JPH08317857A - ジャー炊飯器 - Google Patents

ジャー炊飯器

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JPH08317857A
JPH08317857A JP13009295A JP13009295A JPH08317857A JP H08317857 A JPH08317857 A JP H08317857A JP 13009295 A JP13009295 A JP 13009295A JP 13009295 A JP13009295 A JP 13009295A JP H08317857 A JPH08317857 A JP H08317857A
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JP
Japan
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inner pot
electromagnetic induction
closing
pot
induction heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP13009295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sato
慎一 佐藤
Jun Iguchi
潤 井口
Seiichi Taniguchi
誠一 谷口
Shinichiro Sumiyoshi
眞一郎 住吉
Katsunori Tanie
克典 谷江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH08317857A publication Critical patent/JPH08317857A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁誘導加熱方式のジャー炊飯器において、
内鍋の有無を簡単な構成で検知し、内鍋なしで加熱する
誤動作を防止する。 【構成】 内鍋2を使用者が出し入れするときに蓋12
の開閉を検知する蓋開閉検知手段13を設け、制御手段
15は、蓋開閉検知手段13が蓋の開閉を検知したと
き、電磁誘導加熱手段11を一次的に動作させて、その
間に鍋検知手段14により内鍋2の有無を検知させる。
なお、鍋検知手段14は電磁誘導加熱手段11が内鍋2
の有無により異なる反応を示すことにより鍋検知する。
したがって、電磁誘導加熱中でない場合でも、内鍋2が
取り出された可能性のあるときには必ず鍋検知し、内鍋
なしで加熱する誤動作を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁誘導加熱方式のジ
ャー炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者意識の高まりとともに、よ
り安全で高品質な商品が求められている。
【0003】以下、従来のジャー炊飯器について図面を
参照しながら説明する。図7は従来の電磁誘導加熱方式
(以下、IHと称す)のジャー炊飯器の構成を示す回路
ブロック図である。図において、1は磁界を発生する加
熱コイル、2は磁性材料により作成された内鍋、3およ
び4はそれぞれIHに必要な高周波を発生する集積回路
(以下、ICと称す)、6はマイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称す)5に電源を供給する3端子レギュ
レータ、7は内鍋2を直接加熱するヒータ、8はヒータ
7の電流をマイコン5により制御する双方向性サイリス
タ、9は交流のゼロ点のタイミングを検出してマイコン
5に通知するゼロ点検知回路である。ゼロ点検知回路9
は、図5に(2)で示したように、交流(1)のゼロ点
付近にパルスを発生させ、交流のゼロ点をマイコン5に
知らせる。
【0004】上記構成において、IC3およびIC4に
より加熱コイル1を駆動して高周波磁界を発生し、内鍋
2の素材中に誘導電流を流して加熱し、その中にある被
調理物を加熱する。加熱コイル1を駆動しているとき、
内鍋2の有無によって加熱コイル1の波形は変化する。
図6は図7に示した点1における電圧の変化を示す波形
図である。内鍋2がないときは、図6の(2)に示した
ような波形になる。図6からわかるように、加熱コイル
1の波形は鍋の有無により波形が変化し、とくに交流の
ゼロ付近ではレベル差が大きい。したがって、ゼロ点検
知回路9により、交流のゼロ点付近で加熱コイル1の波
形をマイコン5に入力し、図6で示したような鍋の有無
による波形の変化を検知して、鍋の有無を検知してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のジャ
ー炊飯器では、電磁誘導動作中でなければ鍋の有無を検
知できないという問題があり、炊飯中や保温中において
電磁誘導動作をしていないときに内鍋2が抜かれた場合
には鍋の有無を検知できず、鍋がないにもかかわらずヒ
ータ7によって加熱される危険性がある。
【0006】また、近年、マグネトロンなどの電波発生
素子を利用した炊飯器も考えられており、このような炊
飯器では、鍋なしの状態で電波が発生されると、鍋で電
波が遮蔽されずに炊飯器外部に漏れ、人体に悪影響を与
えるという問題も考えられる。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、鍋
