JPH08320285A - 粒子分析装置 - Google Patents

粒子分析装置

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JPH08320285A
JPH08320285A JP7126212A JP12621295A JPH08320285A JP H08320285 A JPH08320285 A JP H08320285A JP 7126212 A JP7126212 A JP 7126212A JP 12621295 A JP12621295 A JP 12621295A JP H08320285 A JPH08320285 A JP H08320285A
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JP
Japan
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image
particles
particle
focus
flow
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Application number
JP7126212A
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Inventor
Isao Yamazaki
功夫 山崎
Koichi Tsuzuki
浩一 都築
Akira Miyake
亮 三宅
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】粒子が含まれるサンプル液を、フローセルに平
坦で、撮像系の焦点深度よりも厚いシースフローを形成
して流す。一つの粒子に対し複数の画像を撮像し、合成
した画像を形成する。 【効果】厚さが厚い領域にサンプル液を流しても、鮮明
な合成画像が得て分析することができるので、多量のサ
ンプルを短時間で分析できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体中に懸濁する粒子の
画像を撮像し、粒子を分析する粒子分析装置に係り、特
に、血液や尿中の粒子を分析するに適した粒子分析装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】尿中の粒子を形態的に検査するには、従
来目視で行うものでは、尿試料を遠心分離し、沈渣物を
染色してスライドガラス上に標本を作り、顕微鏡観察す
ることで行っていた。その際、遠心分離の濃縮率を常に
一定にすることで、元の尿試料中にどういう沈渣物がど
れだけの濃度で含まれているかを知るようになってい
た。また、沈渣物の中には、血球細胞や細菌などの数μ
mの粒子から数百μmの粒子まであり、顕微鏡の倍率を
低倍率と高倍率に切り替えて観察していた。その際、目
的によって観察する試料の量は異なるが、典型的には高
倍率で5μl、低倍率で750μlの原尿に相当する量
の濃縮尿を観察し、各沈渣成分の数を計数していた。
【0003】これらの検査を自動化する装置として、粒
子を液体中に懸濁させたままフローセルに流して、光学
的に分析するものがある。例えば、特表昭57−500995号
公報には、流体試料を特別な形状の流路に通し、そこで
試料中の粒子を幅広の作像領域に閉じこめて、静止像を
作成する装置が示されている。この装置では、顕微鏡を
用いて流れの拡大像をCCDカメラの撮像面上に作像す
る。光源はCCDカメラの動作に同期して周期的に発光
するパルス光源を用いる。パルス光源の発光時間は短い
ので、粒子が流れていても静止像を得ることができる。
得られた静止像を画像分析することで、液体中の粒子の
形態的な分析ができる。また、撮像された試料の体積中
にいくつの粒子が含まれているかを計数することで粒子
の濃度を分析することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特表昭57−500995号公
報の装置では、鮮明な粒子の像を得て精度の高い分析を
行うためには、粒子が撮像系の焦点深度内に入っている
必要があるため、試料の流れる範囲の厚さが焦点深度以
