JPH08320819A - 文書管理装置 - Google Patents

文書管理装置

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JPH08320819A
JPH08320819A JP7126781A JP12678195A JPH08320819A JP H08320819 A JPH08320819 A JP H08320819A JP 7126781 A JP7126781 A JP 7126781A JP 12678195 A JP12678195 A JP 12678195A JP H08320819 A JPH08320819 A JP H08320819A
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JP7126781A
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Makoto Yamada
信 山田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書を保存期限で管理し、保存期限の過ぎた
文書の整理を簡便に行なえるようにする。 【構成】 画像データ入力部4によって読み取った文書
の画像データを文書情報と共に画像データ記憶部6に記
録し、コマンド入力部3によって入力されたその文書の
保存期限を保存期限格納部7に格納して、電源立ち上げ
時に制御部1によって、電源をオフしても動作し続ける
カレンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報と保存期
限格納部7に格納されている保存期限との比較結果に基
づいて、画像データ記憶部6から保存期限が過ぎた文書
を削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の文書の画像デ
ータを検索出力可能に格納する電子ファイリング装置等
の文書管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の文書の画像データを検索出力可能
に格納する電子ファイリング装置等の文書管理装置が多
用されている。従来、それぞれの文書に保存期限を設定
し、保存期限が過ぎた文書の検索を可能にした文書管理
装置(例えば、特開平5−46451号公報参照)があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
文書管理装置では、操作者が保存期限の過ぎた文書を削
除するためには、保存期限を検索条件としていちいち入
力して検索しなければならないので、保存期限の過ぎた
文書を整理する作業に非常に手間がかかるという問題が
あった。この発明は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、文書を保存期限で管理し、保存期限の過ぎた文書の
整理を簡便に行なえるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、文書の画像を読み取る文書読取手段と、
その手段によって読み取った文書の画像データを文書情
報と共に記録する文書記録手段と、その手段に記録され
た文書の保存期限を入力する保存期限入力手段と、その
手段によって入力された文書の保存期限を格納する保存
期限格納手段と、電源をオフしても動作し続けるカレン
ダ情報発生手段と、電源立ち上げ時に、上記カレンダ情
報発生手段が発生するカレンダ情報と上記保存期限格納
手段に格納されている保存期限との比較結果に基づい
て、上記文書記録手段から保存期限が過ぎた文書を削除
する文書削除手段を備えた文書管理装置を提供する。
【0005】また、上記の文書読取手段と文書記録手段
と保存期限入力手段と保存期限格納手段とカレンダ情報
発生手段を備えた文書管理装置に、電源立ち上げ時に、
上記カレンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報と上
記保存期限格納手段に格納されている保存期限との比較
結果に基づいて、上記文書記録手段に記録されている保
存期限が過ぎた文書の文書情報を一覧表示する手段と、
