JPH11234377A - 折り畳み式小型電子機器 - Google Patents

折り畳み式小型電子機器

Info

Publication number
JPH11234377A
JPH11234377A JP10046387A JP4638798A JPH11234377A JP H11234377 A JPH11234377 A JP H11234377A JP 10046387 A JP10046387 A JP 10046387A JP 4638798 A JP4638798 A JP 4638798A JP H11234377 A JPH11234377 A JP H11234377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
electronic device
case
opening
foldable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10046387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ishida
岳史 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP10046387A priority Critical patent/JPH11234377A/ja
Publication of JPH11234377A publication Critical patent/JPH11234377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉操作補助機構を備え、片手でワンタッチ
式に開閉操作できるようにした折り畳み式小型電子機器
を提供すること。 【解決手段】 上ケース3と下ケース4とをヒンジ結合
して一つに折り畳める構成としたケースの開閉操作補助
機構2を備える折り畳み式小型電子機器であって、開閉
操作補助機構は、折り畳み状態での上ケースと下ケース
の相対する部分にそれぞれ配置した上ケース用マグネッ
ト21及び下ケース用マグネット22を備え、それら両
マグネットの少なくとも一方のマグネットは他方のマグ
ネットに対して外部からの押圧操作により移動可能であ
り、かつ、押圧操作時に両マグネットどうしが反発し合
い、押圧操作解除時に引き合うような極性の配置形態を
有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上ケースと下ケー
スとをヒンジ結合して一つに折り畳める構成としたケー
スの開閉操作補助機構を備えた折り畳み式小型電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、二つの部材の対向する部分に
互いに引き合う極性のマグネットを配置して両部材を保
持する考え方は公知である。例えば、実開平1−176
050号公報に記載のように、容器本体と蓋との対向面
部分にゴムマグネットを埋め込むことにより、蓋のクロ
ーズ状態を良好にする技術が知られている。
【0003】また、携帯電話などの折り畳み式の小型電
子機器にも、本体の上ケースと下ケースのそれぞれにマ
グネットを配置して折り畳まれた時のマグネット同士の
磁力を利用してクローズ状態の保持を行っている構成と
したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】折り畳み式小型電子機
器において、クローズ状態保持にマグネットを用いた場
合クローズ状態の保持はするものの、ワンタッチで保持
状態を解除およびオープン動作が行える例はほとんどな
く、機器を開くには両手で開いたり、隙間に指を入れて
開いたりしていた。そのため、すぐに機器を開いて使用
したい場合や片手がふさがっている時など操作性の面で
不便な面が多かった。そこで、片手でもワンタッチで簡
単に機器を開くことができる手段が必要とされている。
【0005】よって、本発明は上記問題点を解決するた
めの開閉操作補助機構を備え、片手でワンタッチ式に開
閉操作できるようにした折り畳み式小型電子機器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
め、本発明では、上ケースと下ケースとをヒンジ結合し
て一つに折り畳める構成としたケースの開閉操作補助機
構を備える折り畳み式小型電子機器であって、開閉操作
補助機構は、折り畳み状態での上ケースと下ケースの相
対する部分にそれぞれ配置した上ケース用マグネット及
び下ケース用マグネットを備え、それら両マグネットの
少なくとも一方のマグネットは他方のマグネットに対し
て外部からの押圧操作により移動可能であり、かつ、押
圧操作時に両マグネットどうしが反発し合い、押圧操作
解除時に引き合うような極性の配置形態を有する構成と
した。その場合、開閉操作補助機構としては、マグネッ
トを移動させるための押圧操作解除時にマグネットを元
の位置に復帰させる手段を有する構成とすることもでき
る。また、開閉操作補助機構を押し釦式に構成すること
もできる。また、押し釦部分を棒状部材で構成し、その
一部をケースの側面から突出させる構成とすることもで
きる。また、各マグネットを、上ケース及び下ケースの
自由端側にそれぞれ配置することもできる。さらに、各
マグネットの少なくとも一方をケースの幅方向に移動可
能に構成することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て図面を参照して以下に説明する。図1は本発明の実施
の実施の形態に係る折り畳み式小型電子機器の全体構成
を示す斜視図、図2は開閉操作補助機構部分を示す断面
図で折り畳み状態を示している。図3〜図4は動作を説
明するための断面図である。
【0008】本実施の形態による折り畳み式小型電子機
器は、図1に示すように、ヒンジ部を介して上ケース3
と下ケース4とがヒンジ部を介して折り畳み可能となっ
た折り畳み式小型電子機器本体1、およびその開閉操作
補助機構(オープン機構)2から構成される。
【0009】さらに、オープン機構2は、上ケース用マ
グネット21と下ケース用マグネット22、マグネット
保持部23、スプリング保持棒24、押しボタン25、
スライド用突起26、スプリング27、さらに本体ケー
ス上に設置されたスプリング当て板28、ガイドレール
29で構成される。
【0010】また、上ケース用マグネット21はSN両
極が図2に示すように並んでおり、押しボタン25の」
押圧方向側(図2の左側)に下ケース用マグネット22
と同極、押しボタン25と側(図2の右側)に下ケース
用マグネット22と異極が、本体1を折り畳んだ状態で
向かい合うように配置している。
【0011】マグネット保持部23はスプリング保持棒
24に直結し、スプリング保持棒24は押しボタン25
に直結している。また、スライド用突起26をガイドレ
ール29に通し、スプリング27をスプリング保持棒2
4に通しマグネット保持部23とスプリング当て板28
間にセットすることでオープン機構2に復元力を持った
摺動性を持たせている。
【0012】本発明の動作を図3、図4及び図5を用い
て以下に説明する。図3は、折り畳み電子機器本体1の
クローズ状態が保持されている状態を示している。すな
わち、上ケース用マグネット21の押しボタンと反対側
の極と下ケース用マグネット22は異極同士で引き合っ
ておりクローズ状態が保持されている。
【0013】図4は、押しボタン25を押してオープン
機構2がスライドした状態を示す。上ケース用マグネッ
ト21の押しボタン側の極と下ケース用マグネット22
は同極同士で反発しクローズ状態が解除される。
【0014】図5は、オープン機構2が働き、折り畳み
電子機器本体1のクローズ状態が解除されマグネットの
反発力で開く状態を示した図である。以上の動作によ
り、押しボタン25を手指等で押すだけで、折り畳み電
子機器本体1を両手を使って開けることなく片手で容易
に開くことが可能となる。
【0015】なお、上記実施の形態では、オープン機構
に復元性を持たせるためにコイルバネを使用することで
