JPH08314477A - カラオケ装置およびカラオケ通信システム - Google Patents

カラオケ装置およびカラオケ通信システム

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JPH08314477A
JPH08314477A JP7122525A JP12252595A JPH08314477A JP H08314477 A JPH08314477 A JP H08314477A JP 7122525 A JP7122525 A JP 7122525A JP 12252595 A JP12252595 A JP 12252595A JP H08314477 A JPH08314477 A JP H08314477A
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karaoke
music
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Masaki Suzuki
雅樹 鈴木
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Brother Industries Ltd
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラオケを楽しむ際の利用者の各種選択の自
由度を向上させる。 【構成】 CPU31は、1曲に対して歌手Aバージョ
ンと歌手Bバージョン、演歌風バージョンとポップス風
バージョン等の伴奏音楽用の情報、日本語字幕、日本語
で平仮名字幕、外国語を音表示した片仮名字幕、英語字
幕、その他の外国語字幕等の字幕表示用の情報、風景の
み、登場人物あり、登場人物は有名人、アニメーショ
ン、コンピュータグラフィック(CG)等の背景画表示
用の情報等で構成されている曲パーツ情報が記憶されて
いるハードディスク33から、利用者によって多目的入
力キー32から入力された指示に従って、1曲分のカラ
オケ演奏情報を構成する曲パーツ情報の組合せに対応す
る曲パターンを構築抽出し、利用者の選択に応じたカラ
オケ演奏を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラオケ装置およびカ
ラオケ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラオケシステムにおいては伴奏
音楽の音声出力に伴って字幕および背景画の映像出力が
なされるのが普通で、背景画については、曲ごとに背景
画が特定されている場合と背景画は特定されていないも
のとがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカラ
オケシステムでは、同一の曲でありながら複数種類の歌
詞がつけられている曲の場合に、利用者が好みの歌詞を
選択して歌うことができなかった。
【0004】このように、従来のカラオケシステムで
は、利用者側から見ると、選択の自由度が低い面があっ
た。本発明は、カラオケを楽しむ際の利用者の各種選択
の自由度を向上することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載のカラオケ装置は、カラオ
ケ演奏に使用されるカラオケ演奏情報を構成する曲パー
ツ情報を記憶する演奏情報記憶手段と、1曲分のカラオ
ケ演奏情報を構成する前記曲パーツ情報の組合わせに対
応する前記曲パーツ情報を前記演奏情報記憶手段から抽
出する曲パターン抽出手段と、該曲パターン抽出手段に
より抽出された前記曲パーツ情報を使用してカラオケ演
奏を実行する演奏実行手段とを備えている。
【0006】請求項2記載のカラオケ装置は、請求項1
記載のカラオケ装置において、前記曲パーツ情報を送出
する情報センタとカラオケ装置との通信を仲介する情報
通信網にアクセスして前記送信されてくる曲パーツ情報
を受信する第1の通信手段を設けると共に、前記演奏情
報記憶手段は、前記第1の通信手段により受信された前
記曲パーツ情報を記憶する構成である。
【0007】請求項3記載のカラオケ装置は、請求項2
記載のカラオケ装置において、1曲のカラオケ演奏に使
用可能な曲パーツ情報のリストから選択される曲パーツ
情報の送出を前記情報センタに要求する曲パーツ要求手
段を設けている。請求項4記載のカラオケ装置は、請求
項1ないし3のいずれか記載のカラオケ装置において、
パターン入力手段により入力される指示に従って1曲分
のカラオケ演奏情報を構成する前記曲パーツ情報の組合
わせに対応する曲パターンを構築する曲パターン構築手
段と、該パターン構築手段により構築された曲パターン
を記憶するパターン記憶手段と、該パターン記憶手段に
記憶されている前記曲パターンから所望の前記曲パター
ンを選択する選択手段とを備えると共に、前記曲パター
ン抽出手段は、前記選択手段により選択された曲パター
ンに従って前記曲パーツ情報を前記演奏情報記憶手段か
ら抽出する構成としている。
【0008】請求項5記載のカラオケ装置は、請求項4
記載のカラオケ装置において、リクエスト入力手段によ
り入力された曲の演奏に使用可能な前記曲パターンを表
示するパターン表示手段を設けている。請求項6記載の
カラオケ装置は、請求項1ないし5のいずれか記載のカ
ラオケ装置において、前記曲パーツ情報の受信に際して
該曲パーツ情報に対して予め設定されている金額の課金
を要求する課金要求手段と、該課金要求手段による課金
の要求に応じて課金センタが送出する課金情報を前記カ
ラオケ装置に伝送すると、該課金情報に対して設定され
ている金額を前記カラオケ装置側に対して課金処理する
課金通信網にアクセス可能な第2の通信手段とを設けて
いる。
【0009】請求項7記載のカラオケ通信システムは、
請求項2ないし6のいずれか記載のカラオケ装置と、カ
ラオケ演奏に使用されるカラオケ演奏情報を構成する曲
パーツ情報を記憶する曲パーツ記憶手段と、前記曲パー
ツ記憶手段から前記曲パーツ情報を抽出する曲パーツ抽
出手段と、該抽出された曲パーツ情報を前記情報通信網
を介して前記カラオケ装置に送出する曲パーツ送出手段
とを備える情報センタと、前記情報センタとカラオケ装
置との通信を仲介する情報通信網とを含む。
【0010】請求項8記載のカラオケ通信システムは、
請求項7記載のカラオケ通信システムにおいて、請求項
3ないし6のいずれか記載のカラオケ装置を設け、前記
情報センタに、1曲のカラオケ演奏に使用可能な曲パー
ツ情報のリストを記憶するリスト記憶手段と、該リスト
を前記カラオケ装置に送出するリスト送出手段とを設け
ると共に、前記曲パーツ抽出手段は、前記カラオケ装置
からの要求に応じて前記曲パーツ記憶手段から前記曲パ
ーツ情報を抽出する構成としている。
