JPH08317162A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH08317162A JPH08317162A JP7121979A JP12197995A JPH08317162A JP H08317162 A JPH08317162 A JP H08317162A JP 7121979 A JP7121979 A JP 7121979A JP 12197995 A JP12197995 A JP 12197995A JP H08317162 A JPH08317162 A JP H08317162A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 広く利用されているＴＴＩ機能による送信機
側から受信機の転送先を指定可能にし，特別な機能が装
備されいない装置であっても送信データの転送を指示で
きる自由度の高いファクシミリ装置を提供する。 【構成】 複数組のＴＴＩ照合用の文字パターンおよび
該文字パターンに対応する転送先電話番号を記憶してお
く記憶部１０３と，原稿受信時に，記憶部１０３に記憶
されている文字パターンを読み出し，受信文書のＴＴＩ
情報と文字パターンとを照合し，一致した場合に受信機
に対する転送命令と判断し，文字パターンに対応する転
送先電話番号に受信文書の転送を指示する受信処理部１
０５と，受信処理部１０５により指示された転送先電話
番号に前記受信文書を転送する送信処理部１０６とを具
備する。
側から受信機の転送先を指定可能にし，特別な機能が装
備されいない装置であっても送信データの転送を指示で
きる自由度の高いファクシミリ装置を提供する。 【構成】 複数組のＴＴＩ照合用の文字パターンおよび
該文字パターンに対応する転送先電話番号を記憶してお
く記憶部１０３と，原稿受信時に，記憶部１０３に記憶
されている文字パターンを読み出し，受信文書のＴＴＩ
情報と文字パターンとを照合し，一致した場合に受信機
に対する転送命令と判断し，文字パターンに対応する転
送先電話番号に受信文書の転送を指示する受信処理部１
０５と，受信処理部１０５により指示された転送先電話
番号に前記受信文書を転送する送信処理部１０６とを具
備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，ＴＴＩ付加情報を用い
て受信文書を送信するメモリ転送機能（自己転送機能）
を備えたファクシミリ装置に関する。
て受信文書を送信するメモリ転送機能（自己転送機能）
を備えたファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置において，一般
的に，送信元データの１つに相手先の受信コピー（受信
文書）の先端に付加的に記録されるＴＴＩデータが広く
用いられている。特に，このＴＴＩデータを利用した次
の機能が知られている。すなわち，受信した原稿画像の
ＴＴＩをあらかじめ登録してあるＴＴＩデータと照合
し，両ＴＴＩが合致した場合，該当するＴＴＩデータと
共にあらかじめ登録されている宛て先（電話番号）に受
信文書を送信する機能，いわゆる，メモリ転送機能，あ
るいは自己転送機能が知られている。
的に，送信元データの１つに相手先の受信コピー（受信
文書）の先端に付加的に記録されるＴＴＩデータが広く
用いられている。特に，このＴＴＩデータを利用した次
の機能が知られている。すなわち，受信した原稿画像の
ＴＴＩをあらかじめ登録してあるＴＴＩデータと照合
し，両ＴＴＩが合致した場合，該当するＴＴＩデータと
共にあらかじめ登録されている宛て先（電話番号）に受
信文書を送信する機能，いわゆる，メモリ転送機能，あ
るいは自己転送機能が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら，上記に
示されるような従来のファクシミリ装置にあっては，メ
モリ転送機能が受信機に登録されているＴＴＩデータと
宛て先との関係が固定的に設定されているので，送信機
側から最終的に送信（転送）される宛て先を指定するこ
とができないという問題点があった。
示されるような従来のファクシミリ装置にあっては，メ
モリ転送機能が受信機に登録されているＴＴＩデータと
