JPH08320863A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08320863A
JPH08320863A JP7126730A JP12673095A JPH08320863A JP H08320863 A JPH08320863 A JP H08320863A JP 7126730 A JP7126730 A JP 7126730A JP 12673095 A JP12673095 A JP 12673095A JP H08320863 A JPH08320863 A JP H08320863A
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Kimifumi Kawamoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザが、複数の行にまたがっている一連の文
字列をひとめで読み取ることができない場合に、簡単な
操作で読み取ることができるようにする情報処理装置を
提供する。 【構成】ユーザが入力した文字列を、ユーザが入力した
書式から求めた1行当りの文字数分の文字列が同じ行と
なるように表示装置の画面に表示する第1の表示方法を
実行している状態401と、ユーザが入力した文字列
を、表示装置の1画面に表示可能な横方向の最大文字数
分の文字列が同じ行となるように表示装置の画面に表示
する第2の表示方法を実行している状態402とを有
し、いずれか一方の状態にあるとき、ユーザが切替キー
を押下すると、もう一方の状態に遷移する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の行にまたがって
いる一連の文字列をひとめで読み取ることができるよう
な文字列の表示を行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の、文字列を入力し表示することが可能な
情報処理装置が普及している。
【0003】この種の情報処理装置においては、ユーザ
が、入力装置から書式を設定することができるようにな
っている。そして、ユーザが入力装置から文字列を入力
すると、該入力された文字列は、該設定された書式に従
って、1行当りの文字数ごとに、順次、次の行に表示さ
れるようになっている。
【0004】このために、通常、書式には、1行当りの
文字数を求めることが可能な情報(例えば、文字サイズ
や文字間隔等)が含まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置においては、文字フォントの種類等によって、表
示装置の画面に表示可能な横方向の最大文字数が決まっ
ているので、最大文字数が1行当りの文字数より小さい
場合には、ユーザが入力した文字列を、表示装置の画面
に横方向に1度に表示することができない。
【0006】そこで、ユーザは、表示装置の画面上で文
字列を横方向にスクロールさせないと、複数の行にまた
がっている一連の文字列をひとめで読み取ることができ
ず、不便さを感じるという問題があった。
【0007】一方、マルチウィンドウシステムを搭載し
た情報処理装置においては、ユーザが、作業領域である
ウィンドウを表示装置の画面上に表示させ、作業データ
である文字列を入力し、入力した文字列を該ウィンドウ
に表示させて作業を進めることができるようになってい
る。
【0008】このように、ユーザが入力した文字列をウ
ィンドウに表示する場合にも、上述した問題と同様の問
題が生じる。すなわち、ウィンドウに表示可能な横方向
の最大文字数がユーザが入力した文字列の1行当りの文
字数より小さい場合には、該文字列をウィンドウに横方
向に1度に表示することができないので、ユーザは、ウ
ィンドウ上で文字列を横方向にスクロールさせないと、
複数の行にまたがっている一連の文字列をひとめで読み
取ることができず、不便さを感じる。
【0009】さらに、最近では、文字列を入力し表示す
ることが可能な、電子手帳等の小型の情報処理装置も普
及している。この種の小型情報処理装置においては、表
示装置が本体に組み込まれた構造となっており、表示装
置の画面も小型となっているので、特に、上述した情報
処理装置と同様の問題が生じやすい。
【0010】そこで、本発明の目的は、ユーザが、複数
の行にまたがっている一連の文字列をひとめで読み取る
ことができない場合に、簡単な操作で読み取ることがで
きるようにする情報処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報処理装置は、文字列および該文字列の
書式を入力する入力装置と、表示装置と、処理装置とを
備え、上記入力装置が、文字列の表示方法を切替える切
替指示をさらに入力するようにし、上記処理装置が、
(1)上記入力装置が入力した書式から1行当りの文字
数を求める文字数算出手段、(2)上記入力装置が入力
した文字列を、上記文字数算出手段が求めた文字数ごと
に、順次、上記表示装置の画面の次の行に表示する第1
の文字列表示手段、(3)上記入力装置が入力した文字
列を、上記表示装置の画面に表示可能な横方向の最大文
字数ごとに、順次、上記表示装置の画面の次の行に表示
する第2の文字列表示手段と、(4)上記入力装置が入
力した切替指示に応じて、上記第1の文字列表示手段お
よび上記第2の文字列表示手段のいずれか一方を実行さ
せるための切替手段、を有するようにしている。
【0012】なお、上記第2の文字列表示手段は、上記
表示装置の画面に表示する文字列の文字サイズを変更す
ることができるようにしてもよい。
【0013】また、上記処理装置が、上記入力装置が文
字列を入力する位置を示すカーソルを上記表示装置の画
面に表示するカーソル表示手段をさらに有するように
し、上記第2の文字列表示手段が、実行を開始する時点
で上記カーソル表示手段がカーソルを表示している位置
を基準として、上記入力装置が入力した文字列を上記表
示装置の画面に表示するようにすることができる。
【0014】また、上記処理装置が、上記入力装置が文
字列を入力する位置を示すカーソルを上記表示装置の画
面に表示するカーソル表示手段をさらに有するように
し、上記第2の文字列表示手段が、実行を開始する時点
で上記カーソル表示手段がカーソルを表示している位置
が、上記表示装置の画面内の予め決められた位置に移動
するように、上記入力装置が入力した文字列を上記表示
装置の画面に表示するようにすることができる。
【0015】また、上記処理装置が、上記入力装置が文
字列を入力する位置を示すカーソルを上記表示装置の画
面に表示するカーソル表示手段をさらに有するように
し、上記第2の文字列表示手段が、実行を開始する時点
で、上記カーソル表示手段がカーソルを表示している位
置から前方に上記第1の文字列表示手段が表示していた
文字列のうちの、該カーソル位置から最も近い位置にあ
る、文字列の関連性の区切りを示す文字の次の文字が、
上記表示装置の画面の先頭に位置するように、上記入力
装置が入力した文字列を上記表示装置の画面に表示する
ようにすることができる。
【0016】また、本発明の情報処理装置は、文字列お
よび該文字列の書式を入力する入力装置と、表示装置
と、処理装置とを備え、上記入力装置が、文字列の表示
方法を切替える切替指示をさらに入力するようにし、上
記処理装置が、(1)上記入力装置が入力した書式から
1行当りの文字数を求める第1の文字数算出手段、
(2)上記表示装置の画面上に確保される、予め決めら
れたサイズの表示領域に表示可能な横方向の文字数を求
める第2の文字数算出手段、(3)上記入力装置が入力
した文字列を、上記第1の文字数算出手段が求めた文字
数ごとに、順次、上記表示装置の画面の次の行に表示す
る第1の文字列表示手段、(4)上記入力装置が入力し
た文字列を、上記第2の文字数算出手段が求めた文字数
ごとに、順次、上記表示領域の次の行に表示する第2の
文字列表示手段、(5)上記入力装置が入力した切替指
示に応じて、上記第1の文字列表示手段を実行させる
か、または、上記第1の文字列表示手段および上記第2
の文字列表示手段の両方を実行させるための切替手段、
を有するようにしている。
【0017】なお、上記第2の文字列表示手段は、上記
表示領域に表示する文字列の文字サイズを変更すること
ができるようにしてもよい。
【0018】また、上記処理装置は、上記切替手段が上
記第1の文字列表示手段のみを実行させている場合に、
上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
上記表示装置の画面に表示し、上記切替手段が上記第1
の文字列表示手段および上記第2の文字列表示手段の両
