JPH083165Y2 - クロスフローファン - Google Patents

クロスフローファン

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JPH083165Y2
JPH083165Y2 JP1990028546U JP2854690U JPH083165Y2 JP H083165 Y2 JPH083165 Y2 JP H083165Y2 JP 1990028546 U JP1990028546 U JP 1990028546U JP 2854690 U JP2854690 U JP 2854690U JP H083165 Y2 JPH083165 Y2 JP H083165Y2
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casing
coil
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mounting wall
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康雄 清水
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、クロスフローファンに関する。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題] 従来のクロスフローファンは、ケーシングの一端の壁
部に内側から回路基盤とコイルを取付けた後、ケーシン
グの他端の壁部に設けられたインペラー挿入用孔からイ
ンペラーを挿入装着し、該孔に蓋をして組立てていた。
ケーシングの内側からの回路基盤やコイルの取付は難し
く、作業能率が悪いという問題があった。
また、こうした構造では、クロスフローファンの小型
化や性能アップを行なうことは困難であった。
そこで本考案は、上記問題を解決し、組立が容易に能
率よく行なえ、しかも小型化とファンの性能の向上が図
れるクロスフローファンを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、平板状のヨー
クと、これに重ね合わされる回路基盤と、これに固着さ
れるコイルと、上記ヨークの貫通孔に挿着される軸受
と、から形成されたサブユニット体を備え、かつ、平行
な一対の取付壁部を有すると共に一方の取付壁部にコイ
ル挿入孔を貫設したケーシングを有し、該コイル挿入孔
にコイルが嵌込まれて実質上コイルの厚みが小さくなる
ように、一方の上記取付壁部にケーシングの外側からサ
ブユニット体を着脱可能に取付け、該サブユニット体を
介してインペラーの片方の軸部を枢支し、インペラーの
他方の軸部を他方の取付壁部に軸受を介して枢支したも
のである。
また、平板状のヨークと、これに重ね合わされる回路
基盤と、これに固着されるコイルと、上記ヨークの貫通
孔に挿着される軸受と、から形成されたサブユニット体
を備え、かつ、取付壁部と対向したケーシングの一端部
へ、コイルがケーシングの内側へ入り込み実質上コイル
の厚みが小さくなるように、該ケーシングの外側から該
サブユニット体を着脱可能に取付け、該サブユニット体
を介してインペラーの片方の軸部を枢支し、インペラー
の他方の軸部をケーシングの他端部に設けられた取付壁
部に軸受を介して枢支したものである。
[作用] 回路基盤とコイルと軸受とを、ヨークへ一体に組み込
んだサブユニット体としたことにより、クロスフローフ
ァン内へ組み込む場合と相違し構造が簡単となり組立て
が容易である。しかもクロスフローファンの本組立工程
とは別に、予め組立てておくことができると共に、別工
程で平行して組立てることもでき、さらに電気部品であ
る回路基盤やコイルをサブユニット体としているので、
クロスフローファン組立完成前に電気的性能検査等が実
施でき工程管理が容易となる。
ケーシングの取付壁部または一端部へサブユニット体
を、ケーシングの外側から着脱可能に取付けし、このサ
ブユニット体を介してインペラーが枢支されるようにし
ているため、サブユニット体の取付けだけで容易にイン
ペラーの組込みができ、しかもその際インペラーの調心
等の組み込み調整が労せずにできるから回転精度が高め
られ、品質の向上が図れる。
サブユニット体のケーシングへの取付の際、コイルが
取付壁部の挿入孔へ嵌め込まれて貫設され又はコイルが
ケーシングの内側へ入り込むようケーシングの一端部に
取付けられることにより、実質上コイルの厚みが小さく
なるため、小型化が図れると共に、その分、ロータマグ
ネットとコイルとの磁気的スペースが大きくとれ、又は
ロータマグネットとコイルとを近接して配置させること
が可能となるから、トルクアップ又は効率向上が実現で
きる。
サブユニット体はケーシングへ着脱可能に取付けられ
ているから、クロスフローファン組立時に何等かの工程
不良が発生しても、サブユニット体を取り外すだけで必
要な部品交換が行なえ、全構成部品を一度分解してそれ
から処置するといった手間が省ける。また電気部品はサ
ブユニット体へ一つのにまとめられているから、サブユ
ニット体のみの交換で対応することが可能となる。
[実施例] 以下、図示の実施例に基づき、本考案を詳説する。第