宛て先との関係が固定的に設定されているので，送信機
側から最終的に送信（転送）される宛て先を指定するこ
とができないという問題点があった。
【０００４】また，ＴＴＩデータをメモリ転送機能に拡
張して用いる場合，受信機から転送された原稿に対し，
転送する宛て先情報のようにＴＴＩデータとして不要な
データが含まれてしまうという問題点があった。
張して用いる場合，受信機から転送された原稿に対し，
転送する宛て先情報のようにＴＴＩデータとして不要な
データが含まれてしまうという問題点があった。
【０００５】さらに，ＴＴＩデータは，相手先の受信文
書に付加されて記録されるデータ，例えば，部門名や送
信側の電話番号等の装置固有な情報である。したがっ
て，ＴＴＩデータをメモリ転送機能に拡張して用いる場
合，送信の度に変更することが簡単にできないので，メ
モリ転送機能としての操作性を低下させてしまうという
問題点があった。
書に付加されて記録されるデータ，例えば，部門名や送
信側の電話番号等の装置固有な情報である。したがっ
て，ＴＴＩデータをメモリ転送機能に拡張して用いる場
合，送信の度に変更することが簡単にできないので，メ
モリ転送機能としての操作性を低下させてしまうという
問題点があった。
【０００６】本発明は，上記に鑑みてなされたものであ
って，広く利用されているＴＴＩ機能による送信機側か
ら受信機の転送先を指定可能にし，特別な機能が装備さ
れいない装置であっても送信データの転送を指示できる
自由度の高いファクシミリ装置を提供することを第１の
目的とする。
って，広く利用されているＴＴＩ機能による送信機側か
ら受信機の転送先を指定可能にし，特別な機能が装備さ
れいない装置であっても送信データの転送を指示できる
自由度の高いファクシミリ装置を提供することを第１の
目的とする。
【０００７】また，ＴＴＩデータを用いたメモリ転送機
能において，ＴＴＩデータを必要最小限にすることによ
り，付加データの削減を図ることを第２の目的とする。
能において，ＴＴＩデータを必要最小限にすることによ
り，付加データの削減を図ることを第２の目的とする。
【０００８】また，ＴＴＩデータを用いたメモリ転送機
能において，ＴＴＩデータの送信（転送）命令を簡単に
変更可能とさせ，その操作性・利便性を向上させること
を第３の目的とする。
能において，ＴＴＩデータの送信（転送）命令を簡単に
変更可能とさせ，その操作性・利便性を向上させること
を第３の目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに，請求項１に係るファクシミリ装置にあっては，受
信文書に付加されているＴＴＩ情報を用いてファクシミ
リ通信を実行するファクシミリ装置において，複数組の
ＴＴＩ照合用の文字パターンおよび該文字パターンに対
応する転送先電話番号を記憶しておく記憶手段と，原稿
受信時に，前記記憶手段に記憶されている文字パターン
を読み出し，前記受信文書のＴＴＩ情報と前記文字パタ
ーンとを照合し，一致した場合に受信機に対する転送命
令と判断し，前記文字パターンに対応する転送先電話番
号に前記受信文書の転送を指示する受信処理手段と，前
記受信処理手段により指示された転送先電話番号に前記
受信文書を転送する送信処理手段とを具備するものであ
る。
めに，請求項１に係るファクシミリ装置にあっては，受
信文書に付加されているＴＴＩ情報を用いてファクシミ
リ通信を実行するファクシミリ装置において，複数組の
ＴＴＩ照合用の文字パターンおよび該文字パターンに対
応する転送先電話番号を記憶しておく記憶手段と，原稿
受信時に，前記記憶手段に記憶されている文字パターン
を読み出し，前記受信文書のＴＴＩ情報と前記文字パタ
ーンとを照合し，一致した場合に受信機に対する転送命
令と判断し，前記文字パターンに対応する転送先電話番
号に前記受信文書の転送を指示する受信処理手段と，前
記受信処理手段により指示された転送先電話番号に前記
受信文書を転送する送信処理手段とを具備するものであ
る。
【００１０】また，請求項２に係るファクシミリ装置に
あっては，前記受信処理手段は，前記ＴＴＩ情報のうち
文字パターンと一致した部分を受信側で出力，あるいは
登録されている宛て先に転送する場合，前記記憶手段に
記憶されている該当文字パターンを読み出し，該文字パ
