JPH0832115B2 - 拡声放送装置の自動音量調整装置 - Google Patents

拡声放送装置の自動音量調整装置

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JPH0832115B2
JPH0832115B2 JP63077439A JP7743988A JPH0832115B2 JP H0832115 B2 JPH0832115 B2 JP H0832115B2 JP 63077439 A JP63077439 A JP 63077439A JP 7743988 A JP7743988 A JP 7743988A JP H0832115 B2 JPH0832115 B2 JP H0832115B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、騒音のある拡声放送エリアに拡声放送を
するときに、拡声放送装置の音量を自動的に騒音レベル
に応じた大きさとする、拡声放送装置の自動音量調整装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来の拡声放送装置で使用されていた自動音量調整装
置としては、例えば特開昭61−216538号公報に記載され
ているようなものがある。これは、室内の騒音レベルを
検出して、この騒音レベルに応じて拡声放送装置の音量
を制御するに際し、室内に設けた騒音センサから出力さ
れる信号にエコーバック成分が含まれると騒音レベルを
正確に検出することができないという問題に鑑み、エコ
ーバック成分をエコーキャンセラによって除去し、残り
の成分を騒音として抽出するという装置である。そし
て、このエコーキャンセラとして適応制御型のものを使
用するという装置である。
[発明が解決しようとする課題] 上記の適応制御型のエコーキャンセラを用いてエコー
バック成分を十分に取り除くには、適応制御によって適
応制御型のフィルタが十分にシステム同定されていなけ
ればならない。そのためには、適応制御型フィルタの学
習同定時には、拡声放送装置が提供できる音声の周波数
帯域を十分にカバーできるだけの周波数成分を含んだ音
声信号を用いる必要がある。
ところが、拡声放送装置の入力部には多くの場合マイ
クロホンが接続されており、この場合はアナウンサーの
声をマイクロホンに入力し、このマイクロホンの出力信
号により適応制御型のフィルタに学習同定をさせなけれ
ばならない。人間の声に含まれる周波数成分の分布には
各人それぞれの特徴があり、例えば男性の声に含まれる
周波数成分は女性のそれに比して低い周波数帯域に集中
していることが知られている。よって、必ずしも拡声放
送装置が提供できる周波数帯域を十分にカバーできるだ
けの周波数成分を含んだ音声信号によって適応制御型の
フィルタを学習同定させることができるとは限らない。
このため適応制御型のフィルタに全周波数範囲にわたっ
て十分なシステム同定をさせることができず、前述した
エコーバックを十分に取り除くことができないことがあ
る。よって、騒音レベルを正確に検知できず、拡声放送
装置の音量を適切に設定できないことがある。
そこで、この発明は前記従来技術の欠点を解消するた
めになされたものであり、その目的とするところは、入
力部にマイクロホンが接続されている拡声放送装置にお
いても、適応制御型のフィルタの学習同定時には拡声放
送装置が提供できる音声の周波数帯域を十分にカバーで
きるだけの周波数成分を含んだ音声信号を用いることが
できるようにし、適応制御型のフィルタの学習同定を全
周波数範囲にわたって完全ならしめ、エコーバックを十
分に取り除いた上で騒音レベルを正確に検知し、拡声放
送装置の音量制御を適切に行うことができるような拡声
放送装置の自動音量調整装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1の発明の拡声放送装置の自動音量調整装置は、音
声信号入力部と、規正用信号発生部と、放送用マイクロ
ホンと、前記音声信号入力部へ入力された音声信号を拡