【0011】請求項9記載のカラオケ通信システムは、
請求項7または8記載のカラオケ通信システムにおい
て、前記情報センタは、前記リストが更新された際に該
更新を前記カラオケ装置に通知する更新通知手段を備え
ている。請求項10記載のカラオケ通信システムは、請
求項7ないし9のいずれか記載のカラオケ通信システム
において、請求項6記載のカラオケ装置と、前記課金要
求手段による課金の要求があると該課金を要求された金
額に対応する課金情報を送出する課金センタと、前記課
金センタと前記カラオケ装置との間に介在し、前記課金
センタから前記カラオケ装置に前記課金情報を伝送する
と、該課金情報に対して設定されている金額を前記カラ
オケ装置側に対して課金処理する課金通信網とを設けて
いる。
【0012】請求項11記載のカラオケ通信システム
は、請求項10記載のカラオケ通信システムにおいて、
前記課金センタが前記情報センタを兼ねている。
【0013】
【作用】上記の構成になる請求項1記載のカラオケ装置
においては、演奏情報記憶手段は、カラオケ演奏に使用
されるカラオケ演奏情報を構成する曲パーツ情報を記憶
する。
【0014】ここで曲パーツ情報とは、伴奏音楽用の情
報、字幕表示用の情報、背景画表示用の情報などが例示
される。具体的には、例えば伴奏音楽はその曲を歌って
いる歌手やグループの別、演奏の主体となる楽器、演歌
風やポップス風等の演奏形態などさまざまな因子によっ
て区分され、1曲に対して歌手Aバージョンと歌手Bバ
ージョン、演歌風バージョンとポップス風バージョン等
が例示される。また、字幕表示としては、日本語字幕、
日本語で平仮名字幕、外国語を音表示した片仮名字幕、
英語字幕、その他の外国語字幕等が例示される。背景画
表示としては、風景のみ、登場人物あり、登場人物は有
名人(例えばその曲を歌っている歌手やグループ)、ア
ニメーション、コンピュータグラフィック(CG)等さ
まざまである。
【0015】したがって、ある曲を構成するための曲パ
ーツ情報としては、通常は伴奏音楽用の情報、字幕用の
情報、背景画用の情報があり、例えば歌手Aバージョン
の伴奏音楽用の情報、日本語字幕の字幕用の情報、風景
のみの背景画用の情報の3つの曲パーツ情報で1曲分の
カラオケ演奏情報が構成されることになる。なお、カラ
オケの性格上伴奏音楽用の情報は必須であるが、他の曲
パーツ情報、例えば字幕用の情報を省略することもでき
る。
【0016】曲パターン抽出手段は、1曲分のカラオケ
演奏情報を構成する曲パーツ情報の組合わせに対応する
曲パーツ情報を演奏情報記憶手段から抽出する。演奏実
行手段は、曲パターン抽出手段により抽出された曲パー
ツ情報を使用してカラオケ演奏を実行する。
【0017】ここで、曲パターン抽出手段による曲パー
ツ情報の抽出は、例えば利用者が一つあるいは二つ程度
の条件を入力すると予め設定した条件やプログラムに従
って自動的に抽出する形態とすることや、利用者が全て
の曲パーツ情報を選択し曲パターン抽出手段がこの選択
に従って抽出する形態など任意であるが、カラオケを楽
しむ際の利用者側の各種選択の自由度が向上される。
【0018】請求項2記載のカラオケ装置においては、
第1の通信手段は、曲パーツ情報を送出する情報センタ
とカラオケ装置との通信を仲介する情報通信網にアクセ
スして送信されてくる曲パーツ情報を受信する。演奏情
報記憶手段は、第1の通信手段により受信された曲パー
ツ情報を記憶する。この曲パーツ情報は上述のように使
用される。情報センタとの通信により曲パーツ情報を取
得できるので、例えば新規な曲パーツ情報などをきわめ
て速やかに取得できる。
【0019】請求項3記載のカラオケ装置においては、
曲パーツ要求手段は、1曲のカラオケ演奏に使用可能な
曲パーツ情報のリストから選択される、曲パーツ情報の
送出を情報センタに要求する。この要求に応じて情報セ
ンタが曲パーツ情報を送出すれば、カラオケ装置側の選
択の自由度は高くなる。また、必要な曲パーツのみが送
られるので、過剰な情報の送信も回避される。
【0020】請求項4記載のカラオケ装置においては、
曲パターン構築手段は、パターン入力手段により入力さ
れる指示に従って、1曲分のカラオケ演奏情報を構成す
る曲パーツ情報の組合わせに対応する曲パターンを構築
する。パターン記憶手段は、構築された曲パターンを記
憶する。選択手段は、パターン記憶手段に記憶されてい
る曲パターンから所望の曲パターンを選択する。曲パタ
ーン抽出手段は、選択手段により選択された曲パターン
に従って、曲パーツ情報を演奏情報記憶手段から抽出す
る。
【0021】利用者は、曲パターンを選択するだけで、
所望の曲パーツ情報に基づくカラオケ演奏を実行させる
ことができる。したがって、この構成になるカラオケ装
置は操作性に優れている。請求項5記載のカラオケ装置
においては、パターン表示手段は、リクエスト入力手段
により入力された曲の演奏に使用可能な曲パターンを表
示する。利用者はリクエストの入力に続いて表示される
曲パターンを見ながら曲パターンを選択することができ
るので、操作性は一層向上される。
【0022】請求項6記載のカラオケ装置においては、
課金要求手段は、曲パーツ情報の受信に際して、該曲パ
ーツ情報に対して予め設定されている金額の課金を要求
する。この要求は、第2の通信手段により、課金通信網
を介して課金センタに送信される。その結果、課金セン
タが、課金を要求された金額に対応する課金情報を送出
する。この課金情報は、課金通信網によりカラオケ装置
に伝送されるが、課金通信網は、この際課金情報に対し
て設定されている金額を、カラオケ装置側に対して課金
処理する。ここでカラオケ装置側に対して課金処理する
とは、例えばカラオケ装置が接続されている電話回線の
回線使用料に課金金額を上乗せする処理であり、この課
金金額は回線使用料と合わせて徴収され、手数料等を控
除されて課金センタの設置者に引き渡される。したがっ
て、課金センタの設置者側では、曲パーツ情報の対価徴
収のためにカラオケ装置の設置場所まで出向く等の作業
は不要となる。また、料金の徴収も確実である。なお、
この課金通信網としては、日本電信電話(株)のビデオテ
ックス通信網やダイヤルQ2通信網が例示される。
【0023】請求項7記載のカラオケ通信システムにお
いては、請求項2ないし6のいずれか記載のカラオケ装
置は上述のとおりに作用する。情報センタでは、曲パー
ツ記憶手段は、カラオケ演奏に使用されるカラオケ演奏
情報を構成する曲パーツ情報を記憶する。曲パーツ抽出
手段は、曲パーツ記憶手段から曲パーツ情報を抽出す
る。曲パーツ送出手段は、抽出された曲パーツ情報を、
情報通信網を介してカラオケ装置に送出する。情報通信
網は、情報センタとカラオケ装置との通信を仲介する。
【0024】カラオケ装置は、情報センタとの通信によ
り曲パーツ情報を取得できるので、例えば新規な曲パー