内にしなければならなかった。一般に高解像度の撮像系
では、視野の幅に比べて焦点深度の厚さが薄いため、試
料を非常に薄い偏平な領域に流す必要があった。そのた
め、単位時間に分析できる試料の体積には限界があり、
ある程度以上の高速化は困難であった。
【0005】また、試料の流れる範囲の厚さを焦点深度
以下に制御しても、装置の振動やフローセル内の異物な
どの影響で試料の流れる位置がずれると、画像の鮮明度
が低下して分析の精度が低下する。
【0006】本発明の目的は、高速にしかも高い精度で
分析が行える粒子分析装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するため
に、粒子が含まれるサンプル液を、フローセルの中にシ
ース液に包まれたシースフローを形成して流し、有限の
焦点深度をもつ撮像系で粒子の瞬間の画像を繰り返し撮
像し、画像または画像の分析結果を出力する装置におい
て、シースフロー中のサンプル液の流れる領域の焦点深
度方向の厚さを焦点深度よりも厚く流し、同一の粒子に
対し、一定の方向から複数の画像を撮像し、画像の中の
分割された領域毎にそれぞれの画像信号の内一つを選択
して合成した画像を形成する。
【0008】また、粒子が撮像領域を通過する間に焦点
面の異なる複数の画像データを得て、複数の画像データ
を演算した合成画像データを形成してもよい。
【0009】また、撮像系は対物レンズと、その背後に
配置され、光を分割する透過鏡と、分割された光の光路
上で対物レンズからの距離が異なる位置に配置された複
数の撮像装置から構成した。
【0010】あるいは、撮像系は対物レンズと、複数に
分割された区間をもつ撮像装置で構成し、各区間での撮
像が、サンプル液の流れに匹敵する遅延時間を隔てて行
われ、シースフローの流れの方向が対物レンズの光軸と
直交する面から傾いているようにした。
【0011】また、撮像装置が蓄積型の撮像素子と分割
された区間を持つシャッタ素子を含むものとした。
【0012】
【作用】粒子が含まれたサンプル液は周りをシース液に
包まれて一定速度でシースフローを形成して流れる。サ
ンプル液の流れる領域の厚さは焦点深度よりも厚く、短
時間で多量のサンプル液を流せる。撮像系によって1方
向から複数の撮像が行われる。撮像系は対物レンズから
の距離が異なる位置に設置された撮像装置で行われるの
でそれぞれの撮像のピントは異なる。あるいは、シース
フローの流れ方向が対物レンズの光軸と直交する面から
傾いているため、粒子は流れるに従って対物レンズまで
の距離が異なり、撮像は複数の分割された区間をもつ撮
像装置で遅延時間を隔てて行われるため、それぞれの撮
像はピントが異なる。各画像を分割し、対応する部分毎
に最もピントがあった領域の信号を選択し、合成して画
像を形成することで、対物レンズの焦点深度の厚さより
も広い範囲を流れる粒子でもピントの合った合成画像が
得られ、それを表示または分析することで、高速でしか
も高い精度で分析が行える。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。図1は第1実施例の粒子分析装置の
ブロック図である。
【0014】フローセル1はサンプル液供給口5とシー
ス液供給口6、および廃出口7を持つ。1の内部には流
路中に、突き出たノズル2があり、流路の下流には縮流
部、およびそれに引き続く平行流路部がある。平行流路
部は透明な材質でできている。フローセル1の平行流路
部の片方の側に、パルス光源10,コレクタレンズ1
1,マスク12,コンデンサレンズ13からなるパルス
光照射系と、レーザ光源20,ミラー21,ミラー22
からなる連続光照射系が並んで配置されている。フロー
セル1の平行流路部の反対側に対物レンズ14,ハーフ
ミラー15,分割イメージインテンシファイア17,C
CDカメラ16からなる撮像系と、光検出器18が配置
されている。フローセル1の平行流路部の平行の方向
と、対物レンズ14の光軸は傾いて設置されている。
【0015】光検出器18からは、出力信号が粒子検出
回路30,遅延回路31,多段遅延回路32に接続さ
れ、またCCDカメラ16からは出力信号がデータ処理
器29に接続されている。データ処理器29は画像分割