声する拡声用スピーカと、前記音声信号入力部へ入力さ
れた音声信号に対してフィルタリングを施す適応型デジ
タル・フィルタ部と、前記拡声用スピーカの拡声放送エ
リアに配置された騒音検出用マイクロホンと、前記適応
型デジタル・フィルタ部の出力信号と前記騒音検出用マ
イクロホンの出力信号との差を誤差信号として出力し前
記適応型デジタル・フィルタ部に供給する誤差信号検出
部と、前記放送用マイクロホンの出力信号を入力し前記
誤差信号検出部の出力信号のレベルに応じてゲインを調
整して出力するゲイン調整部とを具備し、前記適応型デ
ジタル・フィルタ部の学習同定時には前記規正用信号発
生部から出力される規正用信号が前記音声信号入力部に
供給され、前記放送用マイクロホンによる拡声放送時に
は前記適応型デジタル・フィルタ部の学習同定が行われ
ず前記ゲイン調整部の出力信号が前記音声信号入力部に
供給されることを特徴とするものである。
また、第2の発明の拡声放送装置の自動音量調整装置
は、第1の発明の拡声放送装置の自動音量調整装置にお
いて、前記音声信号入力部と前記適応型デジタル・フィ
ルタ部との間または前記適応型デジタル・フィルタ部と
前記誤差信号検出部との間に遅延回路部が挿入されたこ
とを特徴とするものである。
また、第3の発明の拡声放送装置の自動音量調整装置
は、第1の発明の拡声放送装置の自動音量調整装置にお
いて、前記音声信号入力部と前記適応型デジタル・フィ
ルタ部との間および前記適応型デジタル・フィルタ部と
前記誤差信号検出部との間に遅延回路部が挿入されたこ
とを特徴とするものである。
[作用] この様に構成されており、適応型デジタル・フィルタ
部の学習同定時には規正用信号発生部からの規正用信号
が音声信号入力部に入力され、これが拡声用スピーカか
ら出力される。騒音検出用マイクロホンは拡声放送エリ
アの騒音および拡声用スピーカからの拡声音を検出す
る。一方、規正用信号は音声信号入力部を介して適応型
デジタル・フィルタ部にも入力されてフィルタリングを
施された後に出力される。そして、誤差信号検出部は適
応型デジタル・フィルタ部の出力信号と騒音検出用マイ
クロホンの出力信号との差を誤差信号として適応型デジ
タル・フィルタ部に供給する。適応型デジタル・フィル
タ部はこの誤差信号の2乗平均値が最小となるように内
部のフィルタ係数を自己調整する。
このようにして、適応型デジタル・フィルタ部の学習
同定が十分にされた後、適応型デジタル・フィルタ部に
おいてフィルタ係数の自己調整を止め、フィルタ係数を
固定する。そして、放送用マイクロホンによる拡声放送
時にはゲイン調整部の出力信号が音声信号入力部に入力
される。このゲイン調整部の出力信号は音声信号入力部
を介して拡声用スピーカに入力され拡声放送エリアに拡
声されるとともに適応型デジタル・フィルタ部にも供給
される。適応型デジタル・フィルタ部の伝達関数は学習
同定により音声信号入力部から騒音検出用マイクロホン
の出力部までの間の伝達関数に十分に近づいているので
誤差信号検出部の出力信号には拡声放送エリアの騒音の
成分のみが含まれる。ゲイン調整部はこの誤差信号検出
部の出力信号のレベルに応じてゲインを調整する。
なお、拡声用スピーカから騒音検出用マイクロホンま
での音波の伝播時間が長くなる場合には、適応型デジタ
ル・フィルタ部の前段若しくは後段又は前段と後段との
両方に遅延回路部を設けるようにすれば、この伝播時間
が相殺される。
[実施例] この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
まず、第1図に示す装置の構成を説明する。
拡声放送エリア10には、拡声用スピーカ11と騒音検出
用マイクロホン12とが設置されている。放送用マイクロ
ホン13の出力信号はゲイン調整部14を介して切り替えス
イッチ部20の端子bに接続されている。また、この切り
替えスイッチ部20の端子aには規正用信号発生部21から
規正用信号が供給されるようになっている。切り替えス
イッチ部20は端子aまたはbのいずれかと端子cとを接
