JPH08320931A - 文字検査方法及びその装置 - Google Patents

文字検査方法及びその装置

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JPH08320931A
JPH08320931A JP7126108A JP12610895A JPH08320931A JP H08320931 A JPH08320931 A JP H08320931A JP 7126108 A JP7126108 A JP 7126108A JP 12610895 A JP12610895 A JP 12610895A JP H08320931 A JPH08320931 A JP H08320931A
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JP7126108A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Shimizu
利通 清水
Kazuyuki Tanaka
一幸 田中
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間の判定に近い検査を自動で行うことがで
きる文字検査方法及びその装置を提供する。 【構成】 電子部品に付加する文字種毎に、文字を所定
数の領域からなるマトリクス状に分割してそれぞれの領
域毎に文字の存在の有無に関する重み付けを行ってお
き、複数の画素から構成される画像として電子部品の表
示文字を撮像し、この画像から表示文字の範囲を検出す
ると共に、各文字毎に切り出し、切り出した文字をマト
リクス状に分割し、マトリクスの各領域毎の重み付けに
基づいて、各画素の値に関する一致度を求め、この一致
度と所定の基準値とを比較することによって文字の良否
を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ抵抗器をはじめ
とする電子部品の捺印などの文字検査で良品・不良品を
自動検査する文字検査方法及びその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品に負荷された文字の自動
検査は、ビデオカメラによって電子部品の表示文字を撮
像し、この撮像によって得られた画像に基づいて、各文
字の面積や重心を計測して文字の有り無しやずれ、一部
欠落の判定をしたり、各文字の特徴量により文字の種類
の判定をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子部
品に負荷された文字の場合、多少の欠陥があっても人間
が判別できる程度であれば良品の範囲内であったが、従
来の技術では、人間が判別できる程度という曖昧な判定
が困難であった。また、良品サンプルと少しでも異なる
ものを不良品と判定することはできても、人間が判別で
きる程度の欠陥であり、良品の範囲内であっても不良品
と判定してしまうことが多々あった。さらに、人間が判
別できる程度の欠陥があるものを良品に判定しようとす
ると、文字の種類によっては、不良品を良品と誤判定し
てしまうという問題点があった。
【0004】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、人間
の判定に近い検査を自動で行うことができる文字検査方
法及びその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、電子部品の表面に付加され
た文字の良否を検査する文字検査方法であって、前記電
子部品に付加する文字種毎に、該文字を所定数の領域か
らなるマトリクス状に分割し、該分割したそれぞれの領
域毎に文字の存在の有無に関する重み付けを行ってお
き、複数の画素から構成される画像として前記電子部品
の表示文字を撮像し、該画像から前記表示文字の範囲を
検出すると共に、各文字毎に切り出し、該切り出した文
字を前記所定数の領域からなるマトリクス状に分割し、
該マトリクスの各領域毎の前記重み付けに基づいて、各
画素の値に関する一致度を求め、該一致度と所定の基準
値とを比較することによって文字の良否を判定する文字
検査方法を提案する。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載の文字
検査方法において、前記画素の値を文字の有無に基づい
て二値化し、該値と前記重み付けが一致したときに前記
一致度の値を計数する文字検査方法を提案する。
【0007】また、請求項3では、請求項1又は2記載
の文字検査方法において、前記重み付けとして、文字が
存在する、文字が存在しない、及び文字が存在しても存
在しなくてもよいの3種類を設定し、該文字が存在して
も存在しなくてもよいと重み付けされている領域におい
ては、前記一致度の計数を行わない文字検査方法を提案
