JPH08317538A - 接続ケーブルのガイドクリップ - Google Patents

接続ケーブルのガイドクリップ

Info

Publication number
JPH08317538A
JPH08317538A JP7143865A JP14386595A JPH08317538A JP H08317538 A JPH08317538 A JP H08317538A JP 7143865 A JP7143865 A JP 7143865A JP 14386595 A JP14386595 A JP 14386595A JP H08317538 A JPH08317538 A JP H08317538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
insertion hole
connection cable
guide
guide clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7143865A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Takahashi
正美 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP7143865A priority Critical patent/JPH08317538A/ja
Publication of JPH08317538A publication Critical patent/JPH08317538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明による接続ケーブルのガイドクリッ
プ30は、カバー6に貫通形成されたケーブル挿通孔9
を通じて引き込まれた接続ケーブル7を前記筐体の内壁
に沿って這わせるためのものであり、ガイドクリップ3
0はバネ材からなり、前記カバー6の内壁部に固定され
て前記接続ケーブル7を挾持し、その開口縁から這い回
し方向に向けて折曲ガイドする断面略コ字状のガイド部
30aと、ガイド部30aの両側先端に延設され、かつ
前記挿通孔内に挿通される一対のバネ片30bと、各バ
ネ片30bの先端両側に折曲形成され、前記挿通孔9の
外側部に形成された拡開段部9aに弾撥的に係止する一
対の係止片30cとを備えている。 【作用】 ガイドクリップは係止片によって挿通孔の筐
体内側に支持固定される。挿通孔に差し込まれた接続ケ
ーブルはガイド部に当たって折曲された状態でガイド部
の開口に導出される結果、筐体の内壁に沿って這い回さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続ケーブルを挿通孔
から筐体内に引き込んでから、該挿通孔直下の筐体内壁
に沿って這わせるためのガイドクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】多数の導線を一つに束ね、その外側を外
被で包囲一体化したケーブルは相当な弾性を有するた
め、筐体外部から導入したケーブルを狭い筐体内の目的
接続位置に他の部品と干渉しないように配線するため
に、筐体の内壁に沿って這わせる必要が生じる場合があ
る。このように狭い筐体内で弾性を有した太いケーブル
を所定の経路に配線する手段としてクリップ等の治具を
用いることが従来から行われている。
【0003】しかしながら、筐体内の配線経路にクリッ
プなどの治具を取付ける箇所がない場合には、一旦筐体
内に接続ケーブルを引き込んで目的とする接続部に接続
し、筐体を閉鎖した後は、接続ケーブルの変形により配
線経路を確定することができないため、ケーブルが他の
部品と干渉を起こし、電気的機械的な支障を来す原因と
なることが多い。干渉による不具合としては、例えば内
蔵アンテナなどに接触して電波妨害の原因になったり、
動力部品に対する絡み付き、あるいは発熱部品への接触
等を挙げることができる。
【0004】
【発明の目的】この発明は、筐体内に引き込まれた接続
ケーブルをその内壁に沿って這わせ、筐体内に収容した
他の部品との干渉を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、筐体に貫通
形成されたケーブル挿通孔を通じて筐体内へ引き込まれ
た接続ケーブルを、前記ケーブル挿通孔の直下に位置す
る筐体内壁に沿って這わせるためのガイドクリップであ
って、該ガイドクリップは断面略コ字状のバネ材からな
り且つ前記筐体の内壁部に固定されて前記接続ケーブル
を挾持するものであり、該ガイドクリップは、這い回し
方向に向けて接続ケーブルを折曲ガイドするガイド部
と、該ガイド部の左右両側縁から夫々直交方向に延設さ
れ且つ前記挿通孔内に挿通される一対のバネ片と、該各
バネ片の先端両側に折曲形成され前記挿通孔の外側部に
形成された拡開段部に弾撥的に係止する一対の係止片と
を備えたことを特徴とする。この発明の前記ガイド部
は、断面を円弧状に形成した構成も採用できる。この発
明の前記ガイド部の開口縁の一方を傾斜状態に閉じてい
る構成も採用できる。
【0006】
【作用】ガイドクリップは係止片によって挿通孔の筐体
内側に支持固定される。挿通孔に差し込まれた接続ケー
ブルはガイド部の内側に当たって折曲された状態でガイ
ド部の開口に導出される結果、筐体の内壁に沿って這い
回される。請求項2の構成とした場合には、ガイド部の
内側は接続ケーブルに面で接触し、折曲角度を緩やかに
できる。請求項3の構成とした場合には、ガイドしたい
方向に接続ケーブルをガイドできる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に示した実施例により本発明
を詳細に説明する。図1は本発明にかかるガイドクリッ
プを設けた路面温度計を示している。この路面温度計
は、寒冷地等に於いて路面凍結を検出して警告を行う際
の路面温度検出用に用いられるものである。この路面温
度計は、センサを含む温度計全体を道路の地中に埋設さ
れ、センサが検出した路面温度を送信回路及びアンテナ
から、埋設箇所近傍に設けた受信装置等に向けて送信す
るように構成されている。
【0008】図における路面温度計は、軸方向一端部に
開口部1Aを有した円筒状ケース1と、ケース1内に収
容される送信回路部2と、ケース1の上部開口部1Aか
らケース内部に嵌め付けられるアンテナホルダー3と、
アンテナホルダー3の上面の溝部3b内に配置されるマ
イクロストリップアンテナなどの板状アンテナ4と、ケ
ース1の上部外周にO−リング5を介して液密に嵌合さ
れるドーム状カバー6と、カバー6の周囲に固定され前
記送信回路部2に接続ケーブル7を介して接続した筒状
の温度センサー8とから概略構成されている。
【0009】送信回路部2は、燐青銅などのバネ体から
なる略コ字状のホルダー金具21と、ホルダー金具21
内にゴム板22を介して設置した一対のリチウム電池2
3と、ホルダー金具21内に着脱可能に保持されて電池
23上に縦列した二枚のプリント基板24からなってい
る。プリント基板24には、温度センサー8で得た温度
データを処理するためのCPUを含む制御回路および送
信回路を構成する各種回路部品を実装するとともに、前
記カバー6を通じてケース1内に取り込まれる接続ケー
ブル7の接続端を接続する。
