JPH083198B2 - 泡洗式トイレ装置における泡の供給制御方法 - Google Patents

泡洗式トイレ装置における泡の供給制御方法

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JPH083198B2
JPH083198B2 JP6397390A JP6397390A JPH083198B2 JP H083198 B2 JPH083198 B2 JP H083198B2 JP 6397390 A JP6397390 A JP 6397390A JP 6397390 A JP6397390 A JP 6397390A JP H083198 B2 JPH083198 B2 JP H083198B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 泡洗式トイレ装置における泡の供給制御方法、時に汲
取用泡洗式トイレの便器ボウル内に泡を供給する方法の
制御に関し、 泡洗式トイレの運転において、洗浄後から定常時に移
行するときに経験される泡ぎれによって泡洗式トイレの
特徴が発揮されない状態にある時間間隔を短縮するため
に、洗泡式便器における泡の供給制御方法を提供するこ
とを目的とし、 定常用エアポンプ(APT)に電圧を印加して定常用発
泡槽出口(T)から便器内へ定常泡を供給し、洗浄のた
めには洗浄エアポンプ(APs)に電圧を印加して洗浄用
発泡槽出口(S1、S2)から、そして定常用エアポンプの
定常用エアポンプ電圧を洗浄用エアポンプ電圧に切換え
て定常用発泡出口(T)から洗浄泡を該便器に供給する
構成の泡洗式トイレの使用において、洗浄後に定常泡と
洗浄泡のそれぞれの落下速度の中間速度の中間泡を該便
器へ供給することを特徴とする泡洗式トイレ装置におけ
る泡の供給制御方法を含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は泡洗式トイレ装置における泡の供給制御方
法、特に汲取用泡洗式トイレの便器ボウル内に泡を供給
する方法の制御に関する。
〔従来の技術〕
本出願人は、第4図(b)に一部切欠斜視図で示され
る泡洗式トイレ装置を開発したものであり、図中、11は
発泡タンク、12は便器、13は発泡エレメント、14は洗浄
用エアポンプ(APs)、15はエアポンプ(APT)、16はエ
アチューブ、18は洗剤混合液、19は定常泡、20は排出
口、22は定常用発泡槽出口(T)で、泡洗式トイレは同
図に示されるように、定常用エアポンプ(APT)15、洗
浄用エアポンプ(APs)14、発泡エレメント13、洗剤混
合液18を主な要素とし、泡のみによって排出物を排出口
20から図示しない汲取用タンクへ排出するものである。
トイレ使用後は、後述する洗浄スイッチを押すと泡が自
動的に洗浄し、洗剤液と小量の水で作られた泡は、いつ
も便器12内をきれいに保ち、はねかえりを少なくし、臭
気あがりを防止する。
上述した泡洗式トイレは、第4図(c)に示される制
御回路で運転される。定常運転は、差込みプラグ17から
電圧(100V)が供給する。洗浄スイッチリレー(Rs)は
無励磁であるので、接点(Rss)は図示のb接点側にあ
り、定常リレー(R26)が励磁される。すると、接点(R
26s)がa接点側につき、定常用エアポンプ(APT)15に
26Vの電圧が供給され運転を続ける。定常用エアポンプ
(APT)15の運転で定常用風量例えば260ml/minはエアチ
ューブ16を介して発泡エレメント13に至る。あらかじめ
用意された洗剤混合液18が入れられた発泡エレメント13
を通過した260ml/minの空気は、図に小さな丸印で示す
定常泡19となって定常用発泡槽出口(T)22から出てき
て便器12のボウル面を第4図(a)の平面図と同図
(b)の斜視図で示すように覆う。上記の電圧、風量で
作られる泡は水分が少ない軽い泡である。連続して出て
くる泡は、定常用発泡槽出口(T)22から出て排出口20
に至る連続動作で、便器12内の定常泡19は常にボウル面
上に存在し、汲取用泡洗式トイレは清潔、快適に保たれ
ている。なお、エアポンプの動作と泡占有率(Fa)との
関係は第2図を参照して後述する。