回路33,鮮明度抽出回路34,選択合成回路35,画
像記録装置37で構成され、出力装置38に接続されて
いる。
【0016】シース液供給口6には図示しないシース液
供給器から清浄なシース液一定の速度で供給され、フロ
ーセルの流路内を定常な層流状態で流れる。サンプル液
供給口5には、図示しないサンプル液供給器から被検粒
子4を含んだサンプル液が一定の速度で供給される。サ
ンプル液はノズル2からシース液3の流れの中に噴出
し、シース液3に包まれて流れるシースフローが形成さ
れ、フローセル1の下流にある平行流路部分ではサンプ
ル液は一定速度の層流状態で流れる。サンプル液の流速
は典型的には1m/sec である。
【0017】レーザ光源20からでたレーザ光42は、
ミラー21,ミラー22で反射し、コンデンサレンズ1
3を通って、フローセル1の平行流路部の1部である粒
子検出領域を連続的に照射する。粒子検出領域を通過す
るサンプル液中の被検粒子4が発散する散乱光43は、
対物レンズ14,ハーフミラー15,スリット19を通
り、光検出器18に入射する。スリット19は対物レン
ズ14の結像位置に置かれており、粒子検出領域以外か
らの光を除外する。
【0018】粒子検出回路30は光検出器18からの信
号で解析し粒子の通過を検出すると、検出信号を遅延回
路31と多段遅延回路32に送る。遅延回路31は検出
信号を受信すると一定の遅延時間後に発光信号をパルス
光源10に送る。
【0019】パルス光源10は遅延回路31からの発光
信号で制御され、短い時間のパルス光を発する。パルス
光源10から発するパルス光41は、コレクタレンズ1
1,マスク12,コンデンサレンズ13を通り、フロー
セル1の平行流路部の一部である撮像領域に照射する。
撮像領域は典型的には1辺が300μmの四角い領域で
ある。マスク12はパルス光41が照射する領域を制限
する視野絞りであり、撮像領域の部分のみか、その周囲
の狭い領域を含んだ部分のみを照射するように働く。撮
像領域は平行流路の中で粒子検出領域の下流に位置す
る。パルス光源10の発するパルス光の継続時間は、被
検粒子4が撮像領域を流れている時間と同等の長さであ
り、典型的には300μsec である。また、遅延回路3
1の遅延時間は、被検粒子4が粒子検出領域から撮像領
域まで流れる時間に匹敵する。
【0020】撮像領域を照射したパルス光41は、被検
粒子4の形態情報を含むイメージ光44として対物レン
ズ14,ハーフミラー15を経て分割イメージインテン
シファイア17上に結像する。
【0021】分割イメージインテンシファイア17とC
CDカメラ16の断面図を図2に示す。分割イメージイ
ンテンシファイア17の内部には、光電面51,電子レ
ンズ52,マイクロチャンネルプレート53,蛍光面5
4がある。光電面51に光が入射すると発生した光電子
57は電子レンズ52により偏向してマイクロチャンネ
ルプレート53に達する、マイクロチャンネルプレート
53は複数の帯状に分割されており、それぞれの領域に
独立して電圧を印加できる。電圧が印可されている領域
に光電子が入射すると光電子は数百から数千倍に増幅さ
れて蛍光面54に達する。蛍光面54上で光電子は光に
変換される。
【0022】多段遅延回路32は、粒子検出回路30の
検出信号を受信すると、複数の遅延時間後に遅延パルス
を発し、分割イメージインテンシファイア17に送る。
分割イメージインテンシファイア17ではそれぞれの遅
延パルスに対応して、マイクロチャンネルプレート53
の各領域に順次パルス電圧を印可する。それぞれの遅延
パルスは典型的には1マイクロ秒程度の非常に短い継続
時間である。また遅延パルスは、粒子の速度と分割イメ
ージインテンシファイア17の分割数とから精密に決め
られた時間を隔てており、それは典型的には約50マイ
クロ秒である。また、多段遅延回路の発生する最初の遅
延パルスは、遅延回路31の遅延時間とほぼ等しい。
【0023】CCDカメラ16内には撮像素子55があ
る。撮像素子55は一定の撮像期間で動作しており、撮
像期間内に光が入射すると、電荷として蓄積される。撮
像期間の終わりに蓄積された電荷は画像情報として取り
出される。撮像期間は、典型的には1/60秒であり、
