JPH08317418A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JPH08317418A
JPH08317418A JP7121381A JP12138195A JPH08317418A JP H08317418 A JPH08317418 A JP H08317418A JP 7121381 A JP7121381 A JP 7121381A JP 12138195 A JP12138195 A JP 12138195A JP H08317418 A JPH08317418 A JP H08317418A
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Toshihiro Kai
俊博 賀井
Takuji Kurashita
拓二 蔵下
Akira Okumura
明 奥村
Kazuhiro Kurisaki
一浩 栗崎
Masaki Yamakawa
正樹 山川
Yoichi Asamoto
洋一 朝本
Yasuhiro Morikawa
泰宏 森川
Junko Kijima
淳子 貴島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合カラーテレビジョン信号の動きを検出す
る回路において、動き成分に混入する色信号成分だけで
なく時間−垂直周波数平面における第1、第3象限に存
在する輝度信号高域成分の検出も行える好適な動き検出
回路を得る。 【構成】 複合映像信号から、1フレーム間の差分信号
と2フレーム間の差分信号ならびに時間−垂直−水平方
向多重色信号成分を抽出し、上記1フレーム間差分信号
の絶対値から上記時間−垂直−水平方向多重色信号成分
の絶対値を減算する減算手段と、上記2フレーム間差分
信号の絶対値と上記減算手段出力とを合成する合成回路
とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はNTSC方式のように搬
送色信号が輝度信号に多重されている複合カラーテレビ
信号の動き検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29は従来の動き検出回路の一例を示
す概略ブロック図である。図において、1は入力端子、
11はA/D変換器、50a,50bは1フレーム遅延
器、15cは1フレーム間の差分を検出する時間方向差
分検出手段、15bは2フレーム間の差分を検出する時
間方向差分検出手段、35は水平低域成分を通過させる
低域通過フィルタ(以下、LPFと称す)、16f,1
6gは絶対値回路、19は最大値回路、2は出力端子で
ある。
【0003】図30は従来の動き検出回路における1フ
レーム間の差分を検出する時間方向差分検出手段15c
の概略ブロック図である。図において、17dは入力信
号のそれぞれを減算する減算器である。
【0004】次に、上記動き検出回路の動作について説
明する。入力端子1より入力された複合カラーテレビ信
号は、A/D変換器11で標本化される。標本化された
複合カラーテレビ信号は1フレーム遅延器50a,50
bでそれぞれ1フレーム遅延された信号と2フレーム遅
延された信号になる。A/D変換器11出力と1フレー
ム遅延器50a出力は時間方向差分検出手段15cにお
ける減算器17dで減算され、輝度信号に関する1フレ
ーム間差信号が得られる。しかしながらNTSC方式の
ように色信号成分が輝度信号に多重されている複合カラ
ーテレビ信号の場合、色信号を変調している搬送波の位
相はフレーム毎に反転しているので、1フレーム間差信
号は動き情報とともに色信号成分の位相が変化して結果
として色信号成分が漏れ込むため、この漏れこんだ色信
号成分を除去する必要がある。したがって、上記1フレ
ーム間差信号はLPF35にて色信号成分が除去され、
絶対値回路16fを介して輝度信号の低域成分の動きが
検出される。
【0005】A/D変換器11出力と1フレーム遅延器
50b出力は時間方向差分検出手段15bにおける減算
器17cで減算され、2フレーム間差信号が得られる。
上記1フレーム間差信号と2フレーム間差信号は、最大
値回路19で合成され出力端子2より出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の動き検出回路で
は1フレーム間差による動きの検出は水平LPFにより
検出領域を帯域制限しているが、NTSC方式複合カラ
ーテレビ信号では色信号成分は時間−垂直周波数平面に
おける第2、第4象限に存在するので、水平方向LPF
による帯域成分では、動き成分に混入する色信号成分の
みならず第1、第3象限に存在する輝度信号成分まで除
去してしまうという問題点があった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、複合カラーテレビジョン信号の動
きを検出する回路において、動き成分に混入する色信号
成分だけでなく時間ー垂直周波数平面における第1、第
3象限に存在する輝度信号高域成分も行える好適な動き
検出回路を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
動き検出回路は、水平走査周波数に同期した周波数で標
本化された複合映像信号を1ライン分遅延させる複数の
ライン遅延手段と、複合映像信号を1フィールド分遅延
させる複数のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路
と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
ら、1フレーム間の差分信号を抽出する第一の時間方向
差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
合映像信号から、2フレーム間の差分信号を抽出する第
二の時間方向差分検出手段と、入力複合映像信号と上記
ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅延手段により
遅延された複合映像信号から、色信号が輝度信号に周波
数多重された領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向
多重色信号成分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向
多重色信号成分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の
絶対値算出手段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対
値を算出する第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム
間の差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段
と、上記1フレーム間差分信号の絶対値から上記第一の
絶対値算出手段出力を減算する減算手段と、上記第三の
絶対値算出手段出力と上記減算手段出力とを合成する合
成回路とで構成したものである。
【0009】また、本発明の請求項2に係る動き検出回
路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された
複合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延
手段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数
のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合
映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド
遅延手段により遅延された複合映像信号から、1フレー
ム間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、第二の絶
対値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を
減算する減算手段と、上記減算手段出力と上記第三の絶
対値算出手段出力のうち大きい方を選択する最大値算出
手段と、上記最大値算出手段出力と定数を比較する比較
手段とで構成したものである。
【0010】また、本発明の請求項3に係る動き検出回
路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された
複合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延
手段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数
のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合
映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド
遅延手段により遅延された複合映像信号から、1フレー
ム間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、第二の絶
対値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を
減算する減算手段と、上記減算手段出力と定数を比較す
る第一の比較手段と、上記第三の絶対値算出手段出力と
定数を比較する第二の比較手段と、上記第一の比較手段
出力と上記第二の比較手段出力について論理演算をおこ
なう演算手段とで構成したものである。
【0011】また、本発明の請求項4に係る動き検出回
路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された
複合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延
手段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数
のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合
映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド
遅延手段により遅延された複合映像信号から、1フレー
ム間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、第二の絶
対値算出手段と上記第三の絶対値算出手段出力のうち大
きい方を選択する最大値算出手段と、上記最大値算出手
段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を減算する減
算手段と、上記減算手段出力と定数を比較する比較手段
とで構成したものである。
【0012】また、本発明の請求項5に係る動き検出回
路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された
複合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延
手段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数
のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合
映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド
遅延手段により遅延された複合映像信号から、1フレー
ム間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
分抽出手段と、上記1フレーム間の差分信号から上記時
間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段出力を減算
する減算手段と、上記減算手段の絶対値を算出する第一
の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号の絶
対値を算出する第二の絶対値算出手段と、第一の絶対値
算出手段と上記第二の絶対値算出手段出力のうち大きい
方を選択する最大値算出手段と、上記最大値算出手段出
力と定数を比較する比較手段とで構成したものである。
【0013】また、本発明の請求項6に係る動き検出回
路は、請求項1記載の動き検出回路について上記第一の
時間方向差分検出手段において用いていない画素信号に
より1フレーム間の差分信号を抽出する時間方向差分検
出手段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出
する絶対値算出手段と、上記絶対値算出手段出力と定数
を比較する比較手段とを備えたものである。
【0014】また、本発明の請求項7に係る動き検出回
路は、請求項1記載の動き検出回路について上記時間−
垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段出力の絶対値を
算出する第一の絶対値算出手段出力と、上記1フレーム
間の差分信号の絶対値を算出する第二の絶対値算出手段
出力と、上記2フレーム間の差分信号の絶対値を算出す
る第三の絶対値算出手段出力との各々について信号をク
リアするクリア回路をさらに備えたものである。
【0015】また、本発明の請求項8に係る動き検出回
路は、請求項1記載の動き検出回路について上記時間−
垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段出力の絶対値を