続するようになっている。この端子cが特許請求の範囲
に記載された音声信号入力部に相当する。そして、切り
替えスイッチ部20の端子cに供給された信号は電力増幅
器15、拡声用スピーカ11を介して拡声放送エリア10に拡
声音として放射される。一方、切り替えスイッチ部20の
端子cに供給された信号は遅延回路部16を介して適応型
デジタル・フィルタ部17にも入力される。そしてこの適
応型デジタル・フィルタ部17でフィルタリングを施され
た後に誤差信号検出部18に供給される。また、この誤差
信号検出部18には騒音検出用マイクロホン12の出力信号
も供給される。そして誤差信号検出部18は供給された両
信号の差を誤差信号として出力する。この誤差信号は切
り替えスイッチ部19を介して適応型デジタル・フィルタ
部17またはゲイン調整部14に供給されるようになってい
る。
次に、適応型デジタル・フィルタ部17の学習同定時の
動作を説明する。
適応型デジタル・フィルタ部17の学習同定時には、切
り替えスイッチ部20は端子a側に設定される。よって、
規正用信号発生部21から出力される規正用信号が電力増
幅器15、拡声用スピーカ11を介して拡声音として拡声放
送エリア10に放射される。拡声放送エリア10には拡声用
スピーカ11からの拡声音以外に騒音が存在し、騒音検出
用マイクロホン12は拡声用スピーカ11からの拡音声と騒
音とが合成された音を検出する。一方、規正用信号は遅
延回路部16にも供給され、一定時間の遅延をかけられた
後に適応型デジタル・フィルタ部17に供給される。適応
型デジタル・フィルタ部17では、供給された信号に対し
て内部のフィルタ係数によりフィルタリングを施してフ
ィルタリング後の信号を出力する。誤差信号検出部18に
は適応型デジタル・フィルタ部17の出力信号と騒音検出
用マイクロホン12の出力信号とが供給される。そして、
誤差信号検出部18は供給された両信号の差を誤差信号と
して出力する。そして切り替えスイッチ部19は端子a側
に設定されこの誤差信号を適応型デジタル・フィルタ部
17に供給する。適応型デジタル・フィルタ部17はこの誤
差信号の2乗平均値が最小となるように内部のフィルタ
係数を自己調整する。騒音検出用マイクロホン12の出力
信号は拡声用スピーカ11の拡声音と拡声放送エリア10の
騒音とが合成されたものであるが、適応型デジタル・フ
ィルタ部17への入力信号は拡声用スピーカ11の拡声音と
の相関が強く、拡声放送エリア10の騒音とは相関がな
い。よって、適応型デジタル・フィルタ部17は、その出
力信号が騒音検出用マイクロホン12の出力信号のうちの
拡声用スピーカ11からの拡声音の成分としだいに一致す
るように内部のフィルタ係数を自己調整していく。
このようにして、適応型デジタル・フィルタ部17の学
習同定を行うのであるが、規正用信号発生部21から出力
される規正用信号としては、例えばホワイトノイズのよ
うに、低域から高域までの全周波数範囲にわたっての周
波数成分を有する信号が望ましい。拡声放送装置が提供
できる音声の周波数帯域を十分にカバーできるため、適
応型デジタル・フィルタ部17に全周波数範囲にわたって
十分に学習同定させることができるからである。
上記では、ホワイトノイズを規正用信号として用いる
場合について述べたが、拡声放送エリア10に聴衆が居る
とき、このホワイトノイズが拡声用スピーカ11から放射
され、これを聴衆に聴かせることになる。聴衆がこのホ
ワイトノイズの音を耳触りに感ずることもある。これを
回避するには、規正用信号としてホワイトノイズではな
く例えば音楽信号を用いるようにすればよい。拡声用ス
ピーカ11からは音楽が放射されるので、聴衆にはBGMが
提供されていると感じさせることができる。このときの
音楽信号として、ホワイトノイズ同様に全周波数範囲の
信号成分を含むものを選択すれば、適応型デジタル・フ
ィルタ部17の学習同定も全周波数範囲にわたって正確に
なされる。
十分な学習同定がされた後には、遅延回路部16と適応
型デジタル・フィルタ部17との総合的な伝達関数は切り