多段遅延回路32の発生する一連の遅延パルスに比べて
十分長い。
【0024】イメージ光44が分割イメージインテンシ
ファイア17の光電面51上に結像すると、光電子57
がマイクロチャンネルプレート53上に結像する。マイ
クロチャンネルプレート53の中で遅延パルスを受けて
電圧を印可された領域のみが光電子のイメージを増幅し
て蛍光面54に伝達する。蛍光面54上で光に変換さ
れ、撮像素子55上に蓄積される。粒子は流れに乗って
移動しているので、粒子像もマイクロチャンネルプレー
ト53上を移動しているが、それぞれの領域に電圧が印
可された瞬間の像が蛍光面54に伝えられ、撮像素子5
5に蓄積される。
【0025】粒子検出回路30は、CCDカメラ16の
1回の撮像期間内に複数の粒子通過を検出しても、1回
のみしか検出信号を遅延回路31,多段遅延回路32に
送らないように制御されている。
【0026】従って、撮像素子55には、マイクロチャ
ンネルプレート53の分割されたそれぞれの領域を通過
する粒子の瞬間像が蓄積され、撮像期間の終わりに画像
分割回路33に転送される。
【0027】フローセル1の平行流路部と対物レンズ1
4の光軸は傾いて設置されているために、粒子が撮像領
域を流れる間に粒子と対物レンズの距離が離れ、または
近づき、その間に焦点がずれた状態から焦点のあった状
態になり再びずれた状態になる。従って複数の領域のう
ち丁度焦点のあった領域のみが鮮明な画像となり、他は
ぼけが生じる。また、粒子によっては歪んだ形をしてい
たり、傾いて流れたりするために、部分的に焦点のあう
位置がずれる場合がある。
【0028】CCDカメラ16から画像分割回路33に
送られる画像信号は、典型的には図3のようになる。画
像61は複数の領域に分割されており、各領域に粒子の
静止画像が存在する。上の方の領域や下の方の領域は画
像がぼけており、上から2,3,4番目の領域では粒子
の画像が鮮明に写っている。上から2番目の画像では粒
子の右側がより鮮明に写っており、3番目では中央部分
が、4番目では左側部分がより鮮明に写っている。
【0029】図3のような画像信号が画像分割回路33
で領域毎に分割される。鮮明度抽出回路34では、各領
域の中の局所毎に画像のぼけの程度を現す鮮明度を計算
する。鮮明度は、例えば映像信号の微分または2次微分
である。
【0030】選択合成回路35では、分割した画像信号
と鮮明度の演算結果を受け取り、各領域の中から最も鮮
明な部分を抽出して1枚の粒子画像を合成する。この場
合は画像の面内の部分毎に、各領域の画像の対応する部
分の鮮明度を比較し、最適な領域を選択してその画像信
号を取り出す。部分毎に取り出された画像信号を合成し
ている毎の画像に合成する。
【0031】図4は合成画像を示す図であり、合成画像
62の中には鮮明な合成粒子像64が写し出されてい
る。
【0032】合成画像の信号は、画像記録装置37に記
録されると共に、画像処理回路36で必要な解析が行わ
れる。画像処理回路36での解析には、画像から粒子の
サイズ,形状,色情報を元に分類し、分類毎に粒子数を
計数して、その結果から元のサンプル液中に含まれる各
分類毎の粒子の濃度を計算することが含まれる。
【0033】出力装置38は、粒子分類の結果および記
録された画像を表示する。分類された粒子の種類に対応
する画像を表示することもできる。
【0034】この実施例の場合は、複数にピントを変え
て撮った画像から最も鮮明な部分を選んで合成画像を作
るため、ピントの合った鮮明な合成画像が得られ、粒子
の分類が高い精度で行える。
【0035】また、合成画像を記録し表示できるので、
粒子の鮮明な画像を元に正確な判断を下すことが可能で
ある。
【0036】また、粒子が歪んでいたり傾いて流れてい
る場合でも、部分毎に最もピントの合った像を選んで合
成するため、粒子全体がピントの合った鮮明な状態の画
像が得られ、粒子の形状によらずに高精度な分析が可能
である。
【0037】また、対物レンズの焦点深度よりも厚くサ
ンプル液を流しても、撮像領域を通過する間にどこかで
ピントが合えばよいので、短時間にサンプル液を多量に
流しても高い精度で分析ができ、分析時間の短縮が可能
である。
【0038】また、装置が振動してフローセルと撮像系