次に、泡洗式トイレの洗浄時の運転を第5図を参照し
て説明する。なお、同図の(a),(b),(c)は第
4図(a),(b),(c)と同じく、泡洗式トイレの
平面図,一部切欠斜視図,制御回路の図である。トイレ
使用後、洗浄スイッチSs(同図(c))を押すと、洗浄
スイッチリレー(Rs)が励磁されて接点(Rss)はa接
点側に切りかえられる。すると、洗浄タイマー(Ts)が
励磁され、限時遅延動作が始まる。一例として、45秒経
過後に接点(Tss)が動作することになる。従って、そ
の間に接点(Tss)のb接点側を介して洗浄リレー(R
100)が励磁され、それがa接点側につき、定常用エア
ポンプ(APT)15は26Vから100Vに切りかえられ、洗浄用
エアポンプ(APs)14にも100Vが供給される。それぞれ
の風量例えば4/minはエアチューブ16を介して発泡エ
レメント13に至る。あらかじめ用意された洗剤混合液が
入れられたそれぞれの発泡エレメント13を通過した各々
4/minの空気は、洗浄泡26となって定常用発泡槽21を
通過して定常用発泡槽出口(T)22および洗浄用発泡槽
23を通過して洗浄用発泡槽出口(S1、S2)24、25から出
てきて、便器ボウル面を小さな三角印で示す洗浄泡26で
第5図(a)と(b)に示すように覆う。この4/min
の風量は前記した定常泡の場合の260ml/minの風量に比
べかなり大で、作られる洗浄泡は水分が多く定常泡の約
2〜3倍の重さの泡である。エアポンプの動作と泡占有
率(Fa)との関係は第2図を参照して後述する。
次いで、洗浄直後の状態を第5図(a),(b),
(c)に類似の第6図(a),(b),(c)を参照し
て説明する。洗浄スイッチ(Ss)を押した後、洗浄タイ
マー(Ts)の時限、すなわち約45秒経過後に接点(Ts
s)は切れる。第6図(c)が洗浄直後の制御回路であ
る。この前の状態は洗浄中を示す第5図(c)の状態に
あり、洗浄時について前述したとおり洗浄タイマー(T
s)が励磁される。タイマーのコイルが励磁されてから4
5秒経過するとタイマーの時限がきて接点(Tss)のb接
点が離れる。すると、励磁されていた洗浄リレー
(R100)は無励磁となって、接点(Rss)はa接点から
b接点側に切りかえられる。従って、洗浄リレー
(R100)は無励磁となって定常リレー(R26)が励磁さ
れる。こうして、洗浄直後の制御回路(第6図(c))
は、定常時の制御回路(第1図(c))と同じ回路にな
る。すなわち、定常運転にもどったことになる。便器12
内に僅かに残る泡は第6図(a)と(b)に小さな三角
印で示した洗浄泡26である。このとき、僅かの定常泡19
が定常用発泡槽21から便器12の上方部分にかけて見られ
る。なお、エアポンプの動作と泡占有率(Fa)との状況
は第2図を参照して後述する。
〔発明が解決しようとする課題〕 泡洗式トイレ便器の使用は次に示す関係にある。
ここで、洗浄直後(第6図(a))から定常時に移る
とき、便器ボウル内の泡の状況が、第6図(a)と
(b)に示した状態から第4図(a)と(b)の状態に
移る。便器ボウル内の泡について説明すると、定常時の
丸印の定常泡19と洗浄時の三角印の洗浄泡26とは、洗浄
終了直後に便器ボウル面上で、第6図(a)と(b)に
示すように、一時泡ぎれ現象が発生する。このままで運
転を続けても、定常泡19が安定して第4図(a)と
(b)に示す状態になるには、約10分の時間を要する。
ということは、泡洗式トイレの特徴である便器ボウル面
を泡で包みこみ、清潔感をもたらし、汚れを少なくして
快適感を得るという利点が、この約10分の間実現されな
いことを意味する。
そこで本発明は、泡洗式トイレの運転において、洗浄
後から定常時に移行するときに経験された泡ぎれによっ
て泡洗式トイレの特徴が発揮されない状態にある時間間
隔を短縮するために、泡洗式便器における泡の新たな供
給制御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、定常用エアポンプ(APT)に電圧を印加
して定常用発泡槽出口(T)から便器内へ定常泡を供給
し、洗浄のためには洗浄エアポンプ(APs)に電圧を印
加して洗浄用発泡槽出口(S1、S2)から、そして定常用
