JP2909308B2 - 外部装置接続用電気接点 - Google Patents

外部装置接続用電気接点

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JP2909308B2
JP2909308B2 JP4139902A JP13990292A JP2909308B2 JP 2909308 B2 JP2909308 B2 JP 2909308B2 JP 4139902 A JP4139902 A JP 4139902A JP 13990292 A JP13990292 A JP 13990292A JP 2909308 B2 JP2909308 B2 JP 2909308B2
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学 青山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気装置の筐体に外
部装置をその筐体に添設させた状態で装着する際に、そ
の外部装置の端子と接触する本体側の電気接点の装着構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばラップトップ型のコンピュータ
にバッテリーパックから電源を供給する場合、バッテリ
ーパックを本体装置の筐体に添設ないし嵌着した状態で
取り付ける構造を採用することがある。このような場合
バッテリーパックには本体との添設面に電源端子を露出
させておき、この電源端子に接触する電気端子を本体側
に設けて、バッテリーパックを本体に添設ないし嵌着し
たときに、同時にバッテリーパックと本体との電気的接
続も行われるようにするのが普通である。
【0003】この場合のバッテリーパックと本体の電気
接点は、バッテリーパックおよび本体の筐体が絶縁体で
形成されていれば、その絶縁体に電気装置を固定してや
ればよいから簡単であるが、電波障害を避けるために筐
体にシールド処理を施すことがあり、このようなシール
ド処理を施された筐体は、導電性がありかつ通常接地さ
れているので、このような場合には本体側の電気接点を
筐体に直接固定して設けることができなくなる。
【0004】そこでこのような場合には図6に示すよう
に、筐体1内に設けたプリント板2に固定した接点板3
を筐体1に設けた開口13から突出させる構造として、
その開口13の周囲に絶縁リング41を嵌め込んだ構造
とするか、あるいは図7に示すように接点板3を絶縁板
42を介して筐体1に固定する構造が採用されている。
図6の構造で筐体1に設けた開口13に絶縁リング41
を嵌装しているのは、プリント板2の取付位置誤差や接
点板3が変形したときに、接点板3が開口13の周囲と
接触して筐体1と電気的に導通してしまうのを避けるた
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
構造では、絶縁体41、42を筐体1とは別個に製作し
て、筐体1に取り付けてやる必要があり、部品点数が多
くなり、製造および組立工数を増加させる。また図7に
示す構造のものでは、絶縁板42に固定された接点板3
と本体内の電気装置とをケーブル43で接続しなければ
ならず、組立時にケーブル配線作業も必要になる。
【0006】この発明はシールド処理された筐体の外面
に臨出する電気接点の接続構造において、構造が簡単で
組立および部品製造工数を低減させることができ、かつ
当該接点と筐体とのショートを確実に防止することがで
きる技術手段を得ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、本体内に
設けたプリント板2に一端34を固定した接点板3の中
間に形成されている屈曲部をシールド処理された本体装
置の筐体1に設けた開口13から筐体1外へ臨出させた
外部装置接続用電気接点において、前記プリント板2を
前記開口13に近接して外壁12に一体的に設けた位置
決め部材16により位置決めして、固定爪15等により
筐体の前記開口13に近接して配置している。そして接
点板3の一端34をプリント板2に3点でハンダ付けし
て固定し、反固定側端32は、前記プリント板2に設け
た透孔22に側方への変形を規制させて挿通して、プリ
ント板2の反外壁側に臨出させ、この部分で接点板3を
屈曲して形成した係止片33をプリント板2の反外壁側
の面に接離自在に係止することにより、接点板3の外壁
側への変形を制限している。上記構成における接点板3
は図1に示すように、プリント板2への固定側端34を
外部装置の挿入側にしてプリント板2に固定される。
【0008】上記構成では接点板3の反固定側端32は
