JPH08320693A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

Info

Publication number
JPH08320693A
JPH08320693A JP7128115A JP12811595A JPH08320693A JP H08320693 A JPH08320693 A JP H08320693A JP 7128115 A JP7128115 A JP 7128115A JP 12811595 A JP12811595 A JP 12811595A JP H08320693 A JPH08320693 A JP H08320693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lyrics
lyrics telop
telop information
karaoke
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7128115A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Yamashita
芳輝 山下
Yasuhiro Funabashi
保弘 船橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP7128115A priority Critical patent/JPH08320693A/ja
Publication of JPH08320693A publication Critical patent/JPH08320693A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 母国語の異なる複数人が、1つのカラオケ曲
の歌詞内容を理解しながら楽しむことができるカラオケ
装置を提供する。 【構成】 CPU70は、曲の番号を記憶装置20のテ
ーブル25と照らし合わせ、歌詞テロップの個数を判断
する。そして、歌詞テロップがオリジナル歌詞テロップ
情報21と別言語歌詞テロップ情報23の2個の場合、
前者はVRAM91に供給し、後者はVRAM95
に供給する。そして、RAM100から歌詞種類の選択
結果を取り出し、その歌詞選択結果がオリジナル歌詞テ
ロップ情報21と別言語歌詞テロップ情報23の両バー
ジョンであった場合、第1,第2画像合成装置50,5
1にそれぞれオリジナル歌詞テロップ情報、別言語歌詞
テロップ情報を読み出させ、第1モニタ60にはオリジ
ナル歌詞テロップ情報、第2モニタ61には別言語歌詞
テロップ情報を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、選択したカラオケ曲の
楽音情報を再生して楽音を出力すると共に、その選択さ
れたカラオケ曲に対応した歌詞テロップを表示可能なカ
ラオケ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のカラオケ曲の中から所望の
曲を選択すると、その選択された曲に対応した楽音情報
が再生出力されることによってそれを伴奏として歌唱で
き、またその選択された曲に対応した歌詞テロップが表
示されることによってその歌詞テロップを見ながら歌唱
できるカラオケ装置が知られている。
【0003】このような従来のカラオケ装置において
は、曲目と歌詞の内容、したがって曲目と歌詞テロップ
の表示とが「1対1」に対応しており、利用者が曲目を
指定すると、オリジナルの言語による歌詞テロップが表
示されていた。例えば、日本語の曲は日本語による歌詞
テロップが表示され、英語の曲は英語による歌詞テロッ
プ表示がされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのオ
リジナルの言語を理解していない場合には、歌詞の意味
が判らない。例えば日本語で歌詞テロップが表示されて
いる場合には、日本語の判らない人にとっては歌詞内容
が判らず、同様に英語やフランス語等の(日本語に対し
て)外国語で歌詞テロップが表示される場合には、その
外国語の判らない人にとっては歌詞内容が判らない。
【0005】そのため、実際にカラオケ曲を歌っている
場合は良いが、その周りで聞いている場合には、歌詞の
内容も判らず、もう一つ楽しめない状況も生じて来る。
また、カラオケ曲を周りの人も一緒に歌って楽しむ場合
もあるが、この場合、メロディ自体は知っているが、例
えば日本語で表記してあるために歌詞テロップを読むこ
とができず、歌詞をうまく発音できない場合もある。こ
