JP2000183187A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2000183187A
JP2000183187A JP10360437A JP36043798A JP2000183187A JP 2000183187 A JP2000183187 A JP 2000183187A JP 10360437 A JP10360437 A JP 10360437A JP 36043798 A JP36043798 A JP 36043798A JP 2000183187 A JP2000183187 A JP 2000183187A
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layer
forming
interlayer insulating
insulating film
transistors
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JP10360437A
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Katsuhiko Ota
克彦 太田
Masaki Furukawa
正樹 古川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リソグラフィ工程におけるハレーションを低減
することにより、配線の欠陥が抑制され、動作不良やス
タンバイ時の消費電力が低減された半導体記憶装置およ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】少なくとも4個のトランジスタをメモリセ
ル毎に有する半導体記憶装置において、基板上に形成さ
れた第1の導電体層と、その上層に形成された第1の層
間絶縁膜と、その上層に形成された第2の導電体層と、
その上層に形成された配線層と、前記配線層の下部に形
成され、前記配線層と電気的に絶縁されたダミー配線層
とを有する半導体記憶装置、およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトリソグラフ
ィ工程におけるハレーションに起因した配線間のショー
トあるいは断線が解消された半導体記憶装置およびその
製造方法に関し、特に、ショートの防止によりスタンバ
イ時のリーク電流が低減され、低消費電力化が可能とな
ったSRAM(static RAM)およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にSRAM(static RA
M)においてはフリップフロップといわれる、回路上の
2つのノードがハイレベルとローレベルの2状態をとる
回路動作によって、データの保持が行われる。SRAM
はDRAM(dynamic RAM)に比較してアク
セス時間が短く高速であり、電力消費も少なく、リフレ
ッシュ(データの消失を防止するための再書き込み)も
不要であるため、キャッシュメモリの分野、スーパーコ
ンピュータやワークステーションの主記憶などに利用さ
れている。
【0003】SRAMは、1ビットのメモリセルに上記
の記憶ノードと1対のトランジスタ(ワードトランジス
タ)を含有し、フリップフロップの負荷素子の違いによ
りMOSトランジスタ負荷型と高抵抗負荷型に大別され
る。さらに、1ビットのメモリセルを構成するトランジ
スタの組み合わせによって、いくつかの種類に分類され
る。例えば、負荷抵抗として1対のPMOS(pチャネ
ル型MOS)トランジスタが形成された計6個のトラン
ジスタから構成されるfull CMOS SRAM
や、負荷抵抗部分がNMOS(nチャネル型MOS)で
あるエンハンスメントあるいはデプレッション型SRA
M、ポリシリコン層にPMOSトランジスタを作り込ん
でデータ保持電流を低減させ、全体として高集積CMO
SメモリセルとしたTFT(thin film tr
ansistor)負荷型SRAM等が挙げられる。
【0004】高抵抗負荷型のSRAMには、比較的低濃
度の不純物を含有するポリシリコンが抵抗素子として用
いられる。図7に、高抵抗負荷型SRAMメモリの基本
セル(1ビット分)の等価回路図を示す。図7に示すよ
うに、ワードトランジスタ101はワード線102から
の印加電圧に応じて導通/非導通が制御され、これによ
り、記憶ノード103、103’がそれそれビット線1
04、104’へ接続するか否か選択される。
【0005】データの書き込み時にはフリップフロップ
により一方の記憶ノード、例えば記憶ノード103に、
ポリシリコンからなる高抵抗素子105を通して電源1
06から充電が行われ、記憶ノード103がハイレベル
(1)となる。その際、他方の記憶ノード103’はド
ライバトランジスタ107を通してGND108に接続
され、ローレベル(0)となる。以上の動作により書き
込まれたデータは、電源106から電圧Vccが印加され
ている限り保持(記憶)される。
【0006】データの読み出し時には、ワード線102
からの印加により両方のワードトランジスタ101がオ
ンとなる。したがって、ハイレベル(1)の記憶ノード
103と、その記憶ノード103にワードトランジスタ
101を介して接続するビット線104との間には電流
が流れない。他方のビット線104’からはセル内のワ
ードトランジスタ101およびドライバドランジスタ1