側方への変形及び外壁12側への過大な変形が透孔22
及び係止片33の作用により抑制されるが、プリント板
2から離隔する方向すなわち反外壁側への変形は自由で
ある。接点板の反固定側端32の反外壁側への過大な変
形を抑制するためには、図4に示すように、接点板の反
固定側端32がプリント板の透孔22に挿通される直前
の位置に屈曲部を設けて接点板3が反外壁側に大きく撓
んだとき、上記屈折部がプリント板の透孔22の外壁側
の周縁に当接する構造とする。
【0009】プリント板2は筐体1と一体に形成した位
置決め部材16に嵌合して筐体1との相対位置を正確に
規制される状態で装着する必要があり、この位置決め部
材16は接点板3が臨出する開口13に近接した位置に
設ける。プリント板2は筐体1と一体に形成された受台
14と押え爪15とによって外壁12から一定の間隔を
あけて保持される。
【0010】
【作用】プリント板2は位置決め部材16により、筐体
1との相対位置を正確な位置関係で装着することがで
き、かつ筐体に設けた開口13より臨出する接点板3は
その一端34を上記プリント板2に固定し、かつその他
端32をプリント板2の反外壁側の面に係止した状態で
装着されるので、開口13とこれから臨出する接点板3
の相対位置関係を正確に規制することができ、かつ接点
板3はその両端をプリント板2で位置決めされて装着さ
れるので、接点板3と筐体1との相対位置誤差や接点板
3の曲がりにより接点板3と開口13の周縁とがショー
トするおそれがなく、従って開口13の周囲に絶縁部材
を設ける必要がない。
【0011】さらに接点板3の反固定側端32は、プリ
ント板2の反外壁側の面に係止されているから、接点板
3を筐体1の外に引き出すような力が加わっても、接点
板3が引き出されることがなく、接点板3の変形や位置
ずれが防止される。
【0012】さらに請求項3記載の構成では、接点板3
の反固定側端32の外壁12に対する近接離隔両方向の
移動量がプリント板2によって規制されるので、接点板
3を筐体1内に押し込むような力が加わった場合に、当
該力による接点板3の大きな偏倚が規制され、このよう
な場合における接点板3の変形や位置ずれも防止され
る。
【0013】
【実施例】図1ないし3はこの発明の一実施例を示した
ものである。本体装置の筐体1には外部装置(たとえば
バッテリーパック)を収容する凹所11が形成されてお
り、この凹所を形成する外壁12に接点臨出用の開口1
3が設けられるとともに、この外壁12と平行にプリン
ト板2が装着されている。
【0014】プリント板2は、筐体1と一体に形成され
てプリント板2の対向する二つの辺を係止する受台14
と押え爪15とによって外壁12から一定の間隔をあけ
て保持され、かつ開口13の近い位置で外壁12と一体
に形成した位置決めボス16にプリント板2に設けた位
置決め孔21を嵌合して、位置決めされている。このプ
リント板2には外部装置に接続される電気回路を始めと
する本体側の回路が実装されており、かつ外部装置と本
体装置とを電気的に接続するための本体側の接点31を
形成する接点板3の一端34が固定されている。
【0015】接点板3は短冊状のバネ板で形成され、そ
の中央部を屈曲して、外壁12の開口13から筐体外に
臨出させて接点31とし、その反固定側端32をプリン
ト板2に設けた透孔22に挿通した後、屈折して係止片
33を形成している。係止片33は、外部装置が装填さ
れていない状態においては、接点板3の弾力によりプリ
ント板2の反外壁側の面に当接している。凹所11に外
部装置を装填したときには、本体側の接点31に外部装
置側の接点が接触し、このとき接点板3の係止片33は
プリント板2から離隔し、接点板3の弾力により、本体
側と外部装置側の接点相互の接触圧が保証される。
【0016】上記実施例の接点板3は、係止片33から
固定端34の近傍に至るスリット35によってその接点
31部分が幅方向に二分割されているが、この構造は、
本体装置に加えられた衝撃等によって接点板3が振動し
て本体と外部装置との接点相互が瞬間的に離隔するよう
なことがあった場合にも、2本に分割した接点板のいず
れか一方が接触状態を保つようにして、本体と外部装置
との瞬間的な接続不良をも防止するようにしたものであ
る。
【0017】接点板3の形状は、図1に示す第1実施例
の形状のもののほか、山形やU字形等の各種の形状とす
ることができ、かつその係止片33の屈折方向も特に限
定されるものではなく、要は接点板3の反固定側端32
がプリント板2の透孔22から外れて、接点板3が外壁
の開口13から引き出されるのを阻止することができる
ものであればよい。なお図4に示すように接点板3の反