方を実行させている場合に、上記カーソルを上記表示領
域に表示するカーソル表示手段をさらに有するようにす
ることができる。
【0019】特に、このようにした場合は、上記第2の
文字列表示手段は、実行を開始する時点で上記カーソル
表示手段がカーソルを表示している位置を基準として、
上記入力装置が入力した文字列を上記表示領域に表示す
るようにしたり、実行を開始する時点で上記カーソル表
示手段がカーソルを表示している位置が、上記表示領域
内の予め決められた位置に移動するように、上記入力装
置が入力した文字列を上記表示領域に表示するようにし
たりすることができる。さらに、上記第2の文字列表示
手段は、実行を開始する時点で、上記カーソル表示手段
がカーソルを表示している位置から前方に上記第1の文
字列表示手段が表示していた文字列のうちの、該カーソ
ル位置から最も近い位置にある、文字列の関連性の区切
りを示す文字の次の文字が、上記表示領域の先頭に位置
するように、上記入力装置が入力した文字列を上記表示
領域に表示するようにしてもよい。
【0020】また、本発明の情報処理装置は、マルチウ
ィンドウシステムを搭載し、文字列および該文字列の書
式を入力する入力装置と、表示装置と、処理装置とを備
え、上記入力装置が、文字列の表示方法を切替える切替
指示をさらに入力するようにし、上記処理装置が、
(1)上記入力装置が入力した書式から1行当りの文字
数を求める第1の文字数算出手段、(2)上記入力装置
が入力した文字列を表示すべきウィンドウに表示可能な
横方向の文字数を求める第2の文字数算出手段、(3)
上記入力装置が入力した文字列を、上記第1の文字数算
出手段が求めた文字数ごとに、順次、上記ウィンドウの
次の行に表示する第1の文字列表示手段、(4)上記入
力装置が入力した文字列を、上記第2の文字数算出手段
が求めた文字数ごとに、順次、上記ウィンドウの次の行
に表示する第2の文字列表示手段、(5)上記入力装置
が入力した切替指示に応じて、上記第1の文字列表示手
段および上記第2の文字列表示手段のいずれか一方を実
行させるための切替手段、を有するようにしている。
【0021】なお、上記第2の文字列表示手段は、上記
ウィンドウに表示する文字列の文字サイズを変更するこ
とができるようにしてもよい。
【0022】また、上記処理装置が、上記入力装置が文
字列を入力する位置を示すカーソルを上記ウィンドウに
表示するカーソル表示手段をさらに有するようにし、上
記第2の文字列表示手段が、実行を開始する時点で上記
カーソル表示手段がカーソルを表示している位置を基準
として、上記入力装置が入力した文字列を上記ウィンド
ウに表示するようにすることができる。
【0023】また、上記処理装置が、上記入力装置が文
字列を入力する位置を示すカーソルを上記ウィンドウに
表示するカーソル表示手段をさらに有するようにし、上
記第2の文字列表示手段が、実行を開始する時点で上記
カーソル表示手段がカーソルを表示している位置が、上
記ウィンドウ内の予め決められた位置に移動するよう
に、上記入力装置が入力した文字列を上記ウィンドウに
表示するようにすることができる。
【0024】また、上記処理装置が、上記入力装置が文
字列を入力する位置を示すカーソルを上記ウィンドウに
表示するカーソル表示手段をさらに有するようにし、上
記第2の文字列表示手段が、実行を開始する時点で、上
記カーソル表示手段がカーソルを表示している位置から
前方に上記第1の文字列表示手段が表示していた文字列
のうちの、該カーソル位置から最も近い位置にある、文
字列の関連性の区切りを示す文字の次の文字が、上記ウ
ィンドウの先頭に位置するように、上記入力装置が入力
した文字列を上記ウィンドウに表示するようにすること
ができる。
【0025】なお、本明細書で記載している「文字」に
は、記号も含まれるものである。
【0026】
【作用】ユーザが、上記入力装置を用いて、文字列およ
び該文字列の書式を入力する操作を行うと、上記文字数
算出手段は、上記入力装置が入力した書式から1行当り
の文字数を求める。
【0027】続いて、上記切替手段は、上記第1の文字
列表示手段および上記第2の文字列表示手段のいずれか
一方を実行させる。ここでは、まず、上記入力装置が入
力した書式に従って文字列を表示するために、上記第1
の文字列表示手段を実行させることが好ましい。
【0028】そこで、上記第1の文字列表示手段は、上
記入力装置が入力した文字列を、上記文字数算出手段が
求めた文字数ごとに、順次、上記表示装置の画面の次の
行に表示する。
【0029】この結果、例えば、上記入力装置が入力し
た文字列が100個であるとすると、上記文字数算出手
段が求めた文字数が「40」であり、上記表示装置の画
面に表示可能な横方向の最大文字数が「30」である場
合は、上記表示装置の画面には、1行目には、1番目〜
30番目の30個の文字列が表示され、2行目には、4
1番目〜70番目の30個の文字列が表示され、3行目
には、81番目〜100番目の20個の文字列が表示さ
れ、31番目〜40番目の10個の文字列、および、7
1番目〜80番目の10個の文字列は表示されない。
【0030】そこで、ユーザは、上記入力装置を用い
て、文字列の表示方法を切替える切替指示を入力する操
作を行うと、上記入力装置が該切替指示を入力するの
で、上記切替手段は、上記第1の文字列表示手段に代わ
って、上記第2の文字列表示手段を実行させるよう切替
える。
【0031】そこで、上記第2の文字列表示手段は、上
記入力装置が入力した文字列を、上記表示装置の画面に
表示可能な横方向の最大文字数ごとに、順次、上記表示
装置の画面の次の行に表示する。
【0032】この結果、例えば、上記入力装置が入力し
た文字列が100個であるとすると、上記文字数算出手
段が求めた文字数が「40」であり、上記表示装置の画
面に表示可能な横方向の最大文字数が「30」である場
合は、上記表示装置の画面には、1行目には、1番目〜
30番目の30個の文字列が表示され、2行目には、3
1番目〜60番目の30個の文字列が表示され、3行目
には、61番目〜90番目の10個の文字列が表示さ
れ、4行目には、91番目〜100番目の10個の文字
列が表示される。
【0033】従って、ユーザは、上記第1の文字列表示
手段が実行している場合に、複数の行にまたがっている
一連の文字列をひとめで読み取ることができないときに
は、上記入力装置を用いて、表示方法の切替指示を入力
する操作を行えば、上記切替手段が上記第2の文字列表
示手段を実行させるので、複数の行にまたがっている一
連の文字列をひとめで読み取ることができるようにな
る。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0035】まず、本発明の第1の実施例について説明
する。
【0036】図1は第1の実施例の情報処理装置の構成
図である。
【0037】図1において、101はCPU、102は
主メモリ、103は表示装置、104はキーボード、1
05はハードディスク、106はVRAMである。
【0038】本実施例では、情報処理装置が、文書処理
を行う文書処理装置である場合を例にして説明する。
【0039】キーボード104は、ユーザが文書を構成
する文字列および該文書の書式を入力するためのもので
ある。
【0040】図2はユーザが書式を入力する際の表示装
置103の画面の表示内容を示す図である。
【0041】ユーザが、例えば、キーボード104に設
けられた書式キーを押下することにより、書式を入力す
る旨を指示すると、表示装置103の画面には、図2に
示す書式設定メニューが表示される。図2に示すよう
に、本実施例では、書式が、文字サイズおよび文字間隔
行間隔を含むものとしている。そこで、ユーザは、所望
の書式となるように、これらの情報を設定することがで
きる。
【0042】また、図3はユーザが文字列を入力する際
の表示装置103の画面の表示内容を示す図である。
【0043】図3に示すように、表示装置103の画面
には、カーソルが表示されており、ユーザがキーボード
104から入力した文字列は、順次、カーソルが表示さ
れている位置に表示されることとなる。すなわち、カー
ソルは、文字が入力される度に、次の文字の入力位置を
示すために、1文字分ずつ、後方に移動する。また、カ
ーソルは、ユーザがキーボード104に設けられた矢印
キーを押下すると、それに連動して移動する。
【0044】図1に戻って、キーボード104から入力
された文字列および書式は、一旦、主メモリ102に格
納され、CPU101が、主メモリ102に格納された
書式に従って、主メモリ102に格納された文字列を、
VRAM106に書き込むことにより、図3に示した画
面が実現される。
