JPH08317589A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH08317589A
JPH08317589A JP13986295A JP13986295A JPH08317589A JP H08317589 A JPH08317589 A JP H08317589A JP 13986295 A JP13986295 A JP 13986295A JP 13986295 A JP13986295 A JP 13986295A JP H08317589 A JPH08317589 A JP H08317589A
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JP
Japan
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atmosphere
shaft
ball bearing
rotor case
case
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JP13986295A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakashita
広志 坂下
Yoshisane Takasu
善実 高栖
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の雰囲気を積極的に電動機内部に取り込
み、ボールベアリングより排出することにより、信頼性
の高い電動機構造を得る。 【構成】 カバケース13−1の底には透孔22が穿設
されている。また、カップ状のロータケース6−1の底
部は、塑性加工され、複数のフィンを構成する立設部2
1が切り起こされ、同時に開口部20が形成されてる。
電動機が回転すると、透孔22から取り込まれた第1の
雰囲気はロータケース6−1の回転に伴って、開口部2
0から吸引され、矢示p、p’およびq、q’に従って
ボールベアリング11内外輪間から第2の雰囲気に排出
される。この結果、カバーケース内部の圧力が高まり、
電動機内部に第2の雰囲気が導入されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機の構成部材を腐食
させる雰囲気で使用する電動機の内部に腐食性の少ない
雰囲気を送り込む電動機の吸排気構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】水回り等で使用する電動機は雰囲気に大
量の湿気を含むため、湿気が外郭を介して電動機内部に
入り込み、電動機内部温度が露点温度以下となると、電
動機を構成する固定子や回転子に露結して、その構成部
材を腐食したり電気絶縁性を低下させる。このため、寿
命を短くし、電動機の信頼性を損ねる。
【0003】このため、このような雰囲気中で使用する
電動機は、外郭をシール構造をもって包み外気雰囲気と
遮断している。例えば、図6に示すものは、このような
ものに適応される電動機の断面図である。図において、
電動機は本体シャーシ1に取付けねじ2をもってフレー
ム7がねじ留めされ、フレーム7のホルダ17には取付
けねじ8をもってコイル4が巻回されたコア3が固設さ
れ、これらは一体として固定子を形成している。他方、
コア3の突極には、カップ状のロータケース6の内側面
に装着されたマグネット5が僅かの隙間を介して対向し
ている。カップ状のロータケース6の底中央部にはボス
9が設けられ、また、シャフト10を支軸する2つのボ
ールベアリング11、12の外輪がフレームの円筒状の
ホルダ17内に設けられている。ボールベアリング11
は、シャフト10の出力軸側(図中左側)に固設され、
ボールベアリング12は、軸方向に摺動可能に設置され
ている。マグネット5、ロータケース6、シャフト10
などをもって回転子が構成されている。なお、14はボ
ールベアリング12に予圧を与える予圧ばねである。そ
して固定子および回転子は一体としてシール構造となる
カバーケース13に収められ、外気雰囲気と遮断するよ
うに構成されている。
【0004】上記従来例では、回転子および固定子要部
はフレーム7およびカバーケース13に収められている
ので、本体シャーシ1を境とする図中左側の腐食性雰囲
気から防御されているかのようである。ところが、ボー
ルベアリング11付近に水が飛散すると、ボールベアリ