算出する第一の絶対値算出手段出力信号を増幅する増幅
回路を備え、上記増幅回路による増幅レベルが外部入力
により調整されるものである。
【0016】また、本発明の請求項9に係る動き検出回
路は、請求項1記載の動き検出回路について上記時間−
垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段出力の絶対値を
算出する第一の絶対値算出手段出力信号をコアリングす
るコアリング回路を備え、上記コアリング回路により時
間−垂直−水平方向多重色信号成分における微小信号が
検出に影響を与えないものである。
【0017】また、本発明の請求項10に係る動き検出
回路は、請求項1記載の動き検出回路について上記合成
回路の出力信号を単数あるいは複数の遅延手段によって
遅延させ、上記合成回路の出力信号と上記遅延手段の出
力信号がすべて動き検出をしたと判定した場合に動き検
出信号を出力するものである。
【0018】また、本発明の請求項11に係る動き検出
回路は、請求項1記載の動き検出回路について上記減算
手段の出力信号の符号を判定し、この符号が負の符号の
ときには上記減算手段の出力信号をクリアするものであ
る。
【0019】また、本発明の請求項12に係る動き検出
回路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化され
た入力映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅
延手段と、入力映像信号を1フィールド分遅延させる複
数のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力映
像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
延手段により遅延された映像信号から、1フレーム間の
差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段と、入
力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィール
ド遅延手段により遅延された映像信号から、2フレーム
間の差分信号を抽出する第二の時間方向差分検出手段
と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フ
ィールド遅延手段により遅延された映像信号から、色信
号が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出する時
間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段と、入力映像信
号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅延手
段により遅延された映像信号から、高精細成分が輝度信
号に周波数多重された領域成分を抽出する時間垂直水平
方向多重高精細成分抽出手段と、上記入力映像信号が現
行の複合映像信号であるか高精細映像信号であるか、ま
た高精細映像信号であるなら輝度信号の高精細成分が多
重されているか否か、を判断する識別制御信号デコーダ
と、上記時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段出力
と上記時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段出力と
を加算する加算手段と、上記時間垂直水平方向多重高精
細成分抽出手段出力を上記時間水平垂直方向多重色信号
成分抽出手段出力と加算するか否かを切り替えるスイッ
チと、上記加算手段出力の絶対値を算出する第一の絶対
値算出手段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を
算出する第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の
差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、
上記フレーム間差分信号の絶対値から上記第一の絶対値
算出手段出力を減算する減算手段と、上記絶対値算出手
段出力と上記減算手段出力とを合成する合成回路とで構
成したものである。
【0020】また、本発明の請求項13に係る動き検出
回路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化され
た入力映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅
延手段と、入力映像信号を1フィールド分遅延させる複
数のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力映
像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
延手段により遅延された映像信号から、1フレーム間の
差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段と、入
力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィール
ド遅延手段により遅延された映像信号から、2フレーム
間の差分信号を抽出する第二の時間方向差分検出手段
と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フ
ィールド遅延手段により遅延された映像信号から、色信
号が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出する時
間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段と、入力映像信
号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅延手
段により遅延された映像信号から、高精細成分が輝度信
号に周波数多重された領域成分を抽出する時間垂直水平
方向多重高精細成分抽出手段と、上記入力映像信号が現
行の複合映像信号であるか高精細映像信号であるか、ま
た高精細映像信号であるなら輝度信号の高精細成分が多
重されているか否か、を判断する識別制御信号デコーダ
と、上記時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段出力
と上記時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段出力と
を加算する加算手段と、上記時間垂直水平方向多重高精
細成分抽出手段出力を上記時間水平垂直方向多重色信号
成分抽出手段出力と加算するか否かを切り替えるスイッ
チと、上記加算手段出力の絶対値を算出する第一の絶対
値算出手段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を
算出する第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の
差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、
第二の絶対値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手
段出力を減算する減算手段と、上記減算手段出力と上記
第三の絶対値算出手段出力のうち大きい方を選択する最
大値算出手段と、上記最大値算出手段出力と定数を比較
する比較手段とで構成したものである。
【0021】また、本発明の請求項14に係る動き検出
回路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化され
た入力映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅
延手段と、入力映像信号を1フィールド分遅延させる複
数のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力映
像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
延手段により遅延された映像信号から、1フレーム間の
差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段と、入
力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィール
ド遅延手段により遅延された映像信号から、2フレーム
間の差分信号を抽出する第二の時間方向差分検出手段
と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フ
ィールド遅延手段により遅延された映像信号から、色信
号が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出する時
間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段と、入力映像信
号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅延手
段により遅延された映像信号から、高精細成分が輝度信
号に周波数多重された領域成分を抽出する時間垂直水平
方向多重高精細成分抽出手段と、上記入力映像信号が現
行の複合映像信号であるか高精細映像信号であるか、ま
た高精細映像信号であるなら輝度信号の高精細成分が多
重されているか否か、を判断する識別制御信号デコーダ
と、上記時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段出力
と上記時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段出力と
を加算する加算手段と、上記時間垂直水平方向多重高精
細成分抽出手段出力を上記時間水平垂直方向多重色信号
成分抽出手段出力と加算するか否かを切り替えるスイッ
チと、上記加算手段出力の絶対値を算出する第一の絶対
値算出手段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を
算出する第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の
差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、
第二の絶対値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手
段出力を減算する減算手段と、上記減算手段出力と定数
を比較する第一の比較手段と、上記第三の絶対値算出手
段出力と定数を比較する第二の比較手段と、上記第一の
比較手段出力と上記第二の比較手段出力について論理演
算をおこなう演算手段とで構成したものである。
【0022】また、本発明の請求項15に係る動き検出
回路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化され
た入力映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅
延手段と、入力映像信号を1フィールド分遅延させる複
数のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力映
像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
延手段により遅延された映像信号から、1フレーム間の
差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段と、入
力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィール
ド遅延手段により遅延された映像信号から、2フレーム
間の差分信号を抽出する第二の時間方向差分検出手段
と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フ
ィールド遅延手段により遅延された映像信号から、色信
号が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出する時
間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段と、入力映像信
号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅延手
段により遅延された映像信号から、高精細成分が輝度信
号に周波数多重された領域成分を抽出する時間垂直水平
方向多重高精細成分抽出手段と、上記入力映像信号が現
行の複合映像信号であるか高精細映像信号であるか、ま
た高精細映像信号であるなら輝度信号の高精細成分が多
重されているか否か、を判断する識別制御信号デコーダ
と、上記時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段出力
と上記時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段出力と
を加算する加算手段と、上記時間垂直水平方向多重高精
細成分抽出手段出力を上記時間水平垂直方向多重色信号
成分抽出手段出力と加算するか否かを切り替えるスイッ
チと、上記加算手段出力の絶対値を算出する第一の絶対
値算出手段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を