の場合には、歌詞内容を翻訳するのではなく、その人の
理解できる言語にしたがった表記(例えばローマ字表記
・ハングル文字表記・アラビア文字表記等)にすれば、
その人も読むことができるため、一緒に歌うことができ
るようになる。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、使用する言語の異なる複数人で
カラオケを楽しむ場合でも、各人が歌詞内容を理解した
り、歌詞を読むことができて楽しめるようにしたカラオ
ケ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び発明の効果】こ
の目的を達成するためになされた請求項1記載の発明
は、複数のカラオケ曲の中から所望のカラオケ曲を選択
するための選択手段と、その選択されたカラオケ曲に対
応した楽音情報を再生して楽音を出力する楽音出力手段
と、その選択されたカラオケ曲に対応した歌詞テロップ
を表示する表示手段とを備えるカラオケ装置において、
1つのカラオケ曲に対して、2種類以上の言語での歌詞
テロップ情報を記憶した歌詞テロップ情報記憶手段と、
その2種類以上の言語での歌詞テロップ情報の中から希
望する1又は2種類以上の歌詞テロップ情報を選択する
ための歌詞種類選択手段とを備え、前記表示手段は、複
数の歌詞テロップ情報を表示可能に構成されており、前
記歌詞種類選択手段によって選択された1又は2種類以
上の言語での歌詞テロップ情報を、同期させて前記表示
手段に表示させる表示制御手段を備えることを特徴とす
るカラオケ装置である。
【0008】上記の構成を有する請求項1のカラオケ装
置によれば、選択手段によって複数のカラオケ曲の中か
ら所望の曲を選択すると、楽音出力手段が、その選択さ
れた曲に対応した楽音情報を再生して楽音を出力し、表
示手段が、その選択された曲に対応した歌詞テロップを
表示する。従って、利用者はその出力された楽音を伴奏
とし、また表示された歌詞テロップを見ながら歌唱する
ことができる。
【0009】ここで、本発明における歌詞テロップ情報
記憶手段は、1つのカラオケ曲に対して2種類以上の言
語での歌詞テロップ情報を記憶しており、歌詞種類選択
手段により、その2種類以上の言語での歌詞テロップ情
報の中から希望する1又は2種類以上の歌詞テロップ情
報を選択することができる。そして、表示手段は、複数
の歌詞テロップ情報を表示可能に構成されているため、
表示制御手段が、歌詞種類選択手段によって選択された
1又は2種類以上の歌詞テロップ情報を、同期させて表
示手段に表示させるのである。
【0010】この場合、例えば請求項2に示すように、
1つの表示手段には1つの歌詞テロップ情報だけを表示
可能に構成されていると共に、その表示手段を複数備え
ており、選択された1又は2種類以上の言語での歌詞テ
ロップ情報を、その複数の表示手段にそれぞれ対応させ
て表示させるようにしてもよい。
【0011】また、請求項3に示すように、1つの表示
手段は、歌詞テロップ情報をそれぞれ別個に表示可能な
複数の表示領域を備えており、選択された1又は2種類
以上の言語での歌詞テロップ情報を、その複数の表示領
域にそれぞれ対応させて表示させるようにしてもよい。
【0012】なお、種類の異なる言語での歌詞テロップ
情報としては、大きく次の2つの態様が考えられる。例
えば、オリジナルが日本語での歌詞となっている場合を
考えると、まず一つは、日本語での歌詞内容をその言語
(例えば英語・フランス語等)に翻訳したものを歌詞テ
ロップ情報として表示することが考えられる。もう一つ
は、あくまで日本語での歌詞内容に基づいているのであ
るが、それを日本語による表記(漢字・仮名を用いたも
の)ではなく、その言語の国語表記に用いられている表
音文字によって表記したものを歌詞テロップとして表示
することが考えられる。例えば、ローマ字・ハングル文
字・アラビア文字等の表音文字による表記が考えられ
る。
【0013】このように、1つのカラオケ曲に対して2
種類以上の言語による歌詞テロップ情報を同期させて表
示できるので、使用する言語の異なる複数人でカラオケ
を楽しむ場合に便利である。例えば、オリジナルの歌詞
が日本語が表示されている場合に、上述したように翻訳
した歌詞テロップ情報を表示すれば、日本語が判らない
人にとってもその曲の歌詞内容が理解できる。また、ロ
ーマ字・ハングル文字・アラビア文字等、その別の言語
の国語表記に用いられている表音文字による表記の歌詞
テロップ情報を表示すれば、歌詞を読むことで日本語の
歌詞そのものを発声することができる。そのため、一緒
に歌うことができて楽しめる。
【0014】また請求項4記載のように、2種類以上の