ツ情報などをきわめて速やかに取得できる。請求項8記
載のカラオケ通信システムにおいては、請求項3ないし
6のいずれか記載のカラオケ装置は上述のとおりに作用
する。情報センタでは、リスト記憶手段は、1曲のカラ
オケ演奏に使用可能な曲パーツ情報のリストを記憶す
る。リスト送出手段は、リストをカラオケ装置に送出す
る。カラオケ装置の曲パーツ要求手段が、曲パーツ情報
のリストから選択される曲パーツ情報の送出を要求して
くると、曲パーツ抽出手段は、カラオケ装置からの要求
に応じて、曲パーツ記憶手段から曲パーツ情報を抽出す
る。
【0025】カラオケ装置からの要求に応じて、情報セ
ンタが曲パーツ情報を送出するので、カラオケ装置側の
選択の自由度は高くなる。また、必要な曲パーツのみが
送られるので、過剰な情報の送信も回避される。請求項
9記載のカラオケ通信システムにおいては、更新通知手
段は、リストが更新された際に、該更新をカラオケ装置
に通知する。カラオケ装置側では、この更新されたリス
トにある曲パーツ情報が必要であれば、上述のように要
求して送出させることができる。したがって、常に最新
の曲パターンを取得できる。
【0026】請求項10記載のカラオケ通信システムに
おいては、請求項6記載のカラオケ装置は上述のとおり
に作用する。課金センタは、課金要求手段による課金の
要求があると、該課金を要求された金額に対応する課金
情報を送出する。課金センタとカラオケ装置との間に介
在する課金通信網は、課金情報を課金センタからカラオ
ケ装置に伝送し、該課金情報に対して設定されている金
額をカラオケ装置側に対して課金処理する。課金センタ
の設置者側では、曲パーツ情報の対価徴収のためにカラ
オケ装置の設置場所まで出向く等の作業は不要となる。
また、料金の徴収も確実である。
【0027】請求項11記載のカラオケ通信システムに
おいては、課金センタが情報センタを兼ねるので、より
簡単な構成で請求項10の構成によると同等の効果を得
ることができる。
【0028】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、実施例のカラオケ通信システムの概略
構成図、図2はそのシステムの構成要素である情報セン
タと課金センタの構成を示すブロック図、図3はそのシ
ステムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0029】図1に示すように、本カラオケ通信システ
ム1は、課金センタ2と複数のカラオケ装置10とが、
課金通信網5を介して接続されていると共に、情報セン
タ3と複数のカラオケ装置10とが、情報通信網7を介
して接続されて構成されている。また、課金センタ2と
情報センタ3とも接続されている。
【0030】課金通信網5は、例えばビデオテックス通
信網やダイヤルQ2通信網のように、センタから端末に
送信される情報に対して、その料金を課金する機能を持
つものである。現在の日本国内では、ビデオテックス通
信網とダイヤルQ2通信網がその代表的なものとして知
られている。ダイヤルQ2通信網は基本的に時間単位の
従量計算であり、ビデオテックス通信網は、情報の内容
毎に任意の料金を設定可能であり、いわゆるキャプテン
システム等に用いられている。
【0031】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各カラオケ装置10に接続された
公衆電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)
とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通
信網にアクセスしようとしている公衆電話回線(現状と
しては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルし
た公衆電話回線)の課金センタ2への接続・交換、利用
者端末であるカラオケ装置10の管理及び課金センタ2
への加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情
報使用料の課金、情報処理装置と課金センタ2との間の
会話制御、プロトコル変換やコード/パターン変換など
の変換処理等の通信処理機能を提供する。
【0032】一方、情報通信網7は、情報センタ3から
の情報をカラオケ装置10に送信したり、あるいは必要
に応じてカラオケ装置10の稼働情報を情報センタ3に
送信するためにも利用される。そして、この情報通信網
7は、上記課金通信網5のような所定の通信プロトコル
に限定されるものではないので、例えば高速通信が可能
なものを採用できる。あるいは、課金通信網5が回線交
換方式に限定されてしまっている場合でも、この別系統
の情報通信網7であれば必要に応じてパケット交換方式
にすること等も可能である。
【0033】続いて、課金センタ2及び情報センタ3の
構成を図2を参照して説明する。課金センタ2は、制御
手段としてのホストコンピュータ51、記憶手段として
の記憶装置53、入力手段としての入力装置55、通信
手段としての通信制御装置57、プリンタ59およびC
RT61を備えている。記憶装置53は、ホストコンピ
ュータ51が作動するための各種制御プログラムや、課
金すべき金額とその金額に対応する課金情報とをリンク
させた課金情報テーブル、各カラオケ装置10毎の課金
実績等を記憶するためのものである。
【0034】また、入力装置55からはホストコンピュ
ータ51に対する各種指令を入力することができ、例え
ば、記憶装置53に記憶された各カラオケ装置10毎の
課金実績等を加工させたり、課金実績や加工されたデー
タ等をプリンタ59によって印刷させたり、CRT61
に表示させるたりすることができる。
【0035】一方、情報センタ3も課金センタ2と同様
の構成であり、制御手段としてのホストコンピュータ7
1、記憶手段としての記憶装置73、入力手段としての
入力装置75、通信手段としての通信制御装置77、プ
リンタ79およびCRT81を備えている。
【0036】記憶装置73は、ホストコンピュータ71
が作動するための各種制御プログラム、カラオケ曲毎の
エントリー情報120(図5参照)、カラオケ装置10
に送信するための曲パーツ情報およびその曲パーツ情報
の配信記録、各カラオケ装置10から送信されてくる稼
働情報等を記憶するためのもので、本発明の曲パーツ記
憶手段および請求項2に記載のリスト記憶手段に相当し
ている。
【0037】この記憶装置73に記憶されている曲パー
ツ情報としては、伴奏音楽用の音楽情報、字幕表示用の
字幕情報および背景画表示用の背景情報が有り、それぞ
れ数千曲程度のカラオケ曲分がある。ただし、各カラオ
ケ曲に対応する曲パーツ情報の種類は一定ではなく、音
