には、ヘリカ
ルアンテナ或いはこれの外周にミラー磁場またはカスプ
磁場を形成する磁石を設けて構成したもの、更には、電
子サイクロトロン共鳴用磁場を形成するための磁石と、
該容器内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入管と、
イオン引出電極とで構成したものを使用できる。
【0007】
【作用】真空室内を適当な真空圧に排気したのち、原料
ガスの導入口から窒化物成膜用の原料ガスを導入し、こ
れをキャリヤガスに伴わせて流すと共にその流れの乱れ
を補正すべくサブフロー用ガス導入口からN2 ガスを流
し、加熱装置により基板を所定の温度に加熱する。該N
2 ガスは気流の補正と窒素原料を兼ね、N2 ガス源から
のガスを励起するガス励起装置により励起された状態で
該真空室内へ流出するので、比較的低い温度で熱分解し
た原料ガスと基板の板面に於いて反応を生じ、該板面に
窒化物の薄膜が形成される。また、N2 ガスを励起する
ことでN2ガスの分解効率が良好になり、排気口から排
出される未分解のガス量が少なくなるため、除害装置に
小型のものを使用することが可能になる。
ガスの導入口から窒化物成膜用の原料ガスを導入し、こ
れをキャリヤガスに伴わせて流すと共にその流れの乱れ
を補正すべくサブフロー用ガス導入口からN2 ガスを流
し、加熱装置により基板を所定の温度に加熱する。該N
2 ガスは気流の補正と窒素原料を兼ね、N2 ガス源から
のガスを励起するガス励起装置により励起された状態で
該真空室内へ流出するので、比較的低い温度で熱分解し
た原料ガスと基板の板面に於いて反応を生じ、該板面に
窒化物の薄膜が形成される。また、N2 ガスを励起する
ことでN2ガスの分解効率が良好になり、排気口から排
出される未分解のガス量が少なくなるため、除害装置に
小型のものを使用することが可能になる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明すると、
図2に於いて符号1は、トリメチルガリウムGa(CH
3 )3 等の窒化物成膜用原料ガスの原料制御装置2に接
続した導入口3と、ArガスやH2ガス等のキャリヤガ
スを導入する導入口4と、サブフロー用ガス導入口5及
び真空ポンプの真空排気装置6に接続された排気口7を
備えた真空室を示し、該真空室1内には基板8の載置可
能な例えばヒータで構成された加熱装置9が設けられ
る。原料ガスの導入口3及びキャリヤガスの導入口4の
開口は、該基板8の板面に沿った流れを生じるように該
基板8の側方へ向けて開口され、その流れを補正するサ
ブフロー用ガス導入口5の開口は該基板8の成膜面の板
面に向けてサブフローが吹き出すように設けられる。該
基板8にはサファイヤ等のGaNに比較的格子整合し、
結晶性の良い成長をできる材料が使用される。該真空排
気装置6には、排気中の有害物を除去する除害装置21
が設けられる。
図2に於いて符号1は、トリメチルガリウムGa(CH
3 )3 等の窒化物成膜用原料ガスの原料制御装置2に接
続した導入口3と、ArガスやH2ガス等のキャリヤガ
スを導入する導入口4と、サブフロー用ガス導入口5及
び真空ポンプの真空排気装置6に接続された排気口7を
備えた真空室を示し、該真空室1内には基板8の載置可
能な例えばヒータで構成された加熱装置9が設けられ
る。原料ガスの導入口3及びキャリヤガスの導入口4の
開口は、該基板8の板面に沿った流れを生じるように該
基板8の側方へ向けて開口され、その流れを補正するサ
ブフロー用ガス導入口5の開口は該基板8の成膜面の板
面に向けてサブフローが吹き出すように設けられる。該
基板8にはサファイヤ等のGaNに比較的格子整合し、
結晶性の良い成長をできる材料が使用される。該真空排
気装置6には、排気中の有害物を除去する除害装置21
が設けられる。
【0009】以上の構成は従来の窒化物膜を作成するM
OCVD装置の構成と略同様であるが、本発明では該サ
ブフロー用ガス導入口5へのサブフロー用ガス源にN2
ガスのガス源10を接続し、その途中に該ガス源10か
らのN2 ガスを励起するガス励起装置11を設けるよう
にしたもので、該ガス励起装置11を備えることによ
り、励起されたN2 ガスがサブフロー用ガス及び窒素原
料として真空室1内へ吹き出す。
OCVD装置の構成と略同様であるが、本発明では該サ
ブフロー用ガス導入口5へのサブフロー用ガス源にN2
