JP2002132234A - 液晶表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその駆動方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規の回路構成を有する駆動回路および画素
を用いて、低消費電力化が可能な液晶表示装置の提供を
課題とする。 【解決手段】 nビット(nは自然数、n≧2)のデジ
タル映像信号を用いて映像表示を行う液晶表示装置にお
いて、1画素あたりn×m個(mは自然数)の揮発性の
記憶回路と、n×k個(kは自然数)の不揮発性の記憶
回路を有し、mフレーム分のデジタル映像信号を揮発性
の記憶回路に記憶する機能と、kフレーム分のデジタル
映像信号を不揮発性の記憶回路に記憶する機能とを有す
る。静止画像の表示は、一旦記憶回路に記憶されたデジ
タル映像信号を繰り返し読み出して各フレームで表示を
行うことにより、その間のソース信号線駆動回路の駆動
を停止する。また、不揮発性の記憶回路に記憶されたデ
ジタル映像信号は、電源遮断後も記憶されるため、次の
電源投入時に直ちに表示が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体表示装置
(以下表示装置と表記する)の駆動回路および駆動回路
を用いた表示装置に関し、特に、絶縁体上に作成される
薄膜トランジスタを有するアクティブマトリクス型表示
装置の駆動回路および駆動回路を用いたアクティブマト
リクス型表示装置に関する。その中で特に、映像ソース
としてデジタル映像信号を用いるアクティブマトリクス
型液晶表示装置の駆動回路および駆動回路を用いたアク
ティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ガラス基板等の絶縁体上に半導体
薄膜を形成した表示装置、特に薄膜トランジスタ(以下
TFTと表記する)を用いたアクティブマトリクス型表
示装置の普及が顕著となっている。TFTを使用したア
クティブマトリクス型表示装置は、マトリクス状に配置
された数十万から数百万のTFTを有し、各画素の電荷
を制御することによって画像の表示を行っている。
【0003】さらに最近の技術として、画素を構成する
画素TFTの他に、画素部の周辺部に、TFTを用いて
駆動回路を同時形成するポリシリコンTFTに関する技
術が発展してきており、装置の小型化、低消費電力化に
大いに貢献し、それに伴って、近年その応用分野の拡大
が著しいモバイル機器の表示部等に、液晶表示装置は不
可欠なデバイスとなってきている。
【0004】デジタル方式の液晶表示装置の概略図の一
例を、図13に示す。中央に画素部1308が配置され
ている。画素部の上側には、ソース信号線を制御するた
めの、ソース信号線駆動回路1301が配置されてい
る。ソース信号線駆動回路1301は、第1のラッチ回
路1304、第2のラッチ回路1305、D/A変換回
路1306、アナログスイッチ1307等を有する。画
素部の左右には、ゲート信号線を制御するための、ゲー
ト信号線駆動回路1302が配置されている。なお、図
13においては、ゲート信号線駆動回路1302は、画
素部の左右両側に配置されているが、片側配置でも構わ
ない。ただし、両側配置とした方が、駆動効率、駆動信
頼性の面から見て望ましい。
【0005】ソース信号線駆動回路1301に関して
は、図14に示すような構成を有している。図14に例
として示す駆動回路は、水平方向解像度1024画素、
3ビットデジタル階調の表示に対応したソース信号線駆
動回路であり、シフトレジスタ回路(SR)1401、
第1のラッチ回路(LAT1)1402、第2のラッチ
回路(LAT2)1403、D/A変換回路(もしくは
D/Aコンバータ:D/A)1404等を有する。な
お、図14では図示していないが、必要に応じてバッフ
ァ回路、レベルシフタ回路等を配置しても良い。
【0006】図13および図14を用いて動作について
簡単に説明する。まず、シフトレジスタ回路1303
(図14中、SRと表記)にクロック信号(S−CL
K、S−CLKb)およびスタートパルス(S−SP)
が入力され、順次パルスが出力される。続いて、それら
のパルスは第1のラッチ回路1304(図14中、LA
T1と表記)に入力され、同じく第1のラッチ回路13
04に入力されたデジタル映像信号(Digital
Data)をそれぞれ保持していく。ここで、D1が最
上位ビット(MSB:Most Significant Bit)、D3が
最下位ビット(LSB:Least Significant Bit)であ
る。第1のラッチ回路1304において、1水平周期分
のデジタル映像信号の保持が完了すると、帰線期間中
に、第1のラッチ回路1304で保持されているデジタ
ル映像信号は、ラッチ信号(LatchPulse)の
入力に従い、一斉に第2のラッチ回路1305(図14
中、LAT2と表記)へと転送される。
【0007】その後、再びシフトレジスタ回路1303
が動作し、次の水平周期分のデジタル映像信号の保持が
開始される。同時に、第2のラッチ回路1305で保持
されているデジタル映像信号は、D/A変換回路130
6(図14中、D/Aと表記)にてアナログ映像信号へ
と変換される。このアナログ化されたデジタル映像信号
は、ソース信号線を経由して画素に書き込まれる。この
動作を繰り返すことによって、画像の表示が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般的なアクティブマ
トリクス型液晶表示装置においては、動画の表示をスム
ーズに行うため、1秒間に60回前後、画面表示の更新
が行われる。すなわち、1フレーム毎にデジタル映像信
号を供給し、その都度画素への書き込みを行う必要があ
る。たとえ、映像が静止画であったとしても、1フレー
ム毎に同一の信号を供給しつづけなければならないた
め、駆動回路が連続して同じデジタル映像信号の繰り返
し処理を行う必要がある。
【0009】静止画のデジタル映像信号を一旦、外部の
記憶回路に書き込み、以後は1フレーム毎に外部の記憶
回路から液晶表示装置にデジタル映像信号を供給する方
法もあるが、いずれの場合にも外部の記憶回路と駆動回
路は動作し続ける必要がある。
【0010】特にモバイル機器においては、低消費電力
化が大きく望まれている。さらに、このモバイル機器に
おいては、静止画モードで使用されることが大部分を占
めているにもかかわらず、前述のように外部回路、駆動
回路などは静止画表示の際にも動作し続けているため、
低消費電力化への足かせとなっている。
【0011】本発明は前述のような問題点を鑑見て、新
規の回路を用いることにより、静止画の表示時における
外部回路、信号線駆動回路などの消費電力を低減するこ
とを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明では次のような手段を用いた。
【0013】画素内に複数の記憶回路を配置し、画素毎
にデジタル映像信号を記憶させる。静止画の場合、一度
書き込みを行えば、それ以降、画素に書き込まれる情報
は同様であるので、フレーム毎に信号の入力を行わなく
とも、記憶回路に記憶されている信号を読み出すことに
よって静止画を継続的に表示することができる。すなわ
ち、静止画を表示する際は、最低1フレーム分の信号の
処理動作を行って以降は、外部回路、ソース信号線駆動
回路などを停止させておくことが可能となる。
【0014】さらに、画素内に配置されている記憶回路
の一部は不揮発性のものであり、一度この不揮発性の記
憶回路に記憶したデジタル映像信号は、表示装置の電源
を遮断した後も継続して記憶しておくことが出来る。よ
って、再度電源を投入した後に、改めてデジタル映像信
号のサンプリングを行うことなく、不揮発性の記憶回路
よりデジタル映像信号を読み出して静止画の表示が可能
である。それに伴って電力消費を大きく低減することが
可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は、記憶回路を有する画素を
用いた液晶表示装置における、ソース信号線駆動回路お
よび一部の画素の構成を示したものである。この回路
は、3ビットデジタル階調信号に対応したものであり、
シフトレジスタ回路201、第1のラッチ回路202、
第2のラッチ回路203、ビット信号選択スイッチ20
4、画素205を有する。210は、ゲート信号線駆動
回路あるいは外部から直接供給される信号が入力される
信号線であり、画素の説明とともに後述する。
【0016】図1は、図2における画素205における
回路構成を詳細に示したものである。この画素は、3ビ
ットデジタル階調に対応したものであり、液晶素子(L
C)、保持容量(Cs)、揮発性の記憶回路(A1〜A
3およびB1〜B3)、不揮発性の記憶回路(C1〜C
3)等を有している。101はソース信号線、102〜
104は書き込み用ゲート信号線、105〜107は、
読み出し用ゲート信号線、108〜110は書き込み用
TFT、111〜113は読み出し用TFT、114〜
125は記憶回路選択部である。
【0017】本発明の特徴は、画素が有する記憶回路の
中に、少なくともnビットのデジタル映像信号を1フレ
ーム分記憶する不揮発性の記憶回路(図1中、C1〜C
3で表記)を含む点にある。その他の記憶回路(図1
中、A1〜A3、B1〜B3で表記)に関しては、不揮
発性の記憶回路との区別を明確とするため、ここではあ
えて揮発性の記憶回路と表記しているが、A1〜A3、
B1〜B3を構成する記憶回路は必ずしも揮発性である
必要はなく、不揮発性であっても良い。ただし、1フレ
ーム期間内で書き込みや読み出しを行う必要があり、そ
の書き込み時間や読み出し時間が十分に短い必要がある
ため、本発明の実施形態においては、SRAMやDRA
M等の揮発性の記憶回路を用いている。
【0018】図3は、図1に示した本発明の表示装置に
おける動作タイミングを簡単に示したものである。表示
装置は3ビットデジタル階調、VGAのものを対象とし
ている。図1〜図3を用いて、駆動方法について説明す
る。なお、各番号は、図1〜図3のものをそのまま用い
る(図番は省略する)。
【0019】図2および図3(A)(B)を参照する。
図3(A)において、各フレーム期間をα、β、γ、δ
と表記して説明する。まず、区間αにおける回路動作に
ついて説明する。
【0020】従来のデジタル方式の駆動回路の場合と同
様に、シフトレジスタ201にクロック信号(S−CL
K、S−CLKb)およびスタートパルス(S−SP)
が入力され、順次サンプリングパルスが出力される。続