する。
【0008】また、請求項4では、電子部品の表面に付
加された文字を複数の画素から構成される画像として撮
像し、該画像に基づいて前記文字の良否を判定する文字
検査装置において、前記電子部品に付加する文字種毎
に、該文字を所定数の領域からなるマトリクス状に分割
し、該分割したそれぞれの領域毎に設定された文字の存
在の有無に関する重み付けを記憶する重み付け記憶手段
と、前記画像から前記表示文字の範囲を検出する文字範
囲検出手段と、該検出した文字範囲から各文字を切り出
す文字切り出し手段と、該切り出した文字を前記所定数
の領域からなるマトリクス状に分割する分割手段と、前
記重み付け記憶手段に記憶されている各領域毎の前記重
み付けに基づいて、各画素の値に関する一致度を求める
演算手段と、該一致度と所定の基準値とを比較すること
によって文字の良否を判定する判定手段とを設けた文字
検査装置を提案する。
【0009】また、請求項5では、請求項4記載の文字
検査装置において、前記演算手段は、前記画素の値を文
字の有無に基づいて二値化し、該値と前記重み付けが一
致したときに前記一致度の値を計数する文字検査装置を
提案する。
【0010】また、請求項6では、請求項4又は5記載
の文字検査装置において、前記重み付け記憶手段には重
み付けとして、文字が存在する、文字が存在しない、及
び文字が存在しても存在しなくてもよいの3種類が設定
されていると共に、該文字が存在しても存在しなくても
よいと重み付けされている領域においては、前記演算手
段は前記一致度の計数を行わない文字検査装置を提案す
る。
【0011】また、請求項7では、請求項4、5、又は
6記載の文字検査装置において、前記電子部品の文字領
域を照明する照明装置を備え、該照明装置は、リング状
の第一の照明器と、2つの平行する直線状の第二の照明
器とからなる文字検査装置を提案する。
【0012】
【作用】本発明の請求項1によれば、電子部品に付加す
る文字種毎に、該文字が所定数の領域からなるマトリク
ス状に分割され、該分割されたそれぞれの領域毎に文字
の存在の有無に関する重み付けが行われる。このような
設定の後、複数の画素から構成される画像として前記電
子部品の表示文字が撮像され、該画像から前記表示文字
の範囲が検出されると共に、該範囲内の各文字が切り出
され、該切り出された文字は前記所定数の領域からなる
マトリクス状に分割される。次いで、該マトリクスの各
領域毎の前記重み付けに基づいて、各画素の値に関する
一致度が求められた後、該一致度と所定の基準値とが比
較されて文字の良否が判定される。
【0013】例えば、文字種毎に複数の基本パターンが
作製され、この基本パターンと検査する文字とを比較
し、これらが一致する割合で文字の検査が行われる。こ
こで、基本パターンのm×nに分割した各マトリクス内
の構成ドット(画素)に重み付けすることにより、検査
する文字を基本パターンと比較する際に、その部分の画
素が欠落していても該当する文字として判別可能である
か否かを重み付けの値により判定することができる。従
って、文字の基本パターンと検査対象となる文字におい
てm×nのマトリクス全てが一致するか判定するのでは
なく、検査対象となる文字を該当文字として判別するた
めに重要な部分(画素)については、厳重に検査するこ
とが可能となる。よって、該当する文字として判別でき
れば良品の範囲に入るという人間の判定に近い検査をす
ることが可能となる。
【0014】また、請求項2によれば、前記画素の値は
文字の有無に基づいて二値化される。例えば、文字を構
成する画素であるときは「1」、文字を構成していない
画素であるときは「0」として二値化される。この二値
化された値と前記重み付けが一致したときに前記一致度
の値が計数される。例えば、文字が存在すると重み付け
された領域内において「1」の値を有する画素を検出し
たときに前記一致度の値が「1」だけカウントアップさ
れ、文字が存在しないと重み付けされた領域内において
「0」の値を有する画素を検出したときに前記一致度の
値が「1」だけカウントアップされる。これにより、文
字の一部欠落や、インクのにじみ等によって文字が変形
したときも、人間による目視に近い判定を行うことがで
きる。
【0015】また、請求項3によれば、前記重み付けと
して、文字が存在する、文字が存在しない、及び文字が
存在しても存在しなくてもよいの3種類が設定され、該
文字が存在しても存在しなくてもよいと重み付けされて
いる領域においては、前記一致度の計数が行われない。
【0016】また、請求項4によれば、重み付け記憶手
段によって、電子部品に付加する文字種毎に、該文字を
所定数の領域からなるマトリクス状に分割したそれぞれ
の領域毎に設定された文字の存在の有無に関する重み付
けが記憶される。また、文字範囲検出手段によって、前
記画像から前記表示文字の範囲が検出され、該検出した