言語での歌詞テロップ情報は、その内の1種類の言語が
オリジナル言語として設定されており、そのオリジナル
言語での歌詞テロップ情報のみ、あるいはオリジナル言
語での歌詞テロップ情報とそれ以外の言語での歌詞テロ
ップ情報との組み合わせの中から選択するように構成す
ることも考えられる。
【0015】これは、例えば主なカラオケ利用者が日本
人である場合には、オリジナル言語を日本語に設定して
おき、日本語と他の言語との組み合せの中から所望のも
のを選択するようしておけば、利用の便が向上すると考
えられるからである。具体的には、例えば表示手段にそ
の選択候補を表示させて選択を促したり、あるいはその
組み合せを予め所定のボタンに設定しておき、そのボタ
ンを操作することで、直接指定できるようにすること等
が考えられる。
【0016】また請求項5記載のカラオケ装置は、表示
制御手段が、選択されたカラオケ曲に対応する背景映像
を各表示手段に表示させ、その背景映像に合成させて歌
詞テロップ情報を表示させるように構成されている。い
わゆる映像カラオケと呼ばれるように、背景映像に歌詞
テロップを合成させて表示させることが一般的に実現さ
れている。この場合には、歌詞テロップ情報は異なって
いても、背景映像は共通のものを用いており、情報量を
なるべく少なくすることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本実施例のカラオケ装置を
映像カラオケシステムに適用した場合の概略構成を示す
ブロック図である。
【0018】本映像カラオケシステム1は、リモコン1
0と、記憶装置20と、リモコン10から入力される指
示を受け取り本システム1を制御するコマンダ30と、
背景映像供給装置40と、第1,第2画像合成装置5
0,51と、それら第1,第2画像合成装置50,51
で合成された画像をそれぞれ出力する表示手段としての
第1,第2モニタ60,61と、CPU70と、CPU
70の処理の手順をおさめたROM80と、歌詞テロッ
プ情報を第1,第2モニタ60,61に表示するための
表示記憶手段としてのビデオラム(VRAM)90と、
曲目の予約内容及び歌詞テロップの選択結果を記憶する
RAM100と、表示パネル110、カラオケ演奏ユニ
ット120とを備えている。
【0019】前記リモコン10は、選択手段及び歌詞種
類選択手段に該当し、曲目の予約に使用する曲目設定ボ
タン群11と、曲目や歌詞の選択の確定に使う確定手段
としての確定ボタン13と、表示させる歌詞の内容を切
り替える歌詞選択手段としての歌詞選択ボタン15を備
えている。
【0020】また前記記憶装置20は歌詞テロップ情報
記憶手段に該当するもので、複数の曲目の歌詞テロップ
情報が収められている。この歌詞テロップ情報として
は、1つの曲目に対して、オリジナルの言語によるオリ
ジナル歌詞テロップ情報21と、別言語の歌詞による別
言語歌詞テロップ情報23の両方を含むものと、オリジ
ナル歌詞テロップ情報21しか含まないものとがあると
する。
【0021】また、記憶装置20は、歌詞テロップ情報
を読み出す際に用いるテーブル25を備えており、この
テーブル25には、曲目毎に、オリジナル歌詞テロップ
情報21しか持ってないか、オリジナル歌詞テロップ情
報21と別言語歌詞テロップ情報23の両方を持ってい
るかの情報を含む領域と、夫々の歌詞テロップ情報を収
めてある領域のアドレスを収めてある領域とで構成され
ている。
【0022】また、この記憶装置20には、楽音情報2
7も記憶されている。この楽音情報は当然ながら、1つ
の曲目に対して1つの楽音情報だけである。前記背景映
像供給装置40は、カラオケの背景映像を記憶してお
り、第1,第2画像合成装置50,51に供給するもの
である。第1,第2画像合成装置5051は、記憶装置
20から読み出された歌詞テロップ情報とこの背景映像
供給装置40から供給された背景映像とを合成して、第
1,第2モニタ60,61に出力する。
【0023】前記ビデオラム(VRAM)90は、歌詞
テロップ情報を第1,第2画像合成装置50,51に供
給するためのVRAM91及びVRAM95を備え
ている。記憶装置20に記憶されているオリジナル歌詞
テロップ情報21はVRAM91に供給され、別言語
歌詞テロップ情報23はVRAM95のみに供給され
る。また、第1画像合成装置50はVRAM91から
のオリジナル歌詞テロップ情報21しか読み出さない
が、第2画像合成装置51は、VRAM95から別言
語歌詞テロップ情報23を読み出す場合とVRAM9
1からオリジナル歌詞テロップ情報21を読み出す場合
とがある。
【0024】前記表示パネル110には、曲目の予約の
