JPH08316051A - 三相変圧器 - Google Patents
三相変圧器Info
- Publication number
- JPH08316051A JPH08316051A JP11806995A JP11806995A JPH08316051A JP H08316051 A JPH08316051 A JP H08316051A JP 11806995 A JP11806995 A JP 11806995A JP 11806995 A JP11806995 A JP 11806995A JP H08316051 A JPH08316051 A JP H08316051A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低圧巻線をデルタ結線するときのリード線がコ
の字にならないようにする。 【構成】右側の低圧巻線１０ＣＣの巻回方向が他の低圧
巻線１０Ａ，１０Ｂの巻回方向とは逆に巻かれ、中央配
置の低圧巻線１０Ｂの巻き初め端子ｙと巻き終り端子ｖ
とがそれぞれ両側配置の低圧巻線１０Ａ，１０ＣＣの巻
き初め端子ｘ，ｗに結線され、両側配置の低圧巻線１０
Ａ，１０ＣＣの巻き終り端子ｕ，ｚが互いに結線され
る。
の字にならないようにする。 【構成】右側の低圧巻線１０ＣＣの巻回方向が他の低圧
巻線１０Ａ，１０Ｂの巻回方向とは逆に巻かれ、中央配
置の低圧巻線１０Ｂの巻き初め端子ｙと巻き終り端子ｖ
とがそれぞれ両側配置の低圧巻線１０Ａ，１０ＣＣの巻
き初め端子ｘ，ｗに結線され、両側配置の低圧巻線１０
Ａ，１０ＣＣの巻き終り端子ｕ，ｚが互いに結線され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、低圧巻線のデルタ結
線が容易な三相変圧器に関する。
線が容易な三相変圧器に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の三相変圧器の構成を示す
側面図である。垂直な三本の主脚２Ａの上下が継鉄２Ｂ
で接合された三相鉄心２の各主脚２Ａに樹脂モールドさ
れた高圧巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃが巻回されている。ま
た、図５では見えてないが、高圧巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃ
の内側には各主脚２Ａを巻回する低圧巻線が配されてい
る。三相鉄心２は上下が上フレーム３Ａ，下フレーム３
Ｂの挟持によってそれぞれ固定されている。下フレーム
３Ｂは、この下フレーム３Ｂに溶接された取付金具４に
受台５がボルト止めされ、据付現地の地面や架台に載置
される。上フレーム３Ａの手前側には、低圧巻線の端子
ｕ，ｖ，ｗが引き出され、後述されるようにリード線１
３が結線されている。上フレーム３Ａと下フレーム３Ｂ
とは、両側の主脚２Ａに沿って配された連結板７を介し
て固定されている。
側面図である。垂直な三本の主脚２Ａの上下が継鉄２Ｂ
で接合された三相鉄心２の各主脚２Ａに樹脂モールドさ
れた高圧巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃが巻回されている。ま
た、図５では見えてないが、高圧巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃ
の内側には各主脚２Ａを巻回する低圧巻線が配されてい
る。三相鉄心２は上下が上フレーム３Ａ，下フレーム３
Ｂの挟持によってそれぞれ固定されている。下フレーム
３Ｂは、この下フレーム３Ｂに溶接された取付金具４に
受台５がボルト止めされ、据付現地の地面や架台に載置
される。上フレーム３Ａの手前側には、低圧巻線の端子
ｕ，ｖ，ｗが引き出され、後述されるようにリード線１
３が結線されている。上フレーム３Ａと下フレーム３Ｂ
とは、両側の主脚２Ａに沿って配された連結板７を介し
て固定されている。
【０００３】図６は、図５のＡ−Ａ断面図である。図５
で説明されたように低圧巻線１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃが
高圧巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃの内側に配されている。高圧
巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃからは、（図５では裏側から）高
圧の端子Ｕ，Ｖ，Ｗが引き出されている。高圧巻線１
Ａ，１Ｂ，１Ｃは、それぞれふくらみ９を備え、このふ
くらみ９内に高圧リードを走らせることによって端子
Ｕ，Ｖ，Ｗと内部の巻線導体とを結線している。低圧巻
線１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃも樹脂モールドされてあり、
巻き初めの端子ｘ，ｙ，ｚが巻線の内径側から、巻き終
りの端子ｕ，ｖ，ｗが巻線の外径側からそれぞれ引き出
されている。また、端子ｕと端子ｚとの間がリード線１
３で、端子ｖと端子ｘとの間がリード線１１で、端子ｗ
と端子ｙとの間がリード線１２でそれぞれ結線されてい
る。
で説明されたように低圧巻線１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃが
高圧巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃの内側に配されている。高圧
巻線１Ａ，１Ｂ，１Ｃからは、（図５では裏側から）高
圧の端子Ｕ，Ｖ，Ｗが引き出されている。高圧巻線１
Ａ，１Ｂ，１Ｃは、それぞれふくらみ９を備え、このふ
くらみ９内に高圧リードを走らせることによって端子
Ｕ，Ｖ，Ｗと内部の巻線導体とを結線している。低圧巻
線１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃも樹脂モールドされてあり、
巻き初めの端子ｘ，ｙ，ｚが巻線の内径側から、巻き終
りの端子ｕ，ｖ，ｗが巻線の外径側からそれぞれ引き出
されている。また、端子ｕと端子ｚとの間がリード線１
３で、端子ｖと端子ｘとの間がリード線１１で、端子ｗ
と端子ｙとの間がリード線１２でそれぞれ結線されてい
る。
【０００４】図７は、図６の低圧巻線１０Ａ，１０Ｂ，
１１Ｃの巻回方向を示す平面図である。この図は、図５
を上から見て、絶縁物や鉄心、フレーム類をすべて除去
し巻線導体と端子だけを示したものである。低圧巻線１
０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃの巻線導体８Ａ，８Ｂ，８Ｃがす
べて同一方向に巻回されている。図６に戻り、リード線
１１、１２、１３は低圧巻線１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ同
士をデルタ結線しており、端子ｕ，ｖ，ｗは図５のよう
に上フレーム３Ａより高く引き出され、その上部に他の
回路と接続できるようにボルト穴２３が明いている。図
６のリード線１１、１２、１３は平角銅線が用いられ、
端子とは溶接、またはボルト止めされている。
１１Ｃの巻回方向を示す平面図である。この図は、図５
を上から見て、絶縁物や鉄心、フレーム類をすべて除去
し巻線導体と端子だけを示したものである。低圧巻線１
０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃの巻線導体８Ａ，８Ｂ，８Ｃがす
べて同一方向に巻回されている。図６に戻り、リード線
１１、１２、１３は低圧巻線１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ同
士をデルタ結線しており、端子ｕ，ｖ，ｗは図５のよう
に上フレーム３Ａより高く引き出され、その上部に他の
回路と接続できるようにボルト穴２３が明いている。図
６のリード線１１、１２、１３は平角銅線が用いられ、
端子とは溶接、またはボルト止めされている。
【０００５】なお、図７の巻線導体８Ａ，８Ｂ，８Ｃは
幅の広いシート状のアルミニウムを同軸に巻回したもの
であるが、図７のように巻回された巻線導体を数個作成
し、軸方向に積み重ね、端子をすべて一方の端面側に引
き出したものもある。図８は、従来の異なる三相変圧器
の構成を示す断面図であり、低圧巻線１４Ａ，１４Ｂ，