07を通してGND108へ電流が流れ、ビット線10
4’の電位が低下する。ビット線104とビット線10
4’との電位差をセンスアンプで増幅して、I/O端子
に出力する。
【0007】図8は、SRAMのメモリセル領域および
周辺回路領域の一部を表す回路図である。メモリセル領
域109には図7に示すような基本セル(メモリセルM
C1〜4)が含有され、周辺回路領域110には各メモ
リセルに書き込まれたデータ(ハイレベル=1またはロ
ーレベル=0)を読み出すセンスアンプ111が形成さ
れている。各メモリセルMC1〜4はビット線BL、ワ
ード線WL、電源電圧(Vcc)およびGND(Vss)に
それぞれ接続されている。
【0008】実際のSRAMメモリセルにおいては、図
8に示すビット線BLおよびGND(VSS線)は、ほぼ
等間隔に形成された平行ストライプ状のアルミニウム配
線であることが多い。同様に、ワード線WLおよびVcc
線も等間隔のラインアンドスペースで形成される。これ
らのアルミニウム(Al)またはAl合金からなる配線
は、レジストをマスクとしたドライエッチングにより形
成される。
【0009】配線を形成するには、まず、シリコン酸化
膜等からなる層間絶縁膜上にAl層をスパッタリング等
により成膜する。レジストを塗布してからフォトリソグ
ラフィ工程により露光・現像を行い、レジストに配線パ
ターンを転写する。その後、パターニングされたレジス
トをマスクとしてAl層にエッチングを行う。以上によ
り、図8に示すビット線BL、ワード線WL、VSS線お
よびVcc線などの配線が形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体記憶装置
の微細化が進行し、0.35μm以下のデザインルール
に従ったSRAMにおいてはAl配線層にも0.35μ
m以下のラインアンドスペースが要求される。Al配線
層に0.35μm以下の微細加工を行うため、レジスト
の膜厚を薄くして、フォトリソグラフィ時の解像度を向
上させている。
【0011】しかしながら、レジストをマスクとしてA
l層にドライエッチングを行う場合、Al層のエッチン
グ断面が逆テーパ状となるのを避けるため、レジストに
対するAl層のエッチング選択比をある程度下げる必要
がある。レジストに対するAl層のエッチング選択比を
ある程度下げて、レジストの表面部分も一部エッチング
されるような条件でAl層にエッチングを行うことによ
り、断面が垂直あるいは順テーパ状となった配線が形成
される。
【0012】微細配線の被覆性を良好にするためには、
配線の断面を垂直あるいは順テーパ状に加工することが
好ましい。したがって、レジスト膜厚はエッチングされ
る分の膜厚も予め確保して設定する必要がある。レジス
ト膜厚が不足するとAl層にエッチングを行う過程でレ
ジストが消失し、Al層が過度にエッチングされてパタ
ーン不良の要因となる。以上のように、レジストパター
ニングの解像度を向上させるためレジストを薄膜化する
と、Al層のエッチングに必要なレジスト膜厚が不足す
るという問題が発生する。
【0013】そこで、Al層とレジストとの層間に、例
えばTEOS膜のようなシリコン酸化膜からなる薄膜を
形成し、反射防止層を兼ねたAl層のエッチングマスク
として用いることも行われている。しかしながら、フォ
トリソグラフィ工程に用いられる露光光源の短波長化に
より、ポリシリコン、タングステンシリサイド、シリコ
ン酸化膜等を含む、ほとんどの層で反射率は増大する。
g線、i線では比較的反射率が低いシリコン酸化膜も短
波長領域では反射率が増大し、レジストとの界面あるい
は下地からの反射によりレジストの寸法変動やパターン
の悪化が発生する。
【0014】露光光源からの光と下地からの反射光との
干渉(ハレーション)により、大きな定在波効果が発生
し、さらに下地段差の影響により側面反射も存在する場
合のパターン形状の悪化について、図9を参照して説明
する。図9は、図7あるいは図8に示すようなSRAM
の一部分を示す断面図である。図9に示すように、基板
1上にゲート酸化膜(不図示)を介して、1層目のポリ
シリコン層2およびタングステンシリサイド層3からな
るポリサイド4、さらにオフセット絶縁膜5が積層され
る。これらの層の側壁部分にLDD(lightly
doped drain)サイドウォール6が形成され
てゲート電極7を構成している。
【0015】基板1に接続するコンタクトホール(不図
示)を自己整合的に形成するため、LDDサイドウォー
ル6がシリコン酸化膜からなる場合には、例えばシリコ
ン窒化膜からなるエッチングストッパー層8がシリコン
酸化膜上に形成される。ゲート電極7を被覆するよう
に、例えばBPSG(boro−phospho si
licate glass)膜などシリコン酸化膜から
なる層間絶縁膜9が形成される。その上層に、2層目の
ポリシリコン層10とタングステンシリサイド層11か
らなるポリサイド12が形成される。ポリサイド12
は、前述したコンタクトホール(不図示)と、さらに上
層に形成されるビット線とを接続するビット線引き上げ
部13、あるいは接地(GND)のVss線引き上げ部1
4となる。
【0016】ポリサイド12の上層に、シリコン酸化窒
化膜、PSG(phospho silicate g
lass)膜およびTEOS膜、さらにBPSG膜の積
層膜からなる層間絶縁膜15が形成される。層間絶縁膜
15の上層には、高抵抗素子となる3層目のポリシリコ