ターンと一致した残りの部分を転送時におけるＴＴＩ情
報として前記送信処理手段に指示するものである。
あっては，前記受信処理手段は，前記ＴＴＩ情報のうち
文字パターンと一致した部分を受信側で出力，あるいは
登録されている宛て先に転送する場合，前記記憶手段に
記憶されている該当文字パターンを読み出し，該文字パ
ターンと一致した残りの部分を転送時におけるＴＴＩ情
報として前記送信処理手段に指示するものである。
【００１１】また，請求項３に係るファクシミリ装置に
あっては，前記記憶手段に記憶されている情報を表示
し，選択指定するための操作表示手段と，送信時に，前
記記憶手段に記憶されている文字パターンの一覧を前記
操作表示手段に表示させる制御手段とを設け，前記送信
処理手段は，前記操作表示手段に一覧表示された文字パ
ターンのうち選択された文字パターンを自機に登録され
ているＴＴＩ情報に付加編集し，送信用ＴＴＩ情報とし
て送信するものである。
あっては，前記記憶手段に記憶されている情報を表示
し，選択指定するための操作表示手段と，送信時に，前
記記憶手段に記憶されている文字パターンの一覧を前記
操作表示手段に表示させる制御手段とを設け，前記送信
処理手段は，前記操作表示手段に一覧表示された文字パ
ターンのうち選択された文字パターンを自機に登録され
ているＴＴＩ情報に付加編集し，送信用ＴＴＩ情報とし
て送信するものである。
【００１２】
【作用】本発明のファクシミリ装置（請求項１）は，複
数組のＴＴＩ照合用の文字パターンおよび該文字パター
ンに対応する転送先電話番号を記憶しておき，受信文書
に付加されているＴＴＩ情報が記憶されている文字パタ
ーンと一致した場合，記憶されている受信側の処理とし
て，受信機に登録されている宛て先に，送信側のＴＴＩ
情報を付加して文書を転送することにより，特別な機能
が装備されていない装置であっても送信機側から受信機
の転送先指定を可能にする。
数組のＴＴＩ照合用の文字パターンおよび該文字パター
ンに対応する転送先電話番号を記憶しておき，受信文書
に付加されているＴＴＩ情報が記憶されている文字パタ
ーンと一致した場合，記憶されている受信側の処理とし
て，受信機に登録されている宛て先に，送信側のＴＴＩ
情報を付加して文書を転送することにより，特別な機能
が装備されていない装置であっても送信機側から受信機
の転送先指定を可能にする。
【００１３】また，本発明のファクシミリ装置（請求項
２）は，送信機側から受信機の転送先指定において，Ｔ
ＴＩ情報のうち文字パターンと一致した部分を受信側で
出力，あるいは登録されている宛て先に転送する場合，
該当する文字パターンを読み出し，該文字パターンと一
致した残りの部分を転送時におけるＴＴＩ情報として用
いることにより，必要最小限のＴＴＩ情報を得る。
２）は，送信機側から受信機の転送先指定において，Ｔ
ＴＩ情報のうち文字パターンと一致した部分を受信側で
出力，あるいは登録されている宛て先に転送する場合，
該当する文字パターンを読み出し，該文字パターンと一
致した残りの部分を転送時におけるＴＴＩ情報として用
いることにより，必要最小限のＴＴＩ情報を得る。
【００１４】また，本発明のファクシミリ装置（請求項
３）は，送信時に，記憶されている文字パターンの一覧
を表示し，これを操作者により選択させ，該選択された
文字パターンを自機に登録されているＴＴＩ情報に付加
編集し，送信用ＴＴＩ情報として送信することにより，
１送信毎のＴＴＩ情報を簡単な操作で変更できる。
３）は，送信時に，記憶されている文字パターンの一覧
を表示し，これを操作者により選択させ，該選択された
文字パターンを自機に登録されているＴＴＩ情報に付加
編集し，送信用ＴＴＩ情報として送信することにより，
１送信毎のＴＴＩ情報を簡単な操作で変更できる。
【００１５】
（実施例の構成）以下，本発明の一実施例を添付図面を
参照して説明する。図１は，本実施例に係るファクシミ
リ装置の主なシステム構成を示すブロック図である。図
において，１０１は例えば，マイクロコンピュータシス
テムを駆使し，ファクシミリ装置全体を統括的に制御す
る制御手段としての制御部，１０２は使用者とのマンマ
シンＩ／Ｆを処理するＭＭＩ部，１０３はＴＴＩデータ
と照合させるための文字パターンや転送する宛て先を登
