JPH08315631A - 車両用前照灯装置 - Google Patents

車両用前照灯装置

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JPH08315631A
JPH08315631A JP11444895A JP11444895A JPH08315631A JP H08315631 A JPH08315631 A JP H08315631A JP 11444895 A JP11444895 A JP 11444895A JP 11444895 A JP11444895 A JP 11444895A JP H08315631 A JPH08315631 A JP H08315631A
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英毅 濱田
Akihisa Katou
晋央 加藤
Toshiaki Nakamura
俊朗 中村
Ryosuke Maruyama
亮介 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立作業性を改善でき、高電圧保護が容易であ
り、ランプ着脱の応力がイグナイタ回路ブロックにかか
らず、イグナイタ回路ブロックのプリント基板の実装密
度の妨げにならず、かつイグナイタ回路ブロックを小型
化できる車両用前照灯装置を提供する。 【構成】ソケット部5およびイグナイタ回路ブロック収
納部6を一体に有するケース1と、ソケット部5に貫設
されて一端がランプ口金4の電極7に接触し他端がケー
ス1のイグナイタ回路ブロック収納部6内に露出した受
金電極2と、この受金電極2に接触する接続端子8を有
しイグナイタ回路ブロック収納部6に収納されたイグナ
イタ回路ブロック3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の車両のヘ
ッドランプの高輝度放電灯(HID)等を装着する車両
用前照灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例を図12に示す。すなわ
ち、この車両用前照灯装置は、イグナイタ回路ブロック
のプリント基板52にソケット50およびパルストラン
ス51を実装し、パルストランス51で発生させた高電
圧をプリント基板52を経由して、ソケット50に印加
し、ソケット50に装着されるランプ(図示せず)を始
動している。またプリント基板52上の高電圧の影響を
避けるため、ソケット50のソケット電極54の高圧側
およびパルストランス51の高電圧出力端子55をはん
だ付けする穴部56,57および穴部56,57間を接
続する導体パターン58の周囲に溝53を形成してい
る。またイグナイタ回路ブロックの全体を樹脂注型する
こともあった。54はソケット電極、55は高電圧出力
端子である。
【0003】第2の従来例を図13に示す。すなわち、
この車両用前照灯装置は、イグナイタケース60にソケ
ット部61を一体に成形し、パルストランス62の出力
端子にランプ口金の電極が接触するソケット電極63,
64を形成している。ソケット部61の底部にはソケッ
ト電極63,64を貫通するための貫通孔(図示せず)
を設けてあり、ソケット電極63,64が弾性的に変形
することを許容するため、その貫通孔の縁部とソケット
電極63,64との間に隙間を設けて相互に密着しない
ようにしている。65はイグナイタ回路ブロックのプリ
ント基板、66はプリント基板65に実装された電子部
品である。
【0004】第3の従来例を図14に示す。すなわち、
この車両用前照灯装置は、イグナイタブロック70とソ
ケット71が別々に設けられ、イグナイタ回路ブロック
70とソケット71間の渡り線72は、高電圧線2本あ
るいは高電圧線1本および一般電線1本としている。渡
り線72に高電圧線を使用すると、高電圧印加時にコロ
ナ発生等による電圧減衰が起こり得る。イグナイタ回路
ブロックは取付部73により別途に灯体ハウジングまた
は車体フレーム等(図示せず)に固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の従来例
