JPH08317077A - 携帯電話有線接続装置 - Google Patents
携帯電話有線接続装置Info
- Publication number
- JPH08317077A JPH08317077A JP12337295A JP12337295A JPH08317077A JP H08317077 A JPH08317077 A JP H08317077A JP 12337295 A JP12337295 A JP 12337295A JP 12337295 A JP12337295 A JP 12337295A JP H08317077 A JPH08317077 A JP H08317077A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【構成】携帯電話１より出力される音声情報、制御情報
は、ベースバンド処理・制御手段、音声変換手段、デー
タ変換手段、ＤＳＵ部を持つ接続装置２を介し、有線を
用いてＩＳＤＮ網、携帯電話網に直接接続される。 【効果】ＩＳＤＮ回線があるところであれば、サービス
エリア外でも基地局の電波が届く範囲と同様に、携帯電
話のサービス網と接続することができる。携帯電話を家
庭用の電話として使用する場合、携帯電話と同一の電話
番号を使用できる。
は、ベースバンド処理・制御手段、音声変換手段、デー
タ変換手段、ＤＳＵ部を持つ接続装置２を介し、有線を
用いてＩＳＤＮ網、携帯電話網に直接接続される。 【効果】ＩＳＤＮ回線があるところであれば、サービス
エリア外でも基地局の電波が届く範囲と同様に、携帯電
話のサービス網と接続することができる。携帯電話を家
庭用の電話として使用する場合、携帯電話と同一の電話
番号を使用できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＩＳＤＮ(integrated se
rvices digital network：統合サービスディジタル網）
を用いてサービスを行うＰＨＳ（パーソナルハンディホ
ンシステム）等の携帯電話を、基地局を介さずにＩＳＤ
Ｎ回線へ接続し、公衆サービスを受けられるようにする
接続装置、及び接続装置を内蔵した携帯電話に関する。
rvices digital network：統合サービスディジタル網）
を用いてサービスを行うＰＨＳ（パーソナルハンディホ
ンシステム）等の携帯電話を、基地局を介さずにＩＳＤ
Ｎ回線へ接続し、公衆サービスを受けられるようにする
接続装置、及び接続装置を内蔵した携帯電話に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話は基地局を経由して携帯電話
網、有線電話網に接続して通話を行うもので、基地局か
ら所定の範囲ならどこからでも、また、移動しながらで
も電話が出来る。一方、家庭用のコードレス電話は子機
から親機を経由して公衆電話回線に接続し、通話を行う
ものであり、１台の端末では両方のサービスに対して使
用できないという問題があった。
網、有線電話網に接続して通話を行うもので、基地局か
ら所定の範囲ならどこからでも、また、移動しながらで
も電話が出来る。一方、家庭用のコードレス電話は子機
から親機を経由して公衆電話回線に接続し、通話を行う
ものであり、１台の端末では両方のサービスに対して使
用できないという問題があった。
【０００３】この問題を解決するために接続装置を経由
して携帯電話を家庭用の親機に接続する方法が特開平５
−３４４１８８号公報に示されている。この装置の構成
を図３に示す。
して携帯電話を家庭用の親機に接続する方法が特開平５
−３４４１８８号公報に示されている。この装置の構成
を図３に示す。
【０００４】図６はＰＨＳ１１０及びＰＨＳアダプタ１
２０の回路構成を示すブロック図である。ＰＨＳアダプ
タ１２０とＰＨＳ１１０とはケーブル１４０で接続する
と、制御回路１１４からスリープ信号がＲＦ回路１１
１，ＩＦ回路１１２及びシンセサイザ回路１１３に入力
され各回路はスリープ状態となる。
２０の回路構成を示すブロック図である。ＰＨＳアダプ
タ１２０とＰＨＳ１１０とはケーブル１４０で接続する
と、制御回路１１４からスリープ信号がＲＦ回路１１
１，ＩＦ回路１１２及びシンセサイザ回路１１３に入力
され各回路はスリープ状態となる。
【０００５】ＰＨＳ１１０をオフフックすることによ
