JPH08316338A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH08316338A
JPH08316338A JP7120104A JP12010495A JPH08316338A JP H08316338 A JPH08316338 A JP H08316338A JP 7120104 A JP7120104 A JP 7120104A JP 12010495 A JP12010495 A JP 12010495A JP H08316338 A JPH08316338 A JP H08316338A
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JP
Japan
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driver transistor
contact hole
source
film
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JP7120104A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Ishigaki
佳之 石垣
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低電圧下においても安定動作を確保すること
のできる高集積化された微細なSRAMのメモリセルを
提供する。 【構成】 半導体基板1上の活性領域20を充分に横切
れるようにコンタクトホール501,502を形成した
後、ワード線601,604及びアクセストランジスタ
のゲート電極602,603を活性領域20を充分に横
切れるように形成する。この時、コンタクトホール50
1,502の底部がエッチングされ段差が形成される。 【効果】 製造工程を増やすこと無く接続抵抗を増加で
き、アクセストランジスタの駆動能力が減少し、ベータ
比を大きくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大規模集積回路(L
SI)等の半導体装置に関し、特に、SRAM(Sta
tic Randam Access Memory)
を有する半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、SRAMは揮発性半導体装置で
あり、マトリックス(行列)状に配置された相補型デー
タ線(ビット線)とワード線との交差部にメモリセルを
配置したものである。このメモリセルはクロスカップリ
ングした2個のインバーターからなるフリップフロップ
回路と2個のアクセストランジスタとで構成される。
【0003】図11はSRAMのメモリセルを示す等価
回路図である。図において、A1、A2はアクセストラ
ンジスタ、N1,N2は記憶ノード、D1,D2はドラ
イバトランジスタ、R1,R2は接続抵抗素子,R3,
R4は負荷素子である。フリップフロップ回路はクロス
カップリングさせた2個の記憶ノードN1,N2を構成
し、(High,Low)又は(Low,High)の
双安定状態を有し、所定の電源電圧が与えられている限
り、双安定状態を保持し続ける。また、アクセストラン
ジスタA1,A2は、一方の半導体領域を記憶ノードN
1,N2に、他方の半導体領域をビット線BITに接続
し、ゲート電極をワード線に接続する。このワード線に
よりアクセストランジスタA1,A2の導通、非導通を
制御する。
【0004】データを書き込む時は、ワード線を選択し
てアクセストランジスタA1,A2を導通させ、所望の
理論値に応じてビット線BIT対を強制的に電圧印加す
ることにより、フリップフロップ回路の双安定状態をい
ずれかに設定する。データを読み出す時は、アクセスト
ランジスタA1,A2を導通させ、記憶ノードN1,N
2をビット線BITに伝達する。
【0005】フリップフロップ回路は2個のドライバト
ランジスタD1,D2及び2個の負荷素子R3,R4か
らなる2個のインバーターで構成される。ドライバトラ
ンジスタD1,D2のドレイン領域は一方のアクセスト
ランジスタA1,A2の半導体領域に接続され、ソース
領域は接地配線(VEE)に接続されている。さらに、ド
ライバトランジスタD1,D2のゲート電極は他方のア
クセストランジスタA1,A2の半導体領域に接続され
ている。また、負荷素子R3,R4は一方をアクセスト
ランジスタA1,A2の半導体領域に接続し、他方を電
源線(Vcc)に接続している。
【0006】図12〜図14は従来のSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図であり、(a)平面図、
(b)は(a)のX−X′における断面図である。図に
従って順に説明する。
【0007】まず、図12に示すように、N-型シリコ
ン基板1上に、例えば二酸化シリコン膜(図示なし)を
パッド膜としその上に堆積された窒化シリコン膜(図示
なし)を耐酸化性マスクとして用いる選択的熱酸化(例
えばLOCOS法)を用いて厚さ約4000オングスト
ロームのフィールド絶縁膜3を形成する。その後、選択
的熱酸化に用いた二酸化シリコン膜及び窒化シリコン膜
を除去し、N-型シリコン基板1上に活性領域20を露
出させる。
【0008】次に、N-型シリコン基板1の主面側全面
に、ボロン(B)等のP型不純物を200〜700ke
Vで1.0E12〜1.0E13cm-2程度注入してP-
型ウエル領域2を形成する。さらに、ボロン(B)等の
P型不純物を50keVで3.0E12cm-2程度注入
してアクセストランジスタ及びドライバトランジスタの
Vth設定を行う。その後、全面に熱酸化により二酸化
シリコンからなる厚さ約100オングストロームのゲー
ト絶縁膜4を形成し、フォトリソグラフィ技術を用いて
レジスト開口部を設け、フッ酸(HF)を用いてゲート
絶縁膜4を選択的に除去してコンタクトホール501,
502を形成する。
【0009】次に図13に示すように、LPCVD法を
用いて、ホスフィン等のガスを混入することで、厚さ約
1000オングストローム、リン濃度約1.0〜8.0
E20cm-3程度のリンドープト多結晶シリコン膜を堆
積する。その後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォ
トレジストをパターンニングし、これをマスクとして反
応性イオンエッチング(RIE法)を施してリンドープ
ト多結晶シリコン膜をパターンニングしてアクセストラ
ンジスタのゲート電極であるワード線601,604及
びドライバトランジスタのゲート電極602,603を
形成する。その後、全面に、リン(P)を50keVで
1.0〜5.0E13cm-2のドーズ量で注入し、N-
型ソース・ドレイン領域701,702,703を形成
する。N-型ソース・ドレイン領域701,702,7
03は約1017〜1018cm-3程度の不純物濃度を有す
る。
【0010】次に図14に示すように、全面にLPCV
D法を用いて厚さ約1000オングストロームの二酸化
シリコン膜を堆積した後、RIE法を用いてワード線6
01,604及びドライバトランジスタのゲート電極6
02,603の側壁に側壁絶縁膜801〜804を形成
する。その後、全面にヒ素(As)を50keVで1.
