JPH08317016A - 通信異常の試験方法 - Google Patents
通信異常の試験方法Info
- Publication number
- JPH08317016A JPH08317016A JP7121301A JP12130195A JPH08317016A JP H08317016 A JPH08317016 A JP H08317016A JP 7121301 A JP7121301 A JP 7121301A JP 12130195 A JP12130195 A JP 12130195A JP H08317016 A JPH08317016 A JP H08317016A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で通信異常を確認できる試験方法
を提供する。 【構成】 データ伝送装置は、低速チャネルDTEイン
ターフェース10、I.430フレーム形成部20、デ
ータビット抽出部30、511PNパターン送出部4
0、並びに511PNパターン検出部50から構成され
る。511PNパターン送出部40は、511PNパタ
ーン生成部と、エラービット挿入部とを排他的論理和に
より接続して構成される。
を提供する。 【構成】 データ伝送装置は、低速チャネルDTEイン
ターフェース10、I.430フレーム形成部20、デ
ータビット抽出部30、511PNパターン送出部4
0、並びに511PNパターン検出部50から構成され
る。511PNパターン送出部40は、511PNパタ
ーン生成部と、エラービット挿入部とを排他的論理和に
より接続して構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信異常の試験方法に
関するものであり、特に、高速デジタル専用線などの回
線を利用するデータ伝送装置において、回線を含む装置
間の通信異常を試験するための方法に関するものであ
る。
関するものであり、特に、高速デジタル専用線などの回
線を利用するデータ伝送装置において、回線を含む装置
間の通信異常を試験するための方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ伝送装置における
送信側と受信側との間の伝送方式においては、例えばI
TU−T勧告v.52に示されたように、511ビット
繰り返しの擬似ランダムパターン(以下「511PNパ
ターン」という。)の送受信機能はある。
送信側と受信側との間の伝送方式においては、例えばI
TU−T勧告v.52に示されたように、511ビット
繰り返しの擬似ランダムパターン(以下「511PNパ
ターン」という。)の送受信機能はある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のデー
タ伝送装置において、例えば対向側のデータ伝送装置に
おける511PNパターン検出部の異常などによって対
向側においてエラーが出力されない場合には、当該対向
側のデータ伝送装置に異常があるにも拘らずエラーが出
力されないという矛盾した状態が起こってしまう。
タ伝送装置において、例えば対向側のデータ伝送装置に
おける511PNパターン検出部の異常などによって対
向側においてエラーが出力されない場合には、当該対向
側のデータ伝送装置に異常があるにも拘らずエラーが出
力されないという矛盾した状態が起こってしまう。
【0004】そこで、データ伝送装置に試験機を接続
し、この試験機から1ビットのエラービットを挿入する
ことで、通信異常を試験する方式が考えられる。この場
合、対向側のデータ伝送装置におい提供することにあ
る。異常の発生の有無を知ることができる。ところがこ
の方式の場合には、データ伝送装置以外に試験機を別途
準備しなければならないため、システム構成が複雑とな
ってしまうという問題がある。
し、この試験機から1ビットのエラービットを挿入する
ことで、通信異常を試験する方式が考えられる。この場
合、対向側のデータ伝送装置におい提供することにあ
る。異常の発生の有無を知ることができる。ところがこ
の方式の場合には、データ伝送装置以外に試験機を別途
準備しなければならないため、システム構成が複雑とな
ってしまうという問題がある。
【0005】本発明の目的は、簡単な構成でデータ伝送
装置間における通信異常を確認することができる、通信
異常の試験方法を提供することにある。
装置間における通信異常を確認することができる、通信
異常の試験方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信異常の試験
方法では、送信側のデータ伝送装置から受信側のデータ
伝送装置に所定数のビットの繰り返しの擬似ランダムパ
ターンを送出するシステムにおいて、送信側のデータ伝
送装置において擬似ランダムパターン中に1ビット分の
エラービットを挿入して送出し、受信側のデータ伝送装
置においてエラービットを挿入した擬似ランダムパター
ンの異常を識別して、送信側と受信側との間の通信異常
を確認する、構成とした。
方法では、送信側のデータ伝送装置から受信側のデータ
伝送装置に所定数のビットの繰り返しの擬似ランダムパ
ターンを送出するシステムにおいて、送信側のデータ伝
送装置において擬似ランダムパターン中に1ビット分の
エラービットを挿入して送出し、受信側のデータ伝送装
置においてエラービットを挿入した擬似ランダムパター
ンの異常を識別して、送信側と受信側との間の通信異常
を確認する、構成とした。
【0007】ここで、好ましくは、送信側のデータ伝送
装置を構成する擬似ランダムパターン送出部に、1ビッ
ト分のエラービットを挿入するためのエラービット挿入
部が設けられているものである。
装置を構成する擬似ランダムパターン送出部に、1ビッ
ト分のエラービットを挿入するためのエラービット挿入
