JPH0832088B2 - 折畳み式携帯電話機 - Google Patents
折畳み式携帯電話機Info
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- JPH0832088B2 JPH0832088B2 JP5149836A JP14983693A JPH0832088B2 JP H0832088 B2 JPH0832088 B2 JP H0832088B2 JP 5149836 A JP5149836 A JP 5149836A JP 14983693 A JP14983693 A JP 14983693A JP H0832088 B2 JPH0832088 B2 JP H0832088B2
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- JP
- Japan
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- cover
- case
- movable magnet
- magnet
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
み式携帯電話機の筐体構造に関する。
示すように、アンテナ3、表示部4,受話部5等を設け
たケース1と、各種キー部6、送話部7等を設けたカバ
ー2をヒンジ機構8によって連結し、このヒンジ機構8
を利用してカバー2をケース1に対して折り畳み可能と
したものである。この電話機では、使用時にはカバー2
を開いた状態とすることで、送話部7と受話部5との距
離を稼いで使用者の耳と口に受話部と送話部を接近させ
ることができ、非使用時にはカバー2を折り畳むことで
電話機を小型化して携帯性を高めることができる。
んだ状態のときに、カバーが意に反して開くことがない
ように、カバーをケースにロックさせるための機構が設
けられる。このため、従来では、同図に一部を破断して
示すように、カバー2とケース1の内部にそれぞれ対を
なすマグネット31,32を配設し、カバー2を折り畳
んだときにこれらのマグネットが磁力によって相互に吸
引され、この磁力によってカバーが開くことを防止する
構成が提案されている。
み式携帯電話機では、使用に際してカバー2を開く際に
はマグネット31,32の磁力以上の力をカバー3に加
える必要があり、この力を加えるには両手を使用するこ
とが必要となり、片手が使えないような場合の操作性に
不具合を生じていた。本発明の目的は、片手の操作で電
話機の使用を可能にした折畳み式携帯電話機を提供する
ものである。
話機は、ケースにはその一側部に操作摘みを設け、かつ
この操作摘みの手操作によりその位置が可変でかつスプ
リングにより通常位置に復帰される可動マグネットを設
け、このケースに対して開閉されるカバーにはカバーが
折り畳まれたときに可動マグネットに対向する位置に固
定マグネットを設けており、可動マグネットは通常位置
では固定マグネットに対して吸引力を有し、手操作によ
り移動された位置では固定マグネットに対して斥力を有
し、この斥力によってカバーをケースに対して開いた状
態とするように構成する。
る。図1は本発明の一実施例の一部を破断した斜視図、
図2はその正面図である。これらの図において、ケース
1にはアンテナ3、液晶表示部4、受話部5が設けら
れ、カバー2には各種キー部6、送話部7が設けられ、
ケース1の一端部とカバー2の一端部とをヒンジ機構8
により結合し、カバー2をケース1に対して回動させて
折り畳むことができるように構成されている。なお、こ
の実施例ではケース1とカバー2の各一端部に円筒状の
ヒンジ部1a,2aを一体に形成し、これらのヒンジ部
1a,2aをネジ9により同軸連結してヒンジ機構8を
構成している。
10が配設されている。即ち、ケース1の内部の一側位
置には、ケース1の長さ方向に向けて所要の長さの筐体
溝11が形成されており、この筐体溝11内にこの溝長
よりも短い長さ寸法の可動マグネット12が内装されて
いる。図3に示すように、この可動マグネット12は、
短棒状に形成されて一方向に着磁されており、ここでは
ケース1に対して図の上側がS極に、下側がN極に着磁
されている。また、可動マグネット12の中央部の一側
にはT字状をした操作摘み13が一体に形成されてお
り、この操作摘み13は筐体溝11の一側に設けた切欠
きを通してケース1の外部にまで突出され、ケース1の
外部から手操作できるように構成される。更に、前記可
動マグネット12のN極端面と筐体溝11の端面との間
には圧縮スプリング14が介挿されており、可動マグネ
ット12をS極側に向けて付勢している。なお、実際に
は、筐体溝11の上側を開口した構成とし、この開口を
通して圧縮スプリング14と可動マグネット12を順次
筐体溝11内に内挿した後に開口をプレート15で閉塞
する構成がとられる。この構成により、操作摘み13を
操作していないときには可動マグネット12は圧縮スプ
リング14によって筐体溝11の内部でS極側に移動さ
れており、操作摘み13を手操作により押し下げたとき
には、これと共に圧縮スプリング14の弾力性に抗して
筐体溝11の内部でN極側に移動されることになる。
折り畳んだときに前記可動マグネット部10に対向する
位置のカバー2の内部には固定マグネット部20が配設
されている。この固定マグネット部20は前記可動マグ
ネット12に対応して短棒状に形成されて両端がN極、
S極に着磁された固定マグネット21を有しており、カ
バー2が折り畳まれて固定マグネット21が可動マグネ
ット12に対向位置されたときにはその極性が逆になる
ように、即ち固定マグネット21のS極とN極がそれぞ
れ可動マグネット12のN極とS極に対向するように、
その極性と位置が設定され、接着剤等によりカバー2内
に固定されている。
状態では、図4(a)に示すように、可動マグネット1
2と固定マグネット21が正対し、それぞれのS極とN
極が対峙されるため、両マグネット12,21は磁力に
よって吸引される。このため、この磁力によってカバー
2をケース1に吸引してロック状態とし、カバー2が意
に反して簡単に開いてしまうことを防止する。一方、電
話機を使用する場合には、使用者は手操作により可動マ
グネット部10の操作摘み13を図の下方に押し下げ
る。すると、可動マグネット12は筐体溝11内で圧縮
スプリング14に抗してN極側に移動され、この移動の
結果図3(b)に要部を示すように、可動マグネット1
2のS極が固定マグネット21のS極に対峙する位置に
移動される。このため、可動マグネット12と固定マグ
ネット21とが反発して両者間に斥力が発生し、この斥
力によって使用者が保持しているケース1に対して、ヒ
ンジ機構7で支持されているカバー2が離反され、結果
としてカバー2はヒンジ機構7を軸として回動され、ケ
ース1に対して開いた図1の状態となる。このとき、ヒ
ンジ機構8にストッパを設けておけば、カバー2は通常
の使用状態の開放位置まで回動されることになり、その
ままの状態で電話機の使用が可能になる。
で操作摘み13を移動させるだけでカバー2を開いて電
話機を使用することが可能となり、片手での操作を可能
にして折畳み式携帯電話機の操作性を改善することがで