ン層(不図示)および層間絶縁膜(不図示)が回路のレ
イアウトに従って形成されている。
【0017】層間絶縁膜15の上層にAl層16と、エ
ッチングマスクとなる酸化膜、例えばTEOS膜17を
積層し、レジスト18をマスクとしてTEOS膜17お
よびAl層16にエッチングを行う。図9に示すよう
に、Al層16は1層目のポリシリコン層2を含むポリ
サイド4、2層目のポリシリコン層10を含むポリサイ
ド12、さらに3層目のポリシリコン層が形成された、
膜厚の大きい部分の上部にも、それらのいずれも形成さ
れていない膜厚の小さい部分の上部にも一様に形成され
る。したがって、フォトリソグラフィ工程によりレジス
ト18のパターニングを行う際に、レジスト18と下地
との界面には著しい段差が生じることになる。露光光源
からの光と下地からの反射光との干渉(ハレーション)
や、段差部分の側面反射により、図9に示すようにレジ
スト18のパターンに異常が発生する。
【0018】パターンに不良のあるレジスト18をマス
クとしてAl層16に行うと、隣接するAl配線同士が
ショートする場合がある。図9において、レジスト18
a、18b、18cをそれぞれ、隣接する2本のビット
線およびVss線を形成するためのパターンとする。レジ
スト18aおよびレジスト18bによりパターニングさ
れるビット線の間がショートすると、図7または図8に
示す基本セルのフリップフロップが作動しなくなる。ま
た、レジスト18bによりパターニングされるビット線
と、レジスト18cによりパターニングされるVss線の
間がショートすると、スタンバイ時のリーク電流の要因
となり、SRAMの消費電力が増大する。
【0019】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、したがって本発明は、リソグラフィ工程にお
けるハレーションを低減することにより、配線の欠陥が
抑制され、動作不良やスタンバイ時の消費電力が低減さ
れた半導体記憶装置およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置は、2つの記憶ノードにお
ける電荷保持を制御する1対のトランジスタと、前記記
憶ノードのそれぞれとビット線との接続を制御する1対
のトランジスタの、少なくとも4個のトランジスタをメ
モリセル毎に有する半導体記憶装置において、基板上に
形成された、所定のパターンを有する第1の導電体層
と、前記第1の導電体層上に形成された第1の層間絶縁
膜と、前記第1の層間絶縁膜上に形成された第2の導電
体層と、前記第2の導電体層上に形成された第2の層間
絶縁膜と、前記第2の層間絶縁膜の上層に形成され、前
記第2の導電体層に接続する、前記ビット線を含む配線
層と、前記配線層の下部に形成され、前記配線層と電気
的に絶縁されたダミー配線層とを有することを特徴とす
る。
【0021】本発明の半導体記憶装置は、好適には、前
記記憶ノードに接続し、不純物を含有したポリシリコン
からなる抵抗を、前記記憶ノードに対する負荷素子とし
て有することを特徴とする。あるいは、本発明の半導体
記憶装置は、好適には、前記記憶ノードに接続し、前記
4個のトランジスタと導電型が逆であるトランジスタ対
を、前記記憶ノードに対する負荷素子として有すること
を特徴とする。本発明の半導体記憶装置は、好適には、
前記ダミー配線は前記第1の層間絶縁膜上に形成され、
第2の導電体層と同一の層からなることを特徴とする。
また、本発明の半導体記憶装置は、好適には、前記第1
および第2の導電体層は、ポリシリコン層と高融点金属
シリサイド層とからなることを特徴とする。
【0022】これにより、ビット線やVss線などの配線
加工のためのレジストをパターニングする際に、下地か
らのハレーションが低減され、レジストパターンの異常
が防止される。したがって、レジストをマスクとしてエ
ッチングされるビット線やVss線などの配線にショート
あるいは断線といった問題が起きず、スタンバイ時のリ
ーク電流が低減される。これにより、半導体記憶装置の
動作が安定し、また、半導体記憶装置の消費電力を低減
させることもできる。さらに、ハレーションの低減によ
り、Al等からなる配線層の加工マージンが増加するた
め、半導体記憶装置の微細化が可能となる。
【0023】さらに、上記の目的を達成するため、本発
明の半導体記憶装置の製造方法は、2つの記憶ノードに
おける電荷保持を制御する1対のトランジスタと、前記
記憶ノードのそれぞれとビット線との接続を制御する1
対のトランジスタの、少なくとも4個のトランジスタを
メモリセル毎に有する半導体記憶装置の製造方法におい
て、基板上に、第1の導電体層を成膜し、前記第1の導
電体層に所定のパターニングを行ってゲート電極を形成
する工程と、前記ゲート電極の上層に、第1の層間絶縁
膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に、導電
体層を成膜し、前記導電体層に所定のパターニングを行
って第2の導電体層およびダミー配線層を形成する工程
と、前記第2の導電体層および前記ダミー配線上に、第
2の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層間絶縁
膜の上層に、前記ダミー配線層と電気的に絶縁された、
