JPH08315960A - 電気採暖具の温度コントローラの異常加熱防止構造 - Google Patents

電気採暖具の温度コントローラの異常加熱防止構造

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JPH08315960A
JPH08315960A JP13893995A JP13893995A JPH08315960A JP H08315960 A JPH08315960 A JP H08315960A JP 13893995 A JP13893995 A JP 13893995A JP 13893995 A JP13893995 A JP 13893995A JP H08315960 A JPH08315960 A JP H08315960A
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JP
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mica plate
temperature controller
air layer
resin case
heat
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JP13893995A
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Yoshio Saji
良夫 佐治
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電気採暖具のコントローラ、特に電気カーペッ
トとか電気毛布のように、床の上に直接そのコントロー
ラを置くタイプの、そのコントローラ内のプリント基板
上に載置しているスイッチとかリレーなどその動作によ
って熱を発生する部品のその熱がプリント基板を介して
樹脂ケースに伝わるのを防止する遮熱構造の改良に関す
るものである。 【構成】電気採暖具の温度コントローラにおいて、樹脂
ケース1とプリント基板5間にマイカ板3を設けるとと
もに、そのマイカ板3を、樹脂ケース1と第1空気層4
とマイカ板3と第2の空気層6とプリント基板5の順番
層の遮熱層を温度コントローラ内に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気採暖具のコントロ
ーラに関し、特に電気カーペットあるいは電気毛布のよ
うな床上に直接そのコントローラを置いて使用するもの
に関しく、そのコントローラ内に設けたプリント基板の
その表面に搭載しているスイッチとかリレーなどその動
作によって熱を発生し、あるいは故障によっては異常加
熱を発する部品の、その熱がプリント基板を介して樹脂
ケースに伝わるのを防止する異常加熱防止構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気カーペットとか電気毛布のコ
ントローラは、図4に示すように、そのコントローラ5
0は直接床51上に置いて使用することが多く、その床
が断熱作用を生じ、樹脂ケースの床側は熱がこもりやす
くなり、樹脂ケース52、53の変形の原因になってい
た。そのため、従来技術としては、床側の樹脂ケース5
2の内側にプリント基板54からの熱を遮断するため遮
熱材である例えばマイカ板55を樹脂ケース52の内側
に敷いていた。しかし、マイカ板はその材料の価格か
ら、より薄いものになっており、マイカ板を樹脂ケース
の内側に直接敷いただけでは遮熱材遮熱効果が必ずしも
完全ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
と同等のマイカ板を使用して、従来より遮熱効果のある
遮熱構造の改良に関するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、電気採暖具の温度コントローラの、そのコン
トローラの外観を構成する樹脂ケースとプリント基板の
間にマイカ板を設け、そのマイカ板を樹脂ケースと第1
空気層とマイカ板と第2の空気層とプリント基板の積層
順番で構成した遮熱層を設けたことを特徴とする電気採
暖具の温度コントローラであり、さらに好ましくは、第
1の空気層を設けるため、樹脂ケースの内側に、複数の
突起を設けてマイカ板を樹脂ケースから浮かしたことを
特徴とするものである。さらに好ましくは、第1の空気
層を設けるため、マイカ板を波状あるいは矩形波状ある
いはのこぎり波状に構成にしたことを特徴とするもので
ある。さらに好ましくは、第1の空気層を設けるため、
マイカ板に複数の小穴を設けその小穴に耐熱樹脂ブッシ
ングを設け、その耐熱樹脂ブッシングにて第1の空気層
を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明の上記構成によると、温度コントローラ
内に設けたプリント基板上のスイッチとかリレーからの
熱のうち、下方向への熱はプリント基板を介してそのプ
リント基板下の第1の空気層を介してマイカ板へ伝わ
り、その伝わった熱はさらにマイカ板を介して第2の空
気層を介して樹脂ケースへ伝わるものである。そのた
め、従来の直接マイカ板が樹脂ケースに接していたのに
比べて第2の空気層をマイカ板と樹脂ケースの間に設け
たのでプリント基板からの熱の伝達が緩和されるもので
ある。
【0006】
【実施例】以下図面を参照にして本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の1実施例を示したものである。コ
ントローラの第1の樹脂ケース1の内面側に高さ1ミリ
程度の複数の突起2を設け、その上に耐熱シートである
マイカ板3を設けたものである。それにより第1の樹脂
ケース1とマイカ板3の間に第1の空気層4ができ、そ
の空気層4とマイカ板3と、マイカ板3とプリント基板
5の間に従来からある第2の空気層6で構成された断熱
層11を設けることができ、そのプリント基板を覆うよ
うに上部ケースである第2の樹脂ケース7で覆い端部に
操作用のつまみ8を設けて温度コントローラとしたもの
である。図2は本発明の第2実施例を示したものであ
る。コントローラの第1の樹脂ケース1の内面側に、そ
の内面側に耐熱シートであるマイカ板3を設けるが、マ
イカ板が平板上でなく、振幅約1ミリの波板状に成型し
たマイカを使用している。この構造により、マイカ板3
の波状部分に第1の空気層4が造られ、第1の樹脂ケー
ス1とマイカ板3の間に第1の空気層4ができ、マイカ
板3と、マイカ板3とプリント基板5の間の従来のよう
な第2の空気層6で構成された遮熱層11を設けること
が出来、そのプリント基板を覆うように上部ケースであ
る第2の樹脂ケース7で覆い端部に操作用のつまみ8を
設けて温度コントローラとしたもである。次に、図3は
本発明の第3実施例を示したものである。第1の空気層
4を設けるため、マイカ板3に複数の小穴9を設けその
小穴9に耐熱樹脂ブッシング10を設け、その耐熱樹脂
ブッシング10にて第1の空気層4が出来、マイカ板3
と、マイカ板3とプリント板5の間の従来のような第2
の空気層6で構成された遮熱層11を設けることが出来
ることを特徴とする温度コントローラとしたものであ
る。
【0007】
【発明の効果】従来と同等のマイカ板を使用して、電気
採暖具の温度コントローラの異常加熱防止構造におい
て、従来より遮熱効果を倍増させる事ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例
【図2】 本発明の第2の実施例
【図3】 本発明の第3の実施例
【図4】 従来例
【記号の説明】
1 第1の樹脂ケース 2 突起 3 マイカ板 4 第1の空気層 5 プリント基板 6 第2の空気層 7 第2の樹脂ケース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気採暖具の温度コントローラにおい
    て、そのコントローラの外観を構成する樹脂ケースとそ
    のコントローラ内に設けたプリント基板間にマイカ板を
    設け、そのマイカ板を、樹脂ケースと第1空気層とマイ
    カ板と第2の空気層とプリント基板の順に積層して構成
    した遮熱層を、温度コントローラ内に設けたことを特徴
    とする電気採暖具の温度コントローラの異常加熱防止構
    造。
  2. 【請求項2】 樹脂ケースの内側に、複数の突起を設け
    てマイカ板を樹脂ケースから浮かして第1の空気層を設
    けたことを特徴とする第1項請求範囲の温度コントロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 マイカ板を波状あるいは矩形波状あるい
    はのこぎり波状に構成にして第1の空気層を設けたこと
    を特徴とする第1項請求範囲の温度コントローラ。
  4. 【請求項4】 マイカ板に複数の小穴を設けその小穴に
    耐熱樹脂ブッシングを設け、その耐熱樹脂ブッシングに
    て第1の空気層を設けたことを特徴とする第1項請求範
    囲の温度コントローラ。
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