の位置関係がずれた場合にもピントの合った合成画像が
得られるので、装置の耐震性をあまり高める必要が無
く、装置の低コスト化が図れる。
【0039】また、フローセル中にごみや気泡などの異
物が入り、流れの位置がずれた場合にもピントの合った
合成画像が得られるので、分析が妨げられることが少な
く、効率のよい分析が可能である。
【0040】また、この実施例の場合は、散乱光を検出
することで粒子の通過を検出し、遅延回路31でタイミ
ングを合わせて撮像するので、サンプル流に含まれる粒
子の濃度が低い場合でも効率的に粒子画像を捉えること
ができ、粒子分析の時間を短縮することができる。
【0041】また、この実施例の場合には、フローセル
が偏平なシースフローを作るのに適した構造をしてお
り、撮像領域でサンプル流が一定の速度で流れ、しかも
遅延回路31と多段遅延回路32で粒子の通過速度にタ
イミングを合わせることができるので、撮像の各分割領
域で同じ位置で粒子像が得られ、位置ずれなく合成画像
を得ることができる。
【0042】また、この実施例の場合には、一つの撮像
系で連続的に画像をとるので、粒子がごく短い距離を流
れる間に複数の撮像が行われ、粒子が流れの中で向きを
変えたり変形したりする影響をほとんど受けずに、同じ
状態の粒子の画像を得ることができる。
【0043】また、この実施例の場合は、鮮明度抽出回
路34,選択合成回路35,画像処理回路36がそれぞ
れ独立した回路となっており、高速で処理が行えるが、
共通の演算装置の内部でそれぞれの機能を実現する構成
も可能である。
【0044】また、この実施例の場合には、粒子検出領
域と撮像領域が流れ方向に分離されており、パルス光4
1はマスク12で撮像領域しか照らさず、また光検出器
18はスリット19で粒子検出領域から発する光のみを
検出するので、パルス光が粒子検出系に入って粒子検出
の妨げになることはない。また、レーザ光42の直射光
は対物レンズ14に入らないので、撮像系に入って粒子
撮像に悪い影響を与えることもない。
【0045】図5は本発明の第2実施例の構成を示す図
である。第1実施例との違いは、連続光照射系と光検出
器がなく、パルス光源10と分割イメージインテンシフ
ァイア17の動作は粒子検出信号に基づかずに一定の周
期で動作することである。
【0046】この実施例は、特にサンプル液中の粒子の
濃度が比較的高いときに好適である。粒子濃度が高い場
合には撮像領域中に複数の粒子が含まれ、1枚の画像中
に複数の粒子が撮像される。各粒子の流れる位置は対物
レンズの焦点方向にずれているために、粒子によって焦
点のあったものとずれたものが入り交じることになる。
CCDカメラ16で撮像される画像は例えば図6のよう
になる。画像61は複数の領域に分割されており、各領
域でサンプル液の同じ部分をピントを少しずつずらして
撮像されている。複数の粒子は、それぞれどれかの領域
で最もピントが合った状態で撮像されている。
【0047】データ処理器29で処理することにより、
各領域より最も鮮明な部分を選んで合成した画像は図7
に示したようになる。合成画像62は最も鮮明な領域を
選んで合成した結果、全部の粒子がピントの合った状態
になる。合成画像を処理することにより、全部の粒子の
分類を高精度で行う。
【0048】この実施例の場合は、対物レンズの焦点深
度よりも厚くサンプル液を流しても、撮像領域を通過す
る間にどこかでピントが合えばよいので、短時間にサン
プル液を多量に流しても高い精度で分析ができ、分析時
間の短縮が可能である。
【0049】また、この実施例の場合は、複数の粒子が
同時に撮像されても、それぞれの粒子が最も鮮明な画像
が選択してそれぞれの粒子を分析できるので、粒子濃度
が高い場合でも高い精度で粒子分析が可能である。
【0050】また、この実施例の場合、全部の粒子がピ
ントが合った状態で出力装置38で表示されるので、表
示を見て人が判断する場合でもピントを合わせる操作を
する手間が省けるので、迅速な分析が可能である。
【0051】図8は本発明の別の実施例の構成図であ
る。この場合は、図5の場合と異なり、イメージ光44
の経路に光分岐素子23が置かれており、それによって
3分割されたイメージ光44の収束位置にCCDカメラ