1図は、本考案に係るクロスフローファンの一実施例を
示す。該クロスフローファンは、例えばケイ素鋼板から
成る平板状のヨーク1と、ヨーク1の片面(内面)に重
ね合わされる回路基盤2と、これに固着される平面型コ
イル3・・と、上記ヨーク1の貫通孔に挿着される軸受
4と、から形成されるサブユニット体5を備えている。
コイル3は回路基盤2に実質上90度の間隔を置いて4個
配設されており、また軸受4はヨーク1の略中央部に装
着されている。
クロスフローファンは、また、ケーシング7を備えて
いる。ケーシング7は、略半円弧状の本体部20と、本体
部20の両端部に設けられた一対の平行な取付壁部15,16
を有しており、一対の取付壁部15,16の間にインペラー1
3が回転自在に配設される。インペラー13は間隔を置い
て配設された一対の端壁24及び26を有し、これら端壁24
及び26間に複数の羽根体28が固定されている。端壁24及
び26には、夫々、外方に突出する短軸が固定され、かか
る短軸がインペラー13の軸部6a及び6bとして作用する。
実施例では、また、インペラー13の片方の端壁24の外面
には円板状のローラマグネット18が取付られている。こ
のロータマグネット18の外周部には、周方向にN極及び
S極が交互に着磁されている。
上記ケーシング7の一方の取付壁部15の外側には、サ
ブユニット体5がビス8・・にて螺着され、該サブユニ
ット体5を介してインペラー13の片方の軸部6aが枢支さ
れている。即ち、サブユニット体5の軸受4によってイ
ンペラー13の片方の軸部6aを枢支している。インペラー
13の他方の軸部6bは、他方の取付壁部16に軸受9を介し
て枢支持されている。
第2図に示すように、ケーシング7の一方の取付壁部
15には、略中心部に軸孔12と、該軸孔12を中心に放射状
に扇形のコイル挿入孔10・・と、ビス孔11・・が貫設さ
れている。ここで、サブユニット体5の平面型コイル3
・・は上記コイル挿入孔10・・の形状に合致するよう巻
かれている。14はロータ位置検出用センサーである。
組立方法は、第3図に示すように、ケーシング7の他
方の取付壁部16に軸受9を挿着する。そして、インペラ
ー13の片方の軸部6aを取付壁部15の軸孔12に挿通し、該
インペラー13の他方の軸部6bを上記軸受9に装着する。
次に予め、組立てたサブユニット体5を取付壁部15の外
側から絶縁紙17を介して重ね合わせ、ビス8・・で取付
壁部15に固定する。この時、サブユニット体5のコイル
3・・はコイル挿入孔10に・・に嵌め込まれ、かつ、軸
受4はインペラー13の片方の軸部6aに合致するように嵌
め込むことは言うまでもない。また、サブユニット体5
の取付の際、サブユニット体5と取付壁部15とを所定の
位置関係に位置付けるため、それらの片方に位置決め突
部を設けると共にそれらの他方の位置決め凹所を設ける
ようにしてもよい。本実施例によれば、サブユニット体
5は、コイル3・・が取付壁部15のコイル挿入孔10へ嵌
め込まれて貫設されるよう、ケーシング7の外側から取
付壁部15へ取付られ、かかるサブユニット体5の取付に
より、クルスフローファンにおけるコイル3・・厚み
が、実質上小さくなる。
インペラー13の一端面、即ち端壁24の外面には平面状
のマグネット18が固着され、第1図のように、平面状の
コイル3と面状に対向し、ホール素子等のセンサー14
(第2図参照)によって、マグネット18の磁極の回転位
置を検出して、これに対応する方向の電流を、回路基盤
2上の図示省略の電子回路にて制御して、コイル3に流
すことによって、インペラー13を回転駆動する。
次に第4図に示す変形例の如く、取付壁部15に1個の
円形孔10(又はそれ以外の形状の孔)を開設して、複数
個のコイル3・・を全て嵌め込んで、取付けるようにす
るも好ましい。この場合は、コイル3・・全体の外形に
合わせて孔10の形状を決めるのみで十分であり、各コイ
ル3の外形は比較的自由となる。
また、第5図は他の実施例を示し、(第1図の取付壁
部15を、ほとんど無くして、)ケーシング7の本体部20
の一端部19にサブユニット体5を装着したものである。
このケーシング7の一端部19には、小さな取付部(19)
が形成されると共に、対向する取付壁部16と平行に設け
られている。従って前述と同様のサブユニット体5は、
取付部19に設けられたビス孔11に、ビス8が螺合される
ことにより、ケーシング7へ着脱可能に固着される。そ
の際、サブユニット体5は、コイル3・・がケーシング
7の内側へ入り込むように、ケーシング7の外側からケ
ーシング7の一端部である取付部19へ取付けられ、かか
るサブユニット体5の取付により、クロスフローファン
におけるコイル3・・の厚みが、実質上小さくなる。即
ち、この実施例では、コイル挿入孔10が省略された場合
を示している。なお、この実施例の場合も、インペラー
13の片方の軸部6aが、軸受4にて枢支される構造であ
る。
本考案では、軸受光4,9としてボールベアリングに代
わり、メタルベアリング等の滑り軸受を用いるも自由で
ある。さらに、ベアリングのケーシング7等への固定も
防振の役割を持たせるためにゴムブッシュ等を介して固
定するも自由である。
