JPH08316394A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH08316394A JPH08316394A JP13873595A JP13873595A JPH08316394A JP H08316394 A JPH08316394 A JP H08316394A JP 13873595 A JP13873595 A JP 13873595A JP 13873595 A JP13873595 A JP 13873595A JP H08316394 A JPH08316394 A JP H08316394A
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- lead
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
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- H—ELECTRICITY
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- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/48221—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/48245—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
- H01L2224/48247—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/3457—Solder materials or compositions; Methods of application thereof
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 はんだディップによる予備はんだ皮膜の外面
を平坦にする。 【構成】 TSOP・IC19のアウタリード10の少
なくとも接地面にははんだディップによる予備はんだ皮
膜15が表面張力で盛り上がるのを抑制する凹曲面16
が形成されている。アウタリード10が予備はんだ皮膜
15の被着のために溶融はんだで濡らされた際に、溶融
はんだが凹曲面16の凹所内に収容されることで溶融は
んだの表面張力による円弧形の半径は大きくなるため、
予備はんだ皮膜15の表面は凸曲面にならずに平面状に
なる。 【効果】 TSOP・ICの電気的特性試験時、アウタ
リードが接続装置のコンタクト部に押接された際、接地
面の予備はんだ皮膜15は平坦面であるため、シーソー
のように揺れず、その揺動でアウタリードが変形される
のは防止され、アウタリードの平坦度不良や先端の不揃
い等は発生しない。
を平坦にする。 【構成】 TSOP・IC19のアウタリード10の少
なくとも接地面にははんだディップによる予備はんだ皮
膜15が表面張力で盛り上がるのを抑制する凹曲面16
が形成されている。アウタリード10が予備はんだ皮膜
15の被着のために溶融はんだで濡らされた際に、溶融
はんだが凹曲面16の凹所内に収容されることで溶融は
んだの表面張力による円弧形の半径は大きくなるため、
予備はんだ皮膜15の表面は凸曲面にならずに平面状に
なる。 【効果】 TSOP・ICの電気的特性試験時、アウタ
リードが接続装置のコンタクト部に押接された際、接地
面の予備はんだ皮膜15は平坦面であるため、シーソー
のように揺れず、その揺動でアウタリードが変形される
のは防止され、アウタリードの平坦度不良や先端の不揃
い等は発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の実装技
術、特に、表面実装形パッケージを備えている半導体装
置のはんだ付け実装技術に関する。
術、特に、表面実装形パッケージを備えている半導体装
置のはんだ付け実装技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路装置(以下、I
Cという。)の製造工程においては、実装基板に対する
アウタリードのはんだ濡れ性および耐食性を高めるため
に、予め、アウタリードの表面に予備はんだ皮膜がはん
だめっき法またははんだディップ法によって被着されて
いる。はんだディップ法による予備はんだ皮膜は、有機
物の共析がない良質な皮膜であり、かつまた、美しい金
属光沢を有する外観が得られる。
Cという。)の製造工程においては、実装基板に対する
アウタリードのはんだ濡れ性および耐食性を高めるため
に、予め、アウタリードの表面に予備はんだ皮膜がはん
だめっき法またははんだディップ法によって被着されて
いる。はんだディップ法による予備はんだ皮膜は、有機
物の共析がない良質な皮膜であり、かつまた、美しい金
属光沢を有する外観が得られる。
【0003】なお、ICのアウタリードの予備はんだ皮
膜被着処理(外装処理)技術を述べてある例としては、
日経BP社発行 「実践講座VLSパッケージング技術
(下)」 1993年5月31日 P43〜P47、が
ある。
膜被着処理(外装処理)技術を述べてある例としては、
日経BP社発行 「実践講座VLSパッケージング技術
(下)」 1993年5月31日 P43〜P47、が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、アウタリードの
断面形状は四角形形状に形成されており、この四角形断
面のアウタリードに予備はんだ皮膜が被着される場合、
はんだめっき法によれば、アウタリードの表面に比較的
均一厚さのはんだ皮膜が被着形成される。
断面形状は四角形形状に形成されており、この四角形断
面のアウタリードに予備はんだ皮膜が被着される場合、
はんだめっき法によれば、アウタリードの表面に比較的
均一厚さのはんだ皮膜が被着形成される。
【0005】しかしながら、はんだディップ法によって
アウタリードに予備はんだ皮膜が被着されると、溶融は
んだの表面張力のために、アウタリードの表面には予備
はんだ皮膜がコーナー部から中央部に向かって円弧形に
盛り上がる凸曲面に形成されてしまう。このように中央
部が円弧形に盛り上がったアウタリードに対して半導体
装置の電気的特性試験が実施されると、アウタリードの
平坦度(コープラナリティ)不良や、アウタリード先端
の不揃い不良(スキュー)が発生することがある。すな
わち、アウタリードの接地面における予備はんだ皮膜の
表面が中央部が盛り上がった凸曲面になっていると、ア
ウタリードが接続装置のコンタクト部に上から押接され
た際、アウタリードがシーソーのように傾いて変形する
ため、アウタリードの平坦度不良や、アウタリード先端
の不揃い不良が発生する。
アウタリードに予備はんだ皮膜が被着されると、溶融は
んだの表面張力のために、アウタリードの表面には予備
はんだ皮膜がコーナー部から中央部に向かって円弧形に
盛り上がる凸曲面に形成されてしまう。このように中央
部が円弧形に盛り上がったアウタリードに対して半導体
装置の電気的特性試験が実施されると、アウタリードの
平坦度(コープラナリティ)不良や、アウタリード先端
の不揃い不良(スキュー)が発生することがある。すな
わち、アウタリードの接地面における予備はんだ皮膜の
表面が中央部が盛り上がった凸曲面になっていると、ア
ウタリードが接続装置のコンタクト部に上から押接され
た際、アウタリードがシーソーのように傾いて変形する
ため、アウタリードの平坦度不良や、アウタリード先端
の不揃い不良が発生する。
【0006】はんだディップ法による予備はんだ皮膜は
上記問題を有しているため、表面実装形パッケージを備
えているICのアウタリードの予備はんだ皮膜ははんだ
めっき法によって形成されるのが一般的である。
上記問題を有しているため、表面実装形パッケージを備
えているICのアウタリードの予備はんだ皮膜ははんだ
めっき法によって形成されるのが一般的である。
【0007】しかし、はんだめっき法は洗浄装置、めっ
き装置、めっき廃液の処理施設等に多大な投資を必要と
する。しかも、めっき技術は経験を必要とする難度の高
い技術であり、半導体装置の自動化ラインに組み込むの
も難しい。このため、前述したはんだディップ処理等の
溶融はんだ被着法によってアウタリードに予備はんだ皮
膜を形成することが望まれている。
き装置、めっき廃液の処理施設等に多大な投資を必要と
する。しかも、めっき技術は経験を必要とする難度の高
い技術であり、半導体装置の自動化ラインに組み込むの
も難しい。このため、前述したはんだディップ処理等の
溶融はんだ被着法によってアウタリードに予備はんだ皮
膜を形成することが望まれている。
【0008】本発明の目的は、はんだディップ処理等の
溶融はんだ被着法によってアウタリードの表面に予備は
んだ皮膜を被着する場合において、予備はんだ皮膜が凸
曲面に盛り上がらずにできるだけ平面状になるように形
成されるようにした半導体装置を提供することにある。
溶融はんだ被着法によってアウタリードの表面に予備は
んだ皮膜を被着する場合において、予備はんだ皮膜が凸
曲面に盛り上がらずにできるだけ平面状になるように形
成されるようにした半導体装置を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0011】すなわち、表面実装形パッケージを備えて
いる半導体装置の各アウタリードにおけるはんだ付け実
装部の少なくとも接地面には、溶融はんだ被着法により
被着される予備はんだ皮膜が表面張力によって盛り上が
るのを小さくするための盛り上がり抑制凹所が形成され
ている。
いる半導体装置の各アウタリードにおけるはんだ付け実
装部の少なくとも接地面には、溶融はんだ被着法により
被着される予備はんだ皮膜が表面張力によって盛り上が
るのを小さくするための盛り上がり抑制凹所が形成され
ている。
【0012】
【作用】前記した手段によれば、アウタリードにおける
はんだ付け実装部の少なくとも接地面に凹所が形成され
ていることにより、予備はんだ皮膜の被着工程におい
て、アウタリードが溶融はんだによって濡らされた際
に、溶融はんだが凹所内に収容されることによって溶融
はんだの表面張力による円弧形の半径は大きくなるた
め、その溶融はんだが固化して形成された予備はんだ皮
膜は円弧形に盛り上がらずに平面状に形成される。
はんだ付け実装部の少なくとも接地面に凹所が形成され
ていることにより、予備はんだ皮膜の被着工程におい
て、アウタリードが溶融はんだによって濡らされた際
に、溶融はんだが凹所内に収容されることによって溶融
はんだの表面張力による円弧形の半径は大きくなるた
め、その溶融はんだが固化して形成された予備はんだ皮
膜は円弧形に盛り上がらずに平面状に形成される。
【0013】したがって、半導体装置の電気的特性試験
時において、アウタリードが接続装置のコンタクト部に
押接された際、アウタリードの実装部の接地面はコンタ
クト部に対して全面が密着するように接触される状態に
なる。その結果、アウタリードの実装部がシーソーのよ
うに揺れることはなく、アウタリードが変形するのが防
止されるため、アウタリードの平坦度不良や先端の不揃
い等が発生するのは防止されることになる。
時において、アウタリードが接続装置のコンタクト部に
押接された際、アウタリードの実装部の接地面はコンタ
クト部に対して全面が密着するように接触される状態に
なる。その結果、アウタリードの実装部がシーソーのよ
うに揺れることはなく、アウタリードが変形するのが防
止されるため、アウタリードの平坦度不良や先端の不揃
い等が発生するのは防止されることになる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるシン(Thi
n)タイプのスモール・アウトライン・パッケージを備
えている半導体集積回路装置(以下、TSOP・ICと
いう。)を示しており、(a)は一部切断正面図、
(b)はアウタリードの縦断面図である。図2はそのT
SOP・ICの樹脂封止後のリードフレーム状態を示す
一部切断平面図、図3はその切断工程後を示す一部切断
平面図、図4はその予備はんだ処理後を示す一部切断平
面図である。図5は電気特性試験時の変形作用を説明す
るための図であり、(a)はTSOP・ICが接続装置
に配置された状態の正面断面図、(b)は接地面の押接
状態を示す拡大部分断面図、(c)は比較例の拡大部分
断面図である。図6は図1のTSOP・ICの実装状態
を示す一部切断正面図である。
n)タイプのスモール・アウトライン・パッケージを備
えている半導体集積回路装置(以下、TSOP・ICと
いう。)を示しており、(a)は一部切断正面図、
(b)はアウタリードの縦断面図である。図2はそのT
SOP・ICの樹脂封止後のリードフレーム状態を示す
一部切断平面図、図3はその切断工程後を示す一部切断
平面図、図4はその予備はんだ処理後を示す一部切断平
面図である。図5は電気特性試験時の変形作用を説明す
るための図であり、(a)はTSOP・ICが接続装置
に配置された状態の正面断面図、(b)は接地面の押接
状態を示す拡大部分断面図、(c)は比較例の拡大部分
断面図である。図6は図1のTSOP・ICの実装状態
を示す一部切断正面図である。
【0015】本実施例において、本発明に係る半導体装
置は、表面実装形パッケージを備えている半導体装置の
一例であるTSOP・ICとして構成されている。この
TSOP・IC19のシン・スモール・アウトライン・
パッケージ(以下、TSOPという。)は、長方形の平
盤形状に形成された樹脂封止体14と、この樹脂封止体
14の短辺側の2側面から突設されてガル・ウイング形
状に屈曲成形された複数本のアウタリード10とを備え
ており、各アウタリード10の表面に予備はんだ皮膜1
5がはんだディップ法によって被着されている。アウタ
リード10には盛り上がり抑制凹所としての凹曲面16
が形成されているため、予備はんだ皮膜15の外面の形
状は図1の(b)に示されているように平坦面に形成さ
れている。そして、このTSOP・IC19は以下に説
明する製造方法によって製造されている。
置は、表面実装形パッケージを備えている半導体装置の
一例であるTSOP・ICとして構成されている。この
TSOP・IC19のシン・スモール・アウトライン・
パッケージ(以下、TSOPという。)は、長方形の平
盤形状に形成された樹脂封止体14と、この樹脂封止体
14の短辺側の2側面から突設されてガル・ウイング形
状に屈曲成形された複数本のアウタリード10とを備え
ており、各アウタリード10の表面に予備はんだ皮膜1
5がはんだディップ法によって被着されている。アウタ
リード10には盛り上がり抑制凹所としての凹曲面16
が形成されているため、予備はんだ皮膜15の外面の形
状は図1の(b)に示されているように平坦面に形成さ
れている。そして、このTSOP・IC19は以下に説
明する製造方法によって製造されている。
【0016】以下、TSOP・ICの製造方法を説明す
る。この説明により、前記したTSOP・ICの構成の
詳細が共に明らかにされる。この製造方法には図2に示
されている多連リードフレーム1が使用される。この多
連リードフレーム1は燐青銅や無酸素銅等の銅系(銅ま
たはその合金)材料から成る薄板、または、42アロイ
やコバール等の鉄系(鉄またはその合金)材料から成る
薄板が用いられて、打ち抜きプレス加工またはエッチン
グ加工等の適当な手段により一体成形されており、この
多連リードフレーム1の表面にはめっき処理が適宜施さ
れる。この多連リードフレーム1には複数の単位リード
フレーム2が一方向に1列に並設されている。但し、図
では一単位のみが示されている。
る。この説明により、前記したTSOP・ICの構成の
詳細が共に明らかにされる。この製造方法には図2に示
されている多連リードフレーム1が使用される。この多
連リードフレーム1は燐青銅や無酸素銅等の銅系(銅ま
たはその合金)材料から成る薄板、または、42アロイ
やコバール等の鉄系(鉄またはその合金)材料から成る
薄板が用いられて、打ち抜きプレス加工またはエッチン
グ加工等の適当な手段により一体成形されており、この
多連リードフレーム1の表面にはめっき処理が適宜施さ
れる。この多連リードフレーム1には複数の単位リード
フレーム2が一方向に1列に並設されている。但し、図
では一単位のみが示されている。
【0017】単位リードフレーム2は位置決め孔3aが
明けられている外枠3を一対備えており、両外枠3は所
定の間隔で平行一連にそれぞれ延設されている。隣り合
う単位リードフレーム2、2間には一対のセクション枠
4が両外枠3、3間に互いに平行に配されて一体的に架
設されており、これら外枠、セクション枠により形成さ
れる略正方形の枠体内に単位リードフレーム2が構成さ
れている。
明けられている外枠3を一対備えており、両外枠3は所
定の間隔で平行一連にそれぞれ延設されている。隣り合
う単位リードフレーム2、2間には一対のセクション枠
4が両外枠3、3間に互いに平行に配されて一体的に架
設されており、これら外枠、セクション枠により形成さ
れる略正方形の枠体内に単位リードフレーム2が構成さ
れている。
【0018】各単位リードフレーム2において、外枠3
にはタブ吊りリード5が直角方向に配されて一体的に突
設されており、タブ吊りリード5の先端には略長方形の
平板形状に形成されたタブ6が、外枠3、3およびセク
ション枠4、4の枠形状と略同心的に配されて一体的に
吊持されている。そして、タブ吊りリード5が中間部に
おいて屈曲されることにより、タブ6は後記するリード
群と平行な状態で一方向に下げられる(所謂タブ下
げ。)
にはタブ吊りリード5が直角方向に配されて一体的に突
設されており、タブ吊りリード5の先端には略長方形の
平板形状に形成されたタブ6が、外枠3、3およびセク
ション枠4、4の枠形状と略同心的に配されて一体的に
吊持されている。そして、タブ吊りリード5が中間部に
おいて屈曲されることにより、タブ6は後記するリード
群と平行な状態で一方向に下げられる(所謂タブ下
げ。)
【0019】外枠3、3間にはダム部材7が一対、タブ
6の両脇位置に互いに対称形に配されて直角に架設され
ており、両ダム部材7、7には複数本のリード8が長手
方向に等間隔に配されて、互いに平行で、ダム部材7と
直交するように一体的に突設されている。そして、各リ
ード8のタブ側端部は先端をタブ6に近接してこれを取
り囲むように配されることにより、インナリード9をそ
れぞれ構成している。他方、各リード8の反タブ側延長
部分はその先端がセクション枠4にそれぞれ接続されて
おり、セクション枠4から離間して切り離されることに
よりアウタリード10をそれぞれ構成するようになって
いる。また、ダム部材7における隣り合うリード8、8
間の部分はパッケージ成形時にレジンの流れをせき止め
るダム7aを実質的に構成するようになっている。
6の両脇位置に互いに対称形に配されて直角に架設され
ており、両ダム部材7、7には複数本のリード8が長手
方向に等間隔に配されて、互いに平行で、ダム部材7と
直交するように一体的に突設されている。そして、各リ
ード8のタブ側端部は先端をタブ6に近接してこれを取
り囲むように配されることにより、インナリード9をそ
れぞれ構成している。他方、各リード8の反タブ側延長
部分はその先端がセクション枠4にそれぞれ接続されて
おり、セクション枠4から離間して切り離されることに
よりアウタリード10をそれぞれ構成するようになって
いる。また、ダム部材7における隣り合うリード8、8
間の部分はパッケージ成形時にレジンの流れをせき止め
るダム7aを実質的に構成するようになっている。
【0020】以上のように構成されている多連リードフ
レーム1における各単位リードフレーム2のタブ6上に
は集積回路を作り込まれたペレット12が適当な手段に
より形成されたボンディング層11によって、図2に示
されているようにボンディングされている。そして、ボ
ンディングされたペレット12の電極パッドには各イン
ナリード9との間にワイヤ13がそれぞれボンディング
されている。この状態において、ペレット12に作り込
まれた集積回路は電極パッド、ワイヤ13、インナリー
ド9およびアウタリード10を介して電気的に外部に引
き出されるようになっている。
レーム1における各単位リードフレーム2のタブ6上に
は集積回路を作り込まれたペレット12が適当な手段に
より形成されたボンディング層11によって、図2に示
されているようにボンディングされている。そして、ボ
ンディングされたペレット12の電極パッドには各イン
ナリード9との間にワイヤ13がそれぞれボンディング
されている。この状態において、ペレット12に作り込
まれた集積回路は電極パッド、ワイヤ13、インナリー
ド9およびアウタリード10を介して電気的に外部に引
き出されるようになっている。
【0021】そして、このように構成されてペレット1
2が搭載された単位リードフレーム2にはTSOPの樹
脂封止体14が、トランスファ成形装置(図示せず)に
より成形材料として樹脂が使用されて、図2に示されて
いるように略長方形の平盤形状に一体成形される。そし
て、この樹脂封止体14により前記インナリード9、ペ
レット12、ワイヤ13およびタブ6が樹脂封止され
る。この状態において、タブ6等以外のアウタリード1
0群は樹脂封止体14の短辺側の2側面からそれぞれ突
出された状態になっている。
2が搭載された単位リードフレーム2にはTSOPの樹
脂封止体14が、トランスファ成形装置(図示せず)に
より成形材料として樹脂が使用されて、図2に示されて
いるように略長方形の平盤形状に一体成形される。そし
て、この樹脂封止体14により前記インナリード9、ペ
レット12、ワイヤ13およびタブ6が樹脂封止され
る。この状態において、タブ6等以外のアウタリード1
0群は樹脂封止体14の短辺側の2側面からそれぞれ突
出された状態になっている。
【0022】その後、単位リードフレーム2は図3に示
されているように、タブ吊りリード5の樹脂封止体14
からの突出部、セクション枠4とアウタリード10との
接続部、およびダム7aをそれぞれ切断される。
されているように、タブ吊りリード5の樹脂封止体14
からの突出部、セクション枠4とアウタリード10との
接続部、およびダム7aをそれぞれ切断される。
【0023】本実施例においては、アウタリード10群
が切断される以前または以後に、アウタリード10の両
方の主面(以下、上面および下面とする。)にははんだ
盛り上がり抑制凹所としての凹曲面16がリード成形装
置(図示せず)が使用されて、図1(b)に示されてい
るように断面鼓形状に成形加工される。例えば、アウタ
リード10の上面および下面に凸曲面を有する上型およ
び下型が押し付けられて、凹曲面16、16が塑性加工
によってそれぞれ没設される。なお、この凹曲面16、
16の塑性加工時には、アウタリード10の幅方向の両
側に余肉がはみ出るため、凹曲面16、16の塑性加工
後に、この余肉は打抜き加工によって切除することが望
ましい。
が切断される以前または以後に、アウタリード10の両
方の主面(以下、上面および下面とする。)にははんだ
盛り上がり抑制凹所としての凹曲面16がリード成形装
置(図示せず)が使用されて、図1(b)に示されてい
るように断面鼓形状に成形加工される。例えば、アウタ
リード10の上面および下面に凸曲面を有する上型およ
び下型が押し付けられて、凹曲面16、16が塑性加工
によってそれぞれ没設される。なお、この凹曲面16、
16の塑性加工時には、アウタリード10の幅方向の両
側に余肉がはみ出るため、凹曲面16、16の塑性加工
後に、この余肉は打抜き加工によって切除することが望
ましい。
【0024】以上のようにして上面および下面に凹曲面
16、16をそれぞれ形成されたアウタリード10群の
表面には予備はんだ皮膜15が、はんだディップ処理に
よって図4に示されているように被着される。例えば、
アウタリード10群が溶融はんだが貯留されているはん
だ浴槽中や、溶融はんだが噴き上げられている噴流中に
浸漬されて、はんだ皮膜15がアウタリード10の表面
に被着される。
16、16をそれぞれ形成されたアウタリード10群の
表面には予備はんだ皮膜15が、はんだディップ処理に
よって図4に示されているように被着される。例えば、
アウタリード10群が溶融はんだが貯留されているはん
だ浴槽中や、溶融はんだが噴き上げられている噴流中に
浸漬されて、はんだ皮膜15がアウタリード10の表面
に被着される。
【0025】この際、アウタリード10の上面および下
面には凹曲面16、16が形成されているため、アウタ
リード10の表面に被着された予備はんだ皮膜15の外
面は図1(b)に示されているように平面状に形成され
る。すなわち、アウタリード10が溶融はんだ液中に浸
漬されると、溶融はんだ液がアウタリード10の表面に
付着し、付着した溶融はんだ液の表面は表面張力によっ
てできるだけ直径の小さい球面を形成しようとする。し
かし、アウタリード10の上面と下面とにそれぞれ付着
した溶融はんだ液は凹曲面16、16の凹所内に収容さ
れるため、その表側に形成される表面張力による表面の
円弧の直径は大きくなる。つまり、凹曲面16によって
溶融はんだ液の接触面積が増加されるとともに、その接
触状態を維持するために溶融はんだ液の大部分は凹曲面
16の凹所内にそれぞれ収容される状態になり、その結
果、盛り上がるのに必要な溶融はんだ液は無くなってし
まう状態になり、表面張力があっても盛り上がりは起こ
らない状態になる。
面には凹曲面16、16が形成されているため、アウタ
リード10の表面に被着された予備はんだ皮膜15の外
面は図1(b)に示されているように平面状に形成され
る。すなわち、アウタリード10が溶融はんだ液中に浸
漬されると、溶融はんだ液がアウタリード10の表面に
付着し、付着した溶融はんだ液の表面は表面張力によっ
てできるだけ直径の小さい球面を形成しようとする。し
かし、アウタリード10の上面と下面とにそれぞれ付着
した溶融はんだ液は凹曲面16、16の凹所内に収容さ
れるため、その表側に形成される表面張力による表面の
円弧の直径は大きくなる。つまり、凹曲面16によって
溶融はんだ液の接触面積が増加されるとともに、その接
触状態を維持するために溶融はんだ液の大部分は凹曲面
16の凹所内にそれぞれ収容される状態になり、その結
果、盛り上がるのに必要な溶融はんだ液は無くなってし
まう状態になり、表面張力があっても盛り上がりは起こ
らない状態になる。
【0026】アウタリード10群は予備はんだ皮膜15
が被着された以後または以前に、リード成形装置(図示
せず)により、図1(a)に示されているように、樹脂
封止体14の外部において下方に屈曲され、かつ、水平
外方向に屈曲されることにより所謂ガル・ウイング形状
に成形される。このようにしてアウタリード10群がガ
ル・ウイング形状に成形された状態において、各アウタ
リード10における実装部の接地面群は全体的に略水平
な状態になっている。この状態において、TSOP・I
C19が製造されたことになる。
が被着された以後または以前に、リード成形装置(図示
せず)により、図1(a)に示されているように、樹脂
封止体14の外部において下方に屈曲され、かつ、水平
外方向に屈曲されることにより所謂ガル・ウイング形状
に成形される。このようにしてアウタリード10群がガ
ル・ウイング形状に成形された状態において、各アウタ
リード10における実装部の接地面群は全体的に略水平
な状態になっている。この状態において、TSOP・I
C19が製造されたことになる。
【0027】上記TSOP・IC19は電気的特性を検
査するために、エージング試験やバーンイン試験等が実
施される。このような試験において、被検査物としての
TSOP・ICを試験装置のテスタに電気的に接続する
ために接続装置が使用されている。図5はこの接続装置
の一例を示しており、この接続装置はデバイスボード2
0を備えている。このデバイスボード20の上に真空吸
着コレット23によって保持されたTSOP・IC19
が移載されて位置規制されるとともに、デバイスボード
20の上に配置されたTSOP・IC19はコレット2
3によってデバイスボード20の上に押接されてセッテ
ィングされる。
査するために、エージング試験やバーンイン試験等が実
施される。このような試験において、被検査物としての
TSOP・ICを試験装置のテスタに電気的に接続する
ために接続装置が使用されている。図5はこの接続装置
の一例を示しており、この接続装置はデバイスボード2
0を備えている。このデバイスボード20の上に真空吸
着コレット23によって保持されたTSOP・IC19
が移載されて位置規制されるとともに、デバイスボード
20の上に配置されたTSOP・IC19はコレット2
3によってデバイスボード20の上に押接されてセッテ
ィングされる。
【0028】他方、デバイスボード20は絶縁材料が用
いられて平盤形状に形成された本体21を備えており、
本体21の上面にはTSOP・IC19に電気的に接続
するためのコンタクト22が多数個、2列縦隊に配設さ
れている。コンタクト22はTSOP・IC19のアウ
タリード10と同数のものを一群としてテスタ(図示せ
ず)にそれぞれ電気的に接続されており、対向するTS
OP・IC19のアウタリード10群にそれぞれ接触す
るように構成されている。
いられて平盤形状に形成された本体21を備えており、
本体21の上面にはTSOP・IC19に電気的に接続
するためのコンタクト22が多数個、2列縦隊に配設さ
れている。コンタクト22はTSOP・IC19のアウ
タリード10と同数のものを一群としてテスタ(図示せ
ず)にそれぞれ電気的に接続されており、対向するTS
OP・IC19のアウタリード10群にそれぞれ接触す
るように構成されている。
【0029】電気的特性試験に際して、TSOP・IC
19はデバイスボード20上の所定位置に配置される
と、アウタリード10群における実装部の接地面はデバ
イスボード20上面のコンタクト22に当接されて、コ
レット23によりそれぞれ押し付けられる。この状態
で、TSOP・IC19はアウタリード10およびコン
タクト22を通じてテスタに電気的に接続され、テスタ
との間で信号を交わすことにより電気的特性試験が実施
される。
19はデバイスボード20上の所定位置に配置される
と、アウタリード10群における実装部の接地面はデバ
イスボード20上面のコンタクト22に当接されて、コ
レット23によりそれぞれ押し付けられる。この状態
で、TSOP・IC19はアウタリード10およびコン
タクト22を通じてテスタに電気的に接続され、テスタ
との間で信号を交わすことにより電気的特性試験が実施
される。
【0030】ところで、図5の(c)に示されているよ
うに、アウタリード10の実装部における接地面に凸曲
面の予備はんだ皮膜15Aが形成されている従来例の場
合、コレット23によってTSOP・IC19が押し下
げられてアウタリード10の接地面がコンタクト22に
押し付けられた際に、予備はんだ皮膜15Aの凸曲面に
倣ってアウタリード10の接地面がシーソーのように揺
動する現象(矢印参照)が起こるため、アウタリード1
0が変形されてしまう。
うに、アウタリード10の実装部における接地面に凸曲
面の予備はんだ皮膜15Aが形成されている従来例の場
合、コレット23によってTSOP・IC19が押し下
げられてアウタリード10の接地面がコンタクト22に
押し付けられた際に、予備はんだ皮膜15Aの凸曲面に
倣ってアウタリード10の接地面がシーソーのように揺
動する現象(矢印参照)が起こるため、アウタリード1
0が変形されてしまう。
【0031】しかし、本実施例においては、図5(b)
に示されているように、TSOP・IC19のアウタリ
ード10の接地面における予備はんだ皮膜15の表面は
平面状に形成されているため、TSOP・IC19がコ
レット23によって押し下げられて接地面がコンタクト
22に押接された際に、接地面はコンタクト22の上面
に対して全面が密着するように接触される状態になる。
その結果、アウタリード10の接地面がシーソーのよう
に揺動する現象が発生することはなく、それによってア
ウタリード10が変形するのは未然に防止されるため、
アウタリード10の平坦度不良や先端の不揃い等が生じ
るのは防止されることになる。
に示されているように、TSOP・IC19のアウタリ
ード10の接地面における予備はんだ皮膜15の表面は
平面状に形成されているため、TSOP・IC19がコ
レット23によって押し下げられて接地面がコンタクト
22に押接された際に、接地面はコンタクト22の上面
に対して全面が密着するように接触される状態になる。
その結果、アウタリード10の接地面がシーソーのよう
に揺動する現象が発生することはなく、それによってア
ウタリード10が変形するのは未然に防止されるため、
アウタリード10の平坦度不良や先端の不揃い等が生じ
るのは防止されることになる。
【0032】前記構成に係るTSOP・IC19は実装
基板(以下、プリント配線基板ということがある。)
に、図6に示されているように表面実装されて使用され
る。TSOP・IC19が実装されるプリント配線基板
30は基板本体31を備えており、この基板本体31は
ガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料が用いられて長方形の
平板形状に形成されている。基板本体31の一主面には
複数個のランド32が形成されており、各ランド32は
銅箔等の導電材料が用いられてリソグラフィーおよびエ
ッチング処理等の適当な手段により、アウタリード10
の接地面よりも若干大きめの微小な長方形の薄板に形成
されている。そして、各ランド32の上にははんだペー
ストがスクリーン印刷法等の適当な手段により、それぞ
れ塗布されている。また、各ランド32には基板本体3
1に敷設された電気配線(図示せず)が電気的にそれぞ
れ接続されている。
基板(以下、プリント配線基板ということがある。)
に、図6に示されているように表面実装されて使用され
る。TSOP・IC19が実装されるプリント配線基板
30は基板本体31を備えており、この基板本体31は
ガラスエポキシ樹脂等の絶縁材料が用いられて長方形の
平板形状に形成されている。基板本体31の一主面には
複数個のランド32が形成されており、各ランド32は
銅箔等の導電材料が用いられてリソグラフィーおよびエ
ッチング処理等の適当な手段により、アウタリード10
の接地面よりも若干大きめの微小な長方形の薄板に形成
されている。そして、各ランド32の上にははんだペー
ストがスクリーン印刷法等の適当な手段により、それぞ
れ塗布されている。また、各ランド32には基板本体3
1に敷設された電気配線(図示せず)が電気的にそれぞ
れ接続されている。
【0033】そして、ランド32群は前記TSOP・I
C19のアウタリード10における接地面にそれぞれ対
応するように配列されている。すなわち、ランド32群
はTSOP・IC19のアウタリード10における接地
面の2列縦隊に対応して2列縦隊に整列されているとと
もに、各列のランド32、32間のピッチはアウタリー
ド10、10間のピッチに対応されている。したがっ
て、TSOP・IC19が実装される実装基板30にお
いて、ランド32は大きさがアウタリード10の接地面
に対応して微小に形成されているとともに、そのランド
間ピッチも微小に設定されていることになる。
C19のアウタリード10における接地面にそれぞれ対
応するように配列されている。すなわち、ランド32群
はTSOP・IC19のアウタリード10における接地
面の2列縦隊に対応して2列縦隊に整列されているとと
もに、各列のランド32、32間のピッチはアウタリー
ド10、10間のピッチに対応されている。したがっ
て、TSOP・IC19が実装される実装基板30にお
いて、ランド32は大きさがアウタリード10の接地面
に対応して微小に形成されているとともに、そのランド
間ピッチも微小に設定されていることになる。
【0034】TSOP・IC19がこのプリント配線基
板30に表面実装される際、TSOP・IC19はプリ
ント配線基板30の上に各アウタリード10の接地面が
各ランド32のはんだペースト内に少し埋設されるよう
にして各ランド32に載置される。
板30に表面実装される際、TSOP・IC19はプリ
ント配線基板30の上に各アウタリード10の接地面が
各ランド32のはんだペースト内に少し埋設されるよう
にして各ランド32に載置される。
【0035】その後、TSOP・IC19がセットされ
たプリント配線基板30は、赤外線リフロー等の適当な
リフローはんだ付け処理方法によって、はんだ付け処理
される。
たプリント配線基板30は、赤外線リフロー等の適当な
リフローはんだ付け処理方法によって、はんだ付け処理
される。
【0036】このリフローはんだ付け処理において、各
ランド32にそれぞれ塗布されているはんだペーストが
加熱溶融するとともに、各アウタリード10に被着され
ている予備はんだ皮膜15が加熱溶融する。そして、ラ
ンド32のはんだペーストが溶融してなる液状のはんだ
はアウタリード10の表面を覆うように流れて行く。こ
の際、アウタリード10の表面に切れ目なく連続して予
備はんだ皮膜15が被着されているため、ランド32の
はんだペーストが溶融してなる液状のはんだはアウタリ
ード10の接地部における上側表面に沿って円滑に流れ
て行きアウタリード10の接地部の全周面を覆うはんだ
付け部34が形成される。このようにして、TSOP・
IC19はプリント配線基板30に電気的かつ機械的に
接続され、図6に示されているように表面実装された状
態になる。
ランド32にそれぞれ塗布されているはんだペーストが
加熱溶融するとともに、各アウタリード10に被着され
ている予備はんだ皮膜15が加熱溶融する。そして、ラ
ンド32のはんだペーストが溶融してなる液状のはんだ
はアウタリード10の表面を覆うように流れて行く。こ
の際、アウタリード10の表面に切れ目なく連続して予
備はんだ皮膜15が被着されているため、ランド32の
はんだペーストが溶融してなる液状のはんだはアウタリ
ード10の接地部における上側表面に沿って円滑に流れ
て行きアウタリード10の接地部の全周面を覆うはんだ
付け部34が形成される。このようにして、TSOP・
IC19はプリント配線基板30に電気的かつ機械的に
接続され、図6に示されているように表面実装された状
態になる。
【0037】前記実施例によれば次の効果が得られる。 アウタリード10に凹曲面16が形成されているこ
とにより、アウタリード10にはんだディップ処理によ
って予備はんだ皮膜15を被着される際に、予備はんだ
皮膜15の外側表面は溶融はんだの表面張力にかかわら
ず、凸曲面にならずに平面状に形成される。そのため、
はんだディップ処理された後の電気的特性試験時におい
て、アウタリード10が接続装置20のコンタクト22
に上から押接された際、アウタリード10の接地面がコ
ンタクト22の上面に対して全面が密着するようにして
接触するため、アウタリード10が変形するのが防止さ
れ、アウタリード10の平坦度不良やアウタリード先端
の不揃い等の不具合が発生するのを防止することができ
る。
とにより、アウタリード10にはんだディップ処理によ
って予備はんだ皮膜15を被着される際に、予備はんだ
皮膜15の外側表面は溶融はんだの表面張力にかかわら
ず、凸曲面にならずに平面状に形成される。そのため、
はんだディップ処理された後の電気的特性試験時におい
て、アウタリード10が接続装置20のコンタクト22
に上から押接された際、アウタリード10の接地面がコ
ンタクト22の上面に対して全面が密着するようにして
接触するため、アウタリード10が変形するのが防止さ
れ、アウタリード10の平坦度不良やアウタリード先端
の不揃い等の不具合が発生するのを防止することができ
る。
【0038】 上記により、電気的特性試験の作業
を良好に行うことができる。また、特性試験は電気的に
実施されるため、万一、アウタリードの外観不良が発生
しても良品として判定してしまう。したがって、アウタ
リードの外観不良検査が電気的特性試験以後に実施され
ない場合には電気的特性試験で発生したアウタリード不
良品が出荷されてしまう可能性がある。しかし、上記
により、これを未然に回避することができる。
を良好に行うことができる。また、特性試験は電気的に
実施されるため、万一、アウタリードの外観不良が発生
しても良品として判定してしまう。したがって、アウタ
リードの外観不良検査が電気的特性試験以後に実施され
ない場合には電気的特性試験で発生したアウタリード不
良品が出荷されてしまう可能性がある。しかし、上記
により、これを未然に回避することができる。
【0039】 上記で述べたように、予備はんだ皮
膜15をはんだディップ処理によって被着することがで
きるため、作業が容易で、コストも低減することがで
き、また、TSOP・ICの製造工程中に組み込むこと
が可能になる。さらに、はんだディップ処理によって形
成された予備はんだ皮膜15は有機物の共析がなく、美
しい金属光沢を有するため外観が優れている。
膜15をはんだディップ処理によって被着することがで
きるため、作業が容易で、コストも低減することがで
き、また、TSOP・ICの製造工程中に組み込むこと
が可能になる。さらに、はんだディップ処理によって形
成された予備はんだ皮膜15は有機物の共析がなく、美
しい金属光沢を有するため外観が優れている。
【0040】図7(a)および(b)は本発明の実施例
2を示しており、(a)は予備はんだ皮膜被着前におけ
るアウタリードの接地面を示す底面図、(b)は同じく
接地部の拡大正面断面図である。
2を示しており、(a)は予備はんだ皮膜被着前におけ
るアウタリードの接地面を示す底面図、(b)は同じく
接地部の拡大正面断面図である。
【0041】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
アウタリード10は矩形断面であり、その上面10aと
下面10bとに盛り上がり抑制凹所としての凹条17が
多数条、ローレット加工等の適当な手段により縦横に刻
設されている点である。
アウタリード10は矩形断面であり、その上面10aと
下面10bとに盛り上がり抑制凹所としての凹条17が
多数条、ローレット加工等の適当な手段により縦横に刻
設されている点である。
【0042】本実施例2によれば、アウタリード10の
表面にはんだディップ処理によって予備はんだ皮膜被着
処理を行った場合に、アウタリード10の上面10aと
下面10bとに刻設された凹条17の凹所内に溶融はん
だが収容されるため、溶融はんだの表面張力によって形
成される予備はんだ皮膜の表面の盛り上がりを減少させ
て、予備はんだ皮膜を平面状に形成することができ、前
記実施例1と同様の作用および効果が得られる。
表面にはんだディップ処理によって予備はんだ皮膜被着
処理を行った場合に、アウタリード10の上面10aと
下面10bとに刻設された凹条17の凹所内に溶融はん
だが収容されるため、溶融はんだの表面張力によって形
成される予備はんだ皮膜の表面の盛り上がりを減少させ
て、予備はんだ皮膜を平面状に形成することができ、前
記実施例1と同様の作用および効果が得られる。
【0043】図7(c)および(d)は本発明の実施例
3を示しており、(a)は予備はんだ皮膜被着前におけ
るアウタリードの接地面を示す底面図、(b)は同じく
接地部の拡大正面断面図である。
3を示しており、(a)は予備はんだ皮膜被着前におけ
るアウタリードの接地面を示す底面図、(b)は同じく
接地部の拡大正面断面図である。
【0044】本実施例3が前記実施例2と異なる点は、
アウタリード10の上面10aと下面10bとに盛り上
がり抑制凹所としての凹条17が複数条、一方向にだけ
延在するように刻設されている点である。すなわち、凹
条17はアウタリード10の長手方向に延びており、幅
方向に間隔をおいて複数本形成されている。
アウタリード10の上面10aと下面10bとに盛り上
がり抑制凹所としての凹条17が複数条、一方向にだけ
延在するように刻設されている点である。すなわち、凹
条17はアウタリード10の長手方向に延びており、幅
方向に間隔をおいて複数本形成されている。
【0045】本実施例3によれば、前記実施例2と同様
に、アウタリード10の表面にはんだディップ処理によ
って予備はんだ皮膜被着処理を行った場合に、アウタリ
ード10の上面10aと下面10bとに刻設された凹条
17の凹所内に溶融はんだが収容されるため、溶融はん
だの表面張力によって形成される予備はんだ皮膜の表面
の盛り上がりを減少させて、予備はんだ皮膜を平面状に
形成することができ、前記実施例1と同様の作用および
効果が得られる。
に、アウタリード10の表面にはんだディップ処理によ
って予備はんだ皮膜被着処理を行った場合に、アウタリ
ード10の上面10aと下面10bとに刻設された凹条
17の凹所内に溶融はんだが収容されるため、溶融はん
だの表面張力によって形成される予備はんだ皮膜の表面
の盛り上がりを減少させて、予備はんだ皮膜を平面状に
形成することができ、前記実施例1と同様の作用および
効果が得られる。
【0046】図7(e)および(f)は本発明の実施例
4を示しており、(a)は予備はんだ皮膜被着前におけ
るアウタリードの接地面を示す底面図、(b)は同じく
接地部の拡大正面断面図である。
4を示しており、(a)は予備はんだ皮膜被着前におけ
るアウタリードの接地面を示す底面図、(b)は同じく
接地部の拡大正面断面図である。
【0047】本実施例4が前記実施例1と異なる点は、
アウタリード10は矩形断面であり、その接地部に盛り
上がり抑制凹所としての透孔18が複数個、上面10
a、下面10bを貫通するように打ち抜き加工によって
形成されている点である。
アウタリード10は矩形断面であり、その接地部に盛り
上がり抑制凹所としての透孔18が複数個、上面10
a、下面10bを貫通するように打ち抜き加工によって
形成されている点である。
【0048】本実施例4によれば、前記実施例1と同様
に、アウタリード10の表面にはんだディップ処理によ
って予備はんだ皮膜被着処理を行った場合に、溶融はん
だを透孔18の凹所内に収容することができるため、ア
ウタリード10の接地部における上面10aと下面10
bとに被着される予備はんだ皮膜の表面の盛り上がりを
減少させて平面状に形成させることができ、前記実施例
1と同様の作用および効果が得られる。
に、アウタリード10の表面にはんだディップ処理によ
って予備はんだ皮膜被着処理を行った場合に、溶融はん
だを透孔18の凹所内に収容することができるため、ア
ウタリード10の接地部における上面10aと下面10
bとに被着される予備はんだ皮膜の表面の盛り上がりを
減少させて平面状に形成させることができ、前記実施例
1と同様の作用および効果が得られる。
【0049】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】例えば、予備はんだ皮膜の表面を平面状に
するための凹所としての凹曲面16や複数条の凹条17
は、予備はんだ皮膜15の凸曲面によるアウタリードの
変形を防止するためには、アウタリード10における接
地部の少なくとも接地面に形成すればよい。
するための凹所としての凹曲面16や複数条の凹条17
は、予備はんだ皮膜15の凸曲面によるアウタリードの
変形を防止するためには、アウタリード10における接
地部の少なくとも接地面に形成すればよい。
【0051】また、凹曲面16や凹条17および透孔1
8の成形加工はエッチング加工によって行うこともでき
る。
8の成形加工はエッチング加工によって行うこともでき
る。
【0052】予備はんだ皮膜をアウタリードに被着する
方法としては、はんだディップ処理を使用するに限ら
ず、固形または半流動のはんだ材料をアウタリードの表
面に供給した後に加熱溶融させて被着する方法等の溶融
はんだ被着法全般を使用することができる。
方法としては、はんだディップ処理を使用するに限ら
ず、固形または半流動のはんだ材料をアウタリードの表
面に供給した後に加熱溶融させて被着する方法等の溶融
はんだ被着法全般を使用することができる。
【0053】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるTSO
P・ICの実装技術につき説明したが、それに限定され
るものではなく、アウタリードが4方向に突設されてい
るクワッド・フラット・パッケージを備えているIC
(QFP・IC)等の実装技術についても適用すること
ができる。また、本発明は表面実装形樹脂封止パッケー
ジの半導体装置の他、表面実装形気密封止パッケージの
半導体装置にも適用することができる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるTSO
P・ICの実装技術につき説明したが、それに限定され
るものではなく、アウタリードが4方向に突設されてい
るクワッド・フラット・パッケージを備えているIC
(QFP・IC)等の実装技術についても適用すること
ができる。また、本発明は表面実装形樹脂封止パッケー
ジの半導体装置の他、表面実装形気密封止パッケージの
半導体装置にも適用することができる。
【0054】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0055】表面実装形パッケージのアウタリードの少
なくとも接地面に、溶融はんだ被着法で被着される予備
はんだ皮膜が表面張力によって盛り上がるのを小さくす
るための盛り上がり抑制凹所を形成することにより、溶
融はんだ被着法によっても表面が平面状の予備はんだ皮
膜を形成させることができるため、半導体装置の電気的
特性試験時等においてアウタリードの平坦度不良やアウ
タリード先端の不揃い等の不具合の発生を防止すること
ができる。
なくとも接地面に、溶融はんだ被着法で被着される予備
はんだ皮膜が表面張力によって盛り上がるのを小さくす
るための盛り上がり抑制凹所を形成することにより、溶
融はんだ被着法によっても表面が平面状の予備はんだ皮
膜を形成させることができるため、半導体装置の電気的
特性試験時等においてアウタリードの平坦度不良やアウ
タリード先端の不揃い等の不具合の発生を防止すること
ができる。
【図1】本発明の一実施例であるTSOP・ICを示し
ており、(a)は一部切断正面図、(b)はアウタリー
ドの縦断面図である。
ており、(a)は一部切断正面図、(b)はアウタリー
ドの縦断面図である。
【図2】そのTSOP・ICの樹脂封止後のリードフレ
ーム状態を示す一部切断平面図である。
ーム状態を示す一部切断平面図である。
【図3】その切断工程後を示す一部切断平面図である。
【図4】その予備はんだ処理後を示す一部切断平面図で
ある。
ある。
【図5】電気的特性検査時の変形作用を説明するための
図であり、(a)はTSOP・ICが接続装置に配置さ
れた状態を示す断面図、(b)は接地面の押接状態を示
す拡大部分断面図、(c)は比較例を示す拡大部分断面
図である。
図であり、(a)はTSOP・ICが接続装置に配置さ
れた状態を示す断面図、(b)は接地面の押接状態を示
す拡大部分断面図、(c)は比較例を示す拡大部分断面
図である。
【図6】TSOP・ICの実装状態を示す一部切断正面
図である。
図である。
【図7】本発明の他の実施例をそれぞれ示しており、
(a)と(b)は実施例2、(c)と(d)は実施例
3、(e)と(f)は実施例4であり、(a)、(c)
および(e)は予備はんだ皮膜被着前におけるアウタリ
ードの接地面を示す各底面図、(b)、(d)および
(f)は同じく接地部の各拡大正面断面図である。
(a)と(b)は実施例2、(c)と(d)は実施例
3、(e)と(f)は実施例4であり、(a)、(c)
および(e)は予備はんだ皮膜被着前におけるアウタリ
ードの接地面を示す各底面図、(b)、(d)および
(f)は同じく接地部の各拡大正面断面図である。
1…多連リードフレーム、2…単位リードフレーム、3
…外枠、3a…位置決め孔、4…セクション枠、5…タ
ブ吊りリード、6…タブ、7…ダム部材、8…リード、
9…インナリード、10…アウタリード、10a…上
面、10b…下面、11…ボンディング層、12…ペレ
ット、13…ワイヤ、14…樹脂封止体、15…予備は
んだ皮膜、16…凹曲面(盛り上がり抑制凹所)、17
…凹条(盛り上がり抑制凹所)、18…透孔(盛り上が
り抑制凹所)、19…TSOP・IC(半導体装置)、
20…デバイスボード、21…本体、22…コンタク
ト、23…コレット、30…プリント配線基板(実装基
板)、31…基板本体、32…ランド、34…はんだ付
け部。
…外枠、3a…位置決め孔、4…セクション枠、5…タ
ブ吊りリード、6…タブ、7…ダム部材、8…リード、
9…インナリード、10…アウタリード、10a…上
面、10b…下面、11…ボンディング層、12…ペレ
ット、13…ワイヤ、14…樹脂封止体、15…予備は
んだ皮膜、16…凹曲面(盛り上がり抑制凹所)、17
…凹条(盛り上がり抑制凹所)、18…透孔(盛り上が
り抑制凹所)、19…TSOP・IC(半導体装置)、
20…デバイスボード、21…本体、22…コンタク
ト、23…コレット、30…プリント配線基板(実装基
板)、31…基板本体、32…ランド、34…はんだ付
け部。
Claims (4)
- 【請求項1】 表面実装形パッケージを備えており、各
アウタリードにおけるはんだ付け実装部に溶融はんだ被
着処理により予備はんだ皮膜が形成されている半導体装
置において、 前記各アウタリードにおけるはんだ付け実装部の少なく
とも接地面に盛り上がり抑制凹所が形成されており、前
記予備はんだ皮膜の少なくとも凹所に対応する部位の表
面が表面張力によって盛り上がるのを小さく抑制されて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記盛り上がり抑制凹所が、前記はんだ
付け実装部の少なくとも接地面を円弧形に没設された凹
曲面により構成されていることを特徴とする請求項1記
載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記盛り上がり抑制凹所が、はんだ付け
実装部の少なくとも接地面に形成された複数条の凹条に
よって構成されていることを特徴とする請求項1記載の
半導体装置。 - 【請求項4】 前記盛り上がり抑制凹所が、前記はんだ
付け実装部の上下面に貫通して開設された透孔によって
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導
体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13873595A JPH08316394A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13873595A JPH08316394A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08316394A true JPH08316394A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15228951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13873595A Pending JPH08316394A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08316394A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017041541A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 三菱電機株式会社 | 高周波高出力用デバイス装置 |
WO2018123354A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 京セラ株式会社 | 圧電素子 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP13873595A patent/JPH08316394A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017041541A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 三菱電機株式会社 | 高周波高出力用デバイス装置 |
WO2018123354A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 京セラ株式会社 | 圧電素子 |
JPWO2018123354A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2019-10-31 | 京セラ株式会社 | 圧電素子 |
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