0〜5.0E15cm-2のドーズ量で注入し、N+型ソ
ース・ドレイン領域901,902,903を形成す
る。N+型ソース・ドレイン領域901,902,90
3は約1020cm-3程度の不純物濃度を有する。N-
ソース・ドレイン領域701,702,703とN+
ソース・ドレイン領域901,902,903によりド
レイン近傍の電解を緩和したLDD構造を形成してい
る。
【0011】その後、850℃の温度で約30分間熱処
理を加えてN+型ソース・ドレイン領域901,90
2,903の不純物の活性化を行う。このとき、ドライ
バトランジスタのゲート電極602,603からコンタ
クトホール501,502を介してリンがP-型ウエル
領域2中に拡散し、N+型拡散層(図示なし)が形成さ
れる。その結果、図14(b)に示すように、N+型拡
散層(図示なし)とN-型ソース・ドレイン領域702
とを介してドライバトランジスタのゲート電極602,
603とN+型ソース・ドレイン領域902とが接続さ
れる。このとき、N-型ソース・ドレイン領域701,
702,703は数kΩ/□、N+型ソース・ドレイン
領域901,902,903は約100Ω/□のシート
抵抗を有する。
【0012】その後、全面にLPCVD法を用いて厚さ
約1500オングストロームの二酸化シリコン膜10を
堆積する。その後、フォトリソグラフィ技術を用いてフ
ォトレジストをパターンニングし、これをマスクとして
RIE法を施して二酸化シリコン膜10を選択的に除去
し、N+型ソース・ドレイン領域901,903の一部
が露出するようなコンタクトホール1101,1102
を形成する。
【0013】次に、LPCVD法を用いて、ホスフィン
等のガスを混入することで、厚さ約1000オングスト
ローム、リン濃度約1.0〜8.0E20cm-3程度の
リンドープト多結晶シリコン膜を堆積した後、さらに厚
さ約1000オングストロームのタングステンシリサイ
ド膜等の金属シリサイド膜を連続して堆積する。その
後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジストを
パターンニングし、これをマスクとしてRIE法を施す
ことにより、リンドープト多結晶シリコン膜及びタング
ステンシリサイド膜を連続してパターンニングして接地
配線12を形成する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のSRAMは以上
のように構成されており、さらなる集積度向上及び性能
向上を図るためには、MOSトランジスタのゲート長を
縮小することでメモリセルの占有面積の縮小、高集積化
を図らねばならない。また、ゲート長の縮小化にともな
い、チャネル長も短くなるため、ホットキャリア効果に
よるMOSトランジスタ特性の劣化を防止するためにこ
れに応じて電源電圧(Vcc)も比例的に下げなければ
ならない。
【0015】ところが、高集積化に伴ってSRAMのメ
モリセルに印加される電源電圧が低下すればするほど、
メモリセルの安定動作が困難になるという問題点があっ
た。以下、この点についてメモリセルのフリップフロッ
プ回路を形成する一対のクロスカップリングしたインバ
ータ対の入出力伝達特性に基づいて説明する。
【0016】図15(a)は一般的な一対のインバータ
を示す回路図であり、図15(b)は図15(a)に示
す一対のインバータの入出力特性を示す図である。図1
5(b)に示すように、フリップフロップとして機能す
るには、S1とS2で示される2つの安定点を持つこと
が必要である。さらにメモリセルが実用に耐え得るため
には、図中の2つの曲線で囲まれた領域が十分大きくな
るように設計しなければならない。その指標として図中
に示した円の直径が用いられ、これをSNM(Stat
ic Noise Margin)と呼んでいる。
【0017】そこで、図11の等価回路で示したメモリ
セルの伝達特性を図16及び図17を用いて説明する。
通常、スタンバイ時にはアクセストランジスタA1,A
2が非導通であるため、メモリセルのインバータはドラ
イバトランジスタD1,D2と負荷素子R3,R4で構
成される。この時、図16に示すように、負荷素子R
3,R4は高インピーダンスであるため、インバータ出
力の遷移部分の傾きは急であり、SNMは大きく、デー
タは安定に保持される。
【0018】それに対して、データ読み出し時にはアク
セストランジスタA1,A2が導通し、カラム(縦方
向)電流がLow側の記憶ノードに流れ込む。すなわ
ち、負荷素子R3,R4に並列に低インピーダンスの負
荷が接続されたのと等価になり、メモリセルのインバー