なお、本考案は、上述の実施例に限定されず、本考案
の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。例え
ば、第5図のケーシング7の一端部19の取付部19をさら
に小型化してネジ孔付小ボス片のみとすることも可能で
あり、さらに、このような取付部19を省略して、ケーシ
ング7の本体20の一端部19(の端面)に直接にビス孔11
・・を形成しても自由である。
[考案の効果] 本考案は、上述のように構成されているので、以下に
記載する著大な実用的効果を奏する。
イ) 回路基盤2とコイル3と軸受4とを、ヨーク1へ
一体に組み込んだサブユニット体5としたことにより、
クロスフローファン内へ組み込む場合と相違し、小部品
相互の組立て作業であり、それ自体の構造が簡単となり
組立てが容易である。しかもクロスフローファンの本組
立工程とは別に、予め組立てておくことができると共
に、別工程で平行して組み立てることもでき、さらに電
気部品である回路基盤2やコイル3をサブユニット体5
としているので、クロスフローファン組立完成前に電気
的性能委検査等が実施でき工程管理が容易となる。
ロ) ケーシング7の取付壁部15または一端部へサブユ
ニット体5をケーシング7の外側から着脱可能に取付け
し、このサブユニット体5を介してインペラー13が枢支
されるようにしているため、サブユニット体5の取付け
だけで容易にインペラー13の組込みができ、しかもその
際インペラー13の調心等の組み込み調整が労せずにでき
るから回転精度が高められ、品質の向上が図れる。
ハ) サブユニット体5のケーシング7への取付の際、
コイル3が取付壁部15のコイル挿入孔10へ嵌め込まれて
貫設され又はコイル3がケーシング7の内側へ入り込む
ようケーシング7の一端部19へ取付けられることによ
り、実質上コイル3の(軸方向)厚みが小さくなるた
め、小型化が図れると共に、その分、ロータマグネット
18とコイル3との磁気的スペースが大きくとれ、又は両
者がより近接して配置できるため、トルクアップ又は効
率向上が実現できる。
ニ) サブユニット体5はケーシング7へ着脱可能に取
付けられているからクロスフローファン組立時に何等か
の工程不良が発生しても、サブユニット体5を取り外す
だけで必要な部品交換が行なえ、全構成部品を一度分解
してそれから処置するといった手間が省ける。また電気
部品はサブユニット体5へ一つにまとめられているか
ら、サブユニット体5のみの交換で対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面正面図、第2
図は簡略側面図、第3図は分解状態の要部断面正面図、
第4図は取付壁部の変形例を示す側面図、第5図は他の
実施例を示す要部断面正面図である。 1……ヨーク、2……回路基盤、3……コイル、4,9…
…軸受、5……サブユニット体、6a,6b……インペラー
の軸部、7……ケーシング、10……コイル挿入孔、13…
…インペラー、15,16……取付壁部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状のヨーク1と、これに重ね合わされ
    る回路基盤2と、これに固着されるコイル3・・と、上
    記ヨーク1の貫通孔に挿着される軸受4と、から形成さ
    れたサブユニット体5を備え、かつ、平行な一対の取付
    壁部15,16を有すると共に一方の取付壁部15にコイル挿
    入孔10を貫設したケーシング7を有し、該コイル挿入孔
    10にコイル3・・が嵌込まれて実質上コイル3の厚みが
    小さくなるように、一方の上記取付壁部15にケーシング
    7の外側からサブユニット体5を着脱可能に取付け、該
    サブユニット体5を介してインペラー13の片方の軸部6a
    を枢支し、インペラー13の他方の軸部6bを他方の取付壁
    部16に軸受9を介して枢支したことを特徴とするクロス
    フローファン。
  2. 【請求項2】平板状のヨーク1と、これに重ね合わされ
    る回路基盤2と、これに固着されるコイル3・・と、上
    記ヨーク1の貫通孔に挿着される軸受4と、から形成さ
    れたサブユニット体5を備え、かつ、取付壁部16と対向
    したケーシング7の一端部19へ、コイル3がケーシング
    7の内側へ入り込み実質上コイル3の厚みが小さくなる
    ように、該ケーシング7の外側から該サブユニット体5
    を着脱可能に取付け、該サブユニット体5を介してイン
    ペラー13の片方の軸部6aを枢支し、インペラー13の他方
    の軸部6bをケーシング7の他端部に設けられた取付壁部
    16に軸受9を介して枢支したことを特徴とするクロスフ
    ローファン。
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JPS63287351A (ja) * 1987-05-18 1988-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タ

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