JPH08321048A - 光ディスク制御装置 - Google Patents

光ディスク制御装置

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Publication number
JPH08321048A
JPH08321048A JP12996495A JP12996495A JPH08321048A JP H08321048 A JPH08321048 A JP H08321048A JP 12996495 A JP12996495 A JP 12996495A JP 12996495 A JP12996495 A JP 12996495A JP H08321048 A JPH08321048 A JP H08321048A
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JP
Japan
Prior art keywords
control
track
control means
optical head
gain
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Application number
JP12996495A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Nakajima
文彦 中島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーク終了後、トラックサーボ系ループを閉
じた時のリニアモータ5の急激な動きを緩和して、トラ
ックはずれをなくすことができるシーク制御装置を得る
ことを目的とする。 【構成】 トラックサーボ回路6及び位置制御回路11
での制御が停止されて光ヘッド2を光ディスクの半径方
向に所定距離移動させるシーク処理が実施された後、ゲ
イン切換器13に制御ゲインを下げさせる信号を出力
し、位置制御回路11での制御を開始させ、トラックサ
ーボ回路6での制御を開始させた後所定期間経過後に、
ゲイン切換器13に制御ゲインを通常の制御ゲインにさ
せる信号を出力するゲイン切換信号発生器14を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクのシーク制
御を行うシーク制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のシーク制御装置の構成を示
すブロック図である。図において、1は対物レンズ、2
は光学ヘッド、3は光ディスク(図示せず)からの反射
ビームを検出するトラックエラー検出手段であるトラッ
クエラー検出器、4は対物レンズ1をトラックを横切る
方向に移動させる光スポット位置制御手段であるトラッ
クアクチュエータ、5は光学ヘッド2をトラックを横切
る方向に移動させるリニアモータ、6はトラックアクチ
ュエータ4を制御し、対物レンズ1をトラックに追従さ
せるトラック制御手段であるトラックサーボ回路、7は
対物レンズ1の位置を検出するポジションエラー検出
器、8はリニアモータ5を制御するラジアルサーボ、9
は対物レンズ1を一定位置に制御するボジションサー
ボ、10は対物レンズ1がトラックを横切ったトラック
通過数を計数するトラックカウンタ、11は光学ヘッド
2を所定位置に制御する光ヘッド位置制御手段である位
置制御回路、12は光学ヘッド2を所定位置に移動させ
る時にリニアモータ5の速度を制御する速度制御回路で
ある。
【0003】次に、従来例の動作について説明する。図
8は従来例の動作を説明するための説明図である。ま
ず、光ディスク上で反射したレーザー光の中にはトラッ
クエラーに関する情報が含まれており、トラックエラー
検出器3により、対物レンズ1を通過したレーザー光か
らトラックエラー信号が抽出され、対物レンズ1の位置
はポジションエラー検出器7でポジションエラー信号と
して抽出されている。
【0004】そして、通常の再生モードにおいては、ト
ラックエラー信号はトラックサーボ回路6へ送られ、ト
ラックアクチュエータ4を駆動することによりトラック
サーボ系が閉じて1本のトラック上をトラックアクチュ
エータ4は追従するようになっている。
【0005】また、ポジションエラー信号は位置制御回
路11に送られ、リニアモータ5を駆動することによ
り、ラジアルサーボ8の位置制御系が閉じて光学ヘッド
2を位置制御するようになっている。
【0006】一方、シーク時においては、まず、図8に