いて、サンプリングパルスは第1のラッチ回路202
(LAT1)に入力され、同じく第1のラッチ回路20
2に入力されたデジタル映像信号(Digital D
ata)をそれぞれ保持していく。この期間を、本明細
書においてはドットデータサンプリング期間と表記す
る。1水平期間分のドットデータサンプリング期間は、
図3(A)において1〜480で示す各期間である。デ
ジタル映像信号は3ビットであり、D1がMSB(Most
Significant Bit)、D3がLSB(Least Significan
t Bit)である。第1のラッチ回路202において、1
水平周期分のデジタル映像信号の保持が完了すると、帰
線期間中に、第1のラッチ回路202で保持されている
デジタル映像信号は、ラッチ信号(Latch Pul
se)の入力に従い、一斉に第2のラッチ回路203
(LAT2)へと転送される。
【0021】続いて、再びシフトレジスタ回路201か
ら出力されるサンプリングパルスに従い、次水平周期分
のデジタル映像信号の保持動作が行われる。
【0022】一方、第2のラッチ回路203に転送され
たデジタル映像信号は、画素内に配置された揮発性の記
憶回路に書き込まれる。図3(B)に示すように、次列
のドットデータサンプリング期間をI、IIおよびIIIと3
分割し、第2のラッチ回路に保持されているデジタル映
像信号をソース信号線に出力する。このとき、ビット信
号選択スイッチ204によって、各ビットの信号が順番
にソース信号線に出力されるように選択的に接続され
る。
【0023】期間Iでは、書き込み用ゲート信号線10
2にパルスが入力されてTFT108が導通し、記憶回
路選択部114が揮発性の記憶回路A1を選択し、揮発
性の記憶回路A1にデジタル映像信号が書き込まれる。
続いて、期間IIでは、書き込み用ゲート信号線103に
パルスが入力されてTFT109が導通し、記憶回路選
択部115が揮発性の記憶回路A2を選択し、揮発性の
記憶回路A2にデジタル映像信号が書き込まれる。最後
に、期間IIIでは、書き込み用ゲート信号線104にパ
ルスが入力されてTFT110が導通し、記憶回路選択
部116が揮発性の記憶回路A3を選択し、揮発性の記
憶回路A3にデジタル映像信号が書き込まれる。
【0024】以上で、1水平期間分のデジタル映像信号
の処理が終了する。図3(B)の期間は、図3(A)に
おいて※印で示された期間である。以上の動作を最終段
まで行うことにより、1フレーム分のデジタル映像信号
が揮発性の記憶回路A1〜A3に書き込まれる。
【0025】ところで、本発明の表示装置においては、
3ビットのデジタル階調を、時間階調方式により表現す
る。時間階調方式とは、画素に印加する電圧によって輝
度の制御を行う通常の方式と異なり、画素には2種類の
電圧のみを印加してON、OFF(表示上は白、黒)の
2状態を用い、表示時間の差を利用して階調を得る方式
である。時間階調方式においてnビットの階調表現を行
う際には、その表示期間をn個の期間に分割し、各期間
の長さの比を2n-1:2n-2:・・・:20のように2の
べき乗とし、どの期間で画素をONの状態にするかによ
って、表示期間の長さに差を生じ、もって階調の表現を
行う。なお、ここで画素がONの状態にあるとは、画素
電極間に電圧が印加されている状態をいい、OFFの状
態にあるとは、電圧が印加されていない状態を言う。以
下このような状態をON、OFFとして表記する。
【0026】また、表示期間の長さを2のべき乗以外の
区分によって階調表示を行うようにしても表示は可能で
ある。
【0027】以上をふまえて、区間βにおける動作につ
いて説明する。最終段における揮発性の記憶回路への書
き込みが終了すると、1フレーム目の表示が行われる。
図3(C)は、3ビットの時間階調方式について説明す
る図である。今、デジタル映像信号は、ビットごとに揮
発性の記憶回路A1〜A3に記憶されている。Ts1
は、第1ビットデータによる表示期間、Ts2は、第2
ビットデータによる表示期間、Ts3は、第3ビットデ
ータによる表示期間であり、各表示期間の長さは、Ts
1:Ts2:Ts3=4:2:1となっている。
【0028】ここでは3ビットであるから、輝度は0〜
7までの8段階が得られる。Ts1〜Ts3のいずれの
期間においても表示が行われない場合には輝度0、全て
の期間を用いて表示を行えば輝度7を得る。例えば、輝
度5を表示したい場合には、Ts1とTs3において画
素をONの状態とし、表示させればよい。
【0029】具体的に図を用いて説明する。Ts1にお
いては、読み出し用ゲート信号線105にパルスが入力
されてTFT111が導通し、記憶回路選択部117が
揮発性の記憶回路A1を選択し、揮発性の記憶回路A1
に記憶されたデジタル映像信号にしたがって画素が駆動
される。続いて、Ts2においては、読み出し用ゲート
信号線106にパルスが入力されてTFT112が導通
し、記憶回路選択部118が揮発性の記憶回路A2を選
択し、揮発性の記憶回路A2に記憶されたデジタル映像
信号にしたがって画素が駆動される。最後に、Ts3に
おいては、読み出し用ゲート信号線107にパルスが入
力されてTFT113が導通し、記憶回路選択部119
が揮発性の記憶回路A3を選択し、揮発性の記憶回路A
3に記憶されたデジタル映像信号によって画素に電圧が
印加される。
【0030】ここで、液晶表示装置の場合は、ノーマリ
ーホワイトモードと、ノーマリーブラックモードがあ
る。両者において、画素のON、OFFで白、黒が逆と
なるため、前述の説明と輝度とが逆になる場合もある。
【0031】以上のようにして、1フレーム期間分の表
示が行われる。一方、駆動回路側では、同時に次のフレ
ーム期間のデジタル映像信号の処理が行われている。第
2のラッチ回路へのデジタル映像信号の転送までは前述
と同様の手順である。続く揮発性の記憶回路への書き込
み期間においては、もう一方の揮発性の記憶回路を用い
る。ただし、画素内に設けた揮発性の記憶回路が1フレ
ーム分であるときは、先に書き込んだ揮発性の記憶回路
に上書きする。
【0032】期間Iでは、書き込み用ゲート信号線10
2にパルスが入力されてTFT108が導通し、記憶回
路選択部114が揮発性の記憶回路B1を選択し、揮発
性の記憶回路B1にデジタル映像信号が書き込まれる。
続いて、期間IIでは、書き込み用ゲート信号線103に
パルスが入力されてTFT109が導通し、記憶回路選
択部115が揮発性の記憶回路B2を選択し、揮発性の
記憶回路B2にデジタル映像信号が書き込まれる。最後
に、期間IIIでは、書き込み用ゲート信号線104にパ
ルスが入力されてTFT110が導通し、記憶回路選択
部116が揮発性の記憶回路B3を選択し、揮発性の記
憶回路B3にデジタル映像信号が書き込まれる。
【0033】続いて、区間γに入り、揮発性の記憶回路
B1〜B3に記憶されたデジタル映像信号に従って2フ
レーム目の表示が行われる。同時に、次のフレーム期間
のデジタル映像信号の処理が開始される。このデジタル
映像信号は、1フレーム目の表示が終了した揮発性の記
憶回路A1〜A3に再び記憶される。
【0034】その後、揮発性の記憶回路A1〜A3に記
憶されたデジタル映像信号の表示が区間δで行われ、同
時に次のフレーム期間のデジタル映像信号の処理が開始
される。このデジタル映像信号は、2フレーム目の表示
が終了した揮発性の記憶回路B1〜B3に再び記憶され
る。
【0035】不揮発性の記憶回路C1〜C3へのデジタ
ル映像信号の書き込みは、一般的にSRAM等の揮発性
の記憶回路への書き込みに比べて、非常に長い時間を必
要とするため、一旦揮発性の記憶回路A1〜A3もしく
はB1〜B3にデジタル映像信号を記憶させ、そこから
不揮発性の記憶回路C1〜C3へ書き込むという手順を
踏むのが望ましい。図1においては、揮発性の記憶回路
A1〜A3もしくはB1〜B3への書き込みが終了した
のち、読み出し用TFT111〜113がONして映像
表示を行うが、不揮発性の記憶回路への書き込みを行う
際は、読み出し用TFT111〜113がOFFし、記
憶回路選択部120〜122が、不揮発性の記憶回路C
1〜C3を選択し、書き込みを行う。この期間中は、画
面上には表示が行われないが、書き込み時間は数[ms]
程度〜100[ms]程度なのでほとんど問題とはならな
い。
【0036】また、電源投入時等に不揮発性の記憶回路
C1〜C3に記憶されたデジタル映像信号を読み出して
映像表示を行う場合にも、一旦揮発性の記憶回路A1〜
A3もしくはB1〜B3の方に書き込んで、以後のフレ
ーム期間では、揮発性の記憶回路A1〜A3もしくはB
1〜B3から読み出すようにすると良い。
【0037】以上の動作を繰り返して、映像の表示が継
続的に行われる。ここで、静止画を表示する場合には、
最初の動作で揮発性の記憶回路A1〜A3にいったんデ
ジタル映像信号が記憶されてからは、各フレーム期間で
揮発性の記憶回路A1〜A3に記憶されたデジタル映像
信号を反復して読み出せば良い。したがってこの静止画
が表示されている期間中は、外部回路、ソース信号線駆
動回路などの駆動を停止させることが出来る。
【0038】また、画素部に配置されている不揮発性の
記憶回路C1〜C3にデジタル映像信号を書き込んでお
くことで、液晶表示装置の電源を遮断した後も継続して
記憶しておくことが出来る。よって、再度電源を入れた
後に、改めてデジタル映像信号のサンプリングを行うこ
となく、静止画の表示が可能である。
【0039】さらに、記憶回路へのデジタル映像信号の
書き込み、あるいは記憶回路からのデジタル映像信号の
読み出しは、ゲート信号線1本単位で行うことが可能で
ある。すなわち、ソース信号線駆動回路およびゲート信
号線駆動回路を短期間のみ動作させ、画面の一部のみを
書き換えるなどといった表示方法をとることも出来る。
この場合は、ゲート信号線駆動回路として、デコーダを
使うのが望ましい。デコーダを使用する場合には、特開
平8−101609に開示された回路を用いればよく、
図20に一例を示す。また、ソース信号線駆動回路にも
デコーダを用いて部分書き換えを行うことも可能であ
る。
【0040】また、本実施形態においては、1画素内に
A1〜A3およびB1〜B3の揮発性の記憶回路を有
し、3ビットのデジタル映像信号を2フレーム分だけ記
憶する機能を有しているが、本発明はこの数に限定しな
い。つまり、nビットのデジタル映像信号をmフレーム
分だけ記憶するには、1画素内にn×m個の揮発性の記
憶回路を有していれば良い。
【0041】同様に、本実施形態においては、1画素内
にC1〜C3の不揮発性の記憶回路を有し、3ビットの
デジタル映像信号を1フレーム分だけ記憶する機能を有