前記ビット線を含む配線層を形成する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0024】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、好
適には、前記第2の層間絶縁膜上に、第3の導電体層を
成膜し、前記第3の導電体層に所定のパターニングを行
って、前記4個のトランジスタの負荷素子となる抵抗部
を形成する工程を有することを特徴とする。あるいは、
本発明の半導体記憶装置の製造方法は、好適には、前記
4個のトランジスタの負荷素子となる、前記4個のトラ
ンジスタと導電型が逆のトランジスタ対をメモリセル毎
に形成する工程を有することを特徴とする。
【0025】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、好
適には、前記配線層を形成する工程は、前記第2の層間
絶縁膜の上層に金属または合金層と、反射防止層とを積
層させ、レジストをマスクとしてエッチングを行う工程
であることを特徴とする。本発明の半導体記憶装置の製
造方法は、好適には、前記第1および第2の導電体層を
形成する工程は、ポリシリコン層と高融点金属シリサイ
ド層を積層させる工程であることを特徴とする。
【0026】これにより、ビット線やVss線などの配線
加工のためのレジストをパターニングする際に、ダミー
配線によりレジスト下地の表面が平坦化されているた
め、ハレーションが低減される。したがって、レジスト
パターンの異常が防止され、レジストをマスクとしてエ
ッチングされるビット線やVss線などの配線間のショー
トあるいは断線が抑制される。ビット線間のショートが
防止されることにより、メモリセルへの書き込み動作の
不良が解消され、ビット線とVss線との間のショートが
防止されることにより、スタンバイ時のリーク電流が低
減される。したがって、半導体記憶装置の動作が安定
し、また、半導体記憶装置の低消費電力化が可能とな
る。さらに、ハレーションの低減により、Al等からな
る配線層の加工マージンが増加するため、半導体記憶装
置の微細化が可能となる。
【0027】また、上記の目的を達成するため、本発明
の半導体記憶装置の製造方法は、2つの記憶ノードにお
ける電荷保持を制御する1対のトランジスタと、前記記
憶ノードのそれぞれとビット線との接続を制御する1対
のトランジスタの、少なくとも4個のトランジスタをメ
モリセル毎に有する半導体記憶装置の製造方法におい
て、基板上に、第1の導電体層を成膜し、前記第1の導
電体層に所定のパターニングを行ってゲート電極を形成
する工程と、前記ゲート電極の上層に、第1の層間絶縁
膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に第2の
導電体層を形成する工程と、前記第2の導電体層上に、
リフロー性を有する第2の層間絶縁膜を形成する工程
と、前記第2の層間絶縁膜に熱処理を行い、表面段差を
埋め込んで平坦化させる工程と、前記第2の層間絶縁膜
の上層に、前記ビット線を含む配線層を形成する工程と
を有することを特徴とする。
【0028】上記の目的を達成するため、本発明の半導
体記憶装置の製造方法は、2つの記憶ノードにおける電
荷保持を制御する1対のトランジスタと、前記記憶ノー
ドのそれぞれとビット線との接続を制御する1対のトラ
ンジスタの、少なくとも4個のトランジスタをメモリセ
ル毎に有する半導体記憶装置の製造方法において、基板
上に、第1の導電体層を成膜し、前記第1の導電体層に
所定のパターニングを行ってゲート電極を形成する工程
と、前記ゲート電極の上層に、第1の層間絶縁膜を形成
する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に第2の導電体層
を形成する工程と、前記第2の導電体層上に第2の層間
絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層間絶縁膜の上層
に、金属または合金層を成膜する工程と、前記金属また
は合金層の上層に、前記金属または合金層の反射率が最
小となる膜厚で反射防止層を形成する工程と、前記反射
防止層上にレジストを形成し、レジストをマスクとして
前記反射防止層および前記金属または合金層にエッチン
グを行って、前記ビット線を含む配線層を形成する工程
とを有することを特徴とする。本発明の半導体記憶装置
の製造方法は、好適には、前記反射防止層はシリコン酸
化膜からなることを特徴とする。
【0029】上記のように、リフロー性の層間絶縁膜を
厚く堆積させたり、反射防止層の膜厚を最適化すること
により、ハレーションが低減される。したがって、レジ
ストパターンの異常が防止され、レジストをマスクとし
てエッチングされるビット線やVss線などの配線間のシ
ョートあるいは断線が抑制される。ビット線間のショー
トが防止されることにより、メモリセルへの書き込み動
作の不良が解消され、ビット線とVss線との間のショー
トが防止されることにより、スタンバイ時のリーク電流
が低減される。したがって、半導体記憶装置の動作が安
定し、また、半導体記憶装置の低消費電力化が可能とな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体記憶装置
およびその製造方法の実施の形態について、図面を参照
して説明する。 (実施形態1)図1は本実施形態の半導体記憶装置の断
面図である。図1においては、基板1上にゲート酸化膜