は、パルストランス51からソケット電極54に高電圧
を印加する際にプリント基板52を経由するので、プリ
ント基板52上の他の電子部品との絶縁を確保するため
にプリント基板52に溝53を形成する必要があり、プ
リント基板52の実装密度および高密度化の妨げにな
る。
【0006】またソケット電極54をプリント基板52
に接続するためにプリント基板52の面積が大きくなり
イグナイタ回路ブロックの体積が大きくなり、灯体設計
の自由度が小さくなる。さらに、ソケット電極54およ
び高電圧出力端子55をプリント基板52にはんだ付け
するため、組立作業性が悪かった。
【0007】第2の従来例は、パルストランス62に直
接ソケット電極63,64を形成しているので、イグナ
イタケース60の内部を樹脂注型してイグナイタ回路ブ
ロックを充填材に埋め込む際に、ソケット部61の貫通
孔とソケット電極63,64との間よりソケット部61
内に洩れる樹脂の樹脂洩れ止めが必要となる。ソケット
部61へのランプの着脱によりソケット電極63,64
にかかる応力が、全て直接パルストランス62を通じて
プリント基板65、パルストランス62のはんだ付け
部、およびソケット電極63,64はんだ付け部にかか
る。
【0008】また第1の従来例および第2の従来例は、
反射板(図示せず)によりイグナイタの重量を保持する
ため、反射板の強度および固定部の強度を大きくする必
要がある。すなわち、一般にランプは灯体の反射板に固
定されており、第1の従来例および第2の従来例はその
ランプにソケット50,61およびそれに一体化された
イグナイタ回路ブロックを取付けるので、ソケット5
0,61等の重量は全てランプを介して反射板にかかる
こととなる。
【0009】第3の従来例は、ソケット71とイグナイ
タ回路ブロック70間の渡り線72に高圧線を使用して
いるので、高電圧保護が難しい。この場合に、ランプ非
装着検知機能を付加しようとすると、ソケット71およ
びイグナイタ回路ブロック70間の渡り線が増加する。
したがって、この発明の目的は、組立作業性を改善で
き、高電圧保護が容易であり、ランプ着脱の応力がイグ
ナイタ回路ブロックにかからず、イグナイタ回路ブロッ
クのプリント基板の実装密度の妨げにならず、かつイグ
ナイタ回路ブロックを小型化できる車両用前照灯装置を
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両用前照灯
装置は、ソケット部およびイグナイタ回路ブロック収納
部を一体に有するケースと、前記ソケット部に貫設され
て一端がランプ口金の電極に接触し他端が前記ケースの
前記イグナイタ回路ブロック収納部内に露出した受金電
極と、この受金電極に接触する接続端子を有し前記イグ
ナイタ回路ブロック収納部に収納されたイグナイタ回路
ブロックとを備えたものである。
【0011】請求項2の車両用前照灯装置は、請求項1
において、前記イグナイタ回路ブロックを前記イグナイ
タ回路ブロック収納部内で充填材中に埋め込んだもので
ある。請求項3の車両用前照灯装置は、請求項1におい
て、前記ケースが前記ソケット部と前記イグナイタ回路
ブロック収納部とが反対向きに形成され、前記イグナイ
タ回路ブロック収納部に灯体固定部を設け、前記ソケッ
ト部はランプ口金を前記灯体固定部に対して首振り可能
に形成したものである。
【0012】
【作用】請求項1の車両用前照灯装置によれば、ケース
にソケット部およびイグナイタ回路ブロック収納部を一
体に設け、ソケット部に受金電極を貫設し、イグナイタ
回路ブロック収納部に収納されたイグナイタ回路ブロッ
クに受金電極と接触する接続端子を設けたため、従来例
と比較して組立作業性を大幅に改善することができ、高
電圧保護が容易であり、ランプ着脱の応力がイグナイタ
回路ブロックにかからず、イグナイタ回路ブロックのプ
リント基板の実装密度の妨げにならず、かつイグナイタ
回路ブロックを小型化できる。
【0013】請求項2の車両用前照灯装置によれば、請
求項1において、前記イグナイタ回路ブロックを前記イ
グナイタ回路ブロック収納部内で充填材中に埋め込んで
いるため、請求項1の作用のほか、従来例の樹脂洩れが