タはアクセストランジスタA1,A2を負荷としたNM
OSエンハンスメント型として取り扱わなければならな
い。この時、図17に示すように、インバータのゲイン
はスタンバイ時よりもかなり低下する。つまり、インバ
ータ出力の遷移部分の傾きは緩くなり、他方のHigh
側の記憶ノードの電位がスタンバイ時の電源電圧Vcc
レベルからアクセストランジスタのしきい値電圧Vth
分低下し、一時的にSNMが著しく低下する。この時が
メモリセルにとって一番危険なときであって、十分なS
NMを持たせないと双安定状態が失われデータが破壊さ
れるという問題点がある。
【0019】図17から考えると、電源電圧Vccの低
下に伴い、アクセストランジスタのしきい値電圧Vth
が及ぼす影響も大きくなり、さらに深刻なものとなる。
そこで、SNMを拡大するためには、しきい値電圧Vt
hの比例縮小が考えられるが、しきい値電圧Vthを小
さくするとサブスレショールド電流が増加し、スタンバ
イ時においてビット線はHighであるので、Low側
の記憶ノードからドライバトランジスタD1あるいはD
2を経由して電流が流れてしまいスタンバイ電流の増加
を招いてしまう。このため、しきい値電圧Vthの比例
縮小によるSNMの拡大は困難であるという問題点があ
った。
【0020】また、SNMを拡大するために、(ドライ
バトランジスタの駆動能力/アクセストランジスタの駆
動能力)であるベータ比(メモリセルレシオ)βDR/β
AC(=WDRAC/WACDR)を大きくすることが考えら
れる。
【0021】しかし、高集積化に伴い、レイアウト面積
縮小の必要から、ドライバトランジスタ及びアクセスト
ランジスタのサイズは最小に抑える必要があり、ベータ
比を大きくするためにドライバトランジスタのゲート幅
DRやアクセストランジスタのゲート長LACを大きくす
ることは困難であるという問題点があった。
【0022】そこで、一般に、MOSトランジスタの飽
和領域でのソースドレイン間電流Ids(駆動能力)は
下式に示すように表される。
【0023】
【数1】
【0024】図11に示す等価回路において、アクセス
トランジスタA1,A2をA1+R1,A2+R2トー
タルで一つの能動素子であると考えると、R1,R2の
抵抗値を高くすればこの部分での動作時のIRドロップ
が大きくなって、アクセストランジスタA1,A2のソ
ース電位が高くなる。従って、Vgsが小さくなるので
Idsすなわち駆動能力が減少し、ベータ比を大きくで
きる。
【0025】ところが、図14に示すように、従来のS
RAMではアクセストランジスタのソース・ドレイン領
域702とドライバトランジスタのドレイン領域702
がN+拡散領域902という低抵抗領域で直接接続され
ている。このためIRドロップが小さく、アクセストラ
ンジスタの駆動能力を低減して、ベータ比を大きくする
ことが困難であるといった問題点があった。
【0026】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、高集積化された微細なSRAM
のメモリセルが、低電圧下においても、安定動作を確保
できる半導体記憶装置を提供することを目的としてい
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体記憶装置は、活性領域を横断して段差を設ける
ようにしたものである。
【0028】この発明の請求項2に係る半導体記憶装置
は、一方の活性領域と他方のドライバトランジスタのゲ
ート電極とを接続するためのコンタクトホールを活性領
域を横断して設け、段差は上記コンタクトホール部に形
成されているようにしたものである。
【0029】この発明の請求項3に係る半導体記憶装置
は、コンタクトホールが活性領域を横断して設けられる
とともに、ドライバトランジスタのゲート電極がコンタ
クトホールを覆い、上記活性領域を横断して設けられて
いるようにしたものである。
【0030】この発明の請求項4に係る半導体記憶装置
の製造方法は、半導体基板上にフィールド絶縁膜を形成
して活性領域を露出させる工程と、全面にゲート絶縁膜
を形成した後選択的に除去してコンタクトホールを上記
活性領域を横断するように形成する工程と、全面にドー
プト多結晶シリコン膜を堆積しエッチングしてワード線
及びドライバトランジスタのゲート電極を形成するとと
もに、上記コンタクトホール内の活性領域をエッチング
して段差を形成する工程と、全面にイオン注入してソー
ス・ドレイン領域を形成する工程とを備えるようにした
ものである。
【0031】
【作用】この発明における半導体記憶装置は、活性領域
を横断して段差を設けるようにしたので、アクセストラ