(不図示)を介して、1層目のポリシリコン層2および
タングステンシリサイド層3からなるポリサイド4、さ
らにオフセット絶縁膜5が積層され、これらの層の側壁
部分にLDDサイドウォール6が形成されてゲート電極
7を構成している。ゲート電極7を被覆するように、シ
リコン酸化膜上にエッチングストッパー層8が形成さ
れ、その上層に、例えばBPSG膜などシリコン酸化膜
からなる層間絶縁膜9が形成されている。
【0031】その上層に、2層目のポリシリコン層10
とタングステンシリサイド層11からなるポリサイド1
2が形成される。ポリサイド12は、前述したコンタク
トホール(不図示)と、さらに上層に形成されるビット
線とを接続するビット線引き上げ部13、接地(GN
D)のVss線引き上げ部14、および表面を平坦化して
ハレーションを低減するためのダミーパターン19とな
る。
【0032】ポリサイド12の上層に、シリコン酸化窒
化膜、PSG膜およびTEOS膜、さらにBPSG膜の
積層膜からなる層間絶縁膜15が形成される。層間絶縁
膜15の上層には、高抵抗素子となる3層目のポリシリ
コン層(不図示)および層間絶縁膜(不図示)が回路の
レイアウトに従って形成されている。層間絶縁膜15の
上層には、TEOS膜17をエッチングマスクとしてパ
ターニングされたAl層からなる、ビット線20、21
およびVss線22が形成されている。これらの隣接する
配線間にはショート等の発生がなく、配線層の下地であ
る層間絶縁膜15の表面は平坦化されている。
【0033】次に、上記の本実施形態の半導体記憶装置
の製造方法について説明する。まず、基板1の表面をシ
リコン窒化膜をマスクとして熱酸化して素子分離領域
(LOCOS、不図示)を形成してから、図2(A)に
示すように、LOCOSにより相互に隔てられたアクテ
ィブ領域上に、ゲート絶縁膜(不図示)を介して1層目
のポリシリコン層2を形成する。ポリシリコン層2は、
例えばCVD(chemical vapor dep
osition)法により形成し、膜厚は例えば55n
mとする。ポリシリコン層2の上層に、例えばCVD法
によりタングステンシリサイド層3を膜厚100nmで
形成する。さらにその上層に、シリコン酸化膜からなる
オフセット絶縁膜5を、例えばCVD法により膜厚17
5nmで形成する。
【0034】次に、図2(B)に示すように、レジスト
(不図示)をマスクとしてオフセット絶縁膜5、タング
ステンシリサイド層3およびポリシリコン層2に例えば
ドライエッチングを行ってゲート電極7を形成する。ゲ
ート電極7をマスクとして基板1に相対的に低濃度の不
純物をイオン注入し、LDD(不図示)を形成する。全
面に、例えばシリコン酸化膜を堆積させてからエッチバ
ックを行い、LDDサイドウォール6を形成する。LD
Dサイドウォール6をマスクとして基板1に相対的に高
濃度の不純物をイオン注入し、ソース/ドレイン領域
(不図示)を形成する。さらに、自己整合コンタクト
(不図示)を形成するためのエッチングストッパー層8
として、例えばシリコン窒化膜をCVD法により形成す
る。その上層に、層間絶縁膜9として例えばBPSG膜
をCVD法により250nm程度成膜し、熱処理を行っ
て表面を平坦化する。また、層間絶縁膜9に例えばリア
クティブイオンエッチング(RIE)を行い、自己整合
的にコンタクトホール(不図示)を形成する。
【0035】次に、図2(C)に示すように、層間絶縁
膜9の上層に2層目のポリシリコン層10を、例えばC
VD法により膜厚55nm程度で形成する。その上層に
タングステンシリサイド層11を、例えばCVD法によ
り膜厚100nm程度で積層させ、ポリサイド12とす
る。レジストを全面に堆積させてから、フォトリソグラ
フィ工程によりレジストのパターニングを行い、ビット
線引き上げ部13を加工するためのレジストパターン1
3’、ダミーパターン19を加工するためのレジストパ
ターン19’、およびVss線引き上げ部14を加工する
ためのレジストパターン14’を形成する。その後、レ
ジストパターン13’、19’、14’をマスクとして
ポリサイド12に例えばドライエッチングを行う。
【0036】次に、図3(A)に示すように、ビット線
引き上げ部13、ダミーパターン19およびVss線引き
上げ部14の上層に、シリコン酸化窒化膜、PSG膜、
TEOS膜およびBPSG膜の積層膜からなる層間絶縁
膜15を形成する。ゲート電極7となるポリサイド4、
あるいは、ビット線引き上げ部13等のポリサイド12
が形成されていない部分にダミーパターン19が形成さ
れているため、層間絶縁膜15の表面は平坦化される。
【0037】次に、図3(B)に示すように、層間絶縁
膜15の上層に高抵抗素子となる3層目のポリシリコン
層(不図示)および層間絶縁膜(不図示)を適宜、形成
してから、Al層16を例えばスパッタリングにより成
膜する。さらに、反射防止膜としてTEOS膜17をA
l層16の表面に形成する。レジストを全面に塗布して
からレジストに露光・現像を行い、ビット線を加工する
ためのレジストパターン18a、18bおよびVss線を
加工するためのレジストパターン18cを形成する。こ
れらのレジスト18a〜18cをマスクとしてTEOS
膜17およびAl層16に例えばドライエッチングを行
うことにより、図1に示すように、ビット線20、21
およびVss線22が形成され、配線間のショートあるい
は断線が防止された半導体記憶装置が得られる。