しているが、本発明はこの数に限定しない。つまり、n
ビットのデジタル映像信号を、電源を遮断した後もkフ
レーム分だけ記憶しておくには、1画素内にn×k個の
不揮発性の記憶回路を有していれば良い。
【0042】以上の方法により、画素内に実装された記
憶回路を用いてデジタル映像信号の記憶を行うことによ
り、静止画を表示する際に各フレーム期間で記憶回路に
記憶されたデジタル映像信号を反復して用い、外部回
路、ソース信号線駆動回路などを駆動することなく、継
続的に静止画表示が可能となる。よって、液晶表示装置
の低消費電力化に大きく貢献することが出来る。
【0043】また、ソース信号線駆動回路に関しては、
ビット数に応じて増加するラッチ回路等の配置の問題か
ら、必ずしも絶縁体上に一体形成する必要はなく、その
一部あるいは全部を外付けで構成しても良い。
【0044】さらに、本実施形態にて示したソース信号
線駆動回路においては、ビット数に応じたラッチ回路を
配置しているが、1ビット分のみ配置して動作させるこ
とも可能である。この場合、上位ビットから下位ビット
のデジタル映像信号を直列にラッチ回路に入力すれば良
い。
【0045】
【実施例】以下に本発明の実施例について記述する。
【0046】[実施例1]本実施例においては、実施形態
において示した回路における記憶回路選択部を、具体的
にトランジスタ等を用いて構成し、その動作について説
明する。
【0047】図4は、図1に示した画素と同様のもの
で、記憶回路選択部周辺を実際に回路で構成した例であ
る。図4中、揮発性の記憶回路A1〜A3およびB1〜
B3の各々に、書き込み選択用TFT420、422、
424、426、428、430と、読み出し選択用T
FT421、423、425、427、429、431
とを設け、記憶回路選択信号線414〜419をもって
制御する。不揮発性の記憶回路C1〜C3の各々は、書
き込み選択用TFT435、437、439と、読み出
し選択用TFT436、438、440とを設け、記憶
回路選択信号線432〜434、441〜443をもっ
て制御する。本実施例に示した画素は、揮発性の記憶回
路A1〜A3およびB1〜B3において、3ビットのデ
ジタル映像信号を2フレーム分記憶し、さらに不揮発性
の記憶回路C1〜C3によって、3ビットのデジタル映
像信号を1フレーム分記憶するものである。
【0048】本実施例にて図4で示した回路の駆動は、
実施形態にて図3を用いて示したタイミングチャートに
従って駆動することが出来る。図3、図4を用いて、記
憶回路選択部の実際の駆動方法を加えて、回路動作につ
いて説明する。なお、各番号は、図3、図4のものをそ
のまま用いる(図番は省略する)。
【0049】図3(A)(B)を参照する。図3(A)
において、各フレーム期間をα、β、γ、δと表記して
説明する。まず、区間αにおける回路動作について説明
する。
【0050】シフトレジスタ回路から第2のラッチ回路
までの駆動方法に関しては実施形態にて示したものと同
様であるのでそれに従う。
【0051】まず、記憶回路選択信号線414〜416
にパルスが入力されて書き込み選択用TFT420、4
24、428がONし、揮発性の記憶回路A1〜A3へ
の書き込みが可能な状態となる。期間Iでは、書き込み
用ゲート信号線402にパルスが入力されて書き込み用
TFT408が導通し、揮発性の記憶回路A1にデジタ
ル映像信号が書き込まれる。続いて、期間IIでは、書き
込み用ゲート信号線403にパルスが入力されて書き込
み用TFT409が導通し、揮発性の記憶回路A2にデ
ジタル映像信号が書き込まれる。最後に、期間IIIで
は、書き込み用ゲート信号線404にパルスが入力され
て書き込み用TFT410が導通し、揮発性の記憶回路
A3にデジタル映像信号が書き込まれる。
【0052】以上で、1水平期間分のデジタル映像信号
の処理が終了する。図3(B)の期間は、図3(A)に
おいて※印で示された期間である。以上の動作を最終段
まで行うことにより、1フレーム分のデジタル映像信号
が揮発性の記憶回路A1〜A3に書き込まれる。
【0053】続いて、区間βにおける動作について説明
する。最終段における揮発性の記憶回路への書き込みが
終了すると、1フレーム目の表示が行われる。図3
(C)は、3ビットの時間階調方式について説明する図
である。今、デジタル映像信号は、ビットごとに揮発性
の記憶回路A1〜A3に記憶されている。Ts1は、第
1ビットデータによる表示期間、Ts2は、第2ビット
データによる表示期間、Ts3は、第3ビットデータに
よる表示期間であり、各表示期間の長さは、Ts1:T
s2:Ts3=4:2:1となっている。
【0054】ただし、表示期間の長さを2のべき乗以外
の区分によって階調表示を行うようにしても表示は可能
である。
【0055】ここでは3ビットであるから、輝度は0〜
7までの8段階が得られる。Ts1〜Ts3のいずれの
期間においても表示が行われない場合には輝度0、全て
の期間を用いて表示を行えば輝度7を得る。例えば、輝
度5を表示したい場合には、Ts1とTs3において画
素をONの状態とし、表示させればよい。
【0056】具体的に図を用いて説明する。揮発性の記
憶回路への書き込み動作が終了した後、表示期間に移る
際に、記憶回路選択信号線414〜416に入力されて
いたパルスが終了して書き込み選択用TFT420、4
24、428は非導通となり、同時に記憶回路選択信号
線417〜419にパルスが入力され、読み出し選択用
TFT421、425、429が導通して、揮発性の記
憶回路A1〜A3からの読み出しが可能な状態となる。
Ts1においては、読み出し用ゲート信号線405にパ
ルスが入力されて読み出し用TFT411が導通し、揮
発性の記憶回路A1に記憶されたデジタル映像信号にし
たがって画素が駆動される。続いて、Ts2において
は、読み出し用ゲート信号線406にパルスが入力され
て読み出し用TFT412が導通し、揮発性の記憶回路
A2に記憶されたデジタル映像信号にしたがって画素が
駆動される。最後に、Ts3においては、読み出し用ゲ
ート信号線407にパルスが入力されて読み出し用TF
T413が導通し、揮発性の記憶回路A3に記憶された
デジタル映像信号によって画素に電圧が印加される。
【0057】以上のようにして、1フレーム期間分の表
示が行われる。一方、駆動回路側では、同時に次のフレ
ーム期間のデジタル映像信号の処理が行われている。第
2のラッチ回路へのデジタル映像信号の転送までは前述
と同様の手順である。続く記憶回路への書き込み期間に
おいては、揮発性の記憶回路B1〜B3を用いる。
【0058】なお、揮発性の記憶回路A1〜A3に信号
が書き込まれる期間においては、書き込み選択用TFT
420、424、428が導通し、揮発性の記憶回路A
1〜A3に書き込みが可能な状態となっているが、同時
に読み出し選択用TFT423、427、431も導通
し、揮発性の記憶回路B1〜B3からの読み出しが可能
な状態となっている。逆に、揮発性の記憶回路B1〜B
3に信号が書き込まれる期間においては、書き込み選択
用TFT422、426、430が導通し、揮発性の記
憶回路B1〜B3に書き込みが可能な状態となっている
が、同時に読み出し選択用TFT421、425、42
9も導通し、揮発性の記憶回路A1〜A3からの読み出
しが可能な状態となっている。すなわち、本実施例で示
す画素においては、揮発性の記憶回路A1〜A3および
B1〜B3は、あるフレーム期間において書き込みと読
み出しが交互に行われる。
【0059】期間Iでは、書き込み用ゲート信号線40
2にパルスが入力されて書き込み用TFT408が導通
し、揮発性の記憶回路B1にデジタル映像信号が書き込
まれる。続いて、期間IIでは、書き込み用ゲート信号線
403にパルスが入力されて書き込み用TFT409が
導通し、揮発性の記憶回路B2にデジタル映像信号が書
き込まれる。最後に、期間IIIでは、書き込み用ゲート
信号線404にパルスが入力されて書き込み用TFT4
10が導通し、揮発性の記憶回路B3にデジタル映像信
号が書き込まれる。
【0060】続いて、区間γに入り、揮発性の記憶回路
B1〜B3に記憶されたデジタル映像信号に従って2フ
レーム目の表示が行われる。同時に、次のフレーム期間
のデジタル映像信号の処理が開始される。このデジタル
映像信号は、1フレーム目の表示が終了した揮発性の記
憶回路A1〜A3に再び記憶される。
【0061】その後、揮発性の記憶回路A1〜A3に記
憶されたデジタル映像信号の表示が区間δで行われ、同
時に次のフレーム期間のデジタル映像信号の処理が開始
される。このデジタル映像信号は、2フレーム目の表示
が終了した揮発性の記憶回路B1〜B3に再び記憶され
る。
【0062】不揮発性の記憶回路C1〜C3におけるデ
ジタル映像信号の書き込み、読み出し動作については、
実施形態と同様である。
【0063】以上の手順を繰り返すことにより、映像の
表示を行う。なお、静止画の表示を行う場合には、ある
フレームのデジタル映像信号の、記憶回路への書き込み
が終了したら、ソース信号線駆動回路を停止させ、同じ
記憶回路に書き込まれている信号を毎フレームで読み込
んで表示を行う。このような方法により、静止画の表示
中における消費電力を大きく低減することが出来る。さ
らに、不揮発性の記憶回路を用いてデジタル映像信号を
記憶することによって、表示装置の電源を遮断した後
も、静止画のデジタル映像信号を記憶することが可能で
あり、再度電源を投入した後も、静止画の表示を行うこ
とが出来る。
【0064】[実施例2]本実施例においては、画素部の
揮発性の記憶回路への書き込みを点順次で行うことによ
り、ソース信号線駆動回路の第2のラッチ回路を省略し
た例について記す。
【0065】図5は、記憶回路を有する画素を用いた液
晶表示装置における、ソース信号線駆動回路および一部
の画素の構成を示したものである。この回路は、3ビッ
トデジタル映像信号に対応したものであり、シフトレジ
スタ回路501、ラッチ回路502、画素503を有す
る。510は、ゲート信号線駆動回路あるいは外部から
直接供給される信号が入力される信号線であり、画素の
説明とともに後述する。
【0066】図6は、図5に示した画素503の回路構
成の詳細図である。実施例1と同様、3ビットデジタル
階調に対応したものであり、液晶素子(LC)、揮発性
の記憶回路(A1〜A3およびB1〜B3)、不揮発性
の記憶回路(C1〜C3)等を有している。601は第
1ビット(MSB)信号用ソース信号線、602は第2
ビット信号用ソース信号線、603は第3ビット(LS
B)信号用ソース信号線、604は書き込み用ゲート信