ンジスタのソース・ドレイン領域と一方のドライバトラ
ンジスタのソース・ドレイン領域との電気的な接続時に
はかならず段差を経由することになり、接続抵抗が増加
し、接続抵抗の部分での動作時のIRドロップが大きく
なって、アクセストランジスタのソース電位が高くな
る。従って、アクセストランジスタの駆動能力が減少
し、ベータ比を大きくできる。
【0032】また、一方の活性領域と他方のドライバト
ランジスタのゲート電極とを接続するためのコンタクト
ホールを活性領域を横断して設け、段差は上記コンタク
トホール部に形成されているようにしたので、マスク枚
数などのプロセス上のステップを増加させること無く容
易に接続抵抗を増加させることができる。
【0033】また、コンタクトホールが活性領域を横断
して設けられるとともに、ドライバトランジスタのゲー
ト電極が上記コンタクトホールを覆い、上記活性領域を
横断して設けられているようにしたので、アクセストラ
ンジスタのソース・ドレイン領域と一方のドライバトラ
ンジスタのソース・ドレイン領域との電気的な接続時に
はかならず段差およびドライバトランジスタのゲート電
極を経由することになり、接続抵抗が増加し、接続抵抗
の部分での動作時のIRドロップが大きくなって、アク
セストランジスタのソース電位が高くなる。従って、ア
クセストランジスタの駆動能力が減少し、ベータ比を大
きくできる。
【0034】この発明における半導体記憶装置の製造方
法は、半導体基板上にフィールド絶縁膜を形成して活性
領域を露出させる工程と、全面にゲート絶縁膜を形成し
た後選択的に除去してコンタクトホールを上記活性領域
を横断するように形成する工程と、全面にドープト多結
晶シリコン膜を堆積しエッチングしてワード線及びドラ
イバトランジスタのゲート電極を形成するとともに、上
記コンタクトホール内の活性領域をエッチングして段差
を形成する工程と、全面にイオン注入してソース・ドレ
イン領域を形成する工程とを備えるようにしたので、マ
スク枚数などのプロセス上のステップを増加させること
無く、簡単に半導体記憶装置を製造することができる。
【0035】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を用いて説明す
る。なお、従来の技術と同等のものについては同じ番号
を付して詳細な説明は省略する。 実施例1.図1〜図6はこの発明のSRAMメモリセル
の製造方法を示す工程図であり、(a)は平面図、
(b)は(a)のX−X′における断面図である。図に
従って順に説明する。
【0036】まず、図1に示すように、N-型シリコン
基板1上に、例えば二酸化シリコン膜(図示なし)をパ
ッド膜としその上に堆積された窒化シリコン膜(図示な
し)を耐酸化性マスクとして用いる選択的熱酸化(例え
ばLOCOS法)を用いて厚さ約4000オングストロ
ームのフィールド絶縁膜3を形成する。その後、選択的
熱酸化に用いた二酸化シリコン膜及び窒化シリコン膜を
除去し、N-型シリコン基板1上に活性領域20を露出
させる。
【0037】次に、N-型シリコン基板1の主面側全面
に、ボロン(B)等のP型不純物を200〜700ke
Vで1.0E12〜1.0E13cm-2程度注入してP-
型ウエル領域2を形成する。さらに、ボロン(B)等の
P型不純物を50keVで3.0E12cm-2程度注入
してアクセストランジスタ及びドライバトランジスタの
しきい値電圧Vth設定を行う。その後、全面に熱酸化
により二酸化シリコンからなる厚さ約100オングスト
ロームのゲート絶縁膜4を形成し、フォトリソグラフィ
技術を用いてレジスト開口部を設け、フッ酸(HF)を
用いてゲート絶縁膜4を選択的に除去してコンタクトホ
ール501,502を形成する。図1(a)に示すよう
に、この時コンタクトホール501,502は活性領域
20を充分に横切れるように従来のものより大きく開口
する。
【0038】次に図2に示すように、LPCVD法を用
いて、ホスフィン等のガスを混入することで、厚さ約1
000オングストローム、リン濃度約1.0〜8.0E
20cm-3程度のリンドープト多結晶シリコン膜を堆積
する。その後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォト
レジストをパターンニングし、これをマスクとしてRI
E法を施してリンドープト多結晶シリコン膜をパターン
ニングしてアクセストランジスタのゲート電極であるワ
ード線601,604及びドライバトランジスタのゲー
ト電極602,603を形成する。
【0039】この時、コンタクトホール501,502