その手段によって一覧表示された文書情報に基づいて削
除する文書を指示する手段と、その手段によって指示さ
れた文書を上記文書記録手段から削除する文書削除手段
を設けると良い。
【0006】さらに、上記の文書読取手段と文書記録手
段と保存期限入力手段と保存期限格納手段を備えた文書
管理装置に、上記文書記録手段に記録されている文書の
配布先を記録する配布先記録手段と、電源をオフしても
動作し続けるカレンダ情報発生手段と、電源立ち上げ時
に、上記カレンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報
と上記保存期限格納手段に格納されている保存期限とに
基づいて、上記文書記録手段から保存期限が過ぎた文書
を削除する文書削除手段と、その保存期限が過ぎる前に
その文書の配布先に対してその文書の保存期限切れが近
いことを知らせる通知を印刷する手段を設けると良い。
【0007】さらにまた、上記の文書読取手段と文書記
録手段と保存期限入力手段と保存期限格納手段と配布先
記録手段とカレンダ情報発生手段と文書削除手段を備え
た文書管理装置に、文書の保存期限が過ぎる前にその文
書の配布先に対してその文書の保存期限切れが近いこと
を知らせる通知を送信する手段を設けると良い。
【0008】
【作用】この発明による文書管理装置は、文書の画像デ
ータを読み取ると、その画像データを文書情報と共に記
録し、その記録された文書に対して入力された保存期限
を格納して、電源立ち上げ時に、電源をオフしても動作
し続けるカレンダ情報発生手段によって発生したカレン
ダ情報と文書の保存期限との比較結果に基づいて、記録
されている文書のうち、保存期限が過ぎた文書を削除す
るので、操作者は煩雑な操作を行なうことなく保存期限
に基づいて記録された文書を逐次自動的に削除すること
ができる。したがって、保存期限の過ぎた文書の整理を
簡便に行なえる。
【0009】また、記録されている保存期限が過ぎた文
書の文書情報を一覧表示して、その一覧表示された文書
情報に基づいて指示された文書を削除するようにすれ
ば、操作者は削除対象の文書を削除前に確認して削除し
ても良い文書のみを削除させることができ、保存期限が
過ぎても削除すべきでない文書が削除されずに済む。し
たがって、保存期限の過ぎた文書の整理を簡便且つ安全
に行なえる。
【0010】さらに、記録されている文書の配布先を記
録して、保存期限が過ぎる前にその文書の配布先に対し
てその文書の保存期限切れが近いことを知らせる通知を
印刷するようにすれば、保存期限が近い文書を利用者に
知らせる通知を自動的に作成することができる。したが
って、保存期限を過ぎた文書が自動的に削除されてしま
い、その文書の配布先ではその文書が削除されたことが
分からず、配布された文書を廃止してしまった後に再び
その文書を利用しようとしても参照できなくなるような
ことがなくなる。
【0011】さらにまた、保存期限が過ぎる前にその文
書の配布先に対してその文書の保存期限切れが近いこと
を知らせる通知を送信するようにすれば、保存期限が近
い文書を利用者に自動的に知らせることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例である文
書管理装置の構成を示すブロック図である。この文書管
理装置は、制御部1,表示部2,コマンド入力部3,画
像データ入力部4,印刷部5,画像データ記憶部6,保
存期限格納部7,配布先記憶部8,及びFAX通信部9
からなる。
【0013】制御部1は、CPU,ROM,及びRAM
等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、この文書管
理装置の全体の制御を司ると共に、この発明に係る保存
期限による文書の削除処理や文書の保存切れ通知の処理
等を行なう。また、この制御部1は内部に電源をオフし
ても動作し続けて日付及び時刻をカウントするタイマを
備えている。
【0014】表示部2は、文書及び文書情報の表示、文
書登録,文書削除,文書の保存期限設定,文書の保存期
限切れ通知の配布先登録時等の作業画面、各種のメッセ
ージ等を表示するCRT,LCD等のディスプレイ装置
である。コマンド入力部3は、文書登録,文書削除,文
書の保存期限設定,文書の期限切れ通知の配布先登録時