算出する第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の
差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、
第二の絶対値算出手段と上記第三の絶対値算出手段出力
のうち大きい方を選択する最大値算出手段と、上記最大
値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を減
算する減算手段と、上記減算手段出力と定数を比較する
比較手段とで構成したものである。
【0023】また、本発明の請求項16に係る動き検出
回路は、水平走査周波数に同期した周波数で標本化され
た入力映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅
延手段と、入力映像信号を1フィールド分遅延させる複
数のフィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力映
像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
延手段により遅延された映像信号から、1フレーム間の
差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段と、入
力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィール
ド遅延手段により遅延された映像信号から、2フレーム
間の差分信号を抽出する第二の時間方向差分検出手段
と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フ
ィールド遅延手段により遅延された映像信号から、色信
号が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出する時
間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段と、入力映像信
号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅延手
段により遅延された映像信号から、高精細成分が輝度信
号に周波数多重された領域成分を抽出する時間垂直水平
方向多重高精細成分抽出手段と、上記入力映像信号が現
行の複合映像信号であるか高精細映像信号であるか、ま
た高精細映像信号であるなら輝度信号の高精細成分が多
重されているか否か、を判断する識別制御信号デコーダ
と、上記時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段出力
と上記時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段出力と
を加算する加算手段と、上記時間垂直水平方向多重高精
細成分抽出手段出力を上記時間水平垂直方向多重色信号
成分抽出手段出力と加算するか否かを切り替えるスイッ
チと、上記1フレーム間の差分信号から上記加算手段出
力を減算する減算手段と、上記減算手段の絶対値を算出
する第一の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分
信号の絶対値を算出する第二の絶対値算出手段と、第一
の絶対値算出手段と上記第二の絶対値算出手段出力のう
ち大きい方を選択する最大値算出手段と、上記最大値算
出手段出力と定数を比較する比較手段とで構成したもの
である。
【0024】
【作用】本発明の請求項1に係る動き検出回路において
は、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去するために
時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段を用い
て、時間−垂直周波数平面における第2、第4象限に存
在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分信号成分
の絶対値から引き去る。
【0025】また、本発明の請求項2に係る動き検出回
路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去
するために時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手
段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4
象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分
信号成分の絶対値から引き去り、これと2フレーム間差
分信号成分の絶対値との最大値を定数と比較判定する。
【0026】また、本発明の請求項3に係る動き検出回
路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去
するために時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手
段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4
象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分
信号成分の絶対値から引き去り、これと定数との比較判
定結果ならびに2フレーム間差分信号成分の絶対値と定
数との比較判定結果を論理演算する。
【0027】また、本発明の請求項4に係る動き検出回
路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去
するために時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手
段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4
象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分
信号成分の絶対値と2フレーム間差分信号成分の絶対値
から引き去り、これと定数とを比較判定する。
【0028】また、本発明の請求項5に係る動き検出回
路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去
するために時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手
段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4
象限に存在する色信号を1フレーム間差分信号成分から
引き去った結果の絶対値と2フレーム間差分信号成分の
絶対値のうち大きい値の信号と定数とを比較判定する。
【0029】また、本発明の請求項6に係る動き検出回
路においては、動き検出の検出領域を時間方向ならびに
垂直−水平方向について拡大するために上記第一の時間
方向差分検出手段において用いていない画素信号により
1フレーム間の差分信号を抽出する時間方向差分検出手
段を用いて、複数の差分信号成分の絶対値と定数とを比
較判定した各々の結果を論理演算する。
【0030】また、本発明の請求項7に係る動き検出回
路においては、動き検出に用いる信号成分を目的に応じ
て配分を変化させるために上記時間−垂直−水平方向多
重色信号成分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶
対値算出手段出力と、上記1フレーム間の差分信号の絶
対値を算出する第二の絶対値算出手段出力と、上記2フ
レーム間の差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算
出手段出力との各々について信号をクリアするクリア回
路をさらに備える。
【0031】また、本発明の請求項8に係る動き検出回
路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分の比率
を調整するために時間−垂直−水平方向多重色信号成分
抽出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第
2、第4象限に存在する色信号を増幅する増幅回路を備
え、増幅回路出力の絶対値を1フレーム間差分信号成分
の絶対値から減算器で引き去る。
【0032】また、本発明の請求項9に係る動き検出回
路においては、動きの誤検出を起こす色信号の微小成分
を除去し、動き検出信号にノイズが混入するのを防ぐた
めに上記時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段
出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手段出力信号
をコアリングするコアリング回路を備える。
【0033】また、本発明の請求項10に係る動き検出
回路においては、動き検出の検出点が、ある一点のみに
生ずるような孤立点の発生を防ぐために、上記合成回路
の出力信号を単数あるいは複数の遅延手段と論理回路を
備え、上記合成回路の出力信号と上記遅延手段の出力信
号がすべて動き検出をしたと判定した場合に動き検出信
号を出力する。
【0034】また、本発明の請求項11に係る動き検出
回路においては、動きの誤検出をなくすため、時間−垂
直−水平方向多重色信号成分抽出手段出力のリップルを
除去する符号判定・クリア回路を備え、上記減算手段の
出力信号の符号を判定し、この符号が負の符号のときに
は上記減算手段の出力信号をクリアする。
【0035】また、本発明の請求項12に係る動き検出
回路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除
去するために時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段
を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4象
限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分信
号成分の絶対値から引き去る。また、入力信号が高精細
映像信号の時に限り、時間垂直水平方向多重高精細成分
抽出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第
1、第3象限に存在する高精細成分の絶対値を、色信号
成分の絶対値と共に1フレーム間差分信号成分の絶対値
から引き去る。
【0036】また、本発明の請求項13に係る動き検出
回路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除
去するために時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段
を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4象
限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分信
号成分の絶対値から引き去り、これと2フレーム間差分
信号成分の絶対値との最大値を定数と比較判定する。ま
た、入力信号が高精細映像信号の時に限り、時間垂直水
平方向多重高精細成分抽出手段を用いて、時間−垂直周
波数平面における第1、第3象限に存在する高精細成分
の絶対値を、色信号成分の絶対値と共に1フレーム間差
分信号成分の絶対値から引き去り、これと2フレーム間
差分信号成分の絶対値との最大値を定数と比較判定す
る。
【0037】また、本発明の請求項14に係る動き検出
回路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除
去するために時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段
を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4象
限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分信
号成分の絶対値から引き去り、これと定数との比較判定
結果ならびに2フレーム間差分信号成分の絶対値と定数
との比較判定結果を論理演算する。また、入力信号が高
精細映像信号の時に限り、時間垂直水平方向多重高精細
成分抽出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における
第1、第3象限に存在する高精細成分の絶対値を、色信
号成分の絶対値と共に1フレーム間差分信号成分の絶対
値から引き去り、これと定数との比較判定結果ならびに
2フレーム間差分信号成分の絶対値と定数との比較判定
結果を論理演算する。
【0038】また、本発明の請求項15に係る動き検出
回路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除
去するために時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段
を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4象
限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差分信
号成分の絶対値と2フレーム間差分信号成分の絶対値か
ら引き去り、これと定数とを比較判定する。また、入力
信号が高精細映像信号の時に限り、時間垂直水平方向多