ためのキー入力の途中経過または曲目が確定した後、歌
詞テロップを選択するためのメニュー画面等が表示され
る。また、前記カラオケ演奏ユニット120は楽音出力
手段に該当するもので、カラオケ演奏を行なうためのユ
ニットであり、前記記憶装置20から送られてきた楽音
情報を楽曲音声信号に変換して、図示しないミキサアン
プに出力される。そして、図示しないマイクを介して入
力する利用者の歌声と適度な割合でミキシングされ、ミ
キシングされた音声信号は、図示しないスピーカにより
演奏音として外部へ出力される。
【0025】次に本実施例の映像カラオケシステム1の
動作を図2〜8のフローチャートを参照して説明する。
まず、全体的な処理を概略説明すると、図2に示す曲目
設定処理(ステップ100。以下ステップを単にSと記
す。)及び歌詞選択処理(S200)と図5に示す再生
処理とがいわゆるマルチタスク処理によって実行され
る。
【0026】最初にS100の曲目設定処理の詳細につ
いて図3のフローチャートを参照して説明する。利用者
はリモコン10にてコマンダ30を操作することで歌い
たい曲を選択する。本実施例においては、曲目設定ボタ
ン群11中のテンキー等によって4桁の数字を入力する
ことによってリクエストしたい曲を指定し、確定ボタン
13で確定させることとなる。そして、このリクエスト
された曲は所定数まで(例えば10曲まで)RAM10
0内の予約テーブルに記憶させることができ、その予約
順番に従って、カラオケ曲が演奏されることとなる。
【0027】従って、処理としては図3に示すように、
キー入力がある場合には(S110:YES)、予約数
限度内かどうかを判断し(S120)、限度内であれ
ば、その曲目をRAM100内の予約テーブルに記憶さ
せる。一方、キー入力がない場合(S110:NO)、
あるいは予約数限度を超えている場合(S120:N
O)には、そのまま処理を終了する。
【0028】続いて図2のS200の歌詞選択処理の詳
細について、図4のフローチャートを参照して詳しく説
明する。まず歌詞の確定していない予約曲があるか否か
を判断し(S210)、なければそのまま処理を終了す
るが、あれば歌詞選択の対象となる曲目の表示をする
(S220)。そして、別言語での歌詞があるか否かを
判断し(S230)、ある場合には、オリジナルの歌詞
テロップと別言語歌詞テロップとを両方持っているとい
うことなので、表示パネル110に「オリジナルバージ
ョン」と「両バージョン」とが示された歌詞選択メニュ
ー画面を表示し、初期状態ではオリジナルバージョンを
反転表示して目立たせる(S240)。なお、後述する
が、オリジナルバージョンが選択された場合には、オリ
ジナル歌詞テロップが第1,第2モニタ60,61に表
示され、両バージョンが選択された場合には、オリジナ
ル歌詞テロップが第1モニタ60に表示され、別言語歌
詞テロップが第2モニタ62に表示される。
【0029】歌詞選択メニュー画面が表示されている状
態でリモコン10の歌詞選択ボタン15の押下があれば
(S250:YES)、その都度、反転表示を「オリジ
ナルバージョン」と「両バージョン」の間で交互に切り
替える(S260)。また、曲目の確定から時間を計測
しておき、曲目確定から一定時間経った場合(S27
0:YES)、あるいは一定時間経つ前でも確定ボタン
13が押されたら(S280:YES)、歌詞選択メニ
ュー画面消去後、その時点で、反転表示されていた歌詞
の種類(「オリジナルバージョン」か「両バージョン」
のいずれか一方)を表示パネル110に表示し(S29
0)、歌詞選択結果をRAM100へ記憶する(S30
0)。
【0030】なお、S230で別言語歌詞がないと判断
された場合には、オリジナルの歌詞テロップしかないと
いうことなので、そのままS290へ移行して、オリジ
ナルの歌詞種類であることの表示(「オリジナルバージ
ョン」という表示)を表示パネル110に表し、その結
果をRAM100へ記憶する(S300)。
【0031】このようにして曲目設定及び歌詞選択の処
理が行われるのであるが、次に再生処理について説明す
る。本再生処理の概略は、図5のフローチャートに示す
ように、再生中であるか否かを判断し(S400)、再
生中、すなわち前回の再生が継続中であればそれが終了
まで待ち、再生中でなくなると(S400:NO)、前
回再生していた曲の次の予約曲の番号をRAM100か
ら取り出して再生を行なう(S410)。この再生にか
かる処理は、楽音演奏処理・背景映像再生処理・歌詞テ
ロップ再生処理からなっており、これらはいわゆるマル
チタスク処理によって同時進行される。
【0032】これらの内の楽音演奏処理及び背景映像再