【0045】なお、CPU101は、ハードディスク1
05に格納されている各種プログラムを主メモリ102
にロードして実行することにより、VRAM106に文
字列を書き込む書き込み処理を含む、本実施例の文書処
理装置の動作を実現ための各種処理を実現するものであ
る。また、ハードディスク105には、主メモリ102
に格納された文字列および書式を、ユーザがキーボード
104から入力したファイル名に対応付けて、1つの文
書ファイルとして格納することができる。
【0046】本実施例は、キーボード104から入力さ
れて主メモリ102に格納された文字列を、キーボード
104から入力されて主メモリ102に格納された書式
に従って、表示装置103の画面に表示する第1の表示
方法と、ユーザがキーボード104から入力して主メモ
リ102に格納された文字列を、予め決められた書式に
従って、表示装置103の画面に表示する第2の表示方
法とを有するようにしており、ユーザが所望した表示方
法を実行することができるようにしたものである。
【0047】予め決められた書式とは、詳しくは、表示
装置103の1画面に表示可能な横方向の最大文字数
が、1行当りの文字数となるように決められた書式であ
る。
【0048】また、ユーザは、所望の表示方法を実行さ
せる指示を、例えば、キーボード104に設けられた切
替キーを押下することで実現することができる。
【0049】図4はCPU101の書き込み処理に関す
る状態遷移図である。
【0050】図4に示すように、CPU101は、初期
状態では、第1の表示方法を実行する状態401にあ
る。すなわち、第1の表示方法実行状態401では、C
PU101は、主メモリ102に格納された文字列を、
主メモリ102に格納された書式に従ってVRAM10
6に書き込む書き込み処理を行う。
【0051】第1の表示方法実行状態401において、
切替キーが押下されると、第2の表示方法を実行する状
態402に遷移する。すなわち、第2の表示方法実行状
態402では、CPU101は、主メモリ102に格納
された文字列を、予め決められた書式に従ってVRAM
106に書き込む書き込み処理を行う。
【0052】第2の表示方法実行状態402において、
切替キーが押下されると、再び、第1の表示方法実行状
態401に遷移する。
【0053】図5は第1の表示方法実行状態401で行
う書き込み処理のフローチャートである。
【0054】図5に示すように、CPU101は、ま
ず、主メモリ102に格納された書式から1行当りの文
字数Kを求める(ステップ501)。
【0055】本実施例では、図2に示したように、書式
が、文字サイズおよび文字間隔を含むものとしているの
で、文字サイズおよび文字間隔から、1行当りの文字数
Kを求めることができる。なお、書式が、1行当りの文
字数Kそのものを含む場合もある。
【0056】ところで、VRAM106は表示装置10
3の1画面分のサイズを有するメモリであり、また、文
字フォントの種類等によって、表示装置103の1画面
に表示可能な横方向の最大文字数Lが決まっているの
で、最大文字数L≧1行当りの文字数Kである場合は、
VRAM106の横方向にK個の文字列を書き込むこと
ができ、キーボード104から入力されて主メモリ10
2に格納された文字列の全てをVRAM106に書き込
むことができる。しかし、最大文字数L<1行当りの文
字数Kである場合は、VRAM106の横方向にK個の
文字列を書き込むことができず、キーボード104から
入力されて主メモリ102に格納された文字列の全てを
VRAM106に書き込むことができない。
【0057】そこで、CPU101は、最大文字数Lと
1行当りの文字数Kとを比較し(ステップ502)、最
大文字数L≧1行当りの文字数Kである場合は、主メモ
リ102に格納された文字列を、K個ごとに分割し(ス
テップ503)、分割したK個の文字列が同じ行になる
ように、VRAM106に書き込む(ステップ50
4)。
【0058】この結果、例えば、最大文字数L=30で
あり、1行当りの文字数K=30である場合には、表示
装置103の画面は、図6に示すようになる。ここで、
丸に囲まれた数字は、各々、文字を表し、特に、数字
は、文字が入力された順番を表している。また、例え
ば、最大文字数L=30であり、1行当りの文字数K=
20である場合には、表示装置103の画面は、図7に
示すようになる。このように、最大文字数L≧1行当り
の文字数Kである場合は、主メモリ102に格納された
文字列は、K個分の文字列ごとに改行されるようにして
表示装置103の画面に表示される。
【0059】また、CPU101は、最大文字数L>1
行当りの文字数Kである場合は、主メモリ102に格納
された文字列を、K個ごとに分割し(ステップ50
5)、分割したK個の文字列のうちの1番目〜L番目の
L個分の文字列が同じ行になるように、VRAM106
に書き込む(ステップ506)。
【0060】この結果、例えば、最大文字数L=30で
あり、1行当りの文字数K=40である場合には、40
個の文字列のうちの30個の文字列のみがVRAM10
6に書き込まれ、残りの10個の文字列は書き込まれな
くなるので、表示装置103の画面は、図8に示すよう
になる。
【0061】従って、第1の表示方法を実行している場
合は、最大文字数L<1行当りの文字数Kであると、ユ
ーザは、表示装置103において、複数の行にまたがっ
ている一連の文字列を1度に読み取ることができなくな
るので、矢印キーを押下して、画面上で文字列を横方向
にスクロールさせる必要があり、不便さを感じてしま
う。
【0062】そこで、このような場合は、ユーザは、切
替キーを押下して、第2の表示方法実行状態402に遷
移させ、第2の表示方法を実行させることができる。
【0063】図9は第2の表示方法実行状態402で行
う書き込み処理のフローチャートである。
【0064】図9に示すように、CPU101は、ま
ず、主メモリ102に格納された文字列をL個ごとに分
割し(ステップ901)、分割したL個の文字列が同じ
行になるように、VRAM106に書き込む(ステップ
902)。
【0065】この結果、例えば、表示装置103の画面
が、図6に示すようになっていたときには、表示装置1
03の画面は、図20に示すように変化する。また、例
えば、表示装置103の画面が、図7に示すようになっ
ていたときにも、表示装置103の画面は、図20に示
すように変化する。この場合は、表示装置103の1画
面に表示される文字数が多くなる。また、例えば、表示
装置103の画面が、図8に示すようになっていたとき
にも、表示装置103の画面は、図20に示すように変
化する。この場合は、表示装置103の画面に表示され
ていなかった文字列も表示されるようになる。
【0066】なお、ユーザは、表示装置103の画面
が、図20に示したようになっているとき、すなわち、
第2の表示方法実行状態402に遷移しているときに、
切替キーを押下すると、再び、第1の表示方法実行状態
401に遷移させ、第1の表示方法を実行させることが
できる。
【0067】この結果、表示装置103の画面は、図6
〜図8に示した例において、カーソルが表示装置103
の画面の先頭に表示された画面に変化する。
【0068】以上説明したように、本実施例によれば、
第1の表示方法を実行している場合に、複数の行にまた
がっている一連の文字列をひとめで読み取ることができ
ないならば、ユーザは、切替キーを押下するだけで、第
2の表示方法を実行させることができるので、複数の行
にまたがっている一連の文字列をひとめで読み取ること
ができるようになる。
【0069】なお、本実施例では、ユーザが自由に切替
キーによる指示を行うことができるようにしているが、
最大文字数L<1行当りの文字数Kである場合にのみ、
切替キーによる指示を行うことができるようにしてもよ
い。
【0070】また、本実施例では、CPU101が、図
5に示した書き込み処理を開始するとき、および、図9
に示した書き込み処理を開始するときに、文字列の先頭
からVRAM106に書き込むと共に、カーソルを表示
装置103の画面の先頭に表示するようにしているが、
表示装置103の画面に表示されているカーソル位置が
変更されないようにすることができる。
【0071】これは、書き込み処理を開始する時点のカ
ーソル位置に相当するVRAM106上の位置に書き込
まれていた文字を基準として、該文字およびその前後の
文字列をVRAM106に書き込むようにすればよい。
【0072】この結果、例えば、図8に示した例で、切
替キーが押下されると、表示装置103の画面は、図1
0に示すように変化する。
【0073】また、カーソル位置および該カーソル位置
に表示されていた文字の両方が、表示装置103の画面