ないので樹脂洩れ止めが必要でなくなる。請求項3の車
両用前照灯装置によれば、請求項1において、前記ケー
スが前記ソケット部と前記イグナイタ回路ブロック収納
部とが反対向きに形成され、前記イグナイタ回路ブロッ
ク収納部に灯体固定部を設け、前記ソケット部はランプ
口金を前記灯体固定部に対して首振り可能に形成したた
め、請求項1の作用のほか、従来例と比較して反射板に
かかる負荷を軽減でき、反射板の強度を緩和できる。ま
たケースを灯体に完全固定しても、ランプの口金はソケ
ット部において首振り可能であるので、ソケット部の形
状を大きくするなどしてランプ口金を首振り可能にする
ことにより、エーミングおよび組立誤差等によるランプ
口金のずれを吸収できる。
【0014】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図3に
より説明する。すなわち、この車両用前照灯装置は、ケ
ース1と、受金電極2と、イグナイタ回路ブロック3と
を有する。ケース1は、ランプ口金4の挿入されるソケ
ット部5およびイグナイタ回路ブロック3の収納される
イグナイタ回路ブロック収納部6を一体に有する。実施
例のケース1は有底の筒状とくに円筒形であり、ソケッ
ト部5とイグナイタ回路ブロック収納部6とが反対向き
に形成され、ケース1の底部の外面に凹部を内面にその
凸部を形成することによりソケット部5を形成してい
る。
【0015】受金電極2は、ソケット部5に貫設され、
一端がランプ口金4の電極7に接触し他端がケース1の
イグナイタ回路ブロック収納部6内に露出している。実
施例では、ランプ口金4の電極7の中心電極7aに接触
する中央電極2aと、ランプ口金4の電極7の周辺電極
7bに接触する周辺電極2bからなり、これらが少なく
とも脱落しない状態に貫通された状態に埋設されてい
る。ランプ口金4の中心電極7aおよび周辺電極7bに
正負極性の高電圧を印加する場合、パルストランス9の
出力が与えられるたとえば中心電極2aがパルストラン
ス電極となり、周辺電極2bはプリント基板電極とな
る。また受金電極2のイグナイタ回路ブロック収納部6
内に露出した他端は接続端子8a,8bを圧接接続する
切欠状スリットを有する圧接端子構造に形成されてい
る。
【0016】イグナイタ回路ブロック3は、受金電極2
に接触する接続端子8を有し、イグナイタ回路ブロック
収納部6に収納されている。またイグナイタ回路ブロッ
ク3をイグナイタ回路ブロック収納部6内で充填材中に
埋め込んでいる。実施例のイグナイタ回路ブロック3は
プリント基板12、プリント基板12にはんだ付け実装
されたパルストランス9を含む電子部品11からなる。
プリント基板12は中央部にソケット部5を貫通する穴
12aを形成している。接続端子8は高圧パルストラン
ス電極端子8aとイグナイタ回路ブロック電極端子8b
からなり、高圧パルストランス電極端子8aはパルスト
ランス9の出力端子であり、点灯始動時にはパルストラ
ンス9より高圧パルストランス電極端子8aに高電圧パ
ルスが発生する。またイグナイタ回路ブロック電極端子
8bはプリント基板12に接続され、プリント基板12
に接続されたバラストインバータへの渡り線10のうち
の1本に接続している。そして、これら高圧パルストラ
ンス電極端子8aおよびイグナイタ回路ブロック電極端
子8bの先端に中央電極2aおよび周辺電極2bに噛み
合わせ状態ないし引っ掛け状態にに圧接するため、スリ
ット状の切欠を形成している。
【0017】イグナイタ回路ブロック3をイグナイタ回
路ブロック収納部6に収納し、プリント基板12の穴1
2aをソケット部5に貫通し、高圧パルストランス電極
端子8aとイグナイタ回路ブロック電極端子8bをそれ
ぞれ、中央電極2aおよび周辺電極2bのスリット状の
切欠同志噛み合うように図3に示すように圧接すると、
両者が接続状態となる。この場合、高圧パルストランス
電極端子8aおよびイグナイタ回路ブロック電極端子8
bの弾性を利用して引掛け接続しているので確実に強固
な接続となる。またケース1内のイグナイタ回路ブロッ
ク収納部6にイグナイタ回路ブロック3を収納後、エポ
キシ樹脂やウレタン樹脂を実施例とする充填材(図示せ