録するためのデータ，および受信時の処理データ等を記
憶する記憶手段としての記憶部である。
参照して説明する。図１は，本実施例に係るファクシミ
リ装置の主なシステム構成を示すブロック図である。図
において，１０１は例えば，マイクロコンピュータシス
テムを駆使し，ファクシミリ装置全体を統括的に制御す
る制御手段としての制御部，１０２は使用者とのマンマ
シンＩ／Ｆを処理するＭＭＩ部，１０３はＴＴＩデータ
と照合させるための文字パターンや転送する宛て先を登
録するためのデータ，および受信時の処理データ等を記
憶する記憶手段としての記憶部である。
【００１６】また，１０４はファクシミリ送受信時にお
ける通信処理を実行する通信部，１０５は受信した原稿
のＴＴＩ照合および自機出力の処理を実行する受信処理
手段としての受信処理部，１０６は原稿の転送処理を実
行する送信処理手段としての送信処理部，１０７は通常
の液晶パネルおよびキースイッチ群で構成し，少なくと
も記憶部１０３の記憶情報を表示可能とし，ユーザによ
り選択操作を行うための操作表示手段としての操作表示
部である。
ける通信処理を実行する通信部，１０５は受信した原稿
のＴＴＩ照合および自機出力の処理を実行する受信処理
手段としての受信処理部，１０６は原稿の転送処理を実
行する送信処理手段としての送信処理部，１０７は通常
の液晶パネルおよびキースイッチ群で構成し，少なくと
も記憶部１０３の記憶情報を表示可能とし，ユーザによ
り選択操作を行うための操作表示手段としての操作表示
部である。
【００１７】図２は，記憶部１０３に登録するデータの
構成を示す説明図であり，１つの文字パターンエリア
に，それぞれ以下の情報を記憶しておく。すなわち，記
憶部１０３の各文字パターンエリアに 文字パターン：ＴＴＩ照合する 宛て先１〜ｎ：転送する宛て先の電話番号をｎ個登録 ＴＴＩ付加情報：転送時に自機（受信機）のＴＴＩデ
ータを利用するか，送信機のＴＴＩデータを使用するか
の情報 の３種類のデータを登録しておく。
構成を示す説明図であり，１つの文字パターンエリア
に，それぞれ以下の情報を記憶しておく。すなわち，記
憶部１０３の各文字パターンエリアに 文字パターン：ＴＴＩ照合する 宛て先１〜ｎ：転送する宛て先の電話番号をｎ個登録 ＴＴＩ付加情報：転送時に自機（受信機）のＴＴＩデ
ータを利用するか，送信機のＴＴＩデータを使用するか
の情報 の３種類のデータを登録しておく。
【００１８】また，上記登録データ例とは異なる記憶部
１０３のデータ構成例を図３に示す。図において，図２
と同様に，１つの文字パターンエリアに，それぞれ以下
の情報を登録する。すなわち， 文字パターン「ソウシン」 宛て先番号 送信元ＴＴＩの付加 を登録する。
１０３のデータ構成例を図３に示す。図において，図２
と同様に，１つの文字パターンエリアに，それぞれ以下
の情報を登録する。すなわち， 文字パターン「ソウシン」 宛て先番号 送信元ＴＴＩの付加 を登録する。
【００１９】（実施例の動作）次に，以上のように構成
されたファクシミリ装置について，図４〜図７に示すフ
ローチャートを用いて説明する。なお，記憶部１０３に
は，図３に示すデータが登録されているものとして説明
する。
されたファクシミリ装置について，図４〜図７に示すフ
ローチャートを用いて説明する。なお，記憶部１０３に
は，図３に示すデータが登録されているものとして説明
する。
【００２０】図４は，本実施例に係る文字パターン登録
の動作処理を示すフローチャートである。図において，
まず，ＴＴＩ照合のための文字パターンを入力し（Ｓ４
０１），該入力された文字パターンを記憶部１０３に登
録する（Ｓ４０２）。次いで，転送する宛て先の電話番
号を入力し（Ｓ４０３），該入力された電話番号を記憶
部１０３に登録する（Ｓ４０４）。その後，次の宛て先
があるか否かを判断する（Ｓ４０５）。ここで次の宛て
先があると判断すると，ステップＳ４０３に戻って以降
の処理を実行する。一方，次の宛て先がないと判断した
場合，この登録処理を終了する。
の動作処理を示すフローチャートである。図において，
まず，ＴＴＩ照合のための文字パターンを入力し（Ｓ４
０１），該入力された文字パターンを記憶部１０３に登
録する（Ｓ４０２）。次いで，転送する宛て先の電話番