部が設けられているものである。
【0008】
【作用】擬似ランダムパターン中にエラービット挿入す
ることで、試験機を接続することなしに通信異常を確認
することができる。
ることで、試験機を接続することなしに通信異常を確認
することができる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の実施例に係るデータ伝送装置
を示した。このデータ伝送装置は、低速チャネルDTE
インターフェース10、I.430フレーム形成部2
0、データビット抽出部30、511PNパターン送出
部40、並びに511PNパターン検出部50から構成
される。ここで、511PNパターン送出部40以外
は、実質的に従来と同じ構成のものである。
を示した。このデータ伝送装置は、低速チャネルDTE
インターフェース10、I.430フレーム形成部2
0、データビット抽出部30、511PNパターン送出
部40、並びに511PNパターン検出部50から構成
される。ここで、511PNパターン送出部40以外
は、実質的に従来と同じ構成のものである。
【0010】すなわち、511PNパターン送出部40
は、ITU−T勧告v.52に示される511ビット繰
り返しの擬似ランダムパターンを送出するものである。
そして、1ビットのエラービット挿入時には、擬似ラン
ダムパターン中の1ビットを反転させて送出する。この
511PNパターン送出部40は、例えば図2に示した
ように、511PNパターン生成部41と、エラービッ
ト挿入部42とを排他的論理和43により接続して構成
される。511PNパターン送出部40は従来と同じ構
成のものである。また、エラービット挿入部42は、通
常状態は”0”ビットの、また試験時には”1”となる
1ビットのエラービットを排他的論理和43を介して出
力Aに挿入する。
は、ITU−T勧告v.52に示される511ビット繰
り返しの擬似ランダムパターンを送出するものである。
そして、1ビットのエラービット挿入時には、擬似ラン
ダムパターン中の1ビットを反転させて送出する。この
511PNパターン送出部40は、例えば図2に示した
ように、511PNパターン生成部41と、エラービッ
ト挿入部42とを排他的論理和43により接続して構成
される。511PNパターン送出部40は従来と同じ構
成のものである。また、エラービット挿入部42は、通
常状態は”0”ビットの、また試験時には”1”となる
1ビットのエラービットを排他的論理和43を介して出
力Aに挿入する。
【0011】つまり、通常状態では、エラービット挿入
部42から”0”が出力されるため、出力Aからは51
1PNパターン生成部のデータがそのまま出力される。
また、1ビットのエラービットを挿入する時には、エラ
ービット挿入部42から1ビット分の”1”が出力され
る。このため、出力Aからは511PNパターン生成部
41のデータに対して反転した1ビットのデータが出力
され、これによって1ビットのエラービットが出力Aか
ら出力される。
部42から”0”が出力されるため、出力Aからは51
1PNパターン生成部のデータがそのまま出力される。
また、1ビットのエラービットを挿入する時には、エラ
ービット挿入部42から1ビット分の”1”が出力され
る。このため、出力Aからは511PNパターン生成部
41のデータに対して反転した1ビットのデータが出力
され、これによって1ビットのエラービットが出力Aか
ら出力される。
【0012】以上の構成である実施例のデータ伝送装置
では、図1(a)に示した通常の動作時においては、低
速チャネルDTEインターフェース10からのSD(送
信データ)信号は、I.430フレーム形成部20でフ
レームビットなどの付加を行い、回線(送信線)60へ
出力される。また、回線(受信線)60から入力された
データについては、データビット抽出部30において、
I.430フレームからデータビットを抽出し、これを
低速チャネルDTEインターフェース10のRD(受信
データ)信号として出力する。
では、図1(a)に示した通常の動作時においては、低
速チャネルDTEインターフェース10からのSD(送
信データ)信号は、I.430フレーム形成部20でフ
レームビットなどの付加を行い、回線(送信線)60へ
出力される。また、回線(受信線)60から入力された
データについては、データビット抽出部30において、
I.430フレームからデータビットを抽出し、これを
低速チャネルDTEインターフェース10のRD(受信
データ)信号として出力する。
【0013】一方、実施例のデータ伝送装置がエラー試
験の時には、図1(b)に示したように、回線(送信
線)60へ出力されるデータが、図1(a)の通常動作
時における低速チャネルDTEインターフェース10の
SD(送信データ)信号から、511PNパターン送出
部40の信号に切り替わる。また、回線(受信線)60
から入力されたデータは、データビット抽出部30を介
して511PNパターン検出部50に切り替わる。
験の時には、図1(b)に示したように、回線(送信
線)60へ出力されるデータが、図1(a)の通常動作
時における低速チャネルDTEインターフェース10の
SD(送信データ)信号から、511PNパターン送出
部40の信号に切り替わる。また、回線(受信線)60
から入力されたデータは、データビット抽出部30を介
して511PNパターン検出部50に切り替わる。
【0014】そして、この図1(b)のエラー試験状態
では、511PNパターン送出部40の出力Aからは1
ビットのエラービットが出力され、このエラービットは
I.430フレーム形成部20を介して回線(送信線)
60に送出される。また、回線(受信線)60から入力
されたデータは、エラービット抽出部30を経て511
PNパターン検出部50に入力される。また、この51