説明を行っているが、これを他の復元性のある材料およ
び形状に変えてもよい。例えば、板ばね、互いに反発し
合うマグネットなどを組み込む構成とすることができ
る。
【0016】また、上記実施の実施の形態ではマグネッ
トをスライドさせることでマグネットの極性を反転させ
る効果を得ているが、これをマグネットを180度回転
して反転させるなど極性を反転させることが可能であれ
ばどの様な手段を用いてもよい。
【0017】なお、図示例では右側(側面)に押しボタ
ン25を設けた例を示したが、同様の機能が可能であれ
ば他の場所でもよい。また、下ケース用マグネットを押
しボタンによって移動可能に構成してもよい。
【0018】
【発明の効果】第1の効果は、従来の折り畳み式電子機
器に比べて、オープン動作が片手で容易に行えることで
ある。その理由は、折り畳み式小型電子機器のクローズ
状態保持をボタン一つで解除でき、なおかつ機器がマグ
ネットの反力で開くからである。
【0019】第2の効果は、外観面に大きな影響を与え
ることなく機器に組み込み可能である。その理由は、本
発明がマグネットをスライドさせるのみの単純な機構で
実現できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る折り畳み式小型電子
機器の全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る開閉操作補助機構を
示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る開閉操作補助機構の
動作を説明するための断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る開閉操作補助機構の
動作を説明するための断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る開閉操作補助機構の
動作を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 折り畳み式小型電子機器本体 2 開閉操作補助機構 3 上側ケース 4 下側ケース 21 上側ケース用マグネット 22 下側ケース用マグネット 23 マグネット保持部 24 スプリング保持棒 25 押しボタン 26 スライド用突起 27 スプリング 28 スプリング当て板 29 ガイドレール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明の請求項1に記載の折り畳み式小型
電子機器は、前述した目的を達成するために、上ケース
と下ケースとをヒンジ結合して一つに折り畳める構成と
したケースの開閉操作補助機構を備える折り畳み式小型
電子機器であって、前記開閉操作補助機構は、折り畳み
状態での上ケースと下ケースの相対する部分にそれぞれ
配置した上ケース用マグネット及び下ケース用マグネッ
トと、それら両マグネットの少なくとも一方のマグネッ
トを外部からの押圧操作により移動させる棒状の押し釦
と、この移動可能に設けられたマグネットとケースとの
間に設けられたスプリング保持棒と、このスプリング保
持棒に保持されて、押圧操作解除時に前記移動可能に設
けられたマグネットを元の位置に復帰させるコイルスプ
リングとを備え、前記押し釦の一部をケースの側面から
突出させ、かつ、前記押し釦の押圧操作時に両マグネッ
トどうしが反発し合い、押圧操作解除時に引き合うよう
な極性の配置形態を有する構成としたことを特徴とす
る。また、本発明の請求項2に記載の折り畳み式小型電
子機器は、請求項1に記載の前記各マグネットを、上ケ
ース及び下ケースの自由端側にそれぞれ配置したことを
特徴とする。さらに、本発明の請求項3に記載の折り畳
み式小型電子機器は、請求項1または請求項2の何れか
に記載の前記各マグネットの少なくとも一方をケースの
幅方向に移動可能に構成したことを特徴とする。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースとをヒンジ結合して
    一つに折り畳める構成としたケースの開閉操作補助機構
    を備える折り畳み式小型電子機器であって、前記開閉操
    作補助機構は、折り畳み状態での上ケースと下ケースの
    相対する部分にそれぞれ配置した上ケース用マグネット
    及び下ケース用マグネットを備え、それら両マグネット
    の少なくとも一方のマグネットは他方のマグネットに対
    して外部からの押圧操作により移動可能であり、かつ、
    押圧操作時に両マグネットどうしが反発し合い、押圧操
    作解除時に引き合うような極性の配置形態を有する構成
    としたことを特徴とする、折り畳み式小型電子機器。
  2. 【請求項2】 前記開閉操作補助機構は、マグネットを
    移動させるための押圧操作解除時にマグネットを元の位
    置に復帰させる手段を有することを特徴とする、請求項
    1に記載の折り畳み式小型電子機器。
  3. 【請求項3】 前記開閉操作補助機構を押し釦式に構成
    したことを特徴とする、請求項1又は2に記載の折り畳
    み式小型電子機器。
  4. 【請求項4】 前記押し釦部分を棒状部材で構成し、そ
    の一部をケースの側面から突出させていることを特徴と
    する、請求項3に記載の折り畳み式小型電子機器。
  5. 【請求項5】 前記各マグネットを、上ケース及び下ケ
    ースの自由端側にそれぞれ配置したことを特徴とする、
    請求項1〜3の何れかに記載の折り畳み式小型電子機
    器。
  6. 【請求項6】 前記各マグネットの少なくとも一方をケ
    ースの幅方向に移動可能に構成したことを特徴とする、
    請求項1〜5の何れかに記載の折り畳み式小型電子機
    器。
JP10046387A 1998-02-13 1998-02-13 折り畳み式小型電子機器 Pending JPH11234377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10046387A JPH11234377A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 折り畳み式小型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10046387A JPH11234377A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 折り畳み式小型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11234377A true JPH11234377A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12745740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10046387A Pending JPH11234377A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 折り畳み式小型電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11234377A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917824B2 (en) 2001-05-21 2005-07-12 Nec Corporation Folding portable telephone capable of selectively using free stop function and one touch open function
CN105857905A (zh) * 2016-06-01 2016-08-17 丁宝林 一种防伪酒坛
CN110572973A (zh) * 2019-09-20 2019-12-13 广州视源电子科技股份有限公司 电器外壳