16a,16b,16cが設置されており、分割イメー
ジインテンシファイアは用いられていない。また、CCD
カメラ16a,16b,16cは対物レンズ14からの
光学的距離が少しずつ異なる。
【0052】パルス光源10の瞬間的な発光によって、
CCDカメラ16a,16b,16cにはそれぞれ撮像領
域を通過中の粒子のピントの異なる画像が撮像される。
データ処理器29では三つの画像から最も鮮明な部分を
選択して合成し、合成画像を元に画像分析を行う。
【0053】この実施例の場合は、同じ瞬間の同じ位置
の粒子をピントだけ変えて複数の画像を撮るため、粒子
の変形や姿勢の変化に影響されない。
【0054】またこの場合には、画面を分割しないので
視野が大きく取れ、大きな粒子も分析できる。
【0055】またこの実施例の場合には、分割イメージ
インテンシファイアを使う必要がないので、装置の低コ
スト化が可能である。
【0056】またこの実施例の場合に、図1の場合と同
じように粒子検出系を設けて、粒子の通過に同期して撮
像するように構成し、低い濃度の粒子まで効率よく分析
できるようにすることも可能である。
【0057】図9は本発明の別の実施例のデータ処理系
のブロック図である。データ処理系以外の部分は図1,
図5及び図8のどれでもよい。ただし図8の場合には、
画像分割回路33は不要である。図1の場合のデータ処
理系と異なるのは、平均回路47と補正回路48をもつ
ことである。平均回路47は画像分割回路33で分割さ
れた各領域の画像信号を領域全体または1部分の平均を
演算し、平均値の信号を補正回路48に送る。各領域の
信号は、光学系の特性や分割イメージインテンシファイ
ア17,CCDカメラ16の感度むら、およびパルス光
源10の発光強度の変化により明るさの違いが生じてい
る。その違いは平均値の違いに表れる。平均値の違いを
加味して、明るさの差を打ち消すように補正回路48で
画像信号に補正を行い、補正された画像信号を選択合成
回路35に送る。35では鮮明度抽出回路34の信号を
もとに補正された画像信号を選択し、合成する。
【0058】この実施例では、分割された領域の画像信
号に明るさの差があってもそれを補正して合成するた
め、合成された画像の継ぎ目に明るさの不連続が生じな
いので、滑らかで鮮明な合成画像が得られ、高精度の画
像処理が可能である。また、滑らかで鮮明な画像を表示
するため、見る者に好印象を与える。
【0059】また、この実施例の場合には、各領域の画
像にある程度明るさの差があっても補正できるので、光
学系やパルスランプの特性が完全に一様でなくても良
く、低価格のものを用いることができる。
【0060】図10は本発明の別の実施例のデータ処理
系のブロック図である。データ処理系以外の部分は図1
と同じである。図1の場合のデータ処理系と異なるの
は、選択合成回路35の代わりに比較合成回路39をも
つことである。比較合成回路39は単に画像信号を選択
して合成するだけでなく、各領域の粒子画像を比較演算
する。各領域の粒子画像にはピントのずれ分の形状の差
があるが、もし粒子が変形していたり姿勢を変えたりし
ている場合にはピントのずれ分以上の差が生じる。各領
域の粒子画像の形状を比較することで、粒子の変形や姿
勢の変化に対応する情報を取得し、画像処理回路36を
通じて出力装置38から出力する。
【0061】この実施例の場合は、粒子の変形を知るこ
とができ、例えば尿サンプル中の原虫など動いている粒
子を識別することができる。
【0062】また、この実施例の場合は、粒子が流体力
によって変形中の場合に変形の速度を知ることで、粒子
の変形しやすさを知ることができ、例えば細胞粒子の活
性の度合を知ることができる。
【0063】また、この実施例の場合には、粒子の形状
の変化だけでなく色の変化も知ることができ、染色過程
の状況を調べて粒子判別に役立てることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、対物レンズの焦点深度
よりも厚くサンプル液を流しても、鮮明な画像を選んで
合成画像を作って分析するため、高速でしかも高い精度
で分析が行える粒子分析装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の粒子分析装置のブロック図。