等の各種作業のコマンド及びデータ入力を行なうキーボ
ード又はマウス等の入力装置である。
【0015】画像データ入力部4は、文書の画像を読み
取るスキャナ等の画像読取装置である。印刷部5は、文
書及び文書の保存期限切れ通知等のデータを格納するペ
ージバッファを有し、そのページバッファに展開又は作
成されたデータを紙に印刷するインクジェット方式,及
びレーザ方式等のプリンタである。
【0016】画像データ記憶部6は、文書の画像データ
を文書番号,文書名,各種検索項目等の文書情報と共に
記録するハードディスク装置(HDD),フロッピディ
スク装置(FDD),光ディスク装置(ODD)等の記
録装置である。保存期限格納部7は、文書の保存期限を
記録するメモリである。配布先記憶部8は、文書の期限
切れ通知の配布先の情報を記録するメモリである。FA
X通信部9は、文書及び文書の保存期限切れ通知等の情
報をファクシミリ送信する。
【0017】すなわち、画像データ入力部4が文書の画
像を読み取る文書読取手段の機能を、画像データ記憶部
6が画像データ入力部4によって読み取った文書の画像
データを文書情報と共に記録する文書記録手段の機能
を、コマンド入力部3が画像データ記憶部6に記録され
た文書の保存期限を入力する保存期限入力手段の機能を
それぞれ果たす。
【0018】また、保存期限格納部7がコマンド入力部
3によって入力された文書の保存期限を格納する保存期
限格納手段の機能を果たす。さらに、制御部1が、電源
をオフしても動作し続けるカレンダ情報発生手段と、電
源立ち上げ時に、そのカレンダ情報発生手段が発生する
カレンダ情報と保存期限格納部7に格納されている保存
期限との比較結果に基づいて、画像データ記憶部6から
保存期限が過ぎた文書を削除する文書削除手段の機能を
果たす。
【0019】また、制御部1は、電源立ち上げ時に、カ
レンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報と保存期限
格納部7に格納されている保存期限との比較結果に基づ
いて、画像データ記憶部6に記録されている保存期限が
過ぎた文書の文書情報を表示部2に一覧表示する手段の
機能をも果たす。さらに、コマンド入力部3はその一覧
表示された文書情報に基づいて削除する文書を指示する
手段の機能をも果たす。さらにまた、制御部1はコマン
ド入力部3によって指示された文書を画像データ記憶部
6から削除する文書削除手段の機能をも果たす。
【0020】また、配布先記憶部8が画像データ記憶部
6に記録されている文書の配布先を記録する配布先記録
手段の機能を果たす。さらに、制御部1は、電源立ち上
げ時に、カレンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報
と保存期限格納部7に格納されている保存期限とに基づ
いて、画像データ記憶部6から保存期限が過ぎた文書を
削除する文書削除手段と、その保存期限が過ぎる前にそ
の文書の配布先に対してその文書の保存期限切れが近い
ことを知らせる通知を印刷部5によって印刷する手段の
機能をも果たす。
【0021】また、制御部1は、電源立ち上げ時に、カ
レンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報と保存期限
格納部7に格納されている保存期限とに基づいて、画像
データ記憶部6から保存期限が過ぎた文書を削除する文
書削除手段と、その保存期限が過ぎる前にその文書の配
布先に対してその文書の保存期限切れが近いことを知ら
せる通知をFAX通信部9によって送信する手段の機能
をも果たす。
【0022】図2は、保存期限格納部7内のデータフォ
ーマットの一例を示す図である。この保存期限格納部7
には、画像データ記憶部6に記録した各文書毎に入力さ
れた保存期限を一覧表形式で記録する。例えば、文書番
号(文書No.)1の文書名「△▼▽□」の文書につい
ては、その保存期限「1994.09.04」が登録さ
れており、この文書については利用者に対する保存期限
切れ通知を発送済みである事を示すマーク「☆」も登録
されている。
【0023】図3は、配布先記憶部8内のデータフォー
マットの一例を示す図である。この配布先記憶部8に
は、画像データ記憶部6に記録した各文書毎にその文書