号線、605〜607は、読み出し用ゲート信号線、6
08〜610は書き込み用TFT、611〜613は読
み出し用TFTである。記憶回路選択部は、書き込み選
択用TFT620、622、624、626、628、
630および読み出し選択用TFT621、623、6
25、627、629、631等を用いて構成される。
632〜634および641〜643は、記憶回路選択
信号線である。不揮発性の記憶回路C1〜C3に関して
は、記憶回路選択部は、書き込み選択用TFT636、
638、640および読み出し選択用TFT635、6
37、639等を用いて構成される。
【0067】図7は、本実施例にて示した回路の駆動に
関するタイミングチャートである。図5、図6および図
7を用いて説明する。
【0068】シフトレジスタ回路501からラッチ回路
(LAT1)502までの動作は実施形態および実施例
1と同様に行われる。図7(B)に示すように、第1段
目でのラッチ動作が終了すると、直ちに画素内に有する
揮発性の記憶回路への書き込みを開始する。書き込み用
ゲート信号線604にパルスが入力されて書き込み用T
FT608〜610が導通し、さらに記憶回路選択信号
線614〜616にパルスが入力されて書き込み選択用
TFT620、624、628が導通して、揮発性の記
憶回路A1〜A3への書き込みが可能な状態となる。ラ
ッチ回路502に保持されたビット毎のデジタル映像信
号は、3本のソース信号線601〜603を経由して、
同時に書き込まれる。
【0069】第1段目でラッチ回路に保持されたデジタ
ル映像信号が、揮発性の記憶回路へ書き込まれていると
き、次段では、サンプリングパルス出力から、ラッチ回
路においてデジタル映像信号の保持までが行われてい
る。このようにして、順次揮発性の記憶回路への書き込
みが行われていく。
【0070】以上を1水平期間(図7(A)中、※※で
示す期間)内に行い、垂直方向の行数分が繰り返され
て、区間αにおける1フレーム分のデジタル映像信号の
揮発性の記憶回路への書き込みが終了すると、区間βで
示される1フレーム目の表示期間に移る。書き込み用ゲ
ート信号線604に入力されていたパルスが停止し、さ
らに記憶回路選択信号線614〜616に入力されてい
たパルスが停止して書き込み選択用TFT620、62
4、628が非導通となり、代わって記憶回路選択信号
線617〜619にパルスが入力されて読み出し選択用
TFT621、625、629が導通し、揮発性の記憶
回路A1〜A3からの読み出しが可能な状態となる。
【0071】続いて、実施例1で示した時間階調方式に
より、図7(C)に示すように、表示期間Ts1では、
読み出し用ゲート信号線605にパルスが入力されて読
み出し用TFT611が導通し、揮発性の記憶回路A1
に書き込まれているデジタル映像信号により、表示が行
われる。続いてTs2では、読み出し用ゲート信号線6
06にパルスが入力されて読み出し用TFT612が導
通し、揮発性の記憶回路A2に書き込まれているデジタ
ル映像信号により、表示が行われ、同様にTs3では、
読み出し用ゲート信号線607にパルスが入力されて読
み出し用TFT613が導通し、揮発性の記憶回路A3
に書き込まれているデジタル映像信号により、表示が行
われる。
【0072】以上で、1フレーム目の表示期間が完了す
る。区間βでは、同時に次のフレームにおけるデジタル
映像信号の処理が行われる。ラッチ回路502へのデジ
タル映像信号の保持までは前述と同様の手順である。続
く揮発性の記憶回路への書き込み期間においては、揮発
性の記憶回路B1〜B3を用いる。
【0073】なお、揮発性の記憶回路A1〜A3に信号
が書き込まれる期間においては、書き込み選択用TFT
620、624、628が導通し、揮発性の記憶回路A
1〜A3に書き込みが可能な状態となっているが、同時
に読み出し選択用TFT623、627、631も導通
し、揮発性の記憶回路B1〜B3からの読み出しが可能
な状態となっている。逆に、揮発性の記憶回路B1〜B
3に信号が書き込まれる期間においては、書き込み選択
用TFT622、626、630が導通し、揮発性の記
憶回路B1〜B3に書き込みが可能な状態となっている
が、同時に読み出し選択用TFT621、625、62
9も導通し、揮発性の記憶回路A1〜A3からの読み出
しが可能な状態となっている。すなわち、本実施例で示
す画素においては、揮発性の記憶回路A1〜A3および
B1〜B3は、あるフレーム期間において書き込みと読
み出しが交互に行われる。
【0074】記憶回路B1〜B3への書き込み動作、読
み出し動作は揮発性の記憶回路A1〜A3の場合と同様
である。揮発性の記憶回路B1〜B3への書き込みが終
了すると、区間γに入り、2フレーム目の表示期間に移
る。さらにこの区間では、次のフレームにおけるデジタ
ル映像信号の処理が行われる。ラッチ回路502へのデ
ジタル映像信号の保持までは前述と同様の手順である。
続く揮発性の記憶回路への書き込み期間においては、再
び揮発性の記憶回路A1〜A3を用いる。
【0075】その後、揮発性の記憶回路A1〜A3に記
憶されたデジタル映像信号の表示が区間δで行われ、同
時に次のフレーム期間のデジタル映像信号の処理が開始
される。このデジタル映像信号は、2フレーム目の表示
が終了した揮発性の記憶回路B1〜B3に再び記憶され
る。
【0076】不揮発性の記憶回路C1〜C3におけるデ
ジタル映像信号の書き込み、読み出し動作については、
実施形態と同様である。
【0077】以上の手順を繰り返すことにより、映像の
表示を行う。静止画の表示を行う場合には、あるフレー
ムのデジタル映像信号の、記憶回路への書き込みが終了
したら、ソース信号線駆動回路を停止させ、同じ記憶回
路に書き込まれている信号を毎フレーム期間で読み込ん
で表示を行う。さらに、一度電源を遮断し、再度電源を
投入した後に静止画を表示するときには、不揮発性の記
憶回路C1〜C3に記憶されているデジタル映像信号に
基づき表示を行う。このような方法により、静止画の表
示中における消費電力を大きく低減することが出来る。
さらに、実施例1にて示した回路と比較すると、ラッチ
回路の数を1/2とすることが出来、回路配置の省スペ
ース化による装置全体の小型化に貢献出来る。
【0078】[実施例3]本実施例においては、実施例2
にて示した、第2のラッチ回路を省略した液晶表示装置
の回路構成を応用し、線順次駆動により画素内の記憶回
路への書き込みを行う方法を用いた液晶表示装置の例に
ついて記す。
【0079】図17は、本実施例にて示す液晶表示装置
のソース信号線駆動回路の回路構成例を示している。こ
の回路は、3ビットデジタル階調信号に対応したもので
あり、シフトレジスタ回路1701、ラッチ回路170
2、スイッチ回路1703、画素1704を有する。1
710は、ゲート信号線駆動回路あるいは外部から直接
供給される信号が入力される信号線である。画素の回路
構成に関しては、実施例2のものと同様で良いので、図
6をそのまま参照する。
【0080】図18は、本実施例にて示した回路の駆動
に関するタイミングチャートである。図6、図17およ
び図18を用いて説明する。
【0081】シフトレジスタ回路1701からサンプリ
ングパルスが出力され、ラッチ回路1702で、サンプ
リングパルスに従ってデジタル映像信号を保持するまで
の動作は、実施例1および実施例2と同様である。本実
施例では、ラッチ回路1702と画素1704内の揮発
性の記憶回路との間に、スイッチ回路1703を有して
いるため、ラッチ回路でのデジタル映像信号の保持が完
了しても、直ちに揮発性の記憶回路への書き込みが開始
されない。ドットデータサンプリング期間が終了するま
での間は、スイッチ回路1703は閉じたままであり、
その間、ラッチ回路ではデジタル映像信号が保持され続
ける。
【0082】図18(B)に示すように、1水平期間分
のデジタル映像信号の保持が完了すると、その後の帰線
期間中にラッチ信号(Latch Pulse)が入力
されてスイッチ回路1703が一斉に開き、ラッチ回路
1702で保持されていたデジタル映像信号は一斉に画
素1704内の揮発性の記憶回路に書き込まれる。この
ときの書き込み動作に関わる、画素1704内の動作、
さらに次のフレーム期間における表示の再の読み出し動
作に関わる、画素1704内の動作については、実施例
2と同様で良いので、ここでは説明を省略する。同様
に、不揮発性の記憶回路への書き込み方法およびタイミ
ングに関しても、実施例2に従うので、ここでは説明を
省略する。
【0083】以上の方法によって、ラッチ回路を省略し
たソース信号線駆動回路においても、線順次の書き込み
駆動を容易に行うことが出来る。
【0084】[実施例4]本実施例では、本発明の表示装
置の画素部とその周辺に設けられる駆動回路部(ソース
信号線側駆動回路、ゲート信号線側駆動回路、画素選択
信号線側駆動回路)のTFT、さらに不揮発性記憶回路
部を同時に作製する方法について説明する。但し、説明
を簡単にするために、駆動回路部に関しては基本単位で
あるCMOS回路を図示することとする。
【0085】まず、図9(A)に示すように、コーニン
グ社の#7059ガラスや#1737ガラスなどに代表
されるバリウムホウケイ酸ガラス、またはアルミノホウ
ケイ酸ガラスなどのガラスから成る基板5001上に酸
化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン
膜などの絶縁膜から成る下地膜5002を形成する。例
えば、プラズマCVD法でSiH4、NH3、N2Oから
作製される酸化窒化シリコン膜5002aを10〜20
0[nm](好ましくは50〜100[nm])形成し、同様に
SiH4、N2Oから作製される酸化窒化水素化シリコン
膜5002bを50〜200[nm](好ましくは100〜
150[nm])の厚さに積層形成する。本実施例では下地
膜5002を2層構造として示したが、前記絶縁膜の単
層膜または2層以上積層させた構造として形成しても良
い。
【0086】島状半導体層5003〜5006は、非晶
質構造を有する半導体膜をレーザー結晶化法や公知の熱
結晶化法を用いて作製した結晶質半導体膜で形成する。
この島状半導体層5003〜5006の厚さは25〜8
0[nm](好ましくは30〜60[nm])の厚さで形成す
る。結晶質半導体膜の材料に限定はないが、好ましくは
シリコンまたはシリコンゲルマニウム(SiGe)合金
などで形成すると良い。
【0087】レーザー結晶化法で結晶質半導体膜を作製
するには、パルス発振型または連続発光型のエキシマレ
ーザーやYAGレーザー、YVO4レーザーを用いる。