【図2】分割イメージインテンシファイア及びCCDカ
メラの断面図。
【図3】第一実施例の画像信号の説明図。
【図4】第一実施例の合成画像信号の説明図。
【図5】第二の実施例の粒子分析装置のブロック図。
【図6】第二の実施例の画像信号の説明図。
【図7】第二の実施例の合成画像信号の説明図。
【図8】第三の実施例の粒子分析装置のブロック図。
【図9】第二の実施例のデータ処理系のブロック図。
【図10】第三の実施例のデータ処理系のブロック図。
【符号の説明】
1…フローセル、2…ノズル、3…シース液、4…被検
粒子、5…サンプル液供給口、6…シース液供給口、7
…廃出口、10…パルス光源、11…コレクタレンズ、
12…マスク、13…コンデンサレンズ、14…対物レ
ンズ、15…ハーフミラー、16…CCDカメラ、17
…分割イメージインテンシファイア、18…光検出器、
19…スリット、20…レーザ光源、21,22…ミラ
ー、29…データ処理器、30…粒子検出回路、31…
遅延回路、32…多段遅延回路、33…画像分割回路、
34…鮮明度抽出回路、35…選択合成回路、36…画
像処理回路、37…画像記録装置、38…出力装置、3
9…比較合成回路、41…パルス光、42…レーザ光、
43…散乱光、44…イメージ光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 G06F 15/62 395

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子が含まれるサンプル液を、フローセル
    の中にシース液に包まれたシースフローを形成して流
    し、有限の焦点深度をもつ撮像系で粒子の瞬間の画像を
    繰り返し撮像し、画像または画像の分析結果を出力する
    装置において、 シースフロー中のサンプル液の流れる領域の焦点深度方
    向の厚さを焦点深度よりも厚く流し、同一の粒子に対
    し、一定の方向から複数の画像を撮像した画像データを
    得て、画像の中の分割された領域毎にそれぞれの画像デ
    ータの内1つを選択して合成した合成画像データを形成
    することを特徴とする粒子分析装置。
  2. 【請求項2】粒子が含まれるサンプル液を、撮像領域を
    有するフローセルの中にシース液に包まれたシースフロ
    ーを形成して流し、有限の焦点深度をもつ撮像系で粒子
    の瞬間の画像を繰り返し撮像し、画像または画像の分析
    結果を出力する装置において、シースフロー中のサンプ
    ル液の流れる領域の焦点深度方向の厚さを焦点深度より
    も厚く流し、粒子が撮像領域を通過する間に焦点面の異
    なる複数の画像データを得て、複数の画像データを演算
    した合成画像データを形成することを特徴とする粒子分
    析装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記撮像系が
    対物レンズと、その背後に配置され、光を分割する透過
    鏡と、分割された光の光路上で対物レンズからの光路長
    が異なる位置に配置された複数の撮像装置からなる粒子
    分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記撮像系が
    対物レンズと、複数に分割された区間をもつ撮像装置で
    構成され、各区間での撮像が、サンプル液の流れに匹敵
    する遅延時間を隔てて行われ、シースフローの流れの方
    向が対物レンズの光軸と直交する面から傾いている粒子
    分析装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記撮像装置が蓄積型
    の撮像素子と分割された区間を持つシャッタ素子を含む
    粒子分析装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2において、前記合成画像
    データを表示する表示装置を有する粒子分析装置。
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