JPH08317015A - リセット機構付きエクステンダ - Google Patents

リセット機構付きエクステンダ

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Publication number
JPH08317015A
JPH08317015A JP7115468A JP11546895A JPH08317015A JP H08317015 A JPH08317015 A JP H08317015A JP 7115468 A JP7115468 A JP 7115468A JP 11546895 A JP11546895 A JP 11546895A JP H08317015 A JPH08317015 A JP H08317015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
extender
signal
transmission line
decoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7115468A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Sakamaki
勤 坂巻
Ryoichi Nagase
良一 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Instruments Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Priority to JP7115468A priority Critical patent/JPH08317015A/ja
Publication of JPH08317015A publication Critical patent/JPH08317015A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】同軸伝送路8上を伝送される通信パケットを受
信部1により受信を行い、増幅回路2で信号レベルの増
幅を行う。そして複合化回路3により信号の同期化,複
合化を行った後送信回路5から同軸伝送路8′に通信パ
ケットの伝送を行う。伝送手順中にノイズなどの外乱に
より増幅回路2が発振状態または、複合化回路3の内部
でデッドロック状態となった場合、複合化回路3の出力
により診断回路6が異常モードと判定しリセット信号出
力回路7により増幅回路2,複合化回路3に対してリセ
ット出力を行う。 【効果】エクステンダを使用して、通信伝送路の距離延
長を図るシステムで予測困難なノイズ等による動作不良
時にも早急な正常動作への復帰が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信により装置間のデー
タの授受を行う通信システムにおいて通信伝送路上の信
号の増幅を含む中継伝送を行うエクステンダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術による回路のブロック図を図
2に示す。
【0003】同軸伝送路8上を伝送される通信フレーム
はエクステンダ内受信部1で受信された後、増幅回路2
による信号レベル増幅,複合化回路3でのクロック同期
及び順序回路により伝送信号を数種のシンボルに表現す
る信号複合化,符号化回路4による送信信号の符号化を
経て送信回路5により同軸伝送路8に対して送信され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の通信システムで
はシステムの多様化,情報量の増大化にともない、通信
速度(ボーレート)はより高速化する傾向に有る。これ
は現在の通信LAN伝送路として比較的安価で最も普及
している同軸伝送路で信号減衰量の増大による伝送可能
距離の短縮化を招くというデメリットを生じる結果とな
る。
【0005】このため、LANシステムで同軸ケーブル
による大規模なシステム構成を考えた場合、ボーレート
と伝送距離を両立させるために、信号増幅用のエクステ
ンダを伝送路上に設置して減衰量の増大を補うことが一
般的な手法である。
【0006】このエクステンダは図2に示したような機
能ブロックで構成されるが、同軸伝送路上より規定値を
超える高いレベルのノイズが流入した場合高利得の増幅
回路2が発振状態となりノイズの流入が収まった後も引
続き動作不能状態となったり、複合化回路3でもクロッ
ク同期による順序回路で構成された複合化回路3内の複
合化論理が規定外のクロックによりデッドロック状態に
陥ることが有る。
【0007】このような異常動作の原因となる一時的な
外乱はシステムの置かれた環境,発生時の状況などの条
件により、事前の予測,検証が困難な場合が多いため、
多岐多様にわたる異常条件の全てに対して正常な動作を
得ようとすることは、一概に困難と言え、ハードウェア
規模の拡大などで原価高を招く要因になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は増幅回路内の発振および複合化回路内順
序回路のデッドロックを判定し、その時異常の発生して
いる回路をリセットする機能を追加した。図1にエクス
テンダの回路構成を示す。
【0009】本構成では複合化回路3の出力により増幅
回路の発振状態,複合化回路のデッドロック状態を判定
する診断回路6と異常発生時に増幅回路2と複合化回路
3にリセット信号を発生させるリセット信号出力回路7
を追加した。これによりノイズなどの外乱により増幅回
路2の発振、複合化回路3のデッドロック状態が発生し
て予測不能な異常状態でも複合化回路3の出力は数パタ
ーンに限定されるため容易に動作状態が把握でき、異常
と判定した場合にはリセット信号の印加により異常動作
からの回復が得られるので、高い信頼性を持つシステム
構成が可能となる。
【0010】
【作用】図1に発明によるエクステンダのブロック図を
示す。
【0011】同軸伝送路8上を伝送される通信パケット
を受信部1により受信を行い、増幅回路2で信号レベル