号を入力し（Ｓ４０３），該入力された電話番号を記憶
部１０３に登録する（Ｓ４０４）。その後，次の宛て先
があるか否かを判断する（Ｓ４０５）。ここで次の宛て
先があると判断すると，ステップＳ４０３に戻って以降
の処理を実行する。一方，次の宛て先がないと判断した
場合，この登録処理を終了する。
【００２１】図５は，本実施例に係る受信時におけるＴ
ＴＩ照合処理を示すフローチャートである。図におい
て，まず，相手先から送られてきた原稿データを受信す
る（Ｓ５０１）。続いて，記憶部１０３に登録されてい
る文字パターンを１つ読み出す（Ｓ５０２）。すなわ
ち，ステップＳ５０２では，例えば，「ソウシン」を読
み出す。そして，受信した文書のＴＴＩデータと上記文
字パターンとを照合し（Ｓ５０３），ＴＴＩデータと文
字パターンとが一致するか否かを判断する（Ｓ５０
４）。なお，この両者が一致する場合，受信機に対する
転送命令と判断する。
ＴＩ照合処理を示すフローチャートである。図におい
て，まず，相手先から送られてきた原稿データを受信す
る（Ｓ５０１）。続いて，記憶部１０３に登録されてい
る文字パターンを１つ読み出す（Ｓ５０２）。すなわ
ち，ステップＳ５０２では，例えば，「ソウシン」を読
み出す。そして，受信した文書のＴＴＩデータと上記文
字パターンとを照合し（Ｓ５０３），ＴＴＩデータと文
字パターンとが一致するか否かを判断する（Ｓ５０
４）。なお，この両者が一致する場合，受信機に対する
転送命令と判断する。
【００２２】例えば，ステップＳ５０４では，文字パタ
ーンの「ソウシン」とＴＴＩデータが「ソウシン＿１＿
ブモンメイ」とを照合する。ステップＳ５０４におい
て，ＴＴＩデータと文字パターンとが一致すると判断し
た場合，ＴＴＩデータの文字列を解読し，転送命令の次
の番号を指定宛て先であると認識する（Ｓ５０５）。こ
れにより，指定宛て先に対応する宛て先情報（電話番
号）を記憶部１０３より読み出し，宛て先を取得する
（Ｓ５０６）。そして，上記宛て先に対し受信文書を転
送する（Ｓ５０７）。
ーンの「ソウシン」とＴＴＩデータが「ソウシン＿１＿
ブモンメイ」とを照合する。ステップＳ５０４におい
て，ＴＴＩデータと文字パターンとが一致すると判断し
た場合，ＴＴＩデータの文字列を解読し，転送命令の次
の番号を指定宛て先であると認識する（Ｓ５０５）。こ
れにより，指定宛て先に対応する宛て先情報（電話番
号）を記憶部１０３より読み出し，宛て先を取得する
（Ｓ５０６）。そして，上記宛て先に対し受信文書を転
送する（Ｓ５０７）。
【００２３】一方，ステップＳ５０４において，ＴＴＩ
データと文字パターンとが一致しないと判断した場合，
さらに文字パターンがあるか否かを判断する（Ｓ５０
８）。すなわち，記憶部１０３に次の文字パターンが登
録されている場合，その文字パターンを読み出し，再度
ＴＴＩ照合を実行する。ここで，文字パターンがあると
判断した場合，ステップＳ５０２に戻る。一方，文字パ
ターンがないと判断した場合，記憶部１０３に登録され
ている文字パターンと受信文書のＴＴＩデータとが一致
していないので，通常の印刷出力を実行する（Ｓ５０
９）。
データと文字パターンとが一致しないと判断した場合，
さらに文字パターンがあるか否かを判断する（Ｓ５０
８）。すなわち，記憶部１０３に次の文字パターンが登
録されている場合，その文字パターンを読み出し，再度
ＴＴＩ照合を実行する。ここで，文字パターンがあると
判断した場合，ステップＳ５０２に戻る。一方，文字パ
ターンがないと判断した場合，記憶部１０３に登録され
ている文字パターンと受信文書のＴＴＩデータとが一致
していないので，通常の印刷出力を実行する（Ｓ５０
９）。
【００２４】次に，転送時に不要なＴＴＩ情報を削除す
る動作について説明する。図６は，転送における動作処
理を示すフローチャートである。まず，記憶部１０３よ
り該当する文字パターンのＴＴＩ付加情報を読み出す
（Ｓ６０１）。次いで，ＴＴＩ付加情報より転送時に使
用するＴＴＩが自機ＴＴＩか送信元ＴＴＩかの何れかで
あるかを判断する（Ｓ６０２）。ここで，送信元ＴＴＩ
であると判断した場合，送信元ＴＴＩには転送を指示す
る命令部があるので，文字パターンと一致した残りの部
分を転送時におけるＴＴＩとするようにＴＴＩ編集を実
行する（Ｓ６０３）。