生処理の概略を説明しておく。上述したように、該当す
る曲の楽音情報を記憶装置20からカラオケ演奏ユニッ
ト120へ送ると、カラオケ演奏ユニット120では、
送られてきた楽音情報を楽曲音声信号に変換してミキサ
アンプに出力し、マイクを介して入力する利用者の歌声
と適度な割合でミキシングしてスピーカにより演奏音と
して外部へ出力する。
【0033】また、背景映像供給装置40は、曲に応じ
た背景映像を画像合成装置50に供給し、画像合成装置
50は、記憶装置20から読み出された歌詞テロップ情
報とこの背景映像供給装置40から供給された背景映像
とを合成して、モニタ60に出力する。
【0034】続いて、本発明の特徴である歌詞テロップ
再生処理の詳細について図6〜8を参照して説明する。
まず、曲の番号を記憶装置20のテーブル25と照らし
合せ、歌詞テロップの個数を判断する(S450)。本
実施例では、オリジナルだけを持っている場合とオリジ
ナル及び別言語2つを持っている場合の2種類なので、
歌詞テロップの個数が1つの場合には単一歌詞テロップ
処理(S470)、2個の場合には複数歌詞テロップ処
理(S460)を行なう。
【0035】まず、単一歌詞テロップ処理について図7
を参照して説明する。この場合には、歌詞の種類がオリ
ジナルのものしかないので、記憶装置20のオリジナル
歌詞テロップ情報21をVRAM91に供給する。そ
して、CPU70は、第1画像合成装置50及び第2画
像合成装置51の両方に対してVRAM91から歌詞
テロップ情報を読み出すように指示する(S520)。
従って、第1画像合成装置50では、VRAM91か
ら読み出した歌詞テロップ情報と背景映像供給装置40
から供給された背景映像とを合成して、第1モニタ60
に出力し、第2画像合成装置50も、VRAM91か
ら読み出した歌詞テロップ情報と背景映像供給装置40
から供給された背景映像とを合成して、第2モニタ61
に出力することとなる なお、楽音情報には演奏終了を示す所定のエンドデータ
が含まれており、そのエンドデータによりカラオケ演奏
は終了する。また、演奏途中でもリモコン10から停止
指令が出されるとカラオケ演奏は終了する。そのような
場合には再生終了と判断し(S530:YES)、背景
映像及び歌詞テロップの再生も終了させる。
【0036】次に、複数歌詞テロップ処理について図8
を参照して説明する。この場合には、歌詞の種類がオリ
ジナルのものと別言語のものとの両方あるので、記憶装
置20のオリジナル歌詞テロップ情報21はVRAM
91に供給し、別言語歌詞テロップ情報23はVRAM
95に供給する(S610)。
【0037】そして、RAM100からは歌詞種類の選
択結果も取り出し、その選択結果に応じたVRAMから
歌詞テロップ情報を読み出すように、第1,第2画像合
成装置50,51に対して指示する(S620)。例え
ば、RAM100に記憶されている歌詞選択結果がオリ
ジナルバージョンであった場合には、両モニタ60,6
1にオリジナル歌詞テロップ情報を表示するため、第1
画像合成装置50及び第2画像合成装置51は共にVR
AM91からオリジナル歌詞テロップ情報を読み出
す。そして、背景映像供給装置40から供給された背景
映像と合成し、それぞれ第1モニタ60、第2モニタ6
1に出力する。
【0038】一方、RAM100に記憶されている歌詞
選択結果が両バージョンであった場合には、第1モニタ
60にオリジナル歌詞テロップ情報、第2モニタ61に
別言語歌詞テロップ情報を表示するため、第1画像合成
装置50はVRAM91からオリジナル歌詞テロップ
情報を読み出し、第2画像合成装置51はVRAM9
5から別言語歌詞テロップ情報を読み出す。そして、第
1画像合成装置50では、VRAM91から読み出し
たオリジナル歌詞テロップ情報と背景映像供給装置40
から供給された背景映像とを合成して第1モニタ60に
出力し、第2画像合成装置51は、VRAM95から
読み出した別言語歌詞テロップ情報と背景映像供給装置
40から供給された背景映像とを合成して第2モニタ6
1に出力する。
【0039】こうして再生終了指令が来るまで再生する
ことになるのであるが、再生中に歌詞選択ボタン15が
押されると(S630:YES)、第2画像合成装置5
1に対して、現在読出中のものとは反対のVRAMから
歌詞テロップ情報を読み出すように指示する(S64
0)。従って、第2モニタ61にもオリジナル歌詞テロ
ップが表示されている状態でこの歌詞選択ボタン15が
押されると、第2画像合成装置51は読み出し先をVR
AM95に切り替えるので、第2モニタ61には、別
言語歌詞テロップ情報が表示されることとなる。
【0040】以下、歌詞選択ボタン15を押す度に読み
出すVRAMが切り替わり、その結果として第2モニタ
61に表示される歌詞テロップの内容がオリジナルのも
のと別言語のものとで切り替わることとなる。なお、歌
詞選択ボタン15の操作に関係なく、第1画像合成装置
50は常にVRAM91からオリジナル歌詞テロップ
情報を読み出しているので、第1モニタ60には常にオ
リジナル歌詞テロップが表示されることとなる。
【0041】なお、別言語での歌詞テロップ情報として
は、大きく次の2つの態様が考えられる。例えば、オリ
ジナル歌詞テロップが日本語での歌詞となっている場合
を考えると、まず一つは、日本語での歌詞内容をその言
語(例えば英語・フランス語等)に翻訳したものを歌詞
テロップ情報として表示することが考えられる。もう一
つは、あくまで日本語での歌詞内容に基づいているので
あるが、それを日本語による表記(漢字・仮名を用いた
もの)ではなく、その言語の国語表記に用いられている
表音文字によって表記したものを歌詞テロップとして表
示することが考えられる。例えば、ローマ字・ハングル
文字・アラビア文字等の表音文字による表記が考えられ
る。
【0042】このように、本実施例の映像カラオケシス
テムでは、1つのカラオケ曲に対してオリジナル歌詞テ
ロップを第1モニタ60に表示すると共に、別言語歌詞
テロップを第2モニタ61に同期させて表示できるの
で、使用する言語の異なる複数人でカラオケを楽しむ場
合に便利である。例えば、オリジナルの歌詞が日本語が
表示されている場合に、別言語に翻訳した歌詞テロップ
情報を表示すれば、日本語が判らない人にとってもその
曲の歌詞内容が理解できる。また、ローマ字・ハングル
文字・アラビア文字等、その別の言語の国語表記に用い
られている表音文字による表記の歌詞テロップ情報を表
示すれば、歌詞を読むことで日本語の歌詞そのものを発
声することができ、一緒に歌うことができて楽しめるの
である。
【0043】また、上記実施例での別言語歌詞テロップ
としては、例えば、複数の別言語歌詞テロップを併記し
たものを第2モニタ61に表示させるようにしてもよ
い。例えば、英語・フランス語・ドイツ語での歌詞テロ
ップを3つ併記すれば、第2モニタ61を見ることで、
その3つの言語圏の人も同時に歌詞内容が判ることとな
る。
【0044】さらに、VRAM・画像合成装置・モニタ
のセットをさらに増やして、3つ以上の言語での歌詞テ
ロップをそれぞれのモニタに表示させるようにしてもよ
い。また逆に、1つのモニタに対して、歌詞テロップ情
報をそれぞれ別個に表示可能な複数の表示領域を備えた
1つのモニタを備えるようにしてもよい。但し、本実施
例の場合には、映像カラオケを前提にしているため、あ
まり、多種類の歌詞テロップを同一画面に表示させると
背景映像が隠れてしまうので、その点の考慮は必要であ
る。
【0045】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例で
は、歌詞選択をする場合に、表示パネル110に「オリ
ジナルバージョン」と「両バージョン」とが示された歌
詞選択メニュー画面を表示し、初期状態ではオリジナル
バージョンを反転表示して目立たせると共に、歌詞選択
ボタン15の押下の都度反転表示を切り替え、確定ボタ
ン13が押される等して選択させるようにしていた。し
かし、選択可能な歌詞の組み合せを設定したボタンを設
けてもよい。例えば、オリジナルのみ・日本語と英語・
日本語とフランス語・日本語とドイツ語といったような
組み合せのボタンを設け、それを押せば選択できるよう
にしておくと選択操作が楽になり、利用の便も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のカラオケ装置を映像カラオケシステ
ムに適用した場合の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例における処理の一部を示すフローチャ
ートである。
【図3】 曲目設定処理を示すフローチャートである。
【図4】 歌詞選択処理を示すフローチャートである。
【図5】 再生処理を示すフローチャートである。
【図6】 歌詞テロップ再生処理を示すフローチャート
である。
【図7】 単一歌詞テロップ処理を示すフローチャート
である。
【図8】 複数歌詞テロップ処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…映像カラオケシステム 10…リモコン 11…曲目設定ボタン群 13…確定ボタン 15…歌詞選択ボタン 20…記憶装置 21…オリジナル歌詞テロップ情報 23…別言語歌詞