１４Ｃがそれぞれ巻き始めの端子ｘ，ｙ，ｚと、巻き終
りの端子ｕ，ｖ，ｗを備え、端子ｕと端子ｙとの間がリ
ード線１６で、端子ｖとｚとの間がリード線１７で、端
子ｗとｘとの間がリード線１８でそれぞれ結線されてい
る。その他の構成は図６と同じである。
幅の広いシート状のアルミニウムを同軸に巻回したもの
であるが、図７のように巻回された巻線導体を数個作成
し、軸方向に積み重ね、端子をすべて一方の端面側に引
き出したものもある。図８は、従来の異なる三相変圧器
の構成を示す断面図であり、低圧巻線１４Ａ，１４Ｂ，
１４Ｃがそれぞれ巻き始めの端子ｘ，ｙ，ｚと、巻き終
りの端子ｕ，ｖ，ｗを備え、端子ｕと端子ｙとの間がリ
ード線１６で、端子ｖとｚとの間がリード線１７で、端
子ｗとｘとの間がリード線１８でそれぞれ結線されてい
る。その他の構成は図６と同じである。
【０００６】図９は、図８の低圧巻線１４Ａ，１４Ｂ，
１４Ｃの巻回方向を示す平面図である。巻線導体１５
Ａ，１５Ｂ，１５Ｃの巻回方向が、図７の巻線導体８
Ａ，８Ｂ，８Ｃのそれと比べてすべて逆方向になってい
る。図８に戻り、リード線１６、１７、１８は低圧巻線
１４Ａ，１４Ｂ，１４Ｃ同士をデルタ結線しており、図
６を丁度反転させた（あるいは、裏側から見た）構成で
ある。
１４Ｃの巻回方向を示す平面図である。巻線導体１５
Ａ，１５Ｂ，１５Ｃの巻回方向が、図７の巻線導体８
Ａ，８Ｂ，８Ｃのそれと比べてすべて逆方向になってい
る。図８に戻り、リード線１６、１７、１８は低圧巻線
１４Ａ，１４Ｂ，１４Ｃ同士をデルタ結線しており、図
６を丁度反転させた（あるいは、裏側から見た）構成で
ある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、低圧巻線のリード線の製作、取
り付けに時間がかかるという問題があった。図６、図８
におけるリード線１３、１８は、端部がコの字状に折り
曲げられている。デルタ結線をするために、片側の低圧
巻線の巻き終り端子をもう一方側の低圧巻線の巻き初め
端子に接続する必要が生ずる。リード線は、直線の平角
銅線を二回折り曲げる、あるいは、三つに切ったものを
溶接することによってコの字状に形成されるので、この
加工に手間がかかる。また、リード線のコの字状の部分
を低圧巻線の巻き初め端子に溶接またはボルト止めする
とき、その結線個所がリード線の奥になるのでリード線
自体が邪魔になり作業が非常にやりにくく、そのために
時間がかかっていた。
たような従来の装置は、低圧巻線のリード線の製作、取
り付けに時間がかかるという問題があった。図６、図８
におけるリード線１３、１８は、端部がコの字状に折り
曲げられている。デルタ結線をするために、片側の低圧
巻線の巻き終り端子をもう一方側の低圧巻線の巻き初め
端子に接続する必要が生ずる。リード線は、直線の平角
銅線を二回折り曲げる、あるいは、三つに切ったものを
溶接することによってコの字状に形成されるので、この
加工に手間がかかる。また、リード線のコの字状の部分
を低圧巻線の巻き初め端子に溶接またはボルト止めする
とき、その結線個所がリード線の奥になるのでリード線
自体が邪魔になり作業が非常にやりにくく、そのために
時間がかかっていた。
【０００８】この発明の目的は、低圧巻線のリード線の
製作、取り付けが容易な構成を提供することにある。
製作、取り付けが容易な構成を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、中央と両側に三本並べて配置さ
れた主脚同士が継鉄を介して互いに接合されてなる三相
鉄心の前記主脚に各相の高圧巻線と低圧巻線とが巻回さ
れ、低圧巻線の巻き初め端子と巻き終り端子が共に低圧
巻線の軸方向の一方端に引き出されるとともに、巻き初
め端子が巻き終り端子より半径方向内方に配され、各相
の低圧巻線同士が巻き初め端子および巻き終り端子から
のリード線を介してデルタ結線されてなる三相変圧器に
おいて、両側配置の低圧巻線のどちらか一方の巻回方向
が他の低圧巻線の巻回方向とは逆に巻回され、中央配置
の低圧巻線の巻き初め端子と巻き終り端子とがそれぞれ
両側配置の低圧巻線の巻き初め端子に結線され、両側配
置の低圧巻線の巻き終り端子が互いに結線されてなるも
のとする。