示すように、トラックサーボ回路6でのトラックアクチ
ュエータ4の制御を停止してトラックサーボ系ループを
開き、ラジアルサーボ8の位置制御回路11でのリニア
モータ5の制御を停止して位置制御系ループを開く。そ
して、ポジションサーボ回路9によりトラックアクチュ
エータ4を駆動して、ポジションサーボ系ループを閉じ
てポジションエラー信号によりトラックアクチュエータ
4を中心位置に制御し、また、速度制御回路12によ
り、リニアモータ5を、光学ヘッド2の位置を目標トラ
ック位置に向けて速度制御する。
【0007】そして、トラッキングエラー信号に基づい
てトラック通過数を計数するトラックカウンタ10の検
出トラック数が目標トラックまでのトラック数に一致し
たとき、又は近傍にきたときに速度制御回路12での速
度制御を終了する。そして、ポジションサーボ回路9で
のトラックアクチュエータ4の駆動を停止し、ポジショ
ンサーボ系ループを開き、目標トラックにてトラックサ
ーボ回路6により、トラックアクチュエータ4を駆動
し、トラックサーボ系を閉じるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、従来のシーク制御装置では、シーク終了後、ト
ラックサーボ系ループが閉じた時にトラックアクチュエ
ータ4が動作中心に整定せずに一定量変位してトラック
サーボ回路6が閉じることがある。この時、定常のトラ
ックサーボ回路6による制御に比べて位置制御回路11
による制御が大きくなり、リニアモータ5が急激に動
き、トラックアクチュエータ4に加速度が加わりトラッ
クはずれが起こりやすくなるという問題点があった。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、シーク終了後、トラックサーボ
系ループを閉じた時のリニアモータ5の急激な動きを緩
和して、トラックはずれをなくすことができるシーク制
御装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る光ディ
スク制御装置は、光ヘッドから照射され光ディスクの情
報トラック上を移動する光スポットの位置を制御する光
スポット位置制御手段と、光スポットのトラックエラー
を検出するトラックエラー検出手段と、トラックエラー
検出手段のトラックエラー信号に基づいて光スポット位
置制御手段を制御するトラック制御手段と、光ヘッドの
光ディスクの半径方向の位置を制御する光ヘッド位置制
御手段と、光ヘッド位置制御手段の制御ゲインを制御す
る制御ゲイン切換手段と、トラック制御手段及び光ヘッ
ド位置制御手段での制御が停止されて光ヘッドを光ディ
スクの半径方向に所定距離移動させるシーク処理が実施
された後、制御ゲイン切換手段に制御ゲインを下げさせ
る信号を出力し、光ヘッド位置制御手段での制御を開始
させ、トラック制御手段での制御を開始させた後所定期
間経過後に、制御ゲイン切換手段に制御ゲインを通常の
制御ゲインにさせる信号を出力するゲイン制御手段とを
備えるものである。
【0011】第2の発明に係る光ディスク制御装置は、
光ヘッドから照射され光ディスクの情報トラック上を移
動する光スポットの位置を制御する光スポット位置制御
手段と、光スポットのトラックエラーを検出するトラッ
クエラー検出手段と、トラックエラー検出手段のトラッ
クエラー信号に基づいて光スポット位置制御手段を制御
するトラック制御手段と、光ヘッドの光ディスクの半径
方向の位置を制御する光ヘッド位置制御手段と、光ヘッ
ド位置制御手段の制御ダイナミックレンジを制御する制
御ダイナミックレンジ切換手段と、トラック制御手段及
び光ヘッド位置制御手段での制御が停止されて前記光ヘ
ッドを光ディスクの半径方向に所定距離移動させるシー
ク処理が実施された後、制御ダイナミックレンジ切換手
段に制御ダイナミックレンジを狭くさせる信号を出力
し、光ヘッド位置制御手段での制御を開始させ、トラッ
ク制御手段での制御を開始させた後所定期間経過後に、
制御ダイナミックレンジ切換手段に制御ダイナミックレ
ンジを通常の制御ダイナミックレンジにさせる信号を出
力するダイナミックレンジ制御手段とを備えるものであ
る。
【0012】第3の発明に係る光ディスク制御装置は、
光ヘッドから照射され光ディスクの情報トラック上を移
動する光スポットの位置を制御する光スポット位置制御
手段と、光スポットのトラックエラーを検出するトラッ
クエラー検出手段と、トラックエラー検出手段のトラッ
クエラー信号に基づいて光スポット位置制御手段を制御