内の予め決められた位置に移動するようにすることもで
きる。
【0074】この場合は、カーソル位置を予め決められ
た位置(例えば、表示装置103の画面の先頭)に移動
させると共に、書き込み処理を開始する時点のカーソル
位置に相当するVRAM106上の位置に書き込まれて
いた文字が、移動後のカーソル位置に相当するVRAM
106上の位置に相当するようにして、該文字およびそ
の前後の文字列をVRAM106に書き込むようにす
る。
【0075】この結果、例えば、図8に示した例で、カ
ーソルが、35番目の文字が表示されている位置に表示
されているとすると、切替キーが押下されると、表示装
置103の画面は、図11に示すように変化する。
【0076】さらに、カーソル位置が、一連の文字列
(例えば、1つの文章)の途中に存在する場合に、該文
章の先頭が表示装置103の画面の先頭に移動するよう
にすることもできる。
【0077】これは、書き込み処理を開始する時点のカ
ーソル位置から前方に書き込まれていた文字列のうち
の、該カーソル位置から最も近い位置にある、文字列の
関連性の区切りを示す文字(例えば、句点を示す文字お
よび改行を示す文字)を検索し、検索した区切りを示す
文字の次の文字を先頭として、該次の文字の後方の文字
列をVRAM106に書き込むようにすればよい。
【0078】この結果、例えば、図8に示した例で、カ
ーソルが、35番目の文字が表示されている位置に表示
されており、28番目の文字が句点を示す文字で、29
番目〜34番目の文字が改行を示す文字および句点を示
す文字以外の文字であるとすると、切替キーが押下され
ると、表示装置103の画面は、図12に示すように変
化する。
【0079】なお、この場合は、句点として「。」を使
用しているときと、「.」を使用しているときとが考え
られるので、「.」を使用しているときには、小数点と
区別することができなくなる。そこで、さらに、「.」
以降の文字が数字であるか否かを判定するようにし、数
字である場合は、「.」が小数点であるとみなすように
してもよい。
【0080】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0081】第2の実施例の情報処理装置の構成図は、
図1と同様である。
【0082】本実施例でも、情報処理装置が、文書処理
を行う文書処理装置である場合を例にして説明する。
【0083】また、ユーザが書式を入力する際の表示装
置103の画面の表示内容を示す図、および、ユーザが
文字列を入力する際の表示装置103の画面の表示内容
を示す図は、図2および図3と同様である。
【0084】本実施例が上記第1の実施例と異なる点
は、第2の表示方法の内容である。すなわち、本実施例
は、キーボード104から入力されて主メモリ102に
格納された文字列を、キーボード104から入力されて
主メモリ102に格納された書式に従って、表示装置1
03の画面に表示する第1の表示方法と、キーボード1
04から入力されて主メモリ102に格納された文字列
を、予め決められた書式に従って、表示装置103の画
面上に確保される表示領域に表示する第2の表示方法と
を有するようにしており、第1の表示方法を常時実行
し、ユーザが所望した場合に、第2の表示方法を実行す
ることができるようにしたものである。
【0085】予め決められた書式とは、詳しくは、表示
領域に表示可能な横方向の最大文字数が、1行当りの文
字数となるように決められた書式である。
【0086】また、ユーザは、第2の表示方法を実行さ
せる指示、および、該実行を停止させる指示を、例え
ば、キーボード104に設けられた切替キーを押下する
ことで実現することができる。
【0087】図13はCPU101の書き込み処理に関
する状態遷移図である。
【0088】図13に示すように、CPU101は、初
期状態では、第1の表示方法を実行する状態1301に
ある。すなわち、第1の表示方法実行状態1301で
は、CPU101は、主メモリ102に格納された文字
列を、主メモリ102に格納された書式に従ってVRA
M106に書き込む書き込み処理を行う。
【0089】第1の表示方法実行状態1301におい
て、切替キーが押下されると、第2の表示方法を実行す
る状態1302に遷移する。すなわち、第2の表示方法
実行状態1302では、CPU101は、主メモリ10
2に格納された文字列を、予め決められた書式に従って
VRAM106に書き込む書き込み処理を行う。
【0090】第2の表示方法実行状態1302におい
て、切替キーが押下されると、再び、第1の表示方法実
行状態1301に遷移する。
【0091】なお、第1の表示方法実行状態1301で
行う書き込み処理のフローチャートは、図5と同様であ
る。
【0092】従って、本実施例においても、上記第1の
実施例と同様に、第1の表示方法のみを実行している場
合は、表示装置103の1画面に表示可能な横方向の最
大文字数L<1行当りの文字数Kであると、ユーザは、
表示装置103において、複数の行にまたがっている一
連の文字列を1度に読み取ることができなくなるので、
矢印キーを押下して、画面上で文字列を横方向にスクロ
ールさせる必要があり、不便さを感じてしまう。
【0093】そこで、このような場合は、ユーザは、切
替キーを押下して、第2の表示方法実行状態1302に
遷移させ、第2の表示方法を実行させることができる。
【0094】図14は第2の表示方法実行状態1302
で行う書き込み処理のフローチャートである。
【0095】図14に示すように、CPU101は、ま
ず、主メモリ102に格納された文字列を、表示領域に
表示可能な横方向の最大文字数であるM個ごとに分割し
(ステップ1401)、分割したM個の文字列が同じ行
になるように、表示領域に相当するVRAM106上の
領域に書き込む(ステップ1402)。
【0096】なお、VRAM106には、図5に示した
書き込み処理によって、既に文字列が書き込まれている
ので、表示領域に相当するVRAM106上の領域に、
新たに文字列が上書きされることとなる。
【0097】この結果、例えば、表示装置103の画面
が、図6に示すようになっていたときには、表示装置1
03の画面は、図15に示すように変化する。また、例
えば、表示装置103の画面が、図7に示すようになっ
ていたときには、表示装置103の画面は、図16に示
すように変化する。
【0098】また、例えば、表示装置103の画面が、
図8に示すようになっていたときには、表示装置103
の画面は、図17に示すように変化する。図17に示し
た例では、1行当りの文字数K=40に対して、最大文
字数M=10である場合を示しているので、1行分の4
0個の文字列の全てが、表示領域においては、4行分の
40個の文字列として表示されている。
【0099】なお、ユーザは、表示装置103の画面
が、図15〜図17に示したようになっているとき、す
なわち、第2の表示方法実行状態1302に遷移してい
るときにきに、切替キーを押下すると、再び、第1の表
示方法実行状態1301に遷移させ、第1の表示方法を
実行させることができる。
【0100】この結果、表示装置103の画面は、図6
〜図8に示した例において、カーソルが、表示装置10
3の画面の先頭に表示された画面に変化する。
【0101】以上説明したように、本実施例によれば、
第1の表示方法のみを実行している場合に、複数の行に
またがっている一連の文字列をひとめで読み取ることが
できないならば、ユーザは、切替キーを押下するだけ
で、第2の表示方法を実行させることができるので、複
数の行にまたがっている一連の文字列をひとめで読み取
ることができるようになる。
【0102】なお、本実施例では、ユーザが自由に切替
キーによる指示を行うことができるようにしているが、
最大文字数L<1行当りの文字数Kである場合にのみ、
切替キーによる指示を行うことができるようにしてもよ
い。
【0103】また、本実施例では、CPU101が、図
14に示した書き込み処理を開始するときに、文字列の
先頭から表示領域に相当するVRAM106上の領域に
書き込むと共に、カーソルを表示領域内(特に、表示領
域の先頭)に表示するようにして、表示領域外での文字
列の入力を行うことができないようにしているが、図1
4に示した書き込み処理を開始する時点のカーソル位置
に相当するVRAM106上の位置に書き込まれていた
文字が、移動後のカーソル位置に相当するVRAM10
6上の位置に相当するようにして、該文字およびその前
後の文字列を、表示領域に相当するVRAM106上の
領域に書き込むようにしてもよい。
【0104】この結果、例えば、図8に示した例で、カ
ーソルが、35番目の文字が表示されている位置に表示