替えスイッチ部20の端子cから騒音検出用マイクロホン
12の出力部までの伝達関数とほぼ一致し、適応型デジタ
ル・フィルタ部17の出力信号と騒音検出用マイクロホン
12の出力信号のうちの拡声用スピーカ11からの拡声音の
成分とが誤差信号検出部18で相殺され、誤差信号検出部
18からは騒音検出用マイクロホン12の出力信号のうちの
拡声放送エリア10の騒音の成分が出力されるようにな
る。
そして、このように十分に学習同定がされた後に、適
応型デジタル・フィルタ部17のフィルタ係数を固定す
る。
次に、放送用マイクロホン13による拡声放送時の動作
を説明する。
放送用マイクロホン13による拡声放送時においては、
上述のように十分に学習同定されフィルタ係数を固定さ
れた適応型デジタル・フィルタ部17を用いる。拡声放送
を行おうとするアナウンサーは放送用マイクロホン13に
向かってアナウンスを行う。この声を放送用マイクロホ
ン13が拾い、その出力はゲイン調整部14に入力される。
ゲイン調整部14はこの入力信号にゲインを与えて出力す
る。切り替えスイッチ部20は端子b側に設定されゲイン
調整部14から出力されるこのアナウンス信号を電力増幅
器15に供給する。さらにアナウンス信号は電力増幅器15
から拡声用スピーカ11に供給され、アナウンスが拡声放
送エリア10に放送される。騒音検出用マイクロホン12は
この拡声放送エリア10に放送されたアナウンス音と拡声
放送エリア10の騒音とを拾うので、騒音検出用マイクロ
ホン12の出力信号はこれらが合成された信号となる。
一方、ゲイン調整部14から出力されたアナウンス信号
は切り替えスイッチ部20、遅延回路部16を介して適応型
デジタル・フィルタ部17にも供給される。適応型デジタ
ル・フィルタ部17では前述のようにフィルタ係数は固定
されており、アナウンス信号にフィルタリングを施した
後に出力する。この適応型デジタル・フィルタ部17の出
力信号は騒音検出用マイクロホン12の出力信号のうちの
拡声放送エリア10に放送されたアナウンス音の成分に等
しくなる。よって、誤差信号検出部18でこれらの信号が
相殺され、誤差信号検出部18からは騒音検出用マイクロ
ホン12のの出力信号のうちの拡声放送エリア10の騒音の
成分のみが出力信号として出力される。そして、切り替
えスイッチ部19は端子b側に設定されこの誤差信号検出
部18の出力信号をゲイン調整部14に供給する。前述のよ
うに、誤差信号検出部18の出力信号には騒音検出用マイ
クロホン12の出力信号のうちの拡声放送エリア10の騒音
の成分のみが含まれているので、ゲイン調整部14は拡声
放送エリア10の騒音のレベルのみに基づいて適切にゲイ
ンの調整を行うことができ、エコーバックの影響を受け
ることはない。
また、このときにアナウンスを行おうとするアナウン
サーの声の周波数成分の分布にはアナウンサー各人の特
徴があるが、前述のように適応型デジタル・フィルタ部
17の学習同定時には規正用信号として拡声放送装置が提
供できる音声の周波数帯域を十分にカバーできる周波数
成分を有するものを使用することができ、拡声放送装置
の提供できる全周波数範囲にわたって学習同定すること
ができるので、アナウンサーの声がどのような特徴を有
するものであっても完全にエコーバックを取り除くこと
ができる。
なお、第1図においては、遅延回路部16は切り替えス
イッチ部20の端子cと適応型デジタル・フィルタ部17と
の間に挿入されているが、適応型デジタル・フィルタ部
17と誤差信号検出部18との間に挿入するようにしてもよ
い。また、切り替えスイッチ部20の端子cと適応型デジ
タル・フィルタ部17との間および適応型デジタル・フィ
ルタ部17と誤差信号検出部18との間の双方に挿入するよ
うにしてもよい。この遅延回路部16は主に拡声用スピー
カ11から騒音検出用マイクロホン12までの間の音波の伝
播時間を吸収して適応型デジタル・フィルタ部17の学習
同定を適切ならしめるために設けるものであるが、拡声
用スピーカ11と騒音検出用マイクロホン12との距離が短
く、音波の伝播時間が短い場合は省略してもよい。