ング11を構成する外輪および内輪の間のボール近傍を
埋めるグリースを通して湿気を含む腐食性外気が侵入す
る虞れがある。すなわち、ボール近傍を埋めるグリース
が電動機の回転に伴って部分的にグリース切れを起し、
一時的に腐食性外気をカバーケース13内部に取り込む
ことがある。また、腐食性外気に湿気以外に親油性のガ
スが含まれると、親油性ガスが水の水素結合間に介在し
て、グリースに一時的に溶け込み、グリースを介して湿
気がカバーケース13内部に入る場合もある。何れの場
合でも、一旦カバーケース13内部に入り込んだ水分は
カバーケース13が閉鎖空間を作るため、内部で露結
し、回転子および固定子要部を構成する金属を腐食す
る。水回り等で使用する電動機は一旦設置されると長期
に亘り使用されるが、このような腐食による破損はその
信頼性を著しく低下させるものである。
【0005】このため、ボールベアリングの外輪および
内輪間にカバーを設けたシールベアリングなどを用いて
腐食性ガスの滲入を防ぐ試みがなされているが十分とは
云えないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は非腐食
性の第1の雰囲気と接触するカバーケースに透孔を穿設
すると共に、ロータケースの底面部に複数のフィンを切
り起して形成し、積極的に第1の雰囲気を取り込み、回
転子内部の圧力を高めてホルダ部の挿通孔を介してボー
ルベアリングから排出することにより、回転子および固
定子要部を構成する金属が腐食するのを防止する、信頼
性の高い電動機構造を提供しようとするものである。
【0007】また、本発明は、シャフトを中空にして、
第2の雰囲気側に位置するシャフトの先端から第1の雰
囲気を取り込む外気取り込み手段をシャフトの一端に設
け、更に、回転子ケースに開口部を設け、ロータケース
の回転によって、第1の雰囲気が外気取り込み手段、シ
ャフト、ボールベアリングを通って第2の雰囲気に吹き
出されることにより、回転子および固定子要部を構成す
る金属が腐食するのを防止する、信頼性の高い電動機構
造を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の電動
機は、カップ状のロータケースと、該ロータケースの中
央に設けられたシャフトと、該シャフトを回転自在に支
承するボールベアリングと、該ボールベアリングを保持
する円筒状のホルダ部を有するフレームと、上記ロータ
ケースを覆うように包囲して上記フレームに取着された
カバーケースとを備え、上記フレームを取り付けるシャ
ーシによって隔てられた第1及び第2の雰囲気に接する
ように配設された電動機であって、上記ロータケースの
底面部に複数のフィンを切り起して形成し、上記カバー
ケースに第1の雰囲気を取り込む透孔を設け、上記フレ
ームのホルダ部に挿通孔を設け、ロータケースの回転に
よって、第1の雰囲気がカバーケースの透孔、ホルダ部
の挿通孔、ボールベアリングを通って第2の雰囲気に吹
き出される構造に構成される。
【0009】本発明の請求項2の電動機は、カップ状の
ロータケースと、該ロータケースの中央に設けられたシ
ャフトと、該シャフトを回転自在に支承するボールベア
リングと、該ボールベアリングを保持する円筒状のホル
ダ部を有するフレームと、上記ロータケースを覆うよう
に包囲して上記フレームに取着されたカバーケースとを
備え、上記フレームを取り付けるシャーシによって隔て
られた第1及び第2の雰囲気に接するように配設された
電動機であって、上記ロータケースの底面部に複数のフ
ィンを切り起して形成し、上記シャフトを中空にすると
共に、第2の雰囲気側に位置するシャフトの先端から第
1の雰囲気を取り込む外気取り込み手段をシャフトの一
端に設け、上記ロータケースの回転によって第1の雰囲
気が、外気取り込み手段、シャフト、ボールベアリング
を通って第2の雰囲気に吹き出される構造を要旨とす
る。
【0010】
【作用】非腐食性の第1の雰囲気と接触するカバーケー
スに透孔を穿設すると共に、ロータケースの底面部に複
数のフィンを切り起して形成し、積極的に第1の雰囲気
を取り込み、回転子内部の圧力を高めてホルダ部の挿通
孔を介してボールベアリングから排出することにより、
回転子および固定子要部を構成する金属が腐食するのを
防止する、信頼性の高い電動機とすることができる。
【0011】シャフトを中空にして、第2の雰囲気側に
位置するシャフトの先端から第1の雰囲気を取り込む外
気取り込み手段をシャフトの一端に設け、更に、回転子