の領域ではエッチングストッパーとなるゲート絶縁膜4
が無いため、コンタクトホール501,502底部のN
-型シリコン基板1が約数百〜数千オングストローム掘
れて活性領域20を横切って段差が形成される。このと
き段差は、段差形成のための製造工程を増やすこと無く
容易に形成することができる。その後、全面に、リン
(P)を50keVで1.0〜5.0E13cm-2のド
ーズ量で注入し、N-型ソース・ドレイン領域701,
702,703を形成する。N-型ソース・ドレイン領
域701,702,703は約1017〜1018cm-3
度の不純物濃度を有する。
【0040】次に図3に示すように、全面にLPCVD
法を用いて厚さ約1000オングストロームの二酸化シ
リコン膜を堆積した後、RIE法を用いてワード線60
1,604及びドライバトランジスタのゲート電極60
2,603の側壁に側壁絶縁膜801〜804を形成す
る。その後、全面にヒ素(As)を50keVで1.0
〜5.0E15cm-2のドーズ量で注入し、N+型ソー
ス・ドレイン領域901,902,903を形成する。
+型ソース・ドレイン領域901,902,903は
約1020cm-3程度の不純物濃度を有する。N-型ソー
ス・ドレイン領域701,702,703とN+型ソー
ス・ドレイン領域901,902,903によりドレイ
ン近傍の電解を緩和したLDD構造を形成している。
【0041】その後、850℃の温度で約30分間熱処
理を加えてN+型ソース・ドレイン領域901,90
2,903の不純物の活性化を行う。このとき、ドライ
バトランジスタのゲート電極602,603からコンタ
クトホール501,502を介してリンがP-型ウエル
領域2中に拡散し、N+型拡散層(図示なし)が形成さ
れる。その結果、図3(b)に示すように、N+型拡散
層(図示なし)とN-型ソース・ドレイン領域702と
を介してドライバトランジスタのゲート電極602,6
03とN+型ソース・ドレイン領域902とが接続され
る。
【0042】従って、アクセストランジスタのソース・
ドレイン領域702,902とドライバトランジスタの
ドレイン領域702,902は数百オングストローム〜
数千オングストロームの段差を有するN+拡散層(図示
なし)を必ず経由して接続されることになり、従来の段
差のない場合と比べて接続抵抗が増加する。抵抗値を高
くすれば接続抵抗の部分での動作時のIRドロップが大
きくなって、アクセストランジスタのソース電位が高く
なる。従って、図18に示すように、Vgsが小さくな
るのでIdsすなわちアクセストランジスタの駆動能力
が減少し、ベータ比を大きくできる。
【0043】次に、図4に示すように、全面にLPCV
D法を用いて厚さ約1500オングストロームの二酸化
シリコン膜10を堆積する。その後、フォトリソグラフ
ィ技術を用いてフォトレジストをパターンニングし、こ
れをマスクとしてRIE法を施して二酸化シリコン膜1
0を選択的に除去し、N+型ソース・ドレイン領域90
1,903の一部が露出するようなコンタクトホール1
101,1102を形成する。
【0044】次に、LPCVD法を用いて、厚さ約10
00オングストローム、リン濃度約1.0〜8.0E2
0cm-3程度のリンドープト多結晶シリコン膜を堆積し
た後、さらに厚さ約1000オングストロームのタング
ステンシリサイド膜等の金属シリサイド膜を連続して堆
積する。その後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォ
トレジストをパターンニングし、これをマスクとしてR
IE法を施すことにより、リンドープト多結晶シリコン
膜及びタングステンシリサイド膜を連続してパターンニ
ングし、接地配線12を形成する。
【0045】次に、図5に示すように、全面にLPCV
D法を用いて厚さ約1500オングストロームの二酸化
シリコン膜13を堆積する。その後、フォトリソグラフ
ィ技術を用いてフォトレジストをパターンニングし、こ
れをマスクとしてRIE法を施して二酸化シリコン膜1
3を選択的に除去し、ドライバトランジスタ602,6
03の一部が露出するようなコンタクトホール140
1,1402を形成する。
【0046】次に、LPCVD法を用いて、厚さ約10
00オングストローム、リン濃度約1.0〜8.0E2
0cm-3程度のリンドープト多結晶シリコン膜を堆積す
る。その後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレ
ジストをパターンニングし、これをマスクとしてRIE
法を施すことにより、リンドープト多結晶シリコン膜を
パターンニングし、Pチャネル型TFT(Thin F