【0038】(実施形態2)本実施形態においては、実
施形態1のようなダミーパターンは形成せず、段差部分
にリフロー性の層間絶縁膜を厚く形成することにより、
平坦な配線層を形成する。図4および図5を参照して、
本実施形態の半導体記憶装置の製造方法について、以下
に説明する。まず、図4(A)に示すように、実施形態
1と同様の工程に従って層間絶縁膜9の上層に2層目の
ポリシリコン層10およびタングステンシリサイド層1
1からなるポリサイド12を形成する。全面にレジスト
を塗布してからレジストに露光・現像を行い、ビット線
引き上げ部13を加工するためのレジストパターン1
3’およびVss線引き上げ部14を加工するためのレジ
ストパターン14’を形成する。その後、これらのレジ
ストパターン13’、14’をマスクとしてポリサイド
12にエッチングを行う。
【0039】次に、図4(B)に示すように、ビット線
引き上げ部13およびVss線引き上げ部14の上層に、
シリコン酸化窒化膜、PSG膜、TEOS膜およびBP
SG膜の積層膜からなる層間絶縁膜15を形成する。ゲ
ート電極7となるポリサイド4、あるいは、ビット線引
き上げ部13等のポリサイド12が形成されていない部
分にリフロー性を有するBPSG膜を厚く成膜する(例
えば100nm程度厚くする)ことにより、層間絶縁膜
15の表面は平坦化される。
【0040】次に、図5(A)に示すように、層間絶縁
膜15の上層に高抵抗素子となる3層目のポリシリコン
層(不図示)および層間絶縁膜(不図示)を適宜、形成
してから、Al層16を例えばスパッタリングにより成
膜する。さらに、反射防止膜としてTEOS膜17をA
l層16の表面に形成する。レジストを全面に塗布して
からレジストに露光・現像を行い、ビット線を加工する
ためのレジストパターン18a、18bおよびVss線を
加工するためのレジストパターン18cを形成する。こ
れらのレジスト18a〜18cをマスクとしてTEOS
膜17およびAl層16に例えばドライエッチングを行
うことにより、図5(B)に示すように、ビット線2
0、21およびVss線22が形成され、配線間のショー
トあるいは断線が防止された半導体記憶装置が得られ
る。
【0041】(実施形態3)本実施形態においては、実
施形態1のようなダミーパターンは形成せず、反射防止
膜であるTEOS膜17の膜厚を最適化することによ
り、フォトリソグラフィ工程におけるハレーションを低
減させる。図6を参照して、本実施形態の半導体記憶装
置の製造方法について、以下に説明する。まず、図6
(A)に示すように、実施形態2と同様の工程に従っ
て、2層目のポリシリコン層10とタングステンシリサ
イド層11からなるポリサイド12をパターニングし
て、ビット線引き上げ部13およびVss線引き上げ部1
4を形成する。それらの上層に、シリコン酸化窒化膜、
PSG膜、TEOS膜およびBPSG膜の積層膜からな
る層間絶縁膜15を形成する。ゲート電極7となるポリ
サイド4、あるいは、ビット線引き上げ部13等のポリ
サイド12が形成されていない部分は膜厚の総計が薄く
なるため、層間絶縁膜15の表面には段差が発生する。
【0042】層間絶縁膜15の上層に高抵抗素子となる
3層目のポリシリコン層(不図示)および層間絶縁膜
(不図示)を適宜、形成してから、Al層16を例えば
スパッタリングにより成膜する。さらに、反射防止膜と
してTEOS膜17をAl層16の表面に形成する。レ
ジストを全面に塗布してからレジストに露光・現像を行
い、ビット線を加工するためのレジストパターン18
a、18bおよびVss線を加工するためのレジストパタ
ーン18cを形成する。レジストに露光を行う際に、A
l層16の界面からの反射率はTEOS膜17の膜厚に
応じ、正弦波に沿って周期的に変動する(定在波効
果)。さらに、レジスト膜厚に応じた反射率の変動や、
ラインアンドスペースのパターン間隔に応じた反射率の
周期的な変動もある。
【0043】例えば、TEOS膜17の膜厚が100n
mのとき反射率が約5%と最小になり、膜厚50nmの
とき(図9参照)反射率が約10%と最大になるような
条件の場合には、図6(A)に示すように、TEOS膜
17の膜厚を100nm程度に厚くすることにより、ハ
レーションを低減させることができる。これにより、下
地からの反射によるレジストパターンの異常が抑制され
る。これらのレジスト18a〜18cをマスクとしてT
EOS膜17およびAl層16に例えばドライエッチン
グを行うことにより、図6(B)に示すように、ビット
線20、21およびVss線22が形成され、配線間のシ
ョートあるいは断線が防止された半導体記憶装置が得ら
れる。
【0044】上記の本発明の実施形態の半導体記憶装置
およびその製造方法によれば、ビット線やVss線などの
配線加工のためのレジストをパターニングする際に、下
地からのハレーションが低減され、レジストパターンの
異常が防止される。したがって、配線にショートあるい
は断線といった問題が起きず、半導体記憶装置の動作が
安定する。また、スタンバイ時のリーク電流が低減され
ることにより半導体記憶装置の低消費電力化が可能とな
る。
【0045】本発明の半導体記憶装置およびその製造方
法の実施形態は、上記の説明に限定されない。例えば、
実施形態1におけるダミー配線19は2層目のポリシリ
コン層10を含むポリサイド12ではなく、1層目のポ
リシリコン層2を用いて基板1上に形成してもよい。そ