ガスのガス源10を接続し、その途中に該ガス源10か
らのN2 ガスを励起するガス励起装置11を設けるよう
にしたもので、該ガス励起装置11を備えることによ
り、励起されたN2 ガスがサブフロー用ガス及び窒素原
料として真空室1内へ吹き出す。
【0010】該ガス励起装置11としては、図3に示す
ように、N2 ガス源10への連通口12と該サブフロー
用ガス導入口5へ連通する連通口13を有する密閉され
た容器14の内部に高周波発振源15に接続されたヘリ
カルコイルから成るヘリカルアンテナ16を設けて構成
したものが使用される。該ヘリカルアンテナ16に高周
波発振源15から例えば13.56MHz以上の周波数の電流を
通電すると、該容器14内が10-5Torr程度の比較的高
真空であっても該ヘリカルアンテナ16で囲まれた空間
に高密度のプラズマが発生し、該N2 ガス源10からの
N2 ガスをNイオン状態に励起する。該ヘリカルアンテ
ナ16は該容器14の外部に設けることも可能であり、
また、図4に示すように該ヘリカルアンテナ16の外周
に、ミラー磁場またはカスプ磁場を形成する磁石17を
設けると該容器14の内部のプラズマにより発生する電
子が該容器14の周壁に衝突して消滅することを防げ、
密度の高いプラズマが得られる。更に、図5のように、
該容器14の内部に電子サイクロトロン共鳴用磁場を形
成するための磁石18を設け、該容器14内へマイクロ
波を導入するためのマイクロ波導入管19とイオン引出
電極20を設けて構成したガス励起装置11を使用して
もよい。
ように、N2 ガス源10への連通口12と該サブフロー
用ガス導入口5へ連通する連通口13を有する密閉され
た容器14の内部に高周波発振源15に接続されたヘリ
カルコイルから成るヘリカルアンテナ16を設けて構成
したものが使用される。該ヘリカルアンテナ16に高周
波発振源15から例えば13.56MHz以上の周波数の電流を
通電すると、該容器14内が10-5Torr程度の比較的高
真空であっても該ヘリカルアンテナ16で囲まれた空間
に高密度のプラズマが発生し、該N2 ガス源10からの
N2 ガスをNイオン状態に励起する。該ヘリカルアンテ
ナ16は該容器14の外部に設けることも可能であり、
また、図4に示すように該ヘリカルアンテナ16の外周
に、ミラー磁場またはカスプ磁場を形成する磁石17を
設けると該容器14の内部のプラズマにより発生する電
子が該容器14の周壁に衝突して消滅することを防げ、
密度の高いプラズマが得られる。更に、図5のように、
該容器14の内部に電子サイクロトロン共鳴用磁場を形
成するための磁石18を設け、該容器14内へマイクロ
波を導入するためのマイクロ波導入管19とイオン引出
電極20を設けて構成したガス励起装置11を使用して
もよい。
【0011】該基板8の板面にGaNの窒化物膜を形成
する場合、サファイヤの基板8を加熱装置9により例え
ば900℃に加熱し、原料制御装置2に於いて液体のG
a(CH3 )3 中にH2 、N2 等を導入してこれに液体
のGa原料を含ませ、ガス状態で導入口3から吹き出さ
せると共に、例えばH2 ガスを含むArガスのキャリヤ
ガスを導入口4から吹き出させ、これと同時にサブフロ
ー用ガス導入口5からガス励起装置10で励起されたN
2 ガスを吹き出させると、ガスは基板8の板面に沿って
流れ、加熱された基板8上に従来のMOCVD装置で生
成したGaNと同等のGaN結晶が生成する。このと
き、基板8上では、 Ga(CH3 )+N+3/2H2 →GaN+3CH4 の化学反応が生じているものと推定され、この反応での
NはN2 ガスをガス励起装置11で分解したことによる
発生したものと推定される。また、H2 はキャリヤガス
中に含まれる成分である。
する場合、サファイヤの基板8を加熱装置9により例え
ば900℃に加熱し、原料制御装置2に於いて液体のG
a(CH3 )3 中にH2 、N2 等を導入してこれに液体
のGa原料を含ませ、ガス状態で導入口3から吹き出さ
せると共に、例えばH2 ガスを含むArガスのキャリヤ
ガスを導入口4から吹き出させ、これと同時にサブフロ
ー用ガス導入口5からガス励起装置10で励起されたN
2 ガスを吹き出させると、ガスは基板8の板面に沿って
流れ、加熱された基板8上に従来のMOCVD装置で生
成したGaNと同等のGaN結晶が生成する。このと