る動作について説明する。図６は，転送における動作処
理を示すフローチャートである。まず，記憶部１０３よ
り該当する文字パターンのＴＴＩ付加情報を読み出す
（Ｓ６０１）。次いで，ＴＴＩ付加情報より転送時に使
用するＴＴＩが自機ＴＴＩか送信元ＴＴＩかの何れかで
あるかを判断する（Ｓ６０２）。ここで，送信元ＴＴＩ
であると判断した場合，送信元ＴＴＩには転送を指示す
る命令部があるので，文字パターンと一致した残りの部
分を転送時におけるＴＴＩとするようにＴＴＩ編集を実
行する（Ｓ６０３）。
【００２５】続いて，通常の送信と同様に送信データを
作成する（Ｓ６０４）。なお，転送時ＴＴＩが指定され
た場合，自機ＴＴＩを使用しない。送信データが作成さ
れると，その送信データに基づいて送信処理を実行する
（Ｓ６０５）。また，ステップＳ６０２において，自機
ＴＴＩであると判断した場合，ステップＳ６０４に進
み，以降の処理を実行する。
作成する（Ｓ６０４）。なお，転送時ＴＴＩが指定され
た場合，自機ＴＴＩを使用しない。送信データが作成さ
れると，その送信データに基づいて送信処理を実行する
（Ｓ６０５）。また，ステップＳ６０２において，自機
ＴＴＩであると判断した場合，ステップＳ６０４に進
み，以降の処理を実行する。
【００２６】次に，送信時におけるＴＴＩ変更動作につ
いて図７に示すフローチャートを用いて説明する。図７
において，まず，通常の送信指示と同様に，送信指示を
受け付け（Ｓ７０１），記憶部１０３に登録されている
文字パターン，すなわち，拡張ＴＴＩとなる登録データ
があるか否かを判断する（Ｓ７０２）。ここで，登録デ
ータがあると判断した場合，文字パターンの一覧を操作
表示部１０７に表示する（Ｓ７０３）。続いて，上記一
覧表示された文字パターンをユーザが選択し，その入力
処理を受け付ける（Ｓ７０４）。
いて図７に示すフローチャートを用いて説明する。図７
において，まず，通常の送信指示と同様に，送信指示を
受け付け（Ｓ７０１），記憶部１０３に登録されている
文字パターン，すなわち，拡張ＴＴＩとなる登録データ
があるか否かを判断する（Ｓ７０２）。ここで，登録デ
ータがあると判断した場合，文字パターンの一覧を操作
表示部１０７に表示する（Ｓ７０３）。続いて，上記一
覧表示された文字パターンをユーザが選択し，その入力
処理を受け付ける（Ｓ７０４）。
【００２７】次いで，選択された文字パターンを自機に
登録されているＴＴＩデータに付加し編集する（Ｓ７０
５）。さらに，ユーザにより選択された文字パターン，
あるいは文字パターン未登録の場合，自機に登録されて
いるＴＴＩデータを送信用データとして作成する（Ｓ７
０６）。そして，この送信データに基づいて送信を開始
する（Ｓ７０７）。また，ステップＳ７０２において，
登録データがないと判断した場合，ステップＳ７０６に
進み，以降の処理を実行する。
登録されているＴＴＩデータに付加し編集する（Ｓ７０
５）。さらに，ユーザにより選択された文字パターン，
あるいは文字パターン未登録の場合，自機に登録されて
いるＴＴＩデータを送信用データとして作成する（Ｓ７
０６）。そして，この送信データに基づいて送信を開始
する（Ｓ７０７）。また，ステップＳ７０２において，
登録データがないと判断した場合，ステップＳ７０６に
進み，以降の処理を実行する。
【００２８】（実施例の効果）このように，本実施例に
よれば，第１に，一般的に用いられているＴＴＩデータ
を利用し，受信機側の処理として受信機に登録されてい
る宛て先の原稿を転送する処理を登録可能にし，かつ，
転送の際に送信側のＴＴＩを付加することを可能とする
ことにより，受信文書の転送指示を実行することができ
る。
よれば，第１に，一般的に用いられているＴＴＩデータ
を利用し，受信機側の処理として受信機に登録されてい
る宛て先の原稿を転送する処理を登録可能にし，かつ，
転送の際に送信側のＴＴＩを付加することを可能とする
ことにより，受信文書の転送指示を実行することができ
る。
【００２９】第２に，送信された原稿に付加されている
ＴＴＩデータのうち，文字パターンに合致した部分を受
信側で出力，あるいは登録されている宛て先に転送する
際に，転送を指示する文字パターンを削除して転送する
ことにより，余分なＴＴＩデータを排除することができ
る。