に、この発明によれば、中央と両側に三本並べて配置さ
れた主脚同士が継鉄を介して互いに接合されてなる三相
鉄心の前記主脚に各相の高圧巻線と低圧巻線とが巻回さ
れ、低圧巻線の巻き初め端子と巻き終り端子が共に低圧
巻線の軸方向の一方端に引き出されるとともに、巻き初
め端子が巻き終り端子より半径方向内方に配され、各相
の低圧巻線同士が巻き初め端子および巻き終り端子から
のリード線を介してデルタ結線されてなる三相変圧器に
おいて、両側配置の低圧巻線のどちらか一方の巻回方向
が他の低圧巻線の巻回方向とは逆に巻回され、中央配置
の低圧巻線の巻き初め端子と巻き終り端子とがそれぞれ
両側配置の低圧巻線の巻き初め端子に結線され、両側配
置の低圧巻線の巻き終り端子が互いに結線されてなるも
のとする。
【００１０】
【作用】この発明の構成によれば、両側配置の低圧巻線
のどちらか一方の巻回方向が他の低圧巻線の巻回方向と
は逆に巻回すると、中央配置の低圧巻線の巻き初め端子
と巻き終り端子とがそれぞれ両側配置の低圧巻線の巻き
初め端子に結線し、両側配置の低圧巻線の巻き終り端子
が互いに結線すれば、低圧巻線をデルタ結線したことに
なる。両側配置の低圧巻線の巻き終り端子は、低圧巻線
の外径側に配されているので、互いに結線しようとする
ためにはリード線は、中央配置の低圧巻線の巻き終り端
子を少しよければよいので、ほぼ真直ぐな平角銅線でよ
く、また、結線個所も低圧巻線の外径側なので邪魔なも
のがなく作業が容易である。
のどちらか一方の巻回方向が他の低圧巻線の巻回方向と
は逆に巻回すると、中央配置の低圧巻線の巻き初め端子
と巻き終り端子とがそれぞれ両側配置の低圧巻線の巻き
初め端子に結線し、両側配置の低圧巻線の巻き終り端子
が互いに結線すれば、低圧巻線をデルタ結線したことに
なる。両側配置の低圧巻線の巻き終り端子は、低圧巻線
の外径側に配されているので、互いに結線しようとする
ためにはリード線は、中央配置の低圧巻線の巻き終り端
子を少しよければよいので、ほぼ真直ぐな平角銅線でよ
く、また、結線個所も低圧巻線の外径側なので邪魔なも
のがなく作業が容易である。
【００１１】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図１は、この発明の実施例にかかる三相変圧器の構
成を示す断面図である。低圧巻線１０ＣＣの巻き初めを
端子ｗ、巻き終りを端子ｚとし、端子ｙと端子ｗとがリ
ード線１９で、端子ｕと端子ｚとがリード線２０で結線
されている。図２は、図１の低圧巻線１０Ａ、１０Ｂ、
１０ＣＣの巻回方向を示す平面図である。右側の低圧巻
線１０ＣＣの巻線導体８ＣＣだけが、他の低圧巻線１０
Ａ、１０Ｂの逆方向に巻回されている。
る。図１は、この発明の実施例にかかる三相変圧器の構
成を示す断面図である。低圧巻線１０ＣＣの巻き初めを
端子ｗ、巻き終りを端子ｚとし、端子ｙと端子ｗとがリ
ード線１９で、端子ｕと端子ｚとがリード線２０で結線
されている。図２は、図１の低圧巻線１０Ａ、１０Ｂ、
１０ＣＣの巻回方向を示す平面図である。右側の低圧巻
線１０ＣＣの巻線導体８ＣＣだけが、他の低圧巻線１０
Ａ、１０Ｂの逆方向に巻回されている。
【００１２】図１、図２のその他の構成は、図６、図７
で説明された従来の構成と同じである。同じ部分には、
同一参照符号を付けることにより詳細な説明を繰り返す
ことは省略する。図１において、リード線２０は、中央
配置の低圧巻線１０Ｂの端子ｖをよけるために手前側に
多少ふくらませてあるが、従来の装置（図６のリード線
１３）のようにコの字状にする必要はない。そのため
に、リード線２０の製作が容易である上に、結線個所も
低圧巻線１０Ａ、１０ＣＣの手前側なので結線しやす
い。
で説明された従来の構成と同じである。同じ部分には、
同一参照符号を付けることにより詳細な説明を繰り返す
ことは省略する。図１において、リード線２０は、中央
配置の低圧巻線１０Ｂの端子ｖをよけるために手前側に
多少ふくらませてあるが、従来の装置（図６のリード線
１３）のようにコの字状にする必要はない。そのため
に、リード線２０の製作が容易である上に、結線個所も
低圧巻線１０Ａ、１０ＣＣの手前側なので結線しやす
い。
【００１３】図３は、この発明の異なる実施例にかかる