の利用者の配布先の部署名,ファクシミリ番号(FAX
No.)等の情報を一覧表形式で記録する。
【0024】例えば、文書番号1の文書については、F
AX No.「03−123−4567」の配布先部署
名「○○部××課」,FAX No.「03−987−
6543」の配布先部署名「×○部○△課」,・・・,
FAX No.「06−222−2222」の配布先部
署名「▽■部◇●課」の各利用者の配布先の情報が登録
されている。
【0025】次に、この文書管理装置の処理について説
明する。図4は、文書を保存期限によって削除するとき
の文書管理処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ(図中「S」で示す)1で現在の日付(D
1)を取得し、ステップ2で文書番号:Nの初期設定と
してN=1とし、ステップ3でNの数が登録されている
文書数を越えるか否かを判断して、越えればステップ8
に進む。
【0026】ステップ3の判断でNの数が登録されてい
る文書数を越えなければ、ステップ4へ進んでN番目の
文書の保存期限の日付:D2を取得し、ステップ5で日
付:D1と日付:D2を比較してD2とDが等しい又は
D1がD2を過ぎているか否かを判断して、D1がD2
を過ぎていなければステップ7へ進み、D1とD2が等
しい又はD1がD2を過ぎているならステップ6へ進ん
でN番目の文書の文書情報をメモリM1にコピーして、
ステップ7へ進んでNに1を加算してステップ3へ戻
る。
【0027】すなわち、このステップ3〜7によって登
録された各文書のうち保存期限が過ぎた文書を検索し、
その保存期限が過ぎた文書の文書情報を抽出してメモリ
に記録する。そして、ステップ3で全ての文書の保存期
限の日付:D2と現在の日付:D1の比較が終了した
ら、ステップ8へ進んでメモリM1に記録された文書の
文書情報を一覧表示し、ステップ9でその一覧表示の内
容に基づいて削除する文書が指示されると、ステップ1
0でその指示された文書を削除して、この処理を終了す
る。
【0028】さらに、この文書管理装置の処理について
説明する。まず、文書の登録処理は、画像データ入力部
4によって文書の画像を読み取り、コマンド入力部3に
よってその文書の文書名及び各種検索項目等の文書情報
が入力されると、制御部1は画像データ記憶部6に文書
の画像データと共に文書情報を対応させて記録する。
【0029】さらに、コマンド入力部3によって画像デ
ータ記憶部6に記録された文書の保存期限の日付が入力
されると、制御部1はその保存期限を文書情報と対応さ
せて保存期限格納部7に格納する。この文書の保存期限
の設定作業は、文書登録時に連続して行なうことも、文
書登録後の任意の時に行なうこともできる。また、コマ
ンド入力部3からコマンド入力に基づいて制御部1が保
存期限格納部7の記録内容を更新することにより、文書
の保存期限の変更及び削除も行なえる。なお、上述の処
理では同じ月における電源立ち上げ時の日付と保存期限
の日付を比較する場合について示したが、それぞれの年
月日を比較しても良い。
【0030】次に、文書を保存期限によって削除すると
きの文書管理処理は、電源立ち上げ時、制御部1はカレ
ンダ情報発生手段であるカウンタから現在の日付:D1
を取得し、保存期限格納部7に登録された各文書の保存
期限の日付:D2を1つづつ取得し、D1と各文書のD
2をそれぞれ比較して保存期限過ぎ(D2がD1と等し
いか以前の日付)の文書の文書情報を抽出して制御部1
内のメモリM1(RAM等)に一覧表形式で記録し、全
ての文書について保存期限切れか否かを判断したら、メ
モリM1の内容を表示部2に表示する。
【0031】そして、その表示部2に表示された保存期
限切れの文書の文書情報に基づいて、コマンド入力部3
によって削除する文書が指定されたら、制御部1は画像
データ記憶部6からその指定された保存期限が過ぎた文
書の画像データ及び文書情報を消去し、保存期限格納部
7に登録されているその文書の保存期限を消去する。
【0032】このようにして、電源を立ち上げたとき、
登録されている各文書の内、保存期限が過ぎた文書の一
覧表が自動的に表示され、削除してもよい文書を確認し
た後に削除することができるので、登録文書の整理を安
全に且つ簡便に行なうことができる。
【0033】なお、上述の処理では保存期限が過ぎた文
書を一覧表示し、操作者から指定された文書のみを削除
するようにしたが、電源立ち上げ時、制御部1によって
登録文書のなかから保存期限が過ぎた文書を自動的に削
除するようにすることもできる。このようにすれば、保
存期限が過ぎた登録文書を自動的に削除するので、文書
の整理を手間無く行なうことができ、不要な文書を登録
したままにしておくことなく、文書を記録する記憶装置
のメモリ容量を有効に活用することができる。
【0034】次に、この文書管理装置における保存期限
切れ通知の処理について説明する。まず、文書の保存期
限切れが近いことを利用者に通知する書面を自動的に作
成する処理について説明する。図5はその処理を示すフ
ローチャートである。この処理は、ステップ(図中
「S」で示す)11で現在の日付:D1を取得し、ステ
ップ12で文書番号:Nの初期設定としてN=1とし、
ステップ13で保存期限切れが近い文書をカウントする
ための変数:Cの初期設定としてC=0とし、ステップ
14でNの数が登録されている文書数を越えるか否かを
判断して、越えればステップ22に進む。
【0035】ステップ14の判断でNの数が登録されて
いる文書数を越えなければ、ステップ15へ進んでN番
目の文書の保存期限の日付:D2を取得し、ステップ1
6で日付:D1+10日と日付:D2を比較して、D2
とD1+10日が等しい又はD1がD2を過ぎずD1+
10日がD2を過ぎているか否かを判断して、D1+1
0日がD2を過ぎていないならばステップ21へ進み、
D2とD1+10日が等しい又はD1がD2を過ぎずD
1+10日がD2を過ぎているならステップ17へ進ん
でN番目の文書の保存期限切れ通知配布済み情報:Tを
取得し、ステップ18でTに基づいて配布済みか否かを
判断する。
【0036】ステップ18の判断で保存期限切れ通知が
配布済みなら、ステップ21へ進み、配布済みでなけれ
ばステップ19でN番目の文書の文書情報をメモリM1
にコピーして、ステップ20へ進んでCに1を加算して
ステップ21でNに1を加算してステップ14へ戻る。
【0037】すなわち、このステップ14〜21によっ
て、登録された各文書のうち保存期限が過ぎた文書を検
索し、その保存期限が過ぎた文書の保存期限切れ通知を
配布済みか否かを判断して、未配布の文書の文書情報を
抽出してメモリに記録する。そして、ステップ14で全
ての文書の保存期限の日付:D2と現在の日付:D1の
比較が終了したら、ステップ22へ進んで通知の配布対
象の文書をカウントする為の変数:Mの初期設定として
M=1とする。
【0038】その後、ステップ23でC=0か否かを判
断して、C=0ならこの処理を終了するが、C=0でな
ければステップ24でメモリM1からM番目の文書の文
書情報を取得し、ページバッファPBにその文書情報に
基づいて保存期限切れ通知を作成し、ステップ25でメ
モリM1のM番目の文書の文書情報に基づいて配布先記
憶部の該当する配布先の情報を取得し、ステップ26で
ページバッファPBの内容をその配布先で紙に印刷す
る。
【0039】そして、ステップ27で保存期限格納部の
該当する文書情報のレコードに保存期限切れ通知配布済
みマークを記録して、ステップ28でMに1を加算し、
ステップ29でCから1を減算して、ステップ23へ戻
る。すなわち、このステップ23〜29によって、保存
期限切れ通知を未配布の文書について、その文書の各利
用者に対する保存期限切れ通知を印刷する。そして、ス
テップ23でC=0と判断して、保存期限切れ通知を未
配布の全文書の各利用者に対する保存期限切れ通知を印
刷したら、この処理を終了する。
【0040】さらに、この文書管理装置における処理に
ついて説明する。まず、文書の保存期限切れ通知の配布
先の登録処理は、コマンド入力部3から各文書毎の利用
者の配布先情報が入力されると、制御部1によって配布
先記憶部8にその配布先情報が登録文書毎に登録する。
【0041】次に、この文書の保存期限切れが近いこと
を利用者に通知する書面の自動印刷処理は、電源立ち上
げ時、制御部1はカレンダ情報発生手段であるカウンタ
から現在の日付:D1を取得し、その日付:D1に予め
設定された一定期間:10日を加算して、保存期限格納
部7に登録された各文書の保存期限の日付:D2を1つ
づつ取得する。
【0042】その後、日付:D1+10と各文書の日
付:D2をそれぞれ比較して保存期限が過ぎるまで10
日以内の文書の文書情報の保存期限切れ通知配布済み情
報:Tを取得し、配布済みか否かを判断して、未配布な
らその文書情報を制御部1内のメモリM1(RAM等)
に一覧表形式で記録し、全ての文書について保存期限過
ぎまで10日以内で保存期限切れ通知を未配布の文書か
否かを判断したら、保存期限切れ通知の作成処理に移行
する。
【0043】その保存期限切れ通知の作成処理では、制
御部1はメモリM1から文書情報を1つづつ取得し、そ
の文書情報に基づいてページバッファに保存期限切れか
近づいた文書についての保存期限切れ通知を作成する。
さらに、その文書情報に基づいて配布先記憶部8から配
布先の部署名,FAX No.等の情報を取得し、この
文書の各利用者に対する保存期限切れ通知を印刷部5に
よって順次印刷する。
【0044】なお、上述の処理では、文書の保存期限が
近いことを判断するために、電源立ち上げ時の日付に予
め設定した日数として10日を加算したカレンダ情報を
用いたが、この加算する日数は任意に設定することがで
き、登録した文書に応じて異ならせても良い。また、上
述の処理では同じ月における電源立ち上げ時の日付と保
存期限の日付を比較する場合について示したが、それぞ
れの年月日を比較しても良い。
【0045】このようにして、電源立ち上げ時に、登録
文書の内で保存期限まで所定の期間内にある文書を検索
し、その文書の各利用者に対する文書の保存期限切れが
近いことを知らせる保存期限切れ通知を自動的に作成す
るので、文書の利用者に対する通知の書面を手間無く作
成することができ、それを各利用者に配布することによ
って文書の利用者への便宜を図ることができる。したが
って、各利用者は文書の保存期限を逐次知ることがで
き、文書が削除された後に利用しようとしても参照でき
なくなるようなことがなくなる。
【0046】次に、文書の保存期限切れが近いことを利
用者に自動的に通知するときの処理について説明する。
図6はその処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ(図中「S」で示す)31で現在の日付:
D1を取得し、ステップ32で文書番号:Nの初期設定
としてN=1とし、ステップ33で保存期限切れが近い
文書をカウントするための変数:Cの初期設定としてC
=0とし、ステップ34でNの数が登録されている文書
数を越えるか否かを判断して、越えればステップ42に
進む。
【0047】ステップ34の判断でNの数が登録されて
いる文書数を越えなければ、ステップ35へ進んでN番
目の文書の保存期限の日付:D2を取得し、ステップ3
6で日付:D1+10日と日付:D2を比較して、D2
とD1+10日が等しい又はD1がD2を過ぎずD1+
10日がD2を過ぎているか否かを判断して、D1+1
0日がD2を過ぎていないならばステップ41へ進み、
D2とD1+10日が等しい又はD1がD2を過ぎずD
1+10日がD2を過ぎているならステップ37へ進ん
でN番目の文書の保存期限切れ通知配布済み情報:Tを
取得し、ステップ38でTに基づいて配布済みか否かを
判断する。
【0048】ステップ38の判断で保存期限切れ通知が
配布済みなら、ステップ41へ進み、配布済みでなけれ
ばステップ39でN番目の文書の文書情報をメモリM1
にコピーして、ステップ40へ進んでCに1を加算して
ステップ41でNに1を加算してステップ34へ戻る。
【0049】すなわち、このステップ34〜41によっ
て、登録された各文書のうち保存期限が過ぎた文書を検
索し、その保存期限が過ぎた文書の保存期限切れ通知を
配布済みか否かを判断して、未配布の文書の文書情報を
抽出してメモリに記録する。そして、ステップ34で全
ての文書の保存期限の日付:D2と現在の日付:D1の
比較が終了したら、ステップ42へ進んで通知の配布対
象の文書をカウントする為の変数:Mの初期設定として
M=1とする。
【0050】その後、ステップ43でC=0か否かを判
断して、C=0ならこの処理を終了するが、C=0でな
ければステップ44でメモリM1からM番目の文書の文
書情報を取得し、ページバッファPBにその文書情報に
基づいて保存期限切れ通知を作成し、ステップ45でメ
モリM1のM番目の文書の文書情報に基づいて配布先記
憶部の該当する配布先のファクシミリ番号(FAX番
号)の情報を取得し、ステップ46でページバッファP
Bの内容を配布先にファクシミリ送信する。
【0051】そして、ステップ47で保存期限格納部の
該当する文書情報のレコードに保存期限切れ通知配布済
みマークを記録して、ステップ48でMに1を加算し、
ステップ49でCから1を減算して、ステップ43へ戻
る。すなわち、このステップ43〜49によって、保存
期限切れ通知を未配布の文書について、その文書の各利
用者に対する保存期限切れ通知をそれぞれの利用者にフ
ァクシミリ送信する。そして、ステップ43でC=0と
判断して、保存期限切れ通知を未配布の全文書の各利用
者に対する保存期限切れ通知のファクシミリ送信を終え
たら、この処理を終了する。
【0052】さらに、この文書の保存期限切れ通知の自
動送信処理は、コマンド入力部3から各文書毎の利用者
の配布先情報が入力されると、制御部1によって配布先
記憶部8にその配布先情報が登録文書毎に登録する。
【0053】次に、この文書の保存期限切れが近いこと
を利用者に通知する書面の自動印刷処理は、電源立ち上
げ時、制御部1はカレンダ情報発生手段であるカウンタ
から現在の日付:D1を取得し、その日付:D1に予め
設定された一定期間:10日を加算して、保存期限格納
部7に登録された各文書の保存期限の日付:D2を1つ
づつ取得する。
【0054】その後、日付:D1+10日と各文書の日
付:D2をそれぞれ比較して保存期限が過ぎるまで10
日以内の文書の文書情報の保存期限切れ通知配布済み情
報:Tを取得し、配布済みか否かを判断して、未配布な
らその文書情報を制御部1内のメモリM1(RAM等)
に一覧表形式で記録し、全ての文書について保存期限過
ぎまで10日以内で保存期限切れ通知を未配布の文書か
否かを判断したら、保存期限切れ通知の送信処理に移行
する。
【0055】その保存期限切れ通知の送信処理では、制
御部1はメモリM1から文書情報を1つづつ取得し、そ
の文書情報に基づいてページバッファに保存期限切れか
近づいた文書についての保存期限切れ通知を作成する。
さらに、その文書情報に基づいて配布先記憶部8から配
布先の部署名,FAX No.等の情報を取得し、この
文書の各利用者に対する保存期限切れ通知作成し、その
各利用者にFAX通信部9によって順次ファクシミリ送
信する。
【0056】このようにして、電源立ち上げ時に、登録
文書の内で保存期限まで所定の期間内にある文書を検索
し、その文書の各利用者に対して文書の保存期限切れが
近いことを知らせる保存期限切れ通知を自動的にファク
シミリ送信するので、文書の利用者に対して保存期限切
れ通知を手間無く送付することができ、それを各利用者
に配布することによって文書の利用者への便宜を図るこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書管理装置によれば、文書を保存期限で管理し、保
存期限の過ぎた文書の整理を簡便に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である文書管理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した文書管理装置の保存期限格納部7
内のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図3】図1に示した文書管理装置の配布先記憶部8内
のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図4】図1に示した文書管理装置の文書を保存期限に
よって削除するときの文書管理処理を示すフローチャー
トである。
【図5】図1に示した文書管理装置の文書の保存期限切
れが近いことを利用者に通知する書面を自動的に作成す
る処理を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した文書管理装置の文書の保存期限切