り、ＰＨＳ１１０の制御回路１１４とＰＨＳアダプタの
制御回路・ダイアラー回路・スピーチネットワーク回路
１２３の制御回路でデータをやり取りし、ＰＨＳ１１０
は公衆電話回線に接続される。ＰＨＳ１１０のキー操作
によりキーデータが制御回路・ダイアラー回路・スピー
チネットワーク回路１２３のダイアラー回路に入力さ
れ、スピーチネットワーク回路を介して公衆電話回線へ
ダイヤルデータを送出し、ＰＨＳから通話できる。
り、ＰＨＳ１１０の制御回路１１４とＰＨＳアダプタの
制御回路・ダイアラー回路・スピーチネットワーク回路
１２３の制御回路でデータをやり取りし、ＰＨＳ１１０
は公衆電話回線に接続される。ＰＨＳ１１０のキー操作
によりキーデータが制御回路・ダイアラー回路・スピー
チネットワーク回路１２３のダイアラー回路に入力さ
れ、スピーチネットワーク回路を介して公衆電話回線へ
ダイヤルデータを送出し、ＰＨＳから通話できる。
【０００６】ＰＨＳアダプタ１２０からケーブル１４０
をはずすことにより、制御回路１１４はＲＦ回路１１
１、ＩＦ回路１１２及びシンセサイザ回路１１３のスリ
ープ状態が解除され、各回路は動作状態となり、基地局
とアンテナ１１６を介して無線で送受信が出来る。
をはずすことにより、制御回路１１４はＲＦ回路１１
１、ＩＦ回路１１２及びシンセサイザ回路１１３のスリ
ープ状態が解除され、各回路は動作状態となり、基地局
とアンテナ１１６を介して無線で送受信が出来る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成によ
れば、携帯電話を家庭用の電話機として用いることがで
きる。しかし従来の方法では、携帯電話として使用する
場合と有線電話として使用する場合で電話番号を二つ持
たなければならないという問題があった。このため、こ
の端末の使用者に電話をかける場合、どちらにかけて良
いか分からないという問題があった。
れば、携帯電話を家庭用の電話機として用いることがで
きる。しかし従来の方法では、携帯電話として使用する
場合と有線電話として使用する場合で電話番号を二つ持
たなければならないという問題があった。このため、こ
の端末の使用者に電話をかける場合、どちらにかけて良
いか分からないという問題があった。
【０００８】また、携帯電話として使用する場合、基地
局から電波の届く所定の範囲内でしか使用することがで
きなかった。
局から電波の届く所定の範囲内でしか使用することがで
きなかった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、端末を
ＩＳＤＮ回線に接続するための接続装置を備え、接続装
置はＤＳＵ(Digital Servicies Unit：宅内設置型回線
終端装置）部と、データ変換手段と、音声符号化手段
と、べースバンド処理・制御手段とを備え、端末をＩＳ
ＤＮ回線に有線で接続することにより、基地局の電波の
届く所定の地域と同様に携帯電話を使用できる機能を具
備することを特徴とする。
ＩＳＤＮ回線に接続するための接続装置を備え、接続装
置はＤＳＵ(Digital Servicies Unit：宅内設置型回線
終端装置）部と、データ変換手段と、音声符号化手段
と、べースバンド処理・制御手段とを備え、端末をＩＳ
ＤＮ回線に有線で接続することにより、基地局の電波の
届く所定の地域と同様に携帯電話を使用できる機能を具
備することを特徴とする。
【００１０】
【作用】ＩＳＤＮ回線があるところであれば、サービス
エリア外でも基地局の電波が届く範囲と同様に、携帯電
話のサービス網と接続することができる。
エリア外でも基地局の電波が届く範囲と同様に、携帯電
話のサービス網と接続することができる。
【００１１】携帯電話を家庭用の電話として使用する場
合、携帯電話と同一の電話番号を使用できる。
合、携帯電話と同一の電話番号を使用できる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図３は本発明における携帯電話とＩＳ
ＤＮ回線への接続装置の斜視図である。携帯電話１と接
続装置２はケーブル１９でコネクタ２０、２１を介して
接続される。また、接続装置２とＩＳＤＮ回線はケーブ
ル２４でモジュラージャック２２、２３を介して接続さ
れる。
詳細に説明する。図３は本発明における携帯電話とＩＳ
ＤＮ回線への接続装置の斜視図である。携帯電話１と接