重高精細成分抽出手段を用いて、時間−垂直周波数平面
における第1、第3象限に存在する高精細成分の絶対値
を、色信号成分の絶対値と共に1フレーム間差分信号成
分の絶対値から引き去り、これと定数とを比較判定す
る。
【0039】また、本発明の請求項16に係る動き検出
回路においては、動きの誤検出を起こす色信号成分を除
去するために時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手段
を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第4象
限に存在する色信号を1フレーム間差分信号成分から引
き去った結果の絶対値と2フレーム間差分信号成分の絶
対値のうち大きい値の信号と定数とを比較判定する。ま
た、入力信号が高精細映像信号の時に限り、時間垂直水
平方向多重高精細成分抽出手段を用いて抽出した時間−
垂直周波数平面における第1、第3象限に存在する高精
細成分を、上記時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手
段を用いて抽出した色信号に加算する。さらに、色信号
成分と高精細成分を加算した信号を1フレーム間差分信
号成分から引き去った結果の絶対値と、2フレーム間差
分信号成分の絶対値のうち大きい値の信号と定数とを比
較判定する。
【0040】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1における動き検出回
路を示す概略ブロック図である。図において、1はNT
SC方式等の複合カラーテレビジョン信号を入力する入
力端子である。この複合カラーテレビジョン信号はA/
D変換器11に入力される。A/D変換器11の出力信
号bはフィールド遅延器12aに与えられる。フィール
ド遅延器12aの出力dは、時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタ14に与えられるとともに、入力信号に
対し1ライン遅延された信号を出力するようなライン遅
延器13aに与えられる。ライン遅延器13aの出力e
は、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14に与
えられるとともに、入力信号に対し261ライン遅延さ
れた信号を出力するようなフィールド遅延器12bに与
えられる。この出力fは以下、ライン遅延器13b、ラ
イン遅延器13c、フィールド遅延器12c、ライン遅
延器13d、フィールド遅延器12dの順に遅延され、
各遅延器の出力g,h,i,j,lは、時間−垂直−水
平方向色信号抽出フィルタ14に与えられる。また、ラ
イン遅延器13d出力dは、水平方向色信号抽出フィル
タ15に与えられ、A/D変換器11、ライン遅延器1
3b、フィールド遅延器12dの各出力b,g,lは時
間方向差分検出手段15aに与えられる。また、信号
b,lは時間方向差分検出手段15bにも与えられる。
時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14、時間方
向差分検出手段15a、15bの出力はそれぞれ絶対値
回路16a,16b,16cに与えられる。絶対値回路
16a,16bの出力は減算器17に与えられ、減算器
17ならびに絶対値回路16c出力は合成回路18に与
えられ、合成回路18出力は出力端子2から動き検出出
力として出力される。
【0041】図2は実施例1における時間−垂直−水平
方向色信号抽出フィルタ14を示す概略ブロック図であ
る。入力信号b,d,f,h,j,lは加算器29a
に、入力信号e,iは加算器29bに与えられる。入力
信号gは乗算器30bで0.2倍され、加算器29a出
力は乗算器30aで−0.1倍され、加算器29b出力
は乗算器30cで0.1倍される。乗算器30a,30
b,30c出力は加算器29cに入力され、加算器29
c出力は、時間−垂直方向色信号抽出フィルタ31出力
として、水平方向色信号抽出フィルタ32に与えられ、
水平方向色信号抽出フィルタ32出力は、時間−垂直−
水平方向色信号抽出フィルタ14出力として送られる。
【0042】図3は実施例1における時間方向差分検出
手段15aの一実施例を示す概略ブロック図である。図
において、入力信号bは減算器17aに、入力信号gは
減算器17a、17bに、入力信号lは減算器17bに
入力される。減算器17a、17b出力は加算器29d
に入力される。加算器29d出力は1フレーム間差分信
号として出力される。
【0043】図4は実施例1における時間方向差分検出
手段15bの一実施例を示す概略ブロック図である。図
において、入力信号b、lは減算器17cに入力され
る。減算器17c出力は2フレーム間差分信号として出
力される。
【0044】次に、図1ないし図4に基づき動作につい
て説明する。端子1より入力された入力信号は、A/D
変換器11により、ディジタル値に変換された後、フィ
ールド遅延回路12a〜12d、ライン遅延回路13a
〜13dにより遅延され、A/D変換器11の出力信号
ならびに上記遅延回路の出力信号は時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14に与えられる。また、A/D
変換器11、ライン遅延回路13b、フィールド遅延回
路12dの出力信号は時間方向差分検出手段15aに、
A/D変換器11、フィールド遅延回路12dの出力信
号は時間方向差分検出手段15bに与えられる。
【0045】図2における時間−垂直方向色信号抽出フ
ィルタ31のフィルタ特性を図27に示す。NTSCテ
レビジョン信号における色信号の3次元周波数特性は図
28に示すように、時間−垂直周波数平面の第2、第4
象限に分布する。時間−垂直−水平方向色信号抽出フィ
ルタ14では、時間−垂直方向色信号抽出フィルタ31
に水平方向色信号抽出フィルタ32を縦続接続すること
で、図27に示すように、時間−垂直周波数平面におけ
る第2、第4象限に通過域をとるようなフィルタ特性を
持つことから、漏れ込みの非常に少ない色信号成分を抽
出できる。なお、このときの水平方向色信号抽出フィル
タ32の伝達関数は、例えば、 Ch (Z)=(−1/16)(1−Z-2 と表される。ここで、Z-1は1画素遅延を表わすZ変換
の記号であり、色副搬送波周波数をfscで表わすと、 Z-1=exp(−j2πf/4fsc) である。
【0046】時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
14、時間方向差分検出手段15a、15bの出力はそ
れぞれ絶対値回路16a,16b,16cにより絶対値
化される。絶対値回路16a出力を絶対値回路16b出
力から、減算器17により減算することで、時間方向差
分成分から色信号成分が除去される。減算器17出力と
絶対値回路16c出力は、合成回路18で合成され動き
検出信号として出力される。なお、時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14は、時間−垂直周波数平面に
おける第2、第4象限に通過域をとるようなフィルタ特
性を持つならば、上述の構成にとらわれるものではな
い。
【0047】実施例2.図5は本発明の実施例2におけ
る動き検出回路を示す概略ブロック図である。図におい
て、入力端子1から減算器17および絶対値回路16c
までの構成は図1と同じである。減算器17ならびに絶
対値回路16c出力は最大値回路19に与えられ、最大
値回路19出力は定数発生回路20出力と比較回路21
で比較される。
【0048】実施例1と同様な減算器17出力は、1フ
レーム間の時間方向差分成分から色信号成分を除去した
ものであり、絶対値回路16c出力は、2フレーム間の
時間方向差分成分を示したものである。この、減算器1
7出力と絶対値回路16c出力のうち大きい方が、最大
値回路19より出力される。最大値回路19出力は、定
数発生回路20より発生された定数と比較され、この定
数より大きい場合、比較回路21より、2値信号として
表現される動き検出信号が出力される。
【0049】実施例3.図6は本発明の実施例3におけ
る動き検出回路を示す概略ブロック図である。図におい
て、図5と同等の箇所には同じ符号を施した。A/D変
換器11、ライン遅延回路13bの出力信号は時間方向
差分検出手段15cに与えられる。
【0050】図7は実施例3における1フレーム間の差
分を検出する時間方向差分検出手段15cを示す概略ブ
ロック図である。図において、入力信号bならびにgは
減算器17dに入力される。減算器17d出力は1フレ
ーム間差分信号として出力される。
【0051】実施例3における時間方向差分検出手段1
5cは、実施例2における時間方向差分検出手段15a
よりも少ない入力信号で、1フレーム間の時間方向差分
成分を簡易に検出する。
【0052】実施例4.図8は本発明の実施例4におけ
る動き検出回路を示す概略ブロック図である。図におい
て、入力端子1から減算器17および絶対値回路16c
までの構成は図1と同じである。減算器17出力は比較
回路21aに、絶対値回路16c出力は比較回路21b
に与えられ、それぞれ定数発生回路20出力と比較され
る。2つの比較回路の出力は、OR回路22に入力され
る。OR回路22出力は、動き検出信号として出力され
る。
【0053】実施例5.図9は本発明の実施例5におけ
る動き検出回路を示す概略ブロック図である。図におい
て、入力端子1から絶対値回路16a、16bおよび1
6cまでの構成は図1と同じである。絶対値回路16b
および16c出力は最大値回路19に、絶対値回路16
aおよび最大値回路19出力は減算器17に、減算器1
7出力は比較回路21に与えられ、定数発生回路20出
力と比較される。比較回路21の出力は、動き検出信号
として出力される。
【0054】実施例6.図10は本発明の実施例6にお
ける動き検出回路を示す概略ブロック図である。図にお
いて、入力端子1から時間−垂直−水平方向色信号抽出
フィルタ14および時間方向差分検出手段15b、15
cまでの構成は図6と同じである。時間−垂直−水平方
向色信号抽出フィルタ14出力と時間方向差分検出手段
15c出力は減算器17に与えられる。時間方向差分検
出手段15bおよび減算器17の出力はそれぞれ絶対値
回路16b,16fに与えられる。絶対値回路16b、
16fの出力は最大値回路19に与えられ、最大値回路
19出力は比較回路21において定数発生回路20出力
と比較され、比較回路21出力が動き検出信号として出
力される。
【0055】実施例7.図11は本発明の実施例7にお
ける動き検出回路を示す概略ブロック図である。図にお
いて、入力端子1から減算器17および絶対値回路16
cまでの構成は図1と同じである。A/D変換器11、
ライン遅延回路13a、13b、および13dの出力信
号は時間方向差分検出手段15dに、フィールド遅延回
路12a、12cおよび12d、ライン遅延回路13b
の出力信号は時間方向差分検出手段15eに与えられ
る。時間方向差分検出手段15d、15eの出力はそれ
ぞれ絶対値回路16d,16eに与えられる。減算器1
7、絶対値回路16c、16d、16eの出力はそれぞ
れ比較回路21a,21b,21c,21dにおいて定
数発生回路20出力と比較される。比較回路21c、2
1d出力はOR回路22cに与えられ、比較回路21
b、OR回路22c出力はOR回路22bに与えられ、
比較回路21a、OR回路22b出力はOR回路22a
に与えられる。
【0056】実施例8.図12は本発明の実施例8にお
ける動き検出回路を示す概略ブロック図である。図にお
いて、入力端子1から絶対値回路16a、16bおよび
16cまでの構成は図1と同じである。絶対値回路16
a、16bおよび16c出力はそれぞれクリア回路23
a、23bおよび23cの一方の入力端子に与えられ、
それぞれの他方の入力端子には入力端子3、4および5
から入力された信号が与えられる。クリア回路23aお
よび23b出力は減算器17に与えられる。減算器17
出力は比較回路21aに、クリア回路23c出力は比較
回路21bに与えられ、定数発生回路20出力と比較さ
れる。比較回路21aと21bの出力はOR回路22に
与えられ、OR回路22の出力は、動き検出信号として
出力される。
【0057】図13は実施例8におけるクリア回路23
a、23bおよび23cを示す概略ブロック図である。
図において、入力信号の各ビットはAND回路33a〜
33hに入力される。入力端子3、4および5から入力
された信号が“L”レベルの信号だった場合に、絶対値
回路16a、16bおよび16c出力はそれぞれクリア
される。
【0058】実施例9.図14は本発明の実施例9にお
ける動き検出回路を示す概略ブロック図である。図にお
いて、入力端子1から絶対値回路16a、16bおよび
16cまでの構成は図1と同じである。絶対値回路16
a出力は増幅回路24に与えられ、入力端子6より入力
された信号が、増幅回路24における制御信号となる。
増幅回路24および絶対値回路16b出力は減算器17
に与えられる。減算器17出力は比較回路21aに、絶
対値回路16c出力は比較回路21bに与えられ、定数
発生回路20出力と比較される。比較回路21aと21
bの出力はOR回路22に与えられ、OR回路22の出
力は、動き検出信号として出力される。
【0059】図15は実施例9における増幅回路24を
示す概略ブロック図である。図において、入力信号は、
1倍、2倍、4倍され制御信号によりこれらの信号のど
れかが出力される。本実施例における増幅レベルは、デ
ィジタル信号として構成しやすい1倍と2倍と4倍に決
めていたが、このレベルに限らない。
【0060】実施例10.図16は本発明の実施例10