の他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が
可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明の半導体記憶装置によれば、配線
加工のためのレジストパターンの異常が低減され、配線
間のショートや断線が防止される。したがって、半導体
記憶装置の動作不良が抑制され、また、スタンバイ時の
リーク電流の低減により半導体記憶装置の低消費電力化
が可能となる。本発明の半導体記憶装置の製造方法によ
れば、レジストのフォトリソグラフィ工程において下地
からのハレーションが低減されるため、レジストパター
ンの異常を防止することができる。したがって、配線間
のショートや断線を防止し、動作不良やスタンバイ時の
リーク電流を低減させることができる。また、ハレーシ
ョンの低減により配線層の加工マージンが拡大するた
め、配線パターンを集積化して、半導体記憶装置を微細
化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の断
面図である。
【図2】(A)〜(C)は本発明の実施形態1に係る半
導体記憶装置の製造方法の製造工程を表す断面図であ
る。
【図3】(A)および(B)は本発明の実施形態1に係
る半導体記憶装置の製造方法の製造工程を表す断面図で
ある。
【図4】(A)および(B)は本発明の実施形態2に係
る半導体記憶装置の製造方法の製造工程を表す断面図で
ある。
【図5】(A)は本発明の実施形態2に係る半導体記憶
装置の製造方法の製造工程を表す断面図であり、(B)
は本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図6】(A)は本発明の実施形態3に係る半導体記憶
装置の製造方法の製造工程を表す断面図であり、(B)
は本発明の実施形態3に係る半導体記憶装置の断面図で
ある。
【図7】SRAMの基本セル(1ビット分)を表す等価
回路図である。
【図8】SRAMのメモリセル領域と周辺回路領域の一
部を表す図である。
【図9】従来の半導体記憶装置の製造方法により製造さ
れる、半導体記憶装置の断面図である。
【符号の説明】
1…基板、2…1層目のポリシリコン層、3、11…タ
ングステンシリサイド層、4、12…ポリサイド、5…
オフセット絶縁膜、6…LDDサイドウォール、7…ゲ
ート電極、8…エッチングストッパー層、9、15…層
間絶縁膜、10…2層目のポリシリコン層、13…ビッ
ト線引き上げ部、13’、14’、18a、18b、1
8c、19’…レジスト、14…Vss線引き上げ部、1
6…Al層、17…TEOS膜、19…ダミーパター
ン、20、21…ビット線、22…Vss線、101…ワ
ードトランジスタ、102…ワード線、103、10
3’…記憶ノード、104、104’…ビット線、10
5…高抵抗素子、106…電源、107…ドライバトラ
ンジスタ、108…GND、109…メモリセル領域、
110…周辺回路領域、111…センスアンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 BS05 BS06 BS07 BS17 BS37 BS46 GA09 JA35 KA05 MA02 MA19 NA02 PR03 PR21 PR36 PR38

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの記憶ノードにおける電荷保持を制御
    する1対のトランジスタと、前記記憶ノードのそれぞれ
    とビット線との接続を制御する1対のトランジスタの、
    少なくとも4個のトランジスタをメモリセル毎に有する
    半導体記憶装置において、 基板上に形成された、所定のパターンを有する第1の導
    電体層と、 前記第1の導電体層上に形成された第1の層間絶縁膜
    と、 前記第1の層間絶縁膜上に形成された、第2の導電体層
    と、 前記第2の導電体層上に形成された、第2の層間絶縁膜
    と、 前記第2の層間絶縁膜の上層に形成され、前記第2の導
    電体層に接続する前記ビット線を含む配線層と、 前記配線層の下部に形成され、前記配線層と電気的に絶
    縁されたダミー配線層とを有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記記憶ノードに接続し、不純物を含有し
    たポリシリコンからなる抵抗を、前記記憶ノードに対す
    る負荷素子として有する請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】前記記憶ノードに接続し、前記4個のトラ
    ンジスタと導電型が逆であるトランジスタ対を、前記記
    憶ノードに対する負荷素子として有する請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記ダミー配線は、前記第1の層間絶縁膜
    上に形成され、第2の導電体層と同一の層からなる請求
    項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記第1および第2の導電体層は、ポリシ
    リコン層と高融点金属シリサイド層とからなる請求項1
    記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】2つの記憶ノードにおける電荷保持を制御