されているとすると、切替キーが押下されると、表示装
置103の画面は、図18に示すように変化する。
【0105】さらに、カーソル位置が、一連の文字列
(例えば、1つの文章)の途中に存在する場合に、該文
章の先頭が表示領域の先頭に移動するようにすることも
できる。
【0106】これは、図14に示した書き込み処理を開
始する時点のカーソル位置から前方に書き込まれていた
文字列のうちの、該カーソル位置から最も近い位置にあ
る、文字関連性の区切りを示す文字(例えば、句点を示
す文字および改行を示す文字)を検索し、検索した区切
りを示す文字の次の文字を先頭として、該次の文字の後
方の文字列を、表示領域に相当するVRAM106上の
領域に書き込むようにすればよい。
【0107】この結果、例えば、図8に示した例で、カ
ーソルが、35番目の文字が表示されている位置に表示
されており、28番目の文字が句点を示す文字で、29
番目〜34番目の文字が改行を示す文字および句点を示
す文字以外の文字であるとすると、切替キーが押下され
ると、表示装置103の画面は、図19に示すように変
化する。
【0108】なお、この場合は、句点として「。」を使
用しているときと、「.」を使用しているときとが考え
られるので、「.」を使用しているときには、小数点と
区別することができなくなる。そこで、さらに、「.」
以降の文字が数字であるか否かを判定するようにし、数
字である場合は、「.」が小数点であるとみなすように
してもよい。
【0109】また、この場合は、1つの文章が長いと、
該文章の先頭を表示領域の先頭に表示すると、カーソル
位置が表示領域に表示できなくなることが考えられる。
そこで、さらに、カーソルを、該文章の先頭や表示領域
の最後に移動させるようにしてもよい。
【0110】また、本実施例では、表示領域のサイズを
固定的に決めているが、ユーザが所望のサイズに変更す
ることができるようにしてもよい。
【0111】この場合は、図14に示した書き込み処理
において、表示領域のサイズに応じて、最大文字数Mを
変更するようにすればよい。
【0112】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。
【0113】第3の実施例の情報処理装置の構成図は、
図1と同様であるが、特に、本実施例では、情報処理装
置が、マルチウィンドウシステムを搭載しているものと
している。
【0114】マルチウィンドウシステムを搭載している
情報処理装置においては、ユーザは、図21に示すよう
に、作業領域であるウィンドウ2101を表示装置10
3の画面上に確保し、作業データである文字列を入力
し、入力した文字列をウィンドウ2101に表示させて
作業を進めることができるようになっている。また、図
21の例では、他のウィンドウ2102も、表示装置1
03の画面上に確保されている。なお、これらのウィン
ドウ2101,2102のサイズは、ユーザが任意に変
更可能である。
【0115】本実施例では、ユーザが行う作業が文書作
成作業である場合を例にして説明する。
【0116】そこで、ユーザが書式を入力する際には、
図2に示した表示内容(書式設定メニュー)が、ウィン
ドウに表示されることとなる。また、ユーザが文字列を
入力する際には、図21に示すように、図3に示した表
示内容が、ウィンドウに表示されることとなる。
【0117】本実施例は、上記第1の実施例を、マルチ
ウィンドウシステムを搭載した情報処理装置に適用した
ものである。すなわち、本実施例は、キーボード104
から入力されて主メモリ102に格納された文字列を、
キーボード104から入力されて主メモリ102に格納
された書式に従って、ウィンドウに表示する第1の表示
方法と、キーボード104から入力されて主メモリ10
2に格納された文字列を、予め決められた書式に従っ
て、ウィンドウに表示する第2の表示方法とを有するよ
うにしており、ユーザが所望した表示方法を実行するこ
とができるようにしたものである。
【0118】予め決められた書式とは、詳しくは、ウィ
ンドウに表示可能な横方向の最大文字数が、1行当りの
文字数となるように決められた書式である。
【0119】また、ユーザは、所望の表示方法を実行さ
せる指示を、例えば、キーボード104に設けられた切
替キーを押下することで実現することができる。
【0120】図22はCPU101の書き込み処理に関
する状態遷移図である。
【0121】図22に示すように、CPU101は、初
期状態では、第1の表示方法を実行する状態2201に
ある。すなわち、第1の表示方法実行状態2201で
は、CPU101は、主メモリ102に格納された文字
列を、主メモリ102に格納された書式に従ってVRA
M106に書き込む書き込み処理を行う。
【0122】第1の表示方法実行状態2201におい
て、切替キーが押下されると、第2の表示方法を実行す
る状態2202に遷移する。すなわち、第2の表示方法
実行状態2202では、CPU101は、主メモリ10
2に格納された文字列を、予め決められた書式に従って
VRAM106に書き込む書き込み処理を行う。
【0123】第2の表示方法実行状態2202におい
て、切替キーが押下されると、再び、第1の表示方法実
行状態2201に遷移する。
【0124】図23は第1の表示方法実行状態2201
で行う書き込み処理のフローチャートである。
【0125】図23に示すように、CPU101は、ま
ず、主メモリ102に格納された書式から1行当りの文
字数Kを求める(ステップ2301)。
【0126】本実施例でも、図2に示したように、書式
が、文字サイズおよび文字間隔を含むものとしているの
で、文字サイズおよび文字間隔から、1行当りの文字数
Kを求めることができる。
【0127】続いて、CPU101は、作業領域となっ
ているウィンドウに表示可能な横方向の最大文字数Nを
求め(ステップ2302)、最大文字数Nと1行当りの
文字数Kとを比較し(ステップ2303)、最大文字数
N≧1行当りの文字数Kである場合は、主メモリ102
に格納された文字列を、K個ごとに分割し(ステップ2
304)、分割したK個の文字列が同じ行になるよう
に、ウィンドウに相当するVRAM106上の領域に書
き込む(ステップ2305)。
【0128】この結果、例えば、最大文字数N=20で
あり、1行当りの文字数K=20である場合には、表示
装置103の画面は、図24に示すようになる。また、
例えば、最大文字数N=20であり、1行当りの文字数
K=15である場合には、表示装置103の画面は、図
25に示すようになる。このように、最大文字数N≧1
行当りの文字数Kである場合は、主メモリ102に格納
された文字列は、K個分の文字列ごとに改行されるよう
にしてウィンドウに表示される。
【0129】また、CPU101は、最大文字数N>1
行当りの文字数Kである場合は、主メモリ102に格納
された文字列を、K個ごとに分割し(ステップ230
6)、分割したK個の文字列のうちの1番目〜N番目の
N個分の文字列が同じ行になるように、ウィンドウに相
当するVRAM106上の領域に書き込む(ステップ2
307)。
【0130】この結果、例えば、最大文字数N=20で
あり、1行当りの文字数K=30である場合には、30
個の文字列のうちの20個の文字列のみが、ウィンドウ
に相当するVRAM106上の領域に書き込まれ、残り
の10個の文字列が書き込まれなくなるので、表示装置
103の画面は、図26に示すようになる。
【0131】従って、第1の表示方法を実行している場
合は、最大文字数N<1行当りの文字数Kであると、ユ
ーザは、表示装置103の画面上に確保されたウィンド
ウにおいて、複数の行にまたがっている一連の文字列を
1度に読み取ることができなくなるので、矢印キーを押
下して、ウィンドウ内で文字列を横方向にスクロールさ
せたり、ウィンドウのサイズを拡大する操作を行う必要
があり、不便さを感じてしまう。
【0132】そこで、このような場合は、ユーザは、切
替キーを押下して、第2の表示方法実行状態2202に
遷移させ、第2の表示方法を実行させることができる。
【0133】図27は第2の表示方法実行状態2202
で行う書き込み処理のフローチャートである。
【0134】図27に示すように、CPU101は、ま
ず、作業領域となっているウィンドウに表示可能な横方
向の最大文字数Nを求める(ステップ2701)。
【0135】続いて、CPU101は、主メモリ102
に格納された文字列をN個ごとに分割し(ステップ27
02)、分割したN個の文字列が同じ行になるように、
ウィンドウに相当するVRAM106上の領域に書き込
む(ステップ2703)。
【0136】この結果、例えば、表示装置103の画面
が、図24に示すようになっていたときには、表示装置