ず)を充填することにより、イグナイタ回路ブロック3
を充填材中に埋め込んでいる。
【0018】13はランプ口金4に設けた係止ピンであ
り、ソケット部5に設けたかぎ形の溝14に差込み回転
により結合され、ランプをソケット部5に取付ける。こ
の実施例によれば、ケース1にソケット部5およびイグ
ナイタ回路ブロック収納部6を一体に設け、ソケット部
5に受金電極2を貫設し、イグナイタ回路ブロック収納
部6に収納されたイグナイタ回路ブロック3に受金電極
2と接触する接続端子8を設けたため、従来例と比較し
て組立作業性を大幅に改善することができ、高電圧保護
が容易であり、ランプ着脱の応力がイグナイタ回路ブロ
ックにかからず、イグナイタ回路ブロック3のプリント
基板12の実装密度の妨げにならず、かつイグナイタ回
路ブロック3を小型化できる。
【0019】また、イグナイタ回路ブロック3をイグナ
イタ回路ブロック収納部6内で充填材中に埋め込んでい
るため、従来例の樹脂洩れがないので樹脂洩れ止めが必
要でなくなる。この発明の第2の実施例を図4および図
5に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第1の
実施例において、プリント基板12がケース1のソケッ
ト部5と反対側の開口側に配設されているとともに、受
金電極2のイグナイタ回路ブロック側端部がプリント基
板12に平行に折曲され、また各接続端子8の先端をフ
ック状に折曲して先端が受金電極2に接触できるように
している。
【0020】イグナイタ回路ブロック3をイグナイタ回
路ブロック収納部6に収納することにより、接続端子8
が受金電極2の表面に接触する。この状態でイグナイタ
回路ブロック収納部6内に充填材が充填されてイグナイ
タ回路ブロック3が充填材中に埋め込まれて固定され
る。またソケット部5には筒部16を突出している。そ
の他は第1の実施例と同様である。
【0021】なお、この実施例の変形例として、ケース
1の開口面に垂直にイグナイタ回路ブロック3のプリン
ト基板12を配置するように構成してもよい。この発明
の第3の実施例を図6ないし図9に示す。すなわち、こ
の車両用前照灯装置は、イグナイタ回路ブロック収納部
6に灯体固定部17を設け、ソケット部5はランプ口金
4を灯体固定部17に対して首振り可能に形成してい
る。実施例の灯体固定部17はケース1の周縁部の上下
端に形成した複数の固定リブを実施例とし、固定リブに
取付孔18を形成しており、取付孔18にねじ(図示せ
ず)を通して灯体に固定するようにしている。またソケ
ット部5は縦方向に長軸を有する断面楕円形の筒形に形
成して、電極が弾性接触したままで、ランプ口金4の軸
線が図8のソケット部5と同軸線上に一致する状態から
図9のようにランプ口金4の軸線がソケット部5の軸線
に対して回転した状態に上方または下方に回転移動可能
にし、これにより光軸調整のためのエーミングや組立誤
差の修正を可能にしている。
【0022】この実施例によれば、従来例と比較して反
射板にかかる負荷を軽減でき、反射板の強度を緩和でき
る。またケース1を灯体に完全固定しても、ランプ口金
4はソケット部5において首振り可能であるので、ソケ
ット部5の形状を大きくするなどしてランプ口金4を首
振り可能にすることにより、エーミングおよび組立誤差
等によるランプ口金4のずれを吸収できる。
【0023】この発明の第4の実施例を図10および図
11に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第3
の実施例において、ソケット部5の溝14をかぎ形から
直線形に代えている。このように形成しても、前記した
ように車両用前照灯装置のランプ口金4は灯体(図示せ
ず)に固定された反射板に固定され、ケース1は灯体固
定部17により灯体に固定されるのでランプ口金4がソ
ケット部5から外れることはない。またソケット部5を
ランプ口金4の外径よりも大きい円筒形に形成し、ソケ
ット部5の内周面とランプ口金4の外周面との間に十分
な隙間を形成し、エーミングや組立誤差等の逃げのため
の回動を許容している。また灯体固定17はケース1の
両側に設けている。