き、基板8上では、 Ga(CH3 )+N+3/2H2 →GaN+3CH4 の化学反応が生じているものと推定され、この反応での
NはN2 ガスをガス励起装置11で分解したことによる
発生したものと推定される。また、H2 はキャリヤガス
中に含まれる成分である。
【0012】該ガス励起装置11を設けることで安定で
有害性のないN2 ガスを窒化物の窒素原料として使用で
き、励起されているので基板8の加熱温度が低くても十
分なMOCVDを行え、原料の使用効率も高くなって真
空排気装置6に設けられる除害装置21に小形のものを
使用できる。尚、該原料ガスとしてGa(CH3 )3以
外のガスを使用すれば他の窒化物膜を基板8に形成で
き、例えばSiH4 を使用すれば、基板8に珪素系の窒
化膜SiNを形成できる。
有害性のないN2 ガスを窒化物の窒素原料として使用で
き、励起されているので基板8の加熱温度が低くても十
分なMOCVDを行え、原料の使用効率も高くなって真
空排気装置6に設けられる除害装置21に小形のものを
使用できる。尚、該原料ガスとしてGa(CH3 )3以
外のガスを使用すれば他の窒化物膜を基板8に形成で
き、例えばSiH4 を使用すれば、基板8に珪素系の窒
化膜SiNを形成できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によるときは、真空
室内の加熱装置で加熱した基板にサブフロー用ガスと原
料ガスの化学反応により窒化物の膜を成膜するMOCV
D装置のサブフロー用ガス導入口にN2 ガス源を接続す
ると共に該N2 ガス源からのN2 ガスを励起するガス励
起装置を接続したので、有害性のないN2 ガスを使用し
て窒化物の薄膜を従来よりも温度の低い基板上に形成で
き、真空室等の耐熱構造を簡単化できると共に除害設備
が小規模となし得られ、装置が安価になると共に電気消
費量が少なくなって経済的である等の効果がある。
室内の加熱装置で加熱した基板にサブフロー用ガスと原
料ガスの化学反応により窒化物の膜を成膜するMOCV
D装置のサブフロー用ガス導入口にN2 ガス源を接続す
ると共に該N2 ガス源からのN2 ガスを励起するガス励
起装置を接続したので、有害性のないN2 ガスを使用し
て窒化物の薄膜を従来よりも温度の低い基板上に形成で
き、真空室等の耐熱構造を簡単化できると共に除害設備
が小規模となし得られ、装置が安価になると共に電気消
費量が少なくなって経済的である等の効果がある。
【図1】 従来の窒化物用MOCVD装置の断面図
【図2】 本発明の実施例の断面図
【図3】 ガス励起装置の断面図
【図4】 ガス励起装置の変形例の断面図
【図5】 ガス励起装置の他の変形例の断面図
1 真空室 3、4 導入口 5 サブフロー用ガス導入口 6 真空排気
装置 7 真空排気口 8 基板 9 加熱装置 10 N2 ガス
源 11 ガス励起装置 12、13 連通口 14 容器 15 高周波
発振源 16 ヘリカルアンテナ 17、18 磁石 19 マイクロ波導入管 20 イオン
引出電極
装置 7 真空排気口 8 基板 9 加熱装置 10 N2 ガス
源 11 ガス励起装置 12、13 連通口 14 容器 15 高周波
発振源 16 ヘリカルアンテナ 17、18 磁石 19 マイクロ波導入管 20 イオン
引出電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C30B 25/14 C30B 25/14 H01L 21/205 H01L 21/205 21/31 21/31 C
Claims (5)
- 【請求項1】 窒化物成膜用原料ガスの導入口と、キャ
リヤガスの導入口と、サブフロー用ガス導入口及び真空
排気装置に接続された排気口を備えた真空室内に加熱装
置を設け、該加熱装置で加熱した基板に該サブフロー用
ガス導入口からのガス及び該原料ガスの化学反応により
窒化物の膜を成膜するMOCVD装置に於いて、該サブ
フロー用ガス導入口にN2 ガス源を接続すると共に該N
2 ガス源からのN2 ガスを励起するガス励起装置を接続
したことを特徴とする窒化物用MOCVD装置。 - 【請求項2】 上記窒化物成膜用原料ガスの導入口を上
記基板の側方へ向けて開口させ、上記サブフロー用ガス
導入口を該基板の板面に向けて開口したことを特徴とす
る請求項1に記載の窒化物用MOCVD装置。 - 【請求項3】 上記ガス励起装置は、上記N2 ガス源へ