の増幅を行う。そして複合化回路3により信号の同期
化,複合化を行った後、送信回路5から同軸伝送路8′
に通信パケットの伝送を行う。これら一連の伝送手順中
にノイズなどの外乱により増幅回路2が発振状態となっ
たり、複合化回路3の内部でデッドロック状態となった
場合には、複合化回路3の出力により診断回路6が異常
モードと判定しリセット信号出力回路7により増幅回路
2,複合化回路3に対してリセット出力を行う。
【0012】これにより一時的な異常状態によりエクス
テンダが動作不能状態に陥った場合でも、早急な動作不
良からの復旧が可能であり、システム動作に及ぼす影響
も最小限に抑えることが可能となる。また、本機能を得
る為のハードウェア構成も比較的小規模に抑えることが
可能なため、コストアップを最小限に防止することがで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図3に示す。
【0014】本実施例によるエクステンダは計装システ
ムにおけるIEEE802.4 準拠の同軸伝送路の信号増幅によ
り距離延長を行うエクステンダであり図4のように多台
数の装置により構成されるシステムの同軸伝送路上に設
置される。
【0015】図4のシステム構成における図3のエクス
テンダの動作は下記となる。
【0016】同軸伝送路8上を伝送される通信パケット
は、受信部1で受信され、増幅回路2で信号レベルの増
幅を行う。その後、複合化回路3で論理シンボルへの複
合化を行い符号化回路4で通信プロトコルに即した符号
化が行われ送信部5より伝送路8′に対して送信が行わ
れる。
【0017】また、同機能の回路構成を受信部回路
1′,増幅部回路2′,複合化回路3′,符号化回路
4′,送信部回路5′で示したように反対向きに持たせ
ることにより、双方向での送受信が可能となり実用上で
のエクステンダとしての機能を実現している。
【0018】また伝送路8,8′から侵入するノイズに
より増幅回路2,2′,複合化回路3,3′が異常動作
となる可能性が有るが、これに対しては診断回路6,
6′で異常動作を検出しリセット出力回路7,7′によ
りリセット信号を増幅回路2,2′,複合化回路3,
3′に対して出力することにより正常動作への復帰を図
る。
【0019】以上により、比較的簡易な回路構成により
信頼性の高いシステム構成が可能となり、そのための機
能追加によるコストアップも最小限に留めることが可能
となる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、エクステンダを使用し
て、通信伝送路の距離延長を図るシステムで予測困難な
ノイズ等による動作不良時でも早急な正常動作への復帰
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエクステンダのブロック
図。
【図2】従来の技術によるエクステンダのブロック図。
【図3】他の実施例におけるエクステンダのブロック
図。
【図4】実施例におけるシステムブロック図。
【符号の説明】
1,1′…受信部回路、2,2′…増幅回路、3,3′
…複合化回路、4,4′…符号化回路、5,5′…送信
部回路、6,6′…診断回路、7,7′…リセット信号
出力回路、8,8′…同軸伝送路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸通信伝送路上を伝送される通信フレー
    ムを信号受信部で受信し、増幅,複合化,符号化,送信
    の一連の信号伝送を双方向に対して行う機能を有する、
    通信システム拡張用のエクステンダにおいて、複合化し
    た信号による受信部の動作チェックを行い、ノイズなど
    の影響によりエクステンダの動作がデッドロックになる
    ような異常となった場合は、異常発生回路のリセットを
    行うことを特徴とするエクステンダ。
JP7115468A 1995-05-15 1995-05-15 リセット機構付きエクステンダ Pending JPH08317015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7115468A JPH08317015A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 リセット機構付きエクステンダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7115468A JPH08317015A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 リセット機構付きエクステンダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08317015A true JPH08317015A (ja) 1996-11-29

Family

ID=14663293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7115468A Pending JPH08317015A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 リセット機構付きエクステンダ

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JP (1) JPH08317015A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737000B1 (ko) * 2005-03-23 2007-07-09 세이코 엡슨 가부시키가이샤 데이터 전송 제어 장치 및 전자 기기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100737000B1 (ko) * 2005-03-23 2007-07-09 세이코 엡슨 가부시키가이샤 데이터 전송 제어 장치 및 전자 기기

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