エアポンプ(APT)の定常用エアポンプ電圧を洗浄用エ
アポンプ電圧に切換えて定常用発泡槽出口(T)から洗
浄泡を該便器に供給する構成の泡洗式トイレの使用にお
いて、洗浄後に該定常用エアポンプ(APT)と洗浄用エ
アポンプ(APs)に印加される電圧の中間の電圧を該定
常用エアポンプ(APT)に印加し、定常泡発生風量と洗
浄泡発生風量のほぼ中間の風量で定常泡と洗浄泡のほぼ
中間の重さの中間泡を発生させることを特徴とする泡洗
式トイレ装置における泡の供給制御方式によって解決さ
れる。
〔作用〕
すなわち本発明は、定常泡と洗浄泡の落下速度の中間
の泡を洗浄直後出すことによって泡ぎれ現象を防止する
もので、その効果は実験によって確認された。この中間
の風量、すなわち定常用エアポンプに供給する電圧(中
間電圧)、すなわち、 を数十秒間、一実施例では20秒間加えることによって泡
ぎれを防止する。洗浄直後に中間電圧を数十秒間加える
制御回路は第1図に示され、それは新たに中間リレー、
中間タイマー、中間電圧を制御回路の構成部として従来
の回路に加えるものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例により具体的に説明す
る。
本発明者は次の点に着目した。従来技術で問題となっ
た第6図(a)と(b)に示す泡ぎれ現象は、定常時の
定常泡19と洗浄時の洗浄泡26とがそれぞれ定常用発泡槽
出口(T)22と洗浄用発泡槽出口(S1、S2)24、25から
出て排出口20に至るまでに要する時間が、定常泡の場合
は約6分、洗浄泡の約20秒と異なるため、定常→洗浄動
作は泡がつき押し出し現象となって問題はないが、洗浄
直後→定常動作時には泡の引き切れ、すなわち泡ぎれ現
象が生じ、再び泡が便器のボウル面を覆うまでに約10分
の時間を必要とする。
この問題を改善するための本発明にかかる制御回路は
第1図(a)に示され、この回路は、第4図(c)の回
路に、中間リレー(R63)と中間タイマー(Ta)とを加
えたものである。なお第1図(a)の回路は定常時間運
転の時の状態を示す。
図示の定常時運転で、第4図(a)と(b)をも参照
すると、差込みプラグ17から100Vの電源が入った直後
(中間タイマー動作中)、洗浄スイッチリレー(Rs)が
無励磁であるので、接点(Rss)はb接点側である。中
間タイマー(Ta)は励磁される。しかし、タイマーの時
間約20秒が経過するまでは、接点(Tas)はb接点側に
ある。従って中間リレー(R63s)が励磁されて接点(R
63)のa接点が閉じて、定常用エアポンプ(APT)15に
中間電圧の63Vが供給され運転を続ける。
便器12のボウル内の泡は、従来の定常電圧26Vで励磁
したときに比べ、ここでは63Vで起動するため泡張りの
時間が短縮されて快適性が向上する。なお、エアポンプ
動作と泡占有率(Fa)との状況は第2図を参照して後述
する。
ここで約20秒経過すると(中間タイマー動作後)、中
間タイマー(Ta)が励磁されて接点(Tas)はa接点側
になる。従って、中間リレー(R63)が無励磁となり、
定常リレー(R26)が励磁され、接点(R63s)が開き、
接点(R63s)が閉じるので、定常エアポンプ(APT)15
には定常時電圧の26Vが供給され定常運転を続ける。第
1図(a)はこのときの回路状態を示すものである。
便器12ボウル内の泡は第4図(a)と(b)に示され
るとおりである。なおエアポンプ動作と泡占有率(Fa)
は第2図を参照して後述する。
次いで、洗浄時の状況を第1図(b)および第5図
(a)と(b)を参照して説明する。トイレ使用後に洗
浄スイッチ(Ss)を押すと、洗浄スイッチリレー(Rs)
が励時されて接点(Rss)はa接点側に切りかえられ
る。すると、洗浄タイマー(Ts)が励磁されて限時遅延
動作が始まる。一実施例において、45秒経過後に接点
(Tss)が動作する。従って、その間接点(Tss)のb接
点側を介して洗浄リレー(R100)が励磁される。
接点(R100s)がa接点側につき、定常用エアポンプ
(APT)15は26Vから100Vに切りかえられ、洗浄用エアポ
ンプ(APs)14にも100Vが提供される。この回路状態は