がない状態では加熱せず、安全で、かつ効率的な構成の
鍋検知手段を備えたジャー炊飯器を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、被調理物を収納して本体内部に設置され
る内鍋と、前記本体に設けられ、使用者が前記内鍋を出
し入れするときに開閉される蓋と、前記蓋の開閉を検知
する蓋開閉検知手段と、前記内鍋を電磁誘導により加熱
する電磁誘導加熱手段と、前記内鍋が前記本体内部に設
置されているか否かを前記電磁誘導加熱手段の反応によ
り検知する鍋検知手段と、装置全体の動作を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記蓋開閉手段が炊
飯中や保温中に蓋の開閉状態の変化を検知したとき、前
記電磁誘導加熱手段を一時的に駆動して、その間に前記
鍋検知手段に前記内鍋の前記本体内部における有無を検
知させるように制御するジャー炊飯器である。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成において、蓋開閉検知手段
が蓋の開閉を検知したとき、制御手段は、電磁誘導加熱
手段を短時間駆動し、その間に鍋検知手段に内鍋の有無
を検知させる。したがって、電磁誘導動作中でないとき
でも内鍋が取り出された可能性があるときには必ず鍋検
知を行い、内鍋のない状態で加熱する誤動作を防止す
る。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明のジャー炊飯器の第1の実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。図において、11は内鍋2を加熱する電磁誘導加
熱手段、12は内鍋2を覆う蓋、13は蓋12の開閉を
検知する蓋開閉検知手段、14は電磁誘導加熱手段11
が加熱中に内鍋2の有無で反応が変わることを利用して
鍋の有無を検知する鍋検知手段、15はマイコンなどで
構成される制御手段であって、蓋12の開閉状態が変化
したときに鍋の有無を検知させる。
【0012】また、図2は本実施例の構成を示す回路ブ
ロック図である。なお、図7に示した従来例と同じ構成
要素には同一番号を付与して説明を省略する。図におい
て、10は蓋開閉検知手段13を構成する蓋開閉検知ス
イッチであり、蓋12が開いているときはオープン、蓋
が閉じているときはクローズしている。
【0013】上記構成においてその動作を説明する。電
磁誘導加熱手段11が動作しているとき、従来例で説明
したように、内鍋2の有無によって加熱コイル1の電源
側の電圧波形が変化する。その状態は図6に示した従来
例と同じであり、図1における点1の電圧波形は、内鍋
2があるときは、図6において(1)に示したように交
流を全波整流したような波形になり、内鍋2がないとき
は、(2)で示したような比較的平坦な波形になる。交
流のゼロ点付近で加熱コイル1の波形をマイコン5に入
力して、鍋の有無を検知する。本実施例においては、蓋
開閉検知スイッチ10によって蓋12が開いている状態
から閉じている状態に変化したとき、マイコン5は、強
制的に電磁誘導動作を行ってその間に鍋検知を行い、鍋
なし状態で炊飯や保温を行わないようにしている。
【0014】図3は本実施例の動作を示すフローチャー
トである。図において、ステップ1において炊飯をスタ
ートし、ステップ2に移行してゼロ点検出を行い、交流
のゼロ点付近にあるか否かをチェックする。ステップ2
で交流のゼロ点を検知すると、ステップ3に移行して、
IHが動作中であるか否かをチェックし、動作中であれ
ばステップ6に移行して鍋検知を行うが、動作中でなけ
ればステップ4に移行して、蓋12がオープンからクロ
ーズに変化したときか否かをチェックする。変化があっ
たときはステップ5に移行して強制的に電磁誘導を動作
し、ステップ6に移行して鍋検知を行ったのちステップ
7に移行するが、変化がなかった場合はステップ7に移
行する。ステップ7では鍋の有無をチェックし、鍋あり
ならばステップ8に移行して所定の炊飯処理を行った
後、ステップ2に戻るが、鍋なしならばステップ9に移
行して、炊飯を強制的に終了させる。
【0015】以上のように、本実施例によれば、蓋開閉
検知手段13を備えて蓋の開閉があったか否かをチェッ
クし、誘導加熱中では従来例と同様に内鍋2の有無を検
知するとともに、蓋の開閉があった場合には強制的に電
磁誘導動作を行って鍋検知を行い、鍋なしでは炊飯動作
を停止するようにしたことにより、特別な鍋検知手段を
設けることなく確実に鍋の有無を検知でき、鍋なし状態
で加熱すると言う誤動作を防止することができる。
【0016】なお、本実施例では炊飯中の動作について
説明したが、保温中などについても同様に鍋検知できる
ことは言うまでもない。また、内鍋検知を加熱コイル1
の一端における電圧波形の変化で検知したが、他の手
段、たとえば誘導加熱手段の消費電流値の変化などによ
り検知してもよいことは言うまでもない。
【0017】(実施例2)以下、本発明のジャー炊飯器
の実施例2について図面を参照しながら説明する。本実
施例は電磁誘導加熱と高周波加熱とを行うジャー炊飯器
に係わる。図4は本実施例の構成を示す回路図である。
なお、実施例1における図2と同じ構成要素には同一番
号を付与して説明を省略する。図において、16は高周
波電加熱するための電波を発生させるマグネトロン、1