三相変圧器の構成を示す断面図である。低圧巻線１４Ａ
Ａの巻き初めを端子ｕ、巻き終りを端子ｘとし、端子ｕ
と端子ｙとがリード線２１で、端子ｘと端子ｗとがリー
ド線２２で結線されている。図４は、図３の低圧巻線１
４ＡＡ、１４Ｂ、１４Ｃの巻回方向を示す平面図であ
る。左側の低圧巻線１４ＡＡの巻線導体１５ＡＡだけ
が、他の低圧巻線１４Ｂ、１４Ｃの逆方向に巻回されて
いる。図３、図４のその他の構成は、図８、図９で説明
された従来の構成と同じである。
三相変圧器の構成を示す断面図である。低圧巻線１４Ａ
Ａの巻き初めを端子ｕ、巻き終りを端子ｘとし、端子ｕ
と端子ｙとがリード線２１で、端子ｘと端子ｗとがリー
ド線２２で結線されている。図４は、図３の低圧巻線１
４ＡＡ、１４Ｂ、１４Ｃの巻回方向を示す平面図であ
る。左側の低圧巻線１４ＡＡの巻線導体１５ＡＡだけ
が、他の低圧巻線１４Ｂ、１４Ｃの逆方向に巻回されて
いる。図３、図４のその他の構成は、図８、図９で説明
された従来の構成と同じである。
【００１４】図３において、リード線２２は、中央配置
の低圧巻線１４Ｂの端子ｖをよけるために手前側に多少
ふくらませてあるが、従来の装置（図８のリード線１
８）のようにコの字状にする必要はない。そのために、
リード線２２の製作が容易である上に、結線個所も低圧
巻線１４ＡＡ、１４Ｃの手前側なので結線しやすい。な
お、図１、図３の実施例は、いずれも低圧巻線の巻線導
体が同軸に巻回された場合である。低圧巻線の巻線導体
が複数個作成され軸方向に積み重ねられた場合でも、低
圧巻線の端子をすべて一方の端部側に引き出してあれ
ば、左右の低圧巻線のいずれか一方だけ巻回方向を逆に
することによって、図１、図３のリード線２０、２２を
使用することができる。
の低圧巻線１４Ｂの端子ｖをよけるために手前側に多少
ふくらませてあるが、従来の装置（図８のリード線１
８）のようにコの字状にする必要はない。そのために、
リード線２２の製作が容易である上に、結線個所も低圧
巻線１４ＡＡ、１４Ｃの手前側なので結線しやすい。な
お、図１、図３の実施例は、いずれも低圧巻線の巻線導
体が同軸に巻回された場合である。低圧巻線の巻線導体
が複数個作成され軸方向に積み重ねられた場合でも、低
圧巻線の端子をすべて一方の端部側に引き出してあれ
ば、左右の低圧巻線のいずれか一方だけ巻回方向を逆に
することによって、図１、図３のリード線２０、２２を
使用することができる。
【００１５】
【発明の効果】この発明は前述のように、両側配置の低
圧巻線のどちらか一方の巻回方向を他の低圧巻線の巻回
方向とは逆に巻回したので、低圧巻線をデルタ結線した
場合、リード線がほぼ真直ぐでよくなった。そのため
に、リード線の製作および取り付け作業が容易になり、
装置の製作時間を減らすことができる。
圧巻線のどちらか一方の巻回方向を他の低圧巻線の巻回
方向とは逆に巻回したので、低圧巻線をデルタ結線した
場合、リード線がほぼ真直ぐでよくなった。そのため
に、リード線の製作および取り付け作業が容易になり、
装置の製作時間を減らすことができる。
【図１】この発明の実施例にかかる三相変圧器の構成を
示す断面図
示す断面図
【図２】図１の低圧巻線の巻回方向を示す平面図
【図３】この発明の異なる実施例にかかる三相変圧器の
構成を示す断面図
構成を示す断面図
【図４】図３の低圧巻線の巻回方向を示す平面図
【図５】従来の三相変圧器の構成を示す側面図
【図６】図５のＡ−Ａ断面図
【図７】図６の低圧巻線の巻回方向を示す平面図
【図８】従来の異なる三相変圧器の構成を示す断面図
【図９】図８の低圧巻線の巻回方向を示す平面図
１Ａ，１Ｂ，１Ｃ：高圧巻線、１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ
Ｃ，１４ＡＡ，１４Ｂ，１０Ｃ：低圧巻線、１１，１
７，１９，２０，２１，２２：リード線
Ｃ，１４ＡＡ，１４Ｂ，１０Ｃ：低圧巻線、１１，１
７，１９，２０，２１，２２：リード線
Claims (1)
- 【請求項１】中央と両側に三本並べて配置された主脚同
士が継鉄を介して互いに接合されてなる三相鉄心の前記
主脚に各相の高圧巻線と低圧巻線とが巻回され、低圧巻
線の巻き初め端子と巻き終り端子が共に低圧巻線の軸方