ケースに開口部を設け、ロータケースの回転によって、
第1の雰囲気が外気取り込み手段、シャフト、ボールベ
アリングを通って第2の雰囲気に吹き出されることによ
り、回転子および固定子要部を構成する金属が腐食する
のを防止する、信頼性の高い電動機とすることができ
る。
【0012】
【実施例】図1は図6の従来例と対照される本発明の電
動機の一実施例を示すものである。図1(a)はその断
面図であり、本体シャーシ1を境として図中左側は腐食
性の第2の雰囲気であり、図中右側は非腐食性の第1の
雰囲気である。図1(b)は図1(a)矢示Aに示され
るロータケースの平面図である。従来例と同じ部材には
同じ符号をつけ、その説明は省略する。
【0013】図1において、カバーケース13−1の底
には透孔22が穿設されている。また、カップ状のロー
タケース6−1の底部は塑性加工され、その中心から複
数の花弁状のフィンを構成する立設部21が切り起こさ
れ、同時に開口部20が形成されている。
【0014】この構成で、電動機が矢示x、yのいずれ
かの方向に回転すると、透孔22から取り込まれた第1
の雰囲気はロータケース6−1の回転に伴って、開口部
20から吸引され、主として矢示p、p’に従ってボー
ルベアリング11内外輪間から第2の雰囲気に排出され
る。また、一部は矢示q、q’に従ってボールベアリン
グ11内外輪間から第2の雰囲気に排出される。即ち、
矢示p、p’においては、第1の雰囲気はコア3に巻回
されたコイル4近傍を通過した後フレームのホルダ17
に穿設された挿通孔23を通り上記に述べたようにボー
ルベアリング11内外輪間から第2の雰囲気に排出され
る。他方、矢示q、q’においては、第1の雰囲気はボ
ールベアリング12の内外輪間を通り上記に述べたよう
にボールベアリング11内外輪間から第2の雰囲気に排
出される。
【0015】この目的に使われる電動機は左右両方に回
転することが可能であり、このために何れの回転方向で
もロータケース6−1の回転に伴って、開口部20から
吸引できるように立設部21を設定できる。図2はその
ような場合の立設部の切り起こし方向を示す図で、図2
(a)は回転が時計方向の場合を示し、図2(b)は回
転が反時計方向の場合を示している。即ち、回転が時計
方向の場合には立設部21−1となり、回転が反時計方
向の場合には立設部21−2として形成することにより
何れの場合でも第1の雰囲気の吸入が可能となる。
【0016】図3は図6の従来例および図1と対照され
る本発明の電動機構成の別な実施例を示すものである。
図3(a)はその断面図である。図3(b)は図3
(a)矢示Aに示されるロータケースの平面図である。
従来例と同じ部材には同じ符号をつけ、その説明は省略
する。
【0017】この場合、シャフトは中空に構成されてお
り、第1の雰囲気は後記する外気取り込み手段、シャフ
トの軸心を貫通する中空孔25を介して吸引される。こ
の構成で、電動機が回転すると、中空孔25から取り込
まれた第1の雰囲気はロータケース6−1の回転に伴っ
て、開口部20から吸引され、矢示r、r1に従ってボ
ールベアリング内外輪間から第2の雰囲気に排出され
る。即ち、矢示r、r1 においては、中空孔25を通っ
て第1の雰囲気はコア3に巻回されたコイル4近傍を通
過した後、ホルダ17に穿設された挿通孔23を通り、
上記に述べたようにボールベアリング11の内外輪間か
ら第2の雰囲気に排出される。他方、矢示r、r2 にお
いては、第1の雰囲気はボールベアリング12を通り上
記に述べたようにボールベアリング11内外輪間から第
2の雰囲気に排出される。
【0018】上記において、矢示r、r1 およびr
2は、本体シャーシ1を境とする図中左側にあるので、
第1の雰囲気と第2の雰囲気とは共通になる場合があ
る。このため、第1の雰囲気から除湿して第2の雰囲気
にする外気取り込み手段および除湿手段が必要である。
図4はこのための上記手段の一例である。シャフト10
の一端16は必ず負荷に連結される。図4において、負
荷19とシャフトの一端16との間に除ガス容器26が
設置される。除ガス容器26は、例えば、除ガス剤27
を密閉した容器で、容器の外周に環状に形成された開口
部28から第1の雰囲気を電動機の回転に伴って吸引す
る。すなわち、外気取り込み手段は負荷19が回転する
ことにより、第1の雰囲気が撹拌され均一化すると共
に、矢示s方向に送気されて除ガス容器26の外周部に
設けた鍔18により反射し、矢示s’方向から開口部2