7は電磁誘導加熱と高周波電波加熱とを切り替えるリレ
ーである。本実施例が実施例1と異なる点は、電磁誘導
加熱手段の他に、マグネトロン16による高周波電波加
熱手段が付加されている点にあり、その他の構成は実施
例1と同様であり、また、マイコン5の基本動作も図3
のフローチャーと同様である。
【0018】すなわち、電磁誘導加熱による炊飯処理に
おいては実施例1と同じ動作を実行し、鍋なし状態で電
磁誘導する誤動作を防止するとともに、マグネトロン1
6による高周波電波加熱を行う場合においても、蓋スイ
ッチ10により蓋の開閉を検知し、蓋の開閉があった場
合には、強制的に電磁誘導動作を行い、その間に内鍋検
知を行って、鍋なし状態ではマグネトロン16による加
熱を停止するように制御する。この動作により、鍋なし
状態のときにマグネトロン16がオンとなって電波漏れ
する危険を防止する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のジャー炊飯器は、被調理物を収納して本体内部に設置
される内鍋と、前記本体に設けられ、使用者が前記内鍋
を出し入れするときに開閉される蓋と、前記蓋の開閉を
検知する蓋開閉検知手段と、前記内鍋を電磁誘導により
加熱する電磁誘導加熱手段と、前記内鍋が前記本体内部
に設置されているか否かを前記電磁誘導加熱手段の反応
により検知する鍋検知手段と、装置全体の動作を制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、前記蓋開閉手段
が炊飯中や保温中に蓋の開閉状態の変化を検知したと
き、前記電磁誘導加熱手段を一時的に駆動して、その間
に前記鍋検知手段に前記内鍋の前記本体内部における有
無を検知させるように制御することにより、鍋のない状
態においてヒータやマグネトロンにより加熱する誤動作
を防止し、炊飯器の異常温度上昇や、マグネトロンの電
波漏れなどが発生せず、安全かつ効率的な構成の炊飯器
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジャー炊飯器の実施例1の構成を示す
ブロック図
【図2】同実施例の構成を示す回路ブロック図
【図3】同実施例の動作を示すフローチャート
【図4】本発明のジャー炊飯器の実施例2の構成を示す
回路図
【図5】鍋検知におけるゼロ点検出を説明する波形図
【図6】内鍋の有無により変化する加熱コイルの一端の
電圧変化を示す波形図
【図7】従来のジャー炊飯器の構成を示す回路ブロック
【符号の説明】
2 内鍋 11 電磁誘導加熱手段 12 蓋 13 蓋開閉検知手段 14 鍋検知手段 15 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住吉 眞一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷江 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物を収納して本体内部に設置され
    る内鍋と、前記本体に設けられ、使用者が前記内鍋を出
    し入れするときに開閉される蓋と、前記蓋の開閉を検知
    する蓋開閉検知手段と、前記内鍋を電磁誘導により加熱
    する電磁誘導加熱手段と、前記内鍋が前記本体内部に設
    置されているか否かを前記電磁誘導加熱手段の反応によ
    り検知する鍋検知手段と、装置全体の動作を制御する制
    御手段とを備え、前記制御手段は、前記蓋開閉手段が炊
    飯中や保温中に蓋の開閉状態の変化を検知したとき、前
    記電磁誘導加熱手段を一時的に駆動して、その間に前記
    鍋検知手段に前記内鍋の前記本体内部における有無を検
    知させるように制御するジャー炊飯器。
JP13009295A 1995-05-29 1995-05-29 ジャー炊飯器 Pending JPH08317857A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13009295A JPH08317857A (ja) 1995-05-29 1995-05-29 ジャー炊飯器

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JP13009295A JPH08317857A (ja) 1995-05-29 1995-05-29 ジャー炊飯器

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JPH08317857A true JPH08317857A (ja) 1996-12-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137426A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気炊飯器
JP2008264227A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Toshiba Home Technology Corp 保温釜
CN113729469A (zh) * 2020-05-28 2021-12-03 杭州九阳小家电有限公司 一种电饭煲

Cited By (4)

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