ilm Transistor)のゲート電極150
1,1502を形成する。
【0047】次に、図6に示すように、全面にLPCV
D法を用いて厚さ約300オングストロームの二酸化シ
リコン膜16を堆積する。その後、フォトリソグラフィ
技術を用いてフォトレジストをパターンニングし、これ
をマスクとしてRIE法を施して二酸化シリコン膜16
を選択的に除去し、Pチャネル型TFTのゲート電極1
501,1502の一部が露出するようなコンタクトホ
ール1701,1702を形成する。
【0048】次に、LPCVD法を用いて、厚さ約50
0オングストロームの多結晶シリコン膜を堆積する。そ
の後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォトレジスト
をパターンニングし、これをマスクとしてRIE法を施
すことにより、多結晶シリコン膜をパターンニングし、
Pチャネル型TFTのチャネル領域形成部1801,1
802を形成する。
【0049】さらに、フォトリソグラフィ技術を用いて
フォトレジストをパターンニングし、これをマスクとし
てPチャネル型TFTのチャネル領域形成部1801,
1802の所定領域にPチャネル型TFTのP+型ソー
ス・ドレイン領域を形成する(図示なし)。
【0050】その後、通常のLSIと同様にして、層間
膜、コンタクトホール、及びアルミニウム配線などを形
成してSRAMを完成する。
【0051】実施例2.上記実施例1では図2(a)に
示すように、ドライバトランジスタのゲート電極60
2,603がコンタクトホール501,502の一部を
覆うように形成した場合について示したが、コンタクト
ホール501,502の全部を覆うように形成しても良
い。図7〜図10はこの発明のSRAMメモリセルの製
造方法を示す工程図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)のX−X′における断面図である。図に従って順
に説明する。
【0052】まず、図7に示すように、N-型シリコン
基板1上に、例えば二酸化シリコン膜(図示なし)をパ
ッド膜としその上に堆積された窒化シリコン膜(図示な
し)を耐酸化性マスクとして用いる選択的熱酸化(例え
ばLOCOS法)を用いて厚さ約4000オングストロ
ームのフィールド絶縁膜3を形成する。その後、選択的
熱酸化に用いた二酸化シリコン膜及び窒化シリコン膜を
除去し、N-型シリコン基板1上に活性領域20を露出
させる。
【0053】次に、N-型シリコン基板1の主面側全面
に、例えばボロン(B)等のP型不純物を200〜70
0keVで1.0E12〜1.0E13cm-2程度注入
してP-型ウエル領域2を形成する。さらに、ボロン
(B)等のP型不純物を50keVで3.0E12cm
-2程度注入してアクセストランジスタ及びドライバトラ
ンジスタのしきい値電圧Vth設定を行う。その後、全
面に熱酸化により二酸化シリコンからなる厚さ約100
オングストロームのゲート絶縁膜4を形成し、フォトリ
ソグラフィ技術を用いてレジスト開口部を設け、フッ酸
(HF)を用いてゲート絶縁膜4を選択的に除去してコ
ンタクトホール501,502を形成する。図7(a)
に示すように、この時コンタクトホール501,502
は活性領域20を充分に横切れるように従来のものより
大きく開口する。
【0054】次に図8に示すように、LPCVD法を用
いて、例えばホスフィン等のガスを混入することで、厚
さ約1000オングストローム、リン濃度約1.0〜
8.0E20cm-3程度のリンドープト多結晶シリコン
膜を堆積する。その後、フォトリソグラフィ技術を用い
てフォトレジストをパターンニングし、これをマスクと
してRIE法を施し、リンドープト多結晶シリコン膜を
パターンニングしてアクセストランジスタのゲート電極
であるワード線601,604及びドライバトランジス
タのゲート電極602,603を形成する。この時、図
8(a)に示すようにドライバトランジスタのゲート電
極602,603はコンタクトホール501,502の
ほぼ全面を覆うように形成する。
【0055】この時、コンタクトホール501,502
の領域ではエッチングストッパーとなるゲート絶縁膜4
が無いため、ドライバトランジスタのゲート電極60
2,603に覆われていないコンタクトホール501,
502底部のN-型シリコン基板1が約数百〜数千オン
グストローム掘れて活性領域20を横切って段差が形成
される。このとき段差は、段差形成のための製造工程を
増やすこと無く容易に形成することができる。その後、
全面に、例えばリン(P)を50keVで1.0〜5.