また、切り替えスイッチ部19によって、誤差信号検出
部18の出力信号をゲイン調整部14または適応型デジタル
・フィルタ部17のいずれかに供給するようにしたが、切
り替えスイッチ部19を設けず誤差信号検出部18の出力信
号が常にゲイン調整部14と適応型デジタル・フィルタ部
17との双方に供給されるように接続してもよい。この場
合は、放送用マイクロホン13による拡声放送時に誤差信
号検出部18の出力信号が適応型デジタル・フィルタ部17
に供給されていても、適応型デジタル・フィルタ部17の
フィルタ係数の自己調整を行わせないので、フィルタ係
数を固定したままにする。
[発明の効果] 前述のとおり、この発明によれば、入力部にマイクロ
ホンが接続されている拡声放送装置においても、適応型
フィルタの学習同定時には拡声放送装置が提供できる音
声の周波数帯域を十分にカバーできるだけの周波数成分
を含んだ音声信号を用いてこれにより適応型デジタル・
フィルタ部17の学習同定を行うことができるので、適応
型デジタル・フィルタの学習同定を全周波数範囲にわた
り完全ならしめ、拡声放送を行おうとする者の声の周波
数成分の分布の特徴によらず、エコーバックを十分に取
り除いた上で騒音レベルを正確に検知し、拡声放送装置
の音量制御を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る拡声放送装置の自動音量調整
装置の一実施例を示すブロック図である。 10……拡声放送エリア、11……拡声用スピーカ、12……
騒音検出用マイクロホン、13……放送用マイクロホン、
14……ゲイン調整部、15……電力増幅器、16……遅延回
路部、17……適応型デジタル・フィルタ部、18……誤差
信号検出部、19、20……切り替えスイッチ部、21……規
正用信号発生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号入力部と、規正用信号発生部と、
    放送用マイクロホンと、前記音声信号入力部へ入力され
    た音声信号を拡声する拡声用スピーカと、前記音声信号
    入力部へ入力された音声信号に対してフィルタリングを
    施す適応型デジタル・フィルタ部と、前記拡声用スピー
    カの拡声放送エリアに配置された騒音検出用マイクロホ
    ンと、前記適応型デジタル・フィルタ部の出力信号と前
    記騒音検出用マイクロホンの出力信号との差を誤差信号
    として出力し前記適応型デジタル・フィルタ部に供給す
    る誤差信号検出部と、前記放送用マイクロホンの出力信
    号を入力し前記誤差信号検出部の出力信号のレベルに応
    じてゲインを調整して出力するゲイン調整部とを具備
    し、前記適応型デジタル・フィルタ部の学習同定時には
    前記規正用信号発生部から出力される規正用信号が前記
    音声信号入力部に供給され前記適応型デジタル・フィル
    タ部は前記誤差信号の2乗平均値が最小となるように自
    己調整し、前記放送用マイクロホンによる拡声放送時に
    は前記適応型デジタル・フィルタ部の学習同定が行われ
    ず前記ゲイン調整部の出力信号が前記音声信号入力部に
    供給されることを特徴とする拡声放送装置の自動音量調
    整装置。
  2. 【請求項2】前記音声信号入力部と前記適応型デジタル
    ・フィルタ部との間または前記適応型デジタル・フィル
    タ部と前記誤差信号検出部との間に遅延回路部が挿入さ
    れたことを特徴とする請求項(1)に記載の拡声放送装
    置の自動音量調整装置。
  3. 【請求項3】前記音声信号入力部と前記適応型デジタル
    ・フィルタ部との間および前記適応型デジタル・フィル
    タ部と前記誤差信号検出部との間に遅延回路部が挿入さ
    れたことを特徴とする請求項(1)に記載の拡声放送装
    置の自動音量調整装置。
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