これらのレーザーを用いる場合には、レーザー発振器か
ら放射されたレーザー光を光学系で線状に集光し半導体
膜に照射する方法を用いると良い。結晶化の条件は実施
者が適宣選択するものであるが、エキシマレーザーを用
いる場合はパルス発振周波数30[Hz]とし、レーザーエ
ネルギー密度を100〜400[mJ/cm2](代表的には2
00〜300[mJ/cm2])とする。また、YAGレーザー
を用いる場合にはその第2高調波を用いパルス発振周波
数1〜10[kHz]とし、レーザーエネルギー密度を30
0〜600[mJ/cm2](代表的には350〜500[mJ/c
m2])とすると良い。そして幅100〜1000[μm]、
例えば400[μm]で線状に集光したレーザー光を基板
全面に渡って照射し、この時の線状レーザー光の重ね合
わせ率(オーバーラップ率)を80〜98[%]として行
う。
【0088】次いで、島状半導体層5003〜5006
を覆うゲート絶縁膜5007を形成する。ゲート絶縁膜
5007はプラズマCVD法またはスパッタ法を用い、
厚さを40〜150[nm]としてシリコンを含む絶縁膜で
形成する。本実施例では、120[nm]の厚さで酸化窒化
シリコン膜で形成する。勿論、ゲート絶縁膜はこのよう
な酸化窒化シリコン膜に限定されるものでなく、他のシ
リコンを含む絶縁膜を単層または積層構造として用いて
も良い。例えば、酸化シリコン膜を用いる場合には、プ
ラズマCVD法でTEOS(Tetraethyl Orthosilicat
e)とO2とを混合し、反応圧力40[Pa]、基板温度30
0〜400[℃]とし、高周波(13.56[MHz])、電
力密度0.5〜0.8[W/cm2]で放電させて形成するこ
とが出来る。このようにして作製される酸化シリコン膜
は、その後400〜500[℃]の熱アニールによりゲー
ト絶縁膜として良好な特性を得ることが出来る。
【0089】そして、ゲート絶縁膜5007上にゲート
電極を形成するための第1の導電膜5008と第2の導
電膜5009とを形成する。本実施例では、第1の導電
膜5008をTaで50〜100[nm]の厚さに形成し、
第2の導電膜5009をWで100〜300[nm]の厚さ
に形成する。
【0090】Ta膜はスパッタ法で、Taのターゲット
をArでスパッタすることにより形成する。この場合、
Arに適量のXeやKrを加えると、Ta膜の内部応力
を緩和して膜の剥離を防止することが出来る。また、α
相のTa膜の抵抗率は20[μΩcm]程度でありゲート電
極に使用することが出来るが、β相のTa膜の抵抗率は
180[μΩcm]程度でありゲート電極とするには不向き
である。α相のTa膜を形成するために、Taのα相に
近い結晶構造をもつ窒化タンタルを10〜50[nm]程度
の厚さでTaの下地に形成しておくとα相のTa膜を容
易に得ることが出来る。
【0091】W膜を形成する場合には、Wをターゲット
としたスパッタ法で形成する。その他に6フッ化タング
ステン(WF6)を用いる熱CVD法で形成することも
出来る。いずれにしてもゲート電極として使用するため
には低抵抗化を図る必要があり、W膜の抵抗率は20
[μΩcm]以下にすることが望ましい。W膜は結晶粒を大
きくすることで低抵抗率化を図ることが出来るが、W中
に酸素などの不純物元素が多い場合には結晶化が阻害さ
れ高抵抗化する。このことより、スパッタ法による場
合、純度99.9999[%]のWターゲットを用い、さ
らに成膜時に気相中からの不純物の混入がないように十
分配慮してW膜を形成することにより、抵抗率9〜20
[μΩcm]を実現することが出来る。
【0092】なお、本実施例では、第1の導電膜500
8をTa、第2の導電膜5009をWとしたが、特に限
定されず、いずれもTa、W、Ti、Mo、Al、Cu
などから選ばれた元素、または前記元素を主成分とする
合金材料もしくは化合物材料で形成してもよい。また、
リン等の不純物元素をドーピングした多結晶シリコン膜
に代表される半導体膜を用いてもよい。本実施例以外の
組み合わせの一例で望ましいものとしては、第1の導電
膜5008を窒化タンタル(TaN)で形成し、第2の
導電膜5009をWとする組み合わせ、第1の導電膜5
008を窒化タンタル(TaN)で形成し、第2の導電
膜5009をAlとする組み合わせ、第1の導電膜50
08を窒化タンタル(TaN)で形成し、第2の導電膜
5009をCuとする組み合わせ等が挙げられる。
【0093】次に、レジストによるマスク5010を形
成し、電極及び配線を形成するための第1のエッチング
処理を行う。本実施例ではICP(Inductively Couple
d Plasma:誘導結合型プラズマ)エッチング法を用い、
エッチング用ガスにCF4とCl2を混合し、1[Pa]の圧
力でコイル型の電極に500[W]のRF(13.56[MH
z])電力を投入してプラズマを生成して行う。基板側
(試料ステージ)にも100[W]のRF(13.56[MH
z])電力を投入し、実質的に負の自己バイアス電圧を印
加する。CF4とCl2を混合した場合にはW膜及びTa
膜とも同程度にエッチングされる。
【0094】上記エッチング条件では、レジストによる
マスクの形状を適したものとすることにより、基板側に
印加するバイアス電圧の効果により第1の導電層及び第
2の導電層の端部がテーパー形状となる。テーパー部の
角度は15〜45°となる。ゲート絶縁膜上に残渣を残
すことなくエッチングするためには、10〜20[%]程
度の割合でエッチング時間を増加させると良い。W膜に
対する酸化窒化シリコン膜の選択比は2〜4(代表的に
は3)であるので、オーバーエッチング処理により、酸
化窒化シリコン膜が露出した面は20〜50[nm]程度エ
ッチングされることになる。こうして、第1のエッチン
グ処理により第1の導電層と第2の導電層から成る第1
の形状の導電層5011〜5016(第1の導電層50
11a〜5016aと第2の導電層5011b〜501
6b)を形成する。このとき、ゲート絶縁膜5007に
おいては、第1の形状の導電層5011〜5016で覆
われない領域は20〜50[nm]程度エッチングされ薄く
なった領域が形成される。(図9(B))
【0095】そして、第1のドーピング処理を行いN型
を付与する不純物元素を添加する。ドーピングの方法は
イオンドープ法もしくはイオン注入法で行えば良い。イ
オンドープ法の条件はドーズ量を1×1013〜5×10
14[atoms/cm2]とし、加速電圧を60〜100[keV]とし
て行う。N型を付与する不純物元素として15族に属す
る元素、典型的にはリン(P)または砒素(As)を用
いるが、ここではリン(P)を用いる。この場合、導電
層5011〜5016がN型を付与する不純物元素に対
するマスクとなり、自己整合的に第1の不純物領域50
17〜5020が形成される。第1の不純物領域501
7〜5020には1×1020〜1×1021[atoms/cm3]
の濃度範囲でN型を付与する不純物元素を添加する。
(図9(B))
【0096】次に、図9(C)に示すように、レジスト
マスクは除去しないまま、第2のエッチング処理を行
う。エッチングガスにCF4とCl2とO2とを用い、W
膜を選択的にエッチングする。この時、第2のエッチン
グ処理により第2の形状の導電層5021〜5026
(第1の導電層5021a〜5026aと第2の導電層
5021b〜5026b)を形成する。このとき、ゲー
ト絶縁膜5007においては、第2の形状の導電層50
21〜5026で覆われない領域はさらに20〜50[n
m]程度エッチングされ薄くなった領域が形成される。
【0097】W膜やTa膜のCF4とCl2の混合ガスに
よるエッチング反応は、生成されるラジカルまたはイオ
ン種と反応生成物の蒸気圧から推測することが出来る。
WとTaのフッ化物と塩化物の蒸気圧を比較すると、W
のフッ化物であるWF6が極端に高く、その他のWC
5、TaF5、TaCl5は同程度である。従って、C
4とCl2の混合ガスではW膜及びTa膜共にエッチン
グされる。しかし、この混合ガスに適量のO2を添加す
るとCF4とO2が反応してCOとFになり、Fラジカル
またはFイオンが多量に発生する。その結果、フッ化物
の蒸気圧が高いW膜のエッチング速度が増大する。一
方、TaはFが増大しても相対的にエッチング速度の増
加は少ない。また、TaはWに比較して酸化されやすい
ので、O2を添加することでTaの表面が酸化される。
Taの酸化物はフッ素や塩素と反応しないためさらにT
a膜のエッチング速度は低下する。従って、W膜とTa
膜とのエッチング速度に差を作ることが可能となりW膜
のエッチング速度をTa膜よりも大きくすることが可能
となる。
【0098】そして、図10(A)に示すように第2の
ドーピング処理を行う。この場合、第1のドーピング処
理よりもドーズ量を下げて高い加速電圧の条件としてN
型を付与する不純物元素をドーピングする。例えば、加
速電圧を70〜120[keV]とし、1×1013[atoms/cm
2]のドーズ量で行い、図10(B)で島状半導体層に形
成された第1の不純物領域の内側に新たな不純物領域を
形成する。ドーピングは、第2の形状の導電層5021
〜5026を不純物元素に対するマスクとして用い、第
1の導電層5021a〜5026aの下側の領域の半導
体層にも不純物元素が添加されるようにドーピングす
る。こうして、第2の不純物領域5027〜5031が
形成される。この第2の不純物領域5027〜5031
に添加されたリン(P)の濃度は、第1の導電層502
1a〜5026aのテーパー部の膜厚に従って緩やかな
濃度勾配を有している。なお、第1の導電層5021a
〜5026aのテーパー部と重なる半導体層において、
第1の導電層5021a〜5026aのテーパー部の端
部から内側に向かって若干、不純物濃度が低くなってい
るものの、ほぼ同程度の濃度である。
【0099】続いて、図10(B)に示すように第3の
エッチング処理を行う。エッチングガスにCHF6を用
い、反応性イオンエッチング法(RIE法)を用いて行
う。第3のエッチング処理により、第1の導電層502
1a〜5026aのテーパー部を部分的にエッチングし
て、第1の導電層が半導体層と重なる領域が縮小され
る。第3のエッチング処理によって、第3の形状の導電
層5032〜5037(第1の導電層5032a〜50
37aと第2の導電層5032b〜5037b)を形成
する。このとき、ゲート絶縁膜5007においては、第
3の形状の導電層5032〜5037で覆われない領域
はさらに20〜50[nm]程度エッチングされ薄くなった
領域が形成される。
【0100】第3のエッチング処理によって、第2の不
純物領域5027〜5031においては、第1の導電層