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、入力端子1から絶対値回路16a、16bお
よび16cまでの構成は図1と同じである。絶対値回路
16a出力はコアリング回路25に与えられ、入力端子
7より入力された信号が、コアリング回路25における
参照信号となる。コアリング回路25および絶対値回路
16b出力は減算器17に与えられる。減算器17出力
は比較回路21aに、絶対値回路16c出力は比較回路
21bに与えられ、定数発生回路20出力と比較され
る。比較回路21aと21bの出力はOR回路22に与
えられ、OR回路22の出力は、動き検出信号として出
力される。
【0061】図17は実施例10におけるコアリング回
路25の一実施例を示す概略ブロック図である。図にお
いて、入力信号は、比較回路21eにおいて参照信号と
比較され、比較回路21e出力はクリア回路23dに与
えられる。クリア回路23dでは、比較回路21eにお
いて入力信号が参照信号より小さい場合に、入力信号を
“0”とする。
【0062】実施例11.図18は本発明の実施例11
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、入力端子1からOR回路22までの構成は図
8と同じである。OR回路22出力は遅延器26aに与
えられ、遅延器26a出力は遅延器26bに、以下順
に、遅延器26c、26dに与えられる。OR回路2
2、遅延器26a、26b、26c、26dの出力はO
R回路27に、遅延器26b、OR回路27の出力はA
ND回路31iに与えられる。AND回路31iの出力
は、動き検出信号として出力される。この回路構成によ
り、OR回路22出力において、動き検出が“1”レベ
ルになった場合でも、その前後2サンプル(計4サンプ
ル)がすべて“0”レベルの場合には、出力動き検出信
号は“0”になる。
【0063】実施例12.図19は本発明の実施例12
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、入力端子1から減算器17、絶対値回路16
cまでの構成は図1と同じである。減算器17出力は符
号判定・クリア回路28に与えられ、符号判定・クリア
回路28出力は比較回路21aに、絶対値回路16c出
力は比較回路21bに与えられ、定数発生回路20出力
と比較される。比較回路21aと21bの出力はOR回
路22に与えられ、OR回路22の出力は、動き検出信
号として出力される。
【0064】図20は実施例12における符号判定・ク
リア回路28を示す概略ブロック図である。図におい
て、入力信号の最上位ビットを除く各ビットはAND回
路33a〜33hの一方の入力端に入力される。最上位
ビットの入力信号はNOT回路34により反転され、A
ND回路33a〜33hの他方の入力端に入力される。
入力信号が負の信号の場合、2の補数表現の最上位ビッ
トは“1”となり、このときAND回路33a〜33h
において入力信号の全ビットはクリアされる。
【0065】符号判定・クリア回路28により、時間方
向差分成分と時間−垂直−水平方向色信号成分の減算を
おこなった減算器17出力信号が負の数値の場合、信号
をクリアすることで、色信号成分の混入の少ない動き検
出信号を出力する。
【0066】実施例13.図21は本発明の実施例13
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、図1と同等の個所には同じ番号が施されてい
る。識別制御信号デコーダ62の出力は、時間−垂直−
水平方向高精細成分抽出フィルタ60の出力と時間−垂
直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出力とを加算器
29eで加算するか否かを、スイッチ61で切り換える
ために用いられる。
【0067】図22は本発明における時間−垂直−水平
方向高精細成分抽出フィルタ60の一例を示すブロック
図である。入力信号b,e,f,h,i,lは加算器2
9fに、入力信号d,jは加算器29gに与えられる。
入力信号gは乗算器30eで0.2倍され、加算器29
f出力は乗算器30dで−0.1倍され、加算器29g
出力は乗算器30fで0.1倍される。乗算器30d,
30e,30f出力は加算器29hに入力され、加算器
29h出力は、時間−垂直方向高精細成分抽出フィルタ
63出力として、水平方向高精細成分抽出フィルタ64
に与えられ、水平方向高精細成分抽出フィルタ64出力
は、時間−垂直−水平方向高精細成分抽出フィルタ60
出力として送られる。
【0068】識別制御信号デコーダ62は入力信号の種
類を判別できる識別制御信号を多重した高精細映像信号
が入力されたとき、識別制御信号をデコードして、高精
細成分が多重されているか否かを判定する。その時、入
力信号が高精細成分の多重された高精細映像信号である
場合、識別制御信号デコーダ62はスイッチオンの信号
を出す。時間−垂直−水平方向高精細成分抽出フィルタ
60の出力である高精細成分は、識別制御信号デコーダ
62の出力がスイッチオンの時、スイッチ61によっ
て、時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出
力である色信号と加算器29eを通して加算する。
【0069】実施例14.図23は本発明の実施例14
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、図5と同等の個所には同じ符号を付してい
る。識別制御信号デコーダ62の出力は、時間−垂直−
水平方向高精細成分抽出フィルタ60の出力と時間−垂
直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出力とを加算器
29eで加算するか否かを、スイッチ61で切り換える
ために用いられる。
【0070】実施例15.図24は本発明の実施例15
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、図8と同等の個所には同じ符号を付してい
る。識別制御信号デコーダ62の出力は、時間−垂直−
水平方向高精細成分抽出フィルタ60の出力と時間−垂
直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出力とを加算器
29eで加算するか否かを、スイッチ61で切り換える
ために用いられる。
【0071】実施例16.図25は本発明の実施例16
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、図9と同等の個所には同じ番号が施されてい
る。識別制御信号デコーダ62の出力は、時間−垂直−
水平方向高精細成分抽出フィルタ60の出力と時間−垂
直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出力とを加算器
29eで加算するか否かを、スイッチ61で切り換える
ために用いられる。
【0072】実施例17.図26は本発明の実施例17
における動き検出回路を示す概略ブロック図である。図
において、図10と同等の個所には同じ符号を付してい
る。識別制御信号デコーダ62の出力は、時間−垂直−
水平方向高精細成分抽出フィルタ60の出力と時間−垂
直−水平方向色信号抽出フィルタ14の出力とを加算器
29eで加算するか否かを、スイッチ61で切り換える
ために用いられる。
【0073】なお、上記各実施例で用いたディジタルフ
ィルタは一例であり、例えば、フィルタの次数を多く構
成してもよい。
【0074】また、上記各実施例では各ディジタルフィ
ルタがFIRフィルタであったが、これはIIRフィル
タとして構成してもよい。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
動き検出回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信
号成分抽出手段を用いて、時間−垂直周波数平面におけ
る第2、第4象限に存在する色信号成分の絶対値を1フ
レーム間差分信号成分の絶対値から引き去ることで、1
フレーム間差分信号における色信号成分の漏れを減少さ
せることができるとともに、1フレーム間差分信号にお
ける輝度信号の高域成分と2フレーム間差分信号におけ
る色信号の高域成分を供給するので正確な動き検出を可
能とする効果がある。
【0076】また、本発明の請求項2記載の動き検出回
路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出
手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第
4象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差
分信号成分の絶対値から引き去り、これと2フレーム間
差分信号成分の絶対値との最大値を定数と比較判定する
ことで、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去するの
で正確な動き検出を可能とする効果がある。
【0077】また、本発明の請求項3記載の動き検出回
路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出
手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第
4象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間差
分信号成分の絶対値から引き去り、これと定数との比較
判定結果ならびに2フレーム間差分信号成分の絶対値と
定数との比較判定結果を論理演算することで、動きの誤
検出を起こす色信号成分を除去するので正確な動き検出
を可能とする効果がある。
【0078】また、本発明の請求項4記載の動き検出回
路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出
手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第
4象限に存在する色信号成分の絶対値を、1フレーム間
差分信号成分の絶対値と2フレーム間差分信号成分の絶
対値の最大値から引き去り、これと定数とを比較判定す
ることで、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去する
ので正確な動き検出を可能とする効果がある。
【0079】また、本発明の請求項5記載の動き検出回
路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出
手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第
4象限に存在する色信号を1フレーム間差分信号成分か
ら引き去った結果の絶対値と2フレーム間差分信号成分
の絶対値のうち大きい値の信号と定数とを比較判定する
ことで、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去するの
で正確な動き検出を可能とする効果がある。
【0080】また、本発明の請求項6記載の動き検出回
路によれば、上記第一の時間方向差分検出手段において
用いていない画素信号により1フレーム間の差分信号を
抽出する時間方向差分検出手段を用いて、複数の差分信
号成分の絶対値と定数とを比較判定した各々の結果を論
理演算することで、動き検出の検出領域を時間方向なら
びに垂直−水平方向についての範囲を拡大する効果があ
る。
【0081】また、本発明の請求項7記載の動き検出回
路によれば、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成分
抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手段
出力と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出す
る第二の絶対値算出手段出力と、上記2フレーム間の差
分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段出力と
の各々について信号をクリアするクリア回路をさらに備
えることで、動き検出に用いる信号成分を目的に応じて
配分を変化させる効果がある。
【0082】また、本発明の請求項8記載の動き検出回
路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出
手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、第
4象限に存在する色信号を増幅する増幅回路を備え、増
幅回路出力の絶対値を1フレーム間差分信号成分の絶対
値から減算器で引き去ることで動きの誤検出を起こす色
信号成分の比率を調整し、動き検出感度を目的に応じて
変化させる効果がある。
【0083】また、本発明の請求項9記載の動き検出回
路によれば、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成分
抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手段
出力信号をコアリングするコアリング回路を備えること
で動きの誤検出を起こす色信号の微小成分を除去し、動
き検出信号にノイズが混入するのを防ぐ効果がある。
【0084】また、本発明の請求項10記載の動き検出
回路によれば、上記合成回路に対して単数あるいは複数
の遅延手段と論理回路を備え、上記合成回路の出力信号