8に加圧送気されものである。除ガス容器26の接合部
29にシャフトの一端16を係合するとき、中空孔25
は除ガス剤26を介して気体を取り込む構成となる。
【0019】従って、第1の雰囲気が、例えば、湿気を
含む場合、除ガス容器26に除ガス剤27としてシリカ
ゲルなどの除湿剤を充填しておけば、湿気はシリカゲル
などで除湿されて中空孔25には湿気が除かれた気体の
みが通過するものである。この結果、電動機内は乾燥気
体のみが充満し腐食は確実に抑制される。
【0020】上記実施例において、第1の雰囲気として
湿気の場合について説明したが、除ガス容器26に詰め
る除ガス剤27を変えることにより、湿気以外にも適応
できる。例えば、第1の雰囲気が油性のミストを含む場
合には除油フイルタをもって除去するこことができる。
また、接合部29に対してシャフトの一端16は着脱可
能であり、除ガス容器26を二つ割構成に設定しておけ
ば、除ガス剤27は常時交換可能になる。そして、所望
に従って容易に交換できるものである。また、除ガス剤
27をカセットとして構成しておけば、更に容易に交換
が可能となる。
【0021】図5は図3および図4に示したシャフトを
中空に構成して、第1の雰囲気を外気取り込み手段を介
してシャフトの軸心を貫通する中空孔から吸引する別な
実施例の図である。図5(a)は図3に対照される電動
機構成の断面図であり、図5(b)は図4に対照される
外気取り込み手段の要部断面図である。図3および図4
と同じ説明は省略する。
【0022】この構成では、中空孔25から取り込まれ
る第1の雰囲気は負荷先端に取り付けられた第1の雰囲
気の外気取り込み手段である導入部材33を介して本体
シャーシ1の開口部31から配管30を介して取り込ま
れる。すなわち、ロータケース6−1が回転すると電動
部内部は負圧になり、装置外部から腐食性のない第1の
雰囲気が開口部31、配管30、導入部材33を介して
中空孔25から取り込まれる。そして、図3に述べたと
同様にボールベアリング11内外輪間から第2の雰囲気
に排出される。
【0023】上記において、導入部材33は配管30を
もって固定される一方、負荷19−1の軸は中空孔25
に接続し、しかも中空孔25と同様な中空孔をもって構
成されている。そして負荷先端32は導入部材の排出口
34に対して、例えば、図5(b)に示すように内挿さ
れ、回動自在に構成されている。従って、装置外部から
取り込まれた第1の雰囲気は支障なく配管30、導入部
材33を介して中空孔25から電動部内部に取り込まれ
ると共に、負荷の回動に支障を生じさせないものであ
る。図5(b)に示すように、導入部材には図4に示し
たのと同じような除ガス剤27を詰めてもよいが、第1
の雰囲気は装置外部から配管30を介して供給されるの
で除ガス剤27は特に設けなくても良好に作動するもの
である。なお、配管30は負荷19−1のガードカバー
としても機能するものである。
【0024】
【発明の効果】第1の雰囲気と接触するカバーケースに
透孔を穿設すると共に、ロータケースの底面部に、複数
のフィンを切り起して形成し、積極的に第1の雰囲気を
取り込み、回転子内部の圧力を高めてホルダ部の挿通孔
を介してボールベアリングから取り入れた第1の雰囲気
を排出することにより、回転子および固定子要部を構成
する金属が腐食するのを防止することができる。また、
シャフトを中空にして、第2の雰囲気側に位置するシャ
フトの先端から第1の雰囲気を取り込む外気取り込み手
段をシャフトの一端に設け、更に回転子ケースに開口部
を設け、ロータケースの回転によって、第1の雰囲気取
り込み手段、シャフト、ボールベアリングを通って第2
の雰囲気に吹き出されることにより、回転子および固定
子要部を構成する金属が腐食するのを防止することがで
きる。この結果、腐食性雰囲気において、長期の使用に
耐える信頼性の高い電動機とすることができる。
【0025】また、電動機内部には外気が流れるので、
固定子を構成する、コイルが冷却され、長時間の連続使
用に耐えることができる。従って、信頼性の高い電動機
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動機構成の一実施例の断面図であ
る。
【図2】本発明の回転子ケースの立設部の立ち上げ方向
を示す図である。
【図3】本発明の電動機構成を示す別な実施例の断面図
である。
【図4】本発明と関連する気体浄化装置の一実施例であ
る。
【図5】本発明の電動機構成を示す、別な実施例の断面