楽情報、字幕情報および背景情報が2種類以上あるも
の、音楽情報、字幕情報、背景情報とも1種類しかない
もの、字幕情報、背景情報のいずれかを欠くもの、音楽
情報、字幕情報、背景情報いずれか一つないし二つが1
種類のみで他は複数種類あるものなどさまざまである。
これら各カラオケ曲用の音楽情報、字幕情報、背景情報
は随時追加あるいは削除できる。なお、本実施例ではそ
のように構成されていないが、音楽情報、字幕情報、背
景情報以外の曲パーツ情報を備えることもできる。
【0038】また、記憶装置73に記憶されているカラ
オケ曲毎のエントリー情報120は、各カラオケ曲を再
生するために必要な曲パーツ情報の種類や組合わせに関
する情報が記述されている。ここで、図4及び図5を参
照して曲パーツ情報の構造とエントリー情報120の構
造について説明する。
【0039】まず曲パーツ情報の構造について説明す
る。曲パーツ情報としての音楽情報、字幕情報および背
景情報は、いずれも図4に示されるように、管理情報1
00、実体情報102およびデータ終了を表すEOD1
04とで構成されている。管理情報100は、曲パーツ
情報を特定する曲パーツコード106、曲パーツ情報の
データのタイプを示すデータタイプ108、曲パーツ情
報の提供に当たって支払いが要求される使用料を示す料
金データ110などで構成されている。実体情報102
はデータタイプ108に従ったデータ構造で記述されて
おり、例えばある曲パーツ情報が音楽情報でデータタイ
プ108としてMIDIとあれば、この音楽情報はMI
DI(Musical Instrument Digital Interface)規格で
記述されていることを示す。
【0040】図5に示すように、エントリー情報120
としては、曲名122および曲を識別するための曲番号
124に続いて、カラオケ演奏に必要な曲パーツ情報の
管理情報100(図4参照)が音楽情報欄126、背景
画情報欄128および字幕情報欄130に記述され、曲
パーツ情報の組合わせに何等かの条件があればそれが条
件欄132に記述される。
【0041】例えばある曲のカラオケ演奏に使用するこ
とができる曲パーツ情報として、音楽情報A、音楽情報
B、背景画情報A、背景画情報B、背景画情報C、字幕
情報Aがあるとすれば、音楽情報欄126には音楽情報
Aおよび音楽情報Bの管理情報100が記述され、背景
画情報欄128には背景画情報A、背景画情報Bおよび
背景画情報Cの管理情報100が記述され、字幕情報欄
130には字幕情報Aの管理情報100が記述される。
また、例えば音楽情報Aと背景画情報A、Bは組合わせ
が可能であるが、音楽情報Aと背景画情報Cとは組合わ
せできない等の条件があれば、その条件が条件欄132
に記述される。
【0042】ここで図2の説明に戻る。図2に示される
ホストコンピュータ71は、記憶装置73に記憶されて
いる制御プログラムに従って各種の制御処理を実行する
他に、記憶装置73から曲パーツ情報や曲パーツ情報の
リストとしてのエントリー情報120(図5参照)を読
み出して、これらを通信制御装置77により情報通信網
7を経てカラオケ装置10に送信することができる。ま
た、ホストコンピュータ71は、曲パーツ情報のリスト
(エントリー情報120)が更新された際にその更新を
通信制御装置77を通して各カラオケ装置10に通知す
ることができる。つまり、ホストコンピュータ71は本
発明の曲パーツ抽出手段並びに請求項3に記載の更新通
知手段に相当し、通信制御装置77は本発明の曲パーツ
送出手段および請求項2に記載のリスト送出手段に相当
している。
【0043】入力装置75からは各種指令を入力するこ
とができ、例えば、記憶装置73に記憶された各カラオ
ケ装置10毎の曲パーツ情報の配信記録、各カラオケ装
置10の稼働記録等をプリンタ79によって印刷させた
り、CRT81に表示させたりすることができる。
【0044】なお、課金センタ2の通信制御装置57と
情報センタ3の通信制御装置77とは接続されており、
相互に情報通信が可能とされている。次に、カラオケ装
置10の構成について説明する。図3に示すように、制
御手段としての中央制御装置31には、記憶手段として
のハードディスク33、音声再生回路35、画面表示制
御装置26、第1の通信手段としての第1通信制御装置
27、第2の通信手段としての第2通信制御装置28お
よび入力手段としての多目的入力キー32が接続されて
おり、音声再生回路35にはミキサアンプ38が、画面
表示制御装置26には表示手段としてのテレビモニタ2
9がそれぞれ接続されている。また、ミキサアンプ38
にはスピーカ41とマイクロフォン43が接続されてい
る。
【0045】中央制御装置31は周知のCPU、RO
M、RAM(いずれも図示略)等を備えるマイクロコン
ピュータとして構成されており、第1通信制御装置27
を通して情報センタ3と通信を実行し、曲パーツ情報の
送出を情報センタ3に要求すること、情報センタ3から
送信されてくる曲パーツ情報並びに曲パーツ情報のリス
ト(エントリー情報120、図5参照)を受信してハー
ドディスク33に記憶させること、1曲分のカラオケ演
奏情報を構成する曲パーツ情報をハードディスク33か
ら読み出すこと、読み出した曲パーツ情報を音声再生回
路35に転送しその再生を指示すること、多目的入力キ
ー32により入力される指示に従って1曲分のカラオケ
演奏情報を構成する曲パーツ情報の組合わせに対応する
曲パターンを構築しその曲パターンをハードディスク3
3に記憶させること、多目的入力キー32により入力さ
れる指示に従って曲パターンを選択してハードディスク
33から読み出すこと、多目的入力キー32により入力
された曲の演奏に使用可能な曲パターンをハードディス
ク33から読み出して画面表示制御装置26に転送しテ
レビモニタ29に表示させること、曲パーツ情報の受信
に際して曲パーツ情報に対して予め設定されている金額
の課金を第2通信制御装置28を通して課金センタ2に
要求すること等が可能である。つまり、中央制御装置3
1は、本発明の曲パターン抽出手段および演奏実行手段
並びに請求項2に記載の曲パーツ要求手段、請求項4に
記載の選択手段、請求項6に記載の課金要求手段に相当
している。また、ハードディスク33は、本発明の演奏
情報記憶手段および請求項4に記載のパターン記憶手段
に相当している。さらに、多目的入力キー32は、請求
項4に記載のパターン入力手段に相当し、中央制御装置
31と共働して請求項4に記載の選択手段としても機能
し、テレビモニタ29は請求項5に記載のパターン表示
手段に相当する。
【0046】第1通信制御装置27は、情報通信網7に
接続するためのものであるので、例えば情報通信網7と
して高速通信が可能なものを採用していたり、あるい
は、回線交換方式とパケット交換方式とを切替可能なも
のが採用されていた場合には、それらに対応可能な通信
制御装置が用いられている。また、第2通信制御装置2
8は課金通信網5用なので、当然その課金通信網5の通
信プロトコルに対応するような通信制御装置が用いられ
ている。
【0047】音声再生回路35は、中央制御装置31に
よってハードディスク33から読み出されて転送されて
くる曲パーツ情報としての音楽情報を受信し、音楽情報
に基づいてアナログの演奏信号を合成し、その演奏信号
をミキサアンプ38に送出することができる。演奏信号
はミキサアンプ38へ送られて、マイクロフォン43を
介して入力する利用者の歌声と適度な割合でミキシング
された音声信号として増幅される。音声信号は、スピー
カ41により演奏音として外部へ出力される。
【0048】画面表示制御装置26は、中央制御装置3
1によってハードディスク33から読み出されて転送さ
れてくる曲パーツ情報としての背景画情報と字幕情報と
を受信し、背景画情報から再生される背景画表示用の信
号と字幕情報から再生される字幕表示用の信号とを合成
(スーパーインポーズ)してテレビモニタ29に送出し
て背景画上に字幕が重ねられた形態で表示させることが
できる。
【0049】この説明から明らかなように、音声再生回
路35および画面表示制御装置26は、中央制御装置3
1と共働して、本発明の演奏実行手段として機能してい
る。ハードディスク33は、上述したように情報センタ
3から送信されてくる曲パーツ情報並びに曲パーツ情報
のリスト(エントリー情報120、図5参照)を記憶す
る他、曲パーツ情報の受信履歴、カラオケ演奏の実行履
歴(回数や日時等)やカラオケ装置10の電源ON/O
FFの日時や故障に関する履歴等、情報通信網7を介し
ての情報センタ3との通信履歴、課金通信網5を介して
の課金センタ2との通信履歴、課金通信網5を介して行
う課金情報要求の履歴等のカラオケ装置10の稼働情報
も記憶する。
【0050】次に、上記構成を有する本実施例のカラオ
ケ通信システム1の動作について、図6に示すカラオケ
装置10における曲パーツ情報の受信に係る処理のフロ
ーチャート、図7に示すカラオケ装置10と情報センタ
3との間の通信シーケンス図、図8に示すカラオケ装置
10と課金センタ2との間の通信シーケンス図、図9に
示す曲パターンリストおよび図10に示すカラオケ装置
10におけるカラオケ演奏に係る処理のフローチャート
を参照して、カラオケ装置10における曲パーツ情報の
受信に係る処理のフローに沿って説明する。
【0051】カラオケ装置10の中央制御装置31は、
多目的入力キー32を介して曲パーツ情報受信処理を指
示されると、図6に示される曲パーツ情報ルーチンを開
始する。まず、中央制御装置31は、情報センタ3との
通信によりエントリー情報を受信するための処理を実行
する(S110)。
【0052】この情報センタ3との通信に関わる処理に
ついて図7を参照して説明する。図7に示すように、カ
ラオケ装置10の中央制御装置31は、第1通信制御装
置27を通して情報通信網7にアクセスし、情報センタ
3に対して発呼し、情報センタ3に着呼したならばパス
ワードを発信する。
【0053】パスワードを受信した情報センタ3ではホ
ストコンピュータ71がパスワードの照合を行い、情報
センタ3に登録されているカラオケ装置10であること
が確認されれば、確認信号を発信する。カラオケ装置1
0の中央制御装置31は、第1通信制御装置27を通し
て確認信号を受信すると、情報センタ3に対して所望す
る情報の送信要求を発信する。ここではカラオケ装置1
0が所望する情報がエントリー情報であるので、中央制
御装置31はエントリー情報の送信要求を発信する。
【0054】情報センタ3のホストコンピュータ71
は、エントリー情報の送信要求を受信すると、記憶装置
73に記憶されている曲パーツ情報の配信記録に基づい
て、そのカラオケ装置10に配信されていない曲パーツ
情報が含まれるエントリー情報を検索して読み出し、読
み出したエントリー情報をカラオケ装置10に対して発
信する。したがって、ここで送信されるエントリー情報
は1件分とは限らない。また、該当するエントリー情報
がない場合にはエントリー情報は発信されず、該当なし
に相当する信号が発信される。
【0055】カラオケ装置10の中央制御装置31は、
送信されてきたエントリー情報を受信してハードディス
ク33に記憶させてから、情報センタ3に対して通信切
断要求を発信する。情報センタ3は、この通信切断要求
を受けるとカラオケ装置10との通信を切断する。
【0056】図6に示すように、カラオケ装置10の中
央制御装置31は、上述のようにして受信したエントリ
ー情報に記述されている曲名と曲番号をハードディスク
33から読み出して、画面表示制御装置26に転送し、
その曲名と曲番号をテレビモニタ29に一覧表示させる
(S120)。
【0057】ここで例えばカラオケ装置10の管理者
が、テレビモニタ29に一覧表示されている曲番号のい
ずれかを選択して多目的入力キー32により入力する
と、中央制御装置31はこの曲番号を選択曲番号として
一時記憶する(S130)。続いて、中央制御装置31
は、選択曲番号に対応するエントリー情報をハードディ
スク33から読み出して、そのエントリー情報に記録さ
れている曲パーツ情報の組み合わせで実現できる曲パタ
ーンのリストを作成し、このリストに対応する表示用の
データを画面表示制御装置26に転送し、曲パターンリ
ストをテレビモニタ29に一覧表示させる(S14
0)。
【0058】例えば図5に示されるエントリー情報12
0に基づけば、図9に示される曲パターンリスト140
が作成される。図9に示すように、曲パターンリスト1
40は、曲パターンを識別するための曲パターン番号1
42、曲のバージョンを表示するサブタイトル144、
音楽情報、背景画情報並びに字幕情報の各バージョンを
表示する組合わせ146およびリマーク148によって
構成され、例えば曲パターン番号1は音楽情報A、背景
画情報A、字幕情報Aの組合わせ、曲パターン番号2は
音楽情報B、背景画情報A、字幕情報Aの組合わせで構
成されることを示している。
【0059】また、リマーク148において丸印が表示
されている曲パターンは、既に各曲パーツ情報が取得済
みで演奏可能となっていることを示し、リマーク148
に星印が表示されている曲パターンは、新たに曲パーツ
情報が追加(例えば背景画情報Cの追加)されることに
よりエントリー情報が更新された組合わせを示し、リマ
ーク148がブランクであれば、既に検討済みの曲パタ
ーン情報で、いまだその曲パターンの使用許可を受けて
いないものを示している。
【0060】次に、例えばカラオケ装置10の管理者
が、テレビモニタ29に表示されている曲パターンリス
トを参照しながら、曲パターン番号のいずれかを選択し
て多目的入力キー32により入力すると、中央制御装置