0E13cm-2のドーズ量で注入し、N-型ソース・ド
レイン領域701〜704を形成する。N-型ソース・
ドレイン領域701〜704は約1017〜1018cm-3
程度の不純物濃度を有する。
【0056】次に図9に示すように、全面にLPCVD
法を用いて厚さ約1000オングストロームの二酸化シ
リコン膜を堆積した後、RIE法を用いてワード線60
1,604及びドライバトランジスタのゲート電極60
2,603の側壁に側壁酸化膜801〜806を形成す
る。その後、全面にヒ素(As)を50keVで1.0
〜5.0E15cm-2のドーズ量で注入し、N+型ソー
ス・ドレイン領域901〜904を形成する。N+型ソ
ース・ドレイン領域901〜904は約1020cm-3
度の不純物濃度を有する。N-型ソース・ドレイン領域
701〜704とN+型ソース・ドレイン領域901〜
904によりドレイン近傍の電解を緩和したLDD構造
を形成している。
【0057】その後、850℃の温度で約30分間熱処
理を加えてN+型ソース・ドレイン領域901〜904
の不純物の活性化を行う。このとき、ドライバトランジ
スタのゲート電極602,603からコンタクトホール
501,502を介してリンがP-型ウエル領域2中に
拡散し、N+型拡散層19が形成される。その結果、N+
型拡散層19とN-型ソース・ドレイン領域702,7
04とを介してドライバトランジスタのゲート電極60
2,603とN+型ソース・ドレイン領域902,90
4とが接続される。このとき、N-型ソース・ドレイン
領域701〜704は数kΩ/□、N+型ソース・ドレ
イン領域901〜904は約100Ω/□のシート抵抗
を有する。
【0058】従って、アクセストランジスタのソース・
ドレイン領域702,902とドライバトランジスタの
ドレイン領域704,904とは数百オングストローム
〜数千オングストロームの段差を有するN+拡散層19
を経由して接続されるばかりでなく、N-型ソース・ド
レイン領域702,704の高抵抗部をも経由すること
になる。つまり、上記実施例1の場合よりもさらに接続
抵抗が増加するので、アクセストランジスタの駆動能力
はさらに減少し、ベータ比をさらに大きくすることがで
きる。
【0059】次に、図10に示すように、全面にLPC
VD法を用いて厚さ約1500オングストロームの二酸
化シリコン膜10を堆積する。その後、フォトリソグラ
フィ技術を用いてフォトレジストをパターンニングし、
これをマスクとしてRIE法を施して二酸化シリコン膜
10を選択的に除去し、N+型ソース・ドレイン領域9
01,903の一部が露出するようなコンタクトホール
1101,1102を形成する。
【0060】次に、LPCVD法を用いて、厚さ約10
00オングストローム、リン濃度約1.0〜8.0E2
0cm-3程度のリンドープト多結晶シリコン膜を堆積し
た後、さらに厚さ約1000オングストロームのタング
ステンシリサイド膜等の金属シリサイド膜を連続して堆
積する。その後、フォトリソグラフィ技術を用いてフォ
トレジストをパターンニングし、これをマスクとしてR
IE法を施すことにより、リンドープト多結晶シリコン
膜及びタングステンシリサイド膜を連続してパターンニ
ングし、接地配線12を形成する。
【0061】その後、上記実施例1と同様にしてSRA
Mを完成する。
【0062】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、活性領
域を横断して段差を設けるようにしたので、接続抵抗が
増加し、アクセストランジスタの駆動能力が減少し、ベ
ータ比を大きくでき、高集積化された微細なSRAMの
メモリセルが低電圧下において安定動作を確保できると
いう効果がある。
【0063】また、一方の活性領域と他方のドライバト
ランジスタのゲート電極とを接続するためのコンタクト
ホールを活性領域を横断して設け、段差は上記コンタク
トホール部に形成されているようにしたので、マスク枚
数などのプロセス上のステップを増加させること無く容
易に接続抵抗を増加させることができ、アクセストラン
ジスタの駆動能力が減少し、ベータ比を大きくでき、高
集積化された微細なSRAMのメモリセルが低電圧下に
おいて安定動作を確保できるという効果がある。
【0064】また、コンタクトホールが活性領域を横断
して設けられるとともに、ドライバトランジスタのゲー
ト電極が上記コンタクトホールを覆い、上記活性領域を
横断して設けられているようにしたので、接続抵抗が増
加し、アクセストランジスタの駆動能力が減少し、ベー
タ比を大きくでき、高集積化された微細なSRAMのメ
モリセルが低電圧下において安定動作を確保できるとい
う効果がある。
【0065】また、半導体基板上にフィールド絶縁膜を
形成して活性領域を露出させる工程と、全面にゲート絶
縁膜を形成した後選択的に除去してコンタクトホールを
上記活性領域を横断するように形成する工程と、全面に
ドープト多結晶シリコン膜を堆積しエッチングしてワー
ド線及びドライバトランジスタのゲート電極を形成する
とともに、上記コンタクトホール内の活性領域をエッチ
ングして段差を形成する工程と、全面にイオン注入して
ソース・ドレイン領域を形成する工程とを備えるように
したので、マスク枚数などのプロセス上のステップを増
加させること無く容易に接続抵抗を増加させることがで
き、簡単な製造方法で高集積化された微細なSRAMの