と上記遅延手段の出力信号がすべて動き検出をしたと判
定した場合に動き検出信号を出力することで動き検出の
検出点が、ある一点のみに生ずるような孤立点の発生を
防ぐ効果がある。
【0085】また、本発明の請求項11記載の動き検出
回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽
出手段出力のリップルを除去する符号判定・クリア回路
を備え、上記減算手段の出力信号の符号を判定し、この
符号が負の符号のときには上記減算手段の出力信号をク
リアすることで動きの誤検出をなくす効果がある。
【0086】また、本発明の請求項12記載の動き検出
回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽
出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、
第4象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間
差分信号成分の絶対値から引き去ることで、1フレーム
間差分信号における色信号成分の漏れを減少させること
ができる。さらに、入力信号が輝度信号の高精細成分を
含む高精細映像信号である時、時間−垂直−水平方向多
重高精細成分抽出手段を用いて、時間−垂直周波数平面
における第1、第3象限に存在する高精細成分の絶対値
を、色信号成分の除去された1フレーム間差分信号成分
の絶対値から引き去ることで、1フレーム差分信号にお
ける高精細成分の漏れを減少させることができる。よっ
て、1フレーム間差分信号における輝度信号の高域成分
と2フレーム間分差信号における色信号の高域成分を用
いた正確な動き検出を可能とする効果がある。
【0087】また、本発明の請求項13記載の動き検出
回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽
出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、
第4象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間
差分信号成分の絶対値から引き去る。さらに、入力信号
が輝度信号の高精細成分を含む高精細映像信号である
時、時間−垂直−水平方向多重高精細成分抽出手段を用
いて、時間−垂直周波数平面における第1、第3象限に
存在する高精細成分の絶対値を、色信号成分の除去され
た1フレーム間差分信号成分の絶対値から引き去る。こ
の1フレーム間差分信号成分の絶対値と2フレーム間差
分信号成分の絶対値との最大値を定数と比較判定するこ
とで、動きの誤検出を起こす色信号成分を除去するので
正確な動き検出を可能とする効果がある。
【0088】また、本発明の請求項14記載の動き検出
回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽
出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、
第4象限に存在する色信号成分の絶対値を1フレーム間
差分信号成分の絶対値から引き去る。さらに、入力信号
が輝度信号の高精細成分を含む高精細映像信号である
時、時間−垂直−水平方向多重高精細成分抽出手段を用
いて、時間−垂直周波数平面における第1、第3象限に
存在する高精細成分の絶対値を、色信号成分の除去され
た1フレーム間差分信号成分の絶対値から引き去る。こ
の1フレーム間差分信号成分の絶対値と定数との比較判
定結果ならびに2フレーム間差分信号成分の絶対値と定
数との比較判定結果を論理演算することで、動きの誤検
出を起こす色信号成分を除去するので正確な動き検出を
可能とする効果がある。
【0089】また、本発明の請求項15記載の動き検出
回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽
出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、
第4象限に存在する色信号成分の絶対値を、さらに入力
信号が輝度信号の高精細成分を含む高精細映像信号であ
る時、時間−垂直−水平方向多重高精細成分抽出手段を
用いて、時間−垂直周波数平面における第1、第3象限
に存在する高精細成分の絶対値を1フレーム間差分信号
成分の絶対値と2フレーム間差分信号成分の絶対値の最
大値から引き去り、これと定数とを比較判定すること
で、動きの誤検出を起こす色信号成分、および高精細成
分を除去するので正確な動き検出を可能とする効果があ
る。
【0090】また、本発明の請求項16記載の動き検出
回路によれば、時間−垂直−水平方向多重色信号成分抽
出手段を用いて、時間−垂直周波数平面における第2、
第4象限に存在する色信号を、さらに入力信号が輝度信
号の高精細成分を含む高精細映像信号である時、時間−
垂直−水平方向多重高精細成分抽出手段を用いて、時間
−垂直周波数平面における第1、第3象限に存在する高
精細成分を1フレーム間差分信号成分から引き去った結
果の絶対値と2フレーム間差分信号成分の絶対値のうち
大きい値の信号と定数とを比較判定することで、動きの
誤検出を起こす色信号成分、および高精細成分を除去す
るので正確な動き検出を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における動き検出回路を示
す概略ブロック図である。
【図2】 実施例1における時間−垂直−水平方向色信
号抽出フィルタを示す概略ブロック図である。
【図3】 実施例1における1フレーム間の差分を検出
する時間方向差分検出手段を示す概略ブロック図であ
る。
【図4】 実施例1における2フレーム間の差分を検出
する時間方向差分検出手段を示す概略ブロック図であ
る。
【図5】 本発明の実施例2における動き検出回路を示
す概略ブロック図である。
【図6】 本発明の実施例3における動き検出回路を示
す概略ブロック図である。
【図7】 実施例3における1フレーム間の差分を検出
する時間方向差分検出手段を示す概略ブロック図であ
る。
【図8】 本発明の実施例4における動き検出回路を示
す概略ブロック図である。
【図9】 本発明の実施例5における動き検出回路を示
す概略ブロック図である。
【図10】 本発明の実施例6における動き検出回路を
示す概略ブロック図である。
【図11】 本発明の実施例7における動き検出回路を
示す概略ブロック図である。
【図12】 本発明の実施例8における動き検出回路を
示す概略ブロック図である。
【図13】 実施例8におけるクリア回路23a,23
bおよび23cを示す概略ブロック図である。
【図14】 本発明の実施例9における動き検出回路を
示す概略ブロック図である。
【図15】 実施例9における増幅回路を示す概略ブロ
ック図である。
【図16】 本発明の実施例10における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図17】 実施例10におけるコアリング回路を示す
概略ブロック図である。
【図18】 本発明の実施例11における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図19】 本発明の実施例12における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図20】 実施例12における符号判定・クリア回路
を示す概略ブロック図である。
【図21】 本発明の実施例13における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図22】 本発明における時間−垂直−水平方向高精
細成分抽出フィルタの一例を示すブロック図である。
【図23】 本発明の実施例14における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図24】 本発明の実施例15における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図25】 本発明の実施例16における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図26】 本発明の実施例17における動き検出回路
を示す概略ブロック図である。
【図27】 時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ
における時間−垂直周波数特性である。
【図28】 NTSC信号における色信号の3次元周波
数特性である。
【図29】 従来の動き検出回路を示す概略ブロック図
である。
【図30】 従来の動き検出回路における1フレーム間
の差分を検出する時間方向差分検出手段を示す概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,3,4,5,6,7 入力端子、2 出力端子、1
2 フィールド遅延回路、13 ライン遅延回路、14
時間−垂直−水平方向色信号抽出フィルタ、15 時
間方向差分検出手段、16 絶対値回路、17 減算
器、18 合成回路、19 最大値回路、20 定数発
生回路、21 比較回路、22,27 OR回路、23
クリア回路、24 増幅回路、25 コアリング回
路、26 遅延器、28 符号判定・クリア回路、29
加算器、30 乗算器、33 AND回路、60 時
間−垂直−水平方向高精細成分抽出フィルタ、61 ス
イッチ、62 識別制御信号デコーダ、63 時間−垂
直方向高精細成分抽出フィルタ、64 水平方向高精細
成分抽出フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗崎 一浩 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社京都製作所内 (72)発明者 山川 正樹 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社京都製作所内 (72)発明者 朝本 洋一 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社京都製作所内 (72)発明者 森川 泰宏 尼崎市猪名寺2丁目5番1号 三菱電機マ イコン機器ソフトウエア株式会社内 (72)発明者 貴島 淳子 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に周
    波数多重した複合映像信号の動きを検出する回路におい
    て、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された複
    合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延手
    段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数の
    フィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合映
    像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
    延手段により遅延された複合映像信号から、1フレーム
    間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
    と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
    記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
    ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
    差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
    合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
    領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
    第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
    の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、上記1フ
    レーム間差分信号の絶対値から上記第一の絶対値算出手
    段出力を減算する減算手段と、上記第三の絶対値算出手
    段出力と上記減算手段出力とを合成する合成回路とを備
    えたことを特徴とする動き検出回路。
  2. 【請求項2】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に周
    波数多重した複合映像信号の動きを検出する回路におい
    て、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された複
    合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延手
    段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数の
    フィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合映
    像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