第1図(b)に示される。それぞれの風量、例えば4
/minはエアチューブ16を介して発泡エレメント13に至
る。あらかじめ用意された洗浄混合液が入れられたそれ
ぞれの発泡エレメントを通過した各々4/minの空気
は、洗浄包26となって定常用発泡槽21を通過して定常用
発泡槽出口(T)24および洗浄用発泡槽23を通過して洗
浄用発泡槽出口(S1、S2)24、25から出てきて、便器12
のボウル面を洗浄泡26で第5図(a)と(b)に示すよ
うに覆う。なお、エアポンプ動作と泡占有率(Fa)の状
況は第2図を参照して後述する。
洗浄直後(中間タイマー動作中)の状況を次に第1図
(c)を参照して説明すると、洗浄スイッチ(Ss)を押
した後、洗浄タイマー(Ts)の限時約45秒経過後に接点
(Tss)は切れる。すると、励磁されていた洗浄スイッ
チリレー(Rs)は無励磁となって接点(Rss)はa接点
側からb接点側に切りかえられる。従って、洗浄リレー
(R100)は無励磁となって洗浄スイッチリレー(Rs)の
b接点と中間タイマー(Ta)のb接点を介して中間リレ
ー(R63)が励磁されて接点(R63s)のa接点が閉じ、
定常用エアポンプ(APT)15に中間電圧の63Vが供給され
運転を続ける。第1図(c)はこのときの回路状態に示
し、また、便器12のボウル内の中間泡27は第1図(d)
と(e)に示されるようになり、ボウル面の泡は泡ぎれ
現象を発生させない。なお、この中間泡は、定常用エア
ポンプ63Vの中間電圧を印加することによって(4/mi
n+260ml/min)÷2≒2.1/minの風量で発生する泡
で、重さは定常泡と洗浄泡のほぼ中間の重さである。定
常用泡と洗浄用泡は定常用発泡槽出口(T)22と洗浄用
発泡槽出口24,25からそれぞれ約20秒と6分の時間で排
出口20に到達するが、中間泡27はこの中間の約3分10秒
で排出口20に至る、すなわち、中間泡の落下速度は定常
泡と洗浄泡の落下速度の中間の速度のものである。エア
ポンプ(APT)動作と泡占有率(Fa)の状況は第2図を
参照して後述する。
洗浄終了後、中間タイマー(Ta)が励磁され、タイマ
ーの動作時間約20秒が経過すると接点(Tas)はa接点
側になる。従って、中間リレー(R63)が無励磁とな
り、定常リレー(R26)が励磁される。接点(R63s)が
開き、接点(R26s)が閉じるので、定常時エアポンプ
(APT)15には定常時電圧26Vが供給され定常運転を続け
る、すなわち、上記説明した中間タイマー動作後の定常
時にもどる。
ここで、第2図を参照してエアポンプ動作と泡独占率
(Fa)の変化を説明する。同図(a)は従来例を、また
同図(b)は本発明の方法による場合を示し、それぞれ
の図において、横軸に運転時間〔分〕でとり、縦軸には
エアポンプ電圧〔V〕と泡占有率〔%〕とをとる。
従来は、定常用エアポンプをOFFの状態からスタート
するとスタートから約10分経過してから占有率75%にな
る。次いで洗浄スイッチ(Ss)ONで泡占有率は100%に
達し、それは急速に10%程度にまで下がり、約10分経過
後に泡占有率は徐々に75%まで復帰した。
本発明によると、定常用エアポンプをOFFからスター
トした後に、従来よりは速い段階で、より急速に泡占有
率は75%にまで上昇し(経過時間約5分)、洗浄スイッ
チ(Ss)ONの後の泡占有率は従来例よりも緩やかに下降
し、その下降は泡占有率50%で終わり、そこから75%に
まで増加する。洗浄後、従来例では10%程度にまで泡ぎ
れしたのに対し、本発明による洗浄後でも泡占有率は50
%にまでしか低下することなく泡ぎれは発生しない。
また、定常用エアポンプをOFFの状態からスタート
し、スタートしてからの泡占有率の状況をみると、従来
例では約10分経過しないと泡占有率は75%に達しなかっ
たに対し、本発明によれば、定常用エアポンプ(APT
のスタートから約5分で泡占有率が75%に達した。この
ことは、泡洗式トイレ非運転の状態から運転状態に入る
ときに、従来例よりも早く便器のボウル内に75%もの泡
が供給されること、すなわち、従来は約10分待たなけれ
ば泡が便器のボウル面を覆われなかったのに対し本発明
の方法を用いると従来の約半分の待ち時間で泡が便器の