5032a〜5037aと重なる第2の不純物領域50
27a〜5031aと、第1の不純物領域と第2の不純
物領域との間の第3の不純物領域5027b〜5031
bとが形成される。
【0101】そして、図10(C)に示すように、Pチ
ャネル型TFTを形成する島状半導体層5004に、第
1の導電型とは逆の導電型の第4の不純物領域5039
〜5044を形成する。第3の形状の導電層5033b
を不純物元素に対するマスクとして用い、自己整合的に
不純物領域を形成する。このとき、Nチャネル型TFT
を形成する島状半導体層5003、5005、保持容量
部5006および配線部5034はレジストマスク50
38で全面を被覆しておく。不純物領域5039〜50
44にはそれぞれ異なる濃度でリンが添加されている
が、ジボラン(B 26)を用いたイオンドープ法で形成
し、そのいずれの領域においても不純物濃度が2×10
20〜2×1021[atoms/cm3]となるようにする。
【0102】以上までの工程でそれぞれの島状半導体層
に不純物領域が形成される。島状半導体層と重なる第3
の形状の導電層5032、5033、5035、503
6がゲート電極として機能する。5037は、メモリセ
ルのフローティングゲート電極として機能する。また、
5034は島状のソース信号線として機能する。(図1
0(C))
【0103】その後、レジストマスク5038を除去し
た後、図11(A)に示すように、第2のゲート絶縁膜
5045形成する。第2のゲート絶縁膜5045の膜厚
は、10〜250[nm]とすれば良い。また、製膜方法
は、公知の気相法(プラズマCVD法、スパッタ法等)
を用いれば良い。なお、本実施例においては、70[nm]
のSiNO膜をプラズマCVD法により形成する。
【0104】続いて、導電型の制御を目的として、それ
ぞれの島状半導体層に添加された不純物元素を活性化す
る工程を行う。この工程はファーネスアニール炉を用い
る熱アニール法で行う。その他に、レーザーアニール
法、またはラピッドサーマルアニール法(RTA法)を
適用することが出来る。熱アニール法では酸素濃度が1
[ppm]以下、好ましくは0.1[ppm]以下の窒素雰囲気中
で400〜700[℃]、代表的には500〜600[℃]
で行うものであり、本実施例では500[℃]で4時間の
熱処理を行う。ただし、第3の形状の導電層5037〜
5042に用いた配線材料が熱に弱い場合には、配線等
を保護するため層間絶縁膜(シリコンを主成分とする)
を形成した後で活性化を行うことが好ましい。
【0105】さらに、3〜100[%]の水素を含む雰囲
気中で、300〜450[℃]で1〜12時間の熱処理を
行い、島状半導体層を水素化する工程を行う。この工程
は熱的に励起された水素により半導体層のダングリング
ボンドを終端する工程である。水素化の他の手段とし
て、プラズマ水素化(プラズマにより励起された水素を
用いる)を行っても良い。
【0106】その後、200〜400[nm]の厚さで導電
膜を形成し、パターニングを行い、コントロールゲート
電極5046を形成する。コントロールゲート電極50
46は、第2のゲート絶縁膜5045を介してフローテ
ィングゲート電極5037の一部あるいは全体と重なる
ように形成する(図11(A))。
【0107】第1の層間絶縁膜5047は酸化窒化シリ
コン膜から100〜200[nm]の厚さで形成する。そし
て、駆動回路部において島状半導体層のソース領域とコ
ンタクトを形成するソース配線5048、5050、ド
レイン領域とコンタクトを形成するドレイン配線504
9を形成する。また、画素部においては、接続電極50
51、5052を形成する。同時に、メモリセル部にお
いても、接続電極5053、5054を形成する。接続
電極5051により、ソース信号線5034は、画素T
FTと電気的な接続が形成される(図11(B))。
【0108】その上に有機絶縁物材料から成る第2の層
間絶縁膜5055を形成し、続いて画素電極5056を
形成する。本実施例で示すような、反射型の液晶表示装
置を作成する場合、画素電極5056としては、Al、
Agを主成分とする膜、あるいはそれらの積層膜等の、
反射性に優れた材料を用いることが望ましい。
【0109】以上のようにして、図11(C)に示すよ
うに、Nチャネル型TFT、Pチャネル型TFTを有す
る駆動回路部と、画素TFT、不揮発性記憶回路を有す
る画素部とを同一基板上に形成することができる。本明
細書中ではこのような基板をアクティブマトリクス基板
と呼ぶ。
【0110】続いて、図11(C)の状態のアクティブ
マトリクス基板を得た後、図12(A)に示すように、
アクティブマトリクス基板上に配向膜5057を形成し
ラビング処理を行う。
【0111】一方、対向基板5058を用意する。対向
基板5058には、対向電極5059をパターニング形
成し、配向膜5060を形成した後ラビング処理を行
う。対向電極には、ITO膜あるいはそれに準ずる透明
の導電性材料を用いる。
【0112】スペーサ(図示せず)をアクティブマトリ
クス基板あるいは対向基板に形成する。スペーサは球状
のビーズを散布しても良い。あるいは、表示領域におい
て感光性の樹脂をドット状またはストライプ状にパター
ニングしても良い。スペーサにより液晶材料の配向欠陥
がでないようにする。
【0113】本実施例にて示す反射型の液晶表示装置で
はリタデーションの関係からセルギャップは0.5〜
1.5[μm]が望ましい。本実施例ではセルギャップを
画素部において1.0[μm]になるようにする。
【0114】そして、画素部と駆動回路部が形成された
アクティブマトリクス基板と対向基板とをシール剤50
61で貼り合わせる。シール剤5061にはフィラーが
混入されていて、このフィラーとスペーサによって均一
な間隔を持って2枚の基板が貼り合わせられる。その
後、両基板の間に液晶材料5062を注入し、封止剤
(図示せず)によって完全に封止する。液晶材料506
1には公知の液晶材料を用いれば良い。このようにして
図12(A)に示すアクティブマトリクス型液晶表示装
置が完成する。
【0115】なお、上記の行程により作成されるアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置におけるTFTはトップ
ゲート構造をとっているが、ボトムゲート構造のTFT
やその他の構造のTFTに対しても本実施例は容易に適
用され得る。
【0116】また、本実施例においては、ガラス基板上
を使用しているが、ガラス基板に限らず、プラスチック
基板、ステンレス基板、単結晶ウェハ等、ガラス基板以
外のものを使用することによっても実施が可能である。
【0117】本実施例においては、反射型の液晶表示装
置を例として説明を行ってきたが、画素電極の構成を変
えることで、透過型の液晶表示装置を作成する場合、あ
るいは,画素の半分を反射電極、残る半分を透明電極と
した、半透過型の表示装置として作成する場合にも、本
発明は容易に適用することが出来る。
【0118】[実施例5]本発明の表示装置においては、
階調の表現手段として時間階調方式を用いている。よっ
て、画素に液晶素子を用いる場合には、通常のアナログ
階調方式に比較して、より迅速な応答速度が要求される
ため、強誘電性液晶(Ferroelectrics Liquid Crysta
l:FLC)を用いることが望ましい。本実施例におい
ては、実施例4で紹介した表示装置の作成工程におい
て、液晶素子に強誘電性液晶を用いる場合の基板の作成
例について記述する。
【0119】実施例4に従い、図19(A)(図11
(C)に示した状態と同様)に示すアクティブマトリク
ス基板を作成する。
【0120】一方、対向基板5058を用意する。対向
基板5058には、対向電極5059をパターニング形
成する。対向電極には、ITO膜あるいはそれに準ずる
透明の導電性材料を用いる。
【0121】アクティブマトリクス基板と対向基板に配
向膜5101、5102を形成する。日産化学社製の配
向膜RN1286を形成し、90℃で5分間プリベーク
した後、250[℃]で一時間ポストベークした。ポスト
ベーク後の膜厚は40[nm]であった。配向膜の形成方法
はフレキソ印刷法あるいはスピナー塗布法で行えば良
い。RN1286はシール剤との密着性が悪いため、シ
ール剤が配置される位置は配向膜を除去する。また、ア
クティブマトリクス基板と対向基板を電気的に接続する
コンタクトパッド上の配向膜と、フレキシブルプリント
配線板(FlexiblePrint Circuit : FPC)を接続するリ
ード線の上には配向膜を形成しない。
【0122】配向膜5101、5102をラビングす
る。このとき、対向基板5058とアクティブマトリク
ス基板を貼り合わせたときのラビング方向がパラレルに
なるようにする。ラビング処理はラビングの布として吉
川化工社製のYA−20Rを用いた。常陽工学社製のラ
ビング装置により、押しこみ量が0.25[mm]、ロール
回転数が100[rpm]、ステージ速度が10[mm/sec.]、
ラビング回数が1回でラビングした。ラビングロールの
直径は130[mm]である。ラビング後に水流を基板面に
照射して配向膜を洗浄した。
【0123】次に、シール剤5103を形成した。シー
ル剤は液晶材料の注入口を一箇所に設け、真空下で注入
ができるパターンとすることが出来る。
【0124】シール剤を日立化成社製のシールディスペ
ンサーにより対向基板上に形成した。シール剤は三井化
学社製のXN−21Sを用いた。シール剤の仮焼成は9
0[℃]で30分行い、次の15分で徐冷した。
【0125】シール剤XN−21Sは熱プレスをして
も、2.3〜2.6[μm]のセルギャップしか得られな
いことがわかっている。そこで1.0[μm]のセルギャ
ップを形成するために、画素部に比べて、1.5[μm]
以上積層膜の厚さが薄い領域を設けてシール剤を配置す
ると良い。本実施例では、第1の層間絶縁膜5045と
第2の層間絶縁膜5046をエッチングにより除去した
領域にシール材5103を配置する。
【0126】シール剤を形成すると同時に導電性スペー
サ(図示しない)を形成する。
【0127】スペーサ(図示しない)を対向基板あるい
はアクティブマトリクス基板に形成する。スペーサは球
状のビーズを散布しても良い。あるいは、表示領域にお
いて感光性の樹脂をドット状またはストライプ状にパタ
ーニングしても良い。スペーサにより液晶材料の配向欠
陥がでないようにする。
【0128】反射型の液晶表示装置ではリタデーション
の関係からセルギャップは0.5〜1.5[μm]が望ま
しい。本実施例ではセルギャップを画素部において1.