向の一方端に引き出されるとともに、巻き初め端子が巻
き終り端子より半径方向内方に配され、各相の低圧巻線
同士が巻き初め端子および巻き終り端子からのリード線
を介してデルタ結線されてなる三相変圧器において、両
側配置の低圧巻線のどちらか一方の巻回方向が他の低圧
巻線の巻回方向とは逆に巻回され、中央配置の低圧巻線
の巻き初め端子と巻き終り端子とがそれぞれ両側配置の
低圧巻線の巻き初め端子に結線され、両側配置の低圧巻
線の巻き終り端子が互いに結線されてなることを特徴と
する三相変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11806995A JPH08316051A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 三相変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11806995A JPH08316051A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 三相変圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08316051A true JPH08316051A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14727241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11806995A Pending JPH08316051A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 三相変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08316051A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012114307A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Japan Ae Power Systems Corp | 整流器用変圧器 |
| CN102592793A (zh) * | 2011-01-10 | 2012-07-18 | 特变电工衡阳变压器有限公司 | 一种特高压变压器高压绕组间的联线结构 |
| CN105390251A (zh) * | 2015-11-05 | 2016-03-09 | 苏州腾冉电气设备股份有限公司 | 一种整流变压器 |
| CN115036113A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-09-09 | 江门市赛为电力科技有限公司 | 一种油浸式箔绕立体卷铁芯变压器的引线方式 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11806995A patent/JPH08316051A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN102592793A (zh) * | 2011-01-10 | 2012-07-18 | 特变电工衡阳变压器有限公司 | 一种特高压变压器高压绕组间的联线结构 |
| CN105390251A (zh) * | 2015-11-05 | 2016-03-09 | 苏州腾冉电气设备股份有限公司 | 一种整流变压器 |
| CN115036113A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-09-09 | 江门市赛为电力科技有限公司 | 一种油浸式箔绕立体卷铁芯变压器的引线方式 |
| CN115036113B (zh) * | 2022-07-04 | 2024-02-27 | 江门市赛为电力科技有限公司 | 一种油浸式箔绕立体卷铁芯变压器的引线方式 |
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