1PNパターン検出部50において通常の511PNパ
ターンと比較される。そして、比較の結果、値が異なっ
た場合にはエラーを出力して通信異常を確認する。この
時、低速チャネルDTEインターフェース10のRD
(受信データ)信号へは、”1”が出力される。
では、511PNパターン送出部40の出力Aからは1
ビットのエラービットが出力され、このエラービットは
I.430フレーム形成部20を介して回線(送信線)
60に送出される。また、回線(受信線)60から入力
されたデータは、エラービット抽出部30を経て511
PNパターン検出部50に入力される。また、この51
1PNパターン検出部50において通常の511PNパ
ターンと比較される。そして、比較の結果、値が異なっ
た場合にはエラーを出力して通信異常を確認する。この
時、低速チャネルDTEインターフェース10のRD
(受信データ)信号へは、”1”が出力される。
【0015】なお、以上は擬似ランダムパターンとして
511PNパターンを用いた場合の例であるが、その他
の擬似ランダムパターンを用いる場合にも同様に本発明
を適用できることは明らかである。
511PNパターンを用いた場合の例であるが、その他
の擬似ランダムパターンを用いる場合にも同様に本発明
を適用できることは明らかである。
【0016】
【発明の効果】本発明の試験方法によれば、エラービッ
トを挿入した擬似ランダムパターンにおけるパターンの
異常を識別することで通信異常を確認するようにしたの
で、従来のように試験機などを接続することなしに、簡
単な構成で通信異常を確認することができる。
トを挿入した擬似ランダムパターンにおけるパターンの
異常を識別することで通信異常を確認するようにしたの
で、従来のように試験機などを接続することなしに、簡
単な構成で通信異常を確認することができる。
【図1】本発明の実施例に係るデータ伝送装置をそれぞ
れ示したもので、(a)は通常状態の、また(b)はエ
ラー試験時における説明図である。
れ示したもので、(a)は通常状態の、また(b)はエ
ラー試験時における説明図である。
【図2】実施例のデータ伝送装置の511PNパターン
送出部の構成を示した説明図である。
送出部の構成を示した説明図である。
10 低速チャネルDTEインターフェース 20 I.430フレーム形成部 30 データビット抽出部 40 511PNパターン送出部 50 511PNパターン検出部
Claims (2)
- 【請求項1】 送信側のデータ伝送装置から受信側のデ
ータ伝送装置に所定数のビットの繰り返しの擬似ランダ
ムパターンを送出するシステムにおいて、 送信側のデータ伝送装置において擬似ランダムパターン
中に1ビット分のエラービットを挿入して送出し、受信
側のデータ伝送装置において前記エラービットを挿入し
た擬似ランダムパターンの異常を識別して、送信側と受
信側との間の通信異常を確認することを特徴とする通信
異常の試験方法。 - 【請求項2】 送信側のデータ伝送装置を構成する擬似
ランダムパターン送出部に、前記1ビット分のエラービ
ットを挿入するためのエラービット挿入部が設けられて
いることを特徴とする請求項1記載の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7121301A JPH08317016A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 通信異常の試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7121301A JPH08317016A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 通信異常の試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08317016A true JPH08317016A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14807876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7121301A Withdrawn JPH08317016A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 通信異常の試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08317016A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247143A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-08-30 | Toyo Commun Equip Co Ltd | Pnパターンジェネレータのビットエラー挿入回路 |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP7121301A patent/JPH08317016A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002247143A (ja) * | 2001-02-22 | 2002-08-30 | Toyo Commun Equip Co Ltd | Pnパターンジェネレータのビットエラー挿入回路 |
JP4719867B2 (ja) * | 2001-02-22 | 2011-07-06 | ネッツエスアイ東洋株式会社 | Pnパターンジェネレータのビットエラー挿入回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |