JPH08314812A - パリティ検査回路 - Google Patents

パリティ検査回路

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JPH08314812A
JPH08314812A JP7116819A JP11681995A JPH08314812A JP H08314812 A JPH08314812 A JP H08314812A JP 7116819 A JP7116819 A JP 7116819A JP 11681995 A JP11681995 A JP 11681995A JP H08314812 A JPH08314812 A JP H08314812A
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signal
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JP7116819A
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Inventor
憲 二 ▲濱▼田
Kenji Hamada
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体メモリのデータビットに存在する奇数個
の多重ビットエラーだけでなく、偶数個の多重ビットエ
ラーであっても検出することができるパリティ検査回路
の提供。 【構成】半導体メモリに入力データ信号を書き込む際
に、この半導体メモリのあらゆる多重ビットエラーを検
出できるように、この入力データ信号に応じて入力パリ
ティ信号を生成する入力検査回路と、前記入力パリティ
信号を記憶する記憶回路と、前記半導体メモリから出力
データ信号を読み出す際に、前記入力検査回路と同様
に、この出力データ信号に応じて出力パリティ信号を生
成する出力検査回路と、前記記憶回路に記憶された前記
入力パリティ信号および前記出力検査回路により生成さ
れた前記出力パリティ信号の不一致を検出して出力エラ
ー検出信号を出力する不一致検出回路とを備えることに
より、上記目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパリティ検査回路に関
し、詳しくは、半導体メモリの出力データ信号に存在す
るあらゆる多重ビットエラーを検出し、さらに半導体メ
モリのテスト回路としても使用可能なパリティ検査回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パリティ検査とは、例えば半導体メモリ
に入力データ信号を書き込んだり、半導体メモリから出
力データ信号を読み出す際に、Nビット(Nは自然数)
のデータに1ビットのパリティビットを付加し、これら
の(N+1)ビットの中の‘1’の総数が偶数個(偶数
パリティ)または奇数個(奇数パリティ)となるように
パリティビットを与えることにより、半導体メモリから
読み出される出力データ信号のビットエラーを検出する
ものである。以下に、従来のパリティ検査回路の構成、
動作および問題点について説明する。
【0003】図7は、従来のパリティ検査回路を備える
メモリ装置の一例の構成回路図である(基礎からのメモ
リ応用(著者−中村和夫、発行−CQ出版株式会社)pp
145-149 参照)。まず、このメモリ装置100の構成に
ついて説明する。このメモリ装置100は、データバス
を通して8ビットのデータ信号D7〜D0の書き込みおよび
読み出しが行われる半導体メモリ102と、この半導体
メモリ102から読み出されるデータ信号D7〜D0のパリ
ティ検査を行うパリティ検査回路104とから構成され
る。
【0004】また、パリティ検査回路104は、半導体
メモリ102に書き込まれるデータ信号D7〜D0に応じて
1ビットのパリティビットを発生し、読み出されるデー
タ信号D7〜D0のパリティ検査を行うパリティ発生・検査
回路106と、このパリティ発生・検査回路106の発
生する1ビットのパリティビットを保持する半導体メモ
リ108と、パリティ発生・検査回路106の検査結果
を保持し、これをパリティエラー信号として出力するJ
Kフリップフロップ110と、ANDゲート112,1
14と、インバータ116とから構成される。
【0005】このメモリ装置100において、半導体メ
モリ102,108にはマルチプレクスされたアドレス
信号、ローアドレスストローブ信号RAS_、カラムア
ドレスストローブ信号CAS_およびライトイネーブル
信号W_が共通に入力される。また、ライトイネーブル
信号W_および半導体メモリ108の出力データ信号Q
はANDゲート112に入力され、ライトイネーブル信
号W_およびインバータ116により反転されたカラム
アドレスストローブ信号CAS_はANDゲート114
に入力される。
【0006】また、パリティ発生・検査回路106の入
力端A,B,C,D,E,F,G,HおよびIには、そ
れぞれANDゲート112の出力信号およびデータ信号
D0〜D7が接続され、その出力信号Σo はJKフリップフ
ロップ110のJ入力端および半導体メモリ108のデ
ータ入力端Dに接続される。また、JKフリップフロッ
プ110の反転クロック入力端にはANDゲート114
の出力信号が入力され、K入力端はグランドに接続さ
れ、プリセット端は電源に接続され、クリア端にはパリ
ティリセット信号が入力される。
【0007】次に、このメモリ装置100の動作につい
て説明する。なお、パリティ検査とは直接関係がないた
め、アドレス信号およびローアドレスストローブ信号R
AS_についての説明は省略する。まず、スタンバイ状
態において、カラムアドレスストローブ信号CAS_お
よびライトイネーブル信号W_はともにハイレベルであ
る。従って、ANDゲート114の出力信号、即ち、J
Kフリップフロップ110の反転クロック入力端はロー
レベルである。また、JKフリップフロップ110の出
力信号、即ち、パリティエラー信号はローレベルであ
る。
【0008】続いて、データ信号D7〜D0の書き込みに際
し、まず、ライトイネーブル信号W_がハイレベルから
ローレベルに変化する。この時、ANDゲート114の
出力信号はローレベルを保持し、ANDゲート112の
出力信号はローレベルに確定する。データ信号D7〜D0
入力されると、パリティ発生・検査回路106は、この
データ信号D7〜D0およびANDゲート112の出力信号
に応じてパリティビット(偶数パリティ)を発生する。
【0009】例えば、データ信号D7〜D0およびANDゲ
ート112の出力信号の中の‘1’の総数が偶数個の場
合、パリティ発生・検査回路106の出力信号Σo
は、偶数パリティとなるようにローレベルが出力され
る。一方、奇数個の場合、パリティ発生・検査回路10
6の出力信号Σo には、偶数パリティとなるようにハイ
レベルが出力される。そして、データ信号D7〜D0および
パリティ発生・検査回路106の出力信号Σo は、カラ
ムアドレスストローブ信号CAS_がローレベルに変化
する時、それぞれ半導体メモリ102,108に書き込
まれる。
【0010】一方、データ信号D7〜D0の読み出しに際
し、ライトイネーブル信号W_はハイレベルに保持され
る。カラムアドレスストローブ信号CAS_がハイレベ
ルからローレベルに変化すると、半導体メモリ102,
108からそれぞれデータ信号D7〜D0およびこれに相当
するパリティビットが読み出される。この時、ANDゲ
ート114の出力信号、即ち、JKフリップフロップ1
10の反転クロック端はハイレベルとなり、ANDゲー
ト112の出力信号は、半導体メモリ108から読み出
されたパリティビットと同じレベルになる。
【0011】半導体メモリ102,108から読み出さ
れたデータ信号D7〜D0およびパリティビットは、ともに
パリティ発生・検査回路106に入力されてパリティ検
査が行われる。例えば、データ信号D7〜D0およびパリテ
ィビットの中の‘1’の総数が偶数個の場合、パリティ
発生・検査回路106の出力信号Σo はローレベルとな
り、パリティエラーのないことが確認される。一方、奇
数個の場合、パリティ発生・検査回路106の出力信号
Σo はハイレベルとなり、パリティエラーがあることが
検出される。
【0012】そして、カラムアドレスストローブ信号C
AS_がローレベルからハイレベルに変化すると、AN
Dゲート114の出力信号、即ち、JKフリップフロッ
プ110の反転クロック端はハイレベルからローレベル
に立ち下がる。この時、パリティ発生・検査回路106
の出力信号Σo がローレベルであれば、パリティエラー
信号はローレベルを保持する。一方、パリティ発生・検
査回路106の出力信号Σo がハイレベルであれば、パ
リティエラー信号はハイレベルとなり、パリティリセッ
ト信号にローレベルが与えられるまで、このハイレベル
を保持する。
【0013】このように、半導体メモリ102に書き込
まれるデータ信号D7〜D0に対応する1ビットのパリティ
ビットを半導体メモリ108に記憶しておくことによ
り、半導体メモリ102から読み出されるデータ信号D7
〜D0に奇数個のビットエラーが存在することを検出する
ことができる。しかし、従来のパリティ検査回路10
4、即ち、パリティ発生・検査回路106では、偶数個
のビットエラーは相殺されてしまうため、2ビット以上
の偶数個のビットエラーが存在する場合、これを検出す
ることができないという問題点があった。
【0014】このような問題点に対して、例えば特開昭
54−13229号公報に開示されたパリティ検査方式
などが提案されている。
【0015】このパリティ検査方式は、複数のデータビ
ットを持つ半導体メモリ素子を複数個設けて構成される
メモリ装置において、半導体メモリ素子の対応するデー
タビット毎に独立したパリティビットを生成する手段
と、この生成されたパリティビットを記憶する半導体メ
モリ素子と、この半導体メモリ素子に記憶されたパリテ
ィビットを用いて対応するデータビットのパリティチェ
ックをそれぞれ個別に行う手段とを具備してなるもの
で、同一半導体メモリ素子の多重ビットエラーを確実に
検出することができるとしている。
【0016】しかし、このパリティ検査方式において
は、異なる半導体メモリ素子の対応するデータビット毎
に、EXOR(排他的論理和)ゲートを使用することに
より、独立したパリティビットを生成している。従っ
て、異なる半導体メモリ素子の対応するデータビットの
両方、即ち、EXORゲートに入力されるデータビット
の両方にエラーが存在する場合、EXORゲートにより
これらのエラーが打ち消されてしまう。このため、この
パリティ検査方式においても、異なる半導体メモリ素子
間に存在する偶数個の同時ビットエラーは検出すること
はできなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく種々の問題点をかえりみて、入力デー
タ信号および出力データ信号から、それぞれ全ての多重
ビットエラーを検出することのできるパリティ信号を生
成し、これらのパリティ信号の不一致を検出することに
より、半導体メモリの出力データ信号に存在する奇数個
の多重ビットエラーだけでなく、偶数個の多重ビットエ
ラーであっても検出することができるパリティ検査回路
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、半導体メモリにNビット(Nは偶数)の
入力データ信号を書き込む際に、この入力データ信号に
応じて入力パリティ信号を生成する入力検査回路と、前
記入力パリティ信号を記憶する記憶回路と、前記半導体
メモリからNビットの出力データ信号を読み出す際に、
この出力データ信号に応じて出力パリティ信号を生成す
る出力検査回路と、前記記憶回路に記憶された前記入力
パリティ信号と前記出力検査回路により生成された前記
出力パリティ信号との不一致を検出して出力エラー検出
信号を出力する不一致検出回路とを備え、前記入力検査
回路は、入力パリティビットに応じて前記Nビットの入
力データ信号のパリティ検査を行い、入力エラー検出信
号を出力する検査回路と、前記Nビットの入力データ信
号の中の任意の異なる2ビットからなるM個(MはN/
2)の入力データ信号対毎にそれぞれ第1の入力パリテ
ィ信号を生成する検査回路と、それぞれの前記入力デー
タ信号対のいずれか1ビットからなるMビットの入力デ
ータ信号に応じて第2の入力パリティ信号を生成する検
査回路と、前記入力データ信号対を2つ組み合わせて構
成される組合せの中で、共通の入力データ信号対を持つ
組合せをまとめて構成される組合せ毎に、共通の入力デ
ータ信号対および残りのそれぞれの入力データ信号対の
いずれか1ビットからなる入力データ信号に応じてそれ
ぞれ第3の入力パリティ信号を生成する検査回路とを備
え、前記出力検査回路は、前記Nビットの出力データ信
号のパリティ検査を行い、出力パリティビットを出力す
る検査回路と、前記Nビットの出力データ信号の中の前
記入力データ信号に対応する2ビットからなるM個の出
力データ信号対毎にそれぞれ第1の出力パリティ信号を
生成する検査回路と、それぞれの前記出力データ信号対
のいずれか1ビットからなるMビットの出力データ信号
に応じて第2の出力パリティ信号を生成する検査回路
と、前記出力データ信号対を2つ組み合わせて構成され
る組合せの中で、共通の出力データ信号対を持つ組合せ
をまとめて構成される組合せ毎に、共通の出力データ信
号対および残りのそれぞれの出力データ信号対のいずれ
か1ビットからなる出力データ信号に応じてそれぞれ第
3の出力パリティ信号を生成する検査回路とを備えるこ
とを特徴とするパリティ検査回路を提供するものであ
る。
【0019】また、本発明は、半導体メモリにNビット
(Nは奇数)の入力データ信号を書き込む際に、この入
力データ信号に応じて入力パリティ信号を生成する入力
検査回路と、前記入力パリティ信号を記憶する記憶回路
と、前記半導体メモリからNビットの出力データ信号を
読み出す際に、この出力データ信号に応じて出力パリテ
ィ信号を生成する出力検査回路と、前記記憶回路に記憶
された前記入力パリティ信号と前記出力検査回路により
生成された前記出力パリティ信号との不一致を検出して
出力エラー検出信号を出力する不一致検出回路とを備
え、前記入力検査回路は、入力パリティビットに応じて
前記Nビットの入力データ信号のパリティ検査を行い、
入力エラー検出信号を出力する検査回路と、前記Nビッ
トの入力データ信号の中の任意の異なる2ビットからな
るM個(Mは(N−1)/2)の入力データ信号対毎に
それぞれ、および前記入力データ信号対が構成されない
1ビットの入力データ信号に応じて第1の入力パリティ
信号を生成する検査回路と、それぞれの前記入力データ
信号対のいずれか1ビットからなるMビットの入力デー
タ信号に応じて第2の入力パリティ信号を生成する検査
回路と、前記入力データ信号対を2つ組み合わせて構成
される組合せの中で、共通の入力データ信号対を持つ組
合せをまとめて構成される組合せ毎に、共通の入力デー
タ信号対および残りのそれぞれの入力データ信号対のい
ずれか1ビットからなる入力データ信号に応じてそれぞ
れ第3の入力パリティ信号を生成する検査回路とを備
え、前記出力検査回路は、前記Nビットの出力データ信
号のパリティ検査を行い、出力パリティビットを出力す
る検査回路と、前記Nビットの出力データ信号の中の前
記入力データ信号に対応する2ビットからなるM個の出
力データ信号対毎にそれぞれ、および前記出力データ信
号対が構成されない1ビットの出力データ信号に応じて
第1の出力パリティ信号を生成する検査回路と、それぞ
れの前記出力データ信号対のいずれか1ビットからなる
Mビットの出力データ信号に応じて第2の出力パリティ
信号を生成する検査回路と、前記出力データ信号対を2
つ組み合わせて構成される組合せの中で、共通の出力デ
ータ信号対を持つ組合せをまとめて構成される組合せ毎
に、共通の出力データ信号対および残りのそれぞれの出
力データ信号対のいずれか1ビットからなる出力データ
信号に応じてそれぞれ第3の出力パリティ信号を生成す
る検査回路とを備えることを特徴とするパリティ検査回
路を提供するものである。
【0020】
【発明の作用】本発明のパリティ検査回路は、半導体メ
モリに入力データ信号を書き込む際に、入力検査回路に
より、この入力データ信号に応じた入力パリティ信号を
生成して記憶回路に記憶しておき、半導体メモリから出
力データ信号を読み出す際に、出力検査回路により、こ
の出力データ信号に応じた出力パリティ信号を生成し、
不一致検出回路により、これらの入力パリティ信号と出
力パリティ信号との不一致を検出することにより、半導
体メモリのデータビットに多重ビットエラーが存在する
ことを検出するものである。
【0021】ここで、不一致検出回路において、第1の
入力および出力パリティ信号を比較することにより、出
力データ信号の中に奇数個の多重ビットエラーが存在す
ること、および出力データ信号対の組合せ以外の組合せ
からなる偶数個の多重ビットエラーが存在することが検
出される。また、第2の入力および出力パリティ信号を
比較することにより、出力データ信号対の組合せからな
り、2の奇数倍の偶数個の多重ビットエラーが存在する
ことが検出される。第3の入力および出力パリティ信号
を比較することにより、出力データ信号対の組合せから
なり、2の偶数倍の偶数個の多重ビットエラーが存在す
ることが検出される。
【0022】このため、本発明のパリティ検査回路にお
いては、半導体メモリの出力データ信号に奇数個のビッ
トエラーが存在することを検出することができるのは勿
論のこと、さらにあらゆる偶数個の多重ビットエラーが
存在することをも検出することができる。従って、本発
明のパリティ検査回路によれば、半導体メモリにおける
多重ビットエラーを完全に検出することができる。この
ため、本発明のパリティ検査回路によれば、例えば半導
体メモリのテスト回路としても使用することができる。
【0023】
【実施例】以下に、添付の図面に示す好適実施例に基づ
いて、本発明のパリティ検査回路を詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明のパリティ検査回路を備え
るメモリ装置の一実施例のブロック図であり、図2は、
図1に示す本発明のパリティ検査回路の一実施例のブロ
ック図である。図1に示すように、このメモリ装置10
は、8ビットの入力データ信号DI7 〜DI0 が入力され、
8ビットの出力データ信号DO7 〜DO0 を出力する半導体
メモリ12と、入力データ信号DI7 〜DI0 、出力データ
信号DO7 〜DO0 および入力パリティビットPIが入力さ
れ、出力パリティビットPO、入力エラー検出信号ERROR
1、および出力エラー検出信号ERROR2を出力するパリテ
ィ検査回路14とから構成される。
【0025】また、図2に示すように、本発明のパリテ
ィ検査回路14は、入力データ信号DI7 〜DI0 および入
力パリティビットPIが入力され、入力エラー検出信号ER
ROR1および入力パリティ信号24を出力する入力検査回
路16と、入力パリティ信号24を記憶し、入力パリテ
ィ信号28を出力する記憶回路18と、出力データ信号
DO7 〜DO0 が入力され、出力パリティビットPOおよび出
力パリティ信号26を出力する出力検査回路20と、出
力パリティ信号26および入力パリティ信号28が入力
され、出力エラー検出信号ERROR2を出力する不一致検出
回路22とから構成される。
【0026】ここで、このパリティ検査回路14は、半
導体メモリ12に入力データ信号DI 7 〜DI0 を書き込む
際に、入力データ信号DI7 〜DI0 に応じて入力パリティ
信号24を生成し、同様に、半導体メモリ12から出力
データ信号DO7 〜DO0 を読み出す際に、出力データ信号
DO7 〜DO0 に応じて出力パリティ信号26を生成し、こ
れらの入力パリティ信号24と出力パリティ信号26と
の不一致を検出することにより、半導体メモリ12から
読み出される出力データ信号DO7 〜DO0 のパリティ検査
を行うものである。
【0027】また、半導体メモリ12としては、例えば
あらゆる種類のRAM(揮発性メモリ)や、さらにはR
OM(不揮発性メモリ)などを適用することができる。
なお、半導体メモリ12のデータ信号の入力端および出
力端は分離されていても良いし、あるいは共通化されて
いても良い。また、そのデータビット数は8ビットに限
定されず何ビットであっても良いし、その個数も限定さ
れない。即ち、本発明のパリティ検査回路14は、どの
ような半導体メモリ12にも適用可能である。なお、図
示例においては説明の都合上、半導体メモリ12のアド
レス信号、書き込みおよび読み出し制御信号は省略され
ている。
【0028】次に、図3、図4、図5および図6に、そ
れぞれ入力検査回路、記憶回路、出力検査回路および不
一致検出回路の具体例を示す。まず、図3は、本発明の
パリティ検査回路に用いられる入力検査回路の一実施例
の構成回路図である。この入力検査回路16は検査回路
30a,32,34,36から構成される。
【0029】検査回路30aはEXORゲート38,40,
42,44,46,48,50,52から構成される。
なお、検査回路32は、検査回路30aを構成するEXOR
ゲート38,40,42,44を共通利用して構成され
ているが、例えば検査回路30aとは別々のEXORゲート
を使用して構成されていても良い。これらの検査回路3
0a,32において、EXORゲート38の入力端には入力
データ信号DI7 ,DI6が入力され、以下同様に、EXORゲ
ート40の入力端には入力データ信号DI5 ,DI 4 が、EX
ORゲート42の入力端には入力データ信号DI3 ,DI
2 が、そしてEXORゲート44の入力端には入力データ信
号DI1 ,DI0 が入力される。
【0030】また、EXORゲート46の入力端にはEXORゲ
ート38,40の出力端が接続され、同様に、EXORゲー
ト48の入力端にはEXORゲート42,44の出力端が接
続され、EXORゲート50の入力端にはEXORゲート46,
48の出力端が接続される。また、EXORゲート52の入
力端にはEXORゲート50の出力端および入力パリティビ
ットPIが入力され、EXORゲート52の出力端からは入力
エラー検出信号ERROR1が出力される。また、EXORゲート
38,40,42,44の出力端からは、それぞれ入力
パリティ信号24a,24b,24c,24dが出力さ
れる。
【0031】ここで、検査回路30aは、入力パリティ
ビットPIに応じて8ビットの入力データ信号DI7 〜DI0
のパリティ検査を行い、その検査結果となる入力エラー
検出信号ERROR1を出力するものである。なお、入力デー
タ信号のデータビット数が8ビットの場合を例に挙げて
説明しているが、これに限定されず入力データ信号のデ
ータビット数が何ビットであっても同様に構成すること
ができる。また、以降に説明する検査回路32、34、
36においても同様である。
【0032】また、検査回路32は、8ビットの入力デ
ータ信号DI7 〜DI0 の中の任意の2ビットを組み合わせ
て構成される4個の入力データ信号対、図示例において
は入力データ信号対DI7 ,DI6 、入力データ信号対D
I5 ,DI4 、入力データ信号対DI 3 ,DI2 、入力データ
信号対DI1 ,DI0 を構成し、それぞれの入力データ信号
対DI7 ,DI6 、入力データ信号対DI5 ,DI4 、入力デー
タ信号対DI3 ,DI2 、入力データ信号対DI1 ,DI0
に、それぞれ入力パリティ信号24a,24b,24
c,24dを生成するものである。
【0033】検査回路32において、入力データ信号の
データビット数がNビット(Nは偶数)の場合、M個
(MはN/2)の入力データ信号対が構成され、M本の
入力パリティ信号24が生成される。また、入力データ
信号のデータビット数がNビット(Nは奇数)の場合、
M個(Mは(N−1)/2)の入力データ信号対が構成
され、入力データ信号対が構成されない入力データ信号
の中の任意の1ビットは、そのままあるいはバッファ等
を介して出力され、合計M+1本の入力パリティ信号2
4が生成される。なお、入力データ信号対の組合せは、
異なるビット対であれば任意の組合せで良い。
【0034】また、検出回路34は、EXORゲート54,
56,58から構成される。EXORゲート54の入力端に
は入力データ信号DI7 ,DI5 が入力され、同様に、EXOR
ゲート56の入力端には入力データ信号DI3 ,DI1 が入
力される。また、EXORゲート58の入力端にはEXORゲー
ト54,56の出力端が接続され、EXORゲート58の出
力端からは入力パリティ信号24eが出力される。
【0035】この検査回路34は、検査回路32におい
て構成される4個の入力データ信号対、図示例において
は入力データ信号対DI7 ,DI6 、入力データ信号対D
I5 ,DI 4 、入力データ信号対DI3 ,DI2 、入力データ
信号対DI1 ,DI0 のそれぞれにおいて、入力データ信号
対のいずれか1ビットを取り出して4ビットの入力デー
タ信号の組合せ、図示例においては入力データ信号D
I7 ,DI5 ,DI3 ,DI1 の組合せを構成し、これらの入
力データ信号DI7 ,DI5 ,DI3 ,DI1 に応じて、1本の
入力パリティ信号24eを生成するものである。
【0036】また、検出回路36は、EXORゲート60,
62,64、EXORゲート66,68,70およびEXORゲ
ート72から構成される。EXORゲート60の入力端には
入力データ信号DI7 ,DI6 ,DI5 が入力され、同様に、
EXORゲート62の入力端には入力データ信号DI3 ,DI1
が入力される。また、EXORゲート64の入力端にはEXOR
ゲート60,62の出力端が接続され、EXORゲート64
の出力端からは入力パリティ信号24fが出力される。
【0037】また、EXORゲート66の入力端には入力デ
ータ信号DI5 ,DI4 が入力され、同様に、EXORゲート6
8の入力端には入力データ信号DI3 ,DI1 が入力され
る。また、EXORゲート70の入力端にはEXORゲート6
6,68の出力端が接続され、EXORゲート70の出力端
からは入力パリティ信号24gが出力される。また、EX
ORゲート72の入力端には入力データ信号DI2 ,DI1
DI0 が入力され、EXORゲート72の出力端からは入力パ
リティ信号24hが出力される。
【0038】この検査回路36は、検査回路32におい
て構成される4個の入力データ信号対、図示例において
は入力データ信号対DI7 ,DI6 、入力データ信号対D
I5 ,DI 4 、入力データ信号対DI3 ,DI2 、入力データ
信号対DI1 ,DI0 を2つ組み合わせて構成される合計6
個の組合せ、即ち、入力データ信号対DI7 ,DI6 および
入力データ信号対DI5 ,DI4 の組合せ、入力データ信号
対DI7 ,DI6 および入力データ信号対DI3 ,DI2 の組合
せ、入力データ信号対DI7 ,DI6 および入力データ信号
対DI1 ,DI0 の組合せ、入力データ信号対DI5 ,DI4
よび入力データ信号対DI3 ,DI2 の組合せ、入力データ
信号対DI5 ,DI4 および入力データ信号対DI 1 ,DI0
組合せ、入力データ信号対DI3 ,DI2 および入力データ
信号対DI1 ,DI0 の組合せの中で、共通の入力データ信
号対を持つ組合せをまとめて構成される組合せ、例えば
入力データ信号対DI7 ,DI6 を共通の入力データ信号対
として構成される入力データ信号対DI7 ,DI6 および入
力データ信号対DI5 ,DI4 の組合せ、入力データ信号対
DI7 ,DI6 および入力データ信号対DI3 ,DI2 の組合
せ、入力データ信号対DI7 ,DI6 および入力データ信号
対DI1 ,DI0 の組合せからなる組合せと、入力データ信
号対DI5 ,DI4 を共通の入力データ信号対として構成さ
れる入力データ信号対DI5 ,DI4 および入力データ信号
対DI3 ,DI2 の組合せ、入力データ信号対DI5 ,DI4
よび入力データ信号対DI1 ,DI0 の組合せからなる組合
せと、入力データ信号対DI1 ,DI0 を共通の入力データ
信号対として構成される入力データ信号対DI3 ,DI2
よび入力データ信号対DI1 ,DI0 の組合せとからなる3
個の組合せ毎に、共通の入力データ信号対および残りの
それぞれの入力データ信号対のいずれか1ビットからな
る入力データ信号、図示例においては入力データ信号DI
7 ,DI6 ,DI5 ,DI3 ,DI1 、入力データ信号DI5 ,DI
4 ,DI3 ,DI1 、入力データ信号DI1 ,DI0 ,DI2 に応
じて、それぞれ入力パリティ信号24f,24g,24
hを生成するものである。
【0039】なお、検査回路36の図示例において構成
される入力データ信号の組数はM−1個となり、M−1
本の入力パリティ信号24が生成される。また、本実施
例においては、説明のために判りやすく回路を分割して
図示しているが、これらの回路を論理圧縮することによ
り回路規模を削減することができる。例えば、検査回路
36において使用されるEXORゲート66は、検査回路3
0aのEXORゲート40と共通利用することができるし、
EXORゲート60,72の一部はEXORゲート38,42と
共通利用することもできる。
【0040】続いて、図4は、本発明のパリティ検査回
路に用いられる記憶回路の一実施例の構成回路図であ
る。この記憶回路18は、半導体メモリ73,74から
構成される。ここで、半導体メモリ73の入力端には入
力パリティ信号24a,24b,24c,24dが入力
され、これらの入力端に対応する出力端からはそれぞれ
入力パリティ信号28a,28b,28c,28dが出
力される。同様に、半導体メモリ74の入力端には入力
パリティ信号24e,24f,24g,24hが入力さ
れ、これらの入力端に対応する出力端からはそれぞれ入
力パリティ信号28e,28f,28g,28hが出力
される。
【0041】なお、この記憶回路18はRAMであれば
良く、特に限定されるものではない。例えば、1個の半
導体メモリにより構成しても良いし、図示例のように、
2個以上の半導体メモリにより構成しても良い。また、
半導体メモリ12が複数個ある場合、テストモードにお
いて、この半導体メモリ12の中の1つを本発明のパリ
ティ検査回路14の記憶回路18として使用するよう構
成しても良い。
【0042】また、この記憶回路18のデータビット数
は、半導体メモリ12のデータビット数Nにより決定さ
れる。即ち、入力検査回路16においては、Nが偶数の
場合、最大(M+1+M−1)=2M=2(N/2)=
N本の入力パリティ信号24が生成され、Nが奇数の場
合、最大(M+1+1+M−1)=2M+1=2((N
−1)/2)+1=N本の入力パリティ信号24が生成
されるため、記憶回路18のデータビット数はNビット
となる。また、記憶回路18のワード数は、半導体メモ
リ12のワード数以上であれば良い。
【0043】続いて、図5は、本発明のパリティ検査回
路に用いられる出力検査回路の一実施例の構成回路図で
ある。この出力検査回路20は入力検査回路16と比較
して、入力パリティビットPIが入力されないために、検
査回路30aがEXORゲート52を有していない検査回路
30bに変更された点、および入力データ信号DI7 〜DI
0 の代わりに出力データ信号DO7 〜DO0 が入力され、入
力パリティ信号24の代わりに出力パリティ信号26が
出力される点が相違するだけであるから、同一の構成要
素には同一の符号を付してその説明は省略する。
【0044】即ち、検査回路30bにおいて、EXORゲー
ト50の出力端からは出力パリティビットPOが出力され
る。この検査回路30bは、8ビットの出力データ信号
DO7〜DO0 のパリティ検査を行い、その検査結果となる
出力パリティビットPOを出力するものである。
【0045】また、EXORゲート38,40,42,4
4,54,56,60,62,66,68,72の入力
端には、入力データ信号DI7 〜DI0 に対応する出力デー
タ信号DO7 〜DO0 が入力され、EXORゲート38,40,
42,44,58,64,70,72の出力端からは入
力パリティ信号24a,24b,24c,24d,24
e,24f,24g,24hに対応する出力パリティ信
号26a,26b,26c,26d,26e,26f,
26g,26hが出力される。
【0046】最後に、図6は、本発明のパリティ検査回
路に用いられる不一致検出回路の一実施例の構成回路図
である。この不一致検出回路22は、EXORゲート76,
78,80,82,84,86,88,90と、OR
(論理和)ゲート92とから構成される。
【0047】ここで、EXORゲート76の入力端には入力
パリティ信号28aおよび出力パリティ信号26aが入
力され、以下同様に、EXORゲート78の入力端には入力
パリティ信号28bおよび出力パリティ信号26bが、
EXORゲート80の入力端には入力パリティ信号28cお
よび出力パリティ信号26cが、EXORゲート82の入力
端には入力パリティ信号28dおよび出力パリティ信号
26dが、EXORゲート84の入力端には入力パリティ信
号28eおよび出力パリティ信号26eが、EXORゲート
86の入力端には入力パリティ信号28fおよび出力パ
リティ信号26fが、EXORゲート88の入力端には入力
パリティ信号28gおよび出力パリティ信号26gが、
そしてEXORゲート90の入力端には入力パリティ信号2
8hおよび出力パリティ信号26hが入力される。ま
た、ORゲート92の入力端にはEXORゲート76,7
8,80,82,84,86,88,90の出力端が接
続され、ORゲート92の出力端からは出力エラー検出
信号ERROR2が出力される。
【0048】この不一致検出回路22は、記憶回路18
から出力される入力パリティ信号28a,28b,28
c,28d,28e,28f,28g,28h、即ち、
入力検査回路16により生成された入力パリティ信号2
4a,24b,24c,24d,24e,24f,24
g,24hと、これに対応する出力検査回路20により
生成される出力パリティ信号26a,26b,26c,
26d,26e,26f,26g,26hとの不一致を
検出して、その検出結果である出力エラー検出信号ERRO
R2を出力するものである。なお、その回路構成は特に限
定されるものではない。
【0049】次に、図1〜図6を参照しながら本発明の
パリティ検査回路14の動作について説明する。まず、
半導体メモリ12にデータを書き込む場合、図示してい
ないCPU(中央演算装置)により、入力データ信号DI
7 〜DI0 が半導体メモリ12に入力されるとともに、入
力データ信号DI7 〜DI0 およびこの入力データ信号DI 7
〜DI0 に応じて決定される入力パリティビットPIが入力
検査回路14に入力される。
【0050】ここで、検査回路30aにおいては、入力
パリティビットPIに応じて入力データ信号DI7 〜DI0
パリティ検査が行われ、入力エラー検出信号ERROR1が出
力される。入力パリティビットPIとしては、偶数パリテ
ィを使用する場合、入力データ信号DI7 〜DI0 の中の
‘1’の総数が偶数個であれば‘0’が入力され、逆
に、奇数個であれば‘1’が入力される。また、奇数パ
リティを使用する場合、入力データ信号DI7 〜DI0 の中
の‘1’の総数が奇数個であれば‘0’が入力され、逆
に、偶数個であれば‘1’が入力される。
【0051】このため、偶数パリティを使用する場合、
入力データ信号DI7 〜DI0 および入力パリティビットPI
の中の‘1’の総数は偶数個となるため、入力データ信
号DI 7 〜DI0 の中にビットエラーが存在しなければ、入
力エラー検出信号ERROR1は‘0’になる。同様に、奇数
パリティを使用する場合、入力データ信号DI7 〜DI0
よび入力パリティビットPIの中の‘1’の総数は奇数個
となるため、入力データ信号DI7 〜DI0 の中にビットエ
ラーが存在しなければ、入力エラー検出信号ERROR1は
‘1’になる。
【0052】この検査回路30aにおいては、8ビット
の入力データ信号DI7 〜DI0 の中に奇数個、即ち、1
個、3個、5個または7個の多重ビットエラーが存在す
る場合、入力エラー検出信号ERROR1により検出される。
例えば、偶数パリティを使用する場合、入力データ信号
DI7 ,DI6 ,DI5 に3個のビットエラーが存在すると、
入力エラー検出信号ERROR1が‘1’となることにより検
出される。また、CPUは、入力エラー検出信号ERROR1
により入力データ信号DI7 〜DI0 のエラーを確認して、
書き込みを中止したり再書き込みを行うことができる。
【0053】また、検査回路32において、入力データ
信号DI7 ,DI6 、入力データ信号DI 5 ,DI4 、入力デー
タ信号DI3 ,DI2 、入力データ信号DI1 ,DI0 に応じ
て、それぞれ入力パリティ信号24a,24b,24
c,24dが生成される。また、検査回路34におい
て、入力データ信号DI7 ,DI6 ,DI5 ,DI4 に応じて入
力パリティ信号24eが生成される。検査回路36にお
いて、入力データ信号DI7 ,DI6 ,DI5 ,DI3 ,DI1
入力データ信号DI5 ,DI4 ,DI3 ,DI1 、入力データ信
号DI2 ,DI1 ,DI0 に応じて、それぞれ入力パリティ信
号24f,24g,24hが生成される。
【0054】このように、検査回路30a,32,3
4,36により、データを書き込む際同時に、入力エラ
ー検出信号ERROR1が出力されるとともに、入力パリティ
信号24a,24b,24c,24d,24e,24
f,24g,24hが生成される。そして、入力パリテ
ィ信号24a,24b,24c,24dは、記憶回路1
8を構成する半導体メモリ73に記憶され、同様に、入
力パリティ信号24e,24f,24g,24hは、記
憶回路18の半導体メモリ74に記憶される。
【0055】次に、半導体メモリ12からデータを読み
出す場合、図示していないCPU(中央演算装置)によ
り、出力データ信号DO7 〜DO0 が半導体メモリ12から
読み出されるとともに、出力検査回路20にも入力され
る。また、記憶回路18の半導体メモリ73,74から
は入力パリティ信号28a,28b,28c,28d,
28e,28f,28g,28hが読み出される。ここ
で、検査回路30bにおいては、出力データ信号DO7
DO0 のパリティ検査が行われ、この出力データ信号DO7
〜DO0 に応じて出力パリティビットPOが出力される。
【0056】また、出力検査回路20の検査回路32,
34,36においては、入力検査回路16の検査回路3
2,34,36と同様に、出力パリティ信号26a,2
6b,26c,26d,26e,26f,26g,26
hが生成される。そして、出力パリティ信号26a,2
6b,26c,26d,26e,26f,26g,26
hと、記憶回路18の半導体メモリ73,74から読み
出された入力パリティ信号28a,28b,28c,2
8d,28e,28f,28g,28hとは不一致検出
回路22に入力される。
【0057】不一致検出回路22においては、入力パリ
ティ信号28a,28b,28c,28d,28e,2
8f,28g,28h、即ち、入力検査回路16により
生成された入力パリティ信号24a,24b,24c,
24d,24e,24f,24g,24hと、出力検査
回路20により生成された出力パリティ信号26a,2
6b,26c,26d,26e,26f,26g,26
hとの不一致検出が行われ、その検出結果である出力エ
ラー検出信号ERROR2が出力される。
【0058】まず、EXORゲート76,78,80,82
により、出力データ信号DO7 〜DO0の中に奇数個の多重
ビットエラーが存在する場合、または、出力データ信号
DO7〜DO0 の中に出力データ信号対DO7 ,DO6 、出力デ
ータ信号対DO5 ,DO4 、出力データ信号対DO3 ,DO2
出力データ信号対DO1 ,DO0 の組合せ以外の組合せから
なる偶数個の多重ビットエラーが存在する場合、入力パ
リティ信号28a,28b,28c,28dと、これに
対応する出力パリティ信号26a,26b,26c,2
6dとの不一致が検出される。
【0059】例えば、出力データ信号DO7 ,DO6 ,DO5
に存在する3個のビットエラーは、EXORゲート78の出
力が‘1’となることにより、入力パリティ信号28b
と出力パリティ信号26bとの不一致が検出される。ま
た、出力データ信号DO7 ,DO 5 に存在する2個のビット
エラーは、EXORゲート76,78の出力が‘1’となる
ことにより、入力パリティ信号28a,28bと出力パ
リティ信号26a,26bとの不一致が検出される。
【0060】また、EXORゲート84により、出力データ
信号DO7 〜DO0 の中に出力データ信号対DO7 ,DO6 、出
力データ信号対DO5 ,DO4 、出力データ信号対DO3 ,DO
2 、出力データ信号対DO1 ,DO0 の組合せからなり、2
の奇数倍の偶数個、例えば図示例においては、2個(2
×1)または6個(2×3)の多重ビットエラーが存在
する場合、入力パリティ信号28eと、これに対応する
出力パリティ信号26eとの不一致が検出される。
【0061】例えば、出力データ信号DO7 ,DO6 に存在
する2個のビットエラーや、出力データ信号DO7 ,D
O6 ,DO5 ,DO4 ,DO3 ,DO2 に存在する6個のビット
エラーは、EXORゲート84の出力が‘1’となることに
より、入力パリティ信号28eと出力パリティ信号26
eとの不一致が検出される。なお、例えば入力および出
力データ信号のデータビット数が16ビットの場合、こ
の検査回路34により検出される多重ビットエラーは、
2ビット,6ビット,10ビット,14ビットである。
【0062】また、EXORゲート86,88,90によ
り、出力データ信号DO7 〜DO0 の中に出力データ信号対
DO7 ,DO6 、出力データ信号対DO5 ,DO4 、出力データ
信号対DO3 ,DO2 、出力データ信号対DO1 ,DO0 の組合
せからなり、2の偶数倍の偶数個、例えば図示例におい
ては、4個(2×2)または8個(2×4)の多重ビッ
トエラーが存在する場合、入力パリティ信号28f,2
8g,28hと、これに対応する出力パリティ信号26
f,26g,26hとの不一致が検出される。
【0063】例えば、出力データ信号DO7 ,DO6 ,D
O5 ,DO4 に存在する4個のビットエラーは、EXORゲー
ト86の出力が‘1’となることにより、入力パリティ
信号28fと出力パリティ信号26fとの不一致が検出
される。また、出力データ信号DO 7 〜DO0 の全てに存在
する8個のビットエラーは、即ち、全ビットエラーはEX
ORゲート86,90の出力が‘1’となることにより、
入力パリティ信号28f,28hと出力パリティ信号2
6f,26hとの不一致が検出される。なお、例えば入
力および出力データ信号のデータビット数が16ビット
の場合、この検査回路36により検出される多重ビット
エラーは、4ビット,8ビット,12ビット,16ビッ
トである。
【0064】そして、例えば入力パリティ信号28aと
出力パリティ信号26aとの不一致が検出されると、EX
ORゲート76の出力は‘1’になるため、ORゲート9
2から出力される出力エラー検出信号ERROR2も‘1’に
なる。また、入力パリティ信号24a,24b,24
c,24d,24e,24f,24g,24hと、これ
に対応する出力パリティ信号26a,26b,26c,
26d,26e,26f,26g,26hとの全てが一
致する場合、EXORゲート76,78,80,82,8
4,86,88,90の出力は全て‘0’となり、OR
ゲート92から出力される出力エラー検出信号ERROR2も
‘0’になる。
【0065】このように、入力データ信号DI7 〜DI0
応じて生成された入力パリティ信号24a,24b,2
4c,24d,24e,24f,24g,24hを記憶
回路18に記憶し、この記憶回路18から出力される入
力パリティ信号28a,28b,28c,28d,28
e,28f,28g,28hと、出力データ信号DO7〜D
O0 に応じて生成される出力パリティ信号26a,26
b,26c,26d,26e,26f,26g,26h
とを比較することにより、半導体メモリ12から読み出
される出力データ信号DO7 〜DO0 の中に存在するあらゆ
る多重ビットエラーを検出することができる。また、C
PUは、出力エラー検出信号ERROR2により出力データ信
号DO7 〜DO0 のエラーを確認して、読み出しを中止した
り再読み出しを行うことができる。
【0066】なお、半導体メモリ12のデータビット数
が奇数ビットの場合、検査回路32において入力データ
信号対が構成されない入力データ信号の任意の1ビット
は、そのままあるいはバッファ等を介して入力パリティ
信号24の1つとして出力することにより、このビット
を含む奇数個の多重ビットエラーを検出することが可能
になる。また、この1ビット以外の回路構成およびその
動作は、半導体メモリ12のデータビット数が偶数ビッ
トの場合と同じである。逆に、回路的に多少冗長になる
が、半導体メモリ12のデータビット数が偶数ビットの
場合の本発明のパリティ検査回路において、例えば任意
の1ビットをダミービットとしてローレベルに固定し、
例えば入力データ信号DI7 をローレベルに固定し、さら
に入力パリティ信号24fを使用しないようにすれば、
これを奇数ビットの場合の回路として使用することもで
きる。
【0067】本発明のパリティ検査回路を実施例を挙げ
て説明したが、本発明のパリティ検査回路はこの実施例
だけに限定されるものではない。例えば、このパリティ
検査回路14は、半導体メモリ12のチップの内部に内
蔵しても良いし、これとは逆に、半導体メモリ12のチ
ップの外部に配置しても良い。なお、半導体メモリ12
のチップの外部にこのパリティ検査回路14を配置する
場合、本発明のパリティ検査回路は全ての半導体メモリ
に対して共通に使用することができるし、半導体メモリ
のテスト回路としても使用することができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明のパリ
ティ検査回路は、半導体メモリにデータを書き込む際
に、入力検査回路により、この半導体メモリのあらゆる
多重ビットエラーを検出できるよう入力パリティ信号を
生成して、これを記憶回路に記憶し、半導体メモリから
データを読み出す際に、出力検査回路により、入力検査
回路と同様に出力パリティ信号を生成し、不一致検出回
路により、この出力パリティ信号と記憶回路に記憶され
た入力パリティ信号との不一致を検出するものである。
従って、本発明のパリティ検査回路によれば、半導体メ
モリのあらゆる多重ビットエラーを検出することができ
る。このため、本発明のパリティ検査回路は、半導体メ
モリのテスト回路としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパリティ検査回路を備えるメモリ装置
の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明のパリティ検査回路の一実施例のブロッ
ク図である。
【図3】本発明のパリティ検査回路の入力検査回路の一
実施例の構成回路図である。
【図4】本発明のパリティ検査回路の記憶回路の一実施
例の構成回路図である。
【図5】本発明のパリティ検査回路の出力検査回路の一
実施例の構成回路図である。
【図6】本発明のパリティ検査回路の不一致検出回路の
一実施例の構成回路図である。
【図7】従来のパリティ検査回路を備えるメモリ装置の
一例のブロック図である。
【符号の説明】
10,100 メモリ装置 12,102,108 半導体メモリ 14,104 パリティ検査回路 16 入力検査回路 18 記憶回路 20 出力検査回路 22 不一致検出回路 24,24a,24b,24c,24d,24e,24
f,24g,24h入力パリティ信号 26,26a,26b,26c,26d,26e,26
f,26g,26h入力パリティ信号 28,28a,28b,28c,28d,28e,28
f,28g,28h出力パリティ信号 30a,30b,32,34,36 検査回路 38,40,42,44,46,48,50,52,5
4,56,58,60,62,64,66,68,7
0,72,76,78,80,82,86,88,9
0,91 EXORゲート 73,74 半導体メモリ 92 ORゲート 106 パリティ発生・検査回路 110 JKフリップフロップ 112,114 ANDゲート 116 インバータ PI 入力パリティビット PO 出力パリティビット DI0 〜DI7 入力データ信号 DO0 〜DO7 出力データ信号 ERROR1,ERROR2 エラー検出信号 RAS_ ローアドレスストローブ信号 CAS_ カラムアドレスストローブ信号 W_ ライトイネーブル信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体メモリにNビット(Nは偶数)の入
    力データ信号を書き込む際に、この入力データ信号に応
    じて入力パリティ信号を生成する入力検査回路と、前記
    入力パリティ信号を記憶する記憶回路と、前記半導体メ
    モリからNビットの出力データ信号を読み出す際に、こ
    の出力データ信号に応じて出力パリティ信号を生成する
    出力検査回路と、前記記憶回路に記憶された前記入力パ
    リティ信号と前記出力検査回路により生成された前記出
    力パリティ信号との不一致を検出して出力エラー検出信
    号を出力する不一致検出回路とを備え、 前記入力検査回路は、入力パリティビットに応じて前記
    Nビットの入力データ信号のパリティ検査を行い、入力
    エラー検出信号を出力する検査回路と、前記Nビットの
    入力データ信号の中の任意の異なる2ビットからなるM
    個(MはN/2)の入力データ信号対毎にそれぞれ第1
    の入力パリティ信号を生成する検査回路と、それぞれの
    前記入力データ信号対のいずれか1ビットからなるMビ
    ットの入力データ信号に応じて第2の入力パリティ信号
    を生成する検査回路と、前記入力データ信号対を2つ組
    み合わせて構成される組合せの中で、共通の入力データ
    信号対を持つ組合せをまとめて構成される組合せ毎に、
    共通の入力データ信号対および残りのそれぞれの入力デ
    ータ信号対のいずれか1ビットからなる入力データ信号
    に応じてそれぞれ第3の入力パリティ信号を生成する検
    査回路とを備え、 前記出力検査回路は、前記Nビットの出力データ信号の
    パリティ検査を行い、出力パリティビットを出力する検
    査回路と、前記Nビットの出力データ信号の中の前記入
    力データ信号に対応する2ビットからなるM個の出力デ
    ータ信号対毎にそれぞれ第1の出力パリティ信号を生成
    する検査回路と、それぞれの前記出力データ信号対のい
    ずれか1ビットからなるMビットの出力データ信号に応
    じて第2の出力パリティ信号を生成する検査回路と、前
    記出力データ信号対を2つ組み合わせて構成される組合
    せの中で、共通の出力データ信号対を持つ組合せをまと
    めて構成される組合せ毎に、共通の出力データ信号対お
    よび残りのそれぞれの出力データ信号対のいずれか1ビ
    ットからなる出力データ信号に応じてそれぞれ第3の出
    力パリティ信号を生成する検査回路とを備えることを特
    徴とするパリティ検査回路。
  2. 【請求項2】半導体メモリにNビット(Nは奇数)の入
    力データ信号を書き込む際に、この入力データ信号に応
    じて入力パリティ信号を生成する入力検査回路と、前記
    入力パリティ信号を記憶する記憶回路と、前記半導体メ
    モリからNビットの出力データ信号を読み出す際に、こ
    の出力データ信号に応じて出力パリティ信号を生成する
    出力検査回路と、前記記憶回路に記憶された前記入力パ
    リティ信号と前記出力検査回路により生成された前記出
    力パリティ信号との不一致を検出して出力エラー検出信
    号を出力する不一致検出回路とを備え、 前記入力検査回路は、入力パリティビットに応じて前記
    Nビットの入力データ信号のパリティ検査を行い、入力
    エラー検出信号を出力する検査回路と、前記Nビットの
    入力データ信号の中の任意の異なる2ビットからなるM
    個(Mは(N−1)/2)の入力データ信号対毎にそれ
    ぞれ、および前記入力データ信号対が構成されない1ビ
    ットの入力データ信号に応じて第1の入力パリティ信号
    を生成する検査回路と、それぞれの前記入力データ信号
    対のいずれか1ビットからなるMビットの入力データ信
    号に応じて第2の入力パリティ信号を生成する検査回路
    と、前記入力データ信号対を2つ組み合わせて構成され
    る組合せの中で、共通の入力データ信号対を持つ組合せ
    をまとめて構成される組合せ毎に、共通の入力データ信
    号対および残りのそれぞれの入力データ信号対のいずれ
    か1ビットからなる入力データ信号に応じてそれぞれ第
    3の入力パリティ信号を生成する検査回路とを備え、 前記出力検査回路は、前記Nビットの出力データ信号の
    パリティ検査を行い、出力パリティビットを出力する検
    査回路と、前記Nビットの出力データ信号の中の前記入
    力データ信号に対応する2ビットからなるM個の出力デ
    ータ信号対毎にそれぞれ、および前記出力データ信号対
    が構成されない1ビットの出力データ信号に応じて第1
    の出力パリティ信号を生成する検査回路と、それぞれの
    前記出力データ信号対のいずれか1ビットからなるMビ
    ットの出力データ信号に応じて第2の出力パリティ信号
    を生成する検査回路と、前記出力データ信号対を2つ組
    み合わせて構成される組合せの中で、共通の出力データ
    信号対を持つ組合せをまとめて構成される組合せ毎に、
    共通の出力データ信号対および残りのそれぞれの出力デ
    ータ信号対のいずれか1ビットからなる出力データ信号
    に応じてそれぞれ第3の出力パリティ信号を生成する検
    査回路とを備えることを特徴とするパリティ検査回路。
JP7116819A 1995-05-16 1995-05-16 パリティ検査回路 Withdrawn JPH08314812A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100720911B1 (ko) * 2005-03-31 2007-05-25 후지쯔 가부시끼가이샤 기억 제어 회로, 기억 제어 회로에서의 어드레스 에러 체크방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100720911B1 (ko) * 2005-03-31 2007-05-25 후지쯔 가부시끼가이샤 기억 제어 회로, 기억 제어 회로에서의 어드레스 에러 체크방법

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