テロップ情報 25…テーブル 27…楽音情報 30…コマンダ 40…背景映像供
給装置 50…第1画像合成装置 51…第2画像合
成装置 60…第1モニタ 61…第2モニタ 91…VRAM 95…VRAM 110…表示パネル 120…カラオケ演
奏ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラオケ曲の中から所望のカラオ
    ケ曲を選択するための選択手段と、その選択されたカラ
    オケ曲に対応した楽音情報を再生して楽音を出力する楽
    音出力手段と、その選択されたカラオケ曲に対応した歌
    詞テロップを表示する表示手段とを備えるカラオケ装置
    において、 1つのカラオケ曲に対して、2種類以上の言語での歌詞
    テロップ情報を記憶した歌詞テロップ情報記憶手段と、 その2種類以上の言語での歌詞テロップ情報の中から希
    望する1又は2種類以上の歌詞テロップ情報を選択する
    ための歌詞種類選択手段とを備え、 前記表示手段は、複数の歌詞テロップ情報を表示可能に
    構成されており、 前記歌詞種類選択手段によって選択された1又は2種類
    以上の言語での歌詞テロップ情報を、同期させて前記表
    示手段に表示させる表示制御手段を備えることを特徴と
    するカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記1つの表示手段には1つの歌詞テロップ情報だけを
    表示可能に構成されていると共に、その表示手段を複数
    備えており、 前記表示制御手段は、前記歌詞種類選択手段によって選
    択された1又は2種類以上の言語での歌詞テロップ情報
    を、前記複数の表示手段にそれぞれ対応させて表示させ
    ることを特徴とするカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記1つの表示手段は、歌詞テロップ情報をそれぞれ別
    個に表示可能な複数の表示領域を備えており、 前記表示制御手段は、前記歌詞種類選択手段によって選
    択された1又は2種類以上の言語での歌詞テロップ情報
    を、前記複数の表示領域にそれぞれ対応させて表示させ
    ることを特徴とするカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載のカラオケ装
    置において、 前記2種類以上の言語での歌詞テロップ情報は、その内
    の1種類の言語がオリジナル言語として設定されてお
    り、 前記歌詞種類選択手段は、そのオリジナル言語での歌詞
    テロップ情報のみ、あるいはオリジナル言語での歌詞テ
    ロップ情報とそれ以外の言語での歌詞テロップ情報との
    組み合わせの中から選択するように構成されていること
    を特徴とするカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のカラオ
    ケ装置において、 前記表示制御手段は、前記選択されたカラオケ曲に対応
    する背景映像を各表示手段に表示させ、その背景映像に
    合成させて前記歌詞テロップ情報を表示させるように構
    成されていることを特徴とするカラオケ装置。
JP7128115A 1995-05-26 1995-05-26 カラオケ装置 Pending JPH08320693A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7128115A JPH08320693A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 カラオケ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7128115A JPH08320693A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 カラオケ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08320693A true JPH08320693A (ja) 1996-12-03

Family