固定側端を二重に屈曲させた構造は、その先端屈曲部3
6をプリント板の透孔22に隣接した第2の透孔23に
挿通することによって、接点板3の反固定側端の移動の
自由度をより制限させることができる。
【0018】また図5に示すように、接点板3の反固定
側端32に対向して、プリント板2の反外壁側にプリン
ト板2から若干離隔したストッパ17を設けることによ
り、接点板3が筐体外から押し込まれたときの接点板3
の過大な変形をストッパ17により防止する構造を採用
することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したこの発明の構造によれば、
シールド処理された筐体1から絶縁されたプリント板2
に装着した接点板3を、筐体1の開口13から筐体外へ
と臨出させた構造において、筐体とプリント板との相対
位置誤差あるいは接点板の変形による接点板と筐体との
接触を完全に防止することができ、従って接点板と筐体
との接触を防止するための絶縁部材を設ける必要がなく
なるので、部品の製造工数および装置の組立工数を低減
することができる。また接点板が本体側の電気回路を実
装したプリント板に装着されるので、接点板と本体側の
回路とを繋ぐケーブルも不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の断面側面図
【図2】反外壁側から見たプリント板の平面図
【図3】要部の構造を模式的に示す斜視図
【図4】接点板の他の形状を示す断面側面図
【図5】接点板の第3の形状とその取付部を示す断面側
面図
【図6】従来構造の一例を示す断面側面図
【図7】従来構造の他の例を示す断面側面図
【符号の説明】
1 筐体 2 プリント板 3 接点板 12 外壁 13 開口 17 ストッパ 31 接点 32 接点板の反固定側端 34 接点板の固定側端

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド処理された筐体(1) の外壁(12)
    に設けた開口(13)から接点板(3) の中間部に形成した屈
    曲部を臨出して、外壁(12)に添設した状態で装着される
    外部装置と筐体(1) 内のプリント板(2) とを電気的に接
    続する電気接点において、前記プリント板(2) は受台(1
    4)で前記開口(13)を設けた外壁(12)から一定の間隔を隔
    てて保持されるとともに前記開口(13)に近接して筐体
    (1) に一体的に設けた位置決め部材(16)で位置決めさ
    れ、前記接点板(3) の一端(34)は当該プリント板(2) に
    固定されるとともに、他端(32)は当該プリント板(2) に
    設けた透孔(22)に側方への変形を規制された状態で挿通
    され、前記他端(32)に形成した係止片(33)が当該プリン
    ト板(2) の反外壁側の面に接離自在に係止されて当該他
    端(32)の外壁側への変形が制限されていることを特徴と
    する、電気装置の外部装置接続用電気接点。
  2. 【請求項2】 接点板(3) は外部装置挿入側の端部(34)
    がプリント板(2) に固定されていることを特徴とする
    請求項1記載の電気装置の外部装置接続用電気接点。
  3. 【請求項3】 接点板の反固定側端32側には、接点板
    がプリント板の透孔22に挿通される直前の位置に屈曲
    部を備え、接点板3が反外壁側に大きく撓んだとき、上
    記屈折部がプリント板の透孔22の外壁側の周縁に当接
    することを特徴とする、請求項1または2記載の電気装
    置の外部装置接続用電気接点。
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JPH05315019A JPH05315019A (ja) 1993-11-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62251890A (ja) * 1986-04-24 1987-11-02 Tokyo Electric Co Ltd Icカ−ド書込み読出し装置
JPS6438767U (ja) * 1987-09-03 1989-03-08
JPH01126088U (ja) * 1988-02-23 1989-08-29
JPH02165579A (ja) * 1988-12-16 1990-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池装着装置

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