    延手段により遅延された複合映像信号から、1フレーム
    間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
    と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
    記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
    ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
    差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
    合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
    領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
    第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
    の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、第二の絶
    対値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を
    減算する減算手段と、上記減算手段出力と上記第三の絶
    対値算出手段出力のうち大きい方を選択する最大値算出
    手段と、上記最大値算出手段出力と定数を比較する比較
    手段とを備えたことを特徴とする動き検出回路。
  3. 【請求項3】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に周
    波数多重した複合映像信号の動きを検出する回路におい
    て、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された複
    合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延手
    段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数の
    フィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合映
    像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
    延手段により遅延された複合映像信号から、1フレーム
    間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
    と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
    記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
    ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
    差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
    合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
    領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
    第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
    の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、第二の絶
    対値算出手段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を
    減算する減算手段と、上記減算手段出力と定数を比較す
    る第一の比較手段と、上記第三の絶対値算出手段出力と
    定数を比較する第二の比較手段と、上記第一の比較手段
    出力と上記第二の比較手段出力について論理演算をおこ
    なう演算手段とを備えたことを特徴とする動き検出回
    路。
  4. 【請求項4】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に周
    波数多重した複合映像信号の動きを検出する回路におい
    て、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された複
    合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延手
    段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数の
    フィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合映
    像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
    延手段により遅延された複合映像信号から、1フレーム
    間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
    と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
    記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
    ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
    差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
    合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
    領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段と、上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出する
    第二の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号
    の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段と、第二の絶
    対値算出手段と上記第三の絶対値算出手段出力のうち大
    きい方を選択する最大値算出手段と、上記最大値算出手
    段出力から上記第一の絶対値算出手段出力を減算する減
    算手段と、上記減算手段出力と定数を比較する比較手段
    とを備えたことを特徴とする動き検出回路。
  5. 【請求項5】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に周
    波数多重した複合映像信号の動きを検出する回路におい
    て、水平走査周波数に同期した周波数で標本化された複
    合映像信号を1ライン分遅延させる複数のライン遅延手
    段と、複合映像信号を1フィールド分遅延させる複数の
    フィールド遅延手段よりなるメモリ回路と、入力複合映
    像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記フィールド遅
    延手段により遅延された複合映像信号から、1フレーム
    間の差分信号を抽出する第一の時間方向差分検出手段
    と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上
    記フィールド遅延手段により遅延された複合映像信号か
    ら、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間方向
    差分検出手段と、入力複合映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された複
    合映像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された
    領域成分を抽出する時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段と、上記1フレーム間の差分信号から上記時
    間−垂直−水平方向多重色信号成分抽出手段出力を減算
    する減算手段と、上記減算手段の絶対値を算出する第一
    の絶対値算出手段と、上記2フレーム間の差分信号の絶
    対値を算出する第二の絶対値算出手段と、第一の絶対値
    算出手段と上記第二の絶対値算出手段出力のうち大きい
    方を選択する最大値算出手段と、上記最大値算出手段出
    力上記減算手段出力と定数を比較する比較手段とを備え
    たことを特徴とする動き検出回路。
  6. 【請求項6】 上記第一の時間方向差分検出手段におい
    て用いていない画素信号により1フレーム間の差分信号
    を抽出する時間方向差分検出手段と、上記1フレーム間
    の差分信号の絶対値を算出する絶対値算出手段と、上記
    絶対値算出手段出力と定数を比較する比較手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1記載の動き検出回路。
  7. 【請求項7】 上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段出力と、上記1フレーム間の差分信号の絶対値を算出
    する第二の絶対値算出手段出力と、上記2フレーム間の
    差分信号の絶対値を算出する第三の絶対値算出手段出力
    との各々について信号をクリアするクリア回路をさらに
    備えたことを特徴とする請求項1記載の動き検出回路。
  8. 【請求項8】 上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段出力信号を増幅する増幅回路を備え、上記増幅回路に
    よる増幅レベルが外部入力により調整されることを特徴
    とする請求項1記載の動き検出回路。
  9. 【請求項9】 上記時間−垂直−水平方向多重色信号成
    分抽出手段出力の絶対値を算出する第一の絶対値算出手
    段出力信号をコアリングするコアリング回路を備え、上
    記コアリング回路により時間−垂直−水平方向多重色信
    号成分における微小信号が検出に影響を与えないことを
    特徴とする請求項1記載の動き検出回路。
  10. 【請求項10】 上記合成回路の出力信号を単数あるい
    は複数の遅延手段によって遅延させ、上記合成回路の出
    力信号と上記遅延手段の出力信号がすべて動き検出をし
    たと判定した場合に動き検出信号を出力することを特徴
    とする請求項1記載の動き検出回路。
  11. 【請求項11】 上記減算手段の出力信号の符号を判定
    し、この符号が負の符号のときには上記減算手段の出力
    信号をクリアすることを特徴とする請求項1記載の動き
    検出回路。
  12. 【請求項12】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に
    周波数多重した複合映像信号と、輝度信号の高精細成分
    を伝送帯域内に周波数多重した高精細映像信号との動き
    を検出する回路において、水平走査周波数に同期した周
    波数で標本化された入力映像信号を1ライン分遅延させ
    る複数のライン遅延手段と、入力映像信号を1フィール
    ド分遅延させる複数のフィールド遅延手段よりなるメモ
    リ回路と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは
    上記フィールド遅延手段により遅延された映像信号か
    ら、1フレーム間の差分信号を抽出する第一の時間方向
    差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あ
    るいは上記フィールド遅延手段により遅延された映像信
    号から、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間
    方向差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された映
    像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された領域
    成分を抽出する時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手
    段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記
    フィールド遅延手段により遅延された映像信号から、高
    精細成分が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出
    する時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段と、上記
    入力映像信号が現行の複合映像信号であるか高精細映像
    信号であるか、また高精細映像信号であるなら輝度信号