0[μm]になるようにする。
【0129】その後、ニュートム社製の貼り合わせ装置
により、対向基板とアクティブマトリクス基板のマーカ
ーを合わせ、貼り合わせを行った。
【0130】次に、0.3〜1.0[kgf/cm2]の圧力を
基板平面に垂直な方向にかつ基板全面に加えながら、ク
リーンオーブンにて160[℃]、3時間で熱硬化を行
い、シール剤を硬化し、対向基板とアクティブマトリク
ス基板を接着させる。
【0131】対向基板とアクティブマトリクス基板を貼
り合わせてできる一対の基板を分断する。
【0132】液晶材料5104は双安定性を示す強誘電
性液晶や、三安定性を示す反強誘電性液晶等を用いる。
【0133】液晶材料を等方相まで加熱し注入をする。
その後、0.1[℃/min.]で室温まで徐冷した(図19
(B))。
【0134】封止剤として注入口を覆うように小型のデ
ィスペンサーにより紫外線硬化型樹脂(図示しない)を
塗布する。
【0135】その後、フレキシブルプリント配線板(図
示しない)を異方性導電膜(図示しない)により接着し
て、アクティブマトリクス型液晶表示装置が完成する。
【0136】アクティブマトリクス基板の画素電極を透
明導電膜にすれば、本実施例の工程により透過型の液晶
表示装置も作製することができる。透過型の液晶表示装
置ではセルギャップはリタデーションの関係及び強誘電
性液晶の螺旋構造を抑制する目的から1.0〜2.5
[μm]とすることが望ましい。
【0137】[実施例6]実施例1〜実施例3にて示し
た、本発明の液晶表示装置の画素部においては、揮発性
の記憶回路としてスタティック型メモリ(Static RAM :
SRAM)を用いて構成していたが、揮発性の記憶回
路はSRAMのみに限定されない。本発明の液晶表示装
置の画素部に適用可能な揮発性の記憶回路には、他にダ
イナミック型メモリ(Dynamic RAM : DRAM)等があ
げられる。本実施例においては、それらの揮発性の記憶
回路を用いて回路を構成する例を紹介する。
【0138】図8は、画素に配置された揮発性の記憶回
路A1〜A3およびB1〜B3にDRAMを用いた例を
示している。基本的な構成は、実施例1で示した回路と
同様である。揮発性の記憶回路A1〜A3およびB1〜
B3に用いたDRAMに関しては、一般的な構成のもの
を用いれば良い。本実施例では比較的構成の簡単な、図
8(B)に示すようなインバータおよび容量によって構
成したものを用いて図示している。
【0139】ソース信号線駆動回路の動作は、実施例1
と同様である。ここで、SRAMと異なり、DRAMの
場合、一定期間ごとに再書き込み動作(以後、この動作
をリフレッシュと表記する)が必要であるため、リフレ
ッシュ用TFT801〜803を有する。リフレッシュ
は、静止画を表示している期間(揮発性の記憶回路に記
憶されたデジタル映像信号を繰り返し読み出して表示を
行っている期間)のあるタイミングで、リフレッシュ用
TFT801〜803をそれぞれ導通させ、画素部にお
ける電荷を、揮発性の記憶回路側に戻すことによって行
われる。
【0140】さらに、特に図示しないが、他形式の揮発
性の記憶回路として、強誘電体メモリ(Ferroelectric
RAM : FeRAM)を利用して本発明の液晶表示装置の
画素部を構成することも可能である。FeRAMは、不
揮発性でありながらSRAMやDRAMと同等の書き込
み速度を有するメモリであるため、本発明においては揮
発性の記憶回路部分に用いることが可能であり、その書
き込み電圧が低い等の特徴から、本発明の液晶表示装置
のさらなる低消費電力化が可能である。またその他、フ
ラッシュメモリ等によっても、構成は可能である。
【0141】[実施例7]本発明を適用して作成した駆動
回路を用いたアクティブマトリクス型表示装置には様々
な用途がある。本実施例では、本発明を適用して作成し
た駆動回路を用いた表示装置を組み込んだ半導体装置に
ついて説明する。
【0142】このような表示装置には、携帯情報端末
(電子手帳、モバイルコンピュータ、携帯電話等)、ビ
デオカメラ、デジタルカメラ、パーソナルコンピュー
タ、テレビ等が挙げられる。それらの一例を図15およ
び図16に示す。
【0143】図15(A)は携帯電話であり、本体26
01、音声出力部2602、音声入力部2603、表示
部2604、操作スイッチ2605、アンテナ2606
から構成されている。本発明は表示部2604に適用す
ることができる。
【0144】図15(B)はビデオカメラであり、本体
2611、表示部2612、音声入力部2613、操作
スイッチ2614、バッテリー2615、受像部261
6から成っている。本発明は表示部2612に適用する
ことができる。
【0145】図15(C)はモバイルコンピュータある
いは携帯型情報端末であり、本体2621、カメラ部2
622、受像部2623、操作スイッチ2624、表示
部2625で構成されている。本発明は表示部2625
に適用することができる。
【0146】図15(D)はヘッドマウントディスプレ
イであり、本体2631、表示部2632、アーム部2
633で構成される。本発明は表示部2632に適用す
ることができる。
【0147】図15(E)はテレビであり、本体264
1、スピーカー2642、表示部2643、受信装置2
644、増幅装置2645等で構成される。本発明は表
示部2643に適用することができる。
【0148】図15(F)は携帯書籍であり、本体26
51、表示部2652、記憶媒体2653、操作スイッ
チ2654、アンテナ2655から構成されており、ミ
ニディスク(MD)やDVD(Digital Ver
satile Disc)に記憶されたデータや、アン
テナで受信したデータを表示するものである。本発明は
表示部2652に適用することができる。
【0149】図16(A)はパーソナルコンピュータで
あり、本体2701、画像入力部2702、表示部27
03、キーボード2704で構成される。本発明は表示
部2703に適用することができる。
【0150】図16(B)はプログラムを記録した記録
媒体を用いるプレーヤーであり、本体2711、表示部
2712、スピーカー部2713、記録媒体2714、
操作スイッチ2715で構成される。なお、この装置は
記録媒体としてDVD(Digtial Versat
ile Disc)、CD等を用い、音楽鑑賞や映画鑑
賞やゲームやインターネットを行うことができる。本発
明は表示部2612に適用することができる。
【0151】図16(C)はデジタルカメラであり、本
体2721、表示部2722、接眼部2723、操作ス
イッチ2724、受像部(図示しない)で構成される。
本発明は表示部2722に適用することができる。
【0152】図16(D)は片眼のヘッドマウントディ
スプレイであり、表示部2731、バンド部2732で
構成される。本発明は表示部2731に適用することが
できる。
【0153】[実施例8]図21に携帯情報端末に本発明
を実施した例を示す。この例では静止画を表示する場合
には、CPU2106の映像信号処理回路2107、V
RAM2111のなどの機能を停止させ、消費電力の低
減を図ることができる。図21では動作をおこなう部分
を点線で表示してある。また、コントーロラ2112は
COGで表示装置2113に装着してもよいし、表示装
置内部に一体形成してもよい。図22,23に携帯電話
に本発明を実施した例を示す。図21と同様に静止画表
示は一部の機能を停止できるので消費電力を低減でき
る。
【0154】
【発明の効果】各画素の内部に配置された複数の揮発性
の記憶回路を用いてデジタル映像信号の記憶を行うこと
により、静止画を表示する際に各フレーム期間で揮発性
の記憶回路に記憶されたデジタル映像信号を反復して用
い、継続的に静止画表示を行う際に、外部回路、ソース
信号線駆動回路などを停止させておくことが可能とな
る。さらに、各画素に配置された不揮発性の記憶回路を
用いてデジタル映像信号を保持することによって、電源
を遮断した後もデジタル映像信号の保持が可能となり、
液晶表示装置全体の低消費電力化に大きく貢献すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数の揮発性の記憶回路と、複数の不揮発
性の記憶回路とを内部に有する本発明の画素の回路図。
【図2】 本発明の画素を用いて表示を行うためのソ
ース信号線駆動回路の回路構成例を示す図。
【図3】 本発明の画素を用いて表示を行うためのタ
イミングチャートを示す図。
【図4】 複数の揮発性の記憶回路と、複数の不揮発
性の記憶回路とを内部に有する本発明の画素の詳細な回
路図。
【図5】 第2のラッチ回路を持たないソース信号線
駆動回路の回路構成例を示す図。
【図6】 図5のソース信号線駆動回路によって駆動
される、本発明を応用した画素の詳細な回路図。
【図7】 図5および図6に記載の回路を用いて表示
を行うためのタイミングチャートを示す図。
【図8】 記憶回路にダイナミック型メモリを用いる
場合の本発明の画素の詳細な回路図。
【図9】 本発明の画素を有する液晶表示装置の作成
工程例を示す図。
【図10】 本発明の画素を有する液晶表示装置の作
成工程例を示す図。
【図11】 本発明の画素を有する液晶表示装置の作
成工程例を示す図。
【図12】 本発明の画素を有する液晶表示装置の作
成工程例を示す図。
【図13】 従来の液晶表示装置の全体の回路構成を
簡略に示す図。
【図14】 従来の液晶表示装置のソース信号線駆動
回路の回路構成例を示す図。
【図15】 本発明の画素を有する表示装置の適用が
可能な電子装置の例を示す図。
【図16】 本発明の画素を有する表示装置の適用が
可能な電子装置の例を示す図。
【図17】 第2のラッチ回路を持たないソース信号
線駆動回路の回路構成例を示す図。
【図18】 図17に記載の回路を用いて表示を行う
ためのタイミングチャートを示す図。
【図19】 本発明の画素を有する液晶表示装置の作
成工程例を示す図。
【図20】 デコーダを用いたゲート信号線駆動回路
の例を示す図。
【図21】 本発明を用いた携帯情報端末のブロック
図。
【図22】 本発明を用いた携帯電話のブロック図。
【図23】 携帯電話の送受信部のブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 624 G09G 3/20 624B 680 680A 680T 680V Fターム(参考) 2H093 NA51 NC22 NC26 NC28 NC34 ND39 NE01 5C006 AA01 AA02 AC24 AF41 AF69 BB16 BC03 BC11 BC16 BF03 BF04 BF09 BF11 BF49 FA47 5C080 AA10 BB05 DD26 FF11 GG02 GG07 GG08 JJ02 JJ03 JJ06 KK02 KK07 KK43

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素を有する液晶表示装置におい
    て、 前記複数の画素はそれぞれ、複数の記憶回路と、複数の
    不揮発性の記憶回路とを有することを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】複数の画素を有する液晶表示装置におい
    て、 前記複数の画素はそれぞれ、nビット(nは自然数、2
    ≦n)のデジタル映像信号をmフレーム分(mは自然
    数、1≦m)記憶するn×m個の記憶回路と、 前記nビットのデジタル映像信号をkフレーム分(kは
    自然数、1≦k)記憶するn×k個の不揮発性の記憶回
    路とを有することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】複数の画素を有する液晶表示装置におい
    て、 前記複数の画素はそれぞれ、 ソース信号線と、 n本(nは自然数、2≦n)の書き込み用ゲート信号線
    と、 n本の読み出し用ゲート信号線と、 n個の書き込み用トランジスタと、 n個の読み出し用トランジスタと、 nビットのデジタル映像信号をmフレーム分(mは自然
    数、1≦m)記憶するn×m個の記憶回路と、 前記nビットのデジタル映像信号をkフレーム分(kは
    自然数、1≦k)記憶するn×k個の不揮発性の記憶回
    路と、 2n個の記憶回路選択部と、 2n個の不揮発性記憶回路選択部と、 液晶素子とを有し、 前記n個の書き込み用トランジスタのゲート電極はそれ
    ぞれ、前記n本の書き込み用ゲート信号線のそれぞれ異
    なるいずれか1本と電気的に接続され、 入力電極はそれぞれ、前記ソース信号線と電気的に接続
    され、 出力電極はそれぞれ、n個の前記記憶回路選択部のそれ