の連通口と上記サブフロー用ガス導入口への連通口を有
する密閉された容器の内部若しくは外部に高周波発振源
に接続されたヘリカルコイルから成るヘリカルアンテナ
を設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載の窒
化物用MOCVD装置。 - 【請求項4】 上記ガス励起装置は、上記N2 ガス源へ
の連通口と上記サブフロー用ガス導入口への連通口を有
する密閉された容器の内部若しくは外部に高周波発振源
に接続されたヘリカルコイルから成るヘリカルアンテナ
を設け、該ヘリカルアンテナの外周に、ミラー磁場また
はカスプ磁場を形成する磁石を設けて構成したことを特
徴とする請求項3に記載の窒化物用MOCVD装置。 - 【請求項5】 上記ガス励起装置は、上記N2 ガス源へ
の連通口と上記サブフロー用ガス導入口への連通口を有
する密閉された容器と、該容器の内部に電子サイクロト
ロン共鳴用磁場を形成するための磁石と、該容器内にマ
イクロ波を導入するマイクロ波導入管と、イオン引出電
極とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の窒化
物用MOCVD装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12532295A JPH08321504A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 窒化物用mocvd装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12532295A JPH08321504A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 窒化物用mocvd装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321504A true JPH08321504A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14907251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12532295A Pending JPH08321504A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 窒化物用mocvd装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08321504A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2004006321A1 (ja) * | 2002-07-08 | 2005-11-10 | 関西ティー・エル・オー株式会社 | シリコン窒化膜の形成方法および形成装置 |
| JP2011168492A (ja) * | 1999-05-13 | 2011-09-01 | Veeco Process Equipment Inc | 基板上に材料をエピタキシャル成長させるための方法と装置 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP12532295A patent/JPH08321504A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011168492A (ja) * | 1999-05-13 | 2011-09-01 | Veeco Process Equipment Inc | 基板上に材料をエピタキシャル成長させるための方法と装置 |
| JP4790914B2 (ja) * | 1999-05-13 | 2011-10-12 | ヴィーコ・プロセス・イクウィップメント・インコーポレーテッド | 基板上に材料をエピタキシャル成長させるための方法と装置 |
| JPWO2004006321A1 (ja) * | 2002-07-08 | 2005-11-10 | 関西ティー・エル・オー株式会社 | シリコン窒化膜の形成方法および形成装置 |
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