文字範囲から文字切り出し手段によって各文字が切り出
される。該切り出された文字は、分割手段により前記所
定数の領域からなるマトリクス状に分割され、演算手段
により前記重み付け記憶手段に記憶されている各領域毎
の前記重み付けに基づいて、各画素の値に関する一致度
が求められる。さらに、判定手段によって、該一致度と
所定の基準値とが比較され、文字の良否が判定される。
【0017】また、請求項5によれば、前記演算手段に
より、前記画素の値は文字の有無に基づいて二値化さ
れ、該値と前記重み付けが一致したときに前記一致度の
値が計数される。
【0018】また、請求項6によれば、前記重み付け記
憶手段には重み付けとして、文字が存在する、文字が存
在しない、及び文字が存在しても存在しなくてもよいの
3種類が設定され、該文字が存在しても存在しなくても
よいと重み付けされている領域においては、前記演算手
段による前記一致度の計数が行われない。
【0019】また、請求項7によれば、リング状の第一
の照明器と、2つの平行する直線状の第二の照明器とか
らなり、前記電子部品の文字領域を照明する照明装置が
備えられ、例えば、前記表示文字範囲を検出する際には
前記第一の照明器が用いられ、文字を切り出す際には前
記第二の照明器が用いられる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例の文字検査装置を示
す構成図である。図において、1は画像処理演算部、2
は画像メモリ、3は表示器、4はビデオカメラ、5は照
明装置、6は検査対象となる電子部品である。
【0021】画像処理演算部1は、照明装置5によって
電子部品6を照明しながらビデオカメラ4によって電子
部品6に捺印されている抵抗値等の文字を撮像し、これ
によって得られた画像を画像メモリ2に記憶する。この
後、画像メモリ2に記憶した画像に基づいて、後述する
処理によって捺印文字が予め記憶されている文字と一致
するか否かを判定し、この結果を表示器3に表示する。
【0022】照明装置5は、図2に示すように、略円筒
形状の枠体5aを有し、その内部には、中央部に形成さ
れたカメラ装着孔5bの回りにリング状に配置された複
数の発光ダイオード(LED)5cと、これらの発光ダ
イオード(LED)5cの外側の所定方向両側にそれぞ
れ直線状に配置された発光ダイオード(LED)5dと
を備えている。これらの発光ダイオード(LED)5c
と発光ダイオード(LED)5dは電子部品6に付加さ
れた文字を認識する処理によって使い分けられる。
【0023】電子部品6は、図3に示すように略直方体
形状を有し、その長手方向両端部には端子電極6aが形
成され、上面中央部には抵抗値を表す3桁の数字が捺印
されている。
【0024】次に、前述の構成よりなる本実施例におけ
る文字検査の処理動作を図4に示すフローチャートに基
づいて説明する。画像処理演算部1は、所定位置に電子
部品6が載置されると、照明装置5の発光ダイオード
(LED)5cによって電子部品を照明する(SA1)
と共に、ビデオカメラ4によって電子部品6の静止画像
を撮像する(SA2)。
【0025】これにより、図5に示すように文字が位置
する概略の部分(文字範囲)CEを浮き上がらせた画像
を得ることができ、文字範囲CEを検出する(SA3)
ことができる。
【0026】この後、画像処理演算部1は、照明装置5
の発光ダイオード(LED)5dによって電子部品6を
照明する(SA4)と共に、ビデオカメラ4によって電
子部品6の静止画像を撮像する(SA5)。
【0027】これにより、図6に示すような文字を浮き
上がらせた画像を得ることができ、文字位置を検出する
ことができる。
【0028】次ぎに、得られた画像データを二値化し
(SA6)、各文字位置を検出する(SA7)。
【0029】次いで、各文字を切り出し(SA8)、切
り出した各文字を図7に示すように横方向4、縦方向5
のマトリクス状に分割する(SA9)。この分割された
各領域ERには、例えば図8に示すように縦90×横9
0の画素Pが含まれている。これらの画素のディジタル
値は、文字を構成する画素は「1」の値を有し、文字を
構成しない画素は「0」の値を有している。
【0030】ここで、マトリクス状に分割された各領域
には、各文字種毎に重み付けがなされている。例えば、
図7に示した「3」という文字においては、図9に示す
ように「A−1」の領域から「E−4」の領域まで順に
「2」「1」「1」「2」「0」「0」「2」「1」
「0」「2」「1」「1」「0」「0」「2」「1」
「2」「1」「1」「1」の重み付けがなされている。
この重み付け「0」は文字を構成する画素が存在しない
ことを意味し、「1」は文字を構成する画素が存在する
ことを意味し、また「2」は文字を構成する画素が存在
しても存在しなくても良いことを意味している。
【0031】また、各文字毎に複数種の重み付けが設定