きる。なお、操作摘み13の操作を解除すれば、可動マ
グネット12は圧縮スプリング14により元の位置にま
で復帰される。電話機の使用後に、カバー2を折り畳む
と、復帰されている可動マグネット12と固定マグネッ
ト21とは再び図4(a)のように吸引状態となり、カ
バー2をケース1に閉じた状態で保持することが可能と
なる。この場合には操作摘み13を操作する必要はな
い。
ネットと固定マグネットとを用いて構成した例を示して
いるが、例えば両マグネットにリング状のマグネットを
使用し、可動マグネットを操作レバーにより回転移動さ
せて固定マグネットとの間に斥力を発生させてカバーを
開くように構成してもよい。この場合には可動マグネッ
トには一方向に回動させる力を付与するスプリングを設
けることになる。また、前記実施例において、直線方向
に移動させる可動マグネットを操作するための操作摘み
をプッシュ釦として構成し、このプッシュ釦の押圧操作
によって可動マグネットを移動させるようにしてよい。
更に、可動マグネットを復帰させるために圧縮スプリン
グを用いているが、これは引張りスプリングでもよいこ
とは言うまでもない。また、操作性が若干低下される
が、スプリングを省略し、手操作によって可動マグネッ
トを復帰させるようにしてもよく、部品点数を削減する
上で有効となる。
設けた可動マグネットとカバーに設けた固定マグネット
との磁力による吸引力によってカバーを閉じた状態に保
持し、可動マグネットを操作したときに固定マグネット
に対して斥力を発生させてカバーを開かせるので、ケー
スを保持している側の手で可動マグネットを操作して電
話機を使用状態にすることができ、折畳み式携帯電話機
の操作性を改善することができる。特に、可動マグネッ
トを移動するための操作摘みはケースの一側部に設けら
れているため、ケースを片手で保持したときに操作摘み
をその保持した手の指で操作でき、片手でカバーを開く
ことができ、電話機の操作性を高いものにできる。ま
た、操作により移動された可動マグネットを通常の位置
に復帰させるスプリングを設けることで、カバーを閉じ
たときには可動マグネットを操作することなく両マグネ
ットを吸引状態とし、カバーが再び開くことを防止する
ことができ、この場合でも電話機を片手で保持し、カバ
ーを体の一部等に押し当てて閉じさせることができ、電
話機の操作性を高めることができる。
を破断した斜視図である。
を破断した側面図と、使用時における要部の破断側面図
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケースと、これにヒンジ結合されて開閉
されるカバーとで構成される折畳み式携帯電話機におい
て、前記ケースにはその一側部に設けた操作摘みの手操
作によりその位置が可変でかつ操作力を解除したときに
はスプリングにより通常位置に復帰される可動マグネッ
トを設け、前記カバーにはカバーが折り畳まれたときに
前記可動マグネットに対向する位置に固定マグネットを
設けてなり、前記可動マグネットは通常位置では前記固
定マグネットに対して吸引力を有し、手操作により移動
された位置では前記固定マグネットに対して斥力を有
し、かつこの斥力により前記カバーを前記ケースに対し
て開いた状態にするように構成したことを特徴とする折
畳み式携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149836A JPH0832088B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 折畳み式携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5149836A JPH0832088B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 折畳み式携帯電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338837A JPH06338837A (ja) | 1994-12-06 |
JPH0832088B2 true JPH0832088B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=15483729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5149836A Expired - Fee Related JPH0832088B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 折畳み式携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832088B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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JPH08204798A (ja) * | 1995-01-25 | 1996-08-09 | Jinsei Yamaguchi | ディスプレイ電話機 |
FR2775857A1 (fr) * | 1998-03-03 | 1999-09-03 | Philips Electronics Nv | Appareil electronique a clavier variable |
WO2005060216A1 (en) * | 2004-05-28 | 2005-06-30 | Siemens Aktiengesellschaft | A clam-shell type portable electronic device adapted to be mounted on a belt |
US20070067954A1 (en) * | 2005-09-28 | 2007-03-29 | Finney Benjamin M | Hinge apparatus and methods therefor |
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Family Cites Families (3)
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JPS63129755A (ja) * | 1986-11-19 | 1988-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯用電話装置 |
JPS63143668U (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-21 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5149836A patent/JPH0832088B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06338837A (ja) | 1994-12-06 |
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