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917824B2 (en) 2001-05-21 2005-07-12 Nec Corporation Folding portable telephone capable of selectively using free stop function and one touch open function
CN105857905A (zh) * 2016-06-01 2016-08-17 丁宝林 一种防伪酒坛
CN110572973A (zh) * 2019-09-20 2019-12-13 广州视源电子科技股份有限公司 电器外壳

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3701352B1 (en) Hinged device using a magnetic fastener
KR100661059B1 (ko) 휴대단말기슬라이드기구
US8800117B2 (en) Magnetic locking device
US8364214B2 (en) Electrically released magnet locking mechanism
EP1197978A3 (en) Open/close switch mechanism having simple configuration
KR100724400B1 (ko) 자석을 이용한 휴대용 단말기의 슬라이드 개폐장치
KR100690840B1 (ko) 슬라이드 모듈 및 이를 구비하는 슬라이드 타입의 이동통신 단말기
ATE420775T1 (de) Ringordnermechanik
KR100713499B1 (ko) 슬라이딩 모듈을 구비한 휴대용 단말기
JPH11234377A (ja) 折り畳み式小型電子機器
US20060258302A1 (en) Electronic devices
KR200211457Y1 (ko) 플립형 휴대전화기
JPH08193457A (ja) 蝶番と永久磁石との合併装置
JPH0832088B2 (ja) 折畳み式携帯電話機
JP2009081704A (ja) 携帯端末
JPH11107608A (ja) 扉開閉機構
JP2010155024A (ja) 筆記具ケース
KR100672461B1 (ko) 이동통신 단말기
JPH10276465A (ja) 折り畳み式携帯電話機
JP2001520850A (ja) 可動マイクロホンユニットを有する携帯型電話機
AU756891B2 (en) Arrangement relating to mechanically interlocking devices
KR20020051373A (ko) 휴대폰의 폴더 개폐장치
KR970009071A (ko) 전화기의 버튼 커버 개폐장치
KR200338317Y1 (ko) 슬라이드형 이동통신 단말기의 개폐구조
JPH04172336A (ja) 複写装置