103の画面は、図28に示すように変化する。また、
例えば、表示装置103の画面が、図25に示すように
なっていたときにも、表示装置103の画面は、図28
に示すように変化する。また、例えば、表示装置103
の画面が、図26に示すようになっていたときにも、表
示装置103の画面は、図28に示すように変化する。
この場合は、ウィンドウに表示されていなかった文字列
も表示されるようになる。
【0137】なお、ユーザは、表示装置103の画面
が、図28に示したようになっているとき、すなわち、
第2の表示方法実行状態2202に遷移しているとき
に、切替キーを押下すると、再び、第1の表示方法実行
状態2201に遷移させ、第1の表示方法を実行させる
ことができる。
【0138】この結果、表示装置103の画面は、図2
4〜図26に示した例において、カーソルがウィンドウ
の先頭に表示された画面に変化する。
【0139】また、CPU101は、図23に示した書
き込み処理および図27に示した書き込み処理のいずれ
においても、ウィンドウの外部の表示内容については、
ウィンドウに相当するVRAM106上の領域以外の領
域に、そのまま書き込むようになっている。
【0140】以上説明したように、本実施例によれば、
第1の表示方法を実行している場合に、複数の行にまた
がっている一連の文字列をひとめで読み取ることができ
ないならば、ユーザは、切替キーを押下するだけで、第
2の表示方法を実行させることができるので、複数の行
にまたがっている一連の文字列をひとめで読み取ること
ができるようになる。
【0141】なお、本実施例では、ユーザが自由に切替
キーによる指示を行うことができるようにしているが、
最大文字数N<1行当りの文字数Kである場合にのみ、
切替キーによる指示を行うことができるようにしてもよ
い。
【0142】また、本実施例では、CPU101が、図
23に示した書き込み処理を開始するとき、および、図
27に示した書き込み処理を開始するときに、文字列の
先頭から、ウィンドウに相当するVRAM106上の領
域に書き込むと共に、カーソルをウィンドウの先頭に表
示するようにしているが、ウィンドウに表示されている
カーソル位置が変更されないようにすることができる。
【0143】これは、書き込み処理を開始する時点のカ
ーソル位置に相当するVRAM106上の位置に書き込
まれていた文字を基準として、該文字およびその前後の
文字列を、ウィンドウに相当するVRAM106上の領
域に書き込むようにすればよい。
【0144】この結果、例えば、図26に示した例で、
切替キーが押下されると、表示装置103の画面は、図
29に示すように変化する。
【0145】また、カーソル位置および該カーソル位置
に表示されていた文字の両方が、ウィンドウ内の予め決
められた位置に移動するようにすることもできる。
【0146】この場合は、カーソル位置を予め決められ
た位置(例えば、ウィンドウの先頭)に移動させると共
に、書き込み処理を開始する時点のカーソル位置に相当
するVRAM106上の位置に書き込まれていた文字
が、移動後のカーソル位置に相当するVRAM106上
の位置に相当するようにして、該文字およびその前後の
文字列を、ウィンドウに相当するVRAM106上の領
域に書き込むようにする。
【0147】この結果、例えば、図26に示した例で、
カーソルが、15番目の文字が表示されている位置に表
示されているとすると、切替キーが押下されると、表示
装置103の画面は、図30に示すように変化する。
【0148】さらに、カーソル位置が、一連の文字列
(例えば、1つの文章)の途中に存在する場合に、該文
章の先頭が表示装置103の画面の先頭に移動するよう
にすることもできる。
【0149】これは、書き込み処理を開始する時点のカ
ーソル位置から前方に書き込まれていた文字列のうち
の、該カーソル位置から最も近い位置にある、文字列の
関連性の区切りを示す文字(例えば、句点を示す文字お
よび改行を示す文字)を検索し、検索した区切りを示す
文字の次の文字を先頭として、該次の文字の後方の文字
列を、ウィンドウに相当するVRAM106上の領域に
書き込むようにすればよい。
【0150】この結果、例えば、図26に示した例でカ
ーソルが、15番目の文字が表示されている位置に表示
されており、10番目の文字が句点を示す文字で、11
番目〜14番目の文字が改行を示す文字および句点を示
す文字以外の文字であるとすると、切替キーが押下され
ると、表示装置103の画面は、図31に示すように変
化する。
【0151】なお、この場合は、句点として「。」を使
用しているときと、「.」を使用しているときとが考え
られるので、「.」を使用しているときには、小数点と
区別することができなくなる。そこで、さらに、「.」
以降の文字が数字であるか否かを判定するようにし、数
字である場合は、「.」が少数点であるとみなすように
してもよい。
【0152】ところで、本実施例は、上記第1の実施例
をマルチウィンドウシステムを搭載した情報処理装置に
適用したものであるが、上記第2の実施例をマルチウィ
ンドウシステムを搭載した情報処理装置に適用するよう
にしてもよい。
【0153】このようにした場合は、ウィンドウ内に、
上記第2の実施例における表示領域が、ポップウィンド
ウとして表示されるようになり、動作内容は、上記第2
の実施例および上記第3の実施例から容易に推察するこ
とができるので、説明を省略する。
【0154】なお、上述した全ての実施例においては、
切替キーが押下される度に、CPU101が書き込み処
理を開始するようにしているが、VRAM106を2つ
用意し、キーボード104から入力されて主メモリ10
2に格納された文字列を、一方のVRAM106には、
第1の表示方法による書き込み処理を行い、もう一方の
VRAM106には、第2の表示方法による書き込み処
理を行っておき、切替キーが押下される度に、表示装置
103に表示させるべきVRAM106を切替えるよう
にしてもよい。このようにした場合は、切替キーが押下
される前の表示内容を復元することができるようにな
る。
【0155】また、上述した全ての実施例においては、
第1の表示方法による書き込み処理で書き込まれる文字
列の文字サイズと、第2の表示方法による書き込み処理
で書き込まれる文字列の文字サイズとが同じであるよう
にしているが、第2の表示方法による書き込み処理で書
き込まれる文字列の文字サイズを変更することができる
ようにしてもよい。
【0156】例えば、文字サイズを小さくした場合は、
文字列が見にくくなるが、より多くの文字列を表示する
ことができる。また、逆に、文字サイズを大きくした場
合は、表示される文字数が少なくなるが、文字列が見や
すくなるので、今後予想される高齢化社会において、小
さい文字が見えにくい老人にとって便利さが増す。
【0157】このようにする場合は、各実施例におい
て、文字サイズに応じて、最大文字数L,M,Nを変更
する必要がある。
【0158】例えば、上記第2の実施例で文字サイズを
大きくする場合には、表示装置103の画面が、図8に
示すようになっていたときに、切替キーが押下される
と、表示装置103の画面は、図32に示すように変化
する。また、例えば、上記第2の実施例で文字サイズを
小さくする場合には、表示装置の画面が、図8に示すよ
うになっていたときに、切替キーが押下されると、表示
装置103の画面は、図33に示すように変化する。
【0159】また、特に、上記第1の実施例は、表示装
置103が情報処理装置の本体に組み込まれた構造とな
っている、電子手帳等の小型の情報処理装置にも適用す
ることができ、この種の小型情報処理装置においては、
表示装置103の画面が小さいことから、顕著な効果を
得ることができる。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置によれば、ユーザは、複数の行にまたがっている一
連の文字列をひとめで読み取ることができない場合に、
簡単な操作で読み取ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の情報処理装置の構成図。
【図2】第1の実施例においてユーザが書式を入力する
際の表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図3】第1の実施例においてユーザが文字列を入力す
る際の表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図4】第1の実施例におけるCPUの書き込み処理に
関する状態遷移図。
【図5】第1の実施例においてCPUが第1の表示方法
実行状態で行う書き込み処理のフローチャート。