メモリセルが低電圧下において安定動作を確保できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図2】 この発明の実施例1によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図3】 この発明の実施例1によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図4】 この発明の実施例1によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図5】 この発明の実施例1によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図6】 この発明の実施例1によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図7】 この発明の実施例2によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図8】 この発明の実施例2によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図9】 この発明の実施例2によるSRAMメモリセ
ルの製造方法を示す工程図である。
【図10】 この発明の実施例2によるSRAMメモリ
セルの製造方法を示す工程図である。
【図11】 SRAMのメモリセルを示す等価回路図で
ある。
【図12】 従来のSRAMメモリセルの製造方法を示
す工程図である。
【図13】 従来のSRAMメモリセルの製造方法を示
す工程図である。
【図14】 従来のSRAMメモリセルの製造方法を示
す工程図である。
【図15】 インバータの回路図及び入出力特性を示す
図である。
【図16】 図11のメモリセルの伝達特性を示す図で
ある。
【図17】 図11のメモリセルの伝達特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体基板、3 フィールド絶縁膜、4 ゲート絶
縁膜、501,502 コンタクトホール、601,6
04 ワード線、602,603 ドライバトランジス
タのゲート電極、701〜704 N-型ソース・ドレ
イン領域、901〜904 N+型ソース・ドレイン領
域、19 N+拡散層、20 活性領域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線で制御される一対のアクセスト
    ランジスタと、直列接続された負荷素子とドライバトラ
    ンジスタとで構成された一対のデータ保持用フリップフ
    ロップ回路とからなる半導体記憶装置であって、上記ア
    クセストランジスタのソース・ドレイン領域と一方のド
    ライバトランジスタのソース・ドレイン領域とを接続す
    るための一対の活性領域を備えたものにおいて、 上記活性領域を横断して段差を設けたことを特徴とする
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 一方の活性領域と他方のドライバトラン
    ジスタのゲート電極とを接続するためのコンタクトホー
    ルを活性領域を横断して設け、段差は上記コンタクトホ
    ール部に形成されているものである請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 ワード線で制御される一対のアクセスト
    ランジスタと、直列接続された負荷素子とドライバトラ
    ンジスタとで構成された一対のデータ保持用フリップフ
    ロップ回路とからなる半導体記憶装置であって、上記ア
    クセストランジスタのソース・ドレイン領域と一方のド
    ライバトランジスタのソース・ドレイン領域とを接続す
    るための一対の活性領域と、上記一方の活性領域と他方
    のドライバトランジスタのゲート電極とを接続するため
    のコンタクトホールとを備えたものにおいて、 上記コンタクトホールが上記活性領域を横断して設けら
    れるとともに、上記ドライバトランジスタのゲート電極
    が上記コンタクトホールを覆い、上記活性領域を横断し
    て設けられていることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上にフィールド絶縁膜を形成
    して活性領域を露出させる工程と、全面にゲート絶縁膜
    を形成した後選択的に除去してコンタクトホールを上記
    活性領域を横断するように形成する工程と、全面にドー
    プト多結晶シリコン膜を堆積しエッチングしてワード線
    及びドライバトランジスタのゲート電極を形成するとと
    もに、上記コンタクトホール内の活性領域をエッチング
    して段差を形成する工程と、全面にイオン注入してソー
    ス・ドレイン領域を形成する工程とを備えた半導体記憶
    装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980077674A (ko) * 1997-04-22 1998-11-16 김영환 에스램 반도체 장치
US6528897B2 (en) 2000-11-29 2003-03-04 Seiko Epson Corporation Semiconductor memory device

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