    の高精細成分が多重されているか否か、を判断する識別
    制御信号デコーダと、上記時間垂直水平方向多重色信号
    成分抽出手段出力と上記時間垂直水平方向多重高精細成
    分抽出手段出力とを加算する加算手段と、上記時間垂直
    水平方向多重高精細成分抽出手段出力を上記時間水平垂
    直方向多重色信号成分抽出手段出力と加算するか否かを
    切り替えるスイッチと、上記加算手段出力の絶対値を算
    出する第一の絶対値算出手段と、上記1フレーム間の差
    分信号の絶対値を算出する第二の絶対値算出手段と、上
    記2フレーム間の差分信号の絶対値を算出する第三の絶
    対値算出手段と、上記フレーム間差分信号の絶対値から
    上記第一の絶対値算出手段出力を減算する減算手段と、
    上記絶対値算出手段出力と上記減算手段出力とを合成す
    る合成回路とを備えたことを特徴とする動き検出回路。
  13. 【請求項13】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に
    周波数多重した複合映像信号と、輝度信号の高精細成分
    を伝送帯域内に周波数多重した高精細映像信号との動き
    を検出する回路において、水平走査周波数に同期した周
    波数で標本化された入力映像信号を1ライン分遅延させ
    る複数のライン遅延手段と、入力映像信号を1フィール
    ド分遅延させる複数のフィールド遅延手段よりなるメモ
    リ回路と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは
    上記フィールド遅延手段により遅延された映像信号か
    ら、1フレーム間の差分信号を抽出する第一の時間方向
    差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あ
    るいは上記フィールド遅延手段により遅延された映像信
    号から、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間
    方向差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された映
    像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された領域
    成分を抽出する時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手
    段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記
    フィールド遅延手段により遅延された映像信号から、高
    精細成分が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出
    する時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段と、上記
    入力映像信号が現行の複合映像信号であるか高精細映像
    信号であるか、また高精細映像信号であるなら輝度信号
    の高精細成分が多重されているか否か、を判断する識別
    制御信号デコーダと、上記時間垂直水平方向多重色信号
    成分抽出手段出力と上記時間垂直水平方向多重高精細成
    分抽出手段出力とを加算する加算手段と、上記時間垂直
    水平方向多重高精細成分抽出手段出力を上記時間水平垂
    直方向多重色信号成分抽出手段出力と加算するか否かを
    切り替えるスイッチと、上記加算手段出力の絶対値を算
    出する第一の絶対値算出手段と、上記1フレーム間の差
    分信号の絶対値を算出する第二の絶対値算出手段と、上
    記2フレーム間の差分信号の絶対値を算出する第三の絶
    対値算出手段と、第二の絶対値算出手段出力から上記第
    一の絶対値算出手段出力を減算する減算手段と、上記減
    算手段出力と上記第三の絶対値算出手段出力のうち大き
    い方を選択する最大値算出手段と、上記最大値算出手段
    出力と定数を比較する比較手段とを備えたことを特徴と
    する動き検出回路。
  14. 【請求項14】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に
    周波数多重した複合映像信号と、輝度信号の高精細成分
    を伝送帯域内に周波数多重した高精細映像信号との動き
    を検出する回路において、水平走査周波数に同期した周
    波数で標本化された入力映像信号を1ライン分遅延させ
    る複数のライン遅延手段と、入力映像信号を1フィール
    ド分遅延させる複数のフィールド遅延手段よりなるメモ
    リ回路と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは
    上記フィールド遅延手段により遅延された映像信号か
    ら、1フレーム間の差分信号を抽出する第一の時間方向
    差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あ
    るいは上記フィールド遅延手段により遅延された映像信
    号から、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間
    方向差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された映
    像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された領域
    成分を抽出する時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手
    段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記
    フィールド遅延手段により遅延された映像信号から、高
    精細成分が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出
    する時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段と、上記
    入力映像信号が現行の複合映像信号であるか高精細映像
    信号であるか、また高精細映像信号であるなら輝度信号
    の高精細成分が多重されているか否か、を判断する識別
    制御信号デコーダと、上記時間垂直水平方向多重色信号
    成分抽出手段出力と上記時間垂直水平方向多重高精細成
    分抽出手段出力とを加算する加算手段と、上記時間垂直
    水平方向多重高精細成分抽出手段出力を上記時間水平垂
    直方向多重色信号成分抽出手段出力と加算するか否かを
    切り替えるスイッチと、上記加算手段出力の絶対値を算
    出する第一の絶対値算出手段と、上記1フレーム間の差
    分信号の絶対値を算出する第二の絶対値算出手段と、上
    記2フレーム間の差分信号の絶対値を算出する第三の絶
    対値算出手段と、第二の絶対値算出手段出力から上記第
    一の絶対値算出手段出力を減算する減算手段と、上記減
    算手段出力と定数を比較する第一の比較手段と、上記第
    三の絶対値算出手段出力と定数を比較する第二の比較手
    段と、上記第一の比較手段出力と上記第二の比較手段出
    力について論理演算をおこなう演算手段とを備えたこと
    を特徴とする動き検出回路。
  15. 【請求項15】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に
    周波数多重した複合映像信号と、輝度信号の高精細成分
    を伝送帯域内に周波数多重した高精細映像信号との動き
    を検出する回路において、水平走査周波数に同期した周
    波数で標本化された入力映像信号を1ライン分遅延させ
    る複数のライン遅延手段と、入力映像信号を1フィール
    ド分遅延させる複数のフィールド遅延手段よりなるメモ
    リ回路と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは
    上記フィールド遅延手段により遅延された映像信号か
    ら、1フレーム間の差分信号を抽出する第一の時間方向
    差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あ
    るいは上記フィールド遅延手段により遅延された映像信
    号から、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間
    方向差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された映
    像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された領域
    成分を抽出する時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手
    段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記
    フィールド遅延手段により遅延された映像信号から、高
    精細成分が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出
    する時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段と、上記
    入力映像信号が現行の複合映像信号であるか高精細映像
    信号であるか、また高精細映像信号であるなら輝度信号
    の高精細成分が多重されているか否か、を判断する識別
    制御信号デコーダと、上記時間垂直水平方向多重色信号
    成分抽出手段出力と上記時間垂直水平方向多重高精細成
    分抽出手段出力とを加算する加算手段と、上記時間垂直
    水平方向多重高精細成分抽出手段出力を上記時間水平垂
    直方向多重色信号成分抽出手段出力と加算するか否かを
    切り替えるスイッチと、上記加算手段出力の絶対値を算
    出する第一の絶対値算出手段と、上記1フレーム間の差
    分信号の絶対値を算出する第二の絶対値算出手段と、上
    記2フレーム間の差分信号の絶対値を算出する第三の絶
    対値算出手段と、第二の絶対値算出手段と上記第三の絶
    対値算出手段出力のうち大きい方を選択する最大値算出
    手段と、上記最大値算出手段出力から上記第一の絶対値
    算出手段出力を減算する減算手段と、上記減算手段出力
    と定数を比較する比較手段とを備えたことを特徴とする
    動き検出回路。
  16. 【請求項16】 色信号を輝度信号の高域周波数領域に
    周波数多重した複合映像信号と、輝度信号の高精細成分
    を伝送帯域内に周波数多重した高精細映像信号との動き
    を検出する回路において、水平走査周波数に同期した周
    波数で標本化された入力映像信号を1ライン分遅延させ
    る複数のライン遅延手段と、入力映像信号を1フィール
    ド分遅延させる複数のフィールド遅延手段よりなるメモ
    リ回路と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは
    上記フィールド遅延手段により遅延された映像信号か
    ら、1フレーム間の差分信号を抽出する第一の時間方向
    差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あ
    るいは上記フィールド遅延手段により遅延された映像信
    号から、2フレーム間の差分信号を抽出する第二の時間
    方向差分検出手段と、入力映像信号と上記ライン遅延手
    段あるいは上記フィールド遅延手段により遅延された映
    像信号から、色信号が輝度信号に周波数多重された領域
    成分を抽出する時間垂直水平方向多重色信号成分抽出手
    段と、入力映像信号と上記ライン遅延手段あるいは上記
    フィールド遅延手段により遅延された映像信号から、高
    精細成分が輝度信号に周波数多重された領域成分を抽出
    する時間垂直水平方向多重高精細成分抽出手段と、上記
    入力映像信号が現行の複合映像信号であるか高精細映像
    信号であるか、また高精細映像信号であるなら輝度信号
    の高精細成分が多重されているか否か、を判断する識別
    制御信号デコーダと、上記時間垂直水平方向多重色信号
    成分抽出手段出力と上記時間垂直水平方向多重高精細成
    分抽出手段出力とを加算する加算手段と、上記時間垂直
    水平方向多重高精細成分抽出手段出力を上記時間水平垂
    直方向多重色信号成分抽出手段出力と加算するか否かを
    切り替えるスイッチと、上記1フレーム間の差分信号か
    ら上記加算手段出力を減算する減算手段と、上記減算手
    段の絶対値を算出する第一の絶対値算出手段と、上記2
    フレーム間の差分信号の絶対値を算出する第二の絶対値
    算出手段と、第一の絶対値算出手段と上記第二の絶対値
    算出手段出力のうち大きい方を選択する最大値算出手段
    と、上記最大値算出手段出力と定数を比較する比較手段
    とを備えたことを特徴とする動き検出回路。
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