するトラック制御手段と、光ヘッドの光ディスクの半径
方向の位置を制御する光ヘッド位置制御手段と、光ヘッ
ド位置制御手段の制御ゲインを制御する制御ゲイン切換
手段と、トラック制御手段及び光ヘッド位置制御手段で
の制御が停止されて光ヘッドを光ディスクの半径方向に
所定距離移動させるシーク処理が実施された後、光スポ
ット位置制御手段の変位を検出し、その検出した変位信
号があらかじめ設定された値以上になっている間、制御
ゲイン切換手段に制御ゲインを下げさせる信号を出力す
る変位検出制御手段とを備えるものである。
【0013】
【作用】第1の発明においては、光スポット位置制御手
段により、光ヘッドから照射され光ディスクの情報トラ
ック上を移動する光スポットの位置が制御され、トラッ
クエラー検出手段により、光スポットのトラックエラー
が検出され、トラック制御手段により、トラックエラー
検出手段のトラックエラー信号に基づいて光スポット位
置制御手段が制御され、光ヘッド位置制御手段により、
光ヘッドの光ディスクの半径方向の位置が制御され、制
御ゲイン切換手段により、光ヘッド位置制御手段の制御
ゲインが制御され、ゲイン制御手段により、トラック制
御手段及び光ヘッド位置制御手段での制御が停止されて
光ヘッドを光ディスクの半径方向に所定距離移動させる
シーク処理が実施された後、制御ゲイン切換手段に制御
ゲインを下げさせる信号が出力され、光ヘッド位置制御
手段での制御を開始させ、トラック制御手段での制御を
開始させた後所定期間経過後に、制御ゲイン切換手段に
制御ゲインを通常の制御ゲインにさせる信号が出力され
る。
【0014】第2の発明においては、光スポット位置制
御手段により、光ヘッドから照射され光ディスクの情報
トラック上を移動する光スポットの位置が制御され、ト
ラックエラー検出手段により、光スポットのトラックエ
ラーが検出され、トラック制御手段により、トラックエ
ラー検出手段のトラックエラー信号に基づいて光スポッ
ト位置制御手段が制御され、光ヘッド位置制御手段によ
り、光ヘッドの光ディスクの半径方向の位置が制御さ
れ、制御ダイナミックレンジ切換手段により、光ヘッド
位置制御手段の制御ダイナミックレンジが制御され、ダ
イナミックレンジ制御手段により、トラック制御手段及
び光ヘッド位置制御手段での制御が停止されて光ヘッド
を光ディスクの半径方向に所定距離移動させるシーク処
理が実施された後、制御ダイナミックレンジ切換手段に
制御ダイナミックレンジを狭くさせる信号が出力され、
光ヘッド位置制御手段での制御を開始させ、トラック制
御手段での制御を開始させた後所定期間経過後に、制御
ダイナミックレンジ切換手段に制御ダイナミックレンジ
を通常の制御ダイナミックレンジにさせる信号が出力さ
れる。
【0015】第3の発明においては、光スポット位置制
御手段により、光ヘッドから照射され光ディスクの情報
トラック上を移動する光スポットの位置が制御され、ト
ラックエラー検出手段により、光スポットのトラックエ
ラーが検出され、トラック制御手段により、トラックエ
ラー検出手段のトラックエラー信号に基づいて光スポッ
ト位置制御手段が制御され、光ヘッド位置制御手段によ
り、光ヘッドの光ディスクの半径方向の位置が制御さ
れ、制御ゲイン切換手段により、光ヘッド位置制御手段
の制御ゲインが制御され、変位検出制御手段により、ト
ラック制御手段及び光ヘッド位置制御手段での制御が停
止されて光ヘッドを光ディスクの半径方向に所定距離移
動させるシーク処理が実施された後、光スポット位置制
御手段の変位が検出され、その検出した変位信号があら
かじめ設定された値以上になっている間、制御ゲイン切
換手段に制御ゲインを下げさせる信号が出力される。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例に係るシーク制御装
置の構成を示すブロック図である。図において、13は
リニアモータ5の制御信号のゲインを変化させる制御ゲ
イン切換手段であるゲイン切換器、14はゲイン切換器
13を制御するゲイン制御手段であるゲイン切換信号発
生器であり、他の構成は従来例と同様である。
【0017】次に、この実施例の動作について説明す
る。図2はこの実施例の動作を説明するための説明図で
ある。ここで、シーク終了までの動作については従来例
と同様であり、ここでは、ゲイン切換器13及びゲイン
切換信号発生器14の動作について説明する。まず、シ
ークが終了すると、ゲイン切換信号発生器14により、