ボウル面を覆う状態になることを示す。
上記した泡の異なる占有率〔%〕における便器ボウル
内の泡の状況は第3図に示され、図に後、前とあるのは
便器ボウルの後、前を示す。なお、それぞれの場合の泡
は、第4図〜第6図において示した丸印、三角印、×印
を付して表示した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、従来技術で問題となる
泡洗式トイレの便器ボウル内の泡ぎれ現象を中間電圧を
数十秒印加することによって防止することができ、該ボ
ウル内の清潔感を得ることができ、汚れを少なくして快
適感が与えられ、さらには、中間タイマー、中間リレ
ー、中間電圧を制御回路の構成要素とすることによっ
て、電源投入の初期において中間電圧(63V)が提供さ
れ、従来の定常電圧(26V)での起動に比べ、より早く
便器のボウル内に泡が張るようになり、トイレが使用可
能になるまでの待ち時間の短縮される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の図で、同図(a)は定常時の制
御回路図、同図(b)は洗浄時の制御回路図、同図
(c)は洗浄後の制御回路図、同図(d)は便器ボウル
の平面図、同図(e)は泡洗式トイレの斜視図、 第2図はエアポンプ動作と泡占有率の変化を示す図で、
同図(a)は従来例の図、同図(b)は本発明の場合の
図、 第3図は異なる泡占有率〔%〕における便器ボウル内の
泡の状況を示す図、 第4図は従来例の定常時の図で、同図(a)は便器ボウ
ル平面図、同図(b)は泡洗式トイレの斜視図、同図
(c)は制御回路図、 第5図は従来例の洗浄時の図で、同図(a)は便器ボウ
ル平面図、同図(b)は泡洗式トイレの斜視図、同図
(c)は制御回路図、 第6図は従来例の洗浄直後の図で、同図(a)は便器ボ
ウル平面図、同図(b)は泡洗式トイレの斜視図、同図
(c)は制御回路図である。 図中、 11は発泡タンク、 12は便器、 13は発泡エレメント、 14は洗浄用エアポンプ(APs)、 15は定常用エアポンプ(APT)、 16はエアチューブ、 17は差込みプラグ、 18は洗剤混合液、 19は定常泡、 20は排出口、 21は定常用発泡槽、 22は定常用発泡槽出口(T)、 23は洗浄用発泡槽、 24は洗浄用発泡槽出口(S1)、 25は洗浄用発泡槽出口(S2)、 26は洗浄泡、 27は中間泡 を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定常用エアポンプ(APT)(15)に電圧を
    印加して定常用発泡槽出口(T)(22)から便器(12)
    内へ定常泡(19)を供給し、洗浄のためには洗浄エアポ
    ンプ(APs)(14)に電圧を引火して洗浄用発泡槽出口
    (S1、S2)(24、25)から、そして定常用エアポンプ
    (APT)(15)の定常用エアポンプ電圧を洗浄用エアポ
    ンプ電圧に切換えて定常用発泡槽出口(T)(22)から
    洗浄泡(26)を該便器(12)に供給する構成の泡洗式ト
    イレの使用において、 洗浄後に該洗浄用エアポンプ(APT)(15)と洗浄用エ
    アポンプ(APs)(14)に印加される電圧の中間の電圧
    を該定常用エアポンプ(APT)(15)に印加し、定常泡
    (19)発生風量と洗浄泡(26)発生風量のほぼ中間の風
    量で定常泡と洗浄泡のほぼ中間の重さの中間泡(27)を
    発生させることを特徴とする泡洗式トイレ装置における
    泡の供給制御方法。
  2. 【請求項2】洗浄後に定常泡(19)と洗浄泡(26)のそ
    れぞれの落下速度の中間速度の中間泡(27)を該便器
    (12)へ供給する請求項(1)記載の泡洗式トイレ装置
    における泡の供給制御方法。
  3. 【請求項3】差込みプラグ(17)に電源投入した後に、
    該中間の電圧を印加して定常泡(19)と中間泡(27)を
    該便器(12)に供給する請求項(1)または(2)記載
    の泡洗式トイレ装置における泡の供給制御方法。
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