    ぞれ異なるいずれか1個を介して、m個の前記記憶回路
    と電気的に接続され、 また前記出力電極はそれぞれ、n個の前記不揮発性記憶
    回路選択部のそれぞれ異なるいずれか1個を介して、k
    個の前記不揮発性の記憶回路と電気的に接続され、 前記n個の読み出し用トランジスタのゲート電極はそれ
    ぞれ、前記n本の読み出し用ゲート信号線のそれぞれ異
    なるいずれか1本と電気的に接続され、 入力電極はそれぞれ、n個の前記記憶回路選択部のそれ
    ぞれ異なるいずれか1個を介して、k個の前記不揮発性
    の記憶回路と電気的に接続され、 また前記入力電極はそれぞれ、n個の前記不揮発性記憶
    回路選択部のそれぞれ異なるいずれか1個を介して、k
    個の前記不揮発性の記憶回路と電気的に接続され、 出力電極はそれぞれ、前記液晶素子の一方の電極と電気
    的に接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】複数の画素を有する液晶表示装置におい
    て、 前記複数の画素はそれぞれ、 n本(nは自然数、2≦n)のソース信号線と、 書き込み用ゲート信号線と、 n本の読み出し用ゲート信号線と、 n個の書き込み用トランジスタと、 n個の読み出し用トランジスタと、 nビットのデジタル映像信号をmフレーム分(mは自然
    数、1≦m)記憶するn×m個の記憶回路と、 前記nビットのデジタル映像信号をkフレーム分(kは
    自然数、1≦k)記憶するn×k個の不揮発性の記憶回
    路と、 2n個の記憶回路選択部と、 2n個の不揮発性記憶回路選択部と、 液晶素子とを有し、 前記n個の書き込み用トランジスタのゲート電極はそれ
    ぞれ、前記書き込み用ゲート信号線と電気的に接続さ
    れ、 入力電極はそれぞれ、前記n本のソース信号線のそれぞ
    れ異なるいずれか1本と電気的に接続され、 出力電極はそれぞれ、n個の前記記憶回路選択部のそれ
    ぞれ異なるいずれか1個を介して、m個の前記記憶回路
    と電気的に接続され、 また前記出力電極はそれぞれ、n個の前記不揮発性記憶
    回路選択部のそれぞれ異なるいずれか1個を介して、k
    個の前記不揮発性の記憶回路と電気的に接続され、 前記n個の読み出し用トランジスタのゲート電極はそれ
    ぞれ、前記n本の読み出し用ゲート信号線のそれぞれ異
    なるいずれか1本と電気的に接続され、 入力電極はそれぞれ、n個の前記記憶回路選択部のそれ
    ぞれ異なるいずれか1個を介して、k個の前記不揮発性
    の記憶回路と電気的に接続され、 また前記入力電極はそれぞれ、n個の前記不揮発性記憶
    回路選択部のそれぞれ異なるいずれか1個を介して、k
    個の前記不揮発性の記憶回路と電気的に接続され、 出力電極はそれぞれ、前記液晶素子の一方の電極と電気
    的に接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】請求項3もしくは請求項4のいずれか1項
    において、 前記記憶回路選択部は、 前記m個の記憶回路および前記k個の不揮発性の記憶回
    路のうちいずれか1個を選択して、前期書き込み用トラ
    ンジスタの出力電極と、前記選択された記憶回路もしく
    は前記選択された不揮発性の記憶回路とを導通し、前記
    デジタル映像信号の、前記選択された記憶回路への書き
    込みを行い、 あるいは、前記m個の記憶回路および前記k個の不揮発
    性の記憶回路のうちいずれか1個を選択して、前記読み
    出し用トランジスタの入力電極と、前記選択された記憶
    回路もしくは前記選択された不揮発性の記憶回路とを導
    通し、前記記憶されたデジタル映像信号の読み出しを行
    うことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】請求項3において、 クロック信号とスタートパルスとにしたがって、順次サ
    ンプリングパルスを出力するシフトレジスタと、 前記サンプリングパルスにしたがって、nビット(nは
    自然数、2≦n)のデジタル映像信号を保持する第1の
    ラッチ回路と、 前記第1のラッチ回路に保持された前記nビットのデジ
    タル映像信号が転送される第2のラッチ回路と、 前記第2のラッチ回路に転送された前記nビットのデジ
    タル映像信号を1ビットずつ順に選択し、前記ソース信
    号線に出力する、ビット選択回路とを有することを特徴
    とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】請求項4において、 クロック信号とスタートパルスとにしたがって、順次サ
    ンプリングパルスを出力するシフトレジスタと、 前記サンプリングパルスにしたがって、nビット(nは
    自然数、2≦n)のデジタル映像信号のうち、1ビット
    の前記デジタル映像信号を保持する第1のラッチ回路
    と、 前記第1のラッチ回路に保持された前記1ビットの前記
    デジタル映像信号が転送され、前記ソース信号線に前記
    1ビットの前記デジタル映像信号を出力する第2のラッ
    チ回路とを有することを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】請求項4において、 クロック信号とスタートパルスとにしたがって、順次サ
    ンプリングパルスを出力するシフトレジスタと、 前記サンプリングパルスにしたがって、1ビットのデジ
    タル映像信号を保持するラッチ回路と、 前記ラッチ回路に保持された前記1ビットのデジタル映
    像信号を出力する前記ソース信号線を選択する、ビット
    選択回路とを有することを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8のいずれか1項にお
    いて、 前記記憶回路はスタティック型メモリ(SRAM)であ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
    おいて、 前記記憶回路は強誘電体メモリ(FeRAM)であるこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  11. 【請求項11】請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
    おいて、 前記記憶回路はダイナミック型メモリ(DRAM)であ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 【請求項12】請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
    おいて、 前記不揮発性の記憶回路は、電気的に書き込み、読み出
    し、消去が可能な不揮発性メモリ(EEPROM)であ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至請求項12のいずれか1項
    において、 前記記憶回路は、ガラス基板上に形成されていることを
    特徴とする液晶表示装置。
  14. 【請求項14】請求項1乃至請求項12のいずれか1項
    において、 前記記憶回路は、プラスチック基板上に形成されている
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至請求項12のいずれか1項
    において、 前記記憶回路は、ステンレス基板上に形成されているこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  16. 【請求項16】請求項1乃至請求項12のいずれか1項
    において、 前記記憶回路は、単結晶ウェハ上に形成されていること
    を特徴とする液晶表示装置。
  17. 【請求項17】nビット(nは自然数、2≦n)のデジ
    タル映像信号を用いて映像の表示を行う液晶表示装置の
    駆動方法において、 前記液晶表示装置は、ソース信号線駆動回路と、ゲート
    信号線駆動回路と、複数の画素とを有し前記ソース信号
    線駆動回路においては、 シフトレジスタからサンプリングパルスが出力されてラ
    ッチ回路に入力され、 前記ラッチ回路においては、前記サンプリングパルスに
    したがって前記デジタル映像信信号が保持され、 前記保持されたデジタル映像信号はソース信号線へと書
    き込みが行われ、 前記ゲート信号線駆動回路においては、 ゲート信号線選択パルスが出力されてゲート信号線が選
    択され、 前記複数の画素においてはそれぞれ、 前記ゲート信号線が選択されている行において、 ソース信号線より入力されるnビットのデジタル映像信
    号の、記憶回路への書き込み、 または前記記憶回路に記憶された前記nビットのデジタ
    ル映像信号の読み出し、 または前記ソース信号線より入力される前記nビットの
    デジタル映像信号もしくは前記記憶回路に記憶された前
    記nビットのデジタル映像信号の、不揮発性の記憶回路
    への書き込みまたは前記不揮発性の記憶回路に記憶され
    た前記nビットのデジタル映像信号の読み出し、 または前記不揮発性の記憶回路に記憶された前記nビッ
    トのデジタル映像信号の、前記記憶回路への書き込みを
    行うことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  18. 【請求項18】nビット(nは自然数、2≦n)のデジ
    タル映像信号を用いて映像の表示を行う液晶表示装置の
    駆動方法において、 前記液晶表示装置は、ソース信号線駆動回路と、ゲート
    信号線駆動回路と、複数の画素とを有し前記ソース信号
    線駆動回路においては、 シフトレジスタからサンプリングパルスが出力されてラ
    ッチ回路に入力され、 前記ラッチ回路においては、前記サンプリングパルスに
    したがって前記デジタル映像信信号が保持され、 前記保持されたデジタル映像信号はソース信号線へと書
    き込みが行われ、 前記ゲート信号線駆動回路は、ゲート信号線選択パルス
    を出力して、前記ゲート信号線を、1行目から順次選択
    し、 前記複数の画素においては、1行目から順次前記nビッ
    トのデジタル映像信号の書き込み、または前記nビット
    の映像信号の読み出しが行われることを特徴とする液晶
    表示装置の駆動方法。
  19. 【請求項19】nビット(nは自然数、2≦n)のデジ
    タル映像信号を用いて映像の表示を行う液晶表示装置の
    駆動方法において、 前記液晶表示装置は、ゲート信号線駆動回路と、複数の
    画素とを有し前記ソース信号線駆動回路においては、 シフトレジスタからサンプリングパルスが出力されてラ
    ッチ回路に入力され、 前記ラッチ回路においては、前記サンプリングパルスに
    したがって前記デジタル映像信信号が保持され、 前記保持されたデジタル映像信号はソース信号線へと書
    き込みが行われ、 前記ゲート信号線駆動回路は、ゲート信号線選択パルス
    を、前記ゲート信号線の任意の行を特定して出力するこ
    とによって選択し、 前記複数の画素においては、前記ゲート信号線が選択さ
    れている任意の行において、前記nビットのデジタル映
    像信号の書き込み、または前記nビットの映像信号の読
    み出しが行われることを特徴とする液晶表示装置の駆動
    方法。
  20. 【請求項20】請求項17乃至請求項19のいずれか1
    項において、 静止画像の表示期間においては、 前記記憶回路に記憶された前記nビットのデジタル映像
    信号を繰り返し読み出して静止画像の表示を行うことに
    より、前記ソース信号線駆動回路を停止することを特徴
    とする液晶表示装置の駆動方法。
  21. 【請求項21】請求項1乃至請求項16のいずれか1項
    に記載の前記液晶表示装置を用いたことを特徴とする電
    子装置。
  22. 【請求項22】請求項17乃至請求項20のいずれか1
    項に記載の前記液晶表示装置の駆動方法を用いたことを
    特徴とする電子装置。
  23. 【請求項23】請求項21もしくは請求項22のいずれ
    か1項において、 前記電子装置とは、テレビ、パーソナルコンピュータ、
    携帯端末、ビデオカメラ、ヘッドマウントディスプレイ
    のいずれか1つであることを特徴とする電子装置。
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