31はこの曲パターン番号を一時記憶する(S15
0)。
【0061】次に、中央制御装置31は、次曲の選択操
作の有無を判断する(S160)。具体的には、中央制
御装置31は、多目的入力キー32を介して次曲選択の
指示を受けたなら次曲の選択操作が有ると判断し(S1
60でYES)、S120に回帰する。また多目的入力
キー32を介して次曲選択なしの指示を受けたならば
(S160でNO)、S170に移行する。
【0062】S170では、中央制御装置31は、S1
20〜S150で選択された曲パターンに含まれる曲パ
ーツ情報と既に取得済みの曲パーツ情報とを対比して、
新たに取得を要する曲パーツ情報を選定する(S17
0)。続いて、中央制御装置31は、S170で選定し
た曲パーツ情報の使用料金を、エントリー情報に含まれ
ている管理情報100の料金データ110により算出し
(S180)、その使用料金をテレビモニタ29に表示
させる(S190)。
【0063】次に、例えばカラオケ装置10の管理者
が、上述のように選定された曲パーツ情報を受信するた
めに、多目的入力キー32の実行キーを操作すると(S
200でYES)、中央制御装置31はS220の処理
に移行する。また、選定された曲パーツ情報の受信が不
要であり、多目的入力キー32の取消キーが操作された
場合には(S200でNO)、中央制御装置31は、S
210の処理に移行する。S210では、中央制御装置
31は、多目的入力キー32を介して入力される指示に
基づいて、曲パーツ情報ルーチン終了であるかを判断
し、肯定判断であればこのルーチンを終了し、否定判断
であればS120に回帰する。
【0064】S220では、中央制御装置31は、情報
センタ3との通信により曲パーツ情報を受信するための
処理を実行する。この情報センタ3との通信に関わる処
理は、上述したエントリー情報受信のための処理と同様
である(図7参照)。ただし、今回は所望する情報が曲
パーツ情報であるので、中央制御装置31は情報センタ
3に対して曲パーツ情報の曲パーツコードを送信し、そ
の曲パーツ情報の送信要求とする。情報センタ3では、
ホストコンピュータ71が、記憶装置73から該当の曲
パーツ情報を読み出して通信制御装置77を通して送信
する。カラオケ装置10の中央制御装置31は、情報セ
ンタ3から送信されてくる曲パーツ情報を受信した後、
通信切断要求を送信して情報センタ3との通信を終了す
る。
【0065】続いて中央制御装置31は、上述のように
受信した曲パーツ情報をハードディスク33に記憶さ
せ、併せてこの曲パーツ情報を得たことにより実現可能
となった曲パターンを作成してハードディスク33に記
憶させる(S230)。すなわち中央制御装置31は請
求項4に記載のパターン構築手段として機能する。
【0066】次に、中央制御装置31は、課金センタ2
との通信により、上記受信した曲パーツ情報の使用料金
を課金するための処理を実行する(S240)。この課
金センタ2との通信に関わる処理について図8を参照し
て説明する。図8に示すように、カラオケ装置10の中
央制御装置31は、第2通信制御装置28を通して課金
通信網5にアクセスし、課金センタ2に対して発呼し、
課金センタ2に着呼したならばパスワードを発信する。
パスワードを受信した課金センタ2ではホストコンピュ
ータ51がパスワードの照合を行い、課金センタ2に登
録されているカラオケ装置10であることが確認されれ
ば、確認信号を発信する。
【0067】カラオケ装置10の中央制御装置31は、
第2通信制御装置28を通して確認信号を受信すると、
課金センタ2に対してS220で受信した曲パーツ情報
の使用料金を発信する。課金センタ2のホストコンピュ
ータ51は、使用料金を受信すると、記憶装置53に記
憶されている料金対課金情報のテーブルから受信した使
用料金に対応する課金情報読み出し、読み出した課金情
報を課金通信網5によりカラオケ装置10に対して発信
する。
【0068】課金通信網5によってこの課金情報の送信
がなされると、課金情報毎に予め設定されている料金
が、課金通信網5によって、カラオケ装置10が接続さ
れている電話回線の加入契約者に対して課金される。こ
の料金は、電話回線使用料と合わせて代理徴収される。
【0069】つまり、中央制御装置31は、使用料金を
送信することにより、課金センタ2に対して課金情報の
送信を要求すると同時に課金処理を要求していることに
なる。なお、課金情報は、課金通信網5による課金処理
のトリガとなる情報であり、課金情報と課金金額とが一
対一で対応していれば単なる数字や記号の羅列で構わな
い。
【0070】カラオケ装置10の中央制御装置31は、
課金情報を受信すると課金センタ2に通信切断要求を発
信する。課金センタ2は、この要求を受信するとカラオ
ケ装置10との通信を終了する。また、カラオケ装置1
0は、通信切断要求の発信後、課金センタ2との通信を
終了して曲パーツ情報ルーチンを終了する。
【0071】このようにして情報センタ3から受信され
た曲パーツ情報は、既に受信されてハードディスク33
に記憶されている曲パーツ情報と同様にカラオケ演奏に
使用される。このカラオケ演奏の手順について図10に
示されるカラオケ演奏ルーチンを参照して簡単に説明す
る。
【0072】まず、中央制御装置31は、利用者が多目
的入力キー32あるいは図示しないリモコンを操作する
ことで歌いたい曲をリクエストするのを待つ(S31
0)。リクエストがあると(S310でYES)、中央
制御装置31は、リクエスト曲の曲パターンをハードデ
ィスク33から読み出してテレビモニタ29に表示させ
(S320)、利用者によって曲パターンが選択される
のを待つ(S330)。
【0073】利用者が多目的入力キー32またはリモコ
ンを操作して所望の曲パターンを選択すると(S330
でYES)、中央制御装置31は、その曲パターンを構
成する曲パーツ情報をハードディスク33から読み出す
(S340)。続いて、中央制御装置31は、読み出し
た曲パーツ情報の内の音楽情報を音声再生回路35に、
背景画情報と字幕情報を画面表示制御装置26にそれぞ
れ転送する。
【0074】音声再生回路35は、中央制御装置31か
ら転送されてくる音楽情報に基づいてアナログの演奏信
号を合成し、その演奏信号をミキサアンプ38に送出す
る。演奏信号はミキサアンプ38へ送られて、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされた音声信号として増幅され、スピーカ
41により演奏音として外部へ出力される。
【0075】画面表示制御装置26は、中央制御装置3
1から転送されてくる背景画情報と字幕情報とを受信
し、背景画情報から再生される背景画表示用の信号と字
幕情報から再生される字幕表示用の信号とを合成(スー
