JP2605612B2 - 折り畳み式携帯無線機 - Google Patents
折り畳み式携帯無線機Info
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- JP2605612B2 JP2605612B2 JP5335273A JP33527393A JP2605612B2 JP 2605612 B2 JP2605612 B2 JP 2605612B2 JP 5335273 A JP5335273 A JP 5335273A JP 33527393 A JP33527393 A JP 33527393A JP 2605612 B2 JP2605612 B2 JP 2605612B2
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- Japan
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- housing
- magnet
- magnets
- foldable portable
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は操作性を改善した折り畳
み式携帯無線機に関する。
み式携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯無線機は、無線ユニット、受
話器、送話器、各種キーボタンからなるキー操作部、及
び時刻や各種情報を表示する表示器等を備えている。こ
の種の携帯無線機では、使用状態において受話器と送話
器とが耳と口とに各々対応して位置していなければなら
ないため、全体的にかなりの大きさになり、携帯性がき
わめて悪い。このため、図4に示すような折り畳み式の
携帯無線機が提供されている。
話器、送話器、各種キーボタンからなるキー操作部、及
び時刻や各種情報を表示する表示器等を備えている。こ
の種の携帯無線機では、使用状態において受話器と送話
器とが耳と口とに各々対応して位置していなければなら
ないため、全体的にかなりの大きさになり、携帯性がき
わめて悪い。このため、図4に示すような折り畳み式の
携帯無線機が提供されている。
【0003】この携帯無線機は、受話器12と表示器1
3等が配設された上部筐体11と、送話器15とキー操
作部16等が配設された下部筐体14とに分割されてい
る。これら上部及び下部筐体11,14はヒンジ部17
を介して開閉自在に組立てられており、携帯時には筐体
を折り畳んで小型化し、使用時には同図矢印で示すよう
に両筐体を開く。
3等が配設された上部筐体11と、送話器15とキー操
作部16等が配設された下部筐体14とに分割されてい
る。これら上部及び下部筐体11,14はヒンジ部17
を介して開閉自在に組立てられており、携帯時には筐体
を折り畳んで小型化し、使用時には同図矢印で示すよう
に両筐体を開く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の折り畳み式携帯無線機では、折り畳んだ状態か
ら開いて通話する際に、一方の手で一方の(例えば、上
部筐体11)筐体を持ち、他方の手で他方の筐体(例え
ば、下部筐体14)を開くという動作が必要となり、使
用者が片手で簡単には操作できず、煩わしいという問題
点があった。
た従来の折り畳み式携帯無線機では、折り畳んだ状態か
ら開いて通話する際に、一方の手で一方の(例えば、上
部筐体11)筐体を持ち、他方の手で他方の筐体(例え
ば、下部筐体14)を開くという動作が必要となり、使
用者が片手で簡単には操作できず、煩わしいという問題
点があった。
【0005】本発明は、筐体を閉じた状態から開く動作
をワンタッチで行えるようにしたことにより、折り畳み
式携帯無線機の操作性を向上させることを目的としてい
る。
をワンタッチで行えるようにしたことにより、折り畳み
式携帯無線機の操作性を向上させることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の筐体と
第2の筐体とをヒンジ部により回動自在に連結すること
により開状態と閉状態とを形成可能な折り畳み式携帯無
線機において、前記ヒンジ部内に、前記第1の筐体およ
び第2の筐体の回動に各々連動する第1の磁石および第
2の磁石が設けられ、前記第1の磁石および第2の磁石
の極性は、前記閉状態において前記第1および第2の筐
体が互いに開く方向に反発力が働くよう同極が対向し、
かつ、前記開状態において前記第1および第2の筐体が
その状態を保つための吸引力が働くよう異極が対向する
よう構成されたことを特徴とする。
第2の筐体とをヒンジ部により回動自在に連結すること
により開状態と閉状態とを形成可能な折り畳み式携帯無
線機において、前記ヒンジ部内に、前記第1の筐体およ
び第2の筐体の回動に各々連動する第1の磁石および第
2の磁石が設けられ、前記第1の磁石および第2の磁石
の極性は、前記閉状態において前記第1および第2の筐
体が互いに開く方向に反発力が働くよう同極が対向し、
かつ、前記開状態において前記第1および第2の筐体が
その状態を保つための吸引力が働くよう異極が対向する
よう構成されたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1(a),(b)に示すように携帯無線
機の筐体1は、受話部2を有する上部筐体1aと受話部
を有さない下部筐体1bに分割され、下部筐体1bは上
部筐体1aの下部にヒンジ部1cにより回転可能に接続
されている。また、上部筐体1a,下部筐体1bの内部
には、互いに極性が逆向き(N極とS極)に向かい合う
ように、それぞれ磁石3,4が配設され、両筐体1a,
1bを閉じた際には、上部筐体1a,下部筐体1bは磁
力により、開かないよう互いに吸引固定される。
機の筐体1は、受話部2を有する上部筐体1aと受話部
を有さない下部筐体1bに分割され、下部筐体1bは上
部筐体1aの下部にヒンジ部1cにより回転可能に接続
されている。また、上部筐体1a,下部筐体1bの内部
には、互いに極性が逆向き(N極とS極)に向かい合う
ように、それぞれ磁石3,4が配設され、両筐体1a,
1bを閉じた際には、上部筐体1a,下部筐体1bは磁
力により、開かないよう互いに吸引固定される。
【0009】ここで、ヒンジ部1c内部には、図2に示
すように、筐体を閉じた状態で、筐体が開く方向に力が
働くように、軸6を中心に同じ極性どうし(N極とN
極、S極とS極)が互いに向き合った磁石5a,5bが
配設されている。スライドボタン7を矢印B方向にスラ
イド移動させると、筐体内部で磁石4を保持している連
結具8が矢印Cのようにスライドして4aに示す位置に
移動し、磁石3,4による吸引力が磁石5a,5bによ
る開く力(反発力)より小さくなり、上部筐体1aが矢
印Aのように回動して開く。
すように、筐体を閉じた状態で、筐体が開く方向に力が
働くように、軸6を中心に同じ極性どうし(N極とN
極、S極とS極)が互いに向き合った磁石5a,5bが
配設されている。スライドボタン7を矢印B方向にスラ
イド移動させると、筐体内部で磁石4を保持している連