図で、シャフトを中空に構成して、第1の雰囲気を外気
取り込み手段を介して、シャフトの軸心を貫通する中空
孔から吸引する別な実施例を説明する図である。
【図6】従来例の電動機の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
6 ロータケース 11 ボールベアリング 12 ボールベアリング 13 カバーケース 20 開口部 21 立設部 22 通孔 23 挿通孔 25 シャフト貫通孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】上記において、矢示r、rおよびr
は、本体シャーシ1を境とする図中左側にあるので、
第1の雰囲気と第2の雰囲気とは共通になる場合があ
る。このため、第1の雰囲気から除湿して第2の雰囲気
にする外気取り込み手段および除湿手段が必要である。
図4はこのための上記手段の一例を示す部分断面図であ
る。シャフト10の一端16は必ず負荷に連結される。
図4において、負荷19とシャフトの一端16との間に
除ガス容器26が設置される。除ガス容器26は、例え
ば、除ガス剤27を密閉した容器で、容器の外周に環状
に形成された開口部28から第1の雰囲気を電動機の回
転に伴って吸引する。すなわち、外気取り込み手段は
第1の雰囲気を開口部28から吸引するものであり、
ガス容器26の接合部29にシャフトの一端16を係合
するとき、中空孔25は除ガス容器26を介した気体
が流入する構成となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ状のロータケースと、該ロータケ
    ースの中央に設けられたシャフトと、該シャフトを回転
    自在に支承するボールベアリングと、該ボールベアリン
    グを保持する円筒状のホルダ部を有するフレームと、上
    記ロータケースを覆うように包囲して上記フレームに取
    着されたカバーケースとを備え、上記フレームを取り付
    けるシャーシによって隔てられた第1及び第2の雰囲気
    に接するように配設された電動機であって、 上記ロータケースの底面部に複数のフィンを切り起して
    形成し、 上記カバーケースに第1の雰囲気を取り込む透孔を設
    け、 上記フレームのホルダ部に挿通孔を設け、 ロータケースの回転によって、第1の雰囲気がカバーケ
    ースの透孔、ホルダ部の挿通孔、ボールベアリングを通
    って、第2の雰囲気に吹き出される構造の電動機。
  2. 【請求項2】 カップ状のロータケースと、該ロータケ
    ースの中央に設けられたシャフトと、該シャフトを回転
    自在に支承するボールベアリングと、該ボールベアリン
    グを保持する円筒状のホルダ部を有するフレームと、上
    記ロータケースを覆うように包囲して上記フレームに取
    着されたカバーケースとを備え、上記フレームを取り付
    けるシャーシによって隔てられた第1及び第2の雰囲気
    に接するように配設された電動機であって、 上記ロータケースの底面部に複数のフィンを切り起して
    形成し、 上記シャフトを中空にすると共に、第2の雰囲気側に位
    置するシャフトの先端から第1の雰囲気を取り込む外気
    取り込み手段をシャフトの一端に設け、 上記ロータケースの回転によって第1の雰囲気が、外気
    取り込み手段、シャフト、ボールベアリングを通って第
    2の雰囲気に吹き出される構造の電動機。
JP13986295A 1995-05-15 1995-05-15 電動機 Pending JPH08317589A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE42583E1 (en) 1999-06-07 2011-08-02 Lg Electronics Inc. Brushless DC motor in washing machine
JP2015139225A (ja) * 2014-01-20 2015-07-30 日本電産株式会社 モータ
JP2019161849A (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 山洋電気株式会社 ファンモータ装置およびファンモータ装置の保護カバー

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