    する1対のトランジスタと、前記記憶ノードのそれぞれ
    とビット線との接続を制御する1対のトランジスタの、
    少なくとも4個のトランジスタをメモリセル毎に有する
    半導体記憶装置の製造方法において、 基板上に、第1の導電体層を成膜し、前記第1の導電体
    層に所定のパターニングを行ってゲート電極を形成する
    工程と、 前記ゲート電極の上層に、第1の層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に、導電体層を成膜し、前記導
    電体層に所定のパターニングを行って、第2の導電体層
    およびダミー配線層とを形成する工程と、 前記第2の導電体層および前記ダミー配線上に、第2の
    層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上層に、前記ダミー配線層と電
    気的に絶縁された、前記ビット線を含む配線層を形成す
    る工程とを有する半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2の層間絶縁膜上に、第3の導電体
    層を成膜し、前記第3の導電体層に所定のパターニング
    を行って、前記4個のトランジスタの負荷素子となる抵
    抗部を形成する工程を有する請求項6記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記4個のトランジスタの負荷素子とな
    る、前記4個のトランジスタと導電型が逆のトランジス
    タ対をメモリセル毎に形成する工程を有する請求項6記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記配線層を形成する工程は、前記第2の
    層間絶縁膜の上層に金属または合金層と、反射防止層と
    を積層させ、レジストをマスクとしてエッチングを行う
    工程である請求項6記載の半導体記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記第1および第2の導電体層を形成す
    る工程は、ポリシリコン層と高融点金属シリサイド層を
    積層させる工程である請求項6記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  11. 【請求項11】2つの記憶ノードにおける電荷保持を制
    御する1対のトランジスタと、前記記憶ノードのそれぞ
    れとビット線との接続を制御する1対のトランジスタ
    の、少なくとも4個のトランジスタをメモリセル毎に有
    する半導体記憶装置の製造方法において、 基板上に、第1の導電体層を成膜し、前記第1の導電体
    層に所定のパターニングを行ってゲート電極を形成する
    工程と、 前記ゲート電極の上層に、第1の層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に、第2の導電体層を形成する
    工程と、 前記第2の導電体層上に、リフロー性を有する第2の層
    間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜に熱処理を行い、表面段差を埋め
    込んで平坦化させる工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上層に、前記ビット線を含む配
    線層を形成する工程とを有する半導体記憶装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】2つの記憶ノードにおける電荷保持を制
    御する1対のトランジスタと、前記記憶ノードのそれぞ
    れとビット線との接続を制御する1対のトランジスタ
    の、少なくとも4個のトランジスタをメモリセル毎に有
    する半導体記憶装置の製造方法において、 基板上に、第1の導電体層を成膜し、前記第1の導電体
    層に所定のパターニングを行ってゲート電極を形成する
    工程と、 前記ゲート電極の上層に、第1の層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に、第2の導電体層を形成する
    工程と、 前記第2の導電体層上に、第2の層間絶縁膜を形成する
    工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上層に、金属または合金層を成
    膜する工程と、 前記金属または合金層の上層に、前記金属または合金層
    の反射率が最小となる膜厚で反射防止層を形成する工程
    と、 前記反射防止層上にレジストを形成し、レジストをマス
    クとして前記反射防止層および前記金属または合金層に
    エッチングを行って、前記ビット線を含む配線層を形成
    する工程とを有する半導体記憶装置の製造方法。
  13. 【請求項13】前記反射防止層は、シリコン酸化膜から
    なる請求項12記載の半導体記憶装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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