ID=14976755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7128115A Pending JPH08320693A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 カラオケ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08320693A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990029929A (ko) * 1997-09-19 1999-04-26 이데이 노부유끼 디지털 신호 기록 장치, 그 재생 장치,그 기록 및 재생 방법, 및 원격 제어 장치
JP2007121514A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Daiichikosho Co Ltd 翻訳歌詞表示システム
JP2007271817A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Daiichikosho Co Ltd ルビ表示機能付カラオケシステム
JP2007271816A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Daiichikosho Co Ltd ルビ表示機能付カラオケシステム
JP2008216312A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990029929A (ko) * 1997-09-19 1999-04-26 이데이 노부유끼 디지털 신호 기록 장치, 그 재생 장치,그 기록 및 재생 방법, 및 원격 제어 장치
JP2007121514A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Daiichikosho Co Ltd 翻訳歌詞表示システム
JP2007271817A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Daiichikosho Co Ltd ルビ表示機能付カラオケシステム
JP2007271816A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Daiichikosho Co Ltd ルビ表示機能付カラオケシステム
JP2008216312A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Brother Ind Ltd カラオケネットワークシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000101910A (ja) 映像切換装置
JPH0772887A (ja) 映像伴奏器内装型テレビの映像伴奏制御方法
JPH06268774A (ja) カラオケ制御装置
US5705762A (en) Data format and apparatus for song accompaniment which allows a user to select a section of a song for playback
JPH08320693A (ja) カラオケ装置
JPH1020870A (ja) カラオケ装置
JPH09101795A (ja) カラオケ装置
JPH07334178A (ja) 音楽再生装置
JPH08137481A (ja) カラオケ装置
JPH09244643A (ja) カラオケ装置
JPH0965230A (ja) 字幕表示方法及び字幕表示装置
JPH09218690A (ja) 振付け教示機能付き楽音再生装置
JP3685852B2 (ja) カラオケ装置
JP3974069B2 (ja) 合唱曲や重唱曲を処理するカラオケ演奏方法およびカラオケシステム
JP3812984B2 (ja) カラオケ端末装置
JP3290899B2 (ja) カラオケ装置
KR0129982B1 (ko) 컴팩트 디스크 플레이어와 화상 메모리 및 영상반주기 일체형 텔레비젼
JP4161714B2 (ja) カラオケ装置
JP2002082678A (ja) カラオケ端末装置
KR0132852B1 (ko) 영상반주기 내장형 텔레비젼을 이용한 축하메세지 표시방법
KR0135827B1 (ko) 영상반주기 내장형 텔레비젼의 가사 선택 및 삭제 기능 수행방법
JP2003050591A (ja) 演奏出力装置
JPH1195773A (ja) カラオケ装置
JP2797643B2 (ja) カラオケ装置
JP2978745B2 (ja) カラオケ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727