【図6】第1の実施例の第1の表示方法実行状態におけ
る表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図7】第1の実施例の第1の表示方法実行状態におけ
る表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図8】第1の実施例の第1の表示方法実行状態におけ
る表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図9】第1の実施例においてCPUが第2の表示方法
実行状態で行う書き込み処理のフローチャート。
【図10】第1の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図11】第1の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図12】第1の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図13】第2の実施例におけるCPUの書き込み処理
に関する状態遷移図。
【図14】第2の実施例においてCPUが第1の表示方
法実行状態で行う書き込み処理のフローチャート。
【図15】第2の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図16】第2の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図17】第2の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図18】第2の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図19】第2の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図20】第1の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図21】第3の実施例において表示装置の画面上に確
保されるウィンドウを示す説明図。
【図22】第3の実施例におけるCPUの書き込み処理
に関する状態遷移図。
【図23】第3の実施例においてCPUが第1の表示方
法実行状態で行う書き込み処理のフローチャート。
【図24】第3の実施例の第1の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図25】第3の実施例の第1の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図26】第3の実施例の第1の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図27】第3の実施例においてCPUが第2の表示方
法実行状態で行う書き込み処理のフローチャート。
【図28】第3の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図29】第3の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図30】第3の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図31】第3の実施例の第2の表示方法実行状態にお
ける表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図32】第2の実施例で文字サイズを大きくする場合
の表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【図33】第2の実施例で文字サイズを小さくする場合
の表示装置の画面の表示内容を示す説明図。
【符号の説明】
101…CPU、102…主メモリ、103…表示装
置、104…キーボード、105…ハードディスク、1
06…VRAM、2101,2102…ウィンドウ。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字列および該文字列の書式を入力する入
    力装置と、表示装置と、処理装置とを備えた情報処理装
    置であって、 上記入力装置は、 文字列の表示方法を切替える切替指示をさらに入力し、 上記処理装置は、 上記入力装置が入力した書式から1行当りの文字数を求
    める文字数算出手段と、 上記入力装置が入力した文字列を、上記文字数算出手段
    が求めた文字数ごとに、順次、上記表示装置の画面の次
    の行に表示する第1の文字列表示手段と、 上記入力装置が入力した文字列を、上記表示装置の画面
    に表示可能な横方向の最大文字数ごとに、順次、上記表
    示装置の画面の次の行に表示する第2の文字列表示手段
    と、 上記入力装置が入力した切替指示に応じて、上記第1の
    文字列表示手段および上記第2の文字列表示手段のいず
    れか一方を実行させるための切替手段とを有することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の情報処理装置において、 上記第2の文字列表示手段は、上記表示装置の画面に表
    示する文字列の文字サイズを変更することを特徴とする
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の情報処理装置にお
    いて、 上記処理装置は、 上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
    上記表示装置の画面に表示するカーソル表示手段をさら
    に有し、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で上記カーソル表示手段がカーソル
    を表示している位置を基準として、上記入力装置が入力
    した文字列を上記表示装置の画面に表示することを特徴
    とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の情報処理装置にお
    いて、 上記処理装置は、 上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
    上記表示装置の画面に表示するカーソル表示手段をさら
    に有し、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で上記カーソル表示手段がカーソル
    を表示している位置が、上記表示装置の画面内の予め決
    められた位置に移動するように、上記入力装置が入力し
    た文字列を上記表示装置の画面に表示することを特徴と
    する情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の情報処理装置にお
    いて、 上記処理装置は、 上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
    上記表示装置の画面に表示するカーソル表示手段をさら
    に有し、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で、上記カーソル表示手段がカーソ
    ルを表示している位置から前方に上記第1の文字列表示
    手段が表示していた文字列のうちの、該カーソル位置か
    ら最も近い位置にある、文字列の関連性の区切りを示す
    文字の次の文字が、上記表示装置の画面の先頭に位置す
    るように、上記入力装置が入力した文字列を上記表示装
    置の画面に表示することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】文字列および該文字列の書式を入力する入
    力装置と、表示装置と、処理装置とを備えた情報処理装
    置であって、 上記入力装置は、 文字列の表示方法を切替える切替指示をさらに入力し、 上記処理装置は、 上記入力装置が入力した書式から1行当りの文字数を求
    める第1の文字数算出手段と、 上記表示装置の画面上に確保される、予め決められたサ
    イズの表示領域に表示可能な横方向の文字数を求める第
    2の文字数算出手段と、 上記入力装置が入力した文字列を、上記第1の文字数算
    出手段が求めた文字数ごとに、順次、上記表示装置の画
    面の次の行に表示する第1の文字列表示手段と、 上記入力装置が入力した文字列を、上記第2の文字数算
    出手段が求めた文字数ごとに、順次、上記表示領域の次