れが近いことを利用者に自動的に通知する処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1:制御部 2:表示部 3:コマンド入力部 4:画像データ入力部 5:印刷部 6:画像データ記憶部 7:保存期限格納部 8:配布先記憶部 9:FAX通信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書の画像を読み取る文書読取手段と、
    該手段によって読み取った文書の画像データを文書情報
    と共に記録する文書記録手段と、該手段に記録された文
    書の保存期限を入力する保存期限入力手段と、該手段に
    よって入力された文書の保存期限を格納する保存期限格
    納手段と、電源をオフしても動作し続けるカレンダ情報
    発生手段と、電源立ち上げ時に、前記カレンダ情報発生
    手段が発生するカレンダ情報と前記保存期限格納手段に
    格納されている保存期限との比較結果に基づいて、前記
    文書記録手段から保存期限が過ぎた文書を削除する文書
    削除手段とを備えたことを特徴とする文書管理装置。
  2. 【請求項2】 文書の画像を読み取る文書読取手段と、
    該手段によって読み取った文書の画像データを文書情報
    と共に記録する文書記録手段と、該手段に記録された文
    書の保存期限を入力する保存期限入力手段と、該手段に
    よって入力された文書の保存期限を格納する保存期限格
    納手段と、電源をオフしても動作し続けるカレンダ情報
    発生手段と、電源立ち上げ時に、前記カレンダ情報発生
    手段が発生するカレンダ情報と前記保存期限格納手段に
    格納されている保存期限との比較結果に基づいて、前記
    文書記録手段に記録されている保存期限が過ぎた文書の
    文書情報を一覧表示する手段と、該手段によって一覧表
    示された文書情報に基づいて削除する文書を指示する手
    段と、該手段によって指示された文書を前記文書記録手
    段から削除する文書削除手段とを備えたことを特徴とす
    る文書管理装置。
  3. 【請求項3】 文書の画像を読み取る文書読取手段と、
    該手段によって読み取った文書の画像データを文書情報
    と共に記録する文書記録手段と、該手段に記録された文
    書の保存期限を入力する保存期限入力手段と、該手段に
    よって入力された文書の保存期限を格納する保存期限格
    納手段と、前記文書記録手段に記録されている文書の配
    布先を記録する配布先記録手段と、電源をオフしても動
    作し続けるカレンダ情報発生手段と、電源立ち上げ時
    に、前記カレンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報
    と前記保存期限格納手段に格納されている保存期限とに
    基づいて、前記文書記録手段から保存期限が過ぎた文書
    を削除する文書削除手段と、その保存期限が過ぎる前に
    該文書の配布先に対して該文書の保存期限切れが近いこ
    とを知らせる通知を印刷する手段とを備えたことを特徴
    とする文書管理装置。
  4. 【請求項4】 文書の画像を読み取る文書読取手段と、
    該手段によって読み取った文書の画像データを文書情報
    と共に記録する文書記録手段と、該手段に記録された文
    書の保存期限を入力する保存期限入力手段と、該手段に
    よって入力された文書の保存期限を格納する保存期限格
    納手段と、前記文書記録手段に記録されている文書の配
    布先を記録する配布先記録手段と、電源をオフしても動
    作し続けるカレンダ情報発生手段と、電源立ち上げ時
    に、前記カレンダ情報発生手段が発生するカレンダ情報
    と前記保存期限格納手段に格納されている保存期限とに
    基づいて、前記文書記録手段から保存期限が過ぎた文書
    を削除する文書削除手段と、その保存期限が過ぎる前に
    該文書の配布先に対して該文書の保存期限切れが近いこ
    とを知らせる通知を送信する手段とを備えたことを特徴
    とする文書管理装置。
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