続装置２はケーブル１９でコネクタ２０、２１を介して
接続される。また、接続装置２とＩＳＤＮ回線はケーブ
ル２４でモジュラージャック２２、２３を介して接続さ
れる。
【００１３】図１は本発明の第１実施例のブロック図で
あり、図３における携帯電話１と接続装置２の詳細なブ
ロック図である。また、図４に図３の動作を表すシーケ
ンス図を示す。図１において音声ＩＦ部１０に入力され
た音声信号は音声符号化手段１１に出力され音声符号化
手段１１でＡＤ変換され、符号化、圧縮される。この信
号はベースバンド処理・制御手段１２に入力され、時分
割多重処理、制御情報の付加を行った後、ケーブル１９
を介して接続装置２に出力される。ここで接続装置２が
携帯電話１に接続されていないときは、ベースバンド処
理・制御手段１２の出力はＲＦ部１３に出力され、変調
され、所定の周波数に周波数を上げられた後、アンテナ
１８から出力される。すなわち、接続装置２が携帯電話
１に接続されていない場合、携帯電話１は通常の携帯電
話端末の動作を行う。
あり、図３における携帯電話１と接続装置２の詳細なブ
ロック図である。また、図４に図３の動作を表すシーケ
ンス図を示す。図１において音声ＩＦ部１０に入力され
た音声信号は音声符号化手段１１に出力され音声符号化
手段１１でＡＤ変換され、符号化、圧縮される。この信
号はベースバンド処理・制御手段１２に入力され、時分
割多重処理、制御情報の付加を行った後、ケーブル１９
を介して接続装置２に出力される。ここで接続装置２が
携帯電話１に接続されていないときは、ベースバンド処
理・制御手段１２の出力はＲＦ部１３に出力され、変調
され、所定の周波数に周波数を上げられた後、アンテナ
１８から出力される。すなわち、接続装置２が携帯電話
１に接続されていない場合、携帯電話１は通常の携帯電
話端末の動作を行う。
【００１４】一方、接続装置２がケーブル１９を介して
携帯電話１に接続されている場合、ベースバンド処理・
制御手段１２の出力は接続装置２の中にあるベースバン
ド処理・制御手段１４に入力される。入力された時分割
多重された信号は、ここで制御情報と音声情報との切り
分け、各チャンネルごとの再構成を行う。ここで制御情
報は直接データ変換手段１６へ出力される。また、音声
情報は音声変換手段１５へ出力され、音声変換手段１５
では３２ｋｂｐｓから６４ｋｂｐｓ等の変換を行う。こ
の信号はデータ変換手段１６に入力され、データ変換手
段１６ではベースバンド処理・制御手段から入力された
制御情報をＩＳＤＮのＤチャンネル、音声処理手段１５
から入力された音声情報をＩＳＤＮのＢチャンネルに割
り当てＤＳＵ部１７に出力する。ＤＳＵ部１７は入力さ
れた信号をＩＳＤＮのＵ点のインターフェースで出力す
る。また、データ変換手段１６の出力は直接ＩＳＤＮの
Ｓ／Ｔ点のインターフェースにも出力できる。これらの
出力はＩＳＤＮ網に接続される。
携帯電話１に接続されている場合、ベースバンド処理・
制御手段１２の出力は接続装置２の中にあるベースバン
ド処理・制御手段１４に入力される。入力された時分割
多重された信号は、ここで制御情報と音声情報との切り
分け、各チャンネルごとの再構成を行う。ここで制御情
報は直接データ変換手段１６へ出力される。また、音声
情報は音声変換手段１５へ出力され、音声変換手段１５
では３２ｋｂｐｓから６４ｋｂｐｓ等の変換を行う。こ
の信号はデータ変換手段１６に入力され、データ変換手
段１６ではベースバンド処理・制御手段から入力された
制御情報をＩＳＤＮのＤチャンネル、音声処理手段１５
から入力された音声情報をＩＳＤＮのＢチャンネルに割
り当てＤＳＵ部１７に出力する。ＤＳＵ部１７は入力さ
れた信号をＩＳＤＮのＵ点のインターフェースで出力す
る。また、データ変換手段１６の出力は直接ＩＳＤＮの
Ｓ／Ｔ点のインターフェースにも出力できる。これらの
出力はＩＳＤＮ網に接続される。
【００１５】図２は本発明の第２実施例をの原理構成を
表すブロック図である。図２において、接続装置２が携
帯電話１に含まれるところが第１実施例と異なる。動作
については第１実施例と同様である。
表すブロック図である。図２において、接続装置２が携
帯電話１に含まれるところが第１実施例と異なる。動作
については第１実施例と同様である。
【００１６】
【発明の効果】本発明の携帯電話有線接続装置によれ
ば、従来電波の届く範囲でしか使用できなかった携帯電