【0010】このために、カバー6の側部には前記接続
ケーブル7の引き込み用挿通孔9が開口され、さらにそ
の近傍に窪み10を形成し、この窪み10に円筒状の温
度センサー8を固定する。カバー8のケース1に対する
固定手段、および温度センサー8の固定手段はテープな
どの緊縛手段を用いる。
【0011】温度センサー8は、水晶振動子の振動数が
温度変化に応じて変化することを利用したもので内部に
は図示しない水晶振動子を内蔵するとともに、下部より
これに一端を接続した接続ケーブル7を引き出し、接続
ケーブル7を挿通孔9およびアンテナホルダー3の縁部
に形成された切欠き3aを通じてケース1内に引き込
み、プリント基板24の接続端に接続する。接続ケーブ
ル7は多数のリ―ド線を一本に束ね外被で覆ったもので
あり、相当な弾性を有する。したがってカバー6の内部
に導入された接続ケーブル7が前記アンテナ3に接触す
るのを避け、カバー6およびケース1の内壁に沿って這
わせるため、図2に拡大して示すように、前記挿通孔9
の内側にガイドクリップ30を取付ける。
【0012】このガイドクリップ30は、薄板状バネ材
からなり、前記カバー6の内壁部に突出して前記接続ケ
ーブル7を垂直方向に折曲ガイドする断面略コ字状をな
すものである。このガイドクリップ30は、下端部が長
めに形成されたガイド部30aと、ガイド部30aの左
右両側縁から夫々直交方向に屈曲して延設され、かつ前
記挿通孔9内に挿通される一対のバネ片30bと、各バ
ネ片30bの先端両側に折曲形成され前記挿通孔9の外
側部に形成された拡開段部9aに弾撥的に係止する一対
の係止片30cとを備えており、カバー6の内側からバ
ネ片30bを挿通孔9内に差し込むと互いに間隔を縮め
る方向に弾性変形しつつ挿通され、その先端が段部9a
に至ると弾性的に原形復帰し、係止片30cが開いて段
部9aに係止することで、抜止め状態となる。
【0013】ガイドクリップ30を挿通孔9にセットし
た後、接続ケーブル7を挿通孔9内に差し込むと、その
先端がガイド部30aの内側に当たり、その下部側開口
に向けて折曲しつつ差し込まれる。なお上部側開口はカ
バー6の頂部で塞がれた形になるので、下部側にのみガ
イドされ、その折曲により癖付けされた形となり、カバ
ー6内に取り込んだ後引き込み端を引っ張れば、図3に
示すように、カバー6およびケース1の内壁(挿通孔直
下の内壁)に沿ってホルダー3の切欠き3aを通じてプ
リント基板24側にガイドされ、最短距離でプリント基
板24に接続されることになり、アンテナ3に対する接
触なども未然に防止できる。
【0014】図4(a),(b),(c)はガイドクリ
ップ30を他の形状とした実施例を示すものであり、
(a)ではガイド部30aの断面を円弧状30a−1に
丸めることで接続ケーブル7に対する接触を面で行い接
続ケーブル7の折曲角度を緩やかにしている。また
(b)ではガイド部30a上部側開口縁に傾斜面30a
−2を形成し、下方のみにガイドし易くしている。さら
に(c)では上部側開口縁の傾斜形状を円弧状の傾斜面
30a−3とすることで接続ケーブル7の下方に対する
ガイドを緩やかにしている。なお、実施例ではこの発明
を路面温度計に適用した場合を示したが、これに限定適
用されるものでなく、他の機器の接続ケーブルのガイド
クリップとして用いることも可能であることは勿論であ
る。
【0015】
【発明の効果】この発明による接続ケーブルのガイドク
リップは、係止片によって挿通孔の筐体内側に支持固定
され、挿通孔に差し込まれた接続ケーブルはガイドクリ
ップのガイド部に当たって90°折曲された状態でガイ
ド部の開口に導出される結果、筐体の内壁に沿って這い
回されるため、内蔵アンテナなどに接触して電波妨害の
原因になったり、動力部品に対する絡み付き、あるいは
発熱部品への接触等を未然に防止できる。請求項2の構
成とした場合には、ガイド部の内側は接続ケーブルに面
で接触し、折曲角度を緩やかにでき、急な曲げを防止で
きる。請求項3の構成とした場合には、ガイドしたい方
向に接続ケーブルをガイドでき、接続ケーブルの筐体内
への引き込み作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した路面温度センサーの分解斜
視図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】同拡大部分における接続ケーブルの引き込み状
態を示す部分断面図である。
【図4】(a),(b),(c)はこの発明のガイドク
リップの他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 6 カバー 7 接続ケーブル 9 挿通孔 9a 拡開段部 30 ガイドクリップ 30a ガイド部 30b バネ片 30c 係止片 24 プリント基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に貫通形成されたケーブル挿通孔を
    通じて筐体内へ引き込まれた接続ケーブルを、前記ケー
    ブル挿通孔の直下に位置する筐体内壁に沿って這わせる
    ためのガイドクリップであって、 該ガイドクリップは断面略コ字状のバネ材からなり且つ
    前記筐体の内壁部に固定されて前記接続ケーブルを挾持
    するものであり、 該ガイドクリップは、這い回し方向に向けて接続ケーブ
    ルを折曲ガイドするガイド部と、該ガイド部の左右両側
    縁から夫々直交方向に延設され且つ前記挿通孔内に挿通
    される一対のバネ片と、該各バネ片の先端両側に折曲形
    成され前記挿通孔の外側部に形成された拡開段部に弾撥
    的に係止する一対の係止片とを備えたことを特徴とする
    接続ケーブルのガイドクリップ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部は断面が円弧状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の接続ケーブルの
    ガイドクリップ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部の開口縁の一方を傾斜状態
    に閉じていることを特徴とする請求項1または2記載の
    接続ケーブルのガイドクリップ。
JP7143865A 1995-05-18 1995-05-18 接続ケーブルのガイドクリップ Pending JPH08317538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7143865A JPH08317538A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 接続ケーブルのガイドクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7143865A JPH08317538A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 接続ケーブルのガイドクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08317538A true JPH08317538A (ja) 1996-11-29