【0024】この実施例によれば、ランプ口金4の押し
込み動作のみでランプ口金4とソケット部5の嵌合を行
うので組立作業性がさらに容易になる。その他は、第3
の実施例と同様である。
【0025】
【発明の効果】請求項1の車両用前照灯装置によれば、
ケースにソケット部およびイグナイタ回路ブロック収納
部を一体に設け、ソケット部に受金電極を貫設し、イグ
ナイタ回路ブロック収納部に収納されたイグナイタ回路
ブロックに受金電極と接触する接続端子を設けたため、
従来例と比較して組立作業性を大幅に改善することがで
き、高電圧保護が容易であり、ランプ着脱の応力がイグ
ナイタ回路ブロックにかからず、イグナイタ回路ブロッ
クのプリント基板の実装密度の妨げにならず、かつイグ
ナイタ回路ブロックを小型化できるという効果がある。
【0026】請求項2の車両用前照灯装置によれば、請
求項1において、前記イグナイタ回路ブロックを前記イ
グナイタ回路ブロック収納部内で充填材中に埋め込んで
いるため、請求項1の効果のほか、従来例の樹脂洩れが
ないので樹脂洩れ止めが必要でなくなる。請求項3の車
両用前照灯装置によれば、請求項1において、前記ケー
スが前記ソケット部と前記イグナイタ回路ブロック収納
部とが反対向きに形成され、前記イグナイタ回路ブロッ
ク収納部に灯体固定部を設け、前記ソケット部はランプ
口金を前記灯体固定部に対して首振り可能に形成したた
め、請求項1の効果のほか、従来例と比較して反射板に
かかる負荷を軽減でき、反射板の強度を緩和できる。ま
たケースを灯体に完全固定しても、ランプの口金はソケ
ット部において首振り可能であるので、ソケット部の形
状を大きくするなどしてランプ口金を首振り可能にする
ことにより、エーミングおよび組立誤差等によるランプ
口金のずれを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の断面図である。
【図2】その外観斜視図である。
【図3】その裏面側からみた拡大一部破断斜視図であ
る。
【図4】第2の実施例の断面図である。
【図5】その外観斜視図である。
【図6】第3の実施例の断面図である。
【図7】その正面図である。
【図8】口金が水平姿勢に装着された状態の断面図であ
る。
【図9】口金が回動した状態の断面図である。
【図10】第4の実施例の断面図である。
【図11】その正面図である。
【図12】第1の従来例の分解斜視図である。
【図13】第2の従来例の分解斜視図である。
【図14】第2の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 受金電極 3 イグナイタ回路ブロック 4 ランプ口金 5 ソケット部 6 イグナイタ回路ブロック収納部 7 電極 8 接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 亮介 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット部およびイグナイタ回路ブロッ
    ク収納部を一体に有するケースと、前記ソケット部に貫
    設されて一端がランプ口金の電極に接触し他端が前記ケ
    ースの前記イグナイタ回路ブロック収納部内に露出した
    受金電極と、この受金電極に接触する接続端子を有し前
    記イグナイタ回路ブロック収納部に収納されたイグナイ
    タ回路ブロックとを備えた車両用前照灯装置。
  2. 【請求項2】 前記イグナイタ回路ブロックを前記イグ
    ナイタ回路ブロック収納部内で充填材中に埋め込んだ請
    求項1記載の車両用前照灯装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースは前記ソケット部と前記イグ
    ナイタ回路ブロック収納部とが反対向きに形成され、前
    記イグナイタ回路ブロック収納部に灯体固定部を設け、
    前記ソケット部はランプ口金を前記灯体固定部に対して
    首振り可能に形成した請求項1記載の車両用前照灯装
    置。
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