パーインポーズ)してテレビモニタ29に送出して背景
画上に字幕が重ねられた形態で表示させる。利用者は、
この画面表示を見ながらカラオケを歌うことができる。
【0076】以上のように、実施例のカラオケ通信シス
テム1によれば、次のとおりの効果が得られる。まず、
カラオケ装置10は、情報センタ3から送信されてハー
ドディスク33に記憶されている曲パーツ情報を、曲パ
ターンに従って組み合わせてカラオケ演奏を実行する。
したがって、同一の曲であっても複数種類の演奏形態や
背景画、字幕などを組み合わせて利用者に提供できるの
でカラオケを楽しむ際の利用者側の選択の自由度が向上
される。
【0077】また、カラオケ装置10側からの要求によ
り曲パーツが送られてくるので、カラオケ装置10側の
選択の自由度は高くなる。しかも必要な曲パーツのみが
送られるので、過剰な情報の送信も回避される。情報セ
ンタ3の記憶装置73に記憶されているエントリー情報
(曲パーツ)が更新、追加された際には、更新、追加さ
れた内容を反映したエントリー情報がカラオケ装置10
に送られてくるので、カラオケ装置10側では、この更
新、追加されたエントリー情報にある曲パーツ情報が必
要であれば、情報センタ3に要求して送出させることが
できる。したがって、常に最新の曲パターンを取得でき
る。
【0078】利用者は、テレビモニタ29に表示されて
いる曲パターンを見ながら所望の曲パターンを選択する
だけで、所望の曲パーツ情報に基づくカラオケ演奏を実
行させることができる。したがって、この構成になるカ
ラオケ装置10は操作性に優れている。
【0079】曲パーツ情報の使用料金が課金通信網5に
よってカラオケ装置10側に課金され、例えばカラオケ
装置10が接続されている電話回線の回線使用料と合わ
せて徴収され、手数料等を控除されて課金センタ2の設
置者に引き渡される。したがって、課金センタ2の設置
者側では、料金徴収のために例えばカラオケ装置10の
設置場所やカラオケ装置10の所有者の所在地まで出向
く等の作業は不要となる。また、料金の徴収も確実であ
る。
【0080】以上、実施例に従って、本発明について説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに
実施できることは言うまでもない。例えば、実施例では
情報センタと課金センタとを設けているが、情報センタ
が課金センタを兼ねる構成とすることも可能である。こ
のように構成すれば、より簡単な構成で実施例と同等の
効果を得ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のカ
ラオケ装置によれば、カラオケを楽しむ際の利用者側の
各種選択の自由度が向上される。請求項2記載のカラオ
ケ装置によれば、情報センタとの通信により曲パーツ情
報を取得できるので、例えば新規な曲パーツ情報などを
きわめて速やかに取得できる。
【0082】請求項3記載のカラオケ装置によれば、カ
ラオケ装置側の要求に応じて情報センタが曲パーツ情報
を送出するので、カラオケ装置側の選択の自由度は高く
なる。また、必要な曲パーツのみが送られるので、過剰
な情報の送信も回避される。請求項4記載のカラオケ装
置によれば、利用者は、曲パターンを選択するだけで所
望の曲パーツ情報に基づくカラオケ演奏を実行させるこ
とができる。したがって、この構成になるカラオケ装置
は操作性に優れている。
【0083】請求項5記載のカラオケ装置によれば、利
用者はリクエストの入力に続いて表示される曲パターン
を見ながら曲パターンを選択することができるので、操
作性は一層向上される。請求項6記載のカラオケ装置に
よれば、課金センタの設置者側では、曲パーツ情報の対
価徴収のためにカラオケ装置の設置場所まで出向く等の
作業は不要となる。また、料金の徴収も確実である。
【0084】請求項7記載のカラオケ通信システムにお
いては、カラオケ装置は、情報センタとの通信により曲
パーツ情報を取得できるので、例えば新規な曲パーツ情
報などをきわめて速やかに取得できる。請求項8記載の
カラオケ通信システムにおいては、カラオケ装置からの
要求に応じて情報センタが曲パーツ情報を送出するの
で、カラオケ装置側の選択の自由度は高くなる。また、
必要な曲パーツのみが送られるので、過剰な情報の送信
も回避される。
【0085】請求項9記載のカラオケ通信システムにお
いては、カラオケ装置側では、常に最新の曲パターンを
取得できる。請求項10記載のカラオケ通信システムに
おいては、課金センタの設置者側では、曲パーツ情報の
対価徴収のためにカラオケ装置の設置場所まで出向く等
の作業は不要となる。また、料金の徴収も確実である。
【0086】請求項11記載のカラオケ通信システムに
おいては、課金センタが情報センタを兼ねるので、より
簡単な構成で請求項10の構成によると同等の効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のカラオケ通信システムの概略構成図
である。
【図2】 実施例のカラオケ通信システムの構成要素で
ある情報センタと課金センタの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 実施例のカラオケ通信システムの構成要素で
あるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 曲パーツ情報の構造の説明図である。
【図5】 エントリー情報の構造の説明図である。
【図6】 カラオケ装置で実行される曲パーツ情報ルー
チンのフローチャートである。
【図7】 カラオケ装置と情報センタとの間の通信シー
ケンス図である。
【図8】 カラオケ装置と課金センタとの間の通信シー
ケンス図である。
【図9】 曲パターンリストの説明図である。
【図10】 カラオケ装置で実行されるカラオケ演奏ル
ーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・カラオケ通信システム、 2・・・課金センタ、 3・・・情報センタ、 5・・・課金通信網、 7・・・情報通信網、 10・・・カラオケ装置、 26・・・画面表示制御装置(演奏実行手段)、 27・・・第1通信制御装置(第1の通信手段)、 28・・・第2通信制御装置(第2の通信手段)、 29・・・テレビモニタ(パターン表示手段)、 31・・・中央制御装置(曲パターン抽出手段、演奏実
行手段、曲パーツ要求手段、選択手段、パターン構築手
段、課金要求手段)、 32・・・多目的入力キー(パターン入力手段、選択手
段)、 33・・・ハードディスク(演奏情報記憶手段、パター
ン記憶手段) 35・・・音声再生回路(演奏実行手段)、 51・・・ホストコンピュータ、 53・・・記憶装置、 57・・・通信制御装置、 71・・・ホストコンピュータ(曲パーツ抽出手段、更