Family

ID=15348794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7143865A Pending JPH08317538A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 接続ケーブルのガイドクリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08317538A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5082025B1 (ja) * 2011-07-29 2012-11-28 パナソニック株式会社 ランプ
WO2013018240A1 (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 パナソニック株式会社 ランプ
CN106289044A (zh) * 2016-08-11 2017-01-04 上海脉感科技有限公司 传感器支架

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5082025B1 (ja) * 2011-07-29 2012-11-28 パナソニック株式会社 ランプ
WO2013018240A1 (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 パナソニック株式会社 ランプ
CN106289044A (zh) * 2016-08-11 2017-01-04 上海脉感科技有限公司 传感器支架
CN106289044B (zh) * 2016-08-11 2018-12-07 上海脉感科技有限公司 传感器支架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4556270A (en) Housing for plug connector
RU2007122908A (ru) Электрический шкаф с системой электрического соединения в дверце
JPH11512222A (ja) リボン・ケーブル・コネクタ・アッセンブリ
US20110031006A1 (en) Cable assembly with cable holder having anti-emi function
JP4916013B2 (ja) アンテナのケーブル引き出し構造
JPH08317538A (ja) 接続ケーブルのガイドクリップ
US10840617B2 (en) Electronic device
JPH1154962A (ja) 電気機器の基板ホルダ
JP2018121451A (ja) プロテクタおよびワイヤハーネス
JP3331975B2 (ja) グロメットホルダー
US11509091B2 (en) Cable securing clamp and data transmission device
US6373438B1 (en) Antenna assembly with improved mechanical antenna casing
CN214124140U (zh) 导线连接器
US6687127B2 (en) EMC core supporting structure
JPS603599Y2 (ja) フラツトケ−ブル固定具
CN216532458U (zh) 电磁屏蔽盒
JP3107003U (ja) ケーブル支持構造
CN216977119U (zh) 线缆固定结构、电器箱体及空调器
JP3023349U (ja) 電子機器の配線固定構造
KR100355832B1 (ko) 영상표시장치의 안테나 구조체
CN117459852A (zh) 网卡结构及电器模组
JP3612727B2 (ja) フラットケーブル
JP2019192711A (ja) 電子機器筐体の配線部材固定構造並びに配線部材固定方法およびこれを用いる電子機器または映像音響機器
JP2909308B2 (ja) 外部装置接続用電気接点
JPH10285762A (ja) 電気接続箱