ＴＴＩデータのうち，文字パターンに合致した部分を受
信側で出力，あるいは登録されている宛て先に転送する
際に，転送を指示する文字パターンを削除して転送する
ことにより，余分なＴＴＩデータを排除することができ
る。
【００３０】第３に，送信機側で送信時に付加する情報
を，１送信毎に容易に変更することができるので，より
簡単に転送指示を行うことができる。したがって，複数
の送信時に付加する情報を使い分けることにより，より
自由度の高いファクシミリ転送を実現することができ
る。
を，１送信毎に容易に変更することができるので，より
簡単に転送指示を行うことができる。したがって，複数
の送信時に付加する情報を使い分けることにより，より
自由度の高いファクシミリ転送を実現することができ
る。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように，本発明に係るファ
クシミリ装置（請求項１）によれば，複数組のＴＴＩ照
合用の文字パターンおよび該文字パターンに対応する転
送先電話番号を記憶しておき，受信文書に付加されてい
るＴＴＩ情報が記憶されている文字パターンと一致した
場合，記憶されている受信側の処理として，受信機に登
録されている宛て先に，送信側のＴＴＩ情報を付加して
文書を転送することにより，特別な機能が装備されてい
ない装置であっても送信機側から受信機の転送先指定を
実行することができるので，自由度の高いファクシミリ
装置を提供することができる。
クシミリ装置（請求項１）によれば，複数組のＴＴＩ照
合用の文字パターンおよび該文字パターンに対応する転
送先電話番号を記憶しておき，受信文書に付加されてい
るＴＴＩ情報が記憶されている文字パターンと一致した
場合，記憶されている受信側の処理として，受信機に登
録されている宛て先に，送信側のＴＴＩ情報を付加して
文書を転送することにより，特別な機能が装備されてい
ない装置であっても送信機側から受信機の転送先指定を
実行することができるので，自由度の高いファクシミリ
装置を提供することができる。
【００３２】また，本発明のファクシミリ装置（請求項
２）によれば，送信機側から受信機の転送先指定におい
て，ＴＴＩ情報のうち文字パターンと一致した部分を受
信側で出力，あるいは登録されている宛て先に転送する
場合，該当する文字パターンを読み出し，該文字パター
ンと一致した残りの部分を転送時におけるＴＴＩ情報と
して用いることにより，必要最小限のＴＴＩ情報が得ら
れるので，付加データの削減を図ることができる。
２）によれば，送信機側から受信機の転送先指定におい
て，ＴＴＩ情報のうち文字パターンと一致した部分を受
信側で出力，あるいは登録されている宛て先に転送する
場合，該当する文字パターンを読み出し，該文字パター
ンと一致した残りの部分を転送時におけるＴＴＩ情報と
して用いることにより，必要最小限のＴＴＩ情報が得ら
れるので，付加データの削減を図ることができる。
【００３３】また，本発明のファクシミリ装置（請求項
３）によれば，送信時に，記憶されている文字パターン
の一覧を表示し，これを操作者により選択させ，該選択
された文字パターンを自機に登録されているＴＴＩ情報
に付加編集し，送信用ＴＴＩ情報として送信することに
より，１送信毎にＴＴＩ情報を簡単に変更することがで
き，その操作性・利便性が向上する。
３）によれば，送信時に，記憶されている文字パターン
の一覧を表示し，これを操作者により選択させ，該選択
された文字パターンを自機に登録されているＴＴＩ情報
に付加編集し，送信用ＴＴＩ情報として送信することに
より，１送信毎にＴＴＩ情報を簡単に変更することがで
き，その操作性・利便性が向上する。
【図１】本実施例に係るファクシミリ装置の主なシステ
ム構成を示すブロック図である。
ム構成を示すブロック図である。
【図２】本実施例に係る記憶部に登録するデータの構成
例（１）を示す説明図である。
例（１）を示す説明図である。
【図３】本実施例に係る記憶部に登録するデータの構成
例（２）を示す説明図である。
例（２）を示す説明図である。