位置制御回路11によるリニアモータ5の駆動が開始さ
れ位置制御系ループが閉じる。
【0018】そして、このときの位置制御回路11及び
速度制御回路12のサーボ切換信号をスタート信号とし
て、図2に示すような所定の時定数を持ったゲイン切換
信号がゲイン切換信号発生器14から出力される。そし
て、ゲイン切換器13はこのゲイン切換信号が入力され
ている間、すなわちシーク終了後所定時間は、位置制御
回路11による位置制御系ループのゲインを下げ、リニ
アモータ5の加速度を下げるようになっている。
【0019】そして、図2に示すように、位置制御系ル
ープのゲインが下がっている間に、ポジションサーボ回
路9でのトラックアクチュエータ4の駆動を停止し、ポ
ジションサーボ系ループを開き、目標トラックにてトラ
ックサーボ回路6により、トラックアクチュエータ4を
駆動し、トラックサーボ系を閉じるようになっている。
【0020】この実施例では、シーク終了後、位置制御
系ループのゲインが下がっている間にトラックサーボ系
を閉じるようにしたので、トラックサーボ系が閉じると
きに、リニアモータ5の加速度が小さくなり、トラック
アクチュエータ4に加わる加速度が小さくなりシーク後
のトラックはずれをなくすことが可能となる。
【0021】実施例2.図3は本発明の他の実施例に係
るシーク制御装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、15はリニアモータ5の制御信号のダイナミッ
クレンジを切り換える制御ダイナミックレンジ切換手段
であるダイナミックレンジ切換器、16はダイナミック
レンジ切換器15を制御するダイナミックレンジ制御手
段であるダイナミックレンジ切換信号発生器であり、他
の構成は従来例と同様である。
【0022】次に、この実施例の動作について説明す
る。図4はこの実施例の動作を説明するための説明図で
ある。ここで、シーク終了までの動作については従来例
と同様であり、ここでは、ダイナミックレンジ切換器1
5及びダイナミックレンジ切換信号発生器16の動作に
ついて説明する。まず、シークが終了すると、ダイナミ
ックレンジ切換信号発生器16により、位置制御回路1
1によるリニアモータ5の駆動が開始され位置制御系ル
ープが閉じる。
【0023】そして、このときの位置制御回路11及び
速度制御回路12のサーボ切換信号をスタート信号とし
て、図4に示すような所定の時定数を持ったダイナミッ
クレンジ切換信号がダイナミックレンジ切換信号発生器
16から出力される。そして、ダイナミックレンジ切換
器15は、このダイナミックレンジ切換信号が入力され
ている間、すなわちシーク終了後所定時間は、リニアモ
ータ5の制御信号のダイナミックレンジを狭めて、リニ
アモータ5の加速度を所定範囲におさえるようになって
いる。
【0024】そして、図4に示すように、ダイナミック
レンジが狭まっている間に、ポジションサーボ回路9で
のトラックアクチュエータ4の駆動を停止し、ポジショ
ンサーボ系ループを開き、目標トラックにてトラックサ
ーボ回路6により、トラックアクチュエータ4を駆動
し、トラックサーボ系を閉じるようになっている。
【0025】この実施例では、シーク終了後、ダイナミ
ックレンジが狭まっている間にトラックサーボ系を閉じ
るようにしたので、トラックサーボ系が閉じるときに、
リニアモータ5の加速度が所定の加速度以上にはなら
ず、トラックアクチュエータ4に加わる加速度が大きく
なることがなくなりシーク後のトラックはずれをなくす
ことが可能となる。
【0026】実施例3.図5は本発明の他の実施例に係
るシーク制御装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、13はリニアモータ5の制御信号のゲインを変
化させる制御ゲイン切換手段であるゲイン切換器、17
はトラックアクチュエータ4の位置を検出する変位検出
制御手段であるアクチュエータ位置検出器であり、他の
構成は従来例と同様である。
【0027】次に、この実施例の動作について説明す
る。図6はこの実施例の動作を説明するための説明図で
ある。ここで、シーク終了までの動作については従来例
と同様であり、ここでは、ゲイン切換器14及びアクチ
ュエータ位置検出器17の動作について説明する。ま
ず、シークが終了すると、ゲイン切換信号発生器13に
より、位置制御回路11によるリニアモータ5の駆動が
開始され位置制御系ループが閉じる。
【0028】そして、位置制御系ループが閉じた後、ア