話が、ＩＳＤＮ回線があるところであれば、サービスエ
リア外でも基地局の電波が届く範囲と同様に、携帯電話
のサービス網と接続することができる。
ば、従来電波の届く範囲でしか使用できなかった携帯電
話が、ＩＳＤＮ回線があるところであれば、サービスエ
リア外でも基地局の電波が届く範囲と同様に、携帯電話
のサービス網と接続することができる。
【００１７】また、携帯電話を家庭用の電話として使用
する場合、携帯電話と同一の電話番号を使用できる。
する場合、携帯電話と同一の電話番号を使用できる。
【図１】本発明の第１実施例を示すブロック図。
【図２】本発明の第２実施例を示すブロック図。
【図３】本発明におけるＩＳＤＮ回線への接続装置の斜
視図。
視図。
【図４】図３における動作を表す説明図。
【図５】本発明を用いたサービスの形態を表す説明図。
【図６】従来例有線接続装置の１例を示すブロック図。
１…携帯電話、 ２…接続装置、 １０…音声ＩＦ部、 １１…音声符号化手段、 １２、１４…ベースバンド処理・制御手段、 １３…ＲＦ部、 １５…音声変換手段、 １６…データ変換手段、 １７…ＤＳＵ部、 １９…ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 広美 東京都千代田区神田駿河台四丁目６番地株 式会社日立製作所内
Claims (4)
- 【請求項１】ＩＳＤＮを用いてサービスを行う携帯電話
端末、または簡易携帯電話端末において、 ＩＳＤＮと前記携帯電話端末、または簡易携帯電話端末
を有線で接続することを特徴とする接続装置。 - 【請求項２】請求項１において、 ＤＳＵ部と、データ変換手段と、音声符号化手段と、ベ
ースバンド処理・制御手段とを備える接続装置。 - 【請求項３】請求項１に記載の接続装置を具備すること
を特徴とする携帯電話端末または簡易携帯電話端末。 - 【請求項４】請求項２に記載の接続装置を具備する携帯
電話端末または簡易携帯電話端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12337295A JPH08317077A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 携帯電話有線接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12337295A JPH08317077A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 携帯電話有線接続装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317077A true JPH08317077A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14858960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12337295A Pending JPH08317077A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 携帯電話有線接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08317077A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009253684A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Nakayo Telecommun Inc | 構内交換機およびデータ中継方法 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP12337295A patent/JPH08317077A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009253684A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Nakayo Telecommun Inc | 構内交換機およびデータ中継方法 |
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