新通知手段)、 73・・・記憶装置(曲パーツ記憶手段、リスト記憶手
段)、 77・・・通信制御装置(曲パーツ送出手段、リスト送
出手段)、 120・・・エントリー情報。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ演奏に使用されるカラオケ演奏
    情報を構成する曲パーツ情報を記憶する演奏情報記憶手
    段と、 1曲分のカラオケ演奏情報を構成する前記曲パーツ情報
    の組合わせに対応する前記曲パーツ情報を前記演奏情報
    記憶手段から抽出する曲パターン抽出手段と、該曲パタ
    ーン抽出手段により抽出された前記曲パーツ情報を使用
    してカラオケ演奏を実行する演奏実行手段とを備えるこ
    とを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラオケ装置において、 前記曲パーツ情報を送出する情報センタとカラオケ装置
    との通信を仲介する情報通信網にアクセスして前記送信
    されてくる曲パーツ情報を受信する第1の通信手段を設
    けると共に、 前記演奏情報記憶手段は、前記第1の通信手段により受
    信された前記曲パーツ情報を記憶することを特徴とする
    カラオケ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカラオケ装置において、 1曲のカラオケ演奏に使用可能な曲パーツ情報のリスト
    から選択される曲パーツ情報の送出を前記情報センタに
    要求する曲パーツ要求手段を設けたことを特徴とするカ
    ラオケ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載のカラ
    オケ装置において、 パターン入力手段により入力される指示に従って1曲分
    のカラオケ演奏情報を構成する前記曲パーツ情報の組合
    わせに対応する曲パターンを構築する曲パターン構築手
    段と、 該パターン構築手段により構築された曲パターンを記憶
    するパターン記憶手段と、 該パターン記憶手段に記憶されている前記曲パターンか
    ら所望の前記曲パターンを選択する選択手段とを備える
    と共に、 前記曲パターン抽出手段は、前記選択手段により選択さ
    れた曲パターンに従って前記曲パーツ情報を前記演奏情
    報記憶手段から抽出することを特徴とするカラオケ装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のカラオケ装置において、 リクエスト入力手段により入力された曲の演奏に使用可
    能な前記曲パターンを表示するパターン表示手段を設け
    たことを特徴とするカラオケ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか記載のカラ
    オケ装置において、 前記曲パーツ情報の受信に際して該曲パーツ情報に対し
    て予め設定されている金額の課金を要求する課金要求手
    段と、 該課金要求手段による課金の要求に応じて課金センタが
    送出する課金情報を前記カラオケ装置に伝送すると、該
    課金情報に対して設定されている金額を前記カラオケ装
    置側に対して課金処理する課金通信網にアクセス可能な
    第2の通信手段とを設けたことを特徴とするカラオケ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし6のいずれか記載のカラ
    オケ装置と、 カラオケ演奏に使用されるカラオケ演奏情報を構成する
    曲パーツ情報を記憶する曲パーツ記憶手段と、 前記曲パーツ記憶手段から前記曲パーツ情報を抽出する
    曲パーツ抽出手段と、 該抽出された曲パーツ情報を前記情報通信網を介して前
    記カラオケ装置に送出する曲パーツ送出手段とを備える
    情報センタと、 前記情報センタとカラオケ装置との通信を仲介する情報
    通信網とを含むことを特徴とするカラオケ通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のカラオケ通信システムに
    おいて、 請求項3ないし6のいずれか記載のカラオケ装置を設
    け、 前記情報センタに、 1曲のカラオケ演奏に使用可能な曲パーツ情報のリスト
    を記憶するリスト記憶手段と、 該リストを前記カラオケ装置に送出するリスト送出手段
    とを設けると共に、 前記曲パーツ抽出手段は、前記カラオケ装置からの要求
    に応じて前記曲パーツ記憶手段から前記曲パーツ情報を
    抽出することを特徴とするカラオケ通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載のカラオケ通信シ
    ステムにおいて、 前記情報センタは、前記リストが更新された際に該更新
    を前記カラオケ装置に通知する更新通知手段を備えるこ
    とを特徴とするカラオケ通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし9のいずれか記載のカ
    ラオケ通信システムにおいて、 請求項6記載のカラオケ装置と、 前記課金要求手段による課金の要求があると該課金を要
    求された金額に対応する課金情報を送出する課金センタ
    と、 前記課金センタと前記カラオケ装置との間に介在し、前
    記課金センタから前記カラオケ装置に前記課金情報を伝
    送すると、該課金情報に対して設定されている金額を前
    記カラオケ装置側に対して課金処理する課金通信網とを
    設けたことを特徴とするカラオケ通信システム。
  11. 【請求項11】 前記課金センタが前記情報センタを兼
    ねることを特徴とする請求項10記載のカラオケ通信シ
    ステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197549A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Daiichikosho Co Ltd 同一楽曲で複数の異なる音楽作品の取り扱いに特徴を有するカラオケ選曲装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008197549A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Daiichikosho Co Ltd 同一楽曲で複数の異なる音楽作品の取り扱いに特徴を有するカラオケ選曲装置

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