クチュエータ位置検出器17により、ポジションエラー
信号が所定以上になったときに、図6に示すようなアク
チュエータ位置検出信号が出力される。そして、そし
て、ゲイン切換器13はこのアクチュエータ位置検出信
号が入力されている間、すなわちシーク終了後、ポジシ
ョンエラー信号が所定以上になっているときは、位置制
御回路11による位置制御系ループのゲインを下げ、リ
ニアモータ5の加速度を下げるようになっている。
【0029】この実施例では、シーク終了後、ポジショ
ンエラー信号が所定以上になると、位置制御系ループの
ゲインを下げて、リニアモータ5の加速度を下げるよう
にしたので、トラックサーボ系が閉じるときに、リニア
モータ5の加速度が小さくなり、トラックアクチュエー
タ4に加わる加速度が小さくなりシーク後のトラックは
ずれをなくすことが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、ゲ
イン制御手段により、トラック制御手段及び光ヘッド位
置制御手段での制御が停止されて光ヘッドを光ディスク
の半径方向に所定距離移動させるシーク処理が実施され
た後、制御ゲイン切換手段に制御ゲインを下げさせる信
号を出力し、光ヘッド位置制御手段での制御を開始さ
せ、トラック制御手段での制御を開始させた後所定期間
経過後に、制御ゲイン切換手段に制御ゲインを通常の制
御ゲインにさせる信号を出力するようにしたので、シー
ク終了後、光ヘッド位置制御手段による位置制御系ルー
プの制御ゲインが下がっている間に、トラック制御手段
での制御が開始され、光スポット位置制御手段に加わる
加速度が小さくなりシーク後のトラックはずれがなくな
るという効果を有する。
【0031】第2の発明によれば、ダイナミックレンジ
制御手段により、トラック制御手段及び光ヘッド位置制
御手段での制御が停止されて光ヘッドを光ディスクの半
径方向に所定距離移動させるシーク処理が実施された
後、制御ダイナミックレンジ切換手段に制御ダイナミッ
クレンジを狭くさせる信号を出力し、光ヘッド位置制御
手段での制御を開始させ、トラック制御手段での制御を
開始させた後所定期間経過後に、制御ダイナミックレン
ジ切換手段に制御ダイナミックレンジを通常の制御ダイ
ナミックレンジにさせる信号を出力するようにしたの
で、シーク終了後、光ヘッド位置制御手段による位置制
御系ループの制御ダイナミックレンジが狭まっている間
に、トラック制御手段での制御が開始され、シーク終了
後、光スポット位置制御手段に加わる加速度が抑えられ
シーク後のトラックはずれがなくなるという効果を有す
る。
【0032】第3の発明によれば、変位検出制御手段に
より、トラック制御手段及び光ヘッド位置制御手段での
制御が停止されて光ヘッドを光ディスクの半径方向に所
定距離移動させるシーク処理が実施された後、光スポッ
ト位置制御手段の変位を検出し、その検出した変位信号
があらかじめ設定された値以上になっている間、制御ゲ
イン切換手段に制御ゲインを下げさせる信号を出力する
ようにしたので、トラック制御手段での制御が開始され
るときの光スポット位置制御手段に加わる加速度が小さ
くなり、シーク後のトラックはずれがなくなるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るシーク制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 実施例1の動作を説明するための説明図であ
る。
【図3】 本発明の他の実施例に係るシーク制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】 実施例2の動作を説明するための説明図であ
る。
【図5】 本発明の他の実施例に係るシーク制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図6】 実施例3の動作を説明するための説明図であ
る。
【図7】 従来のシーク制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図8】 従来例の動作を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 対物レンズ、2 光学ヘッド、3 トラックエラー
検出器(トラックエラー検出手段)、4 トラックアク
チュエータ(光スポット位置制御手段)、5リニアモー
タ、6 トラックサーボ回路(トラック制御手段)、7
ポジションエラー検出器、8 ラジアルサーボ、9