【図４】本実施例に係る文字パターン登録の動作処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図５】本実施例に係る受信時におけるＴＴＩ照合処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図６】本実施例に係る転送における動作処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図７】本実施例に係る送信指示処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
１０１ 制御部 １０２ ＭＭＩ部 １０３ 記憶部 １０４ 通信部 １０５ 受信処理部 １０６ 送信処理部 １０７ 操作表示部
Claims (3)
- 【請求項１】 受信文書に付加されているＴＴＩ情報を
用いてファクシミリ通信を実行するファクシミリ装置に
おいて，複数組のＴＴＩ照合用の文字パターンおよび該
文字パターンに対応する転送先電話番号を記憶しておく
記憶手段と，原稿受信時に，前記記憶手段に記憶されて
いる文字パターンを読み出し，前記受信文書のＴＴＩ情
報と前記文字パターンとを照合し，一致した場合に受信
機に対する転送命令と判断し，前記文字パターンに対応
する転送先電話番号に前記受信文書の転送を指示する受
信処理手段と，前記受信処理手段により指示された転送
先電話番号に前記受信文書を転送する送信処理手段とを
具備することを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項２】 前記受信処理手段は，前記ＴＴＩ情報の
うち文字パターンと一致した部分を受信側で出力，ある
いは登録されている宛て先に転送する場合，前記記憶手
段に記憶されている該当文字パターンを読み出し，該文
字パターンと一致した残りの部分を転送時におけるＴＴ
Ｉ情報として前記送信処理手段に指示することを特徴と
する請求項１記載のファクシミリ装置。 - 【請求項３】 前記記憶手段に記憶されている情報を表
示し，選択指定するための操作表示手段と，送信時に，
前記記憶手段に記憶されている文字パターンの一覧を前
記操作表示手段に表示させる制御手段とを設け，前記送
信処理手段は，前記操作表示手段に一覧表示された文字
パターンのうち選択された文字パターンを自機に登録さ
れているＴＴＩ情報に付加編集し，送信用ＴＴＩ情報と
して送信することを特徴とする請求項１記載のファクシ
ミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7121979A JPH08317162A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7121979A JPH08317162A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317162A true JPH08317162A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14824582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7121979A Pending JPH08317162A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08317162A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008271243A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Murata Mach Ltd | インターネットファクシミリ装置 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP7121979A patent/JPH08317162A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008271243A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Murata Mach Ltd | インターネットファクシミリ装置 |
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