結具8が矢印Cのようにスライドして4aに示す位置に
移動し、磁石3,4による吸引力が磁石5a,5bによ
る開く力(反発力)より小さくなり、上部筐体1aが矢
印Aのように回動して開く。
【0010】図3のように筐体が開いた状態になると、
ヒンジ部1c内部では互いに極性が逆向き(N極とS
極、S極とN極)に向き合った磁石5a,5bが互いに
磁力により吸引し合い、もう回転しないように一定の位
置で固定される。
ヒンジ部1c内部では互いに極性が逆向き(N極とS
極、S極とN極)に向き合った磁石5a,5bが互いに
磁力により吸引し合い、もう回転しないように一定の位
置で固定される。
【0011】再び、筐体を閉じるときは、磁石3,4が
互いに磁力により吸引し合うように、連結具8,スライ
ドボタン7を矢印Bの逆方向にスライドさせて元の位置
に戻すと上部筐体1a,下部筐体1bは互いに回転しな
いように固定される。
互いに磁力により吸引し合うように、連結具8,スライ
ドボタン7を矢印Bの逆方向にスライドさせて元の位置
に戻すと上部筐体1a,下部筐体1bは互いに回転しな
いように固定される。
【0012】上述した実施例においては、下部筐体1b
にスライドボタン7を配設し、上部筐体1aが回動する
ことによって筐体が開くが、これとは逆に上部筐体1a
にスライドボタン7を配設し、下部筐体1bが回動する
ことによって筐体が開く構成,動作も可能である。
にスライドボタン7を配設し、上部筐体1aが回動する
ことによって筐体が開くが、これとは逆に上部筐体1a
にスライドボタン7を配設し、下部筐体1bが回動する
ことによって筐体が開く構成,動作も可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では筐体を
折り畳んだ状態から開く動作を、ボタン操作で行えるた
め使用者が片手で簡単に開くことができ、操作の手間が
省けるという効果がある。また、筐体を開くのに磁石を
用いているので半永久的に同じ力が得られるという利点
がある。
折り畳んだ状態から開く動作を、ボタン操作で行えるた
め使用者が片手で簡単に開くことができ、操作の手間が
省けるという効果がある。また、筐体を開くのに磁石を
用いているので半永久的に同じ力が得られるという利点
がある。
【図1】(a),(b)は各々本発明の一実施例の平面
図及び側面図である。
図及び側面図である。
【図2】同実施例における筐体を閉じた状態のヒンジ部
の概略図である。
の概略図である。
【図3】同実施例における筐体を開いた状態のヒンジ部
の概略図である。
の概略図である。
【図4】従来の携帯電話機の斜視図である。
1 筐体 1a 上部筐体 1b 下部筐体 1c ヒンジ部 2 受話部 3 磁石 4 磁石 5a 磁石 5b 磁石 6 軸 7 スライドボタン 8 連結具 11 上部筐体 12 受話器 13 表示部 14 下部筐体 15 送話器 16 キー操作部 17 ヒンジ部
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の筐体と第2の筐体とをヒンジ部に
より回動自在に連結することにより開状態と閉状態とを
形成可能な折り畳み式携帯無線機において、 前記ヒンジ部内に、前記第1の筐体および第2の筐体の
回動に各々連動する第1の磁石および第2の磁石が設け
られ、 前記第1の磁石および第2の磁石の極性は、前記閉状態
において前記第1および第2の筐体が互いに開く方向に
反発力が働くよう同極が対向し、かつ、前記開状態にお
いて前記第1および第2の筐体がその状態を保つための
吸引力が働くよう異極が対向するよう構成されたことを
特徴とする折り畳み式携帯無線機。 - 【請求項2】 前記第1の筐体および第2の筐体の各々
に第3の磁石および第4の磁石が異極が対向するよう内
設され、この第3の磁石と第4の磁石の一方がスライド
可能であり、これによる第1のスライド位置で前記第
1,第2の磁石間の反発力が前記第3,第4の磁石間の
吸引力より小さく、かつ、第2のスライド位置で前記第
1,第2の磁石間の反発力が前記第3,第4の磁石間の
吸引力より大きいことを特徴とする請求項1記載の折り
畳み式携帯無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335273A JP2605612B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 折り畳み式携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335273A JP2605612B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 折り畳み式携帯無線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202787A JPH07202787A (ja) | 1995-08-04 |
JP2605612B2 true JP2605612B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=18286676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5335273A Expired - Fee Related JP2605612B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 折り畳み式携帯無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605612B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2658906B2 (ja) * | 1994-09-22 | 1997-09-30 | 日本電気株式会社 | 自動オープン式折り畳み携帯電話機 |
KR20020055810A (ko) * | 2000-12-29 | 2002-07-10 | 안준범 | 마그네트를 이용한 휴대폰 힌지 |
TW507979U (en) | 2001-04-04 | 2002-10-21 | Benq Corp | magnetic hinge apparatus |
US20070067954A1 (en) * | 2005-09-28 | 2007-03-29 | Finney Benjamin M | Hinge apparatus and methods therefor |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5335273A patent/JP2605612B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07202787A (ja) | 1995-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961203 |
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