されている。例えば、「3」の文字に関しては、図9に
示した重み付けの他に、図10に示す3種類の重み付け
が設定されている。
【0032】画像処理演算部1は、切り出した文字を予
め設定されている複数種の重み付けパターンを用いて一
致度を計数し(SA10)、所定の基準値以上となる一
致度となった重み付けパターンの文字であるとして検査
対象の文字を「良」として認識する。
【0033】一致度の計数は次のように行われる。即
ち、重み付け「1」の領域内に「1」の値を有する画素
が存在したときに一致度を「1」だけ増加し、重み付け
「0」の領域内に「0」の値を有する画素が存在したと
きに一致度を「1」だけ増加する。また、重み付け
「2」の領域に関しては先に述べたように文字を構成す
る画素が存在しても存在しなくても良いので、一致度の
計数には寄与しない。
【0034】これにより、文字を構成する画素単位で、
文字の良否を判定することができるので、文字の基本パ
ターンと検査対象となる文字においてm×nのマトリク
ス全てが一致するか判定するのではなく、検査対象とな
る文字を該当文字として判別するために重要な部分(画
素)について厳重に検査することが可能となり、該当す
る文字として判別できれば良品の範囲に入るという人間
の判定に近い検査をすることができる。
【0035】さらに、重み付け「2」の領域を設けてい
るので、文字の一部欠落や、インクのにじみ等によって
文字が変形したときも、人間による目視に近い判定を行
うことができる。
【0036】このように、重み付けによって文字の良否
を判定し(SA11)、電子部品6に付加されている全
ての文字が「良」と判定されたときに、その総合判定が
「良」とされる。この判定結果は、表示器3に表示され
る(SA12)。
【0037】尚、マトリクスの分割数及び重み付けの設
定値等は本実施例のものに限定されることはない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の文字検査方法によれば、複数の領域に分割したマト
リクス内の各領域に重み付けすることにより、検査対象
となる文字を基本パターンと比較する際に、任意の部分
の画素が欠落していても該当する文字として判別可能で
あるか否かを重み付けの値により判定することができる
ので、検査対象となる文字を該当文字として判別するた
めに重要な部分(画素)については、厳重に検査するこ
とが可能となり、人間の判定に近い検査を自動で行うこ
とができる。
【0039】また、請求項2記載の文字検査方法によれ
ば、上記の効果に加えて、前記画素の値を文字の有無に
基づいて二値化し、該値と前記重み付けが一致したとき
に前記一致度の値を計数しているので、文字の一部欠落
や、インクのにじみ等によって文字が変形したときも、
人間による目視に近い判定を行うことができる。
【0040】また、請求項3記載の文字検査方法によれ
ば、上記の効果に加えて、前記重み付けとして、文字が
存在する、文字が存在しない、及び文字が存在しても存
在しなくてもよいの3種類が設定され、該文字が存在し
ても存在しなくてもよいと重み付けされている領域にお
いては、前記一致度の計数が行われないので、検査判定
に多少の曖昧さを持たせることができる。
【0041】また、請求項4記載の文字検査装置によれ
ば、複数の領域に分割したマトリクス内の各領域に重み
付けすることにより、検査対象となる文字を基本パター
ンと比較する際に、任意の部分の画素が欠落していても
該当する文字として判別可能であるか否かを重み付けの
値により判定することができるので、検査対象となる文
字を該当文字として判別するために重要な部分(画素)
については、厳重に検査することが可能となり、人間の
判定に近い検査を自動で行うことができる。
【0042】また、請求項5記載の文字検査装置によれ
ば、上記の効果に加えて、前記画素の値を文字の有無に
基づいて二値化し、該値と前記重み付けが一致したとき
に前記一致度の値を計数しているので、文字の一部欠落
や、インクのにじみ等によって文字が変形したときも、
人間による目視に近い判定を行うことができる。
【0043】また、請求項6記載の文字検査装置によれ
ば、上記の効果に加えて、前記重み付けとして、文字が
存在する、文字が存在しない、及び文字が存在しても存
在しなくてもよいの3種類が設定され、該文字が存在し
ても存在しなくてもよいと重み付けされている領域にお
いては、前記一致度の計数が行われないので、検査判定
に多少の曖昧さを持たせることができる。
【0044】また、請求項7記載の文字検査装置によれ
ば、前記表示文字範囲を検出する際に用いられる照明
器、及び文字を切り出す際に用いられる照明器としてそ
れぞれに適したものを用いることができ、文字検出を正
確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】本発明の一実施例における照明装置を示す構成