ポジションサーボ回路、10 トラックカウンタ、11
位置制御回路(光ヘッド位置制御手段)、12 速度
制御回路、13 ゲイン切換器(制御ゲイン切換手
段)、14 ゲイン切換信号発生器(ゲイン制御手
段)、15 ダイナミックレンジ切換器(制御ダイナミ
ックレンジ切換手段)、16 ダイナミックレンジ切換
信号発生器(ダイナミックレンジ制御手段)、17 ア
クチュエータ位置検出器(変位検出制御手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ヘッドから照射され光ディスクの情報
    トラック上を移動する光スポットの位置を制御する光ス
    ポット位置制御手段と、 前記光スポットのトラックエラーを検出するトラックエ
    ラー検出手段と、 前記トラックエラー検出手段のトラックエラー信号に基
    づいて前記光スポット位置制御手段を制御するトラック
    制御手段と、 前記光ヘッドの前記光ディスクの半径方向の位置を制御
    する光ヘッド位置制御手段と、 前記光ヘッド位置制御手段の制御ゲインを制御する制御
    ゲイン切換手段と、 前記トラック制御手段及び前記光ヘッド位置制御手段で
    の制御が停止されて前記光ヘッドを前記光ディスクの半
    径方向に所定距離移動させるシーク処理が実施された
    後、前記制御ゲイン切換手段に制御ゲインを下げさせる
    信号を出力し、前記光ヘッド位置制御手段での制御を開
    始させ、前記トラック制御手段での制御を開始させた後
    所定期間経過後に、前記制御ゲイン切換手段に制御ゲイ
    ンを通常の制御ゲインにさせる信号を出力するゲイン制
    御手段とを備えることを特徴とする光ディスク制御装
    置。
  2. 【請求項2】 光ヘッドから照射され光ディスクの情報
    トラック上を移動する光スポットの位置を制御する光ス
    ポット位置制御手段と、 前記光スポットのトラックエラーを検出するトラックエ
    ラー検出手段と、 前記トラックエラー検出手段のトラックエラー信号に基
    づいて前記光スポット位置制御手段を制御するトラック
    制御手段と、 前記光ヘッドの前記光ディスクの半径方向の位置を制御
    する光ヘッド位置制御手段と、 前記光ヘッド位置制御手段の制御ダイナミックレンジを
    制御する制御ダイナミックレンジ切換手段と、 前記トラック制御手段及び前記光ヘッド位置制御手段で
    の制御が停止されて前記光ヘッドを前記光ディスクの半
    径方向に所定距離移動させるシーク処理が実施された
    後、前記制御ダイナミックレンジ切換手段に制御ダイナ
    ミックレンジを狭くさせる信号を出力し、前記光ヘッド
    位置制御手段での制御を開始させ、前記トラック制御手
    段での制御を開始させた後所定期間経過後に、前記制御
    ダイナミックレンジ切換手段に制御ダイナミックレンジ
    を通常の制御ダイナミックレンジにさせる信号を出力す
    るダイナミックレンジ制御手段とを備えることを特徴と
    する光ディスク制御装置。
  3. 【請求項3】 光ヘッドから照射され光ディスクの情報
    トラック上を移動する光スポットの位置を制御する光ス
    ポット位置制御手段と、 前記光スポットのトラックエラーを検出するトラックエ
    ラー検出手段と、 前記トラックエラー検出手段のトラックエラー信号に基
    づいて前記光スポット位置制御手段を制御するトラック
    制御手段と、 前記光ヘッドの前記光ディスクの半径方向の位置を制御
    する光ヘッド位置制御手段と、 前記光ヘッド位置制御手段の制御ゲインを制御する制御
    ゲイン切換手段と、 前記トラック制御手段及び前記光ヘッド位置制御手段で
    の制御が停止されて前記光ヘッドを前記光ディスクの半
    径方向に所定距離移動させるシーク処理が実施された
    後、前記光スポット位置制御手段の変位を検出し、その
    検出した変位信号があらかじめ設定された値以上になっ
    ている間、前記制御ゲイン切換手段に制御ゲインを下げ
    させる信号を出力する変位検出制御手段とを備えること
    を特徴とする光ディスク制御装置。
JP12996495A 1995-05-29 1995-05-29 光ディスク制御装置 Pending JPH08321048A (ja)

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