    の行に表示する第2の文字列表示手段と、 上記入力装置が入力した切替指示に応じて、上記第1の
    文字列表示手段を実行させるか、または、上記第1の文
    字列表示手段および上記第2の文字列表示手段の両方を
    実行させるための切替手段とを有することを特徴とする
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の情報処理装置において、 上記第2の文字列表示手段は、上記表示領域に表示する
    文字列の文字サイズを変更することを特徴とする情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の情報処理装置にお
    いて、 上記処理装置は、 上記切替手段が上記第1の文字列表示手段のみを実行さ
    せている場合に、上記入力装置が文字列を入力する位置
    を示すカーソルを上記表示装置の画面に表示し、上記切
    替手段が上記第1の文字列表示手段および上記第2の文
    字列表示手段の両方を実行させている場合に、上記カー
    ソルを上記表示領域に表示するカーソル表示手段をさら
    に有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報処理装置において、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で上記カーソル表示手段がカーソル
    を表示している位置を基準として、上記入力装置が入力
    した文字列を上記表示領域に表示することを特徴とする
    情報処理装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載の情報処理装置において、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で上記カーソル表示手段がカーソル
    を表示している位置が、上記表示領域内の予め決められ
    た位置に移動するように、上記入力装置が入力した文字
    列を上記表示領域に表示することを特徴とする情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】請求項8記載の情報処理装置において、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で、上記カーソル表示手段がカーソ
    ルを表示している位置から前方に上記第1の文字列表示
    手段が表示していた文字列のうちの、該カーソル位置か
    ら最も近い位置にある、文字列の関連性の区切りを示す
    文字の次の文字が、上記表示領域の先頭に位置するよう
    に、上記入力装置が入力した文字列を上記表示領域に表
    示することを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】マルチウィンドウシステムを搭載し、文
    字列および該文字列の書式を入力する入力装置と、表示
    装置と、処理装置とを備えた情報処理装置であって、 上記入力装置は、 文字列の表示方法を切替える切替指示をさらに入力し、 上記処理装置は、 上記入力装置が入力した書式から1行当りの文字数を求
    める第1の文字数算出手段と、 上記入力装置が入力した文字列を表示すべきウィンドウ
    に表示可能な横方向の文字数を求める第2の文字数算出
    手段と、 上記入力装置が入力した文字列を、上記第1の文字数算
    出手段が求めた文字数ごとに、順次、上記ウィンドウの
    次の行に表示する第1の文字列表示手段と、 上記入力装置が入力した文字列を、上記第2の文字数算
    出手段が求めた文字数ごとに、順次、上記ウィンドウの
    次の行に表示する第2の文字列表示手段と、 上記入力装置が入力した切替指示に応じて、上記第1の
    文字列表示手段および上記第2の文字列表示手段のいず
    れか一方を実行させるための切替手段とを有することを
    特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の情報処理装置におい
    て、 上記第2の文字列表示手段は、上記ウィンドウに表示す
    る文字列の文字サイズを変更することを特徴とする情報
    処理装置。
  14. 【請求項14】請求項13または14載の情報処理装置
    において、 上記処理装置は、 上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
    上記ウィンドウに表示するカーソル表示手段をさらに有
    し、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で上記カーソル表示手段がカーソル
    を表示している位置を基準として、上記入力装置が入力
    した文字列を上記ウィンドウに表示することを特徴とす
    る情報処理装置。
  15. 【請求項15】請求項13または14記載の情報処理装
    置において、 上記処理装置は、 上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
    上記ウィンドウに表示するカーソル表示手段をさらに有
    し、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で上記カーソル表示手段がカーソル
    を表示している位置が、上記ウィンドウ内の予め決めら
    れた位置に移動するように、上記入力装置が入力した文
    字列を上記ウィンドウに表示することを特徴とする情報
    処理装置。
  16. 【請求項16】請求項13または14記載の情報処理装
    置において、 上記処理装置は、 上記入力装置が文字列を入力する位置を示すカーソルを
    上記ウィンドウに表示するカーソル表示手段をさらに有
    し、 上記第2の文字列表示手段は、 実行を開始する時点で、上記カーソル表示手段がカーソ
    ルを表示している位置から前方に上記第1の文字列表示
    手段が表示していた文字列のうちの、該カーソル位置か
    ら最も近い位置にある、文字列の関連性の区切りを示す
    文字の次の文字が、上記ウィンドウの先頭に位置するよ
    うに、上記入力装置が入力した文字列を上記ウィンドウ
    に表示することを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】入力装置と表示装置とを備え、 上記入力装置が入力した文字列を、該文字列のうちの、
    上記入力装置が入力した書式に基づいて決定される行末
    位置に相当する文字で折り返して、上記表示装置の画面
    に表示する第1の文字列表示処理と、 上記入力装置が入力した文字列を、該文字列のうちの、
    上記表示装置の画面上の行末位置に相当する文字で折り
    返して、上記表示装置の画面に表示する第2の文字列表
    示処理とを有し、 上記入力装置が入力した指示に応じて、上記第1の文字
    列表示処理および上記第2の文字列表示処理のいずれか
    一方を実行することを特徴とする文字列表示方法。
  18. 【請求項18】入力装置と表示装置とを備え、 上記入力装置が入力した文字列を、該文字列のうちの、
    上記入力装置が入力した書式に基づいて決定される行末
    位置に相当する文字で折り返して、上記表示装置の画面
    に表示する第1の文字列表示処理と、 上記入力装置が入力した文字列を、該文字列のうちの、
    上記表示装置の画面上に確保される、予め決められたサ
    イズの表示領域上の行末位置に相当する文字で折り返し
    て、上記表示領域に表示する第2の文字列表示処理とを
    有し、 上記入力装置が入力した指示に応じて、上記第1の文字
    列表示処理を実行するか、または、上記第1の文字列表
    示処理および上記第2の文字列表示処理の両方を実行す
    ることを特徴とする文字列表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200077A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Toshiba Corp 携帯端末
JP2013047861A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理システム、画像形成装置およびプログラム

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