【図3】本発明の一実施例における検査対象の電子部品
を示す図
【図4】本発明の一実施例の検査方法を説明するフロー
チャート
【図5】本発明の一実施例における文字領域検出方法を
説明する図
【図6】本発明の一実施例における文字検出方法を説明
する図
【図7】本発明の一実施例におけるマトリクス分割を説
明する図
【図8】本発明の一実施例における文字構成画素を説明
する図
【図9】本発明の一実施例における重み付けを説明する
【図10】本発明の一実施例における重み付けの例を説
明する図
【符号の説明】
1…画像処理演算部、2…画像メモリ、3…表示器、4
…ビデオカメラ、5…照明装置、5a…枠体、5b…カ
メラ装着孔、5c,5d…発光ダイオード(LED)、
6…電子部品、6a…端子電極、CE…文字範囲、ER
…領域、P…画素。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の表面に付加された文字の良否
    を検査する文字検査方法であって、 前記電子部品に付加する文字種毎に、該文字を所定数の
    領域からなるマトリクス状に分割し、 該分割したそれぞれの領域毎に文字の存在の有無に関す
    る重み付けを行っておき、 複数の画素から構成される画像として前記電子部品の表
    示文字を撮像し、 該画像から前記表示文字の範囲を検出すると共に、各文
    字毎に切り出し、 該切り出した文字を前記所定数の領域からなるマトリク
    ス状に分割し、 該マトリクスの各領域毎の前記重み付けに基づいて、各
    画素の値に関する一致度を求め、 該一致度と所定の基準値とを比較することによって文字
    の良否を判定することを特徴とする文字検査方法。
  2. 【請求項2】 前記画素の値を文字の有無に基づいて二
    値化し、該値と前記重み付けが一致したときに前記一致
    度の値を計数することを特徴とする請求項1記載の文字
    検査方法。
  3. 【請求項3】 前記重み付けとして、文字が存在する、
    文字が存在しない、及び文字が存在しても存在しなくて
    もよいの3種類を設定し、該文字が存在しても存在しな
    くてもよいと重み付けされている領域においては、前記
    一致度の計数を行わないことを特徴とする請求項1又は
    2記載の文字検査方法。
  4. 【請求項4】 電子部品の表面に付加された文字を複数
    の画素から構成される画像として撮像し、該画像に基づ
    いて前記文字の良否を判定する文字検査装置において、 前記電子部品に付加する文字種毎に、該文字を所定数の
    領域からなるマトリクス状に分割し、該分割したそれぞ
    れの領域毎に設定された文字の存在の有無に関する重み
    付けを記憶する重み付け記憶手段と、 前記画像から前記表示文字の範囲を検出する文字範囲検
    出手段と、 該検出した文字範囲から各文字を切り出す文字切り出し
    手段と、 該切り出した文字を前記所定数の領域からなるマトリク
    ス状に分割する分割手段と、 前記重み付け記憶手段に記憶されている各領域毎の前記
    重み付けに基づいて、各画素の値に関する一致度を求め
    る演算手段と、 該一致度と所定の基準値とを比較することによって文字
    の良否を判定する判定手段とを設けたことを特徴とする
    文字検査装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、前記画素の値を文字の
    有無に基づいて二値化し、該値と前記重み付けが一致し
    たときに前記一致度の値を計数することを特徴とする請
    求項4記載の文字検査装置。
  6. 【請求項6】 前記重み付け記憶手段には重み付けとし
    て、文字が存在する、文字が存在しない、及び文字が存
    在しても存在しなくてもよいの3種類が設定されている
    と共に、該文字が存在しても存在しなくてもよいと重み
    付けされている領域においては、前記演算手段は前記一
    致度の計数を行わないことを特徴とする請求項4又は5
    記載の文字検査装置。
  7. 【請求項7】 前記電子部品の文字領域を照明する照明
    装置を備え、該照明装置は、リング状の第一の照明器
    と、2つの平行する直線状の第二の照明器とからなるこ
    とを特徴とする請求項4、5、又は6記載の文字検査装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7003162B2 (en) * 2000-11-27 